JP2001075695A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JP2001075695A
JP2001075695A JP25448499A JP25448499A JP2001075695A JP 2001075695 A JP2001075695 A JP 2001075695A JP 25448499 A JP25448499 A JP 25448499A JP 25448499 A JP25448499 A JP 25448499A JP 2001075695 A JP2001075695 A JP 2001075695A
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written
data
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JP25448499A
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Tatsuichi Yoshida
達一 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各フィールドにデータを入力するとき、ある
いは修正するとき、オペレータの負担を軽くして処理に
要する手間と、時間とを短縮させる。 【解決手段】 データ処理装置3aによって、テーブル
記憶装置8に格納されている初期値管理テーブル5、要
注意フィールド管理テーブル6、カーソル制御テーブル
7を参照させて、表示装置4に表示される各フィールド
11に予め登録されている初期値、あるいは変動初期値
を表示させる処理、入力、あるいは修正に注意を要する
フィールド11の枠を赤色に変更して、注意を喚起させ
る処理、カーソル10を移動させるとき、データの入力
対象外、データの修正対象外となるフィールド11をス
キップさせながら、データの入力対象、データの修正対
象となるフィールド11にカーソル10を移動させる処
理を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上に複数のフ
ィールドを表示してデータを入力させるデータ処理シス
テムに係わり、特に各フィールドに初期値を書き込む処
理、入力ミスなどが生じ易いフィールドを強調して表示
する処理、初期値を使用する確率が高いフィールドをス
キップさせる処理などによって入力作業を簡素化させる
データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】画面上に多数の入力項目を表示し、各入
力項目に入力されたデータを処理するデータ処理システ
ムとして、従来、特開平9−258953号公報で開示
された「データ修正方式」、特開平4−282714号
公報で開示された「カーソル移動処理装置」、特開平1
0−49623号公報で開示された「文字読取装置」な
どが知られている。
【0003】特開平9−258953号公報で開示され
た「データ修正方式」は、画面上に表示されている1つ
の入力フィールドに複数の入力項目を入力するとき、タ
ブキーまたは逆タブキーが操作される毎に、各入力項目
の先頭にカーソルを移動させることにより、文字単位、
数字単位でカーソルを移動させる場合に比べ、データの
修正作業効率を向上させるようにしている。
【0004】また、特開平4−282714号公報で開
示された「カーソル移動処理装置」は、表示画面上に表
示される各フィールドの位置情報をフィールド定義テー
ブルに登録しておき、表示画面上に入力画面を表示させ
た状態で、入力装置が操作され、“上”、“下”、
“右”、“左”のいずれかが指定されたとき、フィール
ド定義テーブルに登録されている各フィールドの位置を
参照して、カーソルを移動させることにより、表示画面
上に各フィールドを分散配置させているときでも、少な
いキー操作で、各フィールドにカーソルを移動させて、
データの入力効率を向上させるようにしている。
【0005】さらに、特開平10−49623号公報で
開示された「文字読取装置」は、OCR装置によって読
み取られた帳票の文字列を修正するとき、予め設定され
ている順序で訂正用文字カーソルを自動的に移動させた
後、文字認識確度に応じた時間だけ停止させ、この時間
が過ぎたとき、次の文字にカーソルを移動させることに
より、文字の訂正作業効率を向上させるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデータ修正方式、カーソル移動処理装置、文字読取
装置など、従来のデータ処理システムでは、次に述べる
ような問題があった。
【0007】すなわち、従来のデータ処理システムで
は、各フィールドの全てにカーソルを順次、移動させ、
各フィールドの全てにデータを入力しなければならない
ため、フィールドの数が多いときには、データの入力に
時間がかかってしまうばかりでなく、データの入力ミス
や、データの修正ミスが発生し易くなるという問題があ
った。
【0008】また、例えば各自治体で使用されるデータ
処理システムなどでは、各市町村名や、郵便番号などを
入力する項目があることから、市町村の合併などによっ
て市町村名や、郵便番号などが切り替わるときなどに、
これら市町村名や、郵便番号などを入力するフィールド
に対するデータの入力ミスが発生し易くなるという傾向
がある。
【0009】このため、市町村の合併などによって、市
町村名や、郵便番号などが切り替わるとき、各オペレー
タは、注意しなければならないフィールドを把握して、
各フィールドに対するデータ入力、データ修正を行わな
ければならず、オペレータに過大な負担がかかってしま
うという問題があった。
【0010】さらに、このような従来のデータ処理シス
テムでは、キーボード装置などに設けられた矢印キーな
どが操作される毎に、現在のフィールド上にあるカーソ
ルを、上下左右のいずれかのフィールドに移動させるだ
けの機能しか持っていないので、カーソルが存在する現
在のフィールドと、入力または修正が必要なフィール
ド、との間に他のフィールドが存在し、現在のフィール
ドから入力または修正が必要なフィールドまでカーソル
を移動させるとき、入力または修正の必要がないフィー
ルドの数に比例した回数だけ、キー操作が必要になって
しまう。
【0011】このため、データの入力、データの修正に
余分な時間、余計な手間がかかってしまうばかりでな
く、修正の必要が無いデータを誤って修正してしまうな
どの問題があった。
【0012】本発明は上記の事情に鑑み、入力作業の手
間を軽減させて、入力作業時間、修正作業時間などを大
幅に短縮させることができるデータ処理システムを提供
することを主目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、複数のフィールドを有す
る画面を表示させながら、各フィールドにカーソルを移
動させて、データの入力を行わせるデータ処理システム
において、各フィールドの初期値に関する情報が書き込
まれた複数のフィールド記述子が格納される初期値管理
テーブルと、画面上に各フィールドを表示させるとき、
前記初期値管理テーブルに格納されている前記各フィー
ルド記述子の内容を参照して、前記各フィールドに、予
め登録されている初期値を書き込む初期値設定処理部と
を備えたことを特徴としている。
【0014】請求項2では、請求項1に記載のデータ処
理システムにおいて、前記各フィールド記述子は各々、
設定処理で設定された固定初期値が書き込まれるユーザ
設定初期値エリアと、前回までに入力された値のうち、
最も使用頻度が高い変動初期値が書き込まれる変動初期
値エリアと、これらユーザ設定初期値エリアに書き込ま
れている固定初期値、変動初期値エリアに書き込まれて
いる変動初期値のうち、指示された使用対象が書き込ま
れる採用初期値エリアとを備え、画面上に各フィールド
を表示させるとき、前記各フィールド記述子の採用初期
値エリアに書き込まれた指示内容に基づき、初期値設定
処理部によって、ユーザ設定初期値エリアに書き込まれ
ている固定初期値、または変動初期値エリアに書き込ま
れている変動初期値のいずれか一方を選択して、対応す
るフィールドに表示させることを特徴としている。
【0015】請求項3では、請求項1、2のいずれかに
記載のデータ処理システムにおいて、各フィールドに入
力された前回までの値とこの値が入力された回数とが書
き込まれた複数の関連フィールド記述子が格納される関
連初期値管理テーブルを備え、各フィールドに値が入力
される毎に、対応する関連フィールド記述子の内容を更
新した後、更新済みの関連フィールド記述子の内容に基
づき、前記初期値管理テーブルに格納されている、前記
関連フィールド記述子に対応するフィールド記述子の変
動初期値エリアに書き込まれている変動初期値を更新す
ることを特徴としている。
【0016】請求項4では、複数のフィールドを有する
画面を表示させながら、各フィールドにカーソルを移動
させて、データの入力を行わせるデータ処理システムに
おいて、各フィールドの要注意度合いに関する情報が書
き込まれた複数のフィールド記述子が格納される要注意
フィールド管理テーブルと、画面上に各フィールドを表
示させるとき、前記要注意フィールド管理テーブルに格
納されている前記各フィールド記述子の内容を参照し
て、前記各フィールドを強調表示形式、または通常表示
形式のいずれかの表示形式で、表示させる表示制御処理
部とを備えたことを特徴としている。
【0017】請求項5では、請求項4に記載のデータ処
理システムにおいて、各フィールドに値が入力されたと
き、この値が条件を満たす値かどうかを判定し、この判
定結果に基づき、前記各フィールドに対応するフィール
ド記述子の要注意度合いを更新することを特徴としてい
る。
【0018】請求項6では、複数のフィールドを有する
画面を表示させながら、各フィールドにカーソルを移動
させて、データの入力を行わせるデータ処理システムに
おいて、各フィールドのスキップに関する情報が書き込
まれた複数のフィールド記述子が格納されるカーソル制
御テーブルと、画面上に各フィールドの1つを入力可能
にするとき、前記カーソル制御テーブルに格納されてい
る前記各フィールド記述子の内容を参照して、スキップ
不可に設定されている各フィールドを選択し、これらの
各フィールドを優先的に入力可能にするカーソル制御処
理部とを備えたことを特徴としている。
【0019】請求項7では、請求項6に記載のデータ処
理システムにおいて、各フィールドが入力可能にされる
毎に、各フィールドに対応するフィールド記述子のスキ
ップに関する情報を更新することを特徴としている。
【0020】請求項1によれば、各フィールドの初期値
に関する情報が書き込まれた複数のフィールド記述子を
初期値管理テーブルに格納しておき、画面上に各フィー
ルドを表示させるとき、初期値設定処理部によって、初
期値管理テーブルに格納されている各フィールド記述子
の内容を参照させて、各フィールドに、予め登録されて
いる初期値を書き込んでおくことにより、入力作業の手
間を軽減させ、入力作業時間、修正作業時間などを大幅
に短縮させる。
【0021】請求項2によれば、各フィールド記述子の
構成要素として、設定処理で設定された固定初期値が書
き込まれるユーザ設定初期値エリアと、前回までに入力
された値のうち、最も使用頻度が高い変動初期値が書き
込まれる変動初期値エリアと、これらユーザ設定初期値
エリアに書き込まれている固定初期値、変動初期値エリ
アに書き込まれている変動初期値のうち、指示された使
用対象が書き込まれる採用初期値エリアとを使用させ、
画面上に各フィールドを表示させるとき、各フィールド
記述子の採用初期値エリアに書き込まれた指示内容に基
づき、初期値設定処理部によって、ユーザ設定初期値エ
リアに書き込まれている固定初期値、または変動初期値
エリアに書き込まれている変動初期値のいずれか一方を
選択させて、対応するフィールドに表示させることによ
り、各フィールドに予め書き込む初期値として、ユーザ
が登録した初期値、あるいは前回までに入力された値の
うち、最も使用頻度が高い値を変動初期値のいずれかを
使用させ、これによって通常の処理を行うとき、それま
での学習効果によって得られた最適な変動初期値を使用
させ、また市町村の合併などによって、市町村名が切り
替わるときなどのように、新たな初期値を必要とすると
き、それまでの学習効果を無視させて、ユーザが登録し
た初期値を使用させ、入力作業の手間を軽減させ、入力
作業時間を大幅に短縮させる。
【0022】請求項3によれば、各フィールドに入力さ
れた前回までの値とこの値が入力された回数とが書き込
まれた複数の関連フィールド記述子が格納される関連初
期値管理テーブルを配置し、各フィールドに値が入力さ
れる毎に、対応する関連フィールド記述子の内容を更新
した後、更新済みの関連フィールド記述子の内容に基づ
き、初期値管理テーブルに格納されている、関連フィー
ルド記述子に対応するフィールド記述子の変動初期値エ
リアに書き込まれている変動初期値を更新させることに
より、オペレータに余分な負担をかけることなく、各フ
ィールドに対し、実際に入力された内容に基づき、変動
初期値を更新させて、最も使用頻度が高い値を変動初期
値を選択させる。
【0023】請求項4によれば、各フィールドの要注意
度合いに関する情報が書き込まれた複数のフィールド記
述子を要注意フィールド管理テーブルに格納しておき、
画面上に各フィールドを表示させるとき、表示制御処理
部によって、要注意フィールド管理テーブルに格納され
ている各フィールド記述子の内容を参照させて、各フィ
ールドを強調表示形式、または通常表示形式のいずれか
の表示形式で、表示させることにより、各フィールドに
新たな値が入力させたり、既に設定されている値が修正
させたりするとき、入力ミス、修正ミスなどが発生し易
いフィールドと、このような入力ミス、修正ミスなどが
発生し難いフィールドとを区別させ、これによって入力
ミス、修正ミスの発生率を飛躍的に低減させる。
【0024】請求項5によれば、各フィールドに値が入
力されたとき、この値が条件を満たす値かどうかを判定
させ、この判定結果に基づき、各フィールドに対応する
フィールド記述子の要注意度合いを更新させることによ
り、オペレータに負担をかけることなく、各フィールド
に入力された値が予め設定されている条件を満たしてい
るかどうかに基づき、入力、修正などに注意を要するフ
ィールドかどうかを判定させ、入力ミス、修正ミスなど
が発生し易いフィールドと、このような入力ミス、修正
ミスなどが発生し難いフィールドとを区別させて、要注
意フィールド管理テーブルを更新させる。
【0025】請求項6によれば、各フィールドのスキッ
プに関する情報が書き込まれた複数のフィールド記述子
をカーソル制御テーブルに格納しておき、画面上に各フ
ィールドの1つを入力可能にするとき、カーソル制御処
理部によって、カーソル制御テーブルに格納されている
各フィールド記述子の内容を参照させて、スキップ不可
に設定されている各フィールドを選択させ、これらの各
フィールドを優先的に入力可能にさせることにより、デ
ータの入力対象外、データの修正対象外となるフィール
ドをスキップさせながら、カーソルを移動させ、これに
よってデータの誤入力、データの誤修正を無くさせると
ともに、データの入力効率、データの修正効率を飛躍的
に向上させる。
【0026】請求項7によれば、各フィールドが入力可
能にされる毎に、各フィールドに対応するフィールド記
述子のスキップに関する情報を更新させることにより、
各フィールドに対する実際の入力有無、実際の修正有無
に基づき、オペレータに負担をかけることなく、スキッ
プ内容を更新させ、これによって実際の入力有無、実際
の修正有無に応じた、最適なスキップ処理を行わせる。
【0027】
【発明の実施の形態】《第1の実施の形態の構成》図1
は本発明によるデータ処理システムの実施の形態を示す
ブロック図である。
【0028】この図に示すデータ処理システム1aは、
オペレータによって操作されるキーボード装置2と、こ
のキーボード装置2の操作内容、予め登録されているア
プリケーションプログラムの内容などに応じてデータを
処理するデータ処理装置3aと、このデータ処理装置3
aから出力される表示信号に応じた画面を表示する表示
装置4と、データ処理装置3aで使用される初期値管理
テーブル5、要注意フィールド管理テーブル6、カーソ
ル制御テーブル7などが格納されるテーブル記憶装置8
と、データ処理装置3aの処理対象となるデータ、ある
いはデータ処理装置3aで処理されたデータなどが格納
されるデータ記憶装置9とを備えている。
【0029】そして、このデータ処理システム1aにお
いては、データ処理装置3aによって、テーブル記憶装
置8に格納されている初期値管理テーブル5、要注意フ
ィールド管理テーブル6、カーソル制御テーブル7が参
照され、表示装置4に表示される各フィールド11に予
め登録されている初期値、あるいは変動初期値を表示さ
せるとともに、入力、あるいは修正に注意を要するフィ
ールド11の枠を赤色に変更して注意を喚起させる。ま
た、キーボード装置2の操作内容に応じて、カーソル1
0を移動させるとき、表示装置4に表示されている各フ
ィールド11が入力フィールド、あるいは修正フィール
ドになる確率が判定され、この判定結果に基づき、デー
タの入力対象外、データの修正対象外となるフィールド
11をスキップさせながら、データの入力対象、データ
の修正対象となるフィールド11にカーソル10を移動
させて、データの入力、あるいはデータの修正を行わ
せ、これによって決定されたデータを処理して、処理結
果をデータ記憶装置9に格納させる。
【0030】データ処理装置3aは、その機能上、カー
ソル制御処理部12と、入力フィールド表示制御処理部
13とを備え、キーボード装置2から出力される各種指
令、各種データに基づき、表示画面の作成処理、初期値
表示処理、注意喚起処理、カーソル10の移動制御、デ
ータの入力処理、データの修正処理、およびデータの格
納処理などを行う。
【0031】また、表示装置4は、データ処理装置3a
から出力される表示信号を取り込むとともに、この表示
信号の内容に基づき、データ入力画面、データ修正画面
などを表示しながら、表示信号の内容に基づき、データ
入力画面上やデータ修正画面上などに表示されているカ
ーソル10を移動させる。
【0032】また、データ記憶装置9は、データ処理装
置3aに接続された大容量のハードディスク機構、大容
量の光磁気ディスク機構などによって構成されており、
データ処理装置3aから書き込み信号が出力されたと
き、この書き込み信号とともに出力されるデータを記憶
し、またデータ処理装置3aから読み出し信号が出力さ
れたとき、記憶しているデータを読み出し、これをデー
タ処理装置3aに供給する。
【0033】テーブル記憶装置8は、データ処理装置3
aに接続された大容量のハードディスク機構、大容量の
光磁気ディスク機構などによって構成されており、デー
タ処理装置3aから書き込み信号が出力されたとき、こ
の書き込み信号とともに出力される新規作成情報、更新
情報に基づき、初期値管理テーブル5、要注意フィール
ド管理テーブル6、カーソル制御テーブル7などを作成
して、これを記憶する処理、または記憶している初期値
管理テーブル5、要注意フィールド管理テーブル6、カ
ーソル制御テーブル7などの内容を更新する処理などを
行う。またデータ処理装置3aから読み出し信号が出力
されたとき、初期値管理テーブル5、要注意フィールド
管理テーブル6、カーソル制御テーブル7などの内容を
読み出す処理、この処理で得られた内容をデータ処理装
置3aに供給する処理などを行う。
【0034】初期値管理テーブル5は、図2に示すよう
に、入力画面、修正画面などで表示される各入力フィー
ルド、各修正フィールドなどの各フィールド11に設定
される初期値のうち、使用頻度が高い初期値、変動初期
値などに関する情報が記述された複数のフィールド記述
子14を有する基本初期値管理テーブル15と、この基
本初期値管理テーブル15を構成する各フィールド記述
子14の詳細な内容が記述された複数の関連フィールド
記述子16を有する関連初期値管理テーブル17とを備
えている。
【0035】この初期値管理テーブル5において、デー
タ処理装置3aから基本初期値管理テーブル15を指定
した書き込み指令が出力されたときには、この書き込み
指令とともに出力される新規情報、更新情報に基づき、
基本初期値管理テーブル15を構成する各フィールド記
述子14の1つを選択して、このフィールド記述子14
のフィールドIDエリア18、変動初期値エリア19、
ユーザ設定初期値エリア20、採用初期値エリア21に
書き込まれている各情報を更新する。またデータ処理装
置3aから基本初期値管理テーブル15を指定した読み
出し指令が出力されたときには、基本初期値管理テーブ
ル15を構成する各フィールド記述子14のうち、読み
出し指令で指定されたフィールド記述子14を選択し
て、このフィールド記述子14のフィールドIDエリア
18、変動初期値エリア19、ユーザ設定初期値エリア
20、採用初期値エリア21に書き込まれている情報を
読み出し、これをデータ処理装置3aに供給する。
【0036】また、データ処理装置3aから関連初期値
管理テーブル17を指定した書き込み指令が出力された
ときには、この書き込み指令とともに出力される新規情
報、更新情報に基づき、関連初期値管理テーブル17を
構成する各関連フィールド記述子16の1つを選択し、
この関連フィールド記述子16のフィールドIDエリア
22、入力値エリア23、入力実績エリア24に書き込
まれている情報を更新する。またデータ処理装置3aか
ら関連初期値管理テーブル17を指定した読み出し指令
が出力されたときには、関連初期値管理テーブル17を
構成する各関連フィールド記述子16のうち、読み出し
指令で指定された関連フィールド記述子16を選択し
て、この関連フィールド記述子16のフィールドIDエ
リア22、入力値エリア23、入力実績エリア24に書
き込まれている情報を読み出し、これをデータ処理装置
3aに供給する。
【0037】要注意フィールド管理テーブル6は、図3
に示すように、入力画面、修正画面などで表示される各
入力フィールド、各修正フィールドなどの各フィールド
10に入力された内容の誤り率などに関する情報が記述
される複数のフィールド記述子25を備えている。
【0038】この要注意フィールド管理テーブル6にお
いては、データ処理装置3aから書き込み指令が出力さ
れたときには、この書き込み指令とともに出力される新
規情報、更新情報に基づき、各フィールド記述子25の
1つを選択して、このフィールド記述子のフィールドI
Dエリア26、しきい値エリア27、誤り確率エリア2
8、作業回数エリア29、誤り回数エリア30に書き込
まれている情報を更新し、またデータ処理装置3aから
読み出し指令が出力されたとき、各フィールド記述子2
5のうち、読み出し指令で指定されたフィールド記述子
25を選択して、このフィールド記述子25のフィール
ドIDエリア26、しきい値エリア27、誤り確率エリ
ア28、作業回数エリア29、誤り回数エリア30に書
き込まれている情報を読み出し、これをデータ処理装置
3aに供給する。
【0039】また、カーソル制御テーブル7は、図4に
示すように、入力画面、修正画面などで表示される各入
力フィールド、各修正フィールドなどの各フィールド1
1毎のフィールド情報が記述される複数のフィールド記
述子31を備えている。
【0040】このカーソル制御テーブル7においては、
データ処理装置3aから書き込み指令が出力されたとき
には、この書き込み指令とともに出力される新規情報、
更新情報に基づき、各フィールド記述子31の1つを選
択して、このフィールド記述子31のフィールドIDエ
リア32、しきい値エリア33、修正対象外確率エリア
34、作業回数エリア35、修正回数エリア36、必須
通過フラグエリア37に書き込まれている情報を更新す
る。またデータ処理装置3aから読み出し指令が出力さ
れたときには、各フィールド記述子31のうち、読み出
し指令で指定されたフィールド記述子31を選択して、
このフィールド記述子のフィールドIDエリア32、し
きい値エリア33、修正対象外確率エリア34、作業回
数エリア35、修正回数エリア36、必須通過フラグエ
リア37に書き込まれている情報を読み出し、これをデ
ータ処理装置3aに供給する。
【0041】《第1の実施の形態の動作》次に、図5、
図7、図9に示す各フローチャート、図6、図8、図1
0に示す各説明図を参照しながら、この実施の形態の初
期値設定モード、要注意フィールド強調モード、および
フィールドスキップモードについて順次説明する。
【0042】<初期値設定モード>キーボード装置2が
操作されて入力画面が表示され、この入力画面上などに
表示されている初期値設定機能、要注意フィールド強調
機能、フィールドスキップ機能のうち、初期値設定機能
が選択されると、図5のフローチャートに示すように、
データ処理装置3aによって、テーブル記憶装置8に格
納されている基本初期値管理テーブル15、関連初期値
管理テーブル17の内容が読み出される(ステップST
1)。
【0043】次いで、データ処理装置3aによって、入
力画面上に表示される各フィールド11の1つが選択さ
れ、これが処理対象となるフィールド(以下、これを処
理対象フィールドと称する)11に指定されると、基本
初期値管理テーブル15の中から処理対象フィールド1
1に対応するフィールド記述子14が選択され、これが
処理対象となるフィールド記述子(以下、これを処理対
象フィールド記述子と称する)14に指定されるととも
に、この処理対象フィールド記述子14の採用初期値エ
リア21に書き込まれている値の判定処理が行われる。
この採用初期値エリア21に、“0”が書き込まれてい
るとき(表示しない場合)には、初期値として空白が選
択され、これが処理対象フィールド11に書き込まれ
る。また採用初期値エリア21に、“2”が書き込まれ
ているとき(ユーザ設定初期値の場合)には、処理対象
フィールド記述子14のユーザ設定初期値エリア20に
書き込まれている初期値が選択され、これが処理対象フ
ィールド11に書き込まれる。さらに採用初期値エリア
21に、“1”が書き込まれているとき(変動初期値の
場合)には、処理対象フィールド記述子14の変動初期
値エリア19に書き込まれている変動初期値が選択さ
れ、これが処理対象フィールド11に書き込まれる。
【0044】これにより、例えば図2に示すように、フ
ィールドIDが“1”になっている最初のフィールド1
1が選択されて処理対象フィールド11に指定されたと
きには、処理対象フィールド11に対応する処理対象フ
ィールド記述子14の採用初期値エリア21に書き込ま
れている値(“1”)に基づき、変動初期値を選択する
ように指示されていると判定され、この処理対象フィー
ルド記述子14の変動初期値エリア19に書き込まれて
いる変動初期値(“671125”)が選択され、図6
に示すように、これが最初のフィールド11に書き込ま
れる。
【0045】以下、データ処理装置3aによって、各フ
ィールド11が順次、選択され、これらが処理対象フィ
ールド11に指定された後、各処理対象フィールド11
に対応する処理対象フィールド記述子14の採用初期値
エリア21に書き込まれている値に基づき、空白、また
はユーザによって設定された初期値、あるいは変動初期
値のいずれかが選択され、これが処理対象フィールド1
1に書き込まれる(ステップST2〜ST4)。
【0046】この後、キーボード装置2が操作され、デ
ータ入力、データ修正の対象となる各フィールド11が
順次、選択され、各フィールド11に対し、データ入
力、データ修正が行われたとき、データ処理装置3aに
よって、各フィールド11に書き込まれていた初期値ま
たは変動初期値が書き換えられたかどうかが検知され、
この検知結果が履歴テーブル(図示は省略する)に登録
される(ステップST5)。
【0047】次いで、各フィールド11に対するデータ
入力、データ修正が終了したとき、データ処理装置3a
によって、履歴テーブルの内容が参照され、初期値また
は変動初期値が変更された各フィールド11の1つが選
択され、これが処理対象フィールド11に指定されると
ともに、関連初期値管理テーブル17に登録されている
各関連フィールド記述子16のうち、処理対象フィール
ド11に対応する1つあるい複数の関連フィールド記述
子16の入力値エリア23に書き込まれている各入力値
と、処理対象フィールド11となっている実際のフィー
ルド11に入力された値とが比較される。
【0048】その結果、実際のフィールド11に入力さ
れた値と同じ値の入力値を持つ関連フィールド記述子1
6があれば、この関連フィールド記述子16の入力実績
エリア24に書き込まれている入力実績値がインクリメ
ントされる。
【0049】また、実際のフィールド11に入力された
値と同じ値の入力値を持つ関連フィールド記述子16が
なければ、データ処理装置3aによって、新たな関連フ
ィールド記述子16が作成され、この関連フィールド記
述子16の入力値エリア23に、実際のフィールド11
に入力された実際の値が書き込まれるとともに、この関
連フィールド記述子16の入力実績エリア24に“1”
が書き込まれた後、この関連フィールド記述子16が関
連初期値管理テーブル17に追加される(ステップST
6)。
【0050】初期値が変更された各フィールド11に対
する関連初期値管理テーブル17の更新処理が終了する
と、データ処理装置3aによって、初期値管理テーブル
15を構成する各フィールド記述子14の中から、採用
初期値エリア21に、“1”が書き込まれているフィー
ルド記述子14が選択されて処理対象フィールド記述子
11に指定される。また、関連初期値管理テーブル17
を構成する各関連フィールド記述子16の中から、処理
対象フィールド記述子14のフィールドIDエリア18
に書き込まれているID値と同じID値を持つ1または
複数の関連フィールド記述子16が選択され、各関連フ
ィールド記述子16の入力実績エリア24に書き込まれ
ている入力実績が相互に比較される。そして、最も高い
入力実績が書き込まれた入力実績エリア24を持つ関連
フィールド記述子16が今回の変動初期値処理に対応す
る関連フィールド記述子16に選択され、この関連フィ
ールド記述子16の入力値エリア23に書き込まれてい
る入力値が処理対象フィールド記述子14の変動初期値
として選択され、これが処理対象フィールド記述子14
の変動初期値エリア19に書き込まれる。
【0051】以下、採用初期値エリア21に、“1”が
書き込まれている各フィールド記述子14が順次、選択
され、これらが処理対象フィールド記述子14に指定さ
れるとともに、関連初期値管理テーブル17を構成する
各関連フィールド記述子16の中から、処理対象フィー
ルド記述子14に対応する1または複数の関連フィール
ド記述子16が選択されて、各関連フィールド記述子1
6の入力実績エリア24に書き込まれている入力実績の
うち、最も高い入力実績値を持つ関連フィールド記述子
16の入力値エリア23に書き込まれている入力値が処
理対象フィールド記述子14の変動初期値として選択さ
れ、これが処理対象フィールド記述子14の変動初期値
エリア19に書き込まれる(ステップST7)。
【0052】そして、この基本初期値管理テーブル15
の更新処理、関連初期値管理テーブル17の更新処理が
終了したとき、データ処理装置3aによって、初期値設
定モードを使用したデータ入力処理、データ修正処理が
終了する。
【0053】<要注意フィールド強調モード>データ処
理が開始された時点で、入力画面上に表示されている
“初期値設定機能”、“要注意フィールド強調機能”、
“フィールドスキップ機能”の中から“要注意フィール
ド強調機能”が選択されると、図7のフローチャートに
示すように、データ処理装置3aによって、テーブル記
憶装置8に格納されている要注意フィールド管理テーブ
ル6の内容が読み出される(ステップST11)。
【0054】データ処理装置3aによって、入力画面上
に表示される各フィールド11の1つが選択され、これ
が処理対象対象フィールド11に指定されるとともに、
要注意フィールド管理テーブル6の中から、処理対象フ
ィールド11に対応するフィールド記述子25が選択さ
れ、これが処理対象対象フィールド記述子25に指定さ
れる。
【0055】次いで、データ処理装置3aによって、処
理対象フィールド記述子25のしきい値エリア27に書
き込まれているしきい値と、誤り確率エリア28に書き
込まれている誤り確率とが読み出されて、これら誤り確
率と、しきい値とが比較される。
【0056】比較の結果、“しきい値<誤り確率”が成
り立つときには、処理対象フィールド11に対してデー
タ入力を行うときに、あるいはデータ修正を行うときに
入力ミスや、修正ミスが発生する確率が高いと判定さ
れ、この処理対象フィールド11が強調表示対象に指定
されて、入力画面上に表示されている処理対象フィール
ド11の枠が赤色など、注意を促す色にされる。
【0057】また、誤り確率と、しきい値とを比較した
とき、“しきい値≧誤り確率”が成り立つときには、デ
ータ処理装置3aによって、処理対象フィールド11に
対してデータ入力を行うときに、あるいはデータ修正を
行うときに、入力ミスや、修正ミスが発生する確率が低
いと判定され、このフィールドが強調表示対象外に指定
されて、入力画面上に表示されている処理対象フィール
ド11の枠が黒色など通常の色にされる。
【0058】以下、データ処理装置3aによって、残り
の各フィールド11が順次、選択されて、これが処理対
象フィールド11に指定される。また要注意フィールド
管理テーブル6に格納されている各フィールド記述子2
5の中から、処理対象フィールド11に対応するフィー
ルド記述子25が選択され、これが処理対象フィールド
記述子25に指定される。また、この処理対象フィール
ド記述子25のしきい値エリア27に書き込まれている
しきい値と、誤り確率エリア28に書き込まれている誤
り確率とが読み出された後、これら誤り確率と、しきい
値との比較結果に基づき、図8に示すように、処理対象
フィールド11が強調表示対象または強調表示対象外の
いずれかに指定され、入力画面上に表示されている各フ
ィールド11の枠が赤色または黒色のいずれかにされる
(ステップST12、ST13)。
【0059】この後、キーボード装置2が操作されて、
データ入力、データ修正の対象となる各フィールド11
が順次、選択されて、各フィールド11に対し、データ
入力、データ修正が行われたとき、データ処理装置3a
によって、入力されたデータ、修正されたデータが予め
設定されている条件、例えば文字数、文字の種類などの
条件を満たしているかどうかがチェックされ、入力され
たデータ、修正されたデータが条件を満たしていないと
き、エラーが発生したと判定されて、履歴テーブル(図
示は省略する)にエラー発生が登録される(ステップS
T14、ST15)。
【0060】次いで、各フィールド11に対するデータ
入力、データ修正が終了したとき、データ処理装置3a
によって、要注意フィールド管理テーブル6に格納され
ている各フィールド記述子25の作業回数エリア29に
書き込まれていた作業回数が各々、インクリメントされ
た後、履歴テーブルに登録されている各フィールド11
のエラー発生有無が参照されて、エラーが発生したフィ
ールド11が選択され、このフィールド11が処理対象
フィールド11に指定されるとともに、要注意フィール
ド管理テーブル6に格納されている各フィールド記述子
25の中から、処理対象フィールド11に対応するフィ
ールド記述子25が選択され、このフィールド記述子2
5の誤り回数エリア30に書き込まれていた誤り回数が
インクリメントされる。
【0061】以下、データ処理装置3aによって、誤っ
た値が入力された各フィールド11が順次、選択され、
各フィールド11が処理対象フィールド11に指定され
るとともに、要注意フィールド管理テーブル6に格納さ
れている各フィールド記述子25の中から、処理対象フ
ィールド11に対応するフィールド記述子25が選択さ
れ、このフィールド記述子25の誤り回数エリア30に
書き込まれていた誤り回数がインクリメントされる。
【0062】この後、データ処理装置3aによって、要
注意フィールド管理テーブル6に格納されている各フィ
ールド記述子25が順次、選択され、各フィールド記述
子25の作業回数エリア29に書き込まれている作業回
数と、誤り回数エリア30に書き込まれている誤り回数
が読み出されるとともに、次式に示す演算式で誤り確率
が求められて(ステップST16〜ST18)、各フィ
ールド記述子25の誤り確率エリア28に書き込まれて
いた誤り確率が更新される(ステップST19)。
【0063】
【数1】P=1−M/N …(1) 但し、P:誤り確率 M:誤り回数 N:作業回数 そして、この要注意フィールド管理テーブル6の更新処
理が終了したとき、データ処理装置3aによって、要注
意フィールド強調モードを使用したデータ入力処理、デ
ータ修正処理が終了する。
【0064】<フィールドスキップモード>また、デー
タ処理が開始された時点で、入力画面上に表示されてい
る初期値設定機能、要注意フィールド強調機能、フィー
ルドスキップ機能のうち、フィールドスキップ機能が選
択されると、図9のフローチャートに示すように、デー
タ処理装置3aによって、テーブル記憶装置8に格納さ
れているカーソル制御テーブル7の内容が読み出される
(ステップST21)。
【0065】この後、データ処理装置3aによって、入
力画面上に表示される各フィールド11の1つが選択さ
れ、これが処理対象フィールド11に指定されるととも
に、カーソル制御テーブル7の中から、処理対象フィー
ルド11に対応するフィールド記述子31が選択され、
これが処理対象フィールド記述子31に指定される。
【0066】次いで、データ処理装置3aによって、処
理対象フィールド記述子31のしきい値エリア33に書
き込まれているしきい値と、修正対象外確率エリア34
に書き込まれている修正対象外確率とが読み出された
後、これら修正対象外確率と、しきい値とが比較され
る。
【0067】比較の結果、“しきい値>修正対象外確
率”が成り立つときには、処理対象フィールド11に書
き込まれている初期値の変更確率が高いと判定され、処
理対象フィールド11に対応する処理対象フィールド記
述子31の必須通過フラグエリア37に、“1”が立て
られる。
【0068】また、修正対象外確率と、しきい値とを比
較したとき、“しきい値≦修正対象外確率”が成り立つ
ときには、データ処理装置3aによって、処理対象フィ
ールド11に書き込まれている初期値の変更確率が低い
と判定され、処理対象フィールド11に対応する処理対
象フィールド記述子31の必須通過フラグエリア37
に、“0”が立てられる。
【0069】以下、データ処理装置3aによって、残っ
ている各フィールド11が順次、選択されて、これらが
処理対象フィールド11に指定された後、カーソル制御
テーブル7に格納されている各フィールド記述子31の
中から、処理対象フィールド11に対応するフィールド
記述子31が選択され、これが処理対象フィールド記述
子31に指定されるとともに、この処理対象フィールド
記述子31のしきい値エリア33に書き込まれているし
きい値と、修正対象外確率エリア34に書き込まれてい
る修正対象外確率とが比較され、この比較結果に基づ
き、処理対象フィールド記述子31の必須通過フラグエ
リア37に、“0”または“1”のいずれかが立てられ
る(ステップST22〜ST24)。
【0070】そして、各フィールド11に対する各フィ
ールド記述子31の必須通過フラグエリア37に、
“1”または“0”を立てる処理が終了すると、データ
処理装置3aによって、カーソル制御テーブル7に格納
されている各フィールド記述子31の必須通過フラグエ
リア37の内容が参照されて、“1”が立てられている
フィールド記述子31が選択されて、各フィールド記述
子31に対応する各フィールド11が必須通過対象に指
定される。
【0071】この後、データ処理装置3aによって、図
10に示すように、これら必須通過対象となっている各
フィールド11のうち、最も左上にあるフィールド11
が選択され、このフィールド11にカーソル10が表示
されて、データ入力、データ修正が促され、このフィー
ルド11に対するデータ入力、データ修正が終了したと
き、このフィールド11に最初に書き込まれている初期
値が修正されかどうかが判定され、このフィールド11
に書き込まれていた初期値が修正され、新たな値が書き
込まれているとき、履歴テーブル(図示は省略する)に
初期値の修正が登録される。
【0072】次いで、データ処理装置3aによって、カ
ーソル10が存在する現在のフィールド11から上方
向、下方向、右方向、左方向のうち、予め登録されてい
る方向にある各フィールド11、例えば右方向にある各
フィールド11のうち、必須通過対象となっているフィ
ールド11が選択され、これが次のフィールド11に指
定されて、このフィールド11にカーソル10が表示さ
れ、データ入力、データ修正が促された後、このフィー
ルド11に対するデータ入力、データ修正が終了したと
き、このフィールド11に最初に書き込まれている初期
値が修正されかどうかが判定され、初期値が修正され
て、新たな値が書き込まれているとき、履歴テーブルに
初期値の修正が登録される。
【0073】また、上述したデータ入力作業、データ修
正作業で、スキップ対象に指定されたフィールド11に
対し、オペレータによって、データ入力、データ修正の
必要があると判定され、この判定結果に基づき、キーボ
ード装置2の各矢印キーが操作されると、データ処理装
置3aによって、これが検知されて、スキップ対象に指
定されているかどうかにかかわらず、操作された矢印キ
ーに応じた方向にあるフィールド11が選択され、この
フィールド11にカーソル10が移されて、データ入力
が促された後、このフィールド11に対するデータ入
力、データ修正が終了したとき、このフィールド11に
最初に書き込まれている初期値が修正されかどうかが判
定され、初期値が修正されて、新たな値が書き込まれて
いるとき、履歴テーブルに初期値の修正が登録される
(ステップST25)。
【0074】この後、必須通過対象となっている各フィ
ールド11の全てに対して、データ入力、データ修正が
終了すると、データ処理装置3aによって、カーソル制
御テーブル7に格納されていた各フィールド記述子31
が順次、選択されて、このフィールド記述子31の作業
回数エリア35に書き込まれていた作業回数が各々、イ
ンクリメントされるとともに、履歴テーブルに登録され
ている各フィールド11の修正有無に基づき、初期値が
修正されたフィールド11が選択され、このフィールド
11が処理対象フィールド11に指定されるとともに、
カーソル制御テーブル7に格納されている各フィールド
記述子31の中から、処理対象フィールド11に対応す
るフィールド記述子31が選択され、このフィールド記
述子31の修正回数エリア36に書き込まれていた修正
回数がインクリメントされる。
【0075】この後、データ処理装置3aによって、カ
ーソル制御テーブル7に格納されている各フィールド記
述子31が順次、選択され、これが処理対象フィールド
記述子31に指定されるとともに、処理対象フィールド
記述子31の作業回数エリア35に書き込まれている作
業回数と、修正回数エリア36に書き込まれている修正
回数が読み出され、次式に示す演算式で修正対象外確率
が求められた後(ステップST26〜ST28)、この
修正対象外確率に基づき、処理対象フィールド記述子3
1の修正対象外確率エリア34に書き込まれていた修正
対象外確率が更新される(ステップST29)。
【0076】
【数2】P=1−M/N …(2) 但し、P:修正対象外確率 M:修正回数 N:作業回数 そして、このカーソル制御テーブル7の更新処理が終了
したとき、データ処理装置3aによって、フィールドス
キップモードを使用したデータ入力処理、データ修正処
理が終了する。
【0077】《第1の実施の形態の効果》このように、
この実施の形態においては、初期値設定モードが設定さ
れているとき、初期値管理テーブル15に格納されてい
る各フィールド記述子14の内容を参照して、各フィー
ルド11に入力される可能性が高い値を初期値として、
予め書き込んでおくようにしたので、入力画面に表示さ
れるフィールド11の数が多いときでも、いくつかのフ
ィールド11のみについて、初期値の修正作業を行わせ
るだけで、入力処理、修正処理を完了させることがで
き、これによって入力作業の手間を軽減させて、入力作
業時間、修正作業時間などを大幅に短縮させることがで
きる。
【0078】また、この実施の形態では、初期値設定モ
ードが設定されているとき、各フィールド11に予め書
き込む初期値として、ユーザが登録した初期値、あるい
は各フィールド11に対し、前回までに入力された値の
うち、最も使用頻度が高い値を変動初期値のいずれかを
書き込んでおくようにしたので、通常の処理を行うと
き、それまでの学習効果によって得られた最適な変動初
期値を使用させることができるとともに、市町村の合併
などによって、市町村名が切り替わるときなどのよう
に、新たな初期値を必要とするとき、それまでの学習効
果を無視させて、ユーザが登録した初期値を使用させる
ことができ、これによって入力作業の手間を軽減させ、
入力作業時間を大幅に短縮させることができる。
【0079】また、この実施の形態では、初期値設定モ
ードが設定されているとき、各フィールド11に入力さ
れた実際の値に基づき、初期値管理テーブル5を構成し
ている基本初期値管理テーブル15、関連初期値管理テ
ーブル17の内容を更新して、変動初期値を更新するよ
うにしたので、最も使用頻度が高い値を変動初期値にす
ることができ、これによってオペレータに余分な負担を
かけることなく、変動初期値を更新することができる。
【0080】また、この実施の形態では、要注意フィー
ルド強調モードが指定されているとき、要注意フィール
ド管理テーブル6の内容に基づき、入力ミス、修正ミス
などが発生し易いフィールドと、このような入力ミス、
修正ミスなどが発生し難いフィールドとを区別させて、
表示させるようにしたので、入力画面を一瞥させただけ
で、入力ミス、修正ミスが発生し易いフィールドをオペ
レータに認識させることができ、これによって入力ミ
ス、修正ミスの発生率を飛躍的に低減させることができ
る。
【0081】また、この実施の形態では、要注意フィー
ルド強調モードが指定されているとき、各フィールド1
1に入力された値、各フィールド11に書き込まれてい
た初期値を修正したとき、各フィールド11に入力され
た値、修正された値が予め設定されている条件を満たし
ているかどうかをチェックし、このチェック結果に基づ
き、入力、修正などに注意を要するフィールドかどうか
を判定して、要注意フィールド管理テーブル6の内容を
更新するようにしたので、オペレータに負担をかけるこ
となく、入力ミス、修正ミスなどが発生し易いフィール
ドと、このような入力ミス、修正ミスなどが発生し難い
フィールドとを区別させることができる。
【0082】また、この実施の形態では、フィールドス
キップモードが指定されているとき、各フィールド11
に対する、それまでの入力内容、修正内容に基づき、各
フィールド11が入力フィールド、修正フィールドにな
る確率値を判定し、この判定結果に基づき、入力対象
外、修正対象外となるフィールド11をスキップさせな
がら、カーソル10を移動させるようにしたので、値を
入力する必要が無いフィールド11、初期値を修正する
必要が無いフィールド11にカーソル10が移らないよ
うにして、各フィールド11に余計な値が書き込まれな
いようにして、誤入力、誤修正を無くしながら、データ
の入力効率、データの修正効率を飛躍的に向上させるこ
とができる。
【0083】さらに、この実施の形態では、フィールド
スキップモードが指定されているとき、各フィールド1
1に対する実際の入力有無、実際の修正有無に基づき、
カーソル制御テーブル7の内容を更新するようにしたの
で、オペレータに負担をかけることなく、スキップ内容
を更新させることができ、これによって実際の入力有
無、実際の修正有無に応じた、最適なスキップ処理を行
わせることができる。
【0084】《第2の実施の形態の構成》図11は本発
明によるデータ処理システムの他の実施の形態を示すブ
ロック図である。なお、この図において、図1の各部と
同じ部分には、同じ符号が付してある。
【0085】この図に示すデータ処理システム1bが図
1に示すデータ処理システム1aと異なる点は、手書き
入力などの手法で内容が書き込まれた各帳票40のイメ
ージを読み取って各帳票40のイメージデータファイル
43と、このイメージデータを文字認識処理して得られ
た読取文字データファイル42とを生成するOCR装置
(Optical Character Reader Equipment)41を付加す
るとともに、データ処理装置3bの機能として、カーソ
ル制御処理部12と、入力フィールド表示制御処理部1
3と、イメージ表示制御処理部44とを備え、OCR装
置41から出力されるイメージデータファイル43の内
容を入力画面45の背景表示エリア46に表示させなが
ら、読取文字データファイル42の内容を各フィールド
11に表示させた状態で、初期値設定機能、要注意フィ
ールド強調機能、フィールドスキップ機能を使用させ、
各フィールド11に表示されている各文字、各数字など
を処理させるようにしたことである。
【0086】このようにすることにより、OCR装置4
1の文字認識率が100%でないときにも、また何らか
の理由により、認識ミスが発生したときにも、認識ミス
が発生し易いフィールド11のみを選択させて、各フィ
ールド11を強調表示で表示させることができるととも
に、OCR装置41の読み取り対象外のフィールド11
に予め設定されている初期値(または、変動初期値)を
書き込んでおいたり、入力処理、修正処理が必要なフィ
ールド11を選択して、カーソル11を移動させたりす
ることができる。
【0087】このように、この実施の形態では、OCR
装置41の読み取り対象外となっているエリアに文字、
数字などが記入され、OCR装置41から出力される読
取文字データファイル42の中に、これら読み取り対象
外となっているエリアに記入された文字、数字などが無
いとき、初期値設定モードを使用させて、読み取り対象
外となっているエリアに書き込まれる可能性が高い文
字、数字を予め入力させておくことができ、作業効率を
飛躍的に向上させることができる。
【0088】また、要注意フィールド強調モードを使用
させることにより、OCR装置41によって読み取られ
た各フィールド11のうち、入力ミス、修正ミスが発生
し易いフィールド11の枠などを赤色などで表示させ
て、オペレータに注意を促し、入力ミス、修正ミスなど
が発生し難くさせることができる。
【0089】また、英数字項目で99%以上、漢字項目
でも96%以上の文字認識率を持つと言われているOC
R装置41などを使用して、帳票40に書き込まれた内
容を読み取った場合などのように、帳票40の各フィー
ルドに書き込まれた文字をほとんどそのまま使用できる
とき、フィールドスキップモードを使用させて、統計的
に修正作業が発生する確率が低いフィールド11を確認
修正作業の対象外にし、作業効率を飛躍的に高めること
ができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1のデータ処理システムでは、各フィールドに入力
される可能性が高い値を初期値として、予め書き込んで
おくことができ、これによって入力作業の手間を軽減さ
せて、入力作業時間、修正作業時間などを大幅に短縮さ
せることができる。
【0091】請求項2のデータ処理システムでは、各フ
ィールドに予め書き込む初期値として、ユーザが登録し
た初期値、あるいは前回までに入力された値のうち、最
も使用頻度が高い値を変動初期値のいずれかを書き込ん
でおくことができ、これによって通常の処理を行うと
き、それまでの学習効果によって得られた最適な変動初
期値を使用させることができるとともに、市町村の合併
などによって、市町村名が切り替わるときなどのよう
に、新たな初期値を必要とするとき、それまでの学習効
果を無視させて、ユーザが登録した初期値を使用させる
ことができ、この結果入力作業の手間を軽減させ、入力
作業時間を大幅に短縮させることができる。
【0092】請求項3のデータ処理システムでは、各フ
ィールドに対し、実際に入力された内容に基づき、変動
初期値を更新して、最も使用頻度が高い値を変動初期値
にすることができ、これによってオペレータに余分な負
担をかけることなく、変動初期値を更新することができ
る。
【0093】請求項4のデータ処理システムでは、各フ
ィールドに新たな値が入力させたり、既に設定されてい
る値が修正させたりするとき、入力ミス、修正ミスなど
が発生し易いフィールドと、このような入力ミス、修正
ミスなどが発生し難いフィールドとを区別させることが
でき、これによって入力ミス、修正ミスの発生率を飛躍
的に低減させることができる。
【0094】請求項5のデータ処理システムでは、各フ
ィールドに入力された値が予め設定されている条件を満
たしているかどうかを検知し、この検知結果に基づき、
入力、修正などに注意を要するフィールドかどうかを判
定して、入力ミス、修正ミスなどが発生し易いフィール
ドと、このような入力ミス、修正ミスなどが発生し難い
フィールドとを区別させることができ、これによってオ
ペレータに負担をかけることなく、各フィールドの要注
意度を更新させることができる。
【0095】請求項6のデータ処理システムでは、各フ
ィールドが入力フィールド、修正フィールドになる確率
値を判定し、この判定結果に基づき、データの入力対象
外、データの修正対象外となるフィールドをスキップさ
せながら、カーソルを移動させることができ、これによ
ってデータの誤入力、データの誤修正を無くすことがで
きるとともに、データの入力効率、データの修正効率を
飛躍的に向上させることができる。
【0096】請求項7のデータ処理システムでは、各フ
ィールドに対する実際の入力有無、実際の修正有無に基
づき、オペレータに負担をかけることなく、スキップ内
容を更新させることができ、これによって実際の入力有
無、実際の修正有無に応じた、最適なスキップ処理を行
わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ処理システムの一実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す初期値管理テーブルの詳細な構成を
示す説明図である。
【図3】図1に示す要注意フィールド管理テーブルの詳
細な構成を示す説明図である。
【図4】図1に示すカーソル制御テーブルの詳細な構成
を示す説明図である。
【図5】図1に示すデータ処理システムで、初期値設定
モードが指定されたときの動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】図1に示す表示装置に表示される入力画面のう
ち、初期値設定モードで表示される画面の一例を示す説
明図である。
【図7】図1に示すデータ処理システムで、要注意フィ
ールド強調モードが指定されたときの動作を示すフロー
チャートである。
【図8】図1に示す表示装置に表示される入力画面のう
ち、要注意フィールド強調モードで表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図9】図1に示すデータ処理システムで、フィールド
スキップモードが指定されたときの動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】図1に示す表示装置に表示される入力画面の
うち、フィールドスキップモードで表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図11】本発明によるデータ処理システムの他の実施
の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b…データ処理システム、2…キーボード装
置、3a,3b…データ処理装置(初期値設定処理部、
表示制御処理部、カーソル制御処理部)、4…表示装
置、5…初期値管理テーブル、6…要注意フィールド管
理テーブル、7…カーソル制御テーブル、8…テーブル
記憶装置、9…データ記憶装置、10…カーソル、11
…フィールド、12…カーソル制御処理部、13…入力
フィールド表示制御処理部、14…フィールド記述子、
15…基本初期値管理テーブル、16…関連フィールド
記述子、17…関連初期値管理テーブル、18,22,
26,32…フィールドIDエリア、19…変動初期値
エリア、20…ユーザ設定初期値エリア、21…採用初
期値エリア、23…入力値エリア、24…入力実績エリ
ア、25…フィールド記述子、27,33…しきい値エ
リア、28…誤り確率エリア、29,35…作業回数エ
リア、30…誤り回数エリア、31…フィールド記述
子、34…修正対象外確率エリア、36…修正回数エリ
ア、37…必須通過フラグエリア、40…帳票、41…
OCR装置、42…読取文字データファイル、43…イ
メージデータファイル、44…イメージ表示制御処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字入力用の複数のフィールドを有する
    画面を表示させると共に、各フィールドにカーソルを移
    動させてデータの入力を行わせるデータ処理システムに
    おいて、 各フィールドの初期値に関する情報が書き込まれた複数
    のフィールド記述子が格納される初期値管理テーブル
    と、 画面上に各フィールドを表示させるとき、前記初期値管
    理テーブルに格納されている前記各フィールド記述子の
    内容を参照して、予め登録されている初期値を前記各フ
    ィールドに書き込む初期値設定処理部と、 を備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ処理システムに
    おいて、 前記初期値管理テーブルは、設定処理で設定された固定
    初期値が書き込まれるユーザ設定初期値エリアと、前回
    までに入力された値のうち、最も使用頻度が高い変動初
    期値が書き込まれる変動初期値エリアと、これらユーザ
    設定初期値エリアに書き込まれている固定初期値、変動
    初期値エリアに書き込まれている変動初期値のうち、指
    示された使用対象が書き込まれる採用初期値エリアとを
    備え、 画面上に各フィールドを表示させるとき、前記各フィー
    ルド記述子の採用初期値エリアに書き込まれた指示内容
    に基づき、初期値設定処理部によって、ユーザ設定初期
    値エリアに書き込まれている固定初期値、または変動初
    期値エリアに書き込まれている変動初期値のいずれか一
    方を選択して、対応するフィールドに表示させる、 ことを特徴とするデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載のデータ
    処理システムにおいて、 各フィールドに入力された前回までの値とこの値が入力
    された回数とが書き込まれた複数の関連フィールド記述
    子が格納される関連初期値管理テーブルを備え、 各フィールドに値が入力される毎に、対応する関連フィ
    ールド記述子の内容を更新した後、更新済みの関連フィ
    ールド記述子の内容に基づき、前記初期値管理テーブル
    に格納されている、前記関連フィールド記述子に対応す
    るフィールド記述子の変動初期値エリアに書き込まれて
    いる変動初期値を更新する、 ことを特徴とするデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 複数のフィールドを有する画面を表示さ
    せながら、各フィールドにカーソルを移動させて、デー
    タの入力を行わせるデータ処理システムにおいて、 各フィールドの要注意度合いに関する情報が書き込まれ
    た複数のフィールド記述子が格納される要注意フィール
    ド管理テーブルと、 画面上に各フィールドを表示させるとき、前記要注意フ
    ィールド管理テーブルに格納されている前記各フィール
    ド記述子の内容を参照して、前記各フィールドを強調表
    示形式、または通常表示形式のいずれかの表示形式で、
    表示させる表示制御処理部と、 を備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータ処理システムに
    おいて、 各フィールドに値が入力されたとき、この値が条件を満
    たす値かどうかを判定し、この判定結果に基づき、前記
    各フィールドに対応するフィールド記述子の要注意度合
    いを更新する、 ことを特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】 複数のフィールドを有する画面を表示さ
    せながら、各フィールドにカーソルを移動させて、デー
    タの入力を行わせるデータ処理システムにおいて、 各フィールドのスキップに関する情報が書き込まれた複
    数のフィールド記述子が格納されるカーソル制御テーブ
    ルと、 画面上に各フィールドの1つを入力可能にするとき、前
    記カーソル制御テーブルに格納されている前記各フィー
    ルド記述子の内容を参照して、スキップ不可に設定され
    ている各フィールドを選択し、これらの各フィールドを
    優先的に入力可能にするカーソル制御処理部と、 を備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ処理システムに
    おいて、 各フィールドが入力可能にされる毎に、各フィールドに
    対応するフィールド記述子のスキップに関する情報を更
    新する、 ことを特徴とするデータ処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2446202A (en) * 2007-01-30 2008-08-06 Wolfson Microelectronics Plc Monitoring and controlling a device under test
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