JPH063270B2 - 駆動制御装置 - Google Patents

駆動制御装置

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JPH063270B2
JPH063270B2 JP29880285A JP29880285A JPH063270B2 JP H063270 B2 JPH063270 B2 JP H063270B2 JP 29880285 A JP29880285 A JP 29880285A JP 29880285 A JP29880285 A JP 29880285A JP H063270 B2 JPH063270 B2 JP H063270B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流体作動式制御弁等の開閉制御に使用する駆
動制御装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 一般に、流体作動式制御弁に於いては、作動用流体の供
給源と制御弁の駆動部(例えばダイヤフラム型アクチュ
エータ)の間に駆動制御装置を介設し、当該駆動制御装
置によって制御弁駆動部への作動用流体の供給及び制御
弁駆動部からの作動用流体の排出を夫々制御することに
より、弁の開閉制御が行われている。
ところで、第3図は、本件発明者が先に前記流体作動式
制御弁の開閉制御用に開発した駆動制御装置の一例を示
すものであり、当該駆動制御装置Aは、本体1と、本体
1内に挿着したシリンダ2と、シリンダ2内に摺動自在
に挿着したスプール3と、スプリング4と、モータ型ア
クチュエータ5等より形成されている。
又、当該駆動制御装置Aに於いては、駆動用モータの回
転運動を作動軸5aの直線運動に変え、スプリング4と
の協働によりスプール3を所定の位置へ摺動させること
により、流体供給口1aと弁駆動部に連通する流体流出
口1bとの連通(スプール3を第3図の位置より左方向
へ移動)、流体流出口1bと大気連通口1cとの連通
(スプール3を第3図の位置より右方向へ移動)及び流
体流出口1bの閉鎖(スオウール3が第3図の位置)等
の切替制御が行われる。
尚、当該第3図の駆動制御装置Aそのものは未公開であ
るが、特開昭59−89806号等にその原型が開示さ
れている。
前記第3図の駆動制御装置Aは、作動用流体の流れ方向
の切替制御を正確に安定して行うことができ、優れた実
用的効用を奏するものである。
しかし、当該駆動制御装置にも解決すべき多くの問題が
残されている。
先ず第1の問題は、モータ型アクチュエータ5を用いて
いるため、モータの回転運動を作動軸5の直線運動に変
換するための交換機構を必要とする。その結果、アクチ
ュエータ5がどうしても大型になり、駆動制御装置の大
幅な小型化が図れないと云う問題がある。
又、第2の問題は、モータの回転運動を作動軸5aの直
線運動に替え、作動軸5aの突出又は引き込みによりス
プールを摺動させる構成としているため、モータへの入
力信号の印加からスプールの作動完了までの時間遅れが
比較的大きくなる。その結果、所謂アクチュエータの応
答性が悪くなり、弁の制御性の向上が図れないと云う問
題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は従前の流体作動式制御弁等の駆動制御装置に於
ける上述の如き問題、即ちモータ型アクチュエータ
が、その構造が複雑なために大型となり、その結果駆動
制御装置の小型化が図れないこと、及びスプールの作
動時間遅れが避けられず、駆動制御装置の応答性に劣る
こと等の問題を解決せんとするものであり、駆動機構が
簡単で駆動制御装置の大幅な小型化が図れ且つ優れた応
答性を備えた駆動制御装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本件発明は、軸心方向にシリンダ挿入孔1dが穿設され
且つその壁体に前記シリンダ挿入孔1dに連通する流体
供給口1aと流体排出口1bと大気連通孔1cを夫々穿
設して成る筒状の本体1と、壁部に前記流体供給口1a
に連通する通孔2aと前記流体排出口1bに連通する通
孔2bを備え、前記シリンダ挿入孔1d内へ挿着したシ
リンダ2と、前記シリンダ2内に摺動自在に挿着され、
前方部に前記流体流出口1bを開閉すると共にシリンダ
2の前方部を閉塞する摺接面3bを、また後方部にシリ
ンダ2の後方部を閉塞する摺接面3aを備えたスプール
3と、前記シリンダ挿入孔1dの前方部に配設され、前
記スプール3を入口側へ向けて付勢するスプリング4
と、前記シリンダ挿入孔1dの入口側に配設され、入力
信号の印加により伸長してスプール3の後端面を押圧す
る圧電セラミック製の駆動体6とを発明の基本構成とす
るものである。
(作用) 入力信号値が規定値若しくはそれ以上になれば、駆動体
6は伸長し、スプール3は第1図に示した位置から、左
方向(前方向)へ押し出される。
これにより、流体流出口1bが開放され、流体供給口1
aと流体流出口1bとが連通される。その結果、流体供
給口1aから流入した作動用流体が制御弁駆動部を形成
するダイヤフラム型アクチュエータの圧力チャンバ等へ
供給される。
又、入力信号値を規定値以下にすると、駆動体6が短縮
し、スプリング4の弾力によりスプール3が第1図の位
置を越えて右側(後方向)へ押し出される。その結果、
流体流通口1bと大気連通口1cとが連通され、前記圧
力チャンバ等へ供給された作動用流体が、大気連通孔1
cを通して排出される。
更に、入力信号値が規定値の場合には、スプール3は第
1図の如く、流体流出口1bを閉鎖する位置に保持され
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図及び第2図に基づいて説
明する。尚、第1図及び第2図に於いて前記第3図と同
じ部位には、同じ参照番号を使用する。
第1図は、本発明の第1実施例に係る駆動制御装置の縦
断面図であるり、図に於いて1は筒状の本体、2はシリ
ンダ、3はスプール、4はスプリング、6は駆動体、7
は止めねじ、8は蓋体、9はスプリング受けである。
前記筒状本体1はセラミックや金属材料等から製作され
ており、中央部には軸心方向にシリンダ挿入孔1dが穿
設されている。また、その壁体には、作動用流体の供給
源へ連通される流体供給口1aと、流体作動式制御弁の
制御弁駆動部を形成するダイヤフラムチャンバ等へ連通
される流体流出口1bと、大気連通孔1cが夫々前記シ
リンダ挿入孔1dと連通状に穿設されている。更に、前
記シリンダ挿入孔1dの前方部(奥部)は、スプリング
4を挿入する。スプリング挿着孔1eになっている。
前記シリンダ2はセラミックや金属材等により製作され
ており、中央にはスプール摺動孔2cが、また側壁に前
記流体供給口1a及び流体流出口1bに連通する通孔2
a,2bが夫々穿設されている。尚、本実施例では、本
体1とは別に形成したシリンダ2を本体1のシリンダ挿
着孔1dへ嵌着する構成としているが、シリンダ挿着孔
1dそのものをシリンダとして利用し、別部材であるシ
リンダ2を省略することも可能である。
スプール3はセラミックや金属材等から形成されてお
り、シリンダ2のスプール摺動孔2c内へ左右方向へ摺
動自在に挿着されている。
該スプール3には前方部と後方部に摺接面3b,3aが
夫々設けられており。摺接面3bはシリンダ2のスプー
ル摺動孔2cの前方部を閉塞すると共に流体流出口1b
を開閉する。また、後者の摺接面3aは前記摺動孔2c
の後方部を閉塞するものである。
駆動体6は圧電セラミック材より作製されており、シリ
ンダ2の後方側(第1図に於ける右側)に配設されてい
る。該駆動体6は円柱形を呈しており、シリンダ挿着孔
1dの後方へ支持ガイド10を介して軸心方向へ伸縮自
在に挿着されている。又、前記駆動体6の後端面には金
属コーティングが施されおり、ここに入力用のリード線
11が固着れている。尚、12は調整ねじ、13はロッ
クナットである。
駆動体6は所定の入力を印加することにより軸方向へ伸
長し、その伸長量は入力の大きさに略比例する。例え
ば、直径10mm,間がさ50mmの場合、100V,50
0mmA程度の入力で約2〜3mm伸長し、伸長時の押圧力
は約200kgとなる。
尚、本実施例に於いては、円柱形の駆動体6の伸縮力を
直接スプール3へ加えるようにしているが、伸縮時の発
生力が大きいため(約200kg)、伸縮量の拡大機構を
使用してその伸縮量を拡大し、駆動体6自体を小型化す
ることも可能である。
次に、当該駆動制御装置の作動について説明する。
駆動体6への入力値が零若しくは規定値以下の場合に
は、駆動体6は縮小状態にあり、その結果、スプリング
4の弾力により、スプール3は第1図の位置よりも右側
へ押圧され、流体流出口1dと大気連通口1cとが連通
する。これにより、ダイヤフラム圧力チャンバ等の作動
流体圧が喪失されることになる。
一方、駆動体6へ所定の入力値を加えると、駆動体6は
軸方向に伸長し、スプール3が第1図の位置よりも左方
向へ押し込まれる。これにより、流体供給口1aと流体
流出口1bとが連通し、作動用流体がダイヤフラムチャ
ンバー等へ供給されると共に、スプール摺接面3bによ
りスプール摺動孔2cの前方開口部が閉鎖され、これに
よって大気連通孔1cが閉鎖される。
尚、スプール3とシリンダ2間の気密は、前記スプール
摺接面3aとスプール摺接面3bによって確保されてい
る。
第2図は、本発明の第2実施例を示す縦断面図であり、
第1図におけるスプリング4に替えて、駆動体14が使
用されている。
当該駆動制御装置においては、二つの駆動体6、14を
夫々交互に伸縮させることにより、スプール3の左・右
方向へ摺動が行われる。即ち、スプール3を左方向へ摺
動させる場合には、駆動体6へ入力を印加してこれを伸
長させ、且つ駆動体14の方は同時若しくは前もって縮
小状態とする。
又、スプール3を右方向へ摺動させる場合には、駆動体
14へ入力を印加してこれを伸長させ、かつ駆動体6は
同時若しくは前もって縮小状態とする。
(発明の効果) 本発明は上述の通り、スプール3を圧電セラミック材製
の駆動体6の伸長力により摺動させる構成としているた
め、駆動制御装置のスプール駆動部の構造が簡素化さ
れ、その結果、スプール駆動部の大幅な小型化が可能と
なる。
又、圧電セラミック製の駆動体6は入力値と伸縮量とが
略正比例関係にあり、リニヤ特性を得るための入力値の
補正も比較的少なくてよい。その結果、駆動体6の入力
制御装置が簡素化されると共に、調整等に多くの手数を
必要とすることなしに、長期亘って安定した動作が行な
える。
更に、駆動体6の伸縮が迅速であり、且つ伸縮時の発生
力が極めて大きいため、スプール3の摺動が迅速且つ円
滑に行え、駆動制御装置の応答性が著しく向上する。
そのうえ、二つの駆動体6,14によりスプール3の往
復動を行わせるようにした場合には、スプリング4によ
る抗力が無いため、前記応答性がより向上すると共に駆
動体の一層の小型化を図り得る。
本発明は上述の通り、優れた実用的効用を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例の縦断面図である。 第2図は、本発明の第2実施例の縦断面図である。 第3図は、本件発明者が先きに開発した駆動制御装置の
縦断面図である。 1 本体 1a 流体供給口 1b 流体流出口 1c 大気連通口 2 シリンダー 3 スプール 6,14 駆動体 8 蓋体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯方向にシリンダ挿入孔(1d)が穿設
    され且つその壁体に前記シリンダ挿入孔(1d)に連通
    する流体供給口(1a)と流体排出口(1b)と大気連
    通孔(1c)を夫々穿設して成る筒状の本体(1)と、
    壁部に前記流体供給口(1a)に連通する通孔(2a)
    と前記流体排出口(1b)に連通する通孔(2b)を備
    え、前記シリンダ挿入孔(1d)内へ挿着したシリンダ
    (2)と、前記シリンダ(2)内に摺動自在に挿着さ
    れ、前方部に前記流体流出口(1b)を開閉すると共に
    シリンダ(2)の前方部を閉塞する摺接面(3b)を、
    また後方部にシリンダ(2)の後方部を閉塞する摺接面
    (3a)を備えたスプール(3)と、前記シリンダ挿入
    孔(1d)の前方部に配設され、前記スプール(3)を
    入口側へ向けて付勢するスプリング(4)と、前記シリ
    ンダ挿入孔(1d)の入口側に配設され、入力信号の印
    加により伸長してスプール(3)の後端面を押圧する圧
    電セラミック製の駆動体(6)とから構成して成る駆動
    制御装置。
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US6170526B1 (en) * 1999-05-18 2001-01-09 Caterpillar Inc. Piezoelectric actuated poppet valve to modulate pilot pressures and control main valve activation
KR102297737B1 (ko) * 2021-01-15 2021-09-03 (주)베스텍 리턴 시간 제어 가능한 가스 스프링

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