JPH06324672A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06324672A
JPH06324672A JP5139345A JP13934593A JPH06324672A JP H06324672 A JPH06324672 A JP H06324672A JP 5139345 A JP5139345 A JP 5139345A JP 13934593 A JP13934593 A JP 13934593A JP H06324672 A JPH06324672 A JP H06324672A
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JP
Japan
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image
picture
processing
input
binary
Prior art date
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Pending
Application number
JP5139345A
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English (en)
Inventor
Tomoya Yamauchi
智也 山内
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH06324672A publication Critical patent/JPH06324672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理後の画像を高い忠実度で表示させる
ことのできる画像処理装置を提供する。 【構成】 入力画像として2値画像が2値画像入力手段
2より画像処理手段1に与えられ、かつ、入力される2
値画像の各画素と画像処理後の画像の各画素が1対1に
対応しないとき、画像処理手段1は入力される2値画像
を、その画像処理の過程で多値画像に変換する。変換さ
れた多値画像は、多値画像表示手段5を通して、多値画
像としてディスプレイ6に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置、特に、
2値画像と多値画像の双方を処理し、表示する画像処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像処理の分野において、画像の拡大・
縮小を含む画素密度変換処理は、最も一般的に使用され
る基本的な技術である。例えば、画像の入力に使用され
る機器と、画像の出力に使用される機器の解像度が異な
る場合に、入力画像と同一のサイズの出力画像を得よう
とすると、画素密度の変換処理を行なわなければならな
い。
【0003】現在、画像の入力には、電荷結合素子ある
いは光電管などを用いたイメージスキャナが一般的に使
用されており、その解像度は、300〜600dpi
(25.4mmあたり300〜600ドット)が普通で
ある。これ対して、画像の編集操作時等に使用される表
示装置としては、例えば、CRT等を用いたディスプレ
イ装置が使用され、その解像度は通常50〜100dp
i(25.4mm当たり50〜100ドット)程度であ
る。
【0004】近年、WYSIWYG(What You
See Is What YouGet)編集環境、
すなわち、文書情報やレイアウトが、印刷イメージその
ままに表示され、その上で直接文書情報を入力できる文
書編集環境が開発されている。このWYSIWYG編集
環境は、編集作業の効率化において有効であることが明
らかになり、画像編集の分野においても入力・編集・出
力を同一のサイズで行なうことが求められ、表示に際し
ても、高忠実度の再現が求められるようになった。
【0005】しかし、上述したように、画像編集の分野
では、画像入力に使用される機器と画像編集で使用され
る表示装置では、解像度に大幅な違いがあり、忠実度の
高い再現は困難であった。
【0006】図2は、従来の画像処理装置における解像
度の違いに伴う忠実度の問題の説明図である。図2
(A)に示した市松模様の2値入力画像を、解像度が縦
横共に入力機器の半分しかない表示装置で表示しようと
した場合を考える。このとき、間引き処理によって、図
2(B)に太枠で示される画素の値が表示装置に出力さ
れ、他の画素の値は無視される。このため、図2(C)
に示すように、全て黒の画素で構成される出力が表示さ
れることになる。
【0007】また、図2(D)に示すように、文字
「A」を示す2値画像が入力された場合には、同様に太
枠で示される画素が表示されるため、図2(E)に示さ
れるような「A」とは認識できないような画像が表示さ
れることになる。このような画像では、入力画像の形状
を保存していないだけでなく、本来の形状を予測するこ
とすら困難である。
【0008】このような2値画像の解像度変換処理の問
題点を解決するため、これまで種々の方式が提案されて
きた。しかし、高い忠実度での再現を目指す2値画像の
解像度変換の方式は、複雑で、多くの処理時間を必要と
する上、高度な解像度変換処理には、文字や線画の処理
に向いたもの、階調画像を2値化した画像に対応するも
のなど、処理方式により効果的に処理できる画像が異な
っているため、領域分離などの技術を用いて複数種の解
像度変換処理を選択して処理するなど、さらに複雑な処
理が要求された。これらの技術は、いずれも2値画像か
ら2値画像への変換であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、処理の複雑化を避けながら
画像処理を行なった結果の画像を高い忠実度で表示させ
ることのできる画像処理装置を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力画像を処
理し、多値画像が表示可能な表示手段に表示させる画像
処理装置において、前記入力画像に対して画像処理を施
す画像処理手段を有し、該画像処理手段に2値画像が入
力され、画像処理を行なうとき、前記2値画像の各画素
と画像処理後の画像の各画素が1対1に対応しないと
き、前記画像処理後の画像として多値画像を出力するこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、画像処理手段において、2値
画像が入力され、画像処理を行なうとき、前記2値画像
の各画素と画像処理後の画像の各画素が1対1に対応し
ないとき、前記画像処理後の画像として多値画像を出力
することにより、例えば、低解像度への解像度変換処理
等の画像処理によって失われる情報量を、多値画像にお
ける画素のビット幅情報に転化することにより、入力画
像の画像処理によって失われる情報量を減少させ、これ
により、高い忠実度を確保した画像処理とその表示を実
現することができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の画像処理装置の一実施例を
示す構成図である。図中、1は画像処理手段、2は2値
画像入力手段、3は多値画像入力手段、4は2値画像表
示手段、5は多値画像表示手段、6はディスプレイであ
る。以下の説明では、画像処理手段1において行われる
画像処理の一つの例として、解像度変換処理を取り上げ
て説明するが、後述するように、本発明の画像処理装置
はこれに限られるものではない。
【0013】画像処理手段1は、2値画像入力手段2ま
たは多値画像入力手段3から、2値画像又は多値画像が
入力され、画像処理を行ない、2値画像または多値画像
を出力する。出力する画像が2値画像の場合には、2値
画像表示手段4により、ディスプレイ6に2値画像を表
示させる。また、出力する画像が多値画像の場合には、
多値画像表示手段5により、ディスプレイ6に多値画像
を表示させる。
【0014】通常の画像処理の場合には、入力として2
値画像が2値画像入力手段2より画像処理手段1に与え
られると、2値画像としての処理が行なわれ、2値画像
表示手段4を通してディスプレイ6に表示が行なわれ
る。また、入力として多値画像が多値画像入力手段3か
ら画像処理手段1に与えられた場合には、多値画像とし
ての画像処理が実行され、多値画像表示手段5を通して
ディスプレイ6に表示が行なわれる。
【0015】ところで、入力画像として2値画像が2値
画像入力手段2より画像処理手段1に与えられ、かつ、
画像処理手段1で実行する画像処理に解像度変換処理が
含まれていた場合には、画像処理手段1は、入力の2値
画像をその解像度変換処理の過程で多値画像に変換し、
その出力を多値画像表示手段5を通して多値画像として
ディスプレイ6に表示する。
【0016】図3は、解像度変換処理の一例の説明図で
ある。図3(A)は入力画像を示しており、この例で
は、1画素ごとに白黒が交互に現れた画像を示してい
る。この画像を1/2の解像度に変換する場合を考え
る。まず、図3(B)に示すように、入力画像を1/2
に圧縮する。そして、入力画像と同じ間隔で区切り、そ
の間の白または黒の割合により、画素の値を設定する。
この例の場合には、白と黒が1/2ずつであるので、出
力される多値画像の画素の値は、max/2となる。例
えば、max=255であれば、画素の値は127とな
る。図3(C)は、出力される多値画像を示している。
【0017】図3(A)〜(C)では、1次元的に画像
を示したが、図3(D)に示すように、2次元的に多値
画像を決定することもできる。図3(D)において、実
線は入力画像を示し、破線は、出力する多値画像を示し
ている。この例では、3/4の解像度に変換する場合を
示している。図3(D)において、破線で囲まれた部分
の白または黒の割合を計算し、その割合に対応した値を
多値画像の画素の値とすればよい。例えば、図3(D)
の入力画像において、ハッチングを施した部分を0、ハ
ッチングを施していない部分を1とすれば、出力画像の
左上隅の画素は、1の部分が3/8だけあるので、多値
画像の画素の値の最大値を255とすれば、多値画像の
この画素の値は95とすることができる。
【0018】図4は、本発明の画像処理装置の一実施例
による処理例の説明図である。ここでは、図2に示した
ものと同じ入力画像を用い、入力画像の1/2の解像度
を持つディスプレイに表示した場合の例を示している。
図4(A)に示したような、市松模様の画像は、2×2
画素ごとに1または0の割合が計算され、1/2の値を
持つ多値画像が生成される。出力される多値画像を図4
(B)に示す。画素値は、ハッチングの密度を変えて示
している。また、図4(C)に示した文字「A」の画像
も、それぞれ2×2画素ごとに1または0の割合が計算
され、図4(D)に示す多値画像が得られる。
【0019】このように、簡単な解像度変換処理であっ
ても、2値画像を多値画像で表示することにより、図2
に示した従来の画像処理装置の表示結果と比べ、図4に
示した本発明の画像処理装置の一実施例による出力のほ
うが、より忠実に入力画像を再現して表示することがで
きる。
【0020】上述の解像度変換処理では、2値画像の1
または0の割合により、多値画像の画素値を決定した
が、これに限らず、種々の方法を用いることができる。
例えば、出力画像の画素の中心から入力画像の各画素の
中心までの距離の逆数を重みとする積和を計算し、これ
をもとに画素値を決定することも可能である。また、1
次元的な解像度変換であれば、アナログ的な充放電回路
により構成することもできる。
【0021】また、2値画像から求めた値、例えば、上
述の例では、1または0の割合の値から、多値画像の画
素値への変換は、比例関係を有するような変換のほか、
種々の変換を行なうことができる。例えば、指数関数的
な関係により変換することもできるし、中間レベルでの
変化が大きく、その他の部分での変化が小さいような関
係や、逆に、中間レベルでの変化が小さくなるような関
係により変換することも可能である。この変換には、テ
ーブルを用いることにより、種々の変換曲線に対応する
ことができる。
【0022】さらに、解像度変換処理をを行なうと、出
力画像にモアレ縞が発生することがあるが、これを防ぐ
処理を付加することもできる。このほかの処理を付加す
ることももちろん可能である。
【0023】上述の説明では、画像処理の一つとして解
像度変換処理を例に説明したが、本発明はこれに限ら
ず、種々の画像処理について適用することができる。図
5は、本発明の画像処理装置の一実施例による画像の回
転処理の例の説明図である。画像処理手段1において、
図5(A)に示す矩形を45°回転させる場合を考え
る。図5(B)には、図5(A)に示した矩形を45°
回転させた状態を示しているが、矩形の周辺部は出力画
像の各画素に対応せず、欠けた状態で存在する。このよ
うな場合に、画像処理手段1は、上述の種々の手法を用
いて、図5(C)に示すような多値画像を作成し、多値
画像表示手段5へ出力する。このように、多値画像を作
成して表示することにより、入力画像をより忠実に表示
することができる。
【0024】画像処理手段1において行われる画像処理
は、このほかにも、例えば、一般的なアフィン変換や、
その他の非線形変換にも適用することができる。すなわ
ち、入力画像が2値画像の場合に、入力された2値画像
の各画素が、画像処理後の画像の各画素に1対1に対応
せず、画像処理後の画像の画素が欠けるような形で変換
される場合には、多値画像として出力するための処理を
行ない、多値画像表示手段5を介してディスプレイ6に
多値画像を表示する。これにより、どのような画像処理
であっても、入力画像をより忠実に表示することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、2値画像を画像処理するときに多値画像に変
換し、表示することにより、2値画像で表示する場合に
比べ、より忠実に入力画像を再現することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の一実施例を示す構成
図である。
【図2】 従来の画像処理装置における解像度の違いに
ともなう忠実度の問題の説明図である。
【図3】 解像度変換処理の一例の説明図である。
【図4】 本発明の画像処理装置の一実施例による処理
例の説明図である。
【図5】は、本発明の画像処理装置の一実施例による画
像の回転処理の例の説明図である。
【符号の説明】
1 画像処理手段、2 2値画像入力手段、3 多値画
像入力手段、4 2値画像表示手段、5 多値画像表示
手段、6 ディスプレイ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像を処理し、多値画像が表示可能
    な表示手段に表示させる画像処理装置において、前記入
    力画像に対して画像処理を施す画像処理手段を有し、該
    画像処理手段に2値画像が入力され、画像処理を行なう
    とき、前記2値画像の各画素と画像処理後の画像の各画
    素が1対1に対応しないとき、前記画像処理後の画像と
    して多値画像を出力することを特徴とする画像処理装
    置。
JP5139345A 1993-05-17 1993-05-17 画像処理装置 Pending JPH06324672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139345A JPH06324672A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5139345A JPH06324672A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 画像処理装置

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JPH06324672A true JPH06324672A (ja) 1994-11-25

Family

ID=15243172

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JP5139345A Pending JPH06324672A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 画像処理装置

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JP (1) JPH06324672A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8476734B2 (en) 2006-06-28 2013-07-02 Infineon Technologies Ag Semiconductor component and methods for producing a semiconductor component

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8476734B2 (en) 2006-06-28 2013-07-02 Infineon Technologies Ag Semiconductor component and methods for producing a semiconductor component
US8637378B2 (en) 2006-06-28 2014-01-28 Infineon Technologies Ag Semiconductor component and methods for producing a semiconductor component
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