JPH06326869A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06326869A
JPH06326869A JP5110748A JP11074893A JPH06326869A JP H06326869 A JPH06326869 A JP H06326869A JP 5110748 A JP5110748 A JP 5110748A JP 11074893 A JP11074893 A JP 11074893A JP H06326869 A JPH06326869 A JP H06326869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
spatial filter
unit
section
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5110748A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Morita
秀樹 森田
Takashi Hasebe
孝 長谷部
Tatsuo Kumada
辰男 熊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP5110748A priority Critical patent/JPH06326869A/ja
Publication of JPH06326869A publication Critical patent/JPH06326869A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縮小・拡大にかかわらず良好な画像処理を実
現する。 【構成】 画像処理部に、縮小・拡大を行う変倍処理部
3と、画像情報の空間周波数特性を変換する空間フィル
タ部4とを備える。縮小時は、変倍処理部3が空間フィ
ルタ部4よりも先にくるように、拡大時は、空間フィル
タ部4が変倍処理部3よりも先にくるように、画像処理
順序を切換えるセレクタ5,6を設ける。画像判別部1
により、文字領域と中間調画像領域と網点画像領域とを
判別し、その判別結果に基づいて空間フィルタ部4の周
波数変換特性(エッジ強調,スムージング)を切換え
る。縮小時の網点画像の場合は、変倍処理の前にセレク
タ9により第2空間フィルタ8を通過させて、2画素平
均を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を光電変換し
て読取ったAD変換後の画像データを用いて、画像処理
を行い、出力装置への出力を行う画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像処理装置において、画
像処理部に、縮小・拡大を行う変倍処理部と、画像情報
の空間周波数特性を変換する空間フィルタ部とを備える
場合、変倍処理部と空間フィルタ部の順序は固定で、例
えば変倍処理部による縮小又は拡大後に空間フィルタ部
を通過させるか、空間フィルタ部を通過させた後に変倍
処理部による縮小又は拡大を行っていた。
【0003】また、画像処理部の前には、文字部(2値
の文字領域)と写真部(中間調画像領域)とを判別する
画像判別部が設けられ、その判別結果に基づいて、空間
フィルタ部の周波数変換特性を切換えていた。具体的に
は、文字部は、鮮鋭度を改善するため、空間フィルタ部
にてエッジ強調を行わせる。写真部は、なめらかさを表
現するため、空間フィルタ部にてスムージングを行わせ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空間フ
ィルタ部の後に変倍処理部を配置すると、変倍処理部に
よる縮小時に次のような問題点があった。すなわち、空
間フィルタ部でのエッジ強調後に変倍処理部による縮小
を行うと、原稿の縞状パターン部分において、エッジが
強調された後、縮小されるため、モアレ状パターンが発
生してしまう。
【0005】逆に、変倍処理部の後に空間フィルタ部を
配置すると、変倍処理部による拡大時に次のような問題
点があった。すなわち、拡大時においては、拡大処理の
特性上、拡大倍率に反比例して、周波数特性が劣化す
る。また、通常、空間フィルタ部は例えば5×5の特定
サイズのフィルタであり、特定の空間周波数成分の強
調、スムージングを行うから、周波数特性が劣化したも
のに対しては、強調、スムージングの効果が薄れる。従
って、変倍処理部による拡大後に空間フィルタ部でのエ
ッジ強調又はスムージングを行うと、エッジ強調、スム
ージングの効果が薄れてしまう。具体的には、画質を表
しているポチ状ノイズに対して、拡大処理を施した後
に、スムージング処理を施しても、なめらかにできな
い。
【0006】更に別の問題点として、網点画像の場合に
縮小処理を施すと、モアレが非常に目立つことがあっ
た。本発明は、このような従来の問題点に鑑み、縮小・
拡大にかかわらず良好な画像処理を行うことができるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、画
像処理部に、少なくとも、縮小・拡大を行う変倍処理部
と、画像情報の空間周波数特性を変換する空間フィルタ
部とを備える画像処理装置において、変倍処理部による
縮小時は変倍処理部が空間フィルタ部よりも先にくるよ
うに、また拡大時は空間フィルタ部が変倍処理部よりも
先にくるように、画像処理順序を切換える切換手段を設
ける構成としたものである。
【0008】ここで、前記画像処理部の前に文字領域と
中間調画像領域とを判別する画像判別部を設け、前記空
間フィルタ部に前記画像判別部の判別結果に基づいて周
波数変換特性を切換える周波数変換特性切換手段を具備
させるとよい。また、前記画像処理部の前に文字領域と
中間調画像領域と網点画像領域とを判別する画像判別部
を設け、前記空間フィルタ部に前記画像判別部の判別結
果に基づいて周波数変換特性を切換える周波数変換特性
切換手段を具備させると共に、前記変倍処理部の前に前
記空間フィルタ部とは別の高周波成分を除去する第2空
間フィルタを設け、縮小時の網点画像領域のみ前記第2
空間フィルタを通過させる手段を設けるとよい。
【0009】この第2空間フィルタは、主走査方向のみ
の平均化処理を行うものであればよい。
【0010】
【作用】エッジ強調後に縮小を行うとモアレ状パターン
が発生するが、縮小時には、縮小処理後にエッジ強調等
の空間フィルタ処理を行うため、モアレ状パターンの発
生を防止することができる。また、拡大後にエッジ強調
又はスムージングを行うとそれらの効果が薄れるが、拡
大時には、空間フィルタ処理後に拡大処理を行うため、
エッジ強調又はスムージングの効果の薄れを防止でき
る。
【0011】このように縮小時と拡大時とで画像処理順
序を入れ換えることにより、縮小・拡大にかかわらず良
好な画像処理を行って、画質を改善することができる。
また、文字領域と中間調画像領域、更には網点画像領域
を判別し、その判別結果に基づいて、空間フィルタ部の
周波数変換特性、すなわちエッジ強調とスムージングと
を切換えることにより、各画像に見合った良好な画像処
理を行うことができる。
【0012】更に、網点画像に縮小処理を施すと、モア
レが非常に目立つが、縮小時で網点画像領域の場合に
は、縮小処理の前に第2空間フィルタを用意して、これ
によりスムージングを行った後に縮小処理を行うことに
より、モアレ防止を図る。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例を示している。画像情報を光電変換して
読取ったAD変換後の1画素8ビットの画像データは、
画像判別部1に入力される。
【0014】画像判別部1の出力は、8ビットの画素デ
ータに各画素に1対1に対応した2ビットの判別信号を
付加した計10ビットからなり、この判別信号は画素デー
タと共に途中各々の処理にて使用されながら、ガンマ変
換の出力まで送られる。すなわち、画像判別部1にて、
文字領域と中間調画像領域(写真部)と網点画像領域と
を判別し、表1のような判別信号を付加するのである。
【0015】
【表1】
【0016】判別の手法の例を挙げれば、ウインドウ3
×3のエリアで見た場合、文字の部分は2値であるため
輝度に大きな変化があるのに対し、写真の部分は中間調
であるため輝度に大きな変化がない。この特性を利用
し、3×3のエリアの最大輝度Lmax と最小輝度Lmin
とを検出し、(1)Lmax −Lmin <所定値(輝度差な
し)、(2)Lmin <上限値(エリアが全白でない)、
(3)Lmax >下限値(エリアが全黒でない)の条件を
全て満たす場合に、中間調画像領域(写真部)と判別す
る。
【0017】画像判別部1の出力は、輝度濃度変換部2
を経て、変倍処理部3又は空間フィルタ部4へ入力され
る。変倍処理部3は、変倍指令に従って、縮小・拡大
(等倍を含む)を行う。具体的には、図2に示すよう
に、例えば直線補間にて処理がなされる。図2を参照
し、A,Bを原画素データ、Xを変換画素データとする
と、X=(1−P)×A+P×Bである。
【0018】空間フィルタ部4は、画像情報の空間周波
数特性を変換するもので、その内部に周波数変換特性切
換手段を具備しており、画像判別部1での判別結果(判
別信号)に基づいてエッジ強調又はスムージングを行
う。但し、変換なし(スルー)の場合もある。具体的に
は、文字領域の場合はエッジ強調、中間調画像領域の場
合はスムージングを行う。また、網点画像領域の場合
は、縮小・拡大時にスルー、等倍時にスムージングを行
う。
【0019】ここで、切換手段としてのセレクタ5,6
が設けられており、これらのセレクタ5,6は変倍指令
に従って、縮小時と拡大時とで切換えられる。縮小時
は、セレクタ5,6が図示a側に切換えられ、変倍処理
部3が空間フィルタ部4より先にくるようになる。すな
わち、変倍処理部3で縮小された後、空間フィルタ部4
を通過する。これにより、空間フィルタ部4でのエッジ
強調の際のモアレ状パターンの発生が防止される。
【0020】拡大時は、セレクタ5,6が図示b側に切
換えられ、空間フィルタ部4が変倍処理部3より先にく
るようになる。すなわち、空間フィルタ部4を通過した
後、変倍処理部3に送られて拡大される。これにより、
空間フィルタ部4でのエッジ強調又はスムージングの効
果が薄れることがなくなる。変倍処理部3及び空間フィ
ルタ部4を通過した画像処理後の画像データは、ガンマ
変換部7を経て、図示しない出力装置へ出力され、レー
ザ記録、あるいは画像メモリへのファイリングがなされ
る。
【0021】また、網点画像の場合に、縮小時のモアレ
発生を防止するため、変倍処理部3の前段に高周波成分
を除去するための第2空間フィルタ8が設けられる。こ
の第2空間フィルタ8は、例えば2画素平均部として構
成し、主走査方向のみの平均化処理を行うものでよい。
そして、縮小時の網点画像のみを第2空間フィルタ8を
通過させる手段としてセレクタ9が設けられる。
【0022】このように縮小時で網点画像領域の場合に
は、変倍処理部3による縮小処理の前に第2空間フィル
タ8により2画素平均(スムージング)を行うことによ
り、モアレ防止を図るのである。以上のようであって、
変倍指令及び画像判別結果に従って行われる処理は、表
2のようになる。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、縮
小時と拡大時とで画像処理順序を入れ換えることによ
り、縮小・拡大にかかわらず良好な画像処理を実現し
て、画質を改善できるという効果が得られる。また、文
字領域と中間調画像領域、更には網点画像領域を判別
し、その判別結果に基づいて、空間フィルタ部の周波数
変換特性を切換えることにより、各画像に見合った良好
な画像処理を行うことができる。
【0025】また、縮小時の網点画像領域の場合に、縮
小処理の前に第2空間フィルタによりスムージングを行
うことにより、モアレ防止に更に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す概略図
【図2】 変倍処理方法を示す図
【符号の説明】
1 画像判別部 2 輝度濃度変換部 3 変倍処理部 4 空間フィルタ部 5,6 セレクタ 7 ガンマ変換部 8 第2空間フィルタ(2画素平均部) 9 セレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を光電変換して読取ったAD変換
    後の画像データを用いて、画像処理を行い、出力装置へ
    の出力を行う画像処理装置であって、画像処理部に、少
    なくとも、縮小・拡大を行う変倍処理部と、画像情報の
    空間周波数特性を変換する空間フィルタ部とを備えるも
    のにおいて、 前記変倍処理部による縮小時は前記変倍処理部が前記空
    間フィルタ部よりも先にくるように、また拡大時は前記
    空間フィルタ部が前記変倍処理部よりも先にくるよう
    に、画像処理順序を切換える切換手段を設けたことを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像処理部の前に文字領域と中間調画
    像領域とを判別する画像判別部を設け、前記空間フィル
    タ部に前記画像判別部の判別結果に基づいて周波数変換
    特性を切換える周波数変換特性切換手段を具備させたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像処理部の前に文字領域と中間調画
    像領域と網点画像領域とを判別する画像判別部を設け、
    前記空間フィルタ部に前記画像判別部の判別結果に基づ
    いて周波数変換特性を切換える周波数変換特性切換手段
    を具備させると共に、前記変倍処理部の前に前記空間フ
    ィルタ部とは別の高周波成分を除去する第2空間フィル
    タを設け、縮小時の網点画像領域のみ前記第2空間フィ
    ルタを通過させる手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記第2空間フィルタは、主走査方向のみ
    の平均化処理を行うものであることを特徴とする請求項
    3記載の画像処理装置。
JP5110748A 1993-05-12 1993-05-12 画像処理装置 Pending JPH06326869A (ja)

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JP5110748A JPH06326869A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 画像処理装置

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JP5110748A JPH06326869A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 画像処理装置

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JP5110748A Pending JPH06326869A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 画像処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272878A (ja) * 2006-03-07 2007-10-18 Brother Ind Ltd 画像処理プログラムおよび画像処理装置
US8031973B2 (en) 2006-03-07 2011-10-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processing device capable of executing retinex processing at high speed

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007272878A (ja) * 2006-03-07 2007-10-18 Brother Ind Ltd 画像処理プログラムおよび画像処理装置
JP4687667B2 (ja) * 2006-03-07 2011-05-25 ブラザー工業株式会社 画像処理プログラムおよび画像処理装置
US8031973B2 (en) 2006-03-07 2011-10-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processing device capable of executing retinex processing at high speed

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