JPH063255Y2 - 混合水栓の接続管 - Google Patents

混合水栓の接続管

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JPH063255Y2
JPH063255Y2 JP15500687U JP15500687U JPH063255Y2 JP H063255 Y2 JPH063255 Y2 JP H063255Y2 JP 15500687 U JP15500687 U JP 15500687U JP 15500687 U JP15500687 U JP 15500687U JP H063255 Y2 JPH063255 Y2 JP H063255Y2
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JP
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pipe
relay
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忠治 福田
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忠治 福田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、使用時に水と湯を混合させる形式の混合水栓
における栓体の中継管と配管との間に介設させる接続管
に関するものである。
〔従来の技術〕
使用時に水と湯を混合させる混合水栓は流し台や洗面台
その他浴室等において広く用いられているのであり、こ
れの一形式にかかるもの(2ハンドル混合栓)は、第5
図に示すように摘み1,1を上部左右の対称位置に備え
た栓体2を基部両端の中継管3,3により壁面左右に開
設した接続管4,4を介してとりつけるようにしている
のである。然して図示の混合水栓は、栓体2の中間に蛇
口5を設けしめたものであるが、その他図示しないが、
本体2に温度調節ハンドルと蛇口用ハンドル、さらには
シャワー用の取出口等を備えた形式のものが用いられて
いるのである。
ところで、この種の混合水栓における上記中継管3,3
は、正面よりみてハの字形あるいは平行状態で立上るよ
う左右対称とした同一角度にとりつけることが肝要で、
然るに従来この種中継管3の取付けは、第6図に示すよ
うに基端外周に形成した雄ネジ3′を、壁面外に開口さ
せた接続管4の雌ネジ4′にパッキン6を介して螺合す
る構成としているのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上から明らかなように、各接続管4の雌ネジ4′に対
し夫々中継管基端の雄ネジ3′を漏水しないよう緊締状
態に強く螺合することで、これら中継管3,3を例えば
ハの字を呈するよう左右対称形にとりつけるのは困難で
あるので、通常は施工時にパッキン6の厚みを種々選択
しながら行わねばならないのであり、このため多くのメ
ーカーからカラフルで多様な機能を有する形式の混合水
栓がスーパなどを通じて売り出されている昨今におい
て、好みの品物を折角入手しても素人では規格通りの正
確な取付けが容易に行えないのである。
本考案はかかる実情に対処するため、前記接続管におけ
る中継管の連結構造を従来のような螺合形式とすること
なく、両者を軸方向および周方向ヘルーズに嵌合させる
ことにより、つまり接続管に対する中継管を所要の回動
角度の自由な位置で気密状に緊締させて連結できるよう
にしたもので、7は壁部内の配管を示す。
〔問題点を解決しようとする技術的手段〕
本考案にかかる接続管は前記の目的を達成するため、外
端を壁面がわに開口させると共に、内端がわに配管連結
用の螺筒部を形成した接続管本体における前記壁面がわ
に開口する中継管基端の挿入孔を軸方向へ平滑な断面円
形状に形成し、かつこの挿入孔の中間にOリングを周設
せしめ、さらに該挿入孔の開口がわ首部外周に上記中継
管の基部ロック用の環具を嵌合せしめたことを特徴とす
るのである。
〔作用〕
本考案は前記の構成を有するので、施工に際して、先ず
湯、水供給用として壁部内に設備されている左右の各配
管端部に、本考案接続管における本体内端の螺筒部を水
洩れしないよう螺合して連結し、次いでこの接続管本体
の環具を弛めた状態で該接続管本体における壁面外に向
けて開口した挿入孔内に混合栓体左右の中継管の基端を
夫々軸方向に挿しこませ、然る後混合栓体における上記
両中継管の取付け角度を左右対称となるように定めた
上、前記環具により接続管の首部を絞縮させることで中
継管を緊締状態になすと、該中継管を左右等角度として
混合栓体に連結させうるのである。
〔実施例〕
以下本考案を図の実施例について説明すると、11は混
合水栓における栓体の両端に夫々回動調節可能に備えし
めた各中継管12における基端12aと、壁部13内に
配設した湯、水供給用の配管14とを連結させる接続管
本体で、該本体11は全体が筒状をなしていて、内端部
には上記配管14にパッキン15を介して螺合させる螺
筒部11aを形成すると共に、外端部11bが壁部13
の壁部外に突出せしめられ、然して該本体11は、外端
の開口がわより上記中継管12の基端12aを回動なら
びに軸方向への摺動を自在として通挿させる円筒状の挿
入孔11cおよび上記螺筒部11a内に形成した工具係
合兼用の通孔11dによって軸方向に貫通されている。
11eは挿入孔11cの内周に嵌設したOリングであ
る。
16は接続管本体11の外端部がわ外周部において壁部
13の外面に対接しうるように形成した化粧フランジ、
17は上記挿入孔11cに通挿した中継管の基端12a
を緊締掴持しうるよう、本体11における前記化粧フラ
ンジ16の外端がわに突設した首部11′の外周に嵌合
させた環具であって、図例のものは、該環具の等分割し
た内周面数ケ所に、周方向へ移動するにしたがって漸次
その深みを浅くしたボール18を嵌合させるカム溝19
を形成せしめ、環具17を(イ)矢印方向へ回動したと
き、上記ボール18を接続管11における首部11′に
内外連通するよう貫設した小孔20を通じて挿入孔11
c内に突入する構成のものを示したが、この環具17
は、回動することで挿入孔11c内に通挿した中継管の
基端12aを外周から緊締する機能を有しておればよい
のである。なお、中継管12の前記本体11の挿入孔1
1aに通挿させる基端12aは、第3図に示すように円
筒状12bに形成したものを用いればよいのであるが、
第6図の従来例と同じく基端12aの外周に雄ネジ3′
を形成した形式のものでは、第4図に示すように上記雄
ネジ3′の外周に、円筒状の補助筒12cを螺合するこ
とで従来例の雄ネジ3′を有する中継管3を用いること
ができるのである。12dはボール18を係入させる溝
を示す。
上記構成によるときは、環具17を弛めた状態で各接続
管本体11における挿入孔11c内に向けて、混合水栓
がわの回動自在ならしめた左右の各中継管の基端12a
を通挿して該中継管12を所望角度に決定し、然る後環
具17を回動させて上記本体11に対して中継管を緊締
し、次いで中継管の他端を混合水栓の栓体に固定すれば
よいのである。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、混合水栓における栓体の両端に回
動しうるよう備えしめた中継管の基端を、壁部内に固定
配置された接続管に対し、軸方向に通挿せしめた後、自
由に回動させて前記左右の中継管の取付角度を自由に定
めた状態で緊締しうるので、この種混合水栓を漏水の懸
念なく、素人でも正確かつ迅速にとりつけることができ
るのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案接続具の要部切欠側面図、第2図は第1
図A〜A線の断面図、第3,4図は混合水栓がわの異な
った形式の各中継管の一部省切の側面図、第5図は混合
水栓の一例を示し斜視図、第6図は同接続部分の一部破
断側面図である。 2は栓体、11は接続管本体、11aは螺筒部、11b
は外端、11cは挿入孔、11eはOリング、11′は
首部、12は中継管、12aは基端、13は壁部、14
は配管、16は化粧リング、17は環具。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】栓体左右に連設する各中継管と壁部内に設
    けた各配管とを接続する金具であって、外端を壁面がわ
    に開口させると共に、内端がわに配管連結用の螺筒部を
    形成した接続管本体における前記壁面がわに開口する中
    継管基端の挿入孔を軸方向へ平滑な断面円形状に形成
    し、かつこの挿入孔の中間にOリングを周設せしめ、さ
    らに該挿入孔の開口がわ首部外周に上記中継管の基部ロ
    ック用の環具を嵌合せしめたことを特徴とする混合水栓
    の接続管。
  2. 【請求項2】環具の嵌合位置背部であって、壁面より突
    出した接続管本体の外周に、上記壁面に対接する化粧フ
    ランジを形成したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の混合水栓の接続管。
JP15500687U 1987-10-09 1987-10-09 混合水栓の接続管 Expired - Lifetime JPH063255Y2 (ja)

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JP15500687U JPH063255Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 混合水栓の接続管

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Publication Number Publication Date
JPH0158875U JPH0158875U (ja) 1989-04-13
JPH063255Y2 true JPH063255Y2 (ja) 1994-01-26

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