JPH0632499B2 - 端末呼出し方法 - Google Patents

端末呼出し方法

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JPH0632499B2
JPH0632499B2 JP61132733A JP13273386A JPH0632499B2 JP H0632499 B2 JPH0632499 B2 JP H0632499B2 JP 61132733 A JP61132733 A JP 61132733A JP 13273386 A JP13273386 A JP 13273386A JP H0632499 B2 JPH0632499 B2 JP H0632499B2
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probability
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之綱 古谷
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動無線通信システム、特に多数の無線通信ゾ
ーンを持ち端末がゾーン間を移動するようなシステムの
端末呼出し方法に関する。
〔従来の技術〕
複数の無線基地局を有し周波数を空間的に再利用する、
いわゆる小ゾーン方式は、移動無線において通信範囲を
広げる有力な方式として自動車電話で用いられている。
更に最近では、データ端末に対してサービスを行うテレ
ターミナルシステムも小ゾーン方式を採用しようとして
いる。これらの小ゾーンシステムにおいては、移動する
端末を呼出すにはどの様にすればよいかが大きな問題と
なる。ゾーン間を移動する端末を呼出す方法としては、
従来から登録方式と一斉呼出し方式とがある。
登録方式は、端末が一定時間ごとにもしくはゾーンを変
るごとに登録パケットを送信し、常に交換局(交換機)
において端末の位置を把握できるようにする方式であ
る。また、一斉呼出し方式は、呼出しがある場合にのみ
呼出しパケットを発生させる方式である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した登録方式は、端末数が多いとたとえ呼出しがか
からなくてもかなりの登録パケットが送信されることに
なり、無線回線を圧迫する。またフェージング等の影響
により登録に失敗した場合の対策を交換機のほうで講じ
る必要があり、交換機の制御が複雑になると言う欠点が
ある。
先に述べたテレターミナルシステムにおいては、端末は
携帯型を想定しているため端末からの不必要な送信をで
きるだけ少なくすることがバッテリーを有効に利用する
ために重要である。従ってテレターミナルシステムにお
いては、一斉呼出し方式を採用しようとしている。この
方式は、昭和60年8月発行の報告書〔テレターミナルシ
ステムに関する調査研究報告書〕(郵政省テレターミナ
ルシステム研究会編)に詳しく記述されている。
しかし、一斉呼出し方式は、制御は簡単になるもののゾ
ーン数が増えると呼出しパケットの総数がどんどん増大
してしまうと言う欠点がある。
本発明の目的は、上述の従来の端末呼出し方法の欠点を
取り除き、端末が呼出された時にのみ呼出しパケットを
送信し、かつ呼出しパケット数が少なく効率のよい端末
呼出し方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、複数の無線通信ゾーン間を端末が移動するよ
うな移動無線通信システムにおける端末呼出し方法にお
いて、交換局が各通信を行う場合、各端末の呼出しに対
する応答時の在圏ゾーンの統計的情報から各端末の各ゾ
ーンにおける存在確率を推定し、前記存在確率に基づい
て、選択的にゾーンを定めて順次呼出すことを特徴とし
ている。
〔作用〕
一般に移動端末と言っても全てのゾーンを一様に動き回
るわけでなく、必ず通信するゾーンには偏りが生じる。
例えばセールスマンならばその受けもち区域を中心に動
き回るであろうし、会社員ならば自分の会社の回りで通
信することが多いであろう。本発明においては交換機が
それぞれの端末の通信ゾーンの統計的情報をもち端末の
位置を推定することにより選択的にゾーンを呼出すこと
によって、呼出しのトラフィックを減少させる。
〔実施例〕
次に図面を用いて本発明について詳細に説明する。
第2図に本発明の用いられるシステムのゾーン構成と、
ある端末の存在確率の例を示す。ゾーン数は全体で25あ
り、各ゾーンに示す棒グラフがそれぞれのゾーンにおけ
る端末の存在確率を示す。
例えば、通信の会社員はオフィスのあるゾーンAと支店
のあるゾーンBとで端末を使用する確率が高いので、こ
の図のように2ゾーンA,Bで確率が高くなり、あとは
いくつかのゾーンでわずかに通信するようなパタンが予
想される。従って交換機にとってはこの様な存在確率が
先に述べた統計的情報となる。このような各ゾーンにお
ける通信の確率を交換機が端末ごとに持っていると、ま
ず確率の高にゾーンで呼出し、応答がなかった場合にの
み確率の低いゾーンを呼出すようにすることができる。
このようにすれば全体としての呼出しトラヒックを大幅
に減少させることができる。
第1図には本発明の一実施例のアルゴリズムを示す。端
末Kに対して発呼者から呼出しがかかると(ステップ
)、交換機ではまず確率の計Sを0とする。同時に呼
出しゾーン数Iを1とし呼出すための確率の閾値Qを定
める(ステップ)。この例ではQは0.9 としている。
次に、確率の高いゾーンから順にそのゾーンにおける端
末の存在確率P(K,I)を読み出し順次Sに加えてゆ
く(ステップ)。Sの値がQを越えない場合には、呼
出しゾーン数を1ずつ増やしていく(ステップ)。S
の値がQを越えると(ステップ)、交換機はそれまで
のゾーン#1〜#Iを呼出す。確率の分布が第2図のよ
うになっていればゾーンAとゾーンBの存在確率の合計
が0.9 になるのでゾーンAとゾーンBが呼出される。同
時に交換機ではタイマをToにセットする(ステップ
)。もし呼出されたいずれかのゾーンから応答があれ
ば(ステップ)、交換機はそろゾーンに接続する。T
oが経過してもまだ応答がない場合には(ステップ
)、交換機は残りのゾーンを呼出し、同時に交換機で
はタイマを再びToにセットする(ステップ)。そし
て応答があれば(ステップ)そのゾーンに接続するし
(ステップ)、応答がなければTo時間経過後に(ス
テップ)、接続できないとして(ステップ)接続不
能メッセージを発呼者に返す。このようにすると確率0.
9 で2ゾーンだけの呼出しで接続を完了し、確率0.1 で
全ゾーンを呼出すことになる。第2図のように全体で25
ゾーンあるとすると平均呼出しゾーン数は4.3 となり、
全体を一斉に呼出す場合に比べて約5分の1の呼出しゾ
ーン数になる。
第2図のような各ゾーンの存在確率はユーザがあらかじ
め登録しておけば最も簡単である。しかし現実には各端
末がどのゾーンで使用される確率が高いかをあらかじめ
知って登録するのは極めて困難である。従って存在確率
P(K,I)を運用しながら交換機が収集するようにす
る必要がある。そのためにはどのゾーンに接続されたか
によってP(K,I)を更新して行けば良い。この更新
は、第1図に示したアルゴリズムでは、ステップステッ
プで行われる。具体的には各端末に対する総呼出し回
数Nを記憶し、これを用いてP(K,I)を更新す
る。そのためには、 P(K,J)={P(K,J)×N+1}/(N+1) 呼出しゾーン P(K,I)=P(K,I)×N/(N+1) その他ゾーン N=N+1 とすればよい。
一度に幾つのゾーンを呼出すかは、接続の為に最大どこ
までの時間を許すかで決まる。もしも時間が許されるな
らば、存在確率の高いゾーンから順に1ゾーンずつ呼出
す方法が呼出しトラフィックを最小にできる。しかし実
際には接続時間に制限があり、1ゾーンずつ呼出すよう
なことはできない。本実施例では最大でも2回の呼出し
(第1図におけるステップおよび)で接続ができる
ようにしている。3回以上の呼出しをする場合には、第
1図におけるQの値を複数個持ちSがQのそれぞれの値
を越えた時に呼出し、応答がなければ次のゾーンの確率
をSに加算し、次のQの値を越えると該当するゾーンを
呼出すようにして繰り返してゆけばよい。この呼出しゾ
ーンを定めるアルゴリズムは、必ずしも本実施例のよう
にSの値を加算するようにする必要はなく他のアルゴリ
ズムでも良い。例えばそのゾーンの存在確率がある値を
越えるゾーンのみを呼出すようにしても良い。
〔発明の効果〕
この様に本発明によれば端末から登録を行うことなく、
しかもゾーン数が増えても呼出しトラフィックはさほど
増えない端末呼出し方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のアルゴリズムを示す図、 第2図は本発明で用いられる端末の各ゾーンにおける存
在確率の例を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の無線通信ゾーン間を端末が移動する
    ような移動無線通信システムにおける端末呼出し方法に
    おいて、交換局が各通信を行う場合、各端末の呼出しに
    対する応答時の在圏ゾーンの統計的情報から各端末の各
    ゾーンにおける存在確率を推定し、前記存在確率に基づ
    いて、選択的にゾーンを定めて順次呼出すことを特徴と
    する端末呼出し方法。
JP61132733A 1986-06-10 1986-06-10 端末呼出し方法 Expired - Fee Related JPH0632499B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01243739A (ja) * 1988-03-25 1989-09-28 Anritsu Corp 無線回線アクセス方式
JPH0748898B2 (ja) * 1988-03-29 1995-05-24 アンリツ株式会社 無線回線のアクセス方式
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JPS60224340A (ja) * 1984-04-23 1985-11-08 Nec Corp 広域ペ−ジング方式

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