JPH06324656A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH06324656A
JPH06324656A JP5113255A JP11325593A JPH06324656A JP H06324656 A JPH06324656 A JP H06324656A JP 5113255 A JP5113255 A JP 5113255A JP 11325593 A JP11325593 A JP 11325593A JP H06324656 A JPH06324656 A JP H06324656A
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JP
Japan
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video
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dither
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Pending
Application number
JP5113255A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Kawai
利彦 河合
Tatsu Kawakami
達 河上
Yoshiyuki Kasahara
良之 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5113255A priority Critical patent/JPH06324656A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コンピュータグラフィック等とともに、外部
から供給される例えばNTSC方式に準じた映像信号の
画像を表示することができる画像表示装置であって、デ
ィザ処理回路4において、奇数フィールド及び偶数フィ
ールドで異なるディザパターンを用いて上記NTSC方
式に準じた映像信号にディザ処理を施す。 【効果】 上記映像信号にディザ処理を施しているた
め、ハーフトーン等の微妙な色彩表現を可能として画質
の向上を図ることができるうえ、フィールド毎に異なる
ディザパターンを用いてディザ処理を行うため、1つの
ディザパターンでディザ処理したときに発生する周期的
ノイズを防止するとともに、解像度の向上を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータ装
置やワークステーション等の表示画面に、外部から供給
されるNTSC方式等の映像信号に応じた映像を表示す
るための画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、我が国の標準方式となっ
ているいわゆるNTSC方式に準ずる映像信号を表示す
ることができるコンピュータ装置やワークステーション
等(以下、単にワークステーションという。)が知られ
ている。
【0003】ここで、上記NTSC方式に準ずる映像信
号は、垂直同期周波数が約59.94Hz,水平同期周
波数が約15.734kHzであるのに対し、上記ワー
クステーションで取り扱う映像信号は、垂直同期周波数
が約60Hz,水平同期周波数が約488kHzとなっ
ている。
【0004】このため、上記NTSC方式に準ずる映像
信号をワークステーション内で取り扱うには、該NTS
C方式に準ずる映像信号の各同期周波数を該ワークステ
ーションで取り扱えるような周波数に変換する必要があ
る。
【0005】従来のワークステーションは、外部からN
TSC方式に準ずる映像信号が供給されるとこれをA/
D変換することにより、1画素が、3ビットのR(赤
色)用映像データ,3ビットのG(緑色)用映像デー
タ,2ビットのB(青色)用映像データから形成される
計8ビットの映像データを形成し、これをフレームメモ
リに供給する。
【0006】上記フレームメモリは1画素に対して8ビ
ットの記憶容量を有しており、上記映像データは、この
フレームメモリに一旦書き込まれる。そして、このフレ
ームメモリに書き込まれた映像データは、当該ワークス
テーションで取り扱う同期周波数となるように読み出し
速度が制御されて読み出され、ルックアップテーブルに
供給される。
【0007】上記ルックアップテーブルは、RGBに対
してそれぞれ256階調(8ビット)の色データを有し
ており、上記映像データに応じた各色用の色データをモ
ニタ装置に供給する。これにより、上記モニタ装置の表
示画面上に、上記外部から供給されるNTSC方式に準
じた映像信号の映像を表示することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記外部から
の映像データを記憶するメモリとしては、上述のワーク
ステーションをはじめ、一般的に、1画素に対して8ビ
ットの記憶容量を有するものが設けられている。このた
め、上記外部からの映像データを、RGB=3:3:2
の計8ビットとする必要があり、映像データのビット数
が少なくなることから色表現が乏しくなり、良好な画質
を得ることはできなかった。
【0009】なお、モニタ出力に対して、映像データを
実時間で切り換えて表示する手法もあるが、コンピュー
タの高速な表示機構に見合う高速なフレームメモリとD
/A変換器が別に必要となりコスト高となってしまう。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、ローコストで作製することができ、画質の
向上を図ることができるような画像表示装置の提供を目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像表示装
置は、外部から供給される映像情報に応じた色情報が記
憶されている色情報記憶手段から該色情報を読み出して
表示手段に供給することにより、該表示手段に外部から
供給される映像情報に応じた映像を表示する画像表示装
置であって、上記映像情報のディザ処理を行うディザ処
理手段を有し、上記ディザ処理手段は、上記外部から供
給される映像情報の入力段に設けられることを特徴とし
て上述の課題を解決する。
【0012】また、本発明に係る画像表示装置は、上記
ディザ処理手段は、上記外部から供給される映像情報の
フィールド毎にディザパターンを切り換えてディザ処理
を行うことを特徴として上述の課題を解決する。
【0013】
【作用】本発明に係る画像表示装置は、外部からの映像
情報の入力段に設けられているディザ処理手段が、上記
外部からの映像情報にディザ処理を施して色情報記憶手
段に供給する。上記色情報記憶手段からは、上記映像情
報に基づいて色情報が読み出され表示手段に供給される
が、上記映像情報にディザ処理が施されているため、上
記色情報記憶手段からハーフトーン等の微妙な色彩表現
を可能とする色情報を読み出すことができる。
【0014】さらに、本発明に係る画像表示装置は、上
記ディザ処理手段が、外部から供給される映像情報のフ
ィールド毎にディザパターンを切り換える。このため、
2つのディザパターンでディザ処理した映像情報で1画
像(1フレーム)を形成することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る画像表示装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0016】本発明に係る画像表示装置は、例えば図1
に示すように、コンピュータグラフィック等の他、例え
ばカメラ装置やビデオテープレコーダ装置等の外部から
のNTSC方式に準じた映像信号も表示画面上に表示す
ることができるワークステーションに適用することがで
きる。
【0017】この図1に示すワークステーションは、上
記外部からの映像信号の入力段に映像信号取り込み部
(ディザ処理手段)1が設けられており、この映像信号
取り込み部1により、以下に説明するように上記外部か
らの映像信号にディザ処理を施すようになっている。
【0018】すなわち、上記図1において、上記NTS
C方式に準じた外部からの映像信号は、入力端子13を
介して上記映像信号取り込み部1内のA/D変換器2及
びフィールド判定回路3に供給される。
【0019】上記A/D変換器2は、上記映像信号をデ
ジタル化し、それぞれ8ビットのRGBの映像データと
してディザ処理回路4に供給する。
【0020】また、上記フィールド判定回路3は、上記
外部から供給された映像信号が、奇数フィールドのもの
であるか、偶数フィールドのものであるかを判別し、こ
のフィールド判別データを上記ディザ処理回路4に供給
する。
【0021】上記ディザ処理回路4は、図2に示すよう
な構成を有しており、上記8ビットのR用映像データ
は、最下位ビットである第1ビットから最上位ビットで
ある第8ビットが、それぞれ第1〜第8ビット用の入力
端子R1〜R8に供給され、上記8ビットのG用映像デ
ータは、最下位ビットである第1ビットから最上位ビッ
トである第8ビットが、それぞれ第1〜第8ビット用の
入力端子G1〜G8に供給され、上記8ビットのB用映
像データは、最下位ビットである第1ビットから最上位
ビットである第8ビットが、それぞれ第1〜第8ビット
用の入力端子B1〜B8に供給される。
【0022】上記第1〜第8ビット用の入力端子R1〜
R8に供給されたR用映像データのうち、第1〜第3ビ
ットのR用映像データは使用されず、第4,第5ビット
のR用映像データはR用第1の加算器20Rに供給さ
れ、第6〜第8ビットのR用映像データはR用第2の加
算器21Rに供給される。
【0023】また、上記第1〜第8ビット用の入力端子
G1〜G8に供給されたG用映像データのうち、第1〜
第3ビットのG用映像データは使用されず、第4,第5
ビットのG用映像データはG用第1の加算器20Gに供
給され、第6〜第8ビットのG用映像データはG用第2
の加算器21Gに供給される。
【0024】また、上記第1〜第8ビット用の入力端子
B1〜B8に供給されたB用映像データのうち、第1〜
第4ビットのB用映像データは使用されず、第5,第6
ビットのB用映像データはB用第1の加算器20Bに供
給され、第7,第8ビットのB用映像データはB用第2
の加算器21Bに供給される。
【0025】ここで、当該ワークステーションは、例え
ば4画素の映像データ毎にディザ処理を行うようになっ
ており、図3(a)に示すような偶数フィールド用の固
定されたディザパターンと、同図(b)に示すような奇
数フィールド用の固定されたディザパターンとを有して
いる。
【0026】上記図3(a)に示す偶数フィールド用の
ディザパターンは、アドレス(X0,Y0)がレベル
“0”の閾値、アドレス(X0,Y1)がレベル“0”
の閾値、アドレス(X1,Y0)がレベル“3”の閾
値、アドレス(X1,Y1)がレベル“3”の閾値とな
っており、また、同図(b)に示す奇数フィールド用の
ディザパターンは、アドレス(X0,Y0)がレベル
“2”の閾値、アドレス(X0,Y1)がレベル“2”
の閾値、アドレス(X1,Y0)がレベル“1”の閾
値、アドレス(X1,Y1)がレベル“1”の閾値とな
っている。
【0027】上記各ディザパターンの閾値は、上記映像
データの各画素レベルの閾値であり、例えばその画素レ
ベルが上記閾値以下であれば該画素レベルは“0”とさ
れ、その画素レベルが上記閾値以上であれば該画素レベ
ルは“1”とされる。
【0028】具体的には、そのフィールドが偶数フィー
ルドの場合、上記フィールド判定回路3からはハイレベ
ルである“1”のフィールド判定データが出力され、こ
の“1”のフィールド判定データが上記図2に示す入力
端子30を介して第2のANDゲート35の一方の入力
端子に供給されるとともに、第1のインバータ32によ
り反転されローレベルである“0”のデータとして第1
のANDゲート34の一方の入力端子に供給される。
【0029】また、そのフィールドが偶数フィールドの
ため、上記図3(a)に示した偶数フィールド用のディ
ザパターンを用いるべく、X軸方向のアドレスを示す
“0”のアドレスデータと“1”のアドレスデータとが
1画素毎に入力端子31に供給される。この入力端子3
1に供給された上記各アドレスデータは、ディザパター
ンの閾値を示すための第1ビット目のデータ(A0)と
して、上記R用,G用,B用加算器20R,20G,2
0Bにそれぞれ供給されるとともに、上記第2のAND
ゲート35の他方の入力端子、及び、第2のインバータ
33により反転されて第1のANDゲート34の他方の
入力端子に供給される。
【0030】なお、上記偶数フィールド用ディザパター
ン及び奇数フィールド用ディザパターンは、図3
(a),(b)に示すように、Y軸方向に対しては同じ
数値(閾値:0,0、3,3、又は、2,2、1,1)
で、X軸方向に対してのみ数値が異なる(0,3、0,
3、又は、2,1、2,1)だけなので、図2に示す論
理回路は、Y軸方向のアドレスの入力端子を省略して形
成される。
【0031】上述のように、この偶数フィールドでは、
上記第1のANDゲート34には“0”のフィールド判
別データが供給され、上記第2のANDゲート35には
“1”のフィールド判別データが供給されている。ま
た、上記入力端子31を介して供給されるアドレスデー
タのうち、上記第1のANDゲート34に供給されるア
ドレスデータは第2のインバータ33により反転されて
供給される。
【0032】このため、上記入力端子31を介して
“0”のアドレスデータが供給された場合、上記第1,
第2のANDゲート34,35からは、共に“0”のデ
ータが出力され、また、上記入力端子31を介して
“1”のアドレスデータが供給された場合、上記第1A
NDゲート34からは“0”のデータが出力され、上記
第2のANDゲート35からは“1”のデータが出力さ
れる。
【0033】上記第1,第2のANDゲート34,35
から出力されるデータは、それぞれORゲート36に供
給される。
【0034】従って、上記入力端子31を介して“0”
のアドレスデータが供給された場合、上記ORゲート3
6からは“0”のデータが出力され、また、上記入力端
子31を介して“1”のアドレスデータが供給された場
合、上記ORゲート36からは“1”のデータが出力さ
れる。このORゲート36から出力されるデータは、上
記ディザパターンの閾値を示すための第2ビット目のデ
ータ(A1)として、上記R用,G用,B用第1の加算
器20R,20G,20Bにそれぞれ供給される。
【0035】これにより、この偶数フィールド時には、
上記第1,第2ビット目のデータA0,A1(00,1
1,00,11・・・・)で表されるディザパターンの
閾値が、1画素毎に、0,3,0,3・・・・のように
上記R用,G用,B用第1の加算器20R,20G,2
0Bにそれぞれ供給される。
【0036】また、同様にして、奇数フィールド時に
は、上記入力端子30を介して“0”のフィールド判別
データが供給されるため、上記R用,G用,B用第1の
加算器20R,20G,20Bには、上記図3(b)に
示した奇数フィールド用のディザパターンの閾値が、1
画素毎に、2,1,2,1・・・・のように供給され
る。
【0037】上記R用第1の加算器20Rは、上記2ビ
ットのディザパターンの閾値と、上記第4,第5ビット
用の入力端子R4,R5を介して供給される計2ビット
のR用映像データとを加算処理し、桁上がりが生じた場
合に“1”の桁上がりデータを、また、桁上がりが生じ
なかった場合に“0”の桁上がりデータを上記R用第2
の加算器21Rに供給する。上記R用第2の加算器21
Rは、上記桁上がりデータと、上記第6〜第8ビット用
の入力端子R6〜R8を介して供給される計3ビットの
R用映像データとを加算処理し、下位3ビットをR用映
像データとしてR用セレクタ23Rに供給し、最上位ビ
ット(MSB)を切り換えデータとして上記R用セレク
タ23Rに供給する。
【0038】上記R用セレクタ23Rには、上記R用映
像データとは別に、R用最大値データ出力回路22Rか
らの“111”の計3ビットのデータが供給されてい
る。上記R用セレクタ23Rは、上記R用第2の加算器
21Rから“1”のデータが供給された場合は、上記R
用最大値データ出力回路22Rからの“111”のデー
タを選択し、この計3ビットのデータをR用映像データ
として出力端子24Rを介して出力する。また、上記R
用セレクタ23Rは、上記R用第2の加算器21Rから
“0”のデータが供給された場合は、上記R用第2の加
算器21Rからの下位3ビットのデータを選択し、この
3ビットのデータをR用映像データとして出力端子24
Rを介して出力する。
【0039】すなわち、上記R用第2の加算器21Rで
の上記加算処理により桁上がりが生じた場合、上記R用
セレクタ23Rからは、上記R用最大値データ出力回路
22Rからの“111”の3ビットのデータがR用映像
データとして出力され、上記R用第2の加算器21Rで
の上記加算処理により桁上がりが生じなかった場合、上
記R用セレクタ23Rからは、上記R用第2の加算器2
1Rからの下位3ビットのデータがR用映像データとし
て出力される。
【0040】上記G用第1の加算器20Gは、上記2ビ
ットのディザパターンの閾値と、上記第4,第5ビット
用の入力端子G4,G5を介して供給される計2ビット
のG用映像データとを加算処理し、桁上がりが生じた場
合に“1”の桁上がりデータを、また、桁上がりが生じ
なかった場合に“0”の桁上がりデータを上記G用第2
の加算器21Gに供給する。上記G用第2の加算器21
Gは、上記桁上がりデータと、上記第6〜第8ビット用
の入力端子G6〜G8を介して供給される計3ビットの
G用映像データとを加算処理し、下位3ビットをG用映
像データとしてG用セレクタ23Gに供給し、最上位ビ
ット(MSB)を切り換えデータとして上記G用セレク
タ23Gに供給する。
【0041】上記G用セレクタ23Gには、上記G用映
像データとは別に、G用最大値データ出力回路22Gか
らの“111”の計3ビットのデータが供給されてい
る。上記G用セレクタ23Gは、上記G用第2の加算器
21Gから“1”のデータが供給された場合は、上記G
用最大値データ出力回路22Gからの“111”のデー
タを選択し、この計3ビットのデータをG用映像データ
として出力端子24Gを介して出力する。また、上記G
用セレクタ23Gは、上記G用第2の加算器21Gから
“0”のデータが供給された場合は、上記G用第2の加
算器21Gからの下位3ビットのデータを選択し、この
3ビットのデータをG用映像データとして出力端子24
Gを介して出力する。
【0042】すなわち、上記G用第2の加算器21Gで
の上記加算処理により桁上がりが生じた場合、上記G用
セレクタ23Gからは、上記G用最大値データ出力回路
22Gからの“111”の3ビットのデータがG用映像
データとして出力され、上記G用第2の加算器21Gで
の上記加算処理により桁上がりが生じなかった場合、上
記G用セレクタ23Gからは、上記G用第2の加算器2
1Gからの下位3ビットのデータがG用映像データとし
て出力される。
【0043】上記B用第1の加算器20Bは、上記2ビ
ットのディザパターンの閾値と、上記第5,第6ビット
用の入力端子B5,B6を介して供給される計2ビット
のB用映像データとを加算処理し、桁上がりが生じた場
合に“1”の桁上がりデータを、また、桁上がりが生じ
なかった場合に“0”の桁上がりデータを上記B用第2
の加算器21Bに供給する。上記B用第2の加算器21
Bは、上記桁上がりデータと、上記第7,第8ビット用
の入力端子B7,B8を介して供給される計2ビットの
B用映像データとを加算処理し、下位2ビットをB用映
像データとしてB用セレクタ23Bに供給し、最上位ビ
ット(MSB)を切り換えデータとして上記B用セレク
タ23Bに供給する。
【0044】上記B用セレクタ23Bには、上記B用映
像データとは別に、B用最大値データ出力回路22Bか
らの“11”の計2ビットのデータが供給されている。
上記B用セレクタ23Bは、上記B用第2の加算器21
Bから“1”のデータが供給された場合は、上記B用最
大値データ出力回路22Bからの“11”のデータを選
択し、この計2ビットのデータをB用映像データとして
出力端子24Bを介して出力する。また、上記B用セレ
クタ23Bは、上記B用第2の加算器21Bから“0”
のデータが供給された場合は、上記B用第2の加算器2
1Bからの下位2ビットのデータを選択し、この2ビッ
トのデータをB用映像データとして出力端子24Bを介
して出力する。
【0045】すなわち、上記B用第2の加算器21Bで
の上記加算処理により桁上がりが生じた場合、上記B用
セレクタ23Bからは、上記B用最大値データ出力回路
22Bからの“11”の2ビットのデータがB用映像デ
ータとして出力され、上記B用第2の加算器21Bでの
上記加算処理により桁上がりが生じなかった場合、上記
B用セレクタ23Bからは、上記B用第2の加算器21
Bからの下位2ビットのデータがB用映像データとして
出力される。
【0046】上述のように、上記各色用第1の加算器2
0R,20G,20Bで行われる加算処理、すなわち、
ディザ処理は、偶数フィールドと奇数フィールドとで用
いられるディザパターンが異なっている。また、偶数フ
ィールドの映像データに係る画像と、奇数フィールドの
映像データに係る画像により1枚(1フレーム)の画像
が形成される。このため、図1に示すモニタ装置12に
表示される表示画像は、図4に示すように、奇数ライン
が0,3,0,3・・・のディザパターンの閾値でディ
ザ処理したものとなり、また、偶数ラインが2,1,
2,1・・・のディザパターンの閾値でディザ処理した
ものとなる。
【0047】ここで、上記ディザ処理回路4で行うディ
ザ処理を、図5(a)に示すように、アドレス(X0,
Y0)がレベル“0”の閾値、アドレス(X0,Y1)
がレベル“2”の閾値、アドレス(X1,Y0)がレベ
ル“3”の閾値、アドレス(X1,Y1)がレベル
“1”の閾値からなる1種類の固定されたディザパター
ンで行うと、外部から供給された映像信号は、いわゆる
インターレース処理されているため、表示画像は、同図
(b)に示すように、第1ライン,第2ライン、第5ラ
イン,第6ライン・・・・が共に0,3,0,3・・・
のディザパターンの閾値でディザ処理したものとなり、
また、第3ライン,第4ライン、第7ライン,第8ライ
ン・・・・が共に2,1,2,1・・・のディザパター
ンの閾値でディザ処理したものとなる。
【0048】このような場合でも、上記ディザ処理によ
り画質の向上を図ることができるが、1つの固定された
ディザパターンでディザ処理を行うため、表示画像に周
期的なノイズが発生するうえ、解像度が悪くなってしま
う。
【0049】しかし、本実施例に係るワークステーショ
ンのように、上記2つのディザパターンを用意し、奇数
フィールド及び偶数フィールドに分けてディザ処理を行
うことにより、上記1つの固定されたディザパターンで
ディザ処理を行ったときのような周期的に発生するノイ
ズを防止して、表示画像の画質の向上とともに、解像度
の向上をも図ることができる。
【0050】次に、上記各出力端子24R,24G,2
4Bを介して出力される、3ビットのR用映像データ,
3ビットのG用映像データ,2ビットのB用映像データ
は、それぞれ図1に示すシステムバスライン14を介し
てフレームメモリ5に供給される。
【0051】上記フレームメモリ5は、例えば1画素に
対して8ビット分の記憶容量を有している。このフレー
ムメモリ5に供給された上記各映像データは、システム
コントローラ(CPU)7により、例えば14MHzの
書き込み速度で該フレームメモリ5内に書き込まれる。
【0052】このフレームメモリ5に書き込まれた各映
像データは、システムコントローラ7により、例えば1
00MHzの読み出し速度で読み出される。これによ
り、上記映像データの転送速度を、当該ワークステーシ
ョンのデータ処理速度に合った転送速度とすることがで
きる。このフレームメモリ5から読み出された映像デー
タは、ルックアップテーブル(色情報記憶手段)6に供
給される。
【0053】上記ルックアップテーブル6には、R用,
G用,B用のそれぞれ256階調(8ビット)の色デー
タが記憶されている。この各色用の色データは、上記各
色用映像データのレベルに応じて読み出されて出力され
る。すなわち、上記3ビットのR用映像データのレベル
に応じた3ビットのR用色データが上記ルックアップテ
ーブル6から読み出され、これがD/A変換器9に供給
される。また、上記3ビットのG用映像データのレベル
に応じた3ビットのG用色データが上記ルックアップテ
ーブル6から読み出され、これがD/A変換器10に供
給される。また、上記2ビットのB用映像データのレベ
ルに応じた2ビットのB用色データが上記ルックアップ
テーブル6から読み出され、これがD/A変換器11に
供給される。
【0054】上記各D/A変換器9〜11は、それぞれ
各色用色データをアナログ化しRGBの色信号を形成
し、これをモニタ装置12に供給する。上記モニタ装置
は、上記色信号に応じた画像を表示する。
【0055】なお、当該ワークステーションは、上記モ
ニタ装置12の表示画面上に、この映像データに係る画
像とともに、例えばコンピュータグラフィク等も表示で
きるようになっており、この場合は、上記コンピュータ
グラフィクに係る映像データをメインメモリ8から読み
出して上記モニタ装置12に供給し表示画面上に表示す
る。
【0056】上述のように、上記映像データにはディザ
処理が施されている。このため、上記8ビットのルック
アップテーブル6を用いながら、該ルックアップテーブ
ル6からハーフトーン等の微妙な色彩表現を可能とする
色データを読み出すことができる。従って、上記モニタ
装置12に表示される画像の色彩表現を豊富化すること
ができ、画質向上を図ることができる。
【0057】また、既存のシステムに上記ディザ処理回
路4を設けるだけの簡単な構成で実現することができる
ため、ローコスト化を図ることができる。
【0058】最後に、上述の実施例の説明では、上記デ
ィザ処理回路4は、予め設けられていることとしたが、
これは、該ディザ処理回路4をオプショナル部品として
着脱自在としてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る画像表示装置は、外部からの映像情報の入力段に
設けられているディザ処理手段が、上記外部からの映像
情報にディザ処理を施して色情報記憶手段に供給し、上
記ディザ処理の施された映像情報に基づいて色情報記憶
手段から色情報を読み出して表示手段に供給するように
している。
【0060】このため、上記ディザ処理が施された映像
情報に基づいた、ハーフトーン等の微妙な色彩表現を可
能とする色情報を上記色情報記憶手段から読み出すこと
ができ、画質の向上を図ることができる。
【0061】さらに、本発明に係る画像表示装置は、上
記ディザ処理手段が、外部から供給される映像情報のフ
ィールド毎にディザパターンを切り換えてディザ処理を
行うため、2つのディザパターンでディザ処理した映像
情報で1画像(1フレーム)を形成することができ、表
示する映像の解像度の向上を図ることができる。
【0062】また、既存のシステムに上記ディザ処理手
段を設けるだけで作製することができるため、ローコス
ト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示装置をワークステーショ
ンに適用した場合の実施例のブロック図である。
【図2】上記実施例に係るワークステーションに設けら
れているディザ処理回路のブロック図である。
【図3】上記ディザ処理回路で行われるディザ処理に用
いられる2種類のディザパターンを示す図である。
【図4】上記2種類のディザパターンをフィールド毎に
切り換えてディザ処理を行うことにより形成された1フ
レーム分の画像を示す模式図である。
【図5】上記ディザ処理回路で1種類のディザパターン
を用いて形成した場合における1フレーム分の画像を示
す模式図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・映像信号取り込み部 2・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 3・・・・・・・・・・・・・フィールド判定回路 4・・・・・・・・・・・・・ディザ処理回路 5・・・・・・・・・・・・・フレームメモリ 6・・・・・・・・・・・・・ルックアップテーブル 7・・・・・・・・・・・・・システムコントローラ 8・・・・・・・・・・・・・メインメモリ 9〜11・・・・・・・・・・D/A変換器 12・・・・・・・・・・・・モニタ装置 13・・・・・・・・・・・・外部からの映像信号の入
力端子 14・・・・・・・・・・・・システムバスライン 20R・・・・・・・・・・・R用第1の加算器 20G・・・・・・・・・・・G用第1の加算器 20B・・・・・・・・・・・B用第1の加算器 21R・・・・・・・・・・・R用第2の加算器 21G・・・・・・・・・・・G用第2の加算器 21B・・・・・・・・・・・B用第2の加算器 22R・・・・・・・・・・・R用最大値データ出力回
路 22G・・・・・・・・・・・G用最大値データ出力回
路 22B・・・・・・・・・・・B用最大値データ出力回
路 23R・・・・・・・・・・・R用セレクタ 23G・・・・・・・・・・・G用セレクタ 23B・・・・・・・・・・・B用セレクタ 30・・・・・・・・・・・・フィールド判別データの
入力端子 31・・・・・・・・・・・・アドレスデータの入力端
子 32,33・・・・・・・・・第1,第2のインバータ 34,35・・・・・・・・・第1,第2のANDゲー
ト 36・・・・・・・・・・・・ORゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される映像情報に基づい
    て、該映像情報に応じた色情報が記憶されている色情報
    記憶手段から該色情報を読み出して表示手段に供給する
    ことにより、該表示手段に外部から供給される映像情報
    に応じた映像を表示する画像表示装置であって、 上記映像情報のディザ処理を行うディザ処理手段を有
    し、 上記ディザ処理手段は、上記外部から供給される映像情
    報の入力段に設けられることを特徴とする画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ディザ処理手段は、上記外部から供
    給される映像情報のフィールド毎にディザパターンを切
    り換えてディザ処理を行うことを特徴とする請求項1記
    載の画像表示装置。
JP5113255A 1993-05-14 1993-05-14 画像表示装置 Pending JPH06324656A (ja)

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