JP3121387B2 - 磁気テ−プ制御装置 - Google Patents
磁気テ−プ制御装置Info
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- JP3121387B2 JP3121387B2 JP03217760A JP21776091A JP3121387B2 JP 3121387 B2 JP3121387 B2 JP 3121387B2 JP 03217760 A JP03217760 A JP 03217760A JP 21776091 A JP21776091 A JP 21776091A JP 3121387 B2 JP3121387 B2 JP 3121387B2
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- tape
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大容量磁気テープのデー
タ管理、及び制御を行なう磁気テ−プ制御装置に関わ
る。
タ管理、及び制御を行なう磁気テ−プ制御装置に関わ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の磁気テープサブシステムでは、媒
体の保管巻数を減少させるために、一巻のテープ上に複
数ファイルを記録するマルチファイル方式がある。
体の保管巻数を減少させるために、一巻のテープ上に複
数ファイルを記録するマルチファイル方式がある。
【0003】また、磁気テープ媒体上のブロック毎にア
ドレスを付け、障害回復時に高速な位置付けを行なう方
式については特開昭57−158008号公報に開示さ
れている。
ドレスを付け、障害回復時に高速な位置付けを行なう方
式については特開昭57−158008号公報に開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、マルチ
ファイルで記録されたテープよりデータを入力する場合
に、ファイルの区切りであるテープマークをサーチする
コマンドを順次発行し、目的のファイルか否かというこ
とでサーチするが、この方式を当該磁気テープにおける
仮想ボリュームの管理に適用した場合、テープを先端ま
で巻き戻し後、テープ上の仮想ボリュームをサーチして
いくことでしかテープ上の仮想ボリュームの存在が確認
できない。また、このテープマークをサーチするコマン
ドは定常走行であるために時間がかかる上に、仮想ボリ
ュームの確認処理のために上位装置の負担が増大し、シ
ステムの処理性能に影響がでる。
ファイルで記録されたテープよりデータを入力する場合
に、ファイルの区切りであるテープマークをサーチする
コマンドを順次発行し、目的のファイルか否かというこ
とでサーチするが、この方式を当該磁気テープにおける
仮想ボリュームの管理に適用した場合、テープを先端ま
で巻き戻し後、テープ上の仮想ボリュームをサーチして
いくことでしかテープ上の仮想ボリュームの存在が確認
できない。また、このテープマークをサーチするコマン
ドは定常走行であるために時間がかかる上に、仮想ボリ
ュームの確認処理のために上位装置の負担が増大し、シ
ステムの処理性能に影響がでる。
【0005】一方、テープ上の物理的な位置を示す物理
ブロックiDを使用しての高速位置付けコマンドがある
が、各ボリュームの位置情報はテ−プ上には記録されて
いないため、各ボリュームの位置情報を中央処理装置か
ら送らなければならない。
ブロックiDを使用しての高速位置付けコマンドがある
が、各ボリュームの位置情報はテ−プ上には記録されて
いないため、各ボリュームの位置情報を中央処理装置か
ら送らなければならない。
【0006】また、従来技術ではデータをテープ上に出
力する際、所定の大きさで分割されていないため、デー
タはテープ先頭よりシーケンシャルにしか、テープ上へ
書き込むことができず、当該磁気テープのような仮想ボ
リュームが複数以上あるテープにおいて仮想ボリューム
の追加を行なう場合、テープ上に書き込まれている最後
端の仮想ボリュームの後へしか書き込むことができな
い。さらに仮想ボリュームの削除をする場合、テープ上
の仮想ボリュームをシーケンシャルに書き直す処理が必
要となり、上位装置への処理の負担が増大する。
力する際、所定の大きさで分割されていないため、デー
タはテープ先頭よりシーケンシャルにしか、テープ上へ
書き込むことができず、当該磁気テープのような仮想ボ
リュームが複数以上あるテープにおいて仮想ボリューム
の追加を行なう場合、テープ上に書き込まれている最後
端の仮想ボリュームの後へしか書き込むことができな
い。さらに仮想ボリュームの削除をする場合、テープ上
の仮想ボリュームをシーケンシャルに書き直す処理が必
要となり、上位装置への処理の負担が増大する。
【0007】本発明の目的は、当該磁気テープにおいて
マウント要求されたテープ上の仮想ボリュームへの高速
な位置付けを中央処理装置に負担をかけることなく実行
することを可能とし、中央処理装置からみた磁気テープ
の管理、及び処理を、従来型磁気テープの管理、及び処
理と変えることなく、当該磁気テープが使用できる磁気
テ−プ制御装置を提供することにある。
マウント要求されたテープ上の仮想ボリュームへの高速
な位置付けを中央処理装置に負担をかけることなく実行
することを可能とし、中央処理装置からみた磁気テープ
の管理、及び処理を、従来型磁気テープの管理、及び処
理と変えることなく、当該磁気テープが使用できる磁気
テ−プ制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、磁気テープ1巻の容量が中央処理装置から見て、見
掛け上磁気テ−プ複数巻以上の容量、あるいはディスク
の複数枚以上の容量を格納でき、かつテープを装置より
取りはずす(デマウント)際に、片方のテープリールに
巻き戻すことを必要としないカセット型磁気テープの磁
気テ−プ制御装置であって、見掛け上の磁気テープ1巻
の容量を1つの記録単位(仮想ボリューム)として、あ
るいは見掛け上のディスク1枚の容量を1つの記録単位
(仮想ボリューム)として記録する記録手段を有し、上
記記録手段は、上記仮想ボリュームの前及び後にある制
御情報領域に、上記仮想ボリュームの識別に関する制御
情報を記録することとしたものである。
に、磁気テープ1巻の容量が中央処理装置から見て、見
掛け上磁気テ−プ複数巻以上の容量、あるいはディスク
の複数枚以上の容量を格納でき、かつテープを装置より
取りはずす(デマウント)際に、片方のテープリールに
巻き戻すことを必要としないカセット型磁気テープの磁
気テ−プ制御装置であって、見掛け上の磁気テープ1巻
の容量を1つの記録単位(仮想ボリューム)として、あ
るいは見掛け上のディスク1枚の容量を1つの記録単位
(仮想ボリューム)として記録する記録手段を有し、上
記記録手段は、上記仮想ボリュームの前及び後にある制
御情報領域に、上記仮想ボリュームの識別に関する制御
情報を記録することとしたものである。
【0009】
【作用】磁気テープ1巻の容量が中央処理装置から見
て、見掛け上磁気テ−プ複数巻以上の容量、あるいはデ
ィスクの複数枚以上の容量を格納でき、かつテープを装
置より取りはずす(デマウント)際に、片方のテープリ
ールに巻き戻すことを必要としないカセット型磁気テー
プの磁気テ−プ制御装置において、上記記録手段は、見
掛け上の磁気テープ1巻の容量を1つの記録単位(仮想
ボリューム)として、あるいは見掛け上のディスク1枚
の容量を1つの記録単位(仮想ボリューム)として記録
する。さらに、上記仮想ボリュームの前及び後にある制
御情報領域に、上記仮想ボリュームの識別に関する制御
情報を記録する。
て、見掛け上磁気テ−プ複数巻以上の容量、あるいはデ
ィスクの複数枚以上の容量を格納でき、かつテープを装
置より取りはずす(デマウント)際に、片方のテープリ
ールに巻き戻すことを必要としないカセット型磁気テー
プの磁気テ−プ制御装置において、上記記録手段は、見
掛け上の磁気テープ1巻の容量を1つの記録単位(仮想
ボリューム)として、あるいは見掛け上のディスク1枚
の容量を1つの記録単位(仮想ボリューム)として記録
する。さらに、上記仮想ボリュームの前及び後にある制
御情報領域に、上記仮想ボリュームの識別に関する制御
情報を記録する。
【0010】記録された磁気テープを入出力処理に使用
する場合、書き込んだ仮想ボリュームの識別情報を、テ
ープがマウントされた時にテープ上より読み取ることに
より、中央処理装置からマウント要求された仮想ボリュ
ームの位置や存在を知ることが可能となり、その仮想ボ
リュームへの位置付け動作を中央処理装置に負担をかけ
ることなく、磁気テープ制御装置のみで自動的にかつ高
速に位置付けることが可能となる。
する場合、書き込んだ仮想ボリュームの識別情報を、テ
ープがマウントされた時にテープ上より読み取ることに
より、中央処理装置からマウント要求された仮想ボリュ
ームの位置や存在を知ることが可能となり、その仮想ボ
リュームへの位置付け動作を中央処理装置に負担をかけ
ることなく、磁気テープ制御装置のみで自動的にかつ高
速に位置付けることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明による磁気ディスク制御装置を
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
【0012】図1は本発明による磁気ディスク制御装置
で使われる磁気テープフォーマットの一実施例を示した
図、図2は本実施例を実現するためのシステム構成図、
図3は磁気テープ制御装置のマイクロプロセッサにより
管理されている制御テーブルを示した図、図4はマイク
ロプロセッサ14がメモリ15上に制御用情報として持
っている消去回数カウンタ10である。図5〜図9はマ
イクロプロセッサでの処理フローを示した図である。
で使われる磁気テープフォーマットの一実施例を示した
図、図2は本実施例を実現するためのシステム構成図、
図3は磁気テープ制御装置のマイクロプロセッサにより
管理されている制御テーブルを示した図、図4はマイク
ロプロセッサ14がメモリ15上に制御用情報として持
っている消去回数カウンタ10である。図5〜図9はマ
イクロプロセッサでの処理フローを示した図である。
【0013】まず、具体的な説明に先だち、図1を用い
て本発明の概略を説明する。
て本発明の概略を説明する。
【0014】図1において、(a)のテープフォーマッ
トは本発明によりテープ上を制御情報領域とデータ領域
に区分けした時の領域のフォーマットの一例を示し、
(b)のテープフォーマットは本発明を適用した時にテ
ープ上に書き込まれる情報のフォーマットの一例を示し
ている。
トは本発明によりテープ上を制御情報領域とデータ領域
に区分けした時の領域のフォーマットの一例を示し、
(b)のテープフォーマットは本発明を適用した時にテ
ープ上に書き込まれる情報のフォーマットの一例を示し
ている。
【0015】本発明はテープ1上を従来型磁気テープ1
巻の容量、あるいはディスクの1巻分の容量のデータ領
域(仮想ボリューム)3a〜3eに分割して領域を確保
し、そのデータ領域(仮想ボリューム)3a〜3eとデ
ータ領域(仮想ボリューム)3a〜3eの間に制御情報
領域2a〜2eを確保しておく。そして、データ領域
(仮想ボリューム)3a〜3eへのデータ書き込みが終
了した場合に行なわれるデマウント動作が実行される前
に、当該データ領域(仮想ボリューム)の区切りまでテ
ープを走行させた後、制御情報領域上に当該テープ上の
データ領域に書かれているVOL(仮想ボリューム名)
6や従来型磁気テープの1巻の容量が格納できる領域、
あるいはディスク1巻分の容量が格納できる領域に割り
当てられているデータ領域(仮想ボリューム)3a〜3
eの位置付け情報等の制御情報4a〜4bとデマウント
された時の位置がわかるようにするデマウント位置確認
用特殊フォーマットデータ5の書き込みを行なうもので
ある。
巻の容量、あるいはディスクの1巻分の容量のデータ領
域(仮想ボリューム)3a〜3eに分割して領域を確保
し、そのデータ領域(仮想ボリューム)3a〜3eとデ
ータ領域(仮想ボリューム)3a〜3eの間に制御情報
領域2a〜2eを確保しておく。そして、データ領域
(仮想ボリューム)3a〜3eへのデータ書き込みが終
了した場合に行なわれるデマウント動作が実行される前
に、当該データ領域(仮想ボリューム)の区切りまでテ
ープを走行させた後、制御情報領域上に当該テープ上の
データ領域に書かれているVOL(仮想ボリューム名)
6や従来型磁気テープの1巻の容量が格納できる領域、
あるいはディスク1巻分の容量が格納できる領域に割り
当てられているデータ領域(仮想ボリューム)3a〜3
eの位置付け情報等の制御情報4a〜4bとデマウント
された時の位置がわかるようにするデマウント位置確認
用特殊フォーマットデータ5の書き込みを行なうもので
ある。
【0016】次に図2〜図9により、本発明の実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0017】図2は本実施例におけるシステム構成の一
例を示したものであり、上位装置(中央処理装置、CP
U)11、及びこれに接続される磁気テープ制御装置
(以下MTCと略す)12、複数台の磁気テープ駆動装
置(以下MTUと略す)13とで構成される。
例を示したものであり、上位装置(中央処理装置、CP
U)11、及びこれに接続される磁気テープ制御装置
(以下MTCと略す)12、複数台の磁気テープ駆動装
置(以下MTUと略す)13とで構成される。
【0018】CPU11とMTC12は制御線22、及
びデータ線19aにより接続されており、これによりC
PU11からMTC12へのデータ転送、又はMTC1
2よりCPU11へのデータ転送が行なわれる。さらに
MTC12とMTU13とは制御線23、及びデータ線
19bにより接続されており、これによりMTC12か
らMTU13へのデータ転送、又はMTU13よりMT
C12へのデータ転送、及びMTU動作の制御が行なわ
れる。
びデータ線19aにより接続されており、これによりC
PU11からMTC12へのデータ転送、又はMTC1
2よりCPU11へのデータ転送が行なわれる。さらに
MTC12とMTU13とは制御線23、及びデータ線
19bにより接続されており、これによりMTC12か
らMTU13へのデータ転送、又はMTU13よりMT
C12へのデータ転送、及びMTU動作の制御が行なわ
れる。
【0019】また、前記のMTC12はCPU11との
データ転送を制御する上位装置側転送回路16、MTU
13とのデータ転送を制御するMTU側転送回路18、
入出力するデータを一時保存するデータバッファ17、
プログラム及びテーブルやテープ上より読み取った制御
情報を格納するメモリ15、メモリ15に格納されたプ
ログラムに従ってMTU12の制御を行なう制御手段で
あるマイクロプロセッサ14より成っている。マイクロ
プロセッサ14と、MTU側転送回路18とは記録手段
である。
データ転送を制御する上位装置側転送回路16、MTU
13とのデータ転送を制御するMTU側転送回路18、
入出力するデータを一時保存するデータバッファ17、
プログラム及びテーブルやテープ上より読み取った制御
情報を格納するメモリ15、メモリ15に格納されたプ
ログラムに従ってMTU12の制御を行なう制御手段で
あるマイクロプロセッサ14より成っている。マイクロ
プロセッサ14と、MTU側転送回路18とは記録手段
である。
【0020】マイクロプロセッサ14は制御線22〜2
7により各々CPU11、MTU13、上位装置側転送
回路16、MTU側転送回路18、データバッファ1
7、メモリ15と接続されており、制御が可能となって
いる。さらにマイクロプロセッサ14はデータ線20〜
21により各々データバッファ17、メモリ15と接続
され、上位装置側転送回路16はデータ線19aにより
CPU11と接続されている。またMTU側転送回路1
8はデータ線19bによりMTU13と接続されてい
る。CPU11とデータバッファ17の間のデータ転送
は、マイクロプロセッサ14から制御線24を介して、
データ転送のための制御情報を上位装置側転送回路16
に指示することにより行なわれる。データ転送のための
制御情報としては、転送方向、転送データのデータバッ
ファ17上のアドレス、転送の開始及び終了指示情報が
受け渡しされる。またデータバッファ17とMTU13
との間のデータ転送は、マイクロプロセッサ14から制
御線25を介して、データ転送のための制御情報をMT
U側転送回路18に指示することにより行なわれる。こ
のMTU側転送回路18に指示される制御情報には、記
録フォーマット、転送方向、転送データのデータバッフ
ァ17上のアドレス、位置付け情報等がある。
7により各々CPU11、MTU13、上位装置側転送
回路16、MTU側転送回路18、データバッファ1
7、メモリ15と接続されており、制御が可能となって
いる。さらにマイクロプロセッサ14はデータ線20〜
21により各々データバッファ17、メモリ15と接続
され、上位装置側転送回路16はデータ線19aにより
CPU11と接続されている。またMTU側転送回路1
8はデータ線19bによりMTU13と接続されてい
る。CPU11とデータバッファ17の間のデータ転送
は、マイクロプロセッサ14から制御線24を介して、
データ転送のための制御情報を上位装置側転送回路16
に指示することにより行なわれる。データ転送のための
制御情報としては、転送方向、転送データのデータバッ
ファ17上のアドレス、転送の開始及び終了指示情報が
受け渡しされる。またデータバッファ17とMTU13
との間のデータ転送は、マイクロプロセッサ14から制
御線25を介して、データ転送のための制御情報をMT
U側転送回路18に指示することにより行なわれる。こ
のMTU側転送回路18に指示される制御情報には、記
録フォーマット、転送方向、転送データのデータバッフ
ァ17上のアドレス、位置付け情報等がある。
【0021】また、マイクロプロセッサ14はデータ線
20及び制御線26を介してデータバッファ17のアク
セスが可能で、テープ上より読み取った制御情報を読み
取り、メモリ15へデータ線21及び制御線27を介し
て書き込むことが可能である。またメモリ15上に格納
されている制御情報をデータ線21及び制御線27を介
して読み取り、データバッファ17へデータ線20、制
御線26を介して書き込むことが可能である。
20及び制御線26を介してデータバッファ17のアク
セスが可能で、テープ上より読み取った制御情報を読み
取り、メモリ15へデータ線21及び制御線27を介し
て書き込むことが可能である。またメモリ15上に格納
されている制御情報をデータ線21及び制御線27を介
して読み取り、データバッファ17へデータ線20、制
御線26を介して書き込むことが可能である。
【0022】さらに、マイクロプロセッサ14は制御線
23を介してMTU13の動作開始、停止及び位置付け
動作指示、位置付け完了報告等の制御を行なう。
23を介してMTU13の動作開始、停止及び位置付け
動作指示、位置付け完了報告等の制御を行なう。
【0023】その上、さらにマイクロプロセッサ14は
メモリ内に持っている制御用テーブル及び管理テーブル
を制御線27及びデータ線21を介してアクセスするこ
とが可能である。
メモリ内に持っている制御用テーブル及び管理テーブル
を制御線27及びデータ線21を介してアクセスするこ
とが可能である。
【0024】図3はマイクロプロセッサ14がメモリ1
5上に管理しているテープ上の制御情報の制御情報テー
ブル4を示している。制御情報テーブル4はテープ一巻
に格納される仮想ボリュームの情報を管理するもので、
仮想ボリューム識別子5、仮想ボリューム位置付け情報
6、仮想ボリュームのボリューム名7、データ管理情報
8等の情報を持ち、仮想ボリュームのボリューム名の書
き込みやデータ書き込みの際に情報の更新が行なわれ、
テープのデマウント時にテープ上へ制御情報として書き
込まれるものである。
5上に管理しているテープ上の制御情報の制御情報テー
ブル4を示している。制御情報テーブル4はテープ一巻
に格納される仮想ボリュームの情報を管理するもので、
仮想ボリューム識別子5、仮想ボリューム位置付け情報
6、仮想ボリュームのボリューム名7、データ管理情報
8等の情報を持ち、仮想ボリュームのボリューム名の書
き込みやデータ書き込みの際に情報の更新が行なわれ、
テープのデマウント時にテープ上へ制御情報として書き
込まれるものである。
【0025】また図4はマイクロプロセッサ14がメモ
リ15上に制御用情報として持っている消去回数カウン
タ10を示している。消去回数カウンタ10はテープ上
への制御情報書き込みの際の障害発生時、制御情報の消
去回数をカウントすることに使用される。
リ15上に制御用情報として持っている消去回数カウン
タ10を示している。消去回数カウンタ10はテープ上
への制御情報書き込みの際の障害発生時、制御情報の消
去回数をカウントすることに使用される。
【0026】図5〜図9はマイクロプロセッサ12の処
理フローである。処理要求のない状態ではアイドルルー
プ100をまわっている。CPU11からのコマンド
(処理要求)を処理101で検出すると、ルート110
を通り、コマンドがテープをマウントすることを要求す
るメッセージ表示コマンド(以下、ロードディスプレイ
コマンドと略す)か、データの書き込みコマンド(以
下、WRコマンドと略す)か、テープをデマウントする
コマンド(以下、アンロードコマンドと略す)か、それ
ら以外のコマンドかにより各々ルート111、ルート1
12、ルート113、ルート114を通って各々処理1
08、処理107、処理500、処理106へ進む。
理フローである。処理要求のない状態ではアイドルルー
プ100をまわっている。CPU11からのコマンド
(処理要求)を処理101で検出すると、ルート110
を通り、コマンドがテープをマウントすることを要求す
るメッセージ表示コマンド(以下、ロードディスプレイ
コマンドと略す)か、データの書き込みコマンド(以
下、WRコマンドと略す)か、テープをデマウントする
コマンド(以下、アンロードコマンドと略す)か、それ
ら以外のコマンドかにより各々ルート111、ルート1
12、ルート113、ルート114を通って各々処理1
08、処理107、処理500、処理106へ進む。
【0027】処理108では制御線23及びデータ線1
9bを介して、MTU13へディスプレイ表示を指示
し、マウントが要求されている仮想ボリュームのボリュ
ーム名をMTU13上に表示させ、ロードディスプレイ
コマンド実行後処理109へ行く。
9bを介して、MTU13へディスプレイ表示を指示
し、マウントが要求されている仮想ボリュームのボリュ
ーム名をMTU13上に表示させ、ロードディスプレイ
コマンド実行後処理109へ行く。
【0028】処理109では当該MTU13にテープが
マウントされているかを判断し、テープがマウントされ
ている場合はルート117を通って処理150で進む。
また、テープがマウントされていない場合はルート11
5を通り、テープがマウントされるまでループして待
つ。
マウントされているかを判断し、テープがマウントされ
ている場合はルート117を通って処理150で進む。
また、テープがマウントされていない場合はルート11
5を通り、テープがマウントされるまでループして待
つ。
【0029】処理150ではマウントされているテープ
は何も書かれていない新品のテープであるか判定する処
理を行ない、新品のテープであるならばルート116を
通ってアイドルループへ戻る。また新品のテープでない
ならばルート120を通って処理200へ進む。
は何も書かれていない新品のテープであるか判定する処
理を行ない、新品のテープであるならばルート116を
通ってアイドルループへ戻る。また新品のテープでない
ならばルート120を通って処理200へ進む。
【0030】処理200では図6に示す処理フローに従
い、テープがデマウントされた時に書き込んだテープ上
の制御情報の読み取り処理を行ない、ルート118を通
って処理300へ進む。処理300では図7に示す処理
フローに従い、ロードディスプレイコマンドによって指
示されたマウント要求の仮想ボリュームへの位置付け処
理を行なう。処理終了後、ルート116を通ってアイド
ルループ100へ戻る。 処理107ではテープ上への
データの書き込み(WRコマンド処理)を行ない、処理
終了後はルート119を通って処理400へ進む。処理
400では図8に示す処理フローに従い、制御情報の更
新及び追加する処理を行ない、ルート116を通ってア
イドルループ100へ戻る。
い、テープがデマウントされた時に書き込んだテープ上
の制御情報の読み取り処理を行ない、ルート118を通
って処理300へ進む。処理300では図7に示す処理
フローに従い、ロードディスプレイコマンドによって指
示されたマウント要求の仮想ボリュームへの位置付け処
理を行なう。処理終了後、ルート116を通ってアイド
ルループ100へ戻る。 処理107ではテープ上への
データの書き込み(WRコマンド処理)を行ない、処理
終了後はルート119を通って処理400へ進む。処理
400では図8に示す処理フローに従い、制御情報の更
新及び追加する処理を行ない、ルート116を通ってア
イドルループ100へ戻る。
【0031】処理500では図9に示す処理フローに従
い、当該仮想ボリュームの区切りまでテープ位置を移動
させ、仮想ボリュームの区切り位置にある制御情報領域
に制御情報を書き込み、その後ろへデマウント位置確認
用特殊フォーマットデータを書き込んだ後、テープをデ
マウントする処理を行なう。処理終了後はルート116
を通ってアイドルループ100へ戻る。
い、当該仮想ボリュームの区切りまでテープ位置を移動
させ、仮想ボリュームの区切り位置にある制御情報領域
に制御情報を書き込み、その後ろへデマウント位置確認
用特殊フォーマットデータを書き込んだ後、テープをデ
マウントする処理を行なう。処理終了後はルート116
を通ってアイドルループ100へ戻る。
【0032】処理106では、CPU11からのマウン
ト要求のロードディスプレイコマンド/WRコマンド/
アンロードコマンド以外のコマンド処理を行なった後、
ルート116を通ってアイドルループ100へ戻る。
ト要求のロードディスプレイコマンド/WRコマンド/
アンロードコマンド以外のコマンド処理を行なった後、
ルート116を通ってアイドルループ100へ戻る。
【0033】図6はテープをデマウントする際に書き込
んだ制御情報をテープ上より読み取る処理のフローであ
り、処理201で制御線23及びデータ線19bを介し
て当該MTU13を起動し、制御線25を介してMTU
側転送回路18を制御してデマウント位置確認用特殊フ
ォーマットデータを捜し出し、特殊フォーマットが書か
れている当該制御情報領域内の制御情報が読み取り可能
な位置への位置付けを行ない処理202へ進む。処理2
02では、テープ上に書かれた制御情報をデータバッフ
ァ17上へ読み込み、メモリ15上へ制御線26、2
7、及びデータ線20、21を介してデータ転送し、管
理する。次に処理203へ進み、制御情報領域に書き込
まれているデマウント位置確認用特殊フォーマットデー
タの消去処理を実行して終了する。
んだ制御情報をテープ上より読み取る処理のフローであ
り、処理201で制御線23及びデータ線19bを介し
て当該MTU13を起動し、制御線25を介してMTU
側転送回路18を制御してデマウント位置確認用特殊フ
ォーマットデータを捜し出し、特殊フォーマットが書か
れている当該制御情報領域内の制御情報が読み取り可能
な位置への位置付けを行ない処理202へ進む。処理2
02では、テープ上に書かれた制御情報をデータバッフ
ァ17上へ読み込み、メモリ15上へ制御線26、2
7、及びデータ線20、21を介してデータ転送し、管
理する。次に処理203へ進み、制御情報領域に書き込
まれているデマウント位置確認用特殊フォーマットデー
タの消去処理を実行して終了する。
【0034】図7はマウント要求ロードディスプレイコ
マンドが発行された場合におけるマウントが要求された
仮想ボリュームへ位置付ける処理のフローである。
マンドが発行された場合におけるマウントが要求された
仮想ボリュームへ位置付ける処理のフローである。
【0035】処理301ではマウント要求ロードディス
プレイコマンドが要求している仮想ボリュームは特定仮
想ボリュームのマウント要求かを判断し、特定仮想ボリ
ュームのマウント要求でない場合はルート311を通っ
て処理305へ進む。
プレイコマンドが要求している仮想ボリュームは特定仮
想ボリュームのマウント要求かを判断し、特定仮想ボリ
ュームのマウント要求でない場合はルート311を通っ
て処理305へ進む。
【0036】また特定仮想ボリュームのマウント要求で
ある場合はルート313を通って302へ進み、この処
理302において、当該テープ上より読み込んだメモリ
15上の制御情報の管理テーブル4上の仮想ボリューム
のボリューム名7に当該マウント要求の仮想ボリューム
が存在するかテーブル上を検索し、マウント要求の仮想
ボリュームが存在する場合はルート314を通って処理
303へ進む。
ある場合はルート313を通って302へ進み、この処
理302において、当該テープ上より読み込んだメモリ
15上の制御情報の管理テーブル4上の仮想ボリューム
のボリューム名7に当該マウント要求の仮想ボリューム
が存在するかテーブル上を検索し、マウント要求の仮想
ボリュームが存在する場合はルート314を通って処理
303へ進む。
【0037】また、マウント要求の仮想ボリュームが存
在しない場合はルート312を通って処理304へ進
む。処理304では制御線22及びデータ線19aを介
してCPU11へマウント要求の仮想ボリュームが当該
テープ上には無いことを報告(エラー報告)し、処理を
終了する。
在しない場合はルート312を通って処理304へ進
む。処理304では制御線22及びデータ線19aを介
してCPU11へマウント要求の仮想ボリュームが当該
テープ上には無いことを報告(エラー報告)し、処理を
終了する。
【0038】また、処理303では、メモリ15上で管
理している制御情報の管理テーブル4よりマウント要求
の仮想ボリュームに対応する仮想ボリュームの位置付け
情報6により制御線23、データ線19bを介してMT
U13へ位置付け位置を指示して起動した後、制御線2
5を介してMTU側転送回路18に指示し、マウント要
求された仮想ボリュームの先頭へ位置付ける処理を行な
い、処理を終了する。
理している制御情報の管理テーブル4よりマウント要求
の仮想ボリュームに対応する仮想ボリュームの位置付け
情報6により制御線23、データ線19bを介してMT
U13へ位置付け位置を指示して起動した後、制御線2
5を介してMTU側転送回路18に指示し、マウント要
求された仮想ボリュームの先頭へ位置付ける処理を行な
い、処理を終了する。
【0039】また、処理305ではメモリ15上で管理
している当該テープの制御情報である制御情報テーブル
4において、仮想ボリュームのボリュームが使用可であ
る(従来磁気テープのノンボリュームテープやデータが
書かれていない状態)領域が存在するか判定し、存在し
ない場合はルート312を通って処理304へ行き、C
PU11へのエラー報告を行なう処理304を実行す
る。
している当該テープの制御情報である制御情報テーブル
4において、仮想ボリュームのボリュームが使用可であ
る(従来磁気テープのノンボリュームテープやデータが
書かれていない状態)領域が存在するか判定し、存在し
ない場合はルート312を通って処理304へ行き、C
PU11へのエラー報告を行なう処理304を実行す
る。
【0040】また、仮想ボリュームのボリュームが使用
可である領域が存在する場合は、処理306へ進む。処
理306では、メモリ15上で管理している当該テープ
の制御情報テーブル4より使用可である領域へ位置付け
るため、制御線23、データ線19bを介してMTU1
3へ制御情報テーブル4上の当該仮想ボリュームの仮想
ボリューム位置付け情報6より得られる位置付け情報を
指示して起動した後、制御線25を介してMTU側転送
回路18に指示し、仮想ボリュームの使用可である領域
の前へ位置付けた後、処理を終了する。
可である領域が存在する場合は、処理306へ進む。処
理306では、メモリ15上で管理している当該テープ
の制御情報テーブル4より使用可である領域へ位置付け
るため、制御線23、データ線19bを介してMTU1
3へ制御情報テーブル4上の当該仮想ボリュームの仮想
ボリューム位置付け情報6より得られる位置付け情報を
指示して起動した後、制御線25を介してMTU側転送
回路18に指示し、仮想ボリュームの使用可である領域
の前へ位置付けた後、処理を終了する。
【0041】次に、図8はデータ書き込み後の制御情報
の更新及び追加の処理フローであり、処理401ではメ
モリ15上で管理している当該テープの制御情報の制御
情報テーブル4において、データ書き込み処理が仮想ボ
リュームのボリュームの書き直し、又は仮想ボリューム
のボリュームの追加処理である場合は、当該仮想ボリュ
ームに対応する仮想ボリューム識別子5、仮想ボリュー
ム位置付け情報6、仮想ボリュームのボリューム名7、
データ管理情報8の更新、又は追加処理を行なう。 ま
た、データ書き込み処理がデータブロックの書き込み処
理である場合は、当該仮想ボリュームに対応するデータ
管理情報8の更新、又は追加処理を行なう。
の更新及び追加の処理フローであり、処理401ではメ
モリ15上で管理している当該テープの制御情報の制御
情報テーブル4において、データ書き込み処理が仮想ボ
リュームのボリュームの書き直し、又は仮想ボリューム
のボリュームの追加処理である場合は、当該仮想ボリュ
ームに対応する仮想ボリューム識別子5、仮想ボリュー
ム位置付け情報6、仮想ボリュームのボリューム名7、
データ管理情報8の更新、又は追加処理を行なう。 ま
た、データ書き込み処理がデータブロックの書き込み処
理である場合は、当該仮想ボリュームに対応するデータ
管理情報8の更新、又は追加処理を行なう。
【0042】図9はアンロードコマンドが上位装置11
より発行された時、当該テープに対する制御情報をテー
プ上に書き込む処理フローである。
より発行された時、当該テープに対する制御情報をテー
プ上に書き込む処理フローである。
【0043】処理501では上位装置11よりアンロー
ドコマンドを受け取った時に、当該仮想ボリュームの区
切りに位置付けるために制御線23、データ線19bを
介してMTU13を起動し、制御線25を介してMTU
転送回路18に指示し、当該仮想ボリュームの区切りを
サーチして位置付けた後、処理503へ進む。
ドコマンドを受け取った時に、当該仮想ボリュームの区
切りに位置付けるために制御線23、データ線19bを
介してMTU13を起動し、制御線25を介してMTU
転送回路18に指示し、当該仮想ボリュームの区切りを
サーチして位置付けた後、処理503へ進む。
【0044】処理503ではメモリ15上で管理されて
いる当該MTU13の消去回数カウンタ10をゼロクリ
アする。この後処理504へ進み、メモリ15上で管理
されている当該テープに対応する制御情報を制御線2
6、27、データ線20、21を介してデータバッファ
17上へ書き込み、制御線23、データ線19bを介し
てMTU13を起動し、制御線25を介してMTU13
へのデータ転送をMTU側転送回路18に指示すること
によりテープ上の制御情報領域に当該テープの制御情報
を書き込む。
いる当該MTU13の消去回数カウンタ10をゼロクリ
アする。この後処理504へ進み、メモリ15上で管理
されている当該テープに対応する制御情報を制御線2
6、27、データ線20、21を介してデータバッファ
17上へ書き込み、制御線23、データ線19bを介し
てMTU13を起動し、制御線25を介してMTU13
へのデータ転送をMTU側転送回路18に指示すること
によりテープ上の制御情報領域に当該テープの制御情報
を書き込む。
【0045】次に処理505へ進み、この制御情報書き
込みの際、書き込みに対する障害が発生しているかを判
断する処理を行ない、制御情報書き込みに対する障害が
発生している場合は、ルート514を通って処理508
へ進む。また、制御情報書き込みに対する障害が発生し
ていない場合はルート513を通って処理506へ進
む。
込みの際、書き込みに対する障害が発生しているかを判
断する処理を行ない、制御情報書き込みに対する障害が
発生している場合は、ルート514を通って処理508
へ進む。また、制御情報書き込みに対する障害が発生し
ていない場合はルート513を通って処理506へ進
む。
【0046】処理508では、制御情報書き込みに対す
る障害が発生した制御情報を制御線23、データ線19
bを介してMTU13を起動し、制御線25を介してテ
ープ上の制御情報を消去するための消去指示をMTU側
転送回路18に行なうことにより、当該制御情報の消去
を実行する。この後処理509へ進み、メモリ15上で
管理されている当該MTU13の消去回数カウンタ10
を制御線27、データ線21を介してカウントアップを
行ない、消去回数カウンタ10がテープ上の制御領域に
制御情報が書き込めるかどうかを判定する規定値に達し
たか判定する処理510へ進む。
る障害が発生した制御情報を制御線23、データ線19
bを介してMTU13を起動し、制御線25を介してテ
ープ上の制御情報を消去するための消去指示をMTU側
転送回路18に行なうことにより、当該制御情報の消去
を実行する。この後処理509へ進み、メモリ15上で
管理されている当該MTU13の消去回数カウンタ10
を制御線27、データ線21を介してカウントアップを
行ない、消去回数カウンタ10がテープ上の制御領域に
制御情報が書き込めるかどうかを判定する規定値に達し
たか判定する処理510へ進む。
【0047】処理510において消去回数カウンタ10
が規定値に達していない場合は、ルート512を通って
処理504へ戻る。また、消去回数カウンタ10が規定
値に達している場合は処理511へ進み、制御線22、
データ線19aを介して上位装置11へ制御情報書き込
み障害が発生していたことを報告し、ルート515を通
って処理507へ進む。
が規定値に達していない場合は、ルート512を通って
処理504へ戻る。また、消去回数カウンタ10が規定
値に達している場合は処理511へ進み、制御線22、
データ線19aを介して上位装置11へ制御情報書き込
み障害が発生していたことを報告し、ルート515を通
って処理507へ進む。
【0048】処理506では、当該テープ上に書き込ん
だ制御情報の後ろに、制御線23、データ線19bを介
してMTU13を起動し、制御線25を介してテープ上
へのデマウント位置確認用特殊フォーマットデータ書き
込みをMTU側転送回路18に指示することによりテー
プ上へのデマウント位置確認用特殊フォーマットデータ
書き込みを行ない、処理507へ進む。処理507で
は、テープをMTU13より取りはずすデマウント指示
を制御線23、データ線19bを介してMTU13へ指
示し、当該テープのMTUよりのデマウント処理を行な
った後、処理を終了する。
だ制御情報の後ろに、制御線23、データ線19bを介
してMTU13を起動し、制御線25を介してテープ上
へのデマウント位置確認用特殊フォーマットデータ書き
込みをMTU側転送回路18に指示することによりテー
プ上へのデマウント位置確認用特殊フォーマットデータ
書き込みを行ない、処理507へ進む。処理507で
は、テープをMTU13より取りはずすデマウント指示
を制御線23、データ線19bを介してMTU13へ指
示し、当該テープのMTUよりのデマウント処理を行な
った後、処理を終了する。
【0049】以上、本実施例では、制御情報をMTC1
2内のメモリ15で管理しておく例を示したが、MTC
12内のデータバッファ17上で管理する方法でも良
い。
2内のメモリ15で管理しておく例を示したが、MTC
12内のデータバッファ17上で管理する方法でも良
い。
【0050】こうして、磁気テープ一巻の容量が従来型
磁気テープの複数巻以上の容量、あるいはディスクボリ
ュームの複数ボリューム以上の容量が格納でき、かつテ
ープをデマウントする際に、片方にテープリールに巻き
戻すことを必要としないカセット型磁気テープにおい
て、上位装置は従来型磁気テープへの処理を変更せずに
当該磁気テープを取り扱うことが可能である。
磁気テープの複数巻以上の容量、あるいはディスクボリ
ュームの複数ボリューム以上の容量が格納でき、かつテ
ープをデマウントする際に、片方にテープリールに巻き
戻すことを必要としないカセット型磁気テープにおい
て、上位装置は従来型磁気テープへの処理を変更せずに
当該磁気テープを取り扱うことが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、当
該磁気テープにおいてマウント要求されたテープ上の仮
想ボリュームへの高速な位置付けを中央処理装置に負担
をかけることなく実行することを可能とし、中央処理装
置からみた磁気テープの管理、及び処理を、従来型磁気
テープの管理、及び処理と変えることなく、当該磁気テ
ープが使用できる磁気テ−プ制御装置を提供することが
可能である。
該磁気テープにおいてマウント要求されたテープ上の仮
想ボリュームへの高速な位置付けを中央処理装置に負担
をかけることなく実行することを可能とし、中央処理装
置からみた磁気テープの管理、及び処理を、従来型磁気
テープの管理、及び処理と変えることなく、当該磁気テ
ープが使用できる磁気テ−プ制御装置を提供することが
可能である。
【図1】本発明を適用した時の磁気テ−プのフォーマッ
トの説明図である。
トの説明図である。
【図2】本発明に係る磁気テ−プ制御装置を含む計算機
システムのブロック図である。
システムのブロック図である。
【図3】マイクロプロセッサで使用するテーブルの説明
図である。
図である。
【図4】マイクロプロセッサで使用するテーブルの説明
図である。
図である。
【図5】本発明を用いた磁気テ−プ制御装置における処
理のフロ−チャ−トである。
理のフロ−チャ−トである。
【図6】本発明を用いた磁気テ−プ制御装置における処
理のフロ−チャ−トである。
理のフロ−チャ−トである。
【図7】本発明を用いた磁気テ−プ制御装置における処
理のフロ−チャ−トである。
理のフロ−チャ−トである。
【図8】本発明を用いた磁気テ−プ制御装置における処
理のフロ−チャ−トである。
理のフロ−チャ−トである。
【図9】本発明を用いた磁気テ−プ制御装置における処
理のフロ−チャ−トである。
理のフロ−チャ−トである。
1…磁気テープ、2a〜2e…制御情報領域、3a〜3
e…データ領域、4a〜4b…制御情報、5…デマウン
ト位置確認用特殊フォーマットデータ、6…VOL、1
1…上位装置(CPU)、12…磁気テープ制御装置、
13…磁気テープ駆動装置、14…マイクロプロセッ
サ、15…メモリ、16…上位装置側転送回路、17…
データバッファ、18…MTU側転送回路、19〜21
…データ線、22〜27…制御線。
e…データ領域、4a〜4b…制御情報、5…デマウン
ト位置確認用特殊フォーマットデータ、6…VOL、1
1…上位装置(CPU)、12…磁気テープ制御装置、
13…磁気テープ駆動装置、14…マイクロプロセッ
サ、15…メモリ、16…上位装置側転送回路、17…
データバッファ、18…MTU側転送回路、19〜21
…データ線、22〜27…制御線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 利文 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (56)参考文献 特開 平1−78482(JP,A) 特開 平1−4970(JP,A) 特開 昭63−46678(JP,A) 特開 平4−293116(JP,A) 特開 平1−154368(JP,A) 特開 昭62−177778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 - 20/16 351 G11B 27/00 G06F 3/06
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気テープを装置より取りはずす(デマ
ウント)際に、片方のテープリールに巻き戻すことを必
要としないカセット型磁気テープの磁気テ−プ制御装置
であって、 上記磁気テープ上の記録領域を複数の記録単位(仮想ボ
リューム)に分割し、上記仮想ボリュームの前または後
にある制御情報領域に、上記磁気テープ上のすべての上
記仮想ボリュームの識別に関する制御情報を記録する記
録手段と、 中央処理装置からの直接または間接の指示による、仮想
ボリュームへの入出力処理が終了し、中央処理装置から
テープデマウント指示が行なわれた時に、仮想ボリュー
ムの前または後の制御情報領域まで記録位置を移動させ
る指令を出力する制御部とを有し、 上記記録手段は、移動後に上記制御情報及び該磁気テー
プをデマウントした位置を示す情報を書き込むことを特
徴とする磁気テ−プ制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の磁気テ−プ制御装置にお
いて、 磁気テ−プとの間で入出力されるデ−タ用のデータバッ
ファと、 上記制御部用のメモリとを有し、 上記メモリは、上記制御情報を記憶することを特徴とす
る磁気テ−プ制御装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の磁気テ−プ制御装置にお
いて、 上記制御部は、カセット型磁気テープが装置にマウント
された時に、マウントされたという信号を受付けると、
上記磁気テープをデマウントした位置を示す情報を有す
る制御情報領域を探し、該制御情報領域の上記制御情報
を読み込む指令を出力することを特徴とする磁気テ−プ
制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03217760A JP3121387B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 磁気テ−プ制御装置 |
US07/935,843 US5327535A (en) | 1991-08-29 | 1992-08-25 | Magnetic recording control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03217760A JP3121387B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 磁気テ−プ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554551A JPH0554551A (ja) | 1993-03-05 |
JP3121387B2 true JP3121387B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=16709311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03217760A Expired - Fee Related JP3121387B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 磁気テ−プ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3121387B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5537732B2 (ja) * | 2010-08-11 | 2014-07-02 | 株式会社日立製作所 | ストレージシステム |
JP5435143B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-03-05 | 富士通株式会社 | ドライブ制御装置、ドライブ制御方法およびストレージ装置 |
JP5770884B2 (ja) * | 2014-04-25 | 2015-08-26 | 株式会社日立製作所 | ストレージ装置及びその制御方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2612558B2 (ja) * | 1986-01-30 | 1997-05-21 | ソニー株式会社 | 情報信号の記録再生装置 |
JP2538295B2 (ja) * | 1987-12-10 | 1996-09-25 | 三洋電機株式会社 | 回転ヘッド式テ―プレコ―ダ―のデ―タ記録再生方法 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP03217760A patent/JP3121387B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0554551A (ja) | 1993-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |