JPS5928148Y2 - 可変ポンプのレギユレ−タ - Google Patents

可変ポンプのレギユレ−タ

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JPS5928148Y2
JPS5928148Y2 JP17887177U JP17887177U JPS5928148Y2 JP S5928148 Y2 JPS5928148 Y2 JP S5928148Y2 JP 17887177 U JP17887177 U JP 17887177U JP 17887177 U JP17887177 U JP 17887177U JP S5928148 Y2 JPS5928148 Y2 JP S5928148Y2
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JP
Japan
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pump
adjuster
piston body
spring
servo valve
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Expired
Application number
JP17887177U
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English (en)
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JPS54101605U (ja
Inventor
弘 平山
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変斜板ポンプの吐出流量をコントロールする
調整式レギュレータに関する。
可変斜板ポンプのレギュレータの制御方式としてトルク
一定制御がある。
これは、ポンプ吐出圧に応動するサーボバルブを介して
斜板駆動/リンク゛を作動させ、かつ斜板価の変位をフ
ィードバンクしてサーボバルブのセントスプリング荷重
を制御し、このときスプリング特性なトルク一定曲線に
近似させることにより、圧力と流量の関係なトルク一定
となるようにコントロールする。
ところで、スプリング荷重精度、部品寸法精度の関係も
あってトルク一定曲線にはバラノキがあり、このためレ
ギュレータの組立後の性能検査時に、どうしても調整の
必要性が生じるものが出てくる。
この調整はポンプを駆動しながら行うのが最も好ましく
、とくに2連ポンプにおいて双方の吐出量を同一にする
ことが要求される場合(例えばパワーショベルにあって
は走行の直進性が重要となるが)など、運転を停止して
調整したので 、正確で能率のよい調整が得られない。
本考案はかかる問題な解決するため、ポンプの運転中で
あっても、外部から簡単にトルク一定制御の特性を調整
できるようにしたレギュレータを提供するものである。
曳下、実施例を図面にもとづいて説明する。
ハウジング1には互に軸心が平行になるように配設され
た2つの摺動孔2と3とが形成され、これら摺動孔2,
3は中央空間部4で互に連通する。
一方の摺動孔2にはポンプ吐出圧に応動するサーボバル
ブ6と、このバルブセントスプリング7の荷重を調整す
る調整機構8が収められる。
他方の摺動孔3にはポンプ斜板角な制御するアーム9を
備えるピストン体10が収められ、前記サーボバルブ6
の切換え作動に伴って供給されろ吐出油により作動する
前記サーボバルブ6は摺動孔2に対して固定的に配設さ
れたスリーブ11と、こ0スリーブ11内で摺動自由な
スプール12とからなる。
スリーブ11にはポンプ吐出圧が導かれるAポート13
と、タンク側に連通するBポート14と、前記ピストン
体100大径部10aの端部の圧力室16aと連通する
Cポート15が形成される。
スプール12にはCポート15をAポート13あるいは
Bポート14に選択的に連通させたり、両ポート13.
14に対する連通な同時に遮断しうる環状溝17が設げ
られる。
スプール12の右端の室18は常時タンク圧が導かれる
とともに、この右端にポンプ吐出圧に応動するピン20
が当接し、また、スプール左端には前記セントスプリン
グIがスプリングシート21な介して作用し、したがっ
て、スプール12はピン20の押圧力とスプリング荷重
とがバランスする位置へと移動する。
ピン20はスリーブ端壁22を摺動自由に貫通し、ポン
プ吐出圧が導かれる圧力室23内に突出し、油圧の上昇
に応じてスプール12左方への押圧力を増大する。
なお、油通路24.25w介してスリーブ環状溝26に
ポンプ吐出油が導かれ、さらに通路27を介して前記A
ポート13に連通するとともに、細路28な介して圧力
室23にも吐出圧が作用する。
前記セントスプリング7は、常時荷重の作用する第1ス
プリング7aと、このスプリング7aが一定曳上収縮し
てから作用を始める第2スプリング7bとから構成され
、これによってトルク一定時性曲線に近似した弾発力を
スプール12IF−附与する。
セントスプリング70基端はアジャスタ30に保持され
、このアジャスタ30は前記アーム9の突出部31vC
−形成したねし孔32によって、スプール12の軸方向
に進退自在に結合している。
したがって、スプール12に向けてアジャスタ30を押
し進めれば、セットスプリング7の初期荷重は大きくな
り、逆に後退させれば弱(なる。
このアジャスタ30はねじ部33が前記ねじ孔32に螺
合する一方、後端のガイドロンド34には軸方向に延び
る割溝35が形成してあって、との割溝35に対して回
転プラグ36の保合プレート37が差し込まれ、これに
より調整機構8を構成する。
回転プラグ36は外部への突出端に角頭部3Bが形成さ
れ、また環状溝39に対して・・ウジング1に螺合する
止ねじ40の先端が嵌め込まれ、これにより軸方向には
移動せずに任意の回転位置に固定しうるようになってい
る。
さらに、41はオイルンールであって、前記中央空間部
4に充満する作動油がこの回転プラグ36の局面から漏
洩するのを防止している。
なお、ガイドロンド34に対する回転プラグ36の保合
は、第2図、第3図に示すように、ガイドロンド34を
軸方向中心から半割にした割溝35′と、回転プラグ3
6の同しく半割状の係合プレート37′との組合せでも
よい。
前記ピストン体100大径部10aの端部)・ウジング
1の左端からねじ込まれる調整プラグ42の端面と当接
し、その初期位置が決められる。
ピストン体10のねじ部43vC前記アーム9がねし結
合されるのであり、図示状態ではポンプ斜板角が最大、
つまり吐出量が最大となるように設定される。
ピストン体10の小径部10bの端面には圧力室16b
が形成され、この圧力室16bには前記通路24を介し
てポンプ吐出圧が導かれろと同時に、リターンスプリン
グ45が介装され、大径部圧力室16aの圧力が低下す
ると図のようにピストン体10を移動させる。
以上のように構成されるのであるが、これらの組込みに
あたっては、摺動孔2に対してはサーボバルブ6やアジ
ャスタ30が右端から挿入され、回転プラグ36が左端
から挿入されるし、また摺動孔3に対してはピストン体
10が左端から挿入されるのであり、そして中央空間部
4に配置したアーム9にピストン体10を貫通螺合すれ
ばよく、したがって分割ハウジングとしなくても組立が
簡単に行えるのである。
次に動作について説明する。
ポンプの作動に伴い吐出油の一部が通路24゜25を介
して導かれ、サーボバルブ6のスプール12をピン20
がこの吐出!1Evc応じて左方に押圧する(ピン20
の他端の室18はタンク圧であるため圧力が低い)。
このため、セントスプリング7を押縮めながらスプール
12が左方に移動し、Aポート13とCポート15とを
連通ずる。
ピストン体10の左方の圧力室16aがこのCポート1
5と接続しているので、この圧力室16aにポンプ吐出
圧が導かれろと大径部10aを右方に押すように作用す
る。
このとぎ、ピストン体10の他端小径部10bにも同一
のポンプ吐出圧と、リターンスプリング450反発力が
作用しているが、大径部10aと小径部10bとの受圧
面積差があるため、ピストン体10は両方の作用力がバ
ランスするまで右方に移動する。
ピストン体10の移動によりアーム9も一体的ニ格動し
てポンプ斜板角を小さくして吐出流量を減少させろ一方
、ンーム9の右行に伴いセントスプリング70基端のア
ジャスタ30も同−的に移動するので、セントスプリン
グ7の荷重が増大する。
このため、スプール12&”ICポート15を閉じるま
で右方へと押し戻され、その位置でピン12に作用する
吐出圧とのバランスが得られれば静止する。
なおCポート15が閉じられれば、ピストン体10に作
用する圧力室16aの押圧力が一定となり、このとき他
端の圧力室16bの圧力(吐出圧)が変化しない限りは
、斜板角はそのままに保持される。
そして、アーム9が右行するほど斜板角は小さくなり流
量が減少する反面、圧力は増大するのであり、結局発生
トルクは常にほぼ一定となる制御が行われる。
つまり、アーム9の動きによって制御される斜板角はア
ジャスタ30を介してセントスプリング7にフィードバ
ンクされ、結局、この七ソトスプリング7のばね特性を
、第4図のように、トルク一定曲線に近似させることに
より、ポンプの動特性をこれに対応したものに制御でき
ろのである。
この場合、スプリング7aの単独%性成と、スプリング
7aと7bの合成特性域とを連続させることにより、近
似特性を得る。
そして、このようなトルク特性を調整するには、Ihね
じ40を緩めて回転プラグ36な回転させ係合プレー1
・37を介してガイドロッド34を回転させればよく、
これによってアジャスタ30のアーム9に対する相対位
置が変位し、セットスプリング7の初期荷重(フィード
バックの定数)を変えることができる。
アジャスタ30な相対的に右行させればセット荷重が大
きくなり、第4図のイで示すような特性が得られるし、
逆に左行させてセント荷重を小さくすれば口で示すよう
な特性、すなわち、イに比べて同一流量に対しての圧力
を低下させることができる。
これらの調整は、ハウジング1の外部からポンプの運転
のいかんを問わず自由に行える。
なお、回転プラグ36とアジャスタ30の関係は、軸方
向へのアジャスタ30の移動は自由であるが、回転方向
に対しては期制されるものとなる。
最大吐出量の調整は、ピストン体10の左端に位置する
調整プラグ42により行うことができ、調整フラグ42
を右方に押し進めるにしたがって最大吐出量は減少する
(第4図のハ→二)。曳上のように本考案によれば、ポ
ンプを運転した状態でトルク一定曲線の特性調整を簡単
に行うことができ、このため製品のバラツキを防ぎ性能
の安定化をはかることができ、また性能検査な容易なら
しめる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断面図、第2図は他の実施例の要部
の断何図、第3図は第2図のI−I線断面図、第4図は
流量と圧力をパラメータとしたポンプ特性線図である。 1・−・ハウジング、2,3・・・摺動孔、4・・・中
央空間部、6・・・サーボバルブ、7・・・セットスプ
リング、8・・・調整機構、9・・・斜板角制御アーム
、10・・・ピストン体、10a・・・小径部、12・
・・スプール、16a・・・圧力室、16b・・・は圧
力室、20・・・ピン、23・−・圧力室、24.25
.27・−・ポンプ吐出圧通路、30・・・アジャスタ
、33・・・ねじ部、34・−・ガイドロッド、35・
・・割溝、36・・何転プラグ、37・−・係合プレー
ト、40・・・止ねじ、42・・・調整プラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ吐出圧に応動して切換制御されるサーボバルブと
    、当該サーボバルブの切換によって供給されろ吐出油に
    よって作動し、ポンプ斜板角制御アームを有するピスト
    ン体と、前記吐出圧に対して対向的にサーボバルブに作
    用するセントスプリングと、前記制御アームの変位をセ
    ントスプリングにフィードバックするようにした可変ポ
    ンプのレギュレータにおいで、前記制御アームに七ソト
    スプリングの一端を担持するアジャスタを進退自在に螺
    合する一方、該アジャスタと同軸上に回転プラグを設け
    、当該(ロ)転プラグとアジャスタとを軸方向に摺動可
    能でかつ回転方向に一体的に係合するよう嵌合し、前記
    回転プラグの一端をハウジングの外部に臨ませた可変ポ
    ンプのレギュレータ。
JP17887177U 1977-12-28 1977-12-28 可変ポンプのレギユレ−タ Expired JPS5928148Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54101605U JPS54101605U (ja) 1979-07-18
JPS5928148Y2 true JPS5928148Y2 (ja) 1984-08-14

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ID=29189759

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JP17887177U Expired JPS5928148Y2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 可変ポンプのレギユレ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07111177B2 (ja) * 1988-12-24 1995-11-29 ダイキン工業株式会社 可変容量形液圧装置

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JPS54101605U (ja) 1979-07-18

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