JPH06325203A - 文字認識装置ならびにその認識文字表示方法および認識文字校正方法 - Google Patents
文字認識装置ならびにその認識文字表示方法および認識文字校正方法Info
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- JPH06325203A JPH06325203A JP5115531A JP11553193A JPH06325203A JP H06325203 A JPH06325203 A JP H06325203A JP 5115531 A JP5115531 A JP 5115531A JP 11553193 A JP11553193 A JP 11553193A JP H06325203 A JPH06325203 A JP H06325203A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 認識文字の表示およびその校正において、認
識誤りの確認作業における効率の向上、不確定な認識文
字の修正および同じ認識誤りに対する修正作業における
操作性の向上が可能な文字認識装置の表示および校正技
術を提供する。 【構成】 原画像データから文字コードデータに変換す
る文字認識装置であって入力制御装置1、画像入力装置
2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモリ5、ディス
ク装置6などから構成され、これらがデータバス7によ
って接続されている。そして、メモリ5には、書式解析
プログラム12、文字認識プログラム13および認識文
字表示プログラム14などが格納され、さらに画像情報
テーブル15、表示情報テーブル16および文字コード
変換テーブル17などが設けられており、またディスク
装置6には、行情報テーブル18および認識文字情報テ
ーブル19などが設けられている。
識誤りの確認作業における効率の向上、不確定な認識文
字の修正および同じ認識誤りに対する修正作業における
操作性の向上が可能な文字認識装置の表示および校正技
術を提供する。 【構成】 原画像データから文字コードデータに変換す
る文字認識装置であって入力制御装置1、画像入力装置
2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモリ5、ディス
ク装置6などから構成され、これらがデータバス7によ
って接続されている。そして、メモリ5には、書式解析
プログラム12、文字認識プログラム13および認識文
字表示プログラム14などが格納され、さらに画像情報
テーブル15、表示情報テーブル16および文字コード
変換テーブル17などが設けられており、またディスク
装置6には、行情報テーブル18および認識文字情報テ
ーブル19などが設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原画像データから文字
コードデータに変換する文字認識装置に関し、特に認識
した文字の表示およびその校正において、認識誤りの確
認作業における効率の向上と、不確定な認識文字の修正
および同じ認識誤りに対する修正作業における操作性の
向上が可能とされる文字認識装置ならびにその認識文字
表示方法および認識文字校正方法に適用して有効な技術
に関する。
コードデータに変換する文字認識装置に関し、特に認識
した文字の表示およびその校正において、認識誤りの確
認作業における効率の向上と、不確定な認識文字の修正
および同じ認識誤りに対する修正作業における操作性の
向上が可能とされる文字認識装置ならびにその認識文字
表示方法および認識文字校正方法に適用して有効な技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷文字の文字認識技術において
は、ワードプロセッサやデータベースへの初期入力作業
の軽減を目的とした文字認識装置が期待されており、こ
の文字認識装置の登場によって、紙として存在する文
書、光ディスクなどの大容量ファイルに存在する文書画
像データからワードプロセッサなどで再利用可能な文字
コードに変換し、たとえば認識した文字を行毎に表示し
ている。
は、ワードプロセッサやデータベースへの初期入力作業
の軽減を目的とした文字認識装置が期待されており、こ
の文字認識装置の登場によって、紙として存在する文
書、光ディスクなどの大容量ファイルに存在する文書画
像データからワードプロセッサなどで再利用可能な文字
コードに変換し、たとえば認識した文字を行毎に表示し
ている。
【0003】しかし、この文字認識装置による認識率は
充分に高い訳ではなく、このために認識した後に必ず認
識結果の校正・編集の処理が必要となる。たとえば、特
開昭58−87664号公報に記載の技術のように、文
書画像データを文字コードデータに変換した結果を校正
する場合に、画面上の該当する文字の上に直接上書きす
る方法が採用されている。
充分に高い訳ではなく、このために認識した後に必ず認
識結果の校正・編集の処理が必要となる。たとえば、特
開昭58−87664号公報に記載の技術のように、文
書画像データを文字コードデータに変換した結果を校正
する場合に、画面上の該当する文字の上に直接上書きす
る方法が採用されている。
【0004】この場合に、画面上の該当する文字をマウ
スなどによって指定すると、この文字の認識候補が別ウ
ィンドウに表示され、このウィンドウ上には候補文字が
9〜10文字で固定表示される。そして、このウィンド
ウ上の所望の文字をその都度指定することにより認識結
果表示画面上の文字コードを置き換えることができるよ
うになっている。
スなどによって指定すると、この文字の認識候補が別ウ
ィンドウに表示され、このウィンドウ上には候補文字が
9〜10文字で固定表示される。そして、このウィンド
ウ上の所望の文字をその都度指定することにより認識結
果表示画面上の文字コードを置き換えることができるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、たとえば認識した文字が行毎に
表示されるために、認識した文字に該当する入力した画
像の相対的な対応が付け難く、そのために認識結果の確
認作業に時間を必要とし、期待したほどの初期入力作業
の軽減が達成できないという問題がある。
な従来技術においては、たとえば認識した文字が行毎に
表示されるために、認識した文字に該当する入力した画
像の相対的な対応が付け難く、そのために認識結果の確
認作業に時間を必要とし、期待したほどの初期入力作業
の軽減が達成できないという問題がある。
【0006】また、認識結果の校正・編集を行う場合に
おいても、校正が必要な該当する文字をその都度選択し
て指定しなければならず、さらに同じ認識誤りに対する
校正作業についての配慮もなされておらず、校正・編集
作業の操作性が良くないという問題がある。
おいても、校正が必要な該当する文字をその都度選択し
て指定しなければならず、さらに同じ認識誤りに対する
校正作業についての配慮もなされておらず、校正・編集
作業の操作性が良くないという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、認識した文字を
文字属性に従って表示し、特に入力した画像と相似形に
表示することによって認識誤りの確認作業の時間を低減
することができる文字認識装置およびその認識文字表示
方法を提供することにある。
文字属性に従って表示し、特に入力した画像と相似形に
表示することによって認識誤りの確認作業の時間を低減
することができる文字認識装置およびその認識文字表示
方法を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、校正作業の操
作性を改善し、不確定な認識文字の修正および同じ認識
誤りに対する修正作業において、その文字認識結果の校
正処理を容易に行うことができる文字認識装置およびそ
の認識文字校正方法を提供することにある。
作性を改善し、不確定な認識文字の修正および同じ認識
誤りに対する修正作業において、その文字認識結果の校
正処理を容易に行うことができる文字認識装置およびそ
の認識文字校正方法を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の文字認識装置およびそ
の認識文字表示方法は、原画像の画像入力手段と、画像
入力手段による入力画像から文字領域を分離する書式解
析手段と、書式解析手段による入力画像の文字領域に対
して文字の認識を実行する文字認識手段と、文字認識手
段による認識結果を表示する表示手段とを有する文字認
識装置であって、認識された文字の属性を認識する属性
認識手段と、この認識された文字の文字コードおよび文
字属性を記憶する記憶手段と、認識された文字を表示す
る位置を文字領域の位置から計算する位置計算手段と、
文字属性に従い文字コードを変換して表示する結果表示
手段とを備えるものである。
の認識文字表示方法は、原画像の画像入力手段と、画像
入力手段による入力画像から文字領域を分離する書式解
析手段と、書式解析手段による入力画像の文字領域に対
して文字の認識を実行する文字認識手段と、文字認識手
段による認識結果を表示する表示手段とを有する文字認
識装置であって、認識された文字の属性を認識する属性
認識手段と、この認識された文字の文字コードおよび文
字属性を記憶する記憶手段と、認識された文字を表示す
る位置を文字領域の位置から計算する位置計算手段と、
文字属性に従い文字コードを変換して表示する結果表示
手段とを備えるものである。
【0012】また、本発明の文字認識装置およびその認
識文字校正方法は、前記文字認識手段による認識結果を
表示する表示手段の他に、文字コードに対する候補文字
とこの候補文字に対応する入力画像とを表示し、認識結
果の文字コードを校正するための候補文字表示手段を備
えるものである。
識文字校正方法は、前記文字認識手段による認識結果を
表示する表示手段の他に、文字コードに対する候補文字
とこの候補文字に対応する入力画像とを表示し、認識結
果の文字コードを校正するための候補文字表示手段を備
えるものである。
【0013】
【作用】前記した文字認識装置およびその認識文字表示
方法によれば、属性認識手段、記憶手段、位置計算手段
および結果表示手段が備えられることにより、認識され
た文字の属性を認識し、この認識された文字を表示する
位置を文字領域の位置から計算し、文字属性に従い文字
の文字コードを変換して、単一な大きさの文字フォント
しか持たない表示手段に対して、入力画像と相似形とな
るように表示するか、または文字属性に従って表示する
ことができる。
方法によれば、属性認識手段、記憶手段、位置計算手段
および結果表示手段が備えられることにより、認識され
た文字の属性を認識し、この認識された文字を表示する
位置を文字領域の位置から計算し、文字属性に従い文字
の文字コードを変換して、単一な大きさの文字フォント
しか持たない表示手段に対して、入力画像と相似形とな
るように表示するか、または文字属性に従って表示する
ことができる。
【0014】この場合に、前記文字属性を認識すること
なく、所望とする文字属性を指定して所望の文字列を捜
し、文字認識結果を表示することができる。
なく、所望とする文字属性を指定して所望の文字列を捜
し、文字認識結果を表示することができる。
【0015】具体的には、認識した文字が全角か半角か
を認識する手段と、認識した文字の表示位置を計算する
手段と、与えられた座標に文字を表示する手段とを設け
ることにより、文字認識処理によって得られた認識文字
情報と入力した画像情報から認識した文字が全角文字で
あるか半角文字であるかを判断し、その結果と入力した
画像情報から認識文字の表示位置を求め、その結果に基
づきディスプレイ上に表示することができる。
を認識する手段と、認識した文字の表示位置を計算する
手段と、与えられた座標に文字を表示する手段とを設け
ることにより、文字認識処理によって得られた認識文字
情報と入力した画像情報から認識した文字が全角文字で
あるか半角文字であるかを判断し、その結果と入力した
画像情報から認識文字の表示位置を求め、その結果に基
づきディスプレイ上に表示することができる。
【0016】これにより、入力した画像と相似形に認識
結果を表示することが可能となり、認識誤りの確認作業
時間を低減することができる。また、認識結果を表示す
るディスプレイに制限がある場合には、全角文字または
半角文字の文字属性に従って表示することができる。
結果を表示することが可能となり、認識誤りの確認作業
時間を低減することができる。また、認識結果を表示す
るディスプレイに制限がある場合には、全角文字または
半角文字の文字属性に従って表示することができる。
【0017】また、前記した文字認識装置およびその認
識文字校正方法によれば、認識結果を表示する表示手段
の他に、認識結果の文字コードを校正するための候補文
字表示手段が備えられることにより、候補文字表示手段
を認識結果の校正を行う任意の時点で表示し、かつ文字
コードに対応する候補文字だけでなく、入力画像の文字
コードに対応する矩形画像を含めて表示し、矩形画像を
強調表示して候補文字と対応付けして認識結果を校正す
ることができる。
識文字校正方法によれば、認識結果を表示する表示手段
の他に、認識結果の文字コードを校正するための候補文
字表示手段が備えられることにより、候補文字表示手段
を認識結果の校正を行う任意の時点で表示し、かつ文字
コードに対応する候補文字だけでなく、入力画像の文字
コードに対応する矩形画像を含めて表示し、矩形画像を
強調表示して候補文字と対応付けして認識結果を校正す
ることができる。
【0018】この場合に、前記認識された文字の次の認
識結果に対応する候補文字を表示する際、この候補文字
を候補文字表示手段上で前後に移動可能とし、移動の条
件を指定して条件に合致した候補文字を表示することが
できる。
識結果に対応する候補文字を表示する際、この候補文字
を候補文字表示手段上で前後に移動可能とし、移動の条
件を指定して条件に合致した候補文字を表示することが
できる。
【0019】また、前記候補文字内の任意の文字を選択
し、認識結果の該当する文字コードを置換した後に、移
動条件に合致した次の認識結果の文字コードに対応する
候補文字を自動的に表示することができる。
し、認識結果の該当する文字コードを置換した後に、移
動条件に合致した次の認識結果の文字コードに対応する
候補文字を自動的に表示することができる。
【0020】具体的には、認識結果を表示する画面と、
当該認識文字に対する候補文字とこの候補文字に対応す
る原画像データからなる候補文字選択画面とをマルチウ
インドウ表示することにより、候補文字選択画面上で選
択した候補文字、および入力したテキストを認識結果表
示画面に反映させることができる。
当該認識文字に対する候補文字とこの候補文字に対応す
る原画像データからなる候補文字選択画面とをマルチウ
インドウ表示することにより、候補文字選択画面上で選
択した候補文字、および入力したテキストを認識結果表
示画面に反映させることができる。
【0021】さらに、候補文字選択画面に対しては、候
補文字画面上から認識結果の認識文字を移動できる機能
を備え、その際の移動条件を設定することにより、候補
文字選択画面上で検索移動と認識文字の校正を実現する
ことができる。
補文字画面上から認識結果の認識文字を移動できる機能
を備え、その際の移動条件を設定することにより、候補
文字選択画面上で検索移動と認識文字の校正を実現する
ことができる。
【0022】これにより、校正作業の操作性を改善し、
不確定な認識文字の修正および同じ認識誤りに対する修
正作業において、その文字認識結果の校正処理を容易に
行うことができる。
不確定な認識文字の修正および同じ認識誤りに対する修
正作業において、その文字認識結果の校正処理を容易に
行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を、特に実施例1〜3
においては認識文字表示方法について、実施例4〜7に
おいては認識文字校正方法について詳細に説明する。
においては認識文字表示方法について、実施例4〜7に
おいては認識文字校正方法について詳細に説明する。
【0024】(実施例1)図1は本発明の実施例1であ
る文字認識装置を示す構成図、図2は本実施例の文字認
識装置における画像情報テーブルの構成図、図3は表示
情報テーブルの構成図、図4は文字コード変換テーブル
の構成図、図5は行情報テーブルの構成図、図6は認識
文字情報テーブルの構成図、図7は本実施例において、
画像の入力から認識文字の校正までの処理を示すフロー
チャート、図8は本実施例における認識文字表示画面の
表示例を示す説明図、図9は本実施例における表示処理
のフローチャート、図10および図11は全角/半角認
識処理のフローチャート、図12は文字コード変換処理
のフローチャート、図13および図14は表示位置計算
処理のフローチャート、図15は画面表示処理のフロー
チャートである。
る文字認識装置を示す構成図、図2は本実施例の文字認
識装置における画像情報テーブルの構成図、図3は表示
情報テーブルの構成図、図4は文字コード変換テーブル
の構成図、図5は行情報テーブルの構成図、図6は認識
文字情報テーブルの構成図、図7は本実施例において、
画像の入力から認識文字の校正までの処理を示すフロー
チャート、図8は本実施例における認識文字表示画面の
表示例を示す説明図、図9は本実施例における表示処理
のフローチャート、図10および図11は全角/半角認
識処理のフローチャート、図12は文字コード変換処理
のフローチャート、図13および図14は表示位置計算
処理のフローチャート、図15は画面表示処理のフロー
チャートである。
【0025】まず、図1により本実施例の文字認識装置
の構成を説明する。
の構成を説明する。
【0026】本実施例の文字認識装置は、たとえば原画
像データから文字コードデータに変換する文字認識装置
とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画像入力手
段)2、プロセッサ(CPU)3、表示制御装置4、メ
モリ(MM)5、ディスク装置(HD)6などから構成
され、これらがデータバス7によって接続されている。
像データから文字コードデータに変換する文字認識装置
とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画像入力手
段)2、プロセッサ(CPU)3、表示制御装置4、メ
モリ(MM)5、ディスク装置(HD)6などから構成
され、これらがデータバス7によって接続されている。
【0027】入力制御装置1には、キーボード(KB)
8やマウス9などの入力装置が接続され、この入力制御
装置1を介して制御され、出力形式の指定などがキーボ
ード8やマウス9からの入力により行われる。
8やマウス9などの入力装置が接続され、この入力制御
装置1を介して制御され、出力形式の指定などがキーボ
ード8やマウス9からの入力により行われる。
【0028】画像入力装置2は、文字認識を行いたい画
像情報を入力するためのものであり、この画像入力装置
2を通じて光電変換処理が行われてデジタル信号に変換
され、たとえばイメージスキャナあるいはファクシミリ
であってもよい。
像情報を入力するためのものであり、この画像入力装置
2を通じて光電変換処理が行われてデジタル信号に変換
され、たとえばイメージスキャナあるいはファクシミリ
であってもよい。
【0029】プロセッサ3は、入力制御装置1および画
像入力装置2の入力データを用いて処理するものであ
り、プログラムに基づいて入力データの演算処理などが
実行される。
像入力装置2の入力データを用いて処理するものであ
り、プログラムに基づいて入力データの演算処理などが
実行される。
【0030】表示制御装置4には、表示用メモリ(VR
AM)10およびディスプレイ(CRT:表示手段)1
1が接続され、この表示制御装置4を介して表示用メモ
リ10の内容に従い、ディスプレイ11の画面上に画像
入力装置2を介して得た画像情報や文字認識結果が表示
される。
AM)10およびディスプレイ(CRT:表示手段)1
1が接続され、この表示制御装置4を介して表示用メモ
リ10の内容に従い、ディスプレイ11の画面上に画像
入力装置2を介して得た画像情報や文字認識結果が表示
される。
【0031】メモリ5は、プログラムやデータを格納す
るものであり、書式解析プログラム(書式解析手段)1
2、文字認識プログラム(文字認識手段)13および認
識文字表示プログラム14などのプログラムが格納さ
れ、さらに画像情報テーブル15、表示情報テーブル1
6および文字コード変換テーブル17などのデータ格納
テーブルが設けられている。なお、これらのテーブルは
メモリ5上に格納されているが、ディスク装置6上にあ
ってもよい。
るものであり、書式解析プログラム(書式解析手段)1
2、文字認識プログラム(文字認識手段)13および認
識文字表示プログラム14などのプログラムが格納さ
れ、さらに画像情報テーブル15、表示情報テーブル1
6および文字コード変換テーブル17などのデータ格納
テーブルが設けられている。なお、これらのテーブルは
メモリ5上に格納されているが、ディスク装置6上にあ
ってもよい。
【0032】書式解析プログラム12は、画像入力装置
2を介して得られた画像データに対して処理を行い、こ
れにより行と思われる領域に関する情報の行情報と、文
字と思われる領域に関する情報の認識文字情報とが取得
される。
2を介して得られた画像データに対して処理を行い、こ
れにより行と思われる領域に関する情報の行情報と、文
字と思われる領域に関する情報の認識文字情報とが取得
される。
【0033】文字認識プログラム13は、書式解析プロ
グラム12によって得られた行情報、認識文字情報に基
づいて文字認識処理を行い、これにより認識文字情報に
認識した文字コードが代入される。なお、書式解析プロ
グラム12や文字認識プログラム13は専用の機械(O
CRなど)でもよい。
グラム12によって得られた行情報、認識文字情報に基
づいて文字認識処理を行い、これにより認識文字情報に
認識した文字コードが代入される。なお、書式解析プロ
グラム12や文字認識プログラム13は専用の機械(O
CRなど)でもよい。
【0034】認識文字表示プログラム14は、認識され
た情報の表示処理を行い、これにより文字認識プログラ
ム13によって認識された文字コードが表示される。
た情報の表示処理を行い、これにより文字認識プログラ
ム13によって認識された文字コードが表示される。
【0035】画像情報テーブル15は、図2に示すよう
な構成になっており、画像入力装置2を介して得られた
画像情報を格納し、画像のドット幅を示す幅151、画
像のドット高さを示す高さ152と、画像データ本体を
格納する画像データ領域153によって構成される。
な構成になっており、画像入力装置2を介して得られた
画像情報を格納し、画像のドット幅を示す幅151、画
像のドット高さを示す高さ152と、画像データ本体を
格納する画像データ領域153によって構成される。
【0036】表示情報テーブル16は、図3に示すよう
な構成になっており、表示される最大の桁数161と行
数162からなる。
な構成になっており、表示される最大の桁数161と行
数162からなる。
【0037】文字コード変換テーブル17は、図4に示
すような構成になっており、全角文字コード171と、
その文字に対応する半角コードを示す半角文字コード1
72から構成される。なお、文字コード変換テーブル1
7におけるレコード数は、文字コード変換テーブル17
の最後の全角文字コード171および半角文字コード1
72に0を代入することによって知ることができる。
すような構成になっており、全角文字コード171と、
その文字に対応する半角コードを示す半角文字コード1
72から構成される。なお、文字コード変換テーブル1
7におけるレコード数は、文字コード変換テーブル17
の最後の全角文字コード171および半角文字コード1
72に0を代入することによって知ることができる。
【0038】ディスク装置6は、データを格納するもの
であり、行情報テーブル18および認識文字情報テーブ
ル(記憶手段)19などのデータ格納テーブルが設けら
れている。
であり、行情報テーブル18および認識文字情報テーブ
ル(記憶手段)19などのデータ格納テーブルが設けら
れている。
【0039】行情報テーブル18は、書式解析プログラ
ム12によって得られた行情報を格納するものであり、
その構成は図5に示すように、行と思われる領域の領域
座標181、縦書き/横書きを表す領域属性182、領
域座標181に含まれる認識文字情報テーブル19の要
素数を示す文字数183、認識文字情報との関連付けを
する認識文字情報への指標184から構成されている。
ム12によって得られた行情報を格納するものであり、
その構成は図5に示すように、行と思われる領域の領域
座標181、縦書き/横書きを表す領域属性182、領
域座標181に含まれる認識文字情報テーブル19の要
素数を示す文字数183、認識文字情報との関連付けを
する認識文字情報への指標184から構成されている。
【0040】認識文字情報テーブル19は、書式解析プ
ログラム12、文字認識プログラム13によって得られ
た認識文字情報を格納するものであり、その構成は図6
に示すように、文字と思われる領域の座標を示す文字矩
形座標191、文字認識の結果を格納する文字コード1
92、全角/半角/倍角を示す文字属性193、認識結
果をディスプレイ11上に表示するときの桁と行の位置
を示す表示位置194から構成されている。
ログラム12、文字認識プログラム13によって得られ
た認識文字情報を格納するものであり、その構成は図6
に示すように、文字と思われる領域の座標を示す文字矩
形座標191、文字認識の結果を格納する文字コード1
92、全角/半角/倍角を示す文字属性193、認識結
果をディスプレイ11上に表示するときの桁と行の位置
を示す表示位置194から構成されている。
【0041】次に、本実施例の作用について説明する。
【0042】始めに、全体の動作を図7のフローチャー
トに基づいて説明する。
トに基づいて説明する。
【0043】まず、画像入力装置2から入力した画像デ
ータを画像データ領域153に、画像データのドット幅
を画像情報テーブル15の幅151に、画像データのド
ット高さを画像情報テーブル15の高さ152に格納す
る(ステップ701)。
ータを画像データ領域153に、画像データのドット幅
を画像情報テーブル15の幅151に、画像データのド
ット高さを画像情報テーブル15の高さ152に格納す
る(ステップ701)。
【0044】さらに、画像情報テーブル15に対する行
情報、認識文字情報を書式解析プログラム12を用い
て、画像情報テーブル15に関する行情報を行情報テー
ブル18に、認識文字情報を認識文字情報テーブル19
にそれぞれ格納する(ステップ702)。
情報、認識文字情報を書式解析プログラム12を用い
て、画像情報テーブル15に関する行情報を行情報テー
ブル18に、認識文字情報を認識文字情報テーブル19
にそれぞれ格納する(ステップ702)。
【0045】そして、文字認識プログラム13によっ
て、画像情報テーブル15と行情報テーブル18、認識
文字情報テーブル19に対して文字認識処理を行い、そ
の結果から得られた文字コードを認識文字情報テーブル
19の文字コード192に格納する(ステップ70
3)。
て、画像情報テーブル15と行情報テーブル18、認識
文字情報テーブル19に対して文字認識処理を行い、そ
の結果から得られた文字コードを認識文字情報テーブル
19の文字コード192に格納する(ステップ70
3)。
【0046】さらに、画像情報テーブル15と行情報テ
ーブル18、認識文字情報テーブル19を用い、認識文
字表示プログラム14により文字認識の結果をディスプ
レイ11上に表示する(ステップ704)。
ーブル18、認識文字情報テーブル19を用い、認識文
字表示プログラム14により文字認識の結果をディスプ
レイ11上に表示する(ステップ704)。
【0047】そして、ディスプレイ11上に表示された
文字認識の結果に対して、不確定な認識文字の修正およ
び同じ認識誤りに対する修正作業を行い、認識結果を校
正して編集する(ステップ705)。この結果、図8の
ような入力画像と相似形となる表示結果が得られる。
文字認識の結果に対して、不確定な認識文字の修正およ
び同じ認識誤りに対する修正作業を行い、認識結果を校
正して編集する(ステップ705)。この結果、図8の
ような入力画像と相似形となる表示結果が得られる。
【0048】次に、本発明の特徴の1つであるステップ
704の表示処理を図9により説明する。
704の表示処理を図9により説明する。
【0049】まず、文字認識プログラム13によって得
られた行情報テーブル18、認識文字情報テーブル19
を用いて全ての認識文字情報の文字属性を決定し、認識
文字情報テーブル19内の文字属性193に格納する
(ステップ901;属性認識手段)。
られた行情報テーブル18、認識文字情報テーブル19
を用いて全ての認識文字情報の文字属性を決定し、認識
文字情報テーブル19内の文字属性193に格納する
(ステップ901;属性認識手段)。
【0050】そして、行情報テーブル18、認識文字情
報テーブル19、画像情報テーブル15を用いて全ての
認識文字情報の表示位置を決定し、認識文字情報テーブ
ル19内の表示位置194に格納する(ステップ90
2;位置計算手段)。
報テーブル19、画像情報テーブル15を用いて全ての
認識文字情報の表示位置を決定し、認識文字情報テーブ
ル19内の表示位置194に格納する(ステップ90
2;位置計算手段)。
【0051】このステップ902の処理において、表示
情報テーブル16の桁数161、行数162を求めてメ
モリ5に格納する。最後に、認識文字情報テーブル19
内の全ての文字コード192を、表示位置194に基づ
きディスプレイ11に表示する(ステップ903;結果
表示手段)。
情報テーブル16の桁数161、行数162を求めてメ
モリ5に格納する。最後に、認識文字情報テーブル19
内の全ての文字コード192を、表示位置194に基づ
きディスプレイ11に表示する(ステップ903;結果
表示手段)。
【0052】続いて、ステップ901の全角/半角認識
処理を図10、図11を用いて詳細に説明する。
処理を図10、図11を用いて詳細に説明する。
【0053】なお、フローチャート内において、n、m
はループカウンタ、tmpは一時変数、hmaxは着目
している行情報テーブル18に含まれている文字矩形座
標191から得られる文字矩形の高さの最大値、wma
xは着目している行情報テーブル18に含まれている文
字矩形座標191から得られる文字矩形の幅の最大値で
ある。
はループカウンタ、tmpは一時変数、hmaxは着目
している行情報テーブル18に含まれている文字矩形座
標191から得られる文字矩形の高さの最大値、wma
xは着目している行情報テーブル18に含まれている文
字矩形座標191から得られる文字矩形の幅の最大値で
ある。
【0054】まず、書式解析プログラム12、文字認識
プログラム13によって得られた行情報がなくなるま
で、現在着目している行情報テーブル18に含まれる文
字矩形座標191のy1−y0の最大値を得て、文字矩
形の高さの最大値hmaxを得る(ステップ1001〜
1005)。
プログラム13によって得られた行情報がなくなるま
で、現在着目している行情報テーブル18に含まれる文
字矩形座標191のy1−y0の最大値を得て、文字矩
形の高さの最大値hmaxを得る(ステップ1001〜
1005)。
【0055】さらに、認識文字情報テーブル19内の文
字属性193を仮に決定するために、以下の処理をなく
なるまで行う。まず、ループカウンタmを0、一時変数
tmpを2で初期化し(ステップ1007)、以下の処
理を現在着目している行情報に含まれる認識文字情報が
なくなるまで繰り返す。
字属性193を仮に決定するために、以下の処理をなく
なるまで行う。まず、ループカウンタmを0、一時変数
tmpを2で初期化し(ステップ1007)、以下の処
理を現在着目している行情報に含まれる認識文字情報が
なくなるまで繰り返す。
【0056】そして、文字矩形座標191から得られた
矩形の高さが変数hmax×0.7未満かを検査し(ステ
ップ1008)、もし条件を満たしているならば、その
認識文字情報テーブル19の文字属性193に1を代入
し(ステップ1009)、一時変数tmpに1または一
時変数tmpのうち、小さい方の値を代入する(ステッ
プ1010)。
矩形の高さが変数hmax×0.7未満かを検査し(ステ
ップ1008)、もし条件を満たしているならば、その
認識文字情報テーブル19の文字属性193に1を代入
し(ステップ1009)、一時変数tmpに1または一
時変数tmpのうち、小さい方の値を代入する(ステッ
プ1010)。
【0057】一方、ステップ1008の処理において、
条件を満たさない場合は、文字矩形の高さがhmax×
1.2未満かを検査し(ステップ1011)、条件を満た
しているときには、認識文字情報テーブル19の文字属
性193に0を代入し(ステップ1012)、一時変数
tmpに0または一時変数tmpのうち、小さい方の値
を代入する(ステップ1013)。
条件を満たさない場合は、文字矩形の高さがhmax×
1.2未満かを検査し(ステップ1011)、条件を満た
しているときには、認識文字情報テーブル19の文字属
性193に0を代入し(ステップ1012)、一時変数
tmpに0または一時変数tmpのうち、小さい方の値
を代入する(ステップ1013)。
【0058】ここで、一時変数tmp、文字属性193
に代入した値は、それぞれ0が全角、1が半角、2が倍
角を示しているが、たとえば文字の属性を表すために他
の値を用いてもよい。
に代入した値は、それぞれ0が全角、1が半角、2が倍
角を示しているが、たとえば文字の属性を表すために他
の値を用いてもよい。
【0059】さらに、現在着目している行情報テーブル
18に含まれる文字情報の文字矩形の幅の最大値wma
xを得るために、以下の処理を現在着目している行に含
まれる認識文字情報がなくなるまで繰り返す。
18に含まれる文字情報の文字矩形の幅の最大値wma
xを得るために、以下の処理を現在着目している行に含
まれる認識文字情報がなくなるまで繰り返す。
【0060】まず、文字属性193の値と一時変数tm
pの値が同じか否かを判定し(ステップ1102)、条
件を満たした場合は、変数wmaxに文字矩形座標19
1から得られたx1−x0の値の大きい方の値を代入す
る(ステップ1103)。
pの値が同じか否かを判定し(ステップ1102)、条
件を満たした場合は、変数wmaxに文字矩形座標19
1から得られたx1−x0の値の大きい方の値を代入す
る(ステップ1103)。
【0061】そして、ループカウンタmを初期化した後
(ステップ1106)、着目している行情報に含まれる
認識文字情報がなくなるまで以下の処理を繰り返す。
(ステップ1106)、着目している行情報に含まれる
認識文字情報がなくなるまで以下の処理を繰り返す。
【0062】まず、文字矩形座標191のx1−x0の
値が、wmax×0.6を越えるか否かを判定し(ステッ
プ1107)、条件を満たしていれば文字属性193に
0を代入する(ステップ1108)。
値が、wmax×0.6を越えるか否かを判定し(ステッ
プ1107)、条件を満たしていれば文字属性193に
0を代入する(ステップ1108)。
【0063】もし、ステップ1107の処理の判定が、
条件を満たしていなければ文字コード192を参照し、
その文字に対応する半角コードがあるか、たとえば全角
の文字“h”に対して半角の文字“h ”があるか否かを
判定し(ステップ1109)、条件を満たさなければ、
文字属性193であることを示す0を代入する(ステッ
プ1108)。
条件を満たしていなければ文字コード192を参照し、
その文字に対応する半角コードがあるか、たとえば全角
の文字“h”に対して半角の文字“h ”があるか否かを
判定し(ステップ1109)、条件を満たさなければ、
文字属性193であることを示す0を代入する(ステッ
プ1108)。
【0064】一方、条件を満たしたときは、文字属性1
93に半角を示す1を代入し(ステップ1110)、全
角文字コードを半角文字コードに、たとえば全角文字
“h”を半角文字“h ”に変換する(ステップ111
1)。
93に半角を示す1を代入し(ステップ1110)、全
角文字コードを半角文字コードに、たとえば全角文字
“h”を半角文字“h ”に変換する(ステップ111
1)。
【0065】以上の処理によって、文字認識プログラム
13によって得られた認識文字情報に対し、その属性
(全角文字/半角文字)を決定することができる。
13によって得られた認識文字情報に対し、その属性
(全角文字/半角文字)を決定することができる。
【0066】続いて、ステップ1111の文字コード変
換処理を図12を用いて詳細に説明する。なお、フロー
チャート内において、iはループカウンタである。
換処理を図12を用いて詳細に説明する。なお、フロー
チャート内において、iはループカウンタである。
【0067】まず、文字コード192と全角文字コード
171を比較し(ステップ1202)、等しければ文字
コード192に全角文字コード171に対応する半角文
字コード172を代入し(ステップ1203)、終了す
る。
171を比較し(ステップ1202)、等しければ文字
コード192に全角文字コード171に対応する半角文
字コード172を代入し(ステップ1203)、終了す
る。
【0068】一方、ステップ1202の判定の結果が等
しくなければ、全角文字コード171の文字コードが0
か否かを判定し(ステップ1204)、その結果が等し
ければ終了し、ステップ1204の結果が等しくなけれ
ば、iに1を加え(ステップ1205)、ステップ12
02からの処理に戻る。
しくなければ、全角文字コード171の文字コードが0
か否かを判定し(ステップ1204)、その結果が等し
ければ終了し、ステップ1204の結果が等しくなけれ
ば、iに1を加え(ステップ1205)、ステップ12
02からの処理に戻る。
【0069】続いて、ステップ902の表示位置計算処
理を図13、図14を用いて詳細に説明する。なお、フ
ローチャート内において、n、mはループカウンタ、c
nt、1_pitch、w_pitchは変数である。
理を図13、図14を用いて詳細に説明する。なお、フ
ローチャート内において、n、mはループカウンタ、c
nt、1_pitch、w_pitchは変数である。
【0070】まず、ループカウンタn、1_pitc
h、w_pitchを初期化する(ステップ130
1)。そして、行情報テーブル18内の領域座標181
のy1−y0の平均値を求め、変数1_pitchに代
入する(ステップ1302〜1305)。
h、w_pitchを初期化する(ステップ130
1)。そして、行情報テーブル18内の領域座標181
のy1−y0の平均値を求め、変数1_pitchに代
入する(ステップ1302〜1305)。
【0071】さらに、ループカウンタnを初期化し(ス
テップ1306)、ループカウンタm、変数cntを初
期化する(ステップ1307)。そして、行情報テーブ
ル18のn番目に含まれる認識文字情報テーブル19の
文字属性193が全角か否かを判定し(ステップ130
8)、条件を満たしたときは、変数cntに2を加える
(ステップ1309)。
テップ1306)、ループカウンタm、変数cntを初
期化する(ステップ1307)。そして、行情報テーブ
ル18のn番目に含まれる認識文字情報テーブル19の
文字属性193が全角か否かを判定し(ステップ130
8)、条件を満たしたときは、変数cntに2を加える
(ステップ1309)。
【0072】一方、条件を満たさないときは、変数cn
tに1を加える(ステップ1310)。そして、n番目
の行情報に含まれる認識文字情報に対して処理を行った
か否かを判定し(ステップ1311)、終了していなけ
れば、ループカウンタmに1を加えた後(ステップ13
12)、ステップ1308からの処理に戻る。
tに1を加える(ステップ1310)。そして、n番目
の行情報に含まれる認識文字情報に対して処理を行った
か否かを判定し(ステップ1311)、終了していなけ
れば、ループカウンタmに1を加えた後(ステップ13
12)、ステップ1308からの処理に戻る。
【0073】さらに、変数w_pitchに、n番目の
行情報の領域座標181の(x1−x0)を変数cnt
で割った値、あるいは変数w_pitchの小さい方の
値を代入する(ステップ1313)。そして、全ての行
情報に対して処理を行ったか否かの判定を行い(ステッ
プ1314)、条件を満たしていなければ、ループカウ
ンタnに1を加えた後に、ステップ1307からの処理
を行う。
行情報の領域座標181の(x1−x0)を変数cnt
で割った値、あるいは変数w_pitchの小さい方の
値を代入する(ステップ1313)。そして、全ての行
情報に対して処理を行ったか否かの判定を行い(ステッ
プ1314)、条件を満たしていなければ、ループカウ
ンタnに1を加えた後に、ステップ1307からの処理
を行う。
【0074】最後に、認識文字情報テーブル19の表示
位置194に値を代入するための処理を行う。
位置194に値を代入するための処理を行う。
【0075】まず、ループカウンタn、mを初期化する
(ステップ1401,1402)。そして、認識文字の
表示位置194の桁は、文字矩形座標191のx0をw
_pitchで除算して代入し(ステップ1403)、
また表示位置194の行は、文字矩形座標191のy0
を1_pitchで除算したしたものを代入する(ステ
ップ1404)。
(ステップ1401,1402)。そして、認識文字の
表示位置194の桁は、文字矩形座標191のx0をw
_pitchで除算して代入し(ステップ1403)、
また表示位置194の行は、文字矩形座標191のy0
を1_pitchで除算したしたものを代入する(ステ
ップ1404)。
【0076】さらに、n番目の行情報の認識文字情報の
全てに処理が終了したか否かを判定し(ステップ140
5)、条件を満たしていなければ、ループカウンタmに
1を加え、ステップ1403からの処理へ戻る。
全てに処理が終了したか否かを判定し(ステップ140
5)、条件を満たしていなければ、ループカウンタmに
1を加え、ステップ1403からの処理へ戻る。
【0077】そして、行情報の全てを処理したか否かの
判定を行い(ステップ1407)、条件を満たしていな
ければ、ループカウンタnに1を加え(ステップ140
9)、ステップ1402からの処理へ戻る。
判定を行い(ステップ1407)、条件を満たしていな
ければ、ループカウンタnに1を加え(ステップ140
9)、ステップ1402からの処理へ戻る。
【0078】さらに、表示情報テーブル16の桁数16
1に、画像情報テーブル15の幅151の値を変数w_
pitchで除算した値を代入する(ステップ140
9)。そして、表示情報テーブル16の行数162に、
画像情報テーブル15の高さ152の値を1_pitc
hで除算した値を代入する(ステップ1410)。
1に、画像情報テーブル15の幅151の値を変数w_
pitchで除算した値を代入する(ステップ140
9)。そして、表示情報テーブル16の行数162に、
画像情報テーブル15の高さ152の値を1_pitc
hで除算した値を代入する(ステップ1410)。
【0079】続いて、ステップ903の認識結果表示処
理を図15を用いて詳細に説明する。なお、フローチャ
ート内において、n、m、iはループカウンタである。
理を図15を用いて詳細に説明する。なお、フローチャ
ート内において、n、m、iはループカウンタである。
【0080】まず、変数n、m、iを初期化する(ステ
ップ1501〜1503)。そして、認識文字情報テー
ブル19のi番目の表示位置194の桁とm、行とnを
比較し(ステップ1504)、両方とも等しければ文字
コード192に代入されている文字コードをディスプレ
イ11上に表示する(ステップ1505)。
ップ1501〜1503)。そして、認識文字情報テー
ブル19のi番目の表示位置194の桁とm、行とnを
比較し(ステップ1504)、両方とも等しければ文字
コード192に代入されている文字コードをディスプレ
イ11上に表示する(ステップ1505)。
【0081】一方、条件を満たさない場合、空白文字を
ディスプレイ11上に表示する(ステップ1506)。
そして、認識文字情報テーブル19の要素の全てに対し
て処理を行ったか否かを判定し(ステップ1507)、
条件を満たしていなければ、ループカウンタiに1を加
え(ステップ1508)、ステップ1503からの処理
へ戻る。
ディスプレイ11上に表示する(ステップ1506)。
そして、認識文字情報テーブル19の要素の全てに対し
て処理を行ったか否かを判定し(ステップ1507)、
条件を満たしていなければ、ループカウンタiに1を加
え(ステップ1508)、ステップ1503からの処理
へ戻る。
【0082】さらに、mの値が表示情報テーブル16の
桁数161より小さいか否かを判定し(ステップ150
9)、条件を満たしていれば、ループカウンタmに1を
加え(ステップ1510)、ステップ1503からの処
理へ戻る。
桁数161より小さいか否かを判定し(ステップ150
9)、条件を満たしていれば、ループカウンタmに1を
加え(ステップ1510)、ステップ1503からの処
理へ戻る。
【0083】一方、条件を満たしていなければ、ループ
カウンタnの値を表示情報テーブル16の行数162と
比較して判定し(ステップ1511)、小さければルー
プカウンタnに1を加え(ステップ1512)、ステッ
プ1502からの処理へ戻る。
カウンタnの値を表示情報テーブル16の行数162と
比較して判定し(ステップ1511)、小さければルー
プカウンタnに1を加え(ステップ1512)、ステッ
プ1502からの処理へ戻る。
【0084】以上のようにして、認識文字の表示処理に
おいて、文字認識処理によって得られた認識文字情報と
入力した画像情報から認識した文字が全角文字であるか
半角文字であるかを判断し、その結果と入力した画像情
報から認識文字の表示位置を求め、その結果に基づいて
図8のような入力画像と相似形の情報を表示することが
できる。
おいて、文字認識処理によって得られた認識文字情報と
入力した画像情報から認識した文字が全角文字であるか
半角文字であるかを判断し、その結果と入力した画像情
報から認識文字の表示位置を求め、その結果に基づいて
図8のような入力画像と相似形の情報を表示することが
できる。
【0085】従って、本実施例の文字認識装置によれ
ば、認識した文字が全角か半角かを認識する全角/半角
認識処理と、認識した文字の表示位置を計算する表示位
置計算処理と、与えられた座標に文字を表示する認識結
果表示処理とが実行されることにより、入力した画像と
相似形に認識結果を表示することができるので、認識結
果の確認作業を行う場合に、この認識誤りの確認が容易
に可能となり、確認時間を大幅に低減することができ
る。
ば、認識した文字が全角か半角かを認識する全角/半角
認識処理と、認識した文字の表示位置を計算する表示位
置計算処理と、与えられた座標に文字を表示する認識結
果表示処理とが実行されることにより、入力した画像と
相似形に認識結果を表示することができるので、認識結
果の確認作業を行う場合に、この認識誤りの確認が容易
に可能となり、確認時間を大幅に低減することができ
る。
【0086】(実施例2)図16は本発明の実施例2で
ある文字認識装置における認識文字表示画面の表示例を
示す説明図、図17は本実施例の文字認識装置における
画面表示位置計算処理のフローチャートである。
ある文字認識装置における認識文字表示画面の表示例を
示す説明図、図17は本実施例の文字認識装置における
画面表示位置計算処理のフローチャートである。
【0087】本実施例の文字認識装置は、実施例1と同
様に原画像データから文字コードデータに変換する文字
認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画像
入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモリ
5、ディスク装置6などから構成され、実施例1との相
違点は、ステップ902の表示位置計算処理を変更する
点である。
様に原画像データから文字コードデータに変換する文字
認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画像
入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモリ
5、ディスク装置6などから構成され、実施例1との相
違点は、ステップ902の表示位置計算処理を変更する
点である。
【0088】すなわち、認識結果を表示するディスプレ
イ11に制限がある場合に、全角文字または半角文字の
文字属性に従って表示することにより、図16に示すよ
うな認識文字表示画面が得られるようになっている。
イ11に制限がある場合に、全角文字または半角文字の
文字属性に従って表示することにより、図16に示すよ
うな認識文字表示画面が得られるようになっている。
【0089】具体的に、表示位置計算処理を図17を用
いて詳細に説明する。なお、フローチャート内におい
て、i、jはループカウンタ、cnt、posは変数で
ある。
いて詳細に説明する。なお、フローチャート内におい
て、i、jはループカウンタ、cnt、posは変数で
ある。
【0090】まず、ループカウンタi、変数cntを初
期化する(ステップ1701)。また、ループカウンタ
j、変数posも初期化する(ステップ1702)。
期化する(ステップ1701)。また、ループカウンタ
j、変数posも初期化する(ステップ1702)。
【0091】そして、i番目の行情報に含まれる認識文
字情報への指標184が示す認識文字情報テーブル19
から、j番目の認識文字情報テーブル19の表示位置1
94の桁にposの値を代入し(ステップ1703)、
表示位置194の行にiを代入する(ステップ170
4)。
字情報への指標184が示す認識文字情報テーブル19
から、j番目の認識文字情報テーブル19の表示位置1
94の桁にposの値を代入し(ステップ1703)、
表示位置194の行にiを代入する(ステップ170
4)。
【0092】さらに、ステップ1704で着目した認識
文字情報テーブル19の文字属性193を参照し、その
文字が全角文字か半角文字かを判定する(ステップ17
05)。この結果、全角文字ならば変数posに2を加
える(ステップ1706)。
文字情報テーブル19の文字属性193を参照し、その
文字が全角文字か半角文字かを判定する(ステップ17
05)。この結果、全角文字ならば変数posに2を加
える(ステップ1706)。
【0093】一方、半角文字ならば、変数posに1を
加える(ステップ1707)。そして、jとi番目の行
情報の文字数183とを比較し(ステップ1708)、
jの方が小さいときには、jに1を加え(ステップ17
09)、ステップ1703からの処理に戻る。
加える(ステップ1707)。そして、jとi番目の行
情報の文字数183とを比較し(ステップ1708)、
jの方が小さいときには、jに1を加え(ステップ17
09)、ステップ1703からの処理に戻る。
【0094】さらに、変数posあるいは変数cntの
大きい方の値を変数cntに代入する(ステップ171
0)。そして、全ての行情報に対して処理が終了したか
否かを判定し(ステップ1711)、終了していなけれ
ば、ループカウンタiに1を加え(ステップ171
2)、ステップ1702からの処理に戻る。
大きい方の値を変数cntに代入する(ステップ171
0)。そして、全ての行情報に対して処理が終了したか
否かを判定し(ステップ1711)、終了していなけれ
ば、ループカウンタiに1を加え(ステップ171
2)、ステップ1702からの処理に戻る。
【0095】以上のようにして、表示位置計算処理を変
更することにより、図16に示すように全角文字または
半角文字の文字属性に従って表示することができるの
で、認識結果を表示するディスプレイ11に制限がある
ような場合でも、それに対応した表示が可能となる。
更することにより、図16に示すように全角文字または
半角文字の文字属性に従って表示することができるの
で、認識結果を表示するディスプレイ11に制限がある
ような場合でも、それに対応した表示が可能となる。
【0096】(実施例3)図18は本発明の実施例3で
ある文字認識装置における全角/半角フラグ記憶テーブ
ルを示す構成図、図19は本実施例の文字認識装置にお
ける全角/半角認識処理のフローチャートである。
ある文字認識装置における全角/半角フラグ記憶テーブ
ルを示す構成図、図19は本実施例の文字認識装置にお
ける全角/半角認識処理のフローチャートである。
【0097】本実施例の文字認識装置は、実施例1およ
び2と同様に原画像データから文字コードデータに変換
する文字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装
置(画像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置
4、メモリ5、ディスク装置6などから構成され、実施
例1および2との相違点は、ステップ901の全角/半
角認識処理を変更する点である。
び2と同様に原画像データから文字コードデータに変換
する文字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装
置(画像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置
4、メモリ5、ディスク装置6などから構成され、実施
例1および2との相違点は、ステップ901の全角/半
角認識処理を変更する点である。
【0098】すなわち、文字属性を認識するのではな
く、文字属性を指定して所望の文字列を捜して表示する
ことができ、図18に示すような全角/半角フラグ記憶
テーブル20を備え、認識文字情報の文字コードが英字
であった場合の文字属性を決定する英字属性201、数
字であった場合の文字属性を決定する数字属性202、
カタカナで合った場合の文字属性を決定するカナ属性2
03の各データが格納されている。
く、文字属性を指定して所望の文字列を捜して表示する
ことができ、図18に示すような全角/半角フラグ記憶
テーブル20を備え、認識文字情報の文字コードが英字
であった場合の文字属性を決定する英字属性201、数
字であった場合の文字属性を決定する数字属性202、
カタカナで合った場合の文字属性を決定するカナ属性2
03の各データが格納されている。
【0099】具体的に、全角/半角認識処理を図19を
用いて詳細に説明する。なお、フローチャート内におい
て、iはループカウンタである。
用いて詳細に説明する。なお、フローチャート内におい
て、iはループカウンタである。
【0100】まず、ループカウンタiを初期化する(ス
テップ1901)。そして、認識文字情報テーブル19
の先頭からi番目の似因式文字情報の文字コード192
を調べ、その文字コード192が英字かどうかを判定す
る(ステップ1902)。この結果、条件を満たしたと
きは、全角/半角フラグ記憶テーブル20の英字属性2
01を参照し、半角と指定されているか否かを判定する
(ステップ1903)。
テップ1901)。そして、認識文字情報テーブル19
の先頭からi番目の似因式文字情報の文字コード192
を調べ、その文字コード192が英字かどうかを判定す
る(ステップ1902)。この結果、条件を満たしたと
きは、全角/半角フラグ記憶テーブル20の英字属性2
01を参照し、半角と指定されているか否かを判定する
(ステップ1903)。
【0101】そして、条件を満たしていたときは、文字
属性193に半角であることを示す値を代入し(ステッ
プ1904)、文字コード変換処理を行う(ステップ1
905)。もし、条件を満たしていなければ、文字属性
193に全角であることを示す値を代入する(ステップ
1910)。
属性193に半角であることを示す値を代入し(ステッ
プ1904)、文字コード変換処理を行う(ステップ1
905)。もし、条件を満たしていなければ、文字属性
193に全角であることを示す値を代入する(ステップ
1910)。
【0102】さらに、ステップ1902の判定の結果、
条件を満たさないときは、文字コード192が数字を記
すコードかどうかを判定する(ステップ1906)。そ
して、条件を満たしていた場合、全角/半角フラグ記憶
テーブル20の数字属性202を参照し、半角と指定さ
れているか否かを判定する(ステップ1907)。
条件を満たさないときは、文字コード192が数字を記
すコードかどうかを判定する(ステップ1906)。そ
して、条件を満たしていた場合、全角/半角フラグ記憶
テーブル20の数字属性202を参照し、半角と指定さ
れているか否かを判定する(ステップ1907)。
【0103】その結果、条件を満たしているときは、文
字属性193に半角であることを示す値を代入する(ス
テップ1904)。もし、条件を満たしていなければ、
ステップ1910の処理へ飛ぶ。
字属性193に半角であることを示す値を代入する(ス
テップ1904)。もし、条件を満たしていなければ、
ステップ1910の処理へ飛ぶ。
【0104】さらに、ステップ1906の判定の結果、
条件を満たしたとき、文字コード192がカタカナを表
すコードか否かを判定する(ステップ1908)。そし
て、条件を満たしたときは、全角/半角フラグ記憶テー
ブル20のカナ属性203を参照し、半角と指定されて
いるか否かを判定する(ステップ1909)。
条件を満たしたとき、文字コード192がカタカナを表
すコードか否かを判定する(ステップ1908)。そし
て、条件を満たしたときは、全角/半角フラグ記憶テー
ブル20のカナ属性203を参照し、半角と指定されて
いるか否かを判定する(ステップ1909)。
【0105】そして、条件を満たしたときは、文字属性
193に半角を意味する値を代入する(ステップ190
4)。もし、条件を満たさないときは、文字属性193
に全角を意味する値を代入する(ステップ1910)。
193に半角を意味する値を代入する(ステップ190
4)。もし、条件を満たさないときは、文字属性193
に全角を意味する値を代入する(ステップ1910)。
【0106】さらに、ステップ1908の処理で、条件
を満たさなかった場合、文字属性193に全角を意味す
る値を代入する(ステップ1910)。そして、認識文
字情報テーブル19の全てに対して処理を終了したか否
かを判定し(ステップ1911)、終了していればルー
プカウンタiに1を加え(ステップ1912)、ステッ
プ1902からの処理へ飛ぶ。
を満たさなかった場合、文字属性193に全角を意味す
る値を代入する(ステップ1910)。そして、認識文
字情報テーブル19の全てに対して処理を終了したか否
かを判定し(ステップ1911)、終了していればルー
プカウンタiに1を加え(ステップ1912)、ステッ
プ1902からの処理へ飛ぶ。
【0107】以上のようにして、全角/半角認識処理を
変更することにより、文字属性を指定して所望の文字列
を捜して表示することができるので、認識結果を表示す
るディスプレイ11に制限があるような場合でも、それ
に対応させて利用者からの指定によってその表示方式を
変更することができる。
変更することにより、文字属性を指定して所望の文字列
を捜して表示することができるので、認識結果を表示す
るディスプレイ11に制限があるような場合でも、それ
に対応させて利用者からの指定によってその表示方式を
変更することができる。
【0108】たとえば、指定方式としては、本システム
の起動時に表示方法を切り替える方式や、ステップ70
3の文字認識処理とステップ704の表示処理の間で表
示方式を切り替える方式などがあるが、本実施例におい
ては特に指定しない。
の起動時に表示方法を切り替える方式や、ステップ70
3の文字認識処理とステップ704の表示処理の間で表
示方式を切り替える方式などがあるが、本実施例におい
ては特に指定しない。
【0109】(実施例4)図20は本発明の実施例4で
ある文字認識装置における候補文字選択画面の表示例を
示す説明図、図21は行情報テーブルの構成図、図22
は行内文字情報テーブルの構成図、図23は本実施例の
文字認識装置における候補文字選択画面表示処理を示す
フローチャート、図24は候補文字更新表示処理のフロ
ーチャート、図25は原画像データ更新表示処理のフロ
ーチャートである。
ある文字認識装置における候補文字選択画面の表示例を
示す説明図、図21は行情報テーブルの構成図、図22
は行内文字情報テーブルの構成図、図23は本実施例の
文字認識装置における候補文字選択画面表示処理を示す
フローチャート、図24は候補文字更新表示処理のフロ
ーチャート、図25は原画像データ更新表示処理のフロ
ーチャートである。
【0110】本実施例の文字認識装置は、前記実施例と
同様に原画像データから文字コードデータに変換する文
字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画
像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモ
リ5、ディスク装置6などから構成され、前記実施例と
の相違点は、認識文字の表示処理後の校正処理を主な目
的とする点である。
同様に原画像データから文字コードデータに変換する文
字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画
像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモ
リ5、ディスク装置6などから構成され、前記実施例と
の相違点は、認識文字の表示処理後の校正処理を主な目
的とする点である。
【0111】すなわち、本実施例においては、認識結果
を校正・編集するための画面を持ち、図20に示すよう
な入力画像データを文字認識した結果を表示した校正ウ
ィンドウ(表示手段)21と、認識誤りを校正・編集す
るための候補文字選択画面(候補文字表示手段)22と
をディスプレイ11上に表示し、キーボード8またはマ
ウス9などを介して処理コマンドの指定、座標・文字入
力などが実施されるようになっている。
を校正・編集するための画面を持ち、図20に示すよう
な入力画像データを文字認識した結果を表示した校正ウ
ィンドウ(表示手段)21と、認識誤りを校正・編集す
るための候補文字選択画面(候補文字表示手段)22と
をディスプレイ11上に表示し、キーボード8またはマ
ウス9などを介して処理コマンドの指定、座標・文字入
力などが実施されるようになっている。
【0112】具体的には、入力画像データを文字認識し
た結果を表示する校正ウィンドウ21を持ち、認識結果
である文字列211が表示されている。この文字認識し
た結果は、たとえば原文書の印刷品質、入力時の読み取
り濃度などによる入力画像データの品質によって文字画
像の切り出し誤りなどにより、全ての文字が100%正
しく文字認識されるとは限らない。
た結果を表示する校正ウィンドウ21を持ち、認識結果
である文字列211が表示されている。この文字認識し
た結果は、たとえば原文書の印刷品質、入力時の読み取
り濃度などによる入力画像データの品質によって文字画
像の切り出し誤りなどにより、全ての文字が100%正
しく文字認識されるとは限らない。
【0113】このため、認識結果の文字列211中には
原文書の文字とは異なった文字が表示されることがあ
り、このような場合に認識結果の表示テキストと原文
書、あるいは入力画像データとを見比べながら、誤認識
したテキストを従来の編集機能を用いて校正する必要が
ある。
原文書の文字とは異なった文字が表示されることがあ
り、このような場合に認識結果の表示テキストと原文
書、あるいは入力画像データとを見比べながら、誤認識
したテキストを従来の編集機能を用いて校正する必要が
ある。
【0114】そこで、このような認識誤りを校正・編集
するための候補文字選択画面22を持ち、文字列211
中の任意の文字コードに対応する認識結果の候補文字2
21が表示されている。この文字列211中の表示テキ
ストは、候補文字221のうち第1位の候補を表示した
ものである。
するための候補文字選択画面22を持ち、文字列211
中の任意の文字コードに対応する認識結果の候補文字2
21が表示されている。この文字列211中の表示テキ
ストは、候補文字221のうち第1位の候補を表示した
ものである。
【0115】そして、文字認識誤りを訂正する場合、こ
の候補文字221の中から正しい文字を選択して了解ボ
タンを押下することによって、文字列211中の当該文
字コードを候補文字221で置き換えることができる。
の候補文字221の中から正しい文字を選択して了解ボ
タンを押下することによって、文字列211中の当該文
字コードを候補文字221で置き換えることができる。
【0116】ところが、候補文字221の中に正しい文
字がない場合は、候補文字選択画面22中のテキスト入
力エリアである選択欄に正しい文字を入力し、候補文字
選択と同様のボタン操作を行うことによって、文字列2
11中の当該文字コードを入力テキストで置き換えるこ
とができる。上記、文字認識誤り訂正のための候補文字
選択、およびテキスト入力の判断基準となるのは、原文
書、原画像データといった認識前のデータである。
字がない場合は、候補文字選択画面22中のテキスト入
力エリアである選択欄に正しい文字を入力し、候補文字
選択と同様のボタン操作を行うことによって、文字列2
11中の当該文字コードを入力テキストで置き換えるこ
とができる。上記、文字認識誤り訂正のための候補文字
選択、およびテキスト入力の判断基準となるのは、原文
書、原画像データといった認識前のデータである。
【0117】また、候補文字221に対応する認識前の
文字画像データを表示する原画像データエリア222で
は、単に当該文字矩形画像を表示するだけでなく、前後
の文字画像を含む部分画像データとして表示する。この
うち、候補文字221に対応する文字画像については、
外接矩形枠などで強調表示する。
文字画像データを表示する原画像データエリア222で
は、単に当該文字矩形画像を表示するだけでなく、前後
の文字画像を含む部分画像データとして表示する。この
うち、候補文字221に対応する文字画像については、
外接矩形枠などで強調表示する。
【0118】これにより、原文書中の位置関係の把握
や、文字切り誤りなども前後の文字によって適切な校正
・編集をすることができる。なお、本表示例では、横書
き文書の画面表示例を示したが、縦書き文書の場合は縦
方向に前後の文字画像を含む部分画像データを表示する
こともでき、これによって縦横混在した文書であっても
原文書との対応関係が付き、操作性が良くなる。
や、文字切り誤りなども前後の文字によって適切な校正
・編集をすることができる。なお、本表示例では、横書
き文書の画面表示例を示したが、縦書き文書の場合は縦
方向に前後の文字画像を含む部分画像データを表示する
こともでき、これによって縦横混在した文書であっても
原文書との対応関係が付き、操作性が良くなる。
【0119】さらに、上記画面表示を実現するために、
図21に示すような行管理情報テーブル23と図22に
示す行内文字情報テーブル24のデータ格納テーブルを
備えており、たとえばメモリ5の内部に設けられてい
る。
図21に示すような行管理情報テーブル23と図22に
示す行内文字情報テーブル24のデータ格納テーブルを
備えており、たとえばメモリ5の内部に設けられてい
る。
【0120】行管理情報テーブル23は、図21に示す
ように認識対象の行数231、縦/横を示す行タイプ2
32、原画像データ上の行位置を示す外接矩形の行位置
情報233、および行内文字情報へのポインタである行
内文字情報アドレス234から構成される。
ように認識対象の行数231、縦/横を示す行タイプ2
32、原画像データ上の行位置を示す外接矩形の行位置
情報233、および行内文字情報へのポインタである行
内文字情報アドレス234から構成される。
【0121】また、行内文字情報テーブル24は図22
のような構造とされ、行内の文字数241、原画像デー
タ中の文字画像位置を示す外接矩形情報242、および
認識結果の候補文字を格納する候補文字領域243から
なり、校正ウィンドウ21のテキストは第1位の文字が
表示され、候補文字221には候補文字領域243の文
字コード群が表示される。
のような構造とされ、行内の文字数241、原画像デー
タ中の文字画像位置を示す外接矩形情報242、および
認識結果の候補文字を格納する候補文字領域243から
なり、校正ウィンドウ21のテキストは第1位の文字が
表示され、候補文字221には候補文字領域243の文
字コード群が表示される。
【0122】次に、本実施例の作用について、候補文字
選択画面22を表示する処理を図23、図24および図
25に従って説明する。
選択画面22を表示する処理を図23、図24および図
25に従って説明する。
【0123】まず、校正ウィンドウ21の画面中の任意
の文字コードを選択し(ステップ2301)、選択文字
の行と行内の文字位置を検出する(ステップ230
2)。そして、候補文字選択画面22が既に表示されて
いるかどうかを判定し(ステップ2303)、表示され
ていない場合は候補文字選択画面22を表示する(ステ
ップ2304)。
の文字コードを選択し(ステップ2301)、選択文字
の行と行内の文字位置を検出する(ステップ230
2)。そして、候補文字選択画面22が既に表示されて
いるかどうかを判定し(ステップ2303)、表示され
ていない場合は候補文字選択画面22を表示する(ステ
ップ2304)。
【0124】さらに、ステップ2302で検出した行位
置および行内文字位置情報をもとに、行管理情報テーブ
ル23から当該行位置情報233と行内文字情報テーブ
ル24の行内文字情報アドレス234を取得する。そし
て、行内文字情報テーブル24と行内の文字位置とから
当該候補文字221を候補文字エリアに表示する(ステ
ップ2305)。具体的には、図24に示すように第9
位の候補文字を表示するまで繰り返して処理する(ステ
ップ2401〜2404)。
置および行内文字位置情報をもとに、行管理情報テーブ
ル23から当該行位置情報233と行内文字情報テーブ
ル24の行内文字情報アドレス234を取得する。そし
て、行内文字情報テーブル24と行内の文字位置とから
当該候補文字221を候補文字エリアに表示する(ステ
ップ2305)。具体的には、図24に示すように第9
位の候補文字を表示するまで繰り返して処理する(ステ
ップ2401〜2404)。
【0125】そして、原画像データの更新表示において
(ステップ2306)、図25に示すように行管理情報
テーブル23から行タイプ(縦/横)232を判別し
(ステップ2501)、横書き用部分画像データの表示
(ステップ2502)、あるいは縦書き用部分画像デー
タ表示(ステップ2503)を行う。これによって原画
像データエリア222が更新表示できる。
(ステップ2306)、図25に示すように行管理情報
テーブル23から行タイプ(縦/横)232を判別し
(ステップ2501)、横書き用部分画像データの表示
(ステップ2502)、あるいは縦書き用部分画像デー
タ表示(ステップ2503)を行う。これによって原画
像データエリア222が更新表示できる。
【0126】従って、本実施例の文字認識装置によれ
ば、入力画像データを文字認識した結果を表示した校正
ウィンドウ21と、認識誤りを校正・編集するための候
補文字選択画面22とをディスプレイ11上に表示する
ことにより、文字コードに対応する候補文字221だけ
でなく、候補文字221とこの候補文字221に対応す
る原画像データとから対応付けして認識結果を校正する
ことができるので、文字認識結果の認識誤りに対して適
切な校正・編集が可能となり、文字認識結果の校正処理
を容易に行うことができる。
ば、入力画像データを文字認識した結果を表示した校正
ウィンドウ21と、認識誤りを校正・編集するための候
補文字選択画面22とをディスプレイ11上に表示する
ことにより、文字コードに対応する候補文字221だけ
でなく、候補文字221とこの候補文字221に対応す
る原画像データとから対応付けして認識結果を校正する
ことができるので、文字認識結果の認識誤りに対して適
切な校正・編集が可能となり、文字認識結果の校正処理
を容易に行うことができる。
【0127】(実施例5)図26は本発明の実施例5で
ある文字認識装置における移動処理を示すフローチャー
ト、図27は前方移動処理のフローチャート、図28は
後方移動処理のフローチャートである。
ある文字認識装置における移動処理を示すフローチャー
ト、図27は前方移動処理のフローチャート、図28は
後方移動処理のフローチャートである。
【0128】本実施例の文字認識装置は、実施例4と同
様に原画像データから文字コードデータに変換する文字
認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画像
入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモリ
5、ディスク装置6などから構成され、実施例4との相
違点は、文字コードを毎回指定することなく、候補文字
選択画面22を更新表示する点である。
様に原画像データから文字コードデータに変換する文字
認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置(画像
入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、メモリ
5、ディスク装置6などから構成され、実施例4との相
違点は、文字コードを毎回指定することなく、候補文字
選択画面22を更新表示する点である。
【0129】すなわち、本実施例においては、図20の
候補文字選択画面22において、前方ボタン223およ
び後方ボタン224の移動方向ボタンを用いて行い、前
方ボタン223を押下した場合、たとえば「大」の次の
文字「き」の候補文字221および原画像データが表示
され、同様に後方ボタン224を押下した場合、「大」
の前の文字「が」の候補文字221および原画像データ
が表示されるようになっており、マウス9での操作性ま
たはカーソルキーなどのキーボード8による操作で行わ
れる。
候補文字選択画面22において、前方ボタン223およ
び後方ボタン224の移動方向ボタンを用いて行い、前
方ボタン223を押下した場合、たとえば「大」の次の
文字「き」の候補文字221および原画像データが表示
され、同様に後方ボタン224を押下した場合、「大」
の前の文字「が」の候補文字221および原画像データ
が表示されるようになっており、マウス9での操作性ま
たはカーソルキーなどのキーボード8による操作で行わ
れる。
【0130】具体的に、校正ウィンドウ21の画面上の
文字コードを毎回指定することなしに、候補文字選択画
面22を更新表示する処理を図26、図27および図2
8に従って詳細に説明する。
文字コードを毎回指定することなしに、候補文字選択画
面22を更新表示する処理を図26、図27および図2
8に従って詳細に説明する。
【0131】まず、前方ボタン223または後方ボタン
224の移動方向ボタンを押下した後、移動方向の判別
を行う(ステップ2601)。たとえば、前方ボタン2
23の場合は前方移動処理を実施し(ステップ260
2)、後方ボタン224の場合は後方移動処理を実施す
る(ステップ2603)。
224の移動方向ボタンを押下した後、移動方向の判別
を行う(ステップ2601)。たとえば、前方ボタン2
23の場合は前方移動処理を実施し(ステップ260
2)、後方ボタン224の場合は後方移動処理を実施す
る(ステップ2603)。
【0132】さらに、移動可能かどうか、つまり候補文
字選択画面22の更新表示が可能かどうかを判別する
(ステップ2604)。この結果、表示可能な場合は、
実施例4で示した方法によって候補文字221のエリア
および原画像データエリア222を更新する(ステップ
2605)。
字選択画面22の更新表示が可能かどうかを判別する
(ステップ2604)。この結果、表示可能な場合は、
実施例4で示した方法によって候補文字221のエリア
および原画像データエリア222を更新する(ステップ
2605)。
【0133】続いて、前述の前方移動処理(ステップ2
602)、後方移動処理(ステップ2603)を図2
7、図28のフローチャートに従って説明する。なお、
現在表示している候補文字選択画面22の認識結果文字
コードの認識結果表示画面上の行位置を(lineNO)、
行内の文字位置を(charNO)とする。
602)、後方移動処理(ステップ2603)を図2
7、図28のフローチャートに従って説明する。なお、
現在表示している候補文字選択画面22の認識結果文字
コードの認識結果表示画面上の行位置を(lineNO)、
行内の文字位置を(charNO)とする。
【0134】まず、文字カウンタi、行カウンタjを初
期化し(ステップ2701)、次の文字を指すべく、文
字カウンタiをインクリメントする(ステップ270
2)。そして、j番目の行内文字情報テーブル24の文
字数241とiとを比較する(ステップ2703)。
期化し(ステップ2701)、次の文字を指すべく、文
字カウンタiをインクリメントする(ステップ270
2)。そして、j番目の行内文字情報テーブル24の文
字数241とiとを比較する(ステップ2703)。
【0135】この結果、iがMより大きい場合は次の行
へ移ることとし、行カウンタjをインクリメントする
(ステップ2705)。そして、jについて行管理情報
テーブル23の行数231と比較する(ステップ270
6)。
へ移ることとし、行カウンタjをインクリメントする
(ステップ2705)。そして、jについて行管理情報
テーブル23の行数231と比較する(ステップ270
6)。
【0136】たとえば、jがN以下の場合は表示可能で
あり、次の行先頭を指すべくiを初期化する(ステップ
2707)。一方、jがNを越える場合は更新表示不可
とする(ステップ2708)。
あり、次の行先頭を指すべくiを初期化する(ステップ
2707)。一方、jがNを越える場合は更新表示不可
とする(ステップ2708)。
【0137】さらに、後方移動処理の場合は、前方移動
処理と逆にステップ2802で前の文字を指すべく文字
カウンタiをデクリメントする。そして、iがゼロかど
うかを判定し(ステップ2803)、i=0の場合は、
前の行へ移ることを意味するためにステップ2805
へ、そうでない場合(i≠0)は更新表示可とする。
処理と逆にステップ2802で前の文字を指すべく文字
カウンタiをデクリメントする。そして、iがゼロかど
うかを判定し(ステップ2803)、i=0の場合は、
前の行へ移ることを意味するためにステップ2805
へ、そうでない場合(i≠0)は更新表示可とする。
【0138】たとえば、前行へ移る場合、行カウンタj
をデクリメントする(ステップ2805)。その結果、
ステップ2806でj=0の場合、表示する行がないも
のとして更新表示不可とする(ステップ2808)。一
方、j>0の場合は表示可能であるため、文字カウンタ
iにj番目の行内文字情報テーブル24の文字数241
を設定する(ステップ2807)。
をデクリメントする(ステップ2805)。その結果、
ステップ2806でj=0の場合、表示する行がないも
のとして更新表示不可とする(ステップ2808)。一
方、j>0の場合は表示可能であるため、文字カウンタ
iにj番目の行内文字情報テーブル24の文字数241
を設定する(ステップ2807)。
【0139】以上のようにして、前方ボタン223また
は後方ボタン224の移動方向ボタンの押下によって候
補文字221および原画像データが表示されることによ
り、候補文字選択画面22上で、前方あるいは後方に候
補文字221とこの候補文字221に対応する原画像デ
ータの検索移動処理を実現し、校正ウィンドウ21の画
面上における毎回のテキスト選択を不要として文字認識
結果の校正処理を容易に行うことができる。
は後方ボタン224の移動方向ボタンの押下によって候
補文字221および原画像データが表示されることによ
り、候補文字選択画面22上で、前方あるいは後方に候
補文字221とこの候補文字221に対応する原画像デ
ータの検索移動処理を実現し、校正ウィンドウ21の画
面上における毎回のテキスト選択を不要として文字認識
結果の校正処理を容易に行うことができる。
【0140】(実施例6)図29は本発明の実施例6で
ある文字認識装置における条件移動処理画面の表示例を
示す説明図、図30は移動条件指定画面の表示例を示す
説明図、図31は移動条件テーブルの構成図、図32は
行内文字情報テーブルの構成図、図33は本実施例の文
字認識装置における前方条件移動処理のフローチャー
ト、図34は後方条件移動処理のフローチャート、図3
5は移動条件判定処理のフローチャートである。
ある文字認識装置における条件移動処理画面の表示例を
示す説明図、図30は移動条件指定画面の表示例を示す
説明図、図31は移動条件テーブルの構成図、図32は
行内文字情報テーブルの構成図、図33は本実施例の文
字認識装置における前方条件移動処理のフローチャー
ト、図34は後方条件移動処理のフローチャート、図3
5は移動条件判定処理のフローチャートである。
【0141】本実施例の文字認識装置は、実施例4およ
び5と同様に原画像データから文字コードデータに変換
する文字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装
置(画像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置
4、メモリ5、ディスク装置6などから構成され、実施
例4および5との相違点は、条件指定をすることによっ
て条件にあった文字の候補文字選択表示を行う点であ
る。
び5と同様に原画像データから文字コードデータに変換
する文字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装
置(画像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置
4、メモリ5、ディスク装置6などから構成され、実施
例4および5との相違点は、条件指定をすることによっ
て条件にあった文字の候補文字選択表示を行う点であ
る。
【0142】すなわち、文字認識結果の表示方法とし
て、認識結果が不確定な文字(警告文字と呼ぶ)につい
て、反転表示、表示色変更、枠表示などの強調表示を行
い、ユーザに校正・編集の必要を促すものがあり、本実
施例では、警告文字だけを移動して検索したい場合、さ
らに同じ候補文字221になるものを移動検索したいと
いった場合に、指定条件にあった文字の候補文字221
が選択されて表示されるようになっている。
て、認識結果が不確定な文字(警告文字と呼ぶ)につい
て、反転表示、表示色変更、枠表示などの強調表示を行
い、ユーザに校正・編集の必要を促すものがあり、本実
施例では、警告文字だけを移動して検索したい場合、さ
らに同じ候補文字221になるものを移動検索したいと
いった場合に、指定条件にあった文字の候補文字221
が選択されて表示されるようになっている。
【0143】具体的には、図29に示すような画面表示
を持ち、校正ウィンドウ21の画面上の矩形枠表示21
2は警告文字表示である。さらに、図30に示すように
移動条件指定画面25で、対象文字251を「警告文字
のみ」、候補文字252を「指定なし」と指定し、警告
文字のみの移動という条件を設定した場合、設定前の候
補文字選択画面26上で、後方ボタン224を押下する
と設定後の候補文字選択画面27のように表示変更され
る。
を持ち、校正ウィンドウ21の画面上の矩形枠表示21
2は警告文字表示である。さらに、図30に示すように
移動条件指定画面25で、対象文字251を「警告文字
のみ」、候補文字252を「指定なし」と指定し、警告
文字のみの移動という条件を設定した場合、設定前の候
補文字選択画面26上で、後方ボタン224を押下する
と設定後の候補文字選択画面27のように表示変更され
る。
【0144】また、移動条件指定画面25で指定した条
件は、たとえば図31に示すような移動条件テーブル2
8に格納され、移動範囲281、移動方法282の他
に、対象文字283としては「警告文字のみ」、「警告
文字以外」、「前文字」などが考えられる。
件は、たとえば図31に示すような移動条件テーブル2
8に格納され、移動範囲281、移動方法282の他
に、対象文字283としては「警告文字のみ」、「警告
文字以外」、「前文字」などが考えられる。
【0145】さらに、候補文字284は、同じ候補文字
284を持つ文字を検索移動する場合に指定し、条件は
「指定なし」、「第1位まで」〜「第10位まで」など
が考えられる。
284を持つ文字を検索移動する場合に指定し、条件は
「指定なし」、「第1位まで」〜「第10位まで」など
が考えられる。
【0146】また、候補文字領域285は、比較対象元
となる候補文字284を格納するエリアであり、この候
補文字領域285は、移動条件を設定したときに現在表
示している設定前の候補文字選択画面26の候補文字2
84を格納する。
となる候補文字284を格納するエリアであり、この候
補文字領域285は、移動条件を設定したときに現在表
示している設定前の候補文字選択画面26の候補文字2
84を格納する。
【0147】たとえば、図29の画面表示例の場合、対
象文字283が「警告文字のみ」、候補文字284が
「指定なし」の場合であり、上記処理を実現するため
に、行内文字情報テーブル24を図32に示すように条
件コード244の項目を追加する。この場合、条件コー
ド244は「警告文字」あるいは「非警告文字」であ
る。
象文字283が「警告文字のみ」、候補文字284が
「指定なし」の場合であり、上記処理を実現するため
に、行内文字情報テーブル24を図32に示すように条
件コード244の項目を追加する。この場合、条件コー
ド244は「警告文字」あるいは「非警告文字」であ
る。
【0148】この場合の処理は、実施例5の前方移動処
理(図27)に移動条件判定処理(3304,330
5)を追加し(図33)、後方移動処理(図28)に移
動条件判定処理(3404,3405)を追加(図3
4)することによって実現でき、上記の中で移動条件判
定処理(3304,3404)について、図35の処理
フローに従って説明する。
理(図27)に移動条件判定処理(3304,330
5)を追加し(図33)、後方移動処理(図28)に移
動条件判定処理(3404,3405)を追加(図3
4)することによって実現でき、上記の中で移動条件判
定処理(3304,3404)について、図35の処理
フローに従って説明する。
【0149】まず、j行目の行内文字情報テーブル24
のi番目の条件コード244と移動条件テーブル28の
対象文字283とを比較し(ステップ3501)、一致
しない場合は条件不一致とする(ステップ3508)。
但し、対象文字283が全文字の場合はステップ350
2の処理へ進む。
のi番目の条件コード244と移動条件テーブル28の
対象文字283とを比較し(ステップ3501)、一致
しない場合は条件不一致とする(ステップ3508)。
但し、対象文字283が全文字の場合はステップ350
2の処理へ進む。
【0150】さらに、対象文字283が一致した場合お
よび全文字の場合は、候補文字指定の有無を判定する
(ステップ3502)。この結果、「指定なし」の場合
は条件が一致したものとする。
よび全文字の場合は、候補文字指定の有無を判定する
(ステップ3502)。この結果、「指定なし」の場合
は条件が一致したものとする。
【0151】一方、有りというのは、「第1位まで」〜
「第10位まで」のいずれかが指定された場合であり、
この場合にはステップ3503〜3506までの処理
で、移動条件テーブル28の候補文字領域285とj行
目の行内文字情報テーブル24のi番目の文字情報の候
補文字284とを第N位(N=1,2,3,・・・,1
0)まで一致するかどうかを判定する。この結果、一致
しない場合は条件不一致として設定前の候補文字選択画
面26の更新表示は行わない。
「第10位まで」のいずれかが指定された場合であり、
この場合にはステップ3503〜3506までの処理
で、移動条件テーブル28の候補文字領域285とj行
目の行内文字情報テーブル24のi番目の文字情報の候
補文字284とを第N位(N=1,2,3,・・・,1
0)まで一致するかどうかを判定する。この結果、一致
しない場合は条件不一致として設定前の候補文字選択画
面26の更新表示は行わない。
【0152】以上のようにして、移動条件が指定される
ことにより、候補文字選択画面22上で、前方あるいは
後方に「警告文字のみ」、「警告文字のみ」かつ候補文
字284が「第3位まで」といった条件付きの候補文字
284とこの候補文字284に対応する原画像データの
検索移動処理が実現でき、不確定な認識文字の校正処理
を容易に行うことができる。なお、本実施例において、
対象文字283を「全文字」、候補文字284を「指定
なし」にした場合には実施例5に相当する表示処理とな
る。
ことにより、候補文字選択画面22上で、前方あるいは
後方に「警告文字のみ」、「警告文字のみ」かつ候補文
字284が「第3位まで」といった条件付きの候補文字
284とこの候補文字284に対応する原画像データの
検索移動処理が実現でき、不確定な認識文字の校正処理
を容易に行うことができる。なお、本実施例において、
対象文字283を「全文字」、候補文字284を「指定
なし」にした場合には実施例5に相当する表示処理とな
る。
【0153】(実施例7)図36は本発明の実施例7で
ある文字認識装置における連続条件移動画面の表示例を
示す説明図、図37は移動条件指定画面の変更例を示す
説明図、図38は本実施例の文字認識装置における連続
条件移動処理のフローチャートである。
ある文字認識装置における連続条件移動画面の表示例を
示す説明図、図37は移動条件指定画面の変更例を示す
説明図、図38は本実施例の文字認識装置における連続
条件移動処理のフローチャートである。
【0154】本実施例の文字認識装置は、実施例4〜6
と同様に原画像データから文字コードデータに変換する
文字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置
(画像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、
メモリ5、ディスク装置6などから構成され、実施例4
〜6との相違点は、条件付き移動処理において、認識誤
りを校正・編集しながら移動する点である。
と同様に原画像データから文字コードデータに変換する
文字認識装置とされ、入力制御装置1、画像入力装置
(画像入力手段)2、プロセッサ3、表示制御装置4、
メモリ5、ディスク装置6などから構成され、実施例4
〜6との相違点は、条件付き移動処理において、認識誤
りを校正・編集しながら移動する点である。
【0155】すなわち、認識誤りを校正・編集する場合
の条件付き移動処理において、図36に示すような画面
表示を持ち、たとえば校正ウィンドウ21の「タ」の文
字213と文字214は同じ候補文字221からなるも
のとする。
の条件付き移動処理において、図36に示すような画面
表示を持ち、たとえば校正ウィンドウ21の「タ」の文
字213と文字214は同じ候補文字221からなるも
のとする。
【0156】具体的には、図37に示す移動条件指定画
面25において、移動方法253を「連続移動」、対象
文字251を「全文字」、候補文字252を「第3位ま
で」と指定した場合、指定前の候補文字選択画面29上
で、たとえば候補文字221の2番目の「ダ」を選択す
ると、校正ウィンドウ21の画面上の「タ」の文字21
3が「ダ」に置き換わるとともに、上記条件に合致した
「タ」の文字214の文字コードに対応する指定後の候
補文字選択画面30に自動的に表示変更されるようにな
っている。
面25において、移動方法253を「連続移動」、対象
文字251を「全文字」、候補文字252を「第3位ま
で」と指定した場合、指定前の候補文字選択画面29上
で、たとえば候補文字221の2番目の「ダ」を選択す
ると、校正ウィンドウ21の画面上の「タ」の文字21
3が「ダ」に置き換わるとともに、上記条件に合致した
「タ」の文字214の文字コードに対応する指定後の候
補文字選択画面30に自動的に表示変更されるようにな
っている。
【0157】この場合の処理を、図38のフローチャー
トに従って説明する。
トに従って説明する。
【0158】まず、マウス9などにより校正ウィンドウ
21の画面上でコマンドを入力し(ステップ380
1)、入力されたコマンドについて判定する(ステップ
3802)。この結果、候補文字221のエリアを選択
した場合はステップ3803へ、その他のコマンドの場
合は、その他の処理対応の処理を行い(ステップ380
5)、コマンド入力処理のステップ3801へ戻る。
21の画面上でコマンドを入力し(ステップ380
1)、入力されたコマンドについて判定する(ステップ
3802)。この結果、候補文字221のエリアを選択
した場合はステップ3803へ、その他のコマンドの場
合は、その他の処理対応の処理を行い(ステップ380
5)、コマンド入力処理のステップ3801へ戻る。
【0159】一方、候補文字221を選択した場合は、
選択した候補文字221を検出し、校正ウィンドウ21
の画面上のj行、i番目の文字を候補文字221で置き
換える(ステップ3803)。そして、条件移動処理に
おいて(ステップ3804)、実施例6で示した処理を
施すことによって前方あるいは後方の条件に合致した文
字を検索し、指定前の候補文字選択画面29を更新する
ことができる。
選択した候補文字221を検出し、校正ウィンドウ21
の画面上のj行、i番目の文字を候補文字221で置き
換える(ステップ3803)。そして、条件移動処理に
おいて(ステップ3804)、実施例6で示した処理を
施すことによって前方あるいは後方の条件に合致した文
字を検索し、指定前の候補文字選択画面29を更新する
ことができる。
【0160】以上のようにして、移動条件指定画面25
において、移動方法253、対象文字251、候補文字
252が指定されることにより、指定前の候補文字選択
画面29上で原画像データを確認しながら、文字確認誤
りを候補文字221を選択するだけで連続して校正・編
集でき、同じ認識誤りに対する校正処理を容易に行うこ
とができる。
において、移動方法253、対象文字251、候補文字
252が指定されることにより、指定前の候補文字選択
画面29上で原画像データを確認しながら、文字確認誤
りを候補文字221を選択するだけで連続して校正・編
集でき、同じ認識誤りに対する校正処理を容易に行うこ
とができる。
【0161】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例1〜7に基づき具体的に説明したが、本発明は前記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例1〜7に基づき具体的に説明したが、本発明は前記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0162】たとえば、前記実施例の文字認識装置につ
いては、認識結果をディスプレイ11上に表示すること
を前提として説明したが、本発明は前記実施例に限定さ
れるものではなく、ファイルやプリンタなどに出力する
場合などについても広く適用可能である。
いては、認識結果をディスプレイ11上に表示すること
を前提として説明したが、本発明は前記実施例に限定さ
れるものではなく、ファイルやプリンタなどに出力する
場合などについても広く適用可能である。
【0163】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0164】(1).認識された文字の属性を認識する属性
認識手段と、この認識された文字の文字コードおよび文
字属性を記憶する記憶手段と、認識された文字を表示す
る位置を文字領域の位置から計算する位置計算手段と、
文字属性に従い文字コードを変換して表示する結果表示
手段とを備えることにより、単一な大きさの文字フォン
トしか持たない表示手段に対して、入力画像と相似形と
なるように表示することができるので、認識誤りの確認
作業時間の低減が可能となる。
認識手段と、この認識された文字の文字コードおよび文
字属性を記憶する記憶手段と、認識された文字を表示す
る位置を文字領域の位置から計算する位置計算手段と、
文字属性に従い文字コードを変換して表示する結果表示
手段とを備えることにより、単一な大きさの文字フォン
トしか持たない表示手段に対して、入力画像と相似形と
なるように表示することができるので、認識誤りの確認
作業時間の低減が可能となる。
【0165】(2).前記(1) により、認識結果を表示する
表示手段に制限がある場合でも、全角文字または半角文
字の文字属性に従った表示が可能となる。
表示手段に制限がある場合でも、全角文字または半角文
字の文字属性に従った表示が可能となる。
【0166】(3).前記(1) により、文字属性を認識する
ことなく、所望とする文字属性を指定することによって
文字認識結果の表示が可能となる。
ことなく、所望とする文字属性を指定することによって
文字認識結果の表示が可能となる。
【0167】(4).前記(1) の文字認識手段による認識結
果を表示する表示手段の他に、文字コードに対する候補
文字とこの候補文字に対応する入力画像とを表示し、認
識結果の文字コードを校正するための候補文字表示手段
を備えることにより、認識処理前の画像データで確認し
ながら、入力画像の文字コードに対応する矩形画像を強
調表示して候補文字と対応付けして認識結果を校正する
ことができるので、校正作業の操作性を改善し、文字認
識結果の校正処理が容易に可能となる。
果を表示する表示手段の他に、文字コードに対する候補
文字とこの候補文字に対応する入力画像とを表示し、認
識結果の文字コードを校正するための候補文字表示手段
を備えることにより、認識処理前の画像データで確認し
ながら、入力画像の文字コードに対応する矩形画像を強
調表示して候補文字と対応付けして認識結果を校正する
ことができるので、校正作業の操作性を改善し、文字認
識結果の校正処理が容易に可能となる。
【0168】(5).前記(4) により、認識された文字の次
の認識結果に対応する候補文字を表示する際、この候補
文字を候補文字表示手段上で前後に移動可能とし、移動
の条件を指定して条件に合致した候補文字を表示するこ
とができるので、不確定な認識文字の修正作業が容易に
可能となる。
の認識結果に対応する候補文字を表示する際、この候補
文字を候補文字表示手段上で前後に移動可能とし、移動
の条件を指定して条件に合致した候補文字を表示するこ
とができるので、不確定な認識文字の修正作業が容易に
可能となる。
【0169】(6).前記(4) により、候補文字内の任意の
文字を選択し、認識結果の該当する文字コードを置換し
た後に、移動条件に合致した次の認識結果の文字コード
に対応する候補文字を自動的に表示することができるの
で、同じ認識誤りに対する修正作業が容易に可能とな
る。
文字を選択し、認識結果の該当する文字コードを置換し
た後に、移動条件に合致した次の認識結果の文字コード
に対応する候補文字を自動的に表示することができるの
で、同じ認識誤りに対する修正作業が容易に可能とな
る。
【0170】(7).前記(1) 〜(3) により、特に認識した
文字の表示において、認識した文字を文字属性に従って
表示したり、入力した画像と相似形に表示することによ
って認識誤りの確認作業における効率の向上が可能とさ
れる文字認識装置の認識文字表示方法を得ることができ
る。
文字の表示において、認識した文字を文字属性に従って
表示したり、入力した画像と相似形に表示することによ
って認識誤りの確認作業における効率の向上が可能とさ
れる文字認識装置の認識文字表示方法を得ることができ
る。
【0171】(8).前記(4) 〜(6) により、特に認識した
文字の校正において、校正作業の操作性を改善し、不確
定な認識文字の修正および同じ認識誤りに対する修正作
業が容易に可能とされる文字認識装置の認識文字校正方
法を得ることができる。
文字の校正において、校正作業の操作性を改善し、不確
定な認識文字の修正および同じ認識誤りに対する修正作
業が容易に可能とされる文字認識装置の認識文字校正方
法を得ることができる。
【図1】本発明の実施例1である文字認識装置を示す構
成図である。
成図である。
【図2】実施例1の文字認識装置における画像情報テー
ブルの構成図である。
ブルの構成図である。
【図3】実施例1の文字認識装置における表示情報テー
ブルの構成図である。
ブルの構成図である。
【図4】実施例1の文字認識装置における文字コード変
換テーブルの構成図である。
換テーブルの構成図である。
【図5】実施例1の文字認識装置における行情報テーブ
ルの構成図である。
ルの構成図である。
【図6】実施例1の文字認識装置における認識文字情報
テーブルの構成図である。
テーブルの構成図である。
【図7】実施例1の文字認識装置において、画像の入力
から認識文字の校正までの処理を示すフローチャートで
ある。
から認識文字の校正までの処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】実施例1の文字認識装置における認識文字表示
画面の表示例を示す説明図である。
画面の表示例を示す説明図である。
【図9】実施例1の文字認識装置における表示処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】実施例1の文字認識装置における全角/半角
認識処理のフローチャートである。
認識処理のフローチャートである。
【図11】実施例1の文字認識装置において、図11に
続く全角/半角認識処理のフローチャートである。
続く全角/半角認識処理のフローチャートである。
【図12】実施例1の文字認識装置における文字コード
変換処理のフローチャートである。
変換処理のフローチャートである。
【図13】実施例1の文字認識装置における表示位置計
算処理のフローチャートである。
算処理のフローチャートである。
【図14】実施例1の文字認識装置において、図13に
続く表示位置計算処理のフローチャートである。
続く表示位置計算処理のフローチャートである。
【図15】実施例1の文字認識装置における画面表示処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図16】本発明の実施例2である文字認識装置におけ
る認識文字表示画面の表示例を示す説明図である。
る認識文字表示画面の表示例を示す説明図である。
【図17】実施例2の文字認識装置における画面表示位
置計算処理のフローチャートである。
置計算処理のフローチャートである。
【図18】本発明の実施例3である文字認識装置におけ
る全角/半角フラグ記憶テーブルを示す構成図である。
る全角/半角フラグ記憶テーブルを示す構成図である。
【図19】実施例3の文字認識装置における全角/半角
認識処理のフローチャートである。
認識処理のフローチャートである。
【図20】本発明の実施例4である文字認識装置におけ
る候補文字選択画面の表示例を示す説明図である。
る候補文字選択画面の表示例を示す説明図である。
【図21】実施例4の文字認識装置における行情報テー
ブルの構成図である。
ブルの構成図である。
【図22】実施例4の文字認識装置における行内文字情
報テーブルの構成図である。
報テーブルの構成図である。
【図23】実施例4の文字認識装置における候補文字選
択画面表示処理を示すフローチャートである。
択画面表示処理を示すフローチャートである。
【図24】実施例4の文字認識装置における候補文字更
新表示処理のフローチャートである。
新表示処理のフローチャートである。
【図25】実施例4の文字認識装置における原画像デー
タ更新表示処理のフローチャートである。
タ更新表示処理のフローチャートである。
【図26】本発明の実施例5である文字認識装置におけ
る移動処理を示すフローチャートである。
る移動処理を示すフローチャートである。
【図27】実施例5の文字認識装置における前方移動処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図28】実施例5の文字認識装置における後方移動処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図29】本発明の実施例6である文字認識装置におけ
る条件移動処理画面の表示例を示す説明図である。
る条件移動処理画面の表示例を示す説明図である。
【図30】実施例6の文字認識装置における移動条件指
定画面の表示例を示す説明図である。
定画面の表示例を示す説明図である。
【図31】実施例6の文字認識装置における移動条件テ
ーブルの構成図である。
ーブルの構成図である。
【図32】実施例6の文字認識装置における行内文字情
報テーブルの構成図である。
報テーブルの構成図である。
【図33】実施例6の文字認識装置における前方条件移
動処理のフローチャートである。
動処理のフローチャートである。
【図34】実施例6の文字認識装置における後方条件移
動処理のフローチャートである。
動処理のフローチャートである。
【図35】実施例6の文字認識装置における移動条件判
定処理のフローチャートである。
定処理のフローチャートである。
【図36】本発明の実施例7である文字認識装置におけ
る連続条件移動画面の表示例を示す説明図である。
る連続条件移動画面の表示例を示す説明図である。
【図37】実施例7の文字認識装置における移動条件指
定画面の変更例を示す説明図である。
定画面の変更例を示す説明図である。
【図38】実施例7の文字認識装置における連続条件移
動処理のフローチャートである。
動処理のフローチャートである。
1 入力制御装置 2 画像入力装置(画像入力手段) 3 プロセッサ 4 表示制御装置 5 メモリ 6 ディスク装置 7 データバス 8 キーボード 9 マウス 10 表示用メモリ 11 ディスプレイ(表示手段) 12 書式解析プログラム(書式解析手段) 13 文字認識プログラム(文字認識手段) 14 認識文字表示プログラム 15 画像情報テーブル 16 表示情報テーブル 17 文字コード変換テーブル 18 行情報テーブル 19 認識文字情報テーブル(記憶手段) 20 全角/半角フラグ記憶テーブル 21 校正ウィンドウ(表示手段) 22 候補文字選択画面(候補文字表示手段) 23 行管理情報テーブル 24 行内文字情報テーブル 25 移動条件指定画面 26 候補文字選択画面 27 候補文字選択画面 28 移動条件テーブル 29 候補文字選択画面 30 候補文字選択画面 151 幅 152 高さ 153 画像データ領域 161 桁数 162 行数 171 全角文字コード 172 半角文字コード 181 領域座標 182 領域属性 183 文字数 184 認識文字情報への指標 191 文字矩形座標 192 文字コード 193 文字属性 194 表示位置 201 英字属性 202 数字属性 203 カナ属性 211 文字列 212 矩形枠表示 213 文字 214 文字 221 候補文字 222 原画像データエリア 223 前方ボタン 224 後方ボタン 231 行数 232 行タイプ 233 行位置情報 234 行内文字情報アドレス 241 文字数 242 外接矩形情報 243 候補文字領域 244 条件コード 251 対象文字 252 候補文字 253 移動方法 281 移動範囲 282 移動方法 283 対象文字 284 候補文字 285 候補文字領域
Claims (7)
- 【請求項1】 原画像の画像入力手段と、該画像入力手
段による入力画像から文字領域を分離する書式解析手段
と、該書式解析手段による入力画像の文字領域に対して
文字の認識を実行する文字認識手段と、該文字認識手段
による認識結果を表示する表示手段とを有する文字認識
装置であって、前記認識された文字の属性を認識する属
性認識手段と、該認識された文字の文字コードおよび文
字属性を記憶する記憶手段と、該認識された文字を表示
する位置を前記文字領域の位置から計算する位置計算手
段と、前記文字属性に従い前記文字コードを変換して表
示する結果表示手段とを備えることを特徴とする文字認
識装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の文字認識装置において、
前記認識された文字の属性を認識し、該認識された文字
の文字コードおよび文字属性を記憶し、該認識された文
字を表示する位置を文字領域の位置から計算し、前記文
字属性に従い前記文字コードを変換して、単一な大きさ
の文字フォントしか持たない表示手段に対して、前記入
力画像と相似形となるように表示するか、または文字属
性に従って表示することを特徴とする文字認識装置の認
識文字表示方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の文字認識装置の認識文字
表示方法において、前記文字属性を認識することなく、
所望とする文字属性を指定して所望の文字列を捜し、文
字認識結果を表示することを特徴とする文字認識装置の
認識文字表示方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の文字認識装置において、
前記文字認識手段による認識結果を表示する表示手段の
他に、前記文字コードに対する候補文字と該候補文字に
対応する入力画像とを表示し、前記認識結果の文字コー
ドを校正するための候補文字表示手段を備えることを特
徴とする文字認識装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の文字認識装置において、
前記候補文字表示手段を認識結果の校正を行う任意の時
点で表示し、かつ前記文字コードに対応する候補文字だ
けでなく、前記入力画像の前記文字コードに対応する矩
形画像を含めて表示し、前記矩形画像を強調表示して前
記候補文字と対応付けして認識結果を校正することを特
徴とする文字認識装置の認識文字校正方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の文字認識装置の認識文字
校正方法において、前記認識された文字の次の認識結果
に対応する候補文字を表示する場合に、該候補文字を前
記候補文字表示手段上で前後に移動可能とし、該移動の
条件を指定して条件に合致した候補文字を表示すること
を特徴とする文字認識装置の認識文字校正方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の文字認識装置の認識文字
校正方法において、前記候補文字内の任意の文字を選択
し、前記認識結果の該当する文字コードを置換した後
に、前記移動条件に合致した次の認識結果の文字コード
に対応する候補文字を自動的に表示することを特徴とす
る文字認識装置の認識文字校正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5115531A JPH06325203A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 文字認識装置ならびにその認識文字表示方法および認識文字校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5115531A JPH06325203A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 文字認識装置ならびにその認識文字表示方法および認識文字校正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325203A true JPH06325203A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14664843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5115531A Withdrawn JPH06325203A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 文字認識装置ならびにその認識文字表示方法および認識文字校正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06325203A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098789A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Alpine Electronics Inc | 手書き文字認識結果表示装置 |
JP2015055891A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 株式会社東芝 | 文字認識結果検証装置及び文字読取システム |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP5115531A patent/JPH06325203A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098789A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Alpine Electronics Inc | 手書き文字認識結果表示装置 |
JP2015055891A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 株式会社東芝 | 文字認識結果検証装置及び文字読取システム |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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