JPH06326488A - 高周波パッケージ装置 - Google Patents

高周波パッケージ装置

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JPH06326488A
JPH06326488A JP11198493A JP11198493A JPH06326488A JP H06326488 A JPH06326488 A JP H06326488A JP 11198493 A JP11198493 A JP 11198493A JP 11198493 A JP11198493 A JP 11198493A JP H06326488 A JPH06326488 A JP H06326488A
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JP
Japan
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metal
space
input
high frequency
frequency package
Prior art date
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Pending
Application number
JP11198493A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Ito
勝男 伊藤
Masao Otsubo
正男 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06326488A publication Critical patent/JPH06326488A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力端子部分からの電磁波の放射や飛び込
みを防止できる高周波パッケージ装置を提供すること。 【構成】 金属製側壁に囲まれた空間を有する金属製ケ
ース10と、前記空間内に形成された高周波回路部と、
前記空間の上方を覆う第1の金属製フタ15aと、前記
金属製側壁を貫通し、延長方向に沿って両側が側壁に囲
まれた入出力端子14と、この入出力端子14の上方、
およびこの入出力端子に接続される他の入出力端子の上
方を、共通に覆う第2の金属製フタ15bとから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばマイクロ波帯の
増幅器や逓倍器等を構成する高周波パッケー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】衛星通信システムやレーダ等のマイクロ
波帯のシステムに対して、小形化の要求が強くなってい
る。また、これらシステムには、数多くの機器、例えば
増幅器やミキサ、逓倍器が使用されている。したがっ
て、システムの小形化のためには、増幅器などの機器の
小形化が必要であり、そのため、増幅回路などの高周波
回路部をパッケージに内蔵する構造が用いられる。
【0003】ここで、高周波回路部を内蔵する従来の高
周波パッケージ装置について、図4を参照して説明す
る。41は金属製ケースで、金属製ケース41の中央に
周囲が4つの壁42で囲まれた空間43が形成される。
そして、空間43内の金属ケース41の面に例えば増幅
回路(図示せず)がマイクロ波集積回路(以下MICと
いう)技術を用いて構成される。また、4つの壁42で
囲まれた空間43の上部は、増幅回路をシールドするた
めにフタ44で覆われる。
【0004】また、4つの壁42部分を貫通して、金属
製ケース41面上にマイクロストリップ線路45が構成
される。マイクロストリップ線路45は、空間43内に
形成された増幅回路に信号を供給したり、また、増幅回
路で増幅された信号を取り出す入出力端子を構成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の高周波
パッケージ装置では、マイクロストリップ線路45で構
成された入出力端子は露出した状態になっている。した
がって、露出した部分から伝送中の電磁波が放射して、
他の高周波パッケージ装置の入出力端子に飛び込み、そ
の高周波回路部の特性に悪影響を与えることがある。ま
た、他の高周波パッケージ装置から放射された電磁波
が、露出したマイクロストリップ線路41に飛び込み悪
影響を受けることがある。
【0006】本発明は、上記の欠点を解決するもので、
入出力端子からの電磁波の放射や飛び込みを防止する高
周波パッケージ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波パッケー
ジ装置は、金属製側壁に囲まれた空間を有する金属製ケ
ースと、前記空間内に形成された高周波回路部と、前記
空間の上方を覆う第1の金属製フタと、前記金属製側壁
を貫通し、延長方向に沿って両側が側壁に囲まれた入出
力端子と、この入出力端子の上方、およびこの入出力端
子に接続される他の入出力端子の上方を、共通に覆う第
2の金属製フタとを具備している。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、高周波パッケージ装置を
構成する入出力端子の両側を側壁で囲み、この入出力端
子の上方、およびこの入出力端子に接続される他の入出
力端子の上方を、第2の金属製フタで共通に覆ってい
る。
【0009】したがって、伝送中の電磁波が入出力端子
部分から放射したり、また、他の高周波パッケージ装置
から放射された電磁波が入出力端子部分に飛び込むよう
なことがない。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を参照して
説明する。
【0011】10は金属製ケースで、その4隅には、金
属製ケース10をネジ止めする貫通穴11が形成されて
いる。また、金属ケース10の4つの辺は、一部が引っ
込んだ凹形構造10aをしており、中央には、4方が壁
12aで囲まれた空間13が形成されている。そして、
空間13内には、増幅回路などの高周波回路部(図示せ
ず)がMIC技術を用いて構成される。また、金属ケー
ス10の各凹形構造10aの底面には、空間13を囲む
壁12aを貫通してマイクロストリップ線路14が形成
されている。なお、マイクロストリップ線路14が貫通
する壁12a部分には、マイクロストリップ線路14と
金属製の壁12aが電気的に接触しないように絶縁され
ている。
【0012】マイクロストリップ線路14は、増幅回路
に信号を供給したり、また、増幅回路で増幅された信号
を取り出す入出力端子を構成しており、進行方向に沿っ
てその両側は金属壁12bで挟まれている。
【0013】なお、増幅回路が形成された空間13はフ
タ15aで覆われシールドされる。また、凹形構造10
a部分の上方もフタ15bで覆われシールドされる。な
お、1つの高周波パッケージ装置に、他の高周波パッケ
ージ装置が隣接して配置される場合、凹形構造部分を覆
うフタ15bは、隣接する両高周波パッケージ装置の凹
形構造部分、例えば20aを共通に覆う大きさのものが
使用される。
【0014】この場合、フタ15bは、隣接する高周波
パッケージ装置に跨がって、固定される。また、隣接す
る各高周波パッケージ装置のマイクロストリップ線路同
士は、金箔や金線、銅線などで接続される。
【0015】上記した構成の高周波パッケージ装置によ
れば、入出力端子部分のマイクロストリップ線路14
は、上方はフタ15bで、また、横方向は金属ケース1
0の壁12bで覆われシールドされる。
【0016】ここで、高周波パッケージ装置がフタ15
a、15bで覆われた状態を図2に示す。図2では図1
と同一部分には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0017】次に、本発明の他の実施例について、図3
を参照して説明する。なお、図3では、図1と同一部分
には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0018】図1の実施例では、入出力端子は4方向に
形成され、また、空間を囲む壁や、4隅のネジ止め用の
貫通穴が形成された部分など、金属ケースの上面が一様
の高さになっている。しかし、図3の場合は、入出力端
子であるマイクロストリップ線路14は2方向のみに構
成され、また、マイクロストリップ線路の左右の壁12
bは、空間13を囲む壁12aより一段低くなってい
る。
【0019】この場合も、増幅回路などが形成された空
間13の上方、およびマイクロストリップ線路14の上
方は、それぞれフタ15a、15bでシールドされる。
なお、フタ15a、15bは、4隅に形成されたネジ穴
31を用いて、壁12a、12bに固定されている。
【0020】上記した各実施例では、入出力端子を構成
するマイクロストリップ線路は、4方向あるいは2方向
に形成されているが、入出力端子の方向や数は任意に設
定できる。また、1つの方向に形成されるマイクロスト
リップ線路の数も、2つである必要はなく、その数は自
由に選択できる。
【0021】また、マイクロストリップ線路に代えて、
三導体ストリップ線路やサスペンデットラインなどを用
いてもよく、また、マイクロストリップ線路などの先端
が、金属ケースの辺から外側にリード状に飛び出る構造
にすることもできる。また、フタと金属ケースの固定も
ネジ止や接着に限らず、他の方法を用いることができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、入出力端子部分からの
電磁波の放射や飛び込みを防止できる高周波パッケージ
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を説明する斜視図である。
【図4】従来例を説明する斜視図である。
【符号の説明】
10…金属ケース 10a、20a…凹形構造 11…貫通穴 12a、12b…壁 13…空間 14…マイクロストリップ線路 15a、15b…フタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製側壁に囲まれた空間を有する金属
    製ケースと、前記空間内に形成された高周波回路部と、
    前記空間の上方を覆う第1の金属製フタと、前記金属製
    側壁を貫通し、延長方向に沿って両側が側壁に囲まれた
    入出力端子と、この入出力端子の上方、およびこの入出
    力端子に接続される他の入出力端子の上方を、共通に覆
    う第2の金属製フタとを具備した高周波パッケージ装
    置。
JP11198493A 1993-05-14 1993-05-14 高周波パッケージ装置 Pending JPH06326488A (ja)

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JP11198493A JPH06326488A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 高周波パッケージ装置

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JP11198493A JPH06326488A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 高周波パッケージ装置

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JPH06326488A true JPH06326488A (ja) 1994-11-25

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ID=14575040

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JP11198493A Pending JPH06326488A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 高周波パッケージ装置

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JP (1) JPH06326488A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1492165A2 (en) * 2003-05-19 2004-12-29 TDK Corporation Electronic component module
US6914787B2 (en) 2003-05-19 2005-07-05 Tdk Corporation Electronic component module
US6917526B2 (en) 2003-04-24 2005-07-12 Tdk Corporation Electronic component module

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917526B2 (en) 2003-04-24 2005-07-12 Tdk Corporation Electronic component module
EP1492165A2 (en) * 2003-05-19 2004-12-29 TDK Corporation Electronic component module
US6914787B2 (en) 2003-05-19 2005-07-05 Tdk Corporation Electronic component module
US7102896B2 (en) 2003-05-19 2006-09-05 Tdk Corporation Electronic component module

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