JPH06326608A - ホールド回路 - Google Patents

ホールド回路

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Publication number
JPH06326608A
JPH06326608A JP11340393A JP11340393A JPH06326608A JP H06326608 A JPH06326608 A JP H06326608A JP 11340393 A JP11340393 A JP 11340393A JP 11340393 A JP11340393 A JP 11340393A JP H06326608 A JPH06326608 A JP H06326608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
hold
time
circuit
analog signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11340393A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Ibara
伸行 茨
Yuji Takada
裕司 高田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH06326608A publication Critical patent/JPH06326608A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力されるアナログ信号の値とホールドされて
出力されるディジタル信号の値とが正確に一致するホー
ルド回路を提供する。 【構成】アナログ信号入力は、サンプルホールド回路1
を介してADコンバータ2に入力され、AD変換してデ
ィジタル信号として出力される。ホールド回路4が受け
る第1のホールド命令は、サンプルホールド回路1とタ
イマ回路3に送られる。第1のホールド命令によりサン
プルホールド回路1はアナログ信号出力をホールドす
る。一方タイマ回路3は、第1のホールド命令を受けて
からADコンバータ2の変換周期Tの2倍の一定時間T
1 をカウント後ADコンバータ2に第2のホールド命令
を送る。タイマ回路3によってADコンバータ2の出力
がホールドされるのを遅延させ、ホールドされるディジ
タル信号出力の値と、第1のホールド命令を受けた時点
でのアナログ信号入力の値とを一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されるアナログ信
号をAD変換してディジタル信号出力としてホールドす
るホールド回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなホールド回路として、従
来、図4に示すようなものがあった。図4に示すホール
ド回路は、アナログ信号をADコンバータ2に入力して
ディジタル信号に変換し、ADコンバータ2がホールド
命令を受けた時点でのアナログ信号入力をディジタル値
でホールドして出力するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般にAD
コンバータは、その変換方式及び精度により異なるが、
数ナノ秒〜数百ミリ秒の変換周期でAD変換を行ってお
り、このうち積分型のADコンバータは、高精度ではあ
るが変換周期が数ミリ秒以上と長いの普通である。すな
わち、図5に示すように、ADコンバータ2は変換周期
Tのサンプリング期間(例えばサンプリング期間a)に
入力されるアナログ信号をサンプリングしてAD変換を
行い、次のサンプリング期間(サンプリング期間b)に
1つ前の上記サンプリング期間aにおけるAD変換値を
ディジタル信号として出力するのである。
【0004】いま、図5に示すように、ADコンバータ
2がサンプリング期間bの時刻t=t0 でホールド命令
を受けたとすると、このサンプリング期間bにおけるA
Dコンバータ2のディジタル信号出力はサンプリング期
間aのAD変換値であるから、結局上記のサンプリング
期間aのAD変換値がADコンバータ2のディジタル信
号出力としてホールドされることになる。
【0005】したがって、上記の従来構成では、上述の
ようにADコンバータ2の変換周期Tを考慮していない
ために、積分型のADコンバータのように変換周期Tの
比較的長いADコンバータを使用すると、ADコンバー
タ2がホールド命令を受けた時刻t=t0 の時点におけ
る実際のアナログ入力信号の値と、ホールドされたAD
コンバータ2のディジタル信号出力の値(この場合はサ
ンプリング期間aのAD変換値)とが一致せず、例え
ば、ADコンバータ2のディジタル信号出力を表示回路
(図示せず)に入力してディジタル値として表示するよ
うな場合に、表示回路のホールドされたディジタル値の
表示とADコンバータ2がホールド命令を受けた時点で
のアナログ信号入力の値とに誤差が生じるという問題が
ある。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、ADコンバータの変換周期に起因する誤差を
除去して、入力されるアナログ信号の値とホールドされ
て出力されるディジタル信号の値とが正確に一致するホ
ールド回路を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、通常は入力されるアナログ信号をその
まま出力し第1のホールド命令を受けた時には第1のホ
ールド命令を受けた時点からアナログ信号出力をホール
ドするサンプルホールド回路と、サンプルホールド回路
から入力されるアナログ信号を一定の変換周期でディジ
タル信号に変換して出力するとともに第2のホールド命
令を受けた時点からディジタル信号出力をホールドする
ADコンバータと、第1のホールド命令を受けた時点か
らタイムカウントを開始しADコンバータの変換周期の
少なくとも2倍より長い時間をカウントした後ADコン
バータに第2のホールド命令を送るタイマ回路とを備え
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の構成では、通常は入力されるアナログ
信号をそのまま出力し第1のホールド命令を受けた時に
は第1のホールド命令を受けた時点からアナログ信号出
力をホールドするサンプルホールド回路と、サンプルホ
ールド回路から入力されるアナログ信号を一定の変換周
期でディジタル信号に変換して出力するとともに第2の
ホールド命令を受けた時点からディジタル信号出力をホ
ールドするADコンバータと、第1のホールド命令を受
けた時点からタイムカウントを開始しADコンバータの
変換周期の少なくとも2倍より長い時間をカウントした
後ADコンバータに第2のホールド命令を送るタイマ回
路とを備えたので、タイマ回路によってADコンバータ
の出力がホールドされるのを遅延させ、ADコンバータ
のディジタル信号出力の値と、サンプルホールド回路が
第1のホールド命令を受けた時点でのアナログ信号入力
の値とを一致させることができるのである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。図1に本実施例におけるホールド回路4
の概略ブロック図を示す。ホールド回路4は、サンプル
ホールド回路1とADコンバータ2とタイマ回路3とで
構成されており、図1に示すように、アナログ信号入力
はサンプルホールド回路1に入力される。通常サンプル
ホールド回路1は、入力されたアナログ信号をそのまま
アナログ信号として出力するサンプル状態で動作してお
り、サンプルホールド回路1から出力されるアナログ信
号をADコンバータ2に入力している。なお、ADコン
バータ2のAD変換動作は従来例と共通であるので説明
は省略する。さらに、ADコンバータ2にはタイマ回路
3が接続されており、ADコンバータ2はこのタイマ回
路3を経由してホールド命令を受けるようにしている。
【0010】上記構成のホールド回路4では、通常はア
ナログ信号入力を変換周期Tで随時サンプリングしてA
D変換を行い、ディジタル信号として出力している。そ
して、図2に示すように、ADコンバータ2のサンプリ
ング期間bの時刻t=t1 でホールド回路4に第1のホ
ールド命令を送ると、サンプルホールド回路1とタイマ
回路3とはこの第1のホールド命令を同時に受けるよう
にしている。第1のホールド命令を受けたサンプルホー
ルド回路1は、アナログ信号出力を時刻t=t 1 におけ
るアナログ信号入力の値にホールドする。一方、タイマ
回路3は、第1のホールド命令を受けた時点からタイム
カウントを開始し、一定時間T1 をカウントした後、A
Dコンバータ2に第2のホールド命令を送る。
【0011】ここで、ADコンバータ2は、サンプルホ
ールド回路1及びタイマ回路3が第1のホールド命令を
受けた時点ではまだホールド命令(第2のホールド命
令)を受けていないので、サンプルホールド回路1のア
ナログ信号出力を随時AD変換してディジタル信号を出
力している。ところが、時刻t=t1 でサンプルホール
ド回路1が第1のホールド命令を受けるとその時点から
アナログ信号出力はホールドされるので、ADコンバー
タ2にてAD変換されるアナログ信号は一定の値とな
る。よって、時刻t=t1 はサンプリング期間bに含ま
れるから、時刻t=t1 から次のサンプリング期間cの
開始時点までは、図2に示すように、ADコンバータ2
のディジタル信号出力はサンプリング期間aのAD変換
値となる。そして、次のサンプリング期間cでは1つ前
のサンプリング期間bのAD変換値が出力されるのであ
るが、このディジタル信号出力の値すなわちサンプリン
グ期間bのAD変換値は、サンプルホールド回路1が第
1のホールド命令を受けた時点のアナログ信号入力の値
とは一致しない。しかし、サンプリング期間cにおける
アナログ信号入力はホールドさせたい時刻t=t1 での
アナログ信号入力の値にホールドされているので、その
次のサンプリング期間dでAD変換されて出力されるデ
ィジタル信号は上記時刻t=t1 でのアナログ信号入力
の値と一致することになる。
【0012】したがって、サンプルホールド回路1及び
タイマ回路3が第1のホールド命令を受けた時点(時刻
t=t1 )でのADコンバータ2のサンプリング期間b
の次のサンプリング期間cが経過した後、すなわち時刻
t=t2 の時点でタイマ回路3からADコンバータ2に
第2のホールド命令を送れば、第2のホールド命令によ
ってADコンバータ2でホールドされるディジタル信号
出力の値と、ホールド回路4が第1のホールド命令を受
けた時点(時刻t=t1 )でのアナログ信号入力の値と
を一致させることができる。よって、タイマ回路3がタ
イムカウントする一定時間T1 はT1 =t2 −t1 とす
ればよく、一定時間T1 の値は第1のホールド命令を受
ける時刻t=t1 がその含まれるサンプリング期間(図
2の場合はサンプリング期間b)の開始直後の場合に最
も大きな値(変換周期Tの2倍)を取るので、一定時間
1 をこの変換周期Tの少なくとも2倍(T1 =2T)
よりも長くすれば、上述のようにホールドさせたい時点
でのアナログ信号入力の値と、ホールド回路4のディジ
タル信号出力の値とを正確に一致させることができる。
【0013】上述したホールド回路4を使用した例とし
て、図3に示すように、ホールド回路4を表示回路5に
接続したものがある。図3において、表示回路5は、A
Dコンバータ2からのディジタル信号出力を表示用信号
に変換して表示するものであり、ホールド回路4を使用
することによって、ADコンバータ2での変換周期Tに
よる誤差を除去して、ホールド回路4が第1のホールド
命令を受けた時点でのアナログ入力信号の値と表示回路
5で表示される値とを一致させることができるのであ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、通常は入力され
るアナログ信号をそのまま出力し第1のホールド命令を
受けた時には第1のホールド命令を受けた時点からアナ
ログ信号出力をホールドするサンプルホールド回路と、
サンプルホールド回路から入力されるアナログ信号を一
定の変換周期でディジタル信号に変換して出力するとと
もに第2のホールド命令を受けた時点からディジタル信
号出力をホールドするADコンバータと、第1のホール
ド命令を受けた時点からタイムカウントを開始しADコ
ンバータの変換周期の少なくとも2倍より長い時間をカ
ウントした後ADコンバータに第2のホールド命令を送
るタイマ回路とを備えたので、タイマ回路によってAD
コンバータの出力がホールドされるのを遅延させること
ができる。その結果、ADコンバータの変換周期に起因
する誤差を除去して、第1のホールド命令によってホー
ルドされるホールド回路のアナログ信号入力の値と、第
2のホールド命令によってホールドされるホールド回路
のディジタル信号出力の値とを正確に一致させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。
【図2】同上の動作を説明するための図であり、横軸に
時間、縦軸に信号レベルを取ったアナログ信号の入出力
波形図である。
【図3】同上の応用例を示す概略ブロック図である。
【図4】従来例を示す概略ブロック図である。
【図5】同上の動作を説明するための図であり、横軸に
時間、縦軸に信号レベルを取ったアナログ信号の入出力
波形図である。
【符号の説明】
1 サンプルホールド回路 2 ADコンバータ 3 タイマ回路 4 ホールド回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常は入力されるアナログ信号をそのま
    ま出力し第1のホールド命令を受けた時には第1のホー
    ルド命令を受けた時点からアナログ信号出力をホールド
    するサンプルホールド回路と、サンプルホールド回路か
    ら入力されるアナログ信号を一定の変換周期でディジタ
    ル信号に変換して出力するとともに第2のホールド命令
    を受けた時点からディジタル信号出力をホールドするA
    Dコンバータと、第1のホールド命令を受けた時点から
    タイムカウントを開始しADコンバータの変換周期の少
    なくとも2倍より長い時間をカウントした後ADコンバ
    ータに第2のホールド命令を送るタイマ回路とを備えた
    ことを特徴とするホールド回路。
JP11340393A 1993-05-14 1993-05-14 ホールド回路 Withdrawn JPH06326608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11340393A JPH06326608A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 ホールド回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11340393A JPH06326608A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 ホールド回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326608A true JPH06326608A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14611415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11340393A Withdrawn JPH06326608A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 ホールド回路

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