JPH0632730B2 - 糸調子設定ミシン - Google Patents

糸調子設定ミシン

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JPH0632730B2
JPH0632730B2 JP59180421A JP18042184A JPH0632730B2 JP H0632730 B2 JPH0632730 B2 JP H0632730B2 JP 59180421 A JP59180421 A JP 59180421A JP 18042184 A JP18042184 A JP 18042184A JP H0632730 B2 JPH0632730 B2 JP H0632730B2
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thread
thread tension
cloth
sewing machine
lever
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進 羽生
一正 原
章嘉 笹野
三喜夫 小池
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Janome Corp
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B63/00Devices associated with the loop-taker thread, e.g. for tensioning

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は縫われる布及び縫うべき縫糸に対応して選択操
作部を操作することにより適正な糸調子を設定できるミ
シンに関するものである。
(従来技術) 現在一般に使用されているミシンは布、糸、模様、送り
量、縫い方、下糸張力等の個々の縫条件をデータとして
ミシン使用者が上糸調子器を調節して上下糸の縫目交又
位置を適正化しているものであり、上糸調子器の調整を
自動化する試みについては、多くの提案がなされている
が、布、糸にどう対応するかについて有用なものは未だ
ない状況である。
(目的) 本発明の主たる目的は縫われるべき布の厚み及び縫うべ
き糸の太さに対応させて糸調子を簡単に最適状態にさせ
ることであり、このため布厚及び糸に対応する最適な糸
張力を設定できる新規な糸調子設定ミシンを提案するこ
とであり、特に布の中でも薄手の布に対しては縫い縮み
が起きないような糸張力が得られるようにすることであ
る。
(概要) 本発明は糸調子設定ミシンに関するもので、布による縫
い調子の違いのうち、厚さに対する布種選択ボタン(以
降単に布種ボタンという)の操作により適正な縫目が得
られる如く、上糸張力と下糸張力又は下糸繰出し量を予
め定めた縫定件に設定するものである。
(実施例) 本発明の実施例を以下に図面を用いて詳細に説明する。
第1の実施例は第1図から第5図に示す如くであり、使
用布の選択において決定し操作する「うすい」、「ふつ
う」、「あつい」を選択する布種ボタン4、5、6と、
該ボタンのうちの布種ボタン「あつい」6の選択でのみ
作動し、上糸張力を一定量増加させる第2図記載の補助
上糸調子装置と前記布種ボタン「ふつう」5又は「あつ
い」6の選択により作動し下糸張力を一定量増加させる
第3図から第5図まで記載の下糸張力調節装置とによっ
て構成されている。
第1図において、ミシン機枠1には糸調子器2及び布の
厚さに対応する布種ボタン「うすい」4、「ふつう」
5、「あつい」6が設けられている。前記布種ボタンは
択一的に選択すると他の二つは常に解除されている。又
前記布種ボタンは第2図に示した「あつい」6と同じ様
にいずれも選択操作により二点鎖線の位置71まで押し
下げられた後実線の位置72に戻りロックされるように
なっている。
本実施例の上糸調節機構は第1図及び第2図に示す如く
糸巻き78からの上糸19に対し糸調子器2と補助糸調
子器14とにより行われる。
前記布種ボタン「あつい」6の一端は軸8に支持された
リンク7が当接され、前記軸8に一体的に支持されたリ
ンク9にはロッド10が連結され、該ロッド10は機枠
1に枢着されたリンク11に連結し、該リンク11はロ
ッド12を介してリンク13と連結している。14は機
枠に装着された補助上糸調子器であり前記リンク13の
他端がばね受け16の軸部の一部に連結しており該ばね
受け16はケース17の中に収納さればね15により一
方向に付勢されており、前記ケース17の下面と該ケー
スに隣接の機枠に固着の皿18との間に上糸19を挟持
する構造となっている。
糸ゆるめレバー20はリンク機構を介して押え上げ(い
ずれも図示せず)に連結されている。
下糸調節機構は第3図から第5図に示す如く、下糸73
を下糸調子台41との間で押圧する下糸調子ばね42に
対して圧力を増減して所定の下糸張力を設定しようとす
るものである。
布種ボタン「ふつう」5及び「あつい」6の一端が当接
しているリンク7及び43にロッド44が連結され、該
ロッド44は機枠1に枢着されたリンク45に連結し、
該リンク45は作動レバー46に連結している。前記リ
ンク45は常に矢印Aと反対方向にばね74による付勢
力が働いている。なお、該付勢力は布種ボタンを押し戻
すほどではない。前記作動レバー46の選択は無信号時
第4図二点鎖線の位置で中釜75の円筒48のピン49
に上糸ループ通過のためのスキマDをあけて向い合って
いる。
前記中釜75は下糸調子台41と下糸調子ばね42の間
で下糸73を押圧しており、前記下糸調子ばね42の先
端部をレバーピン51を支点として回動するレバー52
の一端が当接しており、この当接部と前記レバーピン5
1との間に前記レバー52の当接を解除するように小ば
ね53が設けられている。前記レバー52の他端はスラ
イドする前記円筒48に嵌装したばね54に付勢される
球55に当接している。
50はストッパーで前記中釜75に嵌装されスライドす
る構造でその内側にばね80を備え、無信号時は第4図
二点鎖線の位置で先端を前記円筒48に当接している。
47はリセットレバーで機枠に枢着され該リセットレバ
ー47の先端47aは前記作動レバー46のカム面56
にリセットばね77の付勢力により当接しており、前記
リセットレバー47の他端はストッパーピン57との間
に上糸ループ通過のためのスキマCをあけて保持されて
いる。
(作用) 前記布種ボタン「あつい」6の選択により前記リンク7
は第2図矢印A方向に回転し、上糸の調節はロッド、リ
ンクを介して前記ばね受け16を前記ばね15の付勢に
抗して前記スライド81を押しつけ前記ケース17と前
記皿18の間で前記上糸19に挟持圧を付加し予め定め
た張力を加える。
下糸調節は前記リンク7の矢印A方向回転により前記ロ
ッド44、前記リンク45を介して前記作動レバー46
が矢印Hの方向に押し出され前記ピン49を押し、第4
図の如く前記円筒48は前記ばね54の付勢力に抗して
二点鎖線に示す位置から実線の位置まで移動するこの時
前記ストッパー50は前記ばね80の付勢力により実線
の位置に移動し前記円筒48の位置が固定される。
これにより前記レバーピン51を支点とする前記レバー
52における前記ばね54の圧力が前記小ばね53より
も大きくなり前記レバーピン51を支点として前記レバ
ー52を回動して前記下糸調子ばね42を加圧し下糸張
力を「強」の状態に設定する。尚上糸ループ通過のた
め、布種ボタンは一度二点鎖線71の位置まで押し下げ
られた後実線72の位置でロックされるようになってい
るため前記作動レバー46は前記円筒ピン49を押して
前記円筒48をロックした後少し戻り前記円筒ピン49
との間にスキマDを有して停止する。
前記布種ボタン「ふつう」5の選択により、前記布種ボ
タン「あつい」6が解除され前記リンク7が戻り、上糸
は前記補助上調子装置が解除され、上糸19への挟持圧
が解放される。なおこの時に糸の引出しに支障のない範
囲で前記補助上糸調子器14による微少の張力を残存さ
せても良い。
下糸調節は前記リンク43が前記リンク7と同じく矢印
A方向に回転することにより前記布種ボタン「あつい」
6選択と同じとなり下糸張力を「強」の状態に設定す
る。
前記布種ボタン「うすい」4の選択により、他の布種ボ
タンは解除される。上糸は前述の布種ボタン「ふつう」
5の選択時と同じであり前記補助上糸調節器14は挟持
圧を解放させた状態である。
下糸は前記布種ボタン「ふつう」5、「あつい」6が解
除されることにより前記ばね74が働き前記ロッド4
4、前記リンク45を介して前記作動レバー46を矢印
Hと反対方向に押し戻す。この時前記リセットレバー4
7は前記作動レバー46のカム面56とリセットバネ7
7の作用により矢印B方向に回転せしめられ前記ストッ
パーピン57を押して前記ストッパー50を解放し、前
記円筒48を二点鎖線の位置に後退させて前記ばね54
の押圧力を最初の状態に戻す。該状態では前記レバーピ
ン51を支点とする前記レバー52において前記小ばね
53のばね力が前記ばね54のばね力よりも強く働くよ
うになっているため前記レバー52を回動させて前記下
糸調子ばねへの前記レバー52の先端の当接を解除して
下糸張力を「弱」の状態に設定する。
この状態での上糸ループ通過のためのスキマは、前記作
動レバー46が矢印Hと反対方向に戻るとき前記リセッ
トレバー47が前記作動レバー46のカム面56の作用
により1度矢印B方向に回転せしめられ、前記ストッパ
ーピン57を押して前記円筒48のロックを解除した後
矢印Bと反対方向に少し戻り前記ストッパーピン57と
の間にスキマCを有して停止する。
本発明の第2の実施例は第6図から第12図に示す如く
であり、布種ボタン「あつい」23の選択により作動し
上糸張力を一定量増加させる第7図の上糸折り曲げ抵抗
付加装置、布種ボタン「うすい」21の選択により下糸
繰出し量を一定量増加させる第9図の下糸繰り出し量調
節装置において構成されている。
第6図においてミシン機枠1には糸調子器2及び布種ボ
タン「うすい」21、「ふつう」22、「あつい」23
が設けられており、この布種ボタンも択一的に選択する
と他の2つは常に解除されるようになっている。又押圧
操作により電気信号を発生するものである。
第7図において前記布種ボタン「うすい」21、「ふつ
う」22、「あつい」23は電気開路79、モータ24
と電気的に接続されており、モータ24はウォーム2
5、歯車26を介して回転体27を回転する。該回天体
27にはロッド28が連結され、該ロッド28は機枠に
枢着されたリンク29に連結し、該リンク29はロッド
30を介して機枠に枢着されたリンク32と連結してい
る。該リンク32に固着した糸案内バー33と固定糸案
内34とにより折り曲げ抵抗部を構成している。前記回
転体27には回転位置の制御のための凸部35、36、
37が設けられ、該凸部35に対向する位置にマイクロ
スイッチ38、前記凸部37に対向する位置にマイクロ
スイッチ39が配置されている。
第8図において前記回転体27にはロッド64が連結さ
れ、該ロッド64は機枠に枢着したリンク65に連結
し、該リンク65は下糸繰出し制限レバー66に接続さ
れている。前記下糸繰出し制限レバー66には下糸調節
を行う凹部67が設けられている。
第7図において前記布種ボタン「あつい」23の選択に
より前記モータ24を駆動し前記回転体27を矢印Fと
反対方向に回転し前記凸所37が前記マイクロスイッチ
39との初期設定位置から前記マイクロスイッチ38に
作用した位置で停止させる。前記回転体27に連結され
た前記ロッド28、前記リンク29、前記ロッド30を
介し前記リンク32を動かし、該リンク32に固着の前
記糸案内レバー33を第8図の実線の位置から二点鎖線
の位置40に移動させ上糸19を前記固定糸案内34と
の間で屈曲させて抵抗を加え、実質的に上糸張力を増加
させる。
下糸は第9図において前記回転体27の前記凸所37が
前記マイクロスイッチ38に作用する位置となる事によ
り、前記ロッド64、前記リンク65を介して前記下糸
繰出し制限レバー66は第10図実線の位置となり、第
12図の如く、前記下糸繰出し制限レバー66の平行部
69が下糸73に干渉する位置となり、前記送り歯68
の下糸繰出し部70によって行われる下糸繰出し量を干
渉しないものに比べて少なくする。
前記布種ボタン「ふつう」22の選択により、前記布種
ボタン「あつい」23が解除され前記モータ24を駆動
し前記回転体27を矢印F方向に回転し前記凸所36が
前記マイクロスイッチ38に作用する位置で停止する。
上糸調節はロッド、リンク等を介し第8図の如く前記糸
案内バー33を点線31の位置に戻し折り曲げ部におけ
る上糸張力増加が殆ど得られない状態とする。
下糸は同じく前記回転体27の前記凸部36が前記マイ
クロスイッチ38と作用する位置となることにより前記
ロッド64と前記リンク65を介し前記下糸繰出し制限
レバー66は第10図点線の位置となり第12図の如
く、布種ボタン「あつい」23の時と同じく、前記平行
部69が下糸73に干渉する位置となり前記送り歯68
の下糸繰出し部70によって行われる下糸繰出し量を干
渉しないものに比べて少なくする。
前記布種ボタン「うつい」21の選択により、前記布種
ボタン「ふつう」22、「あつい」23が解除され前記
モータ24を駆動し前記回転体27を矢印F方向に回転
し前記凸所35が前記マイクロスイッチ38に作用する
位置で停止する。
上糸は前記回転体27に連結するロッド、リンク等を介
し第8図の如く前記糸案内バー33を実線の位置に戻
し、折り曲げ部における上糸張力増加を解除する。
下糸は前記回転体27の凸所35が前記マイクロスイッ
チ38に作用した位置となる事により第10図及び第1
1図二点鎖線の如く、前記ロッド64と前記リンク65
を介して前記下糸繰出し制限レバー66は送り歯68に
よる下糸繰出しに制限を与えない位置、すなわち前記下
糸繰出し制限レバー66の前記凹部67が下糸73の上
部に来る位置に設定される。この状態は前記下糸繰出し
制限レバー66は第11図の如く送り歯68の上下運動
により行われる下糸73の糸繰出しに対し作用しない位
置になる。
下糸の調節については以上のことから前記送り歯68の
上下運動量を従来のミシンより大きくし布種ボタン「ふ
つう」22、「あつい」23を選択した場合(第12図
に示した下糸繰出しを制限した時)の下糸繰出し量が従
来のミシンと同等となるよう設定する。これにより布種
ボタン「うすい」21の選択時の下糸繰出し量は(制限
されないことにより)従来より多くなるためこれに見合
う弱い上糸張力で縫うことが可能となり結果的に下糸張
力を弱く設定した事になるものである。
この第2の実施例における上糸張力増加時の押え上げに
対して、折り曲げ抵抗の解放のための操作は行わなくて
良い。抵抗による張力の増加は糸の屈曲により生じるも
ので、この糸の屈曲以前の張力が極めて大きく影響す
る。折り曲げ抵抗付加部が前記上糸調子器2と上糸糸案
内76の間に設けられていることから、押え上げに伴う
糸ゆるめにより屈曲以前の糸調力が存在しないか或いは
極小となった場合この屈曲による糸張力増加はほとんど
得られない特徴があるため、押え上げに対する作動は必
要ないものである。
なお第2実施例の下糸調節の別の実施例は第13図に示
す如く下糸73を下糸調子台41との間で押圧する下糸
調子ばね42に対しソレノイド60でその圧力を加減し
ようとするものである。
中釜75は下糸調子台41と下糸調子ばね42の間で下
糸73を押圧しておりレバーピン51を中心に回動可能
なレバー52と小ばね53及びばね48に付勢された球
55を備えている。前記レバー52の下糸調子ばね42
側に凸部59を設けそれに対向する位置にソレノイド6
0を配置しており該ソレノイド60は電気回路79、布
種ボタンと電気的に接続されている。布種ボタン「うす
い」21の選択により、前記ソレノイド60が上糸ルー
プ通過のためのスキマEを有した状態で前記レバー52
の凸部59を引きつけて前記ばね58の押圧力を解除し
前記下糸調子ばね42のみの押圧力にして下糸張力を
「弱」の状態に設定する。
布種ボタン「ふつう」22、「あつい」23の選択によ
り、前記ソレノイド60の引きつけが解除される。前記
レバーピン51を支点とする前記レバー52において、
前記小ばね53よりばね58のばね力が強くなるように
設定してあるため前記レバー52は前記下糸調子ばね4
2を押圧し下糸張力を「強」の状態に設定する。
なおこの方法は次に示す如くの方法によって第1の実施
例に使用することも可能である。
第14図に示す如く前述のソレノイド60の代りに磁石
61を先端に取付けリンク62を用いる構造である。
布種の選択は第1図の方法により行うものであり布種ボ
タン「うすい」4とリンク62がロッド63を介して連
結されている。
前記布種ボタン「うすい」4の選択により第15図の如
く前記リンク62が中釜75の中へ進入し、前記レバー
52の凸部59を引きつけてから後退し第16図の如く
前記凸部59に対し前記磁石61の吸引力の及ぶ範囲で
かつ上糸ループ通過に要するスキマEを有する位置で停
止し前記レバー52による下糸調子ばね42への押圧を
解除し下糸調子ばねのみの押圧力にし下糸張力を「弱」
の状態に設定する。
布種ボタン「ふつう」5、又は「あつい」6の選択によ
り前記布種ボタン「うすい」4が解除され前記リンク6
2は第14図の如く前記凸所59に対し吸引力を与えき
れない位置に後退して停止し前記レバー52は前記ばね
58の付勢力により前記下糸調子ばね42を加圧し下糸
張力を「強」の状態に設定する。
以上の第1と第2の実施例においては上糸調子器は従来
例を示しているが第17図の如く使用している上糸又は
下糸の太さと適正上糸張力との因果関係から上糸調子器
の目盛に対応する位置に上糸又は下糸の番手3を表示し
た上糸調子器2を用いて使用する糸に対応することも良
い。
(効果) 以上のように本発明によれぎ異なる縫条件を必要とする
布、糸に対し選択を行う事により適切な縫い条件が設定
される。
このうち特に薄手布に対しては下糸張力、下糸繰出し量
等を変更して弱い調子で縫う事が出来縫い縮みのない裁
縫を行う事が出来る。
尚本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定され
るものではなくその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形
して実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図は第1の実施例の
ミシンの外部操作部を示す外観図、第2図は第1の実施
例の操作部と上糸調節機構の斜視図、第3図は第1の実
施例の下糸調節機構の斜視図、第4図は使用するカマの
部分断面図、第5図はカマの側面図、第6図は第2の実
施例のミシンの外部操作部を示す外観図、第7図は第2
の実施例の上糸調節機構の斜視図、第8図は上糸張力付
加部説明図、第9図は第2の実施例の下糸調節機構の斜
視図、第10図は第9図中のG矢視図、第11図、第1
2図は下糸繰出し量の調節の説明図、第13図は下糸調
節の他の実施例のカマの構造の説明図、第14図は第1
3図の操作部材をかえた例の構造の説明図、第15図、
第16図は第14図の動作説明図、第17図は糸の太さ
の表示を付加した上糸調子器の斜視図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布の種類に対応して選択するための布選択
    装置と、該選択装置の作動により実効上糸張力を布の種
    類に対応して予め段階的に定めた縫い条件に設定するミ
    シンにおいて、前記布選択装置はその選択操作に連動し
    て下糸を保持する下糸保持手段の糸調子を強い状態と弱
    い状態との2状態に切り替えるための切り替え手段を備
    え、該切り替え手段は前記下糸保持手段の糸調子が新た
    な状態に切り替えるときのみ前記切り替え手段が下糸保
    持手段に作用して糸調子状態を選択的に設定することを
    特徴とする糸調子設定ミシン
  2. 【請求項2】前記切り替え手段は上糸糸調子を調節する
    ための補助上糸調子器を前記布選択操作に対応して強い
    状態と弱い状態の2状態に切り替え設定することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の糸調子設定ミシ
    ン。
  3. 【請求項3】前記補助上糸調子器は糸巻きから布に至る
    上糸糸道に配置して糸道を屈曲させて実効上糸張力を強
    い状態と糸道を屈曲させずに実効上糸張力を弱い状態と
    の2状態に切り替え設定する折り曲げ抵抗器であること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の糸調子設定
    ミシン。
JP59180421A 1984-08-31 1984-08-31 糸調子設定ミシン Expired - Lifetime JPH0632730B2 (ja)

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