JPH0632788U - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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Publication number
JPH0632788U
JPH0632788U JP7432392U JP7432392U JPH0632788U JP H0632788 U JPH0632788 U JP H0632788U JP 7432392 U JP7432392 U JP 7432392U JP 7432392 U JP7432392 U JP 7432392U JP H0632788 U JPH0632788 U JP H0632788U
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JP
Japan
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elastic body
mounting hole
mounting frame
hard disk
rubber elastic
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Pending
Application number
JP7432392U
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English (en)
Inventor
睦 田中
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードディスク装置の振動を防止するための
防振装置を、かかるハードディスク装置と支持体側の取
付フレ−ムとの間に装着するに際してその取付性を良好
とし、また防振装置の部品点数を少なくしてコストを安
価なものとする。 【構成】 防振装置18を、支持体の側に設けられた取
付フレ−ム14の取付穴16に嵌合する筒状のゴム弾性
体20と、ハードディスク装置にねじ込み固定されるね
じ部材22とを有するように構成する。そしてゴム弾性
体20を取付フレ−ム14の取付穴16よりも大径の第
一部26と、少なくとも先端が取付穴16よりも小径の
第二部28とに軸方向に分画する一方、ねじ部材22に
第一部26の軸方向の端面に当接する大径のフランジ部
30と、ゴム弾性体20の内周面に嵌合する、ゴム弾性
体20よりも軸方向長さの短い芯部32と、芯部32よ
り軸方向に延び出すねじ部34とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は防振装置に関し、特に小型精密機器の振動防止用として好適な防振 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
小型精密機器、例えばハードディスク装置の場合、従来図3に示しているよう にハードディスク装置のフレーム100と装置本体ユニット102との間に防振 装置104を介装し、その状態でこれをパソコン等に取り付けていた。
【0003】 しかしながらこのように装置本体ユニット102とそのフレーム100との間 に防振装置104を介装すれば、本体ユニット102とフレーム100との間に 隙間が生じることとなり、ハードディスク装置が大型化してしまう。
【0004】 近年、小型化が進む中にあってハードディスク装置の本体ユニット102とフ レーム100との間にこのような隙間を形成することは困難となってきており、 それらを隙間なく直接固定状態としてハードディスク装置をパソコン等に取り付 けるようにしているのが実情である。
【0005】 しかしながらこのようにした場合、ハードディスク装置の本体ユニット102 が直接パソコン等に固着された状態となり、外部又は内部振動によりトラブルを 発生する恐れがある。
【0006】 そこでこれを防止するため、ハードディスク装置をパソコン等の支持体に取り 付ける際に、ハードディスク装置と支持体側の取付フレーム106との間に防振 装置を介装することが考えられる。
【0007】 その際、ハードディスク装置の支持体への組付性を高める上で、かかる防振装 置をハードディスク装置と取付フレームとの間に容易に介装できることが必要で ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の防振装置はこのような課題を解決するために案出されたものであり、 その要旨は、支持体による被支持体の支持部位に介装される防振装置であって、 該支持体及び被支持体の一方の側に設けられた取付フレームの取付穴に固定され る筒状の弾性体と他方にねじ込み固定されるねじ部材とを有し、該弾性体は該取 付フレームの取付穴よりも大径の第一部と少なくとも先端が該取付穴よりも小径 とされた第二部とに軸方向に分画される一方、前記ねじ部材には該第一部の軸方 向の端面に当接する大径のフランジ部と、該弾性体の内周面に嵌合する、該弾性 体よりも軸方向長さの短い芯部と、該芯部より軸方向に延び出すねじ部とが設け られていることにある。
【0009】
【作用及び考案の効果】
本考案の防振部材の場合、筒状の弾性体の内部にねじ部材の芯部及びねじ部を 嵌入させるとともに、筒状の弾性体を第二部の先端側より支持体又は被支持体の 側に設けられた取付フレームの取付穴に嵌め入れて、かかる第二部を取付フレー ムとねじ部材をねじ込むべき相手側との間に位置させ、その状態でねじ部材を相 手側にねじ込むと、弾性体の第二部が取付フレームと相手側とにより軸方向に圧 縮されて、同部分が軸直角方向に膨出(拡径)変形し、取付フレームがかかる第 二部と第一部とにより両側から挾み込まれた状態となる。即ち筒状の弾性体が取 付フレームに固定された状態となる。
【0010】 以上のように本考案の防振装置の場合、弾性体を支持体若しくは被支持体の一 方に設けた取付フレームの取付穴に挿入し、ねじ部材を他方にねじ込むだけで被 支持体の支持部位に装着でき、しかも取付フレームの取付穴に対する弾性体の挿 入も容易に行なうことができる。 また本考案の防振装置は、必要部品点数が少なくコスト的に安価である利点を 有する。
【0011】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1において10はハードディスク装置の本体ユニットで、12はそのフレ− ムである。14はパソコン等支持体の側に設けられた取付フレ−ムで取付穴16 を有している。そしてその取付穴16において、ハードディスク装置の振動防止 のための防振装置18が装着されている。
【0012】 防振装置18は、図2に示しているようにゴム弾性体20と金属製のねじ部材 22との2つの部品から成っている。 ゴム弾性体20は全体として筒状を成しており、且つ軸方向中間部の外周側に 取付穴16とほぼ同径の浅い嵌合溝24が形成されていて、この嵌合溝24を境 として第一部26と第二部28とに軸方向に分画されている。
【0013】 第二部28は、外周面がテーパ形状とされていて嵌合溝24の部位から先端に かけて外径が漸次小となっており且つその先端の外径Aが前記取付穴16の内径 Bよりも小径とされている。 一方第一部26は、その全体が前記取付穴16の内径Bよりも大径とされてい る。
【0014】 他方前記ねじ部材22は、第一部26の端面に当接する大径のフランジ部30 と、ゴム弾性体20の内周面に嵌合する、これとほぼ同径の芯部32と、芯部3 2より軸方向に延び出す雄ねじ部34とを有している。 而して芯部32の軸方向長さl1は、ゴム弾性体20の軸方向長さl2よりも所 定寸法短くされている。
【0015】 本例の防振装置18は次のようにして装着することができる。即ちねじ部材2 2の芯部32及び雄ねじ部34をゴム弾性体20の内部に嵌入させるとともに、 ゴム弾性体20を第二部28の先端側より取付フレーム14の取付穴16内に嵌 め入れて、かかる第二部28を取付フレーム14とハードディスク装置のフレ− ム12との間に、また浅い嵌合溝24を取付フレーム14の取付穴16に対応す る位置に位置させた状態とし、その状態でねじ部材22をハードディスク装置に おけるフレーム12の雌ねじ穴36にねじ込むことで取付けを行うことができる 。
【0016】 ねじ部材22をゴム弾性体20内に嵌入させ且つそれらを取付フレーム14の 取付穴16に嵌め入れた状態において、ねじ部材22を芯部32がフレ−ム12 に当接するまでねじ込んでゆくと、ゴム弾性体20の第二部28が取付フレーム 14とハードディスク装置10のフレーム12とにより軸方向に圧迫されて半径 方向に膨出変形し、これにより第一部26と膨出した第二部28とが取付フレー ム14を表裏両側から挟み込んだ状態となって、かかるゴム弾性体20が取付フ レーム14に固定されるのである。
【0017】 本例の防振装置18は、ゴム弾性体20とねじ部材22との2つの部品から成 るもので構成部品点数が少なく、従ってコスト的に安価であり、また上記説明か ら明らかなようにその取付けが容易である利点を有する。
【0018】 例えば図4に示すように外径が軸方向に一様で軸方向中間部に深い嵌合溝10 8を有するゴム弾性体110を用い、かかるゴム弾性体110を予め嵌合溝10 8においてフレ−ム106の取付穴111に嵌込装着し、しかる後ゴム弾性体1 10を貫通するようにねじ部材112をハードディスク装置のフレーム100に ねじ込むようにすることも考えられるが、この場合にはゴム弾性体110をフレ −ム106の取付穴111に嵌込取付けを行う際の取付性が悪く、作業に困難を 伴う。 しかるに本例の防振装置18の場合このような不都合はなく、容易にその取付 けを行うことができる。
【0019】 以上本考案の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。例えば本考案 においては取付フレ−ムをハードディスク装置の側に設け、ねじ部材をその支持 体に対してねじ込むようになすことも可能であるし、また本考案の防振装置はハ ードディスク装置以外の機器の防振装置として用いることも可能である。
【0020】 その他本考案はその主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき種 々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である防振装置を装着した状
態の図である。
【図2】その防振装置を装着前の状態で示す図である。
【図3】本考案の背景説明図である。
【図4】図1に示す防振装置の利点を示すための比較例
図である。
【符号の説明】
10 本体ユニット 12 フレーム 14 取付フレーム 16 取付穴 18 防振装置 20 ゴム弾性体 22 ねじ部材 26 第一部 28 第二部 30 フランジ部 32 芯部 34 雄ねじ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体による被支持体の支持部位に介装
    される防振装置であって、該支持体及び被支持体の一方
    の側に設けられた取付フレームの取付穴に固定される筒
    状の弾性体と他方にねじ込み固定されるねじ部材とを有
    し、該弾性体は該取付フレームの取付穴よりも大径の第
    一部と少なくとも先端が該取付穴よりも小径とされた第
    二部とに軸方向に分画される一方、前記ねじ部材には該
    第一部の軸方向の端面に当接する大径のフランジ部と、
    該弾性体の内周面に嵌合する、該弾性体よりも軸方向長
    さの短い芯部と、該芯部より軸方向に延び出すねじ部と
    が設けられていることを特徴とする防振装置。
JP7432392U 1992-09-30 1992-09-30 防振装置 Pending JPH0632788U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7432392U JPH0632788U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 防振装置

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JP7432392U JPH0632788U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 防振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0632788U true JPH0632788U (ja) 1994-04-28

Family

ID=13543796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7432392U Pending JPH0632788U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 防振装置

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JP (1) JPH0632788U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014020427A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Nok Corp 防振グロメット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014020427A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Nok Corp 防振グロメット

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