JPH06326015A - フォトレジストコーター - Google Patents

フォトレジストコーター

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Publication number
JPH06326015A
JPH06326015A JP11184593A JP11184593A JPH06326015A JP H06326015 A JPH06326015 A JP H06326015A JP 11184593 A JP11184593 A JP 11184593A JP 11184593 A JP11184593 A JP 11184593A JP H06326015 A JPH06326015 A JP H06326015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
control valve
solvent
pressure
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11184593A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Takizawa
▲琢▼也 滝澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11184593A priority Critical patent/JPH06326015A/ja
Publication of JPH06326015A publication Critical patent/JPH06326015A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】半導体プロセスにおけるフォト工程において、
レジストを塗布する時に、レジストの吐出量を一定に保
つために、レジスト吐出ノズル部分に計量用シリンダー
13を設け、計量用シリンダーで計量してからレジスト
を吐出するフォトレジストコーター。また、レジストと
溶剤の切り換えが可能なように3方弁を設け、普段は配
管内を溶剤で充満させる手段を取る。レジスト加圧用の
N2ライン1、加圧タンク3、レジストの入った瓶4、
3方弁11、空圧制御弁9、シリンダー付きノズル1
3、ステッピングモーター16、ギヤ15、ボールネジ
14、溶剤加圧用N2ライン、等から構成される。 【効果】レジストの粘度変化、加圧用N2の圧力低下、
加圧用N2の配管内でのリーク、硬化したレジストによ
る空圧制御弁・3方弁の詰まりなどにより、レジスト吐
出量が変化し塗布ムラや膜圧異常が発生する事を防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォトレジストコーター
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォトレジストコーターはレジス
ト吐出時に、薬液をAirで加圧して一定時間吐出させ
る方式が主流だった。図2は従来の方式の構成を示した
ものである。レジストを吐出させるためのN2は配管2
1を通り加圧タンク23を加圧する。22はN2加圧用
の空圧制御弁でN2の供給/停止の切り換えを行う。加
圧タンク23が加圧されると薬液瓶24の中のレジスト
が配管25を通って供給される。26はレジスト供給/
停止の切り換えを行う空圧制御弁である。27はレジス
ト吐出停止時の液ダレを防止するサックバックバルブ
で、26、27を通ったレジストはノズル28からシリ
コンウェハー30に塗布される。29はスピードコント
ローラーで空圧制御弁・サックバックバルブの駆動スピ
ードを制御している。31はウェハー吸着部で、32は
ウェハー回転用スピンモーターである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では図2の
空圧制御弁26の開いている時間により、レジスト吐出
量を調整していた。そのため、レジストの粘度が変化し
たり、加圧に使っているN2の圧力が低下したり、配管
のどこかN2のリークがあったり、特にレジストが高粘
度の時は空圧制御弁やレジスト液だれ防止装置に硬化し
たレジストが詰まったりして、レジスト吐出量が変化し
てしまい、塗布ムラや膜圧異常の原因になる事が課題と
なっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】加圧用のN2圧力低下に
よるレジスト吐出量低下の対策として、ノズル部分にレ
ジスト計量機構を設ける手段を取る。これにより常に安
定したレジスト吐出量が得られる。
【0005】また硬化したレジストによる配管の詰まり
を防止するために、レジストと溶剤の切り換えが可能な
ように3方弁を設け、普段は配管内を溶剤で充満させる
手段を取る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。加
圧タンク方式である事は従来の方式と同様であるが、レ
ジスト系にかかるN2圧力はシリンダーにレジストを供
給しようとした時にわずかかかれば良いため、従来の方
式よりも低くて良い。レジストを加圧するためのN2は
配管1を通って加圧タンク3を加圧する。2はN2加圧
用の空圧制御弁でN2の供給/停止の切り替えを行う。
加圧タンク3が加圧されると薬液瓶4の中のレジストが
配管5を通って供給される。6は3方弁でそれ以降の配
管へ流すレジスト/溶剤の切り換えを行う。普段は溶剤
が流れるようになっている。7は空圧制御弁で、レジス
ト及び溶剤の供給/停止の切り換えを行う。8はスピー
ドコントローラーで3方弁・空圧制御弁の駆動スピード
を制御している。13はレジスト計量用のシリンダー付
きノズルで、14はシリンダー駆動用のボールネジ、1
5はボールネジを上下させるためのギヤで、16は15
のギヤを回転させるためのステッピングモーターであ
る。このステッピングモーターに必要な体積に相当する
分のパルスが与えられると、ステッピングモーター16
は必要な回数だけ回転し、15のギヤを回転させて14
のボールネジを上昇させる。その動作によりシリンダー
13の容積が増加する。またこの時、6の3方弁はレジ
スト系に、7の空圧制御弁は供給側になっているため、
シリンダー13の容積増加分だけレジストが供給され
る。またステッピングモーターの回転が停止した時点で
空圧制御弁7はレジストの供給を停止させる。このよう
にしてレジストは計量される。
【0007】レジスト吐出時は、16のステッピングモ
ーターにレジストの体積に相当するパルスを与えレジス
ト供給時とは逆に回転させる。すると15のギヤは回転
して14のボールネジを下降させる。その動作によりシ
リンダー13の容積が減少する。この時空圧制御弁7は
閉じているため、容積減少分だけレジストがノズル17
から18のシリコンウェハーに吐出される。
【0008】19はウェハー吸着部で、20は回転用ス
ピンモーターである。
【0009】またシリンダー固着防止及び3方弁・空圧
制御弁におけるレジストの詰まり防止のため、溶剤系の
ラインを設けた。10の加圧缶にはレジストを溶解でき
る溶剤を入れ、9は加圧用の空圧制御弁で加圧缶10へ
のN2の供給/停止の切り替えを行う。レジスト塗布の
処理が終わった後に溶剤による配管洗浄N2で加圧され
た加圧缶の中の溶剤は配管を通って11の3方弁に向か
う。11は溶剤とN2の切り換えをするための3方弁で
あり普段は溶剤側になっている。11の3方弁を通った
溶剤は6の3方弁に向かう。そして6の3方弁によって
レジストとの切り換えが行われ、13のシリンダーノズ
ルへ供給される。シリンダーの中に充填された溶剤は、
11の3方弁をN2側に切り換えることにより配管のN2
ブローが行われるのと、レジスト吐出時と同じようなシ
リンダーノズル13の駆動により、シリンダーノズル待
機場所下に設けられたドレイン口に廃棄される。この機
構によって、レジストの通る配管及び空圧制御弁は全
て、レジストを使用していない時には溶剤で満たされて
いる事になり硬化したレジストによる配管の詰まりは防
止できる。実際の使用に関しては、レジスト塗布をバッ
チで行った時に、全ウェハーの塗布が終了した時に3方
弁がレジストから溶剤系に切り換わる方式と、ウェハー
1枚の塗布が終了する毎にレジストから溶剤に切り換わ
る方式の選択をソフト上で変更できるようにし、使用レ
ジストの粘度が特に高い場合1枚毎に配管を溶剤で洗浄
する事も可能である。
【0010】
【発明の効果】この方式により、高粘度のレジストを使
用する場合でも常に安定した量のレジストを供給する事
が出来るため、塗布後の塗布ムラ、膜厚異常を防止出来
る効果がある。また塗布時以外は常に溶剤が配管内に行
き渡っているため、3方弁・空圧制御弁等の詰まりによ
るトラブルも防止出来る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、レジスト計量用シリンダーを用い
たレジスト供給配管図。
【図2】 従来技術の、N2加圧によるレジスト供給配
管図。
【符号の説明】
1・・・・N2配管 2・・・・空圧制御弁 3・・・・加圧タンク 4・・・・薬液瓶 5・・・・薬液配管 6・・・・3方弁 7・・・・空圧制御弁 8・・・・スピードコントローラー 9・・・・空圧制御弁 10・・・加圧缶 11・・・3方弁 12・・・N2配管 13・・・計量用シリンダー 14・・・ボールネジ 15・・・ボールネジを上下させるためのギヤ 16・・・ステッピングモーター 17・・・ノズル 18・・・シリコンウェハー 19・・・ウェハーチャック 20・・・スピンモーター 21・・・N2配管 22・・・空圧制御弁 23・・・加圧タンク 24・・・薬液瓶 25・・・レジスト配管 26・・・空圧制御弁 27・・・サックバックバルブ 28・・・ノズル 29・・・スピードコントローラー 30・・・シリコンウェハー 31・・・ウェハーチャック 32・・・スピンモーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体プロセスにおけるフォト工程におい
    て、レジストを塗布する時に、レジストの吐出量を一定
    に保つために、レジスト吐出ノズル部分に計量用シリン
    ダーを設けたことを特徴とするフォトレジストコータ
    ー。
JP11184593A 1993-05-13 1993-05-13 フォトレジストコーター Pending JPH06326015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11184593A JPH06326015A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 フォトレジストコーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11184593A JPH06326015A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 フォトレジストコーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326015A true JPH06326015A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14571612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11184593A Pending JPH06326015A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 フォトレジストコーター

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JP (1) JPH06326015A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1126377A (ja) * 1997-04-01 1999-01-29 Miyazaki Oki Electric Co Ltd レジスト吐出システムとレジスト吐出方法
CN102294311A (zh) * 2010-06-28 2011-12-28 上海富亿德塑胶有限公司 一种喷涂齿轮油用装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1126377A (ja) * 1997-04-01 1999-01-29 Miyazaki Oki Electric Co Ltd レジスト吐出システムとレジスト吐出方法
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