JPH06324813A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH06324813A
JPH06324813A JP11331793A JP11331793A JPH06324813A JP H06324813 A JPH06324813 A JP H06324813A JP 11331793 A JP11331793 A JP 11331793A JP 11331793 A JP11331793 A JP 11331793A JP H06324813 A JPH06324813 A JP H06324813A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの大容量可搬形媒体(磁気テープ等)
を、上位装置とのソフトウェアインタフェ−スを変更す
ること無く従来の容量の可搬形媒体を複数使用する場合
と同様に使用できる記憶装置を実現する。 【構成】 磁気テ−プ制御装置(MTC)2は上位イン
タフェ−ス制御部3により上位装置1に接続され、ドラ
イブインタフェ−ス制御部により磁気テ−プ装置(MT
U)8に接続される。MTC2はMTC全体を制御する
マイクロプロセッサ6を具備している。マイクロプロセ
ッサ6は、複数の磁気テープへの記録または再生要求を
1つの大容量可搬形媒体への記録または再生要求に変換
し、1つの大容量可搬形媒体を論理的に1又はそれ以上
の複数の論理ボリュ−ムに分けて管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可搬形媒体を利用した、
コンピュ−タシステムの記憶装置に関し、特に、従来の
可搬形媒体の使用法を変更すること無く、一つの可搬形
媒体を複数の可搬型媒体として利用できるようにした記
憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からコンピュ−タシステムの外部記
憶装置で使用されている代表的な可搬形媒体として磁気
テ−プがある。磁気テ−プは媒体一巻に一つのファイル
を記録するのが一般的である。しかしファイルの容量が
小さい場合、一ファイルのみの記録では媒体一巻の容量
を使いきれず未記録領域を多く残すこととなり、無駄が
生じやすい。そこで従来より磁気テ−プ装置では媒体一
巻に複数のファイルを記録するマルチファイル形式をと
ることにより媒体の記憶スペ−スの有効活用を図ってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によりマ
ルチファイル形式で磁気テ−プを利用しようとした場
合、利用者には様々な煩雑な作業が必要となる。例えば
デ−タを記録する際、媒体一巻に記録可能なファイルの
種類、数の見積が必要となる。ただしデ−タ圧縮を併用
する場合、デ−タの圧縮後の容量を予測することが難し
く、この見積は非常に困難である。またデ−タを再生す
るために、各媒体に記録されているファイルを全て把握
していなければならない。大形汎用コンピュ−タの利用
者の中には数万巻以上の媒体を保有している場合も少な
く無く、こうした媒体管理には莫大な労力を要する。
【0004】また媒体一巻=1ファイルで使用する場
合、記憶装置が複数存在すれば記憶装置の台数に応じ複
数ファイルの同時入出力が可能である。しかし媒体一巻
=複数ファイルの場合、同一媒体内のファイルは同時に
入出力することができないという問題もある。
【0005】以上述べたような理由から現在は媒体一巻
に一ファイルのみ記録する場合が多い。
【0006】一方近年、光ディスク、ヘリカルスキャン
磁気テ−プなどの開発により媒体1巻当りの容量は飛躍
的に増大しており、特にヘリカルスキャン磁気テ−プは
従来方式の磁気テ−プの数100倍程度の容量を持つ。こ
うした光ディスク、磁気テ−プ等の大容量可搬形媒体は
画像処理等大量デ−タを扱う一部の用途では有効であ
る。しかし従来の媒体を使用していた一般的な用途に使
用し、かつ容量を有効活用しようとする場合、媒体一巻
に複数のファイルを記録することが不可欠となる。
【0007】この際に、従来からの一媒体一ファイルと
いう条件はユーザの便(新たな運用方法を教えるための
教育が不要である)を考えると変更すべきではないの
で、媒体一巻が複数の媒体に見えることが必要である。
【0008】本発明の目的は、大容量可搬形媒体を従来
の可搬形媒体と同様の記憶容量の用途にも使用でき、か
つ容量を有効活用できる記憶装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、可搬である記憶媒体を駆動して、上記記
憶媒体にデ−タを記録または再生する記憶媒体駆動手段
と、上位装置からのデ−タの記録または再生要求を、上
記記憶媒体駆動手段へのデ−タの記録または再生要求に
変換後出力することにより、上記記憶媒体駆動手段を制
御する記憶媒体制御装置とを有し、上位装置から記憶媒
体を見たときに、一つの記憶媒体が一つの物理ボリュー
ムである記憶装置において、一つの上記記憶媒体は、複
数の論理ボリュ−ムに分割され、上記記憶媒体制御装置
は、上位装置からの異なる物理ボリュームへのデ−タの
記録または再生要求を受付ける受付手段と、上位装置か
らの異なる物理ボリュームへのデータの記録または再生
要求を、一つの上記記録媒体上の異なる論理ボリュ−ム
へのデ−タの記録または再生要求に変換し、出力する要
求変換手段とを有し、上記記憶媒体駆動手段は、上記変
換された要求を受けて、上記記憶媒体にデータの記憶ま
たは再生を行うこととしたものである。
【0010】
【作用】受付手段は、上位装置からの異なる物理ボリュ
ームへのデ−タの記録または再生要求を受付ける。要求
変換手段は、上位装置からの異なる物理ボリュームへの
データの記録または再生要求を、一つの上記記録媒体上
の異なる論理ボリュ−ムへのデ−タの記録または再生要
求に変換し、出力する。上記記憶媒体駆動手段は、上記
変換された要求を受けて、上記記憶媒体にデータの記憶
または再生を行う。上記により、上位装置には複数の媒
体にデ−タを記録するようにみせかけ、実際は記録でき
る領域が無くなるまで単一媒体上に複数媒体(ボリュ−
ム)分のデ−タが書き込まれる。
【0011】
【実施例】以下、添付の図面により本発明の1実施例を
詳細に説明する。
【0012】図1は本発明を記憶装置であるヘリカルス
キャン形磁気テ−プ装置サブシステムに適用した場合の
情報処理システムのブロック図である。図2は媒体上の
記録フォ−マットの1例を示す。図3は媒体上に記録さ
れる論理ボリュ−ムの情報テ−ブルの1例を示す。
【0013】図4はデ−タを磁気テ−プに出力する際の
制御の流れを示す。図5はデ−タ入力時の処理の流れを
示す。図6は複数の出力要求の同時受け付けを可能とす
る場合の処理の流れを示す。
【0014】初めに全体の構成について説明する。図1
において、本情報処理システムは、上位装置1と、磁気
テープサブシステム21とを有する。磁気テープサブシ
ステム21は、磁気テ−プ装置8を制御する、記憶媒体
制御装置である磁気テ−プ制御装置(MTC)2と、実
際に媒体を走行させデ−タの記録/再生を行う、記憶媒
体駆動手段である磁気テ−プ装置8と、磁気テ−プ制御
装置とやり取りを行う制御情報を一時的に記憶するドラ
イブ制御メモリ(論理ボリュームの位置情報の記憶手
段)9とを有する。磁気テープ制御装置2は、上位装置
とのデ−タのやり取りを制御する上位インタフェ−ス制
御部(受付手段)3と、上位装置側及び磁気テ−プ装置
側から転送されたデ−タを一時的に格納するデ−タバッ
ファ(物理ボリュームへ記録するデータの記憶手段)4
と、磁気テ−プ装置とのデ−タのやり取りを制御するド
ライブインタフェ−ス制御部5と、磁気テ−プ制御装置
2全体を制御するマイクロプロセッサ(要求変換手段、
判断手段)6と、媒体上に記録される論理ボリュ−ムの
情報等を記録する制御メモリ7とを有する。
【0015】磁気テ−プ制御装置2は複数の上位装置1
と接続することも可能である。またバッファメモリ4は
メモリ内に格納したデ−タの容量を認識することができ
る。また磁気テ−プ装置8には磁気テ−プ制御装置から
磁気テ−プのマウント指示があった場合、利用者に対し
てマウントを促すメッセ−ジを表示するメッセ−ジ表示
部を備えている。
【0016】次に、図2、図3により媒体上の記録フォ
−マットについて説明する。本発明では媒体一巻に従来
の媒体が一又は複数巻分記録される。従来の媒体は一巻
を1ボリュ−ムとしそれぞれにボリュ−ム番号(VS
N)を付け、これを媒体上に記録し管理していた。本発
明ではこれをそのまま利用し従来の1ボリュ−ム分のデ
−タを1論理ボリュ−ムとする。容量的に媒体一巻に2
個以上の論理ボリュ−ムが記録可能な場合は、媒体一巻
に複数の論理ボリュ−ムを存在させることができる。各
論理ボリュ−ムには従来同様番号をつけこれを媒体上に
は各論理ボリュ−ムのデ−タの先頭に記録する。この番
号を論理ボリュ−ム番号(LVSN)と呼ぶ。また媒体
の先頭には論理ボリュ−ム情報テ−ブルが記録される。
論理ボリュ−ム情報テ−ブルには図3に示すように当該
媒体内に記録されている論理ボリュ−ムのLVSN、各
論理ボリュ−ムの先頭の物理的なアドレス(通常ブロッ
ク番号:テ−プ先端から論理ボリュ−ム先頭迄のデ−タ
ブロック数)、各論理ボリュ−ムの容量が記録され、主
にデ−タ入力(読みだし)時の媒体位置付けに使用され
る。LVSNは媒体の初期化(イニシャライズ)時に一
括して複数登録する。この際に論理ボリュ−ム情報テ−
ブルも自動的に作成される。初期化時作成される論理ボ
リュ−ム情報テ−ブルには先頭アドレス、容量は書き込
まれない。これらは各論理ボリュ−ムに実際にデ−タが
記録される毎に書き込まれる。また利用者が媒体を管理
するために媒体一巻に対して一つのボリュ−ム番号(物
理ボリュ−ム番号)を決める必要がある。本物理ボリュ
−ム番号は本発明の磁気テ−プサブシステム内では特に
使用しないため利用者が任意に決めて良い。先頭の論理
ボリュ−ム番号を物理ボリュ−ム番号とする等の案が考
えられる。
【0017】図2中のBOTはテ−プの先端を示す物理
的な標識であり、PEOT(phisical EO
T)は終端を示す。LEOT(logical EO
T)は、記録が可能な領域が残っているかどうかを示す
情報であり、テ−プの終端が近いことを示す。磁気テ−
プサブシステムがデ−タ出力(書き込み)中にLEOT
を認識した場合は現在出力中の論理ボリュ−ムを最後と
し、以降の新しい論理ボリュ−ムへのデ−タの出力は行
わない。LEOTとPEOTの間隔には1論理ボリュ−
ム分のデ−タを記録するのに十分なだけの長さをもたせ
る。BOT、LEOT、PEOTは媒体に予め表示させ
ておく(例えば媒体の製造時)。
【0018】次にデ−タの出力/入力に伴う具体的な処
理の流れを図4、5、6、7、8により説明する。
【0019】初めにデ−タ出力時の処理の流れを図4、
7を用いて説明する。
【0020】上位装置1から不特定ボリュ−ムへのマウ
ント要求(ボリュ−ム番号の指定のないテ−プマウント
要求)が磁気テ−プ制御装置(MTC)2に対して発行
される(411)。MTC2内のマイクロプロセッサ6
は上位インタフェ−ス制御部3を介しこの要求を受け取
ると、ドライブインタフェ−ス制御部5を介し、磁気テ
−プ装置(MTU)8に対してマウント指示を出す(4
12)。このように上位装置1−MTC2間のデ−タや
制御情報(コマンド)のやり取り、及びMTC2−MT
U8間のデ−タや制御情報のやり取りは全て上位インタ
フェ−ス制御部3とドライブインタフェ−ス制御部5を
介して行われる。以降は説明の簡単の為、上位インタフ
ェ−ス制御部3とドライブインタフェ−ス制御部5の記
述は省略する。
【0021】マウント指示を受けたMTU8はこれによ
りメッセ−ジ表示部に利用者に対するマウント要求メッ
セ−ジを表示する(413)。利用者から磁気テ−プが
マウントされるとMTU8は当該テ−プをロ−ディング
(テ−プを磁気テ−プ装置内に引込み、デ−タの読みだ
し/書き込みが可能な状態にする動作)し(414)、
完了次第MTC2に対しロ−ディング完了報告を行う
(415)。MTC2のマイクロセッサ6はこの完了報
告を受けた後、MTU8に対して当該テ−プの論理ボリ
ュ−ム情報テ−ブルの読みだしを指示する(416)。
MTU8はこれを受け論理ボリュ−ム情報を読みだしM
TC2に転送する(417)。MTC2のマイクロプロ
セッサ6はMTU8から転送された論理ボリュ−ム情報
を制御メモリ7内に格納する(418)。格納が完了す
ると、MTC2のマイクロプロセッサ6は上位装置1に
対してマウント完了を報告する(419)。
【0022】マウント完了報告を受け取った上位装置1
はMTC2に対してデ−タの書き込みを指示し、デ−タ
を転送する(420)。上位装置1より転送されたデ−
タはMTC2内のバッファメモリに一旦格納される(4
21)。マイクロプロセッサ6は制御メモリ7に格納さ
れている論理ボリュ−ム情報テ−ブルより実際にデ−タ
が記録されていない(論理ボリュ−ム先頭アドレス、容
量が記録されていない)論理ボリュ−ムの中で最上位の
LVSNを検索する。そして検索したLVSNをバッフ
ァに格納されているデ−タの先頭に付加し、MTU8に
転送する(422)。MTU8は転送されたデ−タを媒
体に記録する。またこの際MTU8は、当該デ−タを記
録した先頭のアドレスを認識し、ドライブ制御メモリ9
に記憶する(423)。MTC2から転送されたデ−タ
をすべて媒体に記録完了後、MTU8はMTC2に対し
書き込み完了を報告し、ドライブ制御メモリに記憶して
いた先頭アドレスを送付する(424)。MTC2のマ
イクロプロセッサ6は送付された先頭アドレスを、制御
メモリ7に格納されている論理ボリュ−ム情報テ−ブル
の内、書き込みに使用した論理ボリュ−ムの部分に記録
する(425)。その後上位装置1に対しデ−タ書き込
み完了を報告する(426)。
【0023】上位装置1は当該論理ボリュ−ムを従来の
物理的なボリュ−ムと認識しているため、MTC2より
書き込み完了報告を受け取ると、テ−プの巻戻しとアン
ロ−ド(引き込まれていた磁気テ−プを利用者がデマウ
ント可能な位置まで引き出す動作)の要求をMTC2に
発行する(427)。これに対しMTC2のマイクロプ
ロセッサ6は直ちに巻戻し・アンロ−ド完了報告を行う
(428)。ただし実際はMTU8に対し特に動作指示
は出さない。MTU8はデ−タ書き込みが終了した場所
でそのままテ−プの走行を停止したまま待機する。この
状態で上位装置1よりMTC2に対し、新たな不特定ボ
リュ−ムマウント要求が発行された場合(429)、M
TC2のマイクロプロセッサ6は直ちにマウント完了を
報告する(430)。テ−プは前回の書き込み終了地点
で停止中なので、デ−タの書き込みはテ−プ後続の領域
続けて行われる。この後の処理の流れは図中の処理Aと
同様である。
【0024】以上の処理がテ−プに書き込み領域が無く
なるテ−プ終端付近までまで繰返し行われる。
【0025】なおMTC2がテ−プ巻戻し・アンロ−ド
完了報告後、上位装置1より特定ボリュ−ムへのマウン
ト要求(入力を行いたいボリュ−ムのLVSNを指定し
たマウント要求)があった場合、MTC2のマイクロプ
ロセッサ6はMTU8に対し現在マウントされているテ
−プをデマウントし、メッセ−ジ表示部に要求ボリュ−
ムのマウント要求メッセ−ジを表示するよう指示する。
その後の処理は図5に示すデ−タ入力時の処理となる。
これについては後で説明する。
【0026】テ−プの終端付近での処理を図7により説
明する。上位装置1はMTC2に対してデ−タの書き込
みを指示し、デ−タを転送する(711)。前記と同様
に上位装置1から転送されたデ−タは一旦バッファメモ
リ4に格納され(712)、ここでデ−タ先頭に論理ボ
リュ−ム情報テ−ブル内の未使用LVSNの最上位のも
のを付加され、MTU8に転送される(713)。MT
U8はデ−タ記録中に(714)媒体上のLEOTを検
出すると、このむねを直ちにMTC2に報告する(71
5)。MTC2のマイクロプロセッサ6はLEOT検出
を制御メモリ7に記憶しておく(716)。デ−タ書き
込み完了後MTU8はMTC2に対し書き込み完了を報
告し、先頭アドレスを送付する(717)。MTC2の
マイクロプロセッサ6は論理ボリュ−ム情報テ−ブルに
先頭アドレスを記録し(718)、上位装置1に対し書
き込み完了を報告する(719)。
【0027】上位装置1よりMTC2に対しテ−プ巻戻
し・アンロ−ド要求が発行されると(720)、LEO
T検出を記憶していたMTC2のマイクロプロセッサ6
はMTU8に対しテ−プ先端(論理ボリュ−ム情報テ−
ブルが記録されている場所)への位置付けを指示する
(721)。MTU8はテ−プを巻戻し、テ−プ先端に
位置付けを行う(722)。位置付け完了後MTU8は
MTC2に対し位置付け完了報告を行う(723)。M
TC2のマイクロプロセッサ6は報告を受けると、MT
U8に対し論理ボリュ−ム情報テ−ブルの更新を指示
し、制御メモリ7に格納されている論理ボリュ−ム情報
テ−ブルを転送する(724)。MTU8は転送された
論理ボリュ−ム情報を位置付けした位置より書き込む
(725)。書き込み完了後MTC2に対し更新完了を
報告する(726)。報告を受けたMTC2のマイクロ
プロセッサ6はMTU8に対しテ−プ巻戻し・アンロ−
ドを指示する(727)。MTU8はテ−プを巻戻し、
アンロ−ドを行う(728)。アンロ−ド完了後MTC
2に対しテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了報告する(72
9)。MTC2のマイクロプロセッサ6はこれを受けて
上位装置1に対しテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了を報告
する(730)。アンロ−ドされたテ−プは利用者がデ
マウントする。
【0028】次にデ−タ入力(読みだし)時の処理の流
れについて図5を用いて説明する。
【0029】上位装置1は特定ボリュ−ムへのマウント
要求(入力を行いたいボリュ−ムのLVSNを指定した
マウント要求)をMTC2に対し発行する(511)。
MTC2のマイクロプロセッサ6は指定されたLVSN
を制御メモリに記憶し、MTU8に対しマウント指示を
出す(512)。MTU8はメッセ−ジ表示部にマウン
ト要求メッセ−ジを表示する(513)。利用者から磁
気テ−プがマウントされるとMTU8は当該テ−プをロ
−ディングする(514)。ロ−ディングが完了すると
MTC2に対しロ−ディング完了を報告する(51
5)。これを受けるとMTC2のマイクロプロセッサ6
はMTU8に対し論理ボリュ−ム情報テ−ブル読みだし
を指示する(516)。MTU8は媒体上の論理ボリュ
−ム情報を読みだしMTC2へ転送する(517)。M
TC2のマイクロプロセッサ6は転送された論理ボリュ
−ム情報を制御メモリ7に格納する(518)。次にマ
イクロプロセッサ6は制御メモリ7に格納されている論
理ボリュ−ム情報テ−ブルより、同じく制御メモリ7に
格納されているLVSNを検索しその先頭アドレスを認
識する(519)。次にマイクロプロセッサ6はMTU
8に対し認識したLVSN先頭アドレスへのテ−プ位置
付けを指示する(520)。MTU8はこれを受けてテ
−プの位置付け動作を行う(521)。MTU8は位置
付け完了後MTC2に対し完了報告を行う(522)。
これを受けMTC2のマイクロプロセッサ6は上位装置
1に対しマウント完了報告を行う(523)。
【0030】上位装置1は同報告を受け、MTC2に対
し当該LVSNのデ−タ読のみだし指示を行う(52
4)。MTC2のマイクロプロセッサ6はMTU8に対
しデ−タ読みだし指示を行う(525)。MTU8はデ
−タを媒体より読みだしMTC2へ転送する(52
6)。MTC2のマイクロプロセッサ6は転送されたデ
−タをバッファメモリ4に格納しながら順次上位装置1
へ転送する(527)。上位装置1はデ−タを受領する
(528)。MTU8は当該LVSNのデ−タ読みだし
を全て完了すると、MTC2に対し読みだし完了を報告
する(529)。MTC2のマイクロプロセッサ6はこ
れを受け、上位装置1に対し読みだし完了報告を行う
(530)。上位装置1はこれを受けテ−プの巻戻しと
アンロ−ド指示を行う(531)。これによりMTC2
のマイクロプロセッサ6はMTU8に対しテ−プ巻戻し
・アンロ−ド指示を出す(532)。MTU8はテ−プ
の巻戻し動作を行い、巻戻しが終わるとテ−プのアンロ
−ドを行う(533)。テ−プ巻戻し・アンロ−ドが終
了すると、テ−プ巻戻し・アンロ−ド完了報告を行う
(534)。MTC2のマイクロプロセッサ6はこれを
受け制御メモリ7内に格納されていた論理ボリュ−ム情
報テ−ブルを消去する(535)。そして上位装置1に
対しテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了報告を行う(53
6)。アンロ−ドされたテ−プは利用者がデマウントす
る。
【0031】以上説明した図4、5、7の処理は上位装
置1からのデ−タ出力要求を一要求づつ受け付け処理す
る例であった。しかし本発明ではMTC2が複数の上位
装置に接続される場合など、媒体上の複数の論理ボリュ
−ムへ論理的に同時にデ−タを出力することも可能であ
る。この場合MTU8は物理的には1台ながら複数の装
置アドレス(上位装置はこのアドレスに対し出力要求を
出す。)を持ち上位装置からはMTC2の配下に複数の
MTUが接続されているように見える。以下に図6、8
を用い複数出力要求を同時に受け付ける場合の処理の流
れを説明する。
【0032】図6、8はMTC2が2台の上位装置に接
続され、MTU8は2個の装置アドレスを持っている例
を示す。2台の上位装置をそれぞれ上位装置1−、上
位装置1−と呼ぶ。まず上位装置1−より不特定ボ
リュ−ムのマウント要求が発行される(611)。これ
とほぼ同時に上位装置1−からも不特定ボリュ−ムマ
ウント要求が発行される(612)。MTC2のマイク
ロプロセッサ6は両マウント要求のうち先に到着した要
求(本例では上位装置1−のマウント要求が先に到着
したと仮定)によりMTU8に対しマウント指示を出す
(613)。MTU8はメッセ−ジ表示部にマウント要
求メッセ−ジを表示する(614)。利用者がテ−プを
マウントするとMTU8はテ−プをロ−ディングする
(615)。ロ−ディングが終了するとMTC2に対し
ロ−ディング完了報告を行う(616)。MTC2のマ
イクロプロセッサ6はMTU8に対し論理ボリュ−ム情
報の読みだしを指示する(617)。MTU8は論理ボ
リュ−ム情報を読みだしMTC2へ転送する(61
8)。MTC2のマイクロプロセッサ6は論理ボリュ−
ム情報を制御メモリ7に格納する(619)。情報格納
が終了すると、上位装置1−、1−に対しマウント
完了を報告する(620,621)。上位装置1−、
1−はMTC2に対しデ−タの書き込み指示を行いデ
−タを転送する(622,623)。MTC2のマイク
ロプロセッサ6は上位装置1−、1−それぞれより
転送されたデ−タを一旦バッファメモリ4に格納し、格
納が完了した順にそれぞれのデ−タの容量を認識する
(624,625)。認識した容量はそのまま制御メモ
リ7に記憶する。論理ボリュ−ム情報テ−ブルより現在
媒体上に記録済のデ−タの容量の合計を算出し、これに
上位装置1−、1−より転送されたデ−タの容量を
バッファへの格納完了順(本例では1−、1−の
順)に加算し、加算する毎にテ−プ一巻分の容量(本例
では20GB)をオ−バしないかチェックする(62
6,627)。本処理により容量オ−バが確認された場
合は図8に示す処理が行われるがこれについては後で説
明する。
【0033】前記容量チェックにより容量オ−バ無しが
確認されるとMTC2のマイクロプロセッサ6は上位装
置1−、1−に対してデ−タ書き込み完了を報告す
る(628,629)。この後上位装置1−、1−
よりMTC2に対しテ−プ巻戻し・アンロ−ド指示が出
される(630,631)。これに対しMTC2のマイ
クロプロセッサ6は直ちにテ−プ巻戻し・アンロ−ド完
了報告を返す(632,633)。書き込み完了報告か
らテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了報告までの処理に並行
して、MTC2のマイクロプロセッサ6は上位装置1−
のデ−タの先頭に論理ボリュ−ム情報テ−ブル中の未
使用LVSNの最上位のものを付加しMTU8に転送す
る(634)。MTU8は転送されたLVSNとデ−タ
を媒体上に書き込む。この際当該論理ボリュ−ムの先頭
アドレス(LVSNを書き込んだアドレス)をドライブ
制御メモリ9に記憶しておく(635)。デ−タの書き
込みが完了するとMTU8はMTC2に対し書き込み完
了報告をし、論理ボリュ−ム先頭アドレスを通知する
(636)。MTC2のマイクロプロセッサ6は通知さ
れた先頭アドレスと制御メモリ7に記憶していたデ−タ
の容量を論理ボリュ−ム情報テ−ブルに記録する(63
7)。続いて上位装置1−のデ−タについて同様の書
き込み処理を行う(638,639,640,64
1)。
【0034】この様にデ−タの書き込み処理はバッファ
メモリ4にデ−タの格納を終了した時点で上位装置1に
対しては書き込み完了報告をし、後続のテ−プ巻戻し・
アンロ−ド指示に対しても直ちに完了報告を返す。MT
U8の装置アドレスはここで開放される。実際の媒体へ
のデ−タ書き込みは上位装置とは非同期に行い、上位装
置1には見えない。従って上位装置1はテ−プ巻戻し・
アンロ−ド完了報告を受けた時点で次の不特定ボリュ−
ムマウント要求を発行できる。次のマウント要求が上位
装置1−、1−のいずれか、又は両方よりMTC2
に対し発行されると、MTC2は直ちにマウント完了報
告を返す。以降は前記と同様の処理(図6中の処理B)
が行われる。以上の処理が前記容量のチェックで容量オ
−バが確認されるで繰り返される。
【0035】なおテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了報告後
上位装置1より特定ボリュ−ムマウント要求(入力処
理)が発行された場合、MTC2のマイクロプロセッサ
6はMTU8に対し現在マウントされているテ−プを直
ちにデマウントし、メッセ−ジ表示部に要求のあったボ
リュ−ムのマウント要求メッセ−ジを表示するように指
示する。後は図5と同様の処理となる。
【0036】次に前記容量のチェックで容量オ−バが確
認された場合(d)の処理の流れを図8を用いて説明す
る。本図では上位装置1−のデ−タが先にバッファメ
モリに格納され、この際の容量チェックで容量オ−バが
確認された場合の例を示す。
【0037】MTC2のマイクロプロセッサ6は上位装
置1−のデ−タの先頭に論理ボリュ−ム情報内の未使
用LVSNを付加しMTU8に転送する(811)。M
TU8は転送デ−タを書き込みその先頭アドレスをドラ
イブ制御メモリ9に記憶する(812)。MTU8はデ
−タ書き込み中にLEOTを検出すると直ちにMTC2
へ報告する(813)。MTC2のマイクロプロセッサ
6はLEOT検出を制御メモリ7に記憶する(81
4)。デ−タの書き込みが終了するとMTC2に対し書
き込み完了を報告し、記憶していた先頭アドレスを送付
する(815)。MTC2のマイクロプロセッサ6は論
理ボリュ−ム情報テ−ブルに先頭アドレスと記憶してい
た当該論理ボリュ−ムのデ−タ容量を記録する(81
6)。そして上位装置1−に対し書き込み完了報告を
行う(817)。続いて上位装置1−よりテ−プ巻戻
し・アンロ−ド指示が発行される(818)と、MTC
2のマイクロプロセッサ6はMTU8に対し論理ボリュ
−ム情報の記録場所であるテ−プ先端への位置付けを指
示する(819)。MTU8はテ−プ先端への位置付け
を行い(820)、MTC2に対し完了報告を行う(8
21)。MTC2のマイクロプロセッッサ6はMTU8
に対し論理ボリュ−ム情報書き込みを指示し、当該情報
を転送する(822)。MTU8は転送された情報を書
き込み(823)、終了後MTC2に対し情報書き込み
完了報告を行う(824)。MTC2のマイクロプロセ
ッサ6はMTU8に対しテ−プ巻戻し・アンロ−ド指示
を出す(825)。MTU8はテ−プを巻戻し、アンロ
−ドを行う(826)。アンロ−ドが完了するとMTC
2に対しテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了を報告する(8
27)。これによりMTC2のマイクロプロセッサ6は
上位装置1−に対しテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了報
告を行う(828)。続いてMTC2のマイクロプロセ
ッサ6はMTU8に対し追加の不特定ボリュ−ムマウン
ト指示を行う(829)。MTU8はメッセ−ジ表示部
にマウント要求メッセ−ジを表示する(830)。利用
者よりテ−プがマウントされると、テ−プのロ−ディン
グを行い(831)、MTC2に対しロ−ディング完了
を報告する(832)。MTC2のマイクロプロセッサ
6はMTU8に対し論理ボリュ−ム情報の読みだしを指
示する(833)。MTU8は論理ボリュ−ム情報を読
みだしMTC2へ転送する(834)。MTC2のマイ
クロプロセッサ6は転送された論理ボリュ−ム情報を制
御メモリ7に格納する(835)。次にバッファメモリ
4に格納されている上位装置1−のデ−タの先頭に未
使用LVSNを付加しMTU8へ転送する(836)。
MTU8は転送デ−タを媒体上に記録しこの際デ−タの
先頭のアドレスをドライブ制御メモリ9に記憶する(8
37)。デ−タ書き込み終了後MTC2に対し書き込み
完了を報告しデ−タの先頭アドレスを通知する(83
8)。MTC2のマイクロプロセッサ6は通知された先
頭アドレスと記憶していたデ−タの容量を論理ボリュ−
ム情報テ−ブルに記録し(839)、上位装置1−に
対し書き込み完了を報告する(840)。これを受け上
位装置1−よりテ−プ巻戻し・アンロ−ド指示が出さ
れる(841)と、MTC2のマイクロプロセッサ6は
直ちに完了報告を返す(842)。この後は図6−1と
同様の処理の流れがテ−プにデ−タを書き込む容量が無
くなるまで繰り返される。
【0038】なお本図の例では上位装置1−のデ−タ
の書き込みが完了しテ−プ巻戻し・アンロ−ド完了が報
告された以降はMTU8の装置アドレスの一方は開放さ
れるため、上位装置1−のデ−タを書き込み中でも他
の出力要求を受け付けることができる。
【0039】このように本実施例によれば、大容量可搬
形媒体を従来の可搬形媒体と同様の用途に使用し、かつ
容量を有効活用できる記憶装置を提供できる。
【0040】さらに、利用者は媒体一巻に一ファイルの
み記録する従来の可搬形媒体と同様の運用方法使用で
き、かつ大容量可搬形媒体に複数のファイルを記録/再
生可能な装置サブシステムを提供できる。
【0041】さらに、大容量可搬形媒体に対し、大容量
のファイルを記録する際は媒体一巻に一ファイルを記録
する大容量媒体として使用でき、小容量のファイルを記
録する際は従来の可搬形媒体と同様の運用方法で複数の
ファイルを記録/再生可能な装置サブシステムを提供で
きる。
【0042】さらに、上位装置とのインタフェ−スは媒
体一巻に一ファイルのみ記録する従来の可搬形媒体と同
様であり、かつ大容量可搬形媒体に複数のファイルを記
録/再生可能な装置サブシステムを提供できる。
【0043】さらに、同一媒体内の複数ファイルにデ−
タを同時出力可能な記憶装置を提供できる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、一巻の媒体を上位装置
には論理的に複数ボリュ−ムに見せることができるた
め、上位装置と記憶装置サブシステム間のソフトウェア
インタフェ−スを変更すること無く、一巻の大容量可搬
形媒体を従来の可搬形媒体複数巻と同様に使用すること
ができる。従って利用者は特に大容量可搬形媒体を使用
しているという意識をもつ必要は無く、従来の可搬形媒
体の運用をそのまま継続できる。
【0045】また、複数のMTUへ出力要求を1台のM
TUへの要求に変換することにより、一台のMTUを論
理的に複数台に見せることができ、複数ボリュ−ムへ同
時に出力処理を行うことができ、出力時の処理性能を向
上できる。
【0046】さらに本発明によれば大容量可搬形媒体の
記憶スペ−スを有効に使用できる。すなわち、媒体一巻
に格納される論理ボリュ−ムの数、各論理ボリュ−ムの
容量は上位装置より転送されるデ−タの容量に応じ任意
である。従って小容量ファイルの格納には多数の小容量
論理ボリュ−ムとし小容量媒体として、大容量ファイル
の格納には媒体一巻=1又は少数の論理ボリュ−ムとし
大容量媒体として柔軟に使用することができる。例えば
20GBの大容量媒体1巻を本発明の技術で利用する場
合と200MBの従来媒体100巻を使用する場合で
は、1500MBのファイルを記録すると、大容量媒体
では残り18.5GBは全て別論理ボリュ−ムとして使
用可能であるが、従来媒体では媒体8巻(1600MB
分)を使用し8巻目の100MBは無駄となる。このよ
うに本発明を利用することにより媒体の記憶スペ−スの
無駄が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理システムのブロック図
【図2】記録フォ−マットの説明図
【図3】論理ボリュ−ム情報テ−ブルの説明図
【図4】デ−タ出力時の処理の流れを示すフローチャー
【図5】デ−タ入力時の処理の流れを示すフローチャー
【図6】複数出力要求同時受け付け時の処理の流れを示
すフローチャート
【図7】デ−タ出力時の処理の流れを示すフローチャー
【図8】複数出力要求同時受け付け時の処理の流れを示
すフローチャート
【符号の説明】
1…上位装置、 2…磁気テ−プ制御装置(MTC) 3…上位インタフェ−ス制御部 4…バッファメモリ 5…ドライブインタフェ−ス制御部 6…マイクロプロセッサ 7…制御メモリ 8…磁気テ−プ装置 9…ドライブ制御メモリ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可搬である記憶媒体を駆動して、上記記憶
    媒体にデ−タを記録または再生する記憶媒体駆動手段
    と、上位装置からのデ−タの記録または再生要求を、上
    記記憶媒体駆動手段へのデ−タの記録または再生要求に
    変換後出力することにより、上記記憶媒体駆動手段を制
    御する記憶媒体制御装置とを有し、上位装置から記憶媒
    体を見たときに、一つの記憶媒体が一つの物理ボリュー
    ムである記憶装置において、 一つの上記記憶媒体は、複数の論理ボリュ−ムに分割さ
    れ、 上記記憶媒体制御装置は、上位装置からの異なる物理ボ
    リュームへのデ−タの記録または再生要求を受付ける受
    付手段と、 上位装置からの異なる物理ボリュームへのデータの記録
    または再生要求を、一つの上記記録媒体上の異なる論理
    ボリュ−ムへのデ−タの記録または再生要求に変換し、
    出力する要求変換手段とを有し、 上記記憶媒体駆動手段は、上記変換された要求を受け
    て、上記記憶媒体にデータの記憶または再生を行うこと
    を特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記憶装置において、 一つの記憶媒体中に記録される論理ボリュ−ムの数、お
    よび各論理ボリュ−ムの容量は可変であることを特徴と
    する記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の記憶装置におい
    て、 上記記録媒体上に、記録が可能な領域が残っているかど
    うかを判断する判断手段を有し、 上位装置から新たなボリュームへのデータの記録要求が
    あった時、上記要求変換手段は、上記判断により、記録
    が可能な領域が残っている場合、上記領域を新たな論理
    ボリュ−ムとしてデ−タの記録要求を出力することを特
    徴とする記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の記憶装置にお
    いて、 上記要求変換手段は、 デ−タの記録完了後の、上位装置からの、記憶媒体の取
    り出し要求を受けた場合、取り出し要求を上記記憶媒体
    駆動手段に出力せず、上位装置には取り出し完了を出力
    し、 次に新たなボリュ−ムへの書き込み要求が上位装置から
    あった場合、取付け要求を上記記憶媒体駆動手段に出力
    せず、上位装置には取付け完了を出力することを特徴と
    する記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の記憶装置
    において、 上記記憶媒体制御装置は、上記記憶媒体からデ−タを再
    生する際、上位装置から要求のあった物理ボリュームへ
    の位置付け要求を、上記物理ボリュームに対応する論理
    ボリュ−ムへの位置付け要求に変換して、上記媒体駆動
    装置に出力し、 上記媒体駆動装置は、上記要求を受けて、上記記憶媒体
    を位置付けることを特徴とする記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の記憶
    装置において、 上記記憶媒体制御装置は、記録終了後上記記憶媒体内の
    論理ボリュ−ムの位置情報を上記記憶媒体上に記録する
    要求を上記記憶媒体駆動手段に出力し、 上記記憶媒体駆動手段は、上記要求を受けて、上記記憶
    媒体に論理ボリュ−ムの位置情報を記録することを特徴
    とする記憶装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の記憶装置において、 上記記憶媒体制御装置は、上記記憶媒体からデ−タを再
    生する際、上位装置から要求のあった物理ボリュームへ
    の位置付け要求を、上記論理ボリュ−ムの位置情報によ
    り、上記物理ボリュームに対応する論理ボリュ−ムへの
    位置付け要求に変換して、上記媒体駆動装置に出力し、 上記媒体駆動装置は、上記要求を受けて、上記記憶媒体
    を位置付けることを特徴とする記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の記憶装置において、 上記記憶媒体から読んだ、上記論理ボリュ−ムの位置情
    報を記憶しておく記憶手段を有し、 上記記憶媒体制御装置は、上記記憶された論理ボリュ−
    ムの位置情報により、上記物理ボリュームへの位置付け
    要求に対応する、論理ボリュ−ムへの位置付け要求に変
    換することを特徴とする記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8記載の記憶装置において、 上記受付手段は、上位装置からの異なる記憶媒体駆動手
    段が駆動する記憶媒体へのデ−タの記録または再生要求
    を受付け、 上記要求変換手段は、上位装置からの異なる記憶媒体駆
    動手段へのデータの記録または再生要求を、一つの上記
    記憶媒体駆動手段が駆動する上記記録媒体上の異なる論
    理ボリュ−ムへのデ−タの記録または再生要求に変換
    し、出力することを特徴とする記憶装置。
  10. 【請求項10】記憶媒体を駆動して、上記記憶媒体にデ
    −タを記録または再生する記憶媒体駆動手段と、上位装
    置からのデ−タの記録または再生要求を、上記記憶媒体
    駆動手段へのデ−タの記録または再生要求に変換後出力
    することにより、上記記憶媒体駆動手段を制御する記憶
    媒体制御装置とを有し、上位装置から記憶媒体を見たと
    きに、一つの記憶媒体が一つの物理ボリュームである記
    憶装置において、 一つの上記記憶媒体は、複数の論理ボリュ−ムに分割さ
    れ、 上記記憶媒体制御装置は、上位装置からの異なる記憶媒
    体駆動手段が駆動する記憶媒体へのデ−タの記録または
    再生要求を受付ける受付手段と、 上位装置からの異なる記憶媒体駆動手段へのデータの記
    録または再生要求を、一つの上記記憶媒体駆動手段が駆
    動する上記記録媒体上の異なる論理ボリュ−ムへのデ−
    タの記録または再生要求に変換し、出力する要求変換手
    段とを有し、 上記記憶媒体駆動手段は、上記変換された要求を受け
    て、上記記憶媒体にデータの記憶または再生を行うこと
    を特徴とする記憶装置。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7、9
    または10記載の記憶装置において、 上位装置からの、複数の物理ボリュ−ムへ記録するデ−
    タを記憶する記憶手段を有し、 上記受付手段は、複数の異なる物理ボリュームへの記録
    要求を受付け、 上記記憶媒体制御手段は、複数の物理ボリュームへのデ
    −タを上記記憶手段へ記憶する指示を出力後、上位装置
    に書き込み完了を報告し、 上記記憶手段は、上記指示に従って、複数の物理ボリュ
    ームへの上記デ−タを記憶し、 上記記憶媒体制御手段は、上記記憶されたデータを、一
    つの上記記録媒体上の異なる論理ボリュ−ムへ記録する
    要求に変換して出力し、 上記記憶媒体駆動手段は、上記変換された要求を受け
    て、上記記憶媒体にデータの記憶を行うことを特徴とす
    る記憶装置。
  12. 【請求項12】請求項3記載の記憶装置において、 上記記憶媒体は、記録可能な領域が残っているかどうか
    を示す情報を有し、 上記判断手段は、上記媒体駆動手段から上記情報を読み
    取ったという情報を受けるかどうかにより、記録が可能
    な領域が残っているかどうかを判断することを特徴とす
    る記憶装置。
  13. 【請求項13】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11または12記載の記憶装置におい
    て、 上記記憶媒体は、ヘリカルスキャン磁気テープであるこ
    とを特徴とする記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000020247A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Fujitsu Ltd 記憶装置

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