JP3121534B2 - 気室の接続構造 - Google Patents

気室の接続構造

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JP3121534B2 JP07304317A JP30431795A JP3121534B2 JP 3121534 B2 JP3121534 B2 JP 3121534B2 JP 07304317 A JP07304317 A JP 07304317A JP 30431795 A JP30431795 A JP 30431795A JP 3121534 B2 JP3121534 B2 JP 3121534B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気室同士を略直
角に接続して両気室の気室を連通せしめる気室の接続構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばエアーテントの気柱体等を
構成する略円柱形のゴム引布製気室においては、上記構
造体を構成するために、気室の端部を他の気室の外周面
に対して直角に接続し、上記両気室を一つに連通せしめ
る必要を生じる場合がある。
【0003】従来、上記した如く気室同士を直角に接続
する場合においては、接続部分の形状が曲面同士である
ことから、接続部分が不自然に変形した状態で接続する
ことが多い。従って、従来の気室の接続構造において
は、上記したような不具合を回避するために、例えば実
開平5−51627号のもののように、両気室に開設し
た連通口同士の間を、リング状に形成した気密テープと
取り付け布を使用して接続したものがある。
【0004】図9及び図10にて示すように、上記した
接続構造は、一方の気室101の端面101aにおける
中心部に開口104を開設すると共に、上記気室101
の端面101aが接続される他方の気室102の外周面
に上記開口104と同径な開口105を開設し、これら
開口105と開口104を重ね合わせた状態とする。
【0005】上記開口104周囲の気室101内側面
と、開口105周囲の気室102内側面とには、それぞ
れリング状に切断した気密テープ106aと106bと
を接着し、両テープ106a,106bの内周側半部に
おける糊代部分同士を付き合わせて接着することによ
り、両気室101,102同士を気密保持した状態で接
続している。
【0006】また、上記した気室101端面101a
と、気室102外周面との間における接続部の周囲に
は、リング状に形成した2枚の取り付け布108a,1
08bを重ね合わせた状態で介在してある。上記両取り
付け布108a,108bの開口部周縁同士は接着固定
して一体化してあり、上記一方の取り付け布108aを
気室101の端面101aに対して、また、他方の取り
付け布108bを気室102の外周面に接着することに
より、両気室101,102の接続補強を上記両取り付
け布108a,108bを介して行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く構成した
気室の接続構造は、一方の取り付け布108aが一方の
気室101の膨張形状に対応して変形すると同時に、も
う一方の取り付け布108bが他方気室102の膨張形
状に対応して変形するので、両気室101,102の接
続部がうまくなじんだ状態となって変形に対して強い接
続を維持することができる。
【0008】しかし、上記した従来の接続構造にあって
は、両開口104,105の両方に対して気密テープ1
06a,106bを別々に接着するとともに、これら両
気密テープ106a,106bの糊代同士を正確に合わ
せた状態で接着しなければ成らないので、気密保持のた
めに必要な部材の数が多くなり、また、それらの接着作
業も難しく、大変な手間を必要としていた。
【0009】本発明の目的は、上記した如き従来の気室
の接続構造に対して、気密保持に必要な部材が少なく、
且つ、それら部材の接着作業を容易に行うことのできる
よう、構造を合理的に簡素化することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、略円柱状に膨張する2本のゴム引布
製気室の周面同士を接続してこれら両気室を連通せしめ
る接続構造であって、前記一方の気室の周面接続部分に
連通口を開設すると共に、この連通口が接続される他方
気室の周面接続部分に上記連通口よりも所定量内径の大
きい開口を開設し、この開口周囲の気室内面側に平面的
なシートを環状に切断して成る気密テープを接着すると
共に、該気密テープにおける上記開口の口縁よりも内側
に延出する部分に構成した接着代を、上記一方の気室周
面における連通口の口縁周囲に接着して上記開口と連通
口とを気密保持した状態で接合し、且つ、上記一方の気
室の周面と他方の気室の周面との間における連通口及び
開口の周囲に、上記一方の気室の外径よりも小径に形成
した環状の取り付け布を2枚重ね合わせた状態で介在せ
しめると共に、両取り付け布相互を同布の環状に沿って
止着し、該取り付け布の片面を一方の気室の周面に、も
う片面を他方の気室の周面にそれぞれ接着してなるもの
である。
【0011】上記した気室の接続構造は、一方の気室の
端面をゴムシートにより構成するとよい。
【0012】また、本発明は、略円柱状に膨張する2本
のゴム引布製気室の周面同士を接続してこれら両気室を
連通せしめる接続構造であって、前記一方の気室の周面
接続部分に連通口を開設すると共に、この連通口が接続
される他方気室の周面接続部分に上記連通口よりも所定
量内径の大きい開口を開設し、この開口周囲の気室内面
側に平面的なシートを環状に切断して成る気密テープを
接着すると共に、該気密テープにおける上記開口の口縁
よりも内側に延出する部分に構成した接着代を、上記一
方の気室周面における連通口の口縁周囲に接着して上記
開口と連通口とを気密保持した状態で接合し、且つ、上
記一方の気室の周面と他方の気室の周面との間における
連通口及び開口の周囲に、上記一方の気室の外径よりも
小径に形成した環状の取り付け布を2枚重ね合わせた状
態で介在せしめると共に、両取り付け布相互を同布の環
状に沿って止着し、該取り付け布の片面を一方の気室の
周面に、もう片面を他方の気室の周面にそれぞれ接着し
てなるものである。
【0013】上記した如き手段によれば、以下に記する
作用を伴う。一方の気室の端面に開設した連通口と、他
方の気室の外周に開設した開口とは、環状に形成した気
密テープを介して接合される。気密テープは、他方の気
室に開設した開口の口縁周囲に気室内側から接着され、
上記開口よりも内側に延出する接着代を一方の気室の端
面に開設した連通口の周囲に対して接着してある。これ
により、上記連通口と開口とは上記気密テープによる接
着面により両口縁周囲から外部への空気の逃げ道を塞が
れ、気密保持された状態で接合される。
【0014】また、上記一方の気室の端面と他方の気室
の外周面との間における連通口及び開口の周囲には、一
方の気室の外径よりも小さな環状に形成した2枚の取り
付け布が介在してある。気室の外形よりも小径な2枚の
取り付け布は同布の環状に沿って相互を止着することに
より一体化しており、その片面が一方の気室の端面に、
もう片面が他方の気室の外周面に接着されている。よっ
て、両気室は連通口及び開口の周りに設けられる取り付
け布同士の止着部を介して接合され、両気室の接続部に
加わる荷重は、気室外径よりも小径で環状に構成される
止着部の変形により柔軟に受けられる。
【0015】上記一方の気室の端面をゴムシートにより
構成したものにおいては、同端面をゴム引き布で構成し
た場合において、部材端面から部材端面へ通じる布繊維
の微細な気孔によりできる空気の逃げ道を無くすことが
できる。
【0016】また、請求項3記載の接続構造において
は、2本の気室の周面同士が、上記接続構造と同様な構
造を介して接続され、両気室間が連通状態となる。即
ち、両気室周面に開設した連通口と開口とが接合し、開
口の内側から接着した気密テープの接着代が連通口の周
囲に接着されることにより両気室接続部分の気密が保持
される。また、上記接続部の周囲に設けた2枚一対の取
り付け布が両気室周面に対して別々に接着することで両
気室間の接合強度が維持される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図3は気室の接続構造を示
している。この接続構造は、例えばエアーテントの気柱
同士の接続に用いるものであって、図3にて示すよう
に、一方の気室1の端部を他方の気室2の外周部に対し
て略直角に接続して両気室1,2を一気室として連通せ
しめるものである。
【0018】一方の気室1は、ゴム引布から成り、略円
柱状に膨張するように構成してある。上記気室1の端面
を構成する部材1bは円形に裁断し、その外周部を気室
1外周面を構成する部材1aの端部開口の内周側に折り
込んで接着し、さらに、その接着部の内側に沿って気密
テープ1cを接着して同部の気密を維持してある。上記
気室1端部の中心部には気室同士1,2を連通する連通
口3を開設してある。
【0019】他方の気室2は、上記した気室1と同様
に、ゴム引布から成り、気室1と同径な略円柱形に膨張
するように構成してある。上記気室2外周面における気
室1の端部が接続される箇所には、上記気室1端部の連
通口3と接合する開口4を開設してある。この開口4は
上記連通口3の内径寸法よりも幾分大きく形成してあ
る。
【0020】上記開口4の気室2内面側には平面的に展
開したシートをリング状に切断してなる気密テープ5を
接着する。この気密テープ5は、外径が上記開口4より
も大きく、且つ内径が開口4よりも小さく、気室1の連
通口3と略同径となるように形成してある。これによ
り、上記したように接着した気密テープ5の内径側半部
に、開口4の内側に延出する接着代5aが形成されるよ
うに構成してある。
【0021】上記接着代5aは、気室2の開口4と気室
1の連通口3と付き合わせた状態にて、上記連通口の周
囲に接着せしめてあり、これにより、上記連通口3と開
口4との間の間隙は、1枚の気密テープ5の接着により
完全に塞がれ、気密保持された状態で接合された状態と
なる。即ち、気室1端面の部材1bが上記気密テープ5
の接着代5aを接着する部材として兼用されることにな
る。
【0022】上記気室1の端面と、気室2外周面との間
における連通口3及び開口4の周囲には、リング状の取
り付け布6を2枚重ねた状態で介在せしめてある。両取
り付け布6は、外径が気室1の外径よりも小さく、且つ
内径が上記開口4と略同径なリング形に形成してある。
また、上記両取り付け布6は、同布幅の内側口縁に沿う
止着線6a上を縫着することにより一体化してある(図
4)。そして、上記したように一体化した取り付け布6
の片面を気室1の端面に対して接着する共に、もう片面
を気室2の外周面に接着してある。これにより両取り付
け布6は、接着面となるそれぞれの気室1,2の外面形
状に沿って変形し、密着した状態で接着される。
【0023】尚、本実施例においては、両取り付け布6
同士を止着する手段として縫着を選択したが、両取り付
け布6は縫着以外の止着手段、例えばウエルダーや接着
剤を使用したもの、あるいはこれらと縫着を併用したも
のであってもよい。
【0024】上記したように、両気室1,2は止着線6
aに沿う縫着部により強固に接続される。よって、両気
室1,2の接続部に加わる荷重は、比較的小径で環状に
止着される縫着部が変形することにより柔軟に受けら
れ、且つ接続強度も十分確保することができる。
【0025】図2にて示す接続構造は、上記したものと
同様に構成されるが、気室1の端面を構成する部材1
b’として、ゴムシートを使用している。ゴムシートは
ゴム引布のように、繊維間に形成される微小な気孔によ
り、シートの端面間が連絡されることがない。つまり、
上記部材1b’をゴム引き布にて構成した場合には、気
室1,2内の空気が上記部材1b’の端面e1から端面
e2へ抜けて微小量ずつ流出する可能性があるが、同部
材1b’をゴムシートにすることにより、上記経路で発
生する空気の抜けを防止することができる。
【0026】また、気室1の端面の部材としてゴム引布
を使用した場合であっても、その外周部を図1にて示す
もののように気室1外周面を構成する部材1aの端部内
周側に折り込んで接着することにより、若干加工性が低
下するものの、上記した空気のもれを防止することが可
能である。その点、上記した如く部材1b’にゴムシー
トを使用した場合は、部材1b’の外周部を、気室1外
周面の部材1aの端部外周側に折り込んでも空気抜けが
生じないので、加工し易いと云う点で優れている。
【0027】図5は、上記した如き接続構造にて気室同
士を接続して構成したエアーテント用の気柱を示し、ア
ーチ状に形成した気柱21の外周面に対して、3本の横
柱22を直角に接続してなる複数の気柱要素20と、ア
ーチ形に構成した気柱要素25とを、着脱可能な接続布
60を介して接続することにより、エアーテントの骨組
み構造を構成する。
【0028】図6にて示すように、上記接続布60は、
円形に切断した2枚のゴム引布61を重ねわせ、その中
心部周囲に沿って設定した環状の縫着線62に沿って縫
着若しくは接着することにより一体化し、両接続布の外
面をそれぞれ接続する気柱21,22の接続部に接着す
るように構成してある。
【0029】上記した気柱要素20及び25は、下端部
に空気注入口(図示せず)を備え、この空気注入口から
圧搾空気を注入することにより膨張せしめ、エアーテン
トの骨組みを構成する。図示した如く膨張した気柱の骨
組みの上には、同骨組みの外形に対応して形成したシー
トを被覆し、相互をずれないように固定すれば、テント
として使用可能な状態となる。尚、上記したエアーテン
トは気柱要素25の数を増減することによって、大きさ
の異なるエアーテントを容易に構成することができる。
【0030】次ぎに、図7及び図8にて示す接続構造を
説明する。この接続構造は、気室1’及び気室2’の周
面同士を接続し、両気室1’,2’を略X形に接続する
ものである。この接続構造は前記したものと同様に構成
される。即ち、気室1’の周面に開設した連通口3と、
もう一方の気室2’の周面に開設した開口4とを接合
し、上記開口4の内側に接着した気密テープ5の接着代
5aを連通口3の外周部に対して接着する。
【0031】また、上記接続部の周囲には2枚重ね合わ
せて一体的縫着した取り付け布6を装着し、これら取り
つけ布6を両気室1’,2’の周面に対して別々に接着
することにより、両気室1’,2’周面同士を接合して
いる。上記した如く接続した両気室1’,2’は図7に
て示すように略X形に交差下状態で接続され、それぞれ
の気室内が連通した状態となる。
【0032】尚、上記した接続構造において、接続する
両気室の交差角度は自由であり、例えば直角であって
も、若しくは図7にて示すもののように直角よりも小さ
な角度であってもよく、さらに両気室を平行に配置した
状態にて接続してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、一枚の気
密テープにより一方の気室の連通口と他方の気室の開口
とを気密保持した状態で接合することができるので、2
枚の気密テープを必要としていた従来のものと比較する
と、気密保持に必要な部材を半減することができ、構造
の簡素化を行えると共に、製造時間とコストを大幅に低
減することができる。
【0034】また、上記気密テープによる接合は、内径
の大きな開口の周囲に接着し、同開口の内側に延出する
接着代を、接着相手となる連通口の周囲に対して接着す
るだけであるから、従来のように、両気室の連通口同士
を正確に一致させた上で2枚の気密テープの開口部周囲
同士を付き合わせて接着する必要があるものと比較し
て、気密保持部の接着作業が大変簡単で、さらに気密も
れのないように確実に接合することができる。
【0035】さらに、一方の気室の端面の部材をゴムシ
ートにより構成したものにおいては、気室の端面をゴム
引き布で構成した場合のように、部材端面から部材端面
へ通じる布繊維の微細な気孔によりできる空気の逃げ道
を無くすことができるので、上記した微細な気孔を介し
て行われる空気の逃げを解消することができる。これに
より、長期の時間経過と共に生じる気室内気圧の減少を
削減することができる。
【0036】請求項3記載の接続構造においては、上記
接続構造を利用して気室の周面同士を容易に接続するこ
とができるので、例えば、2本の気室を略X形に重ねて
接続したり、若しくは平行に重ねた状態で接続すること
も可能となり、気室同士の接続構造をより多用化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した気室の接続部を示す縦断
面図。
【図2】 気室端面をゴムシートにより構成した気室
の接続部を示す縦断面図。
【図3】 上記接続部を示す斜視図。
【図4】 取り付け布を示す斜視図。
【図5】 本発明の接続構造を用いて構成した気室要
素を組み合わせて成るエアーテントの気柱を示す斜視
図。
【図6】 上記エアーテントの接続部を示す拡大縦断
面図。
【図7】 気室同士をX状に接続した状態を示す正面
図。
【図8】 同気室同士の接続部を示す拡大縦断面図。
【図9】 従来の気室接続構造を示す斜視図。
【図10】 従来の気室接続構造を示す縦断面図。
【符号の説明】
1,1’・・・気室 2,2’・・・気室 3・・・連通口 4・・・開口 5・・・気密テープ 5a・・・接着代 6・・・取り付け布 6a・・・止着線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円柱状に膨張する一方のゴム引布製
    気室の端部を、略円柱状に膨張する他方のゴム引布製気
    室の外周に対して略直角に接続して両気室内を連通せし
    める接続構造において、前記一方の気室端面における略
    中心部に連通口を開設すると共に、この気室端面が接続
    される他方気室の外周部に上記連通口よりも所定量内径
    の大きい開口を開設し、この開口周囲の気室内面側に平
    面的なシートを環状に切断して成る気密テープを接着す
    ると共に、該気密テープにおける上記開口の口縁よりも
    内側に延出する部分に構成した接着代を、上記一方の気
    室端面における連通口の口縁周囲に接着して上記開口と
    連通口とを気密保持した状態で接合し、且つ、上記一方
    の気室の端面と他方の気室の外周面との間における連通
    口及び開口の周囲に、上記一方の気室の外径よりも小径
    に形成した環状の取り付け布を2枚重ね合わせた状態で
    介在せしめると共に、両取り付け布相互を同布の環状に
    沿って止着し、該取り付け布の片面を一方の気室の端面
    に、もう片面を他方の気室の外周面にそれぞれ接着して
    なる気室の接続構造。
  2. 【請求項2】 上記一方の気室の端面をゴムシートに
    より構成して成る請求項1記載の気室の接続構造。
  3. 【請求項3】 略円柱状に膨張する2本のゴム引布製
    気室の周面同士を接続してこれら両気室を連通せしめる
    接続構造であって、前記一方の気室の周面接続部分に連
    通口を開設すると共に、この連通口が接続される他方気
    室の周面接続部分に上記連通口よりも所定量内径の大き
    い開口を開設し、この開口周囲の気室内面側に平面的な
    シートを環状に切断して成る気密テープを接着すると共
    に、該気密テープにおける上記開口の口縁よりも内側に
    延出する部分に構成した接着代を、上記一方の気室周面
    における連通口の口縁周囲に接着して上記開口と連通口
    とを気密保持した状態で接合し、且つ、上記一方の気室
    の周面と他方の気室の周面との間における連通口及び開
    口の周囲に、上記一方の気室の外径よりも小径に形成し
    た環状の取り付け布を2枚重ね合わせた状態で介在せし
    めると共に、両取り付け布相互を同布の環状に沿って止
    着し、該取り付け布の片面を一方の気室の周面に、もう
    片面を他方の気室の周面にそれぞれ接着してなる気室の
    接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102159160B1 (ko) * 2020-03-30 2020-09-23 정덕구 Etfe 필름을 활용한 구조물의 단열보강장치

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