JP4093599B2 - 画像処理装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像のフリッカーを低減するための画像処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)が安価になり、PCを利用してタイトルを作成、編集するためのタイトル画像作成装置が考案されている。また、一方で、CD−ROMが普及し、PCで扱える画像ソースが簡単に入手することが可能になった。ところが、そのような画像は、PC用のノンインタレースモニターに表示することを前提に作成されているため、NTSC(PAL)用のインタレースモニターに表示すると垂直方向で細かい縞、極端な例として、横方向の1ライン分の幅の細い線がフリッカーを起こし、そのままでは、フリッカーが激しく、非常に見づらいものになってしまう。
【0003】
また、PC用のフォトレタッチ(画像加工)アプリケーションには、画像をボカすフィルタの機能が用意されていることが多い。ところが、そのフィルタは、(3×3)、(5×5)、・・・等のガウス係数を持った正方マトリクスを用いて処理を行うため、フリッカー除去の必要が無い横方向(水平方向)にまでフィルタ処理を施すため、本来の画像よりボケてしまい画像全体が解像度の低いものにしかならない問題があった。
【0004】
さらに、インタレース画像の、例えば奇数フィールドに相当するラインのみを使用し、ノンインタレース画像を表示することも可能だが、垂直方向の解像度が1/2となるため、画像全体として解像度の低いものにしかならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、3Dのコンピュータグラフィックスのアプリケーションから高解像度の画像を作り出したり、CD−ROMから鮮明な画像を取り出しても、ガウシャンフィルタを通過させると、フリッカーは除去されるが水平方向の解像度が低下する。
【0006】
従って、この発明の目的は、これらの問題を鑑みて、ビデオ信号の特性を考慮した、ボケの少ないフィルタを考慮することで、フリッカーを低減することができる画像処理装置および方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、インターレース方式の画像データを入力する入力手段と、入力手段より入力された画像データにおいて垂直方向に連続する第1、第2および第3の画素データの値に対して、第1、第2および第3の係数をそれぞれ乗じて加算するローパスフィルタを有し、第1および第3の画素データの値の平均値と第2の画素データの値の差に基づいて、第1、第2および第3の係数を可変する垂直方向のローパスフィルタ処理を行うフリッカー低減手段と、フリッカー低減手段から出力された画像をインターレース方式で表示させる表示手段とからなることを特徴とする画像処理装置である。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、インターレース方式の画像データを入力する入力ステップと、入力ステップより入力された画像データにおいて垂直方向に連続する第1、第2および第3の画素データの値に対して、第1、第2および第3の係数をそれぞれ乗じて加算するローパスフィルタを有し、第1および第3の画素データの値の平均値と第2の画素データの値の差に基づいて、第1、第2および第3の係数を可変する垂直方向のローパスフィルタ処理を行うフリッカー低減ステップと、フリッカー低減ステップから出力された画像をインターレース方式で表示させる表示ステップとからなることを特徴とする画像処理方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1に、この実施例の概略的構成を示す。1で示すPCは、PC本体にフロッピーディスクドライブ(以下、FDDと称する)2、CD−ROM3および内蔵ハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)4が設けられている。また、PC専用のためノンインタレース方式のPC用モニター5がPC1と接続されている。ビデオカメラ6および再生用VTR7は、PC1へビデオ信号を伝送する。通常、このビデオ信号は、インタレース方式のモニターへ出力されるため、インタレース方式として奇数フィールドおよび偶数フィールドから構成される。PC1は、このインタレース方式のビデオ信号を受信し、後述するようにノンインタレース方式のビデオ信号へ変換してPC用モニター5へ出力する。
【0010】
そして、インタレース方式からノンインタレース方式へ変換された画像は、PC用モニター5へ写し出される。これらノンインタレース画像は、CD−ROM3などから読み出された画像と同じように取り扱われ、ビデオ用モニター8および録画用VTR9へ出力する場合、インタレース方式へ変換する必要がある。このとき、計算によって得られた画像は、1ライン単位まではっきりと区別のつく画像を再生することが可能なため、そのような画像をメモリに直接転送し、NTSC(PAL)のインタレース方式で表示するとフリッカーを生じてしまう。
【0011】
よって、後述するようにユーザによってフィルタの強さが選択され、静止画が見やすくなるようにディジタル画像データを修正した後、ディジタル画像データをメモリに転送し、メモリから読み出されたインタレース方式のディジタル画像データがビデオ用モニター8へ出力されることが可能となる。また、そのディジタル画像データを録画用VTR9へ転送し、録画することも可能となる。また、この実施例では、スイッチャー10を使用してユーザが外部で画像の合成の制御を行うことが可能とされている。
【0012】
ここで、ビデオカメラ6と再生用VTR7からの画像を合成した画像にスーパーインポーズを使用して文字を入れるためのより具体的な構成を図2に示す。21で示す入力端子からフォアグランド画像(FRGD)が供給され、そのフォアグランド画像は、A/D変換器24を介して、ディジタル画像データとされ、このディジタル画像データがビデオプロセッサ27へ供給される。ビデオプロセッサ27の制御の下に、DRAM(フレームメモリ)28にこのディジタル画像データがコンポーネントデータとして取り込まれる。このフォアグランド画像は、一例としてビデオカメラ6の出力である。ただし、FDD2、CD−ROM3または内蔵HDD4などに記録されている画像データをPC1によって、フレーム毎に転送される画像データの場合もある。
【0013】
ビデオプロセッサ27は、DRAM28を制御するとともに、ISAバスにも接続されており、ビデオプロセッサ27のメモリに取り込まれたディジタル画像データに対してCPUがランダムアクセスすることが可能となっている。従って、DRAM28に取り込まれた画像データを内蔵HDD4に格納したり、逆にハードディスク上の静止画像をDRAM28にロードして表示することも可能である。また、後述するフリッカーの除去は、CPUのソフトウェア処理あるいはビデオプロセッサ27内のハードウェアによって行われる。そして、1画素が16ビットのフォアグランド画像は、DRAM28からビデオプロセッサ27を介してクロマキーコントローラ32へ供給される。
【0014】
同様に、入力端子22からバックグランド画像(BKGD)が供給され、そのバックグランド画像は、A/D変換器25を介して、ビデオプロセッサ29およびスイッチ31の他方の入力端子へ供給される。このバックグランド画像は、再生用VTR7の再生出力である。また、上述のフォアグランド画像と同様に、FDD2、CD−ROM3および内蔵HDD4などに記録されている画像データをPC1によって、フレーム毎に転送される画像データの場合もある。ビデオプロセッサ29の制御の下にDRAM(フレームメモリ)30にこのディジタル画像データがコンポーネントデータとして取り込まれる。
【0015】
ビデオプロセッサ29は、DRAM30を制御するとともに、ISAバスにも接続されており、ビデオプロセッサ29のメモリに取り込まれたディジタル画像データに対してCPUがランダムアクセスすることが可能となっている。従って、DRAM30に取り込まれた画像データを内蔵HDD4に格納したり、逆にハードディスク上の静止画像をDRAM30にロードして表示することも可能である。また、後述するフリッカーの除去は、CPUのソフトウェア処理あるいはビデオプロセッサ29内のハードウェアによって行われる。そして、1画素が16ビットのバックグランド画像は、DRAM30からビデオプロセッサ29を介してスイッチ31の一方の入力端子へ供給される。
【0016】
スイッチ31では、同期信号に応じてA/D変換器25からの画像およびビデオプロセッサ29からの画像の一方が選択され、クロマキーコントローラ32へ供給される。
【0017】
上述した入力端子21、22からの2系統のアナログ動画像をA/D変換し、それぞれの1フレーム分をDRAM28、30(動画メモリ)に取り込み、基準となる読出同期信号に従って、再びDRAM28、30より読み出す。ビデオプロセッサ27、29からの出力は、一例としてインタレース方式の静止画像である。また、その2系統の画像データは、後述するクロマキーコントローラ32において、8ビットの係数に従って、ワイプなどの合成がなされる。
【0018】
そして、入力端子22から供給されるバックグランド画像は、スイッチ26の一方の入力端子に供給され、そのスイッチ26の他方の入力端子には入力端子23から基準同期信号(REF.)が供給される。
【0019】
ここで、スイッチ26は、基準同期信号が入力されていれば、基準同期信号が供給されている他方の入力端子が選択され、同期検出回路33において、同期検出がなされる。検出された同期信号は、読出制御回路34に供給され、読出制御回路34において、基準となる読出同期信号が生成される。この生成された読出同期信号が出力端子35を介して、同期信号処理回路(図示せず)へ伝送される。基準同期信号が入力されていなければ、スイッチ26は、一方の入力端子を選択し、バックグランド画像の同期信号を基準信号として使用する。この場合、バックグランド画像の同期信号およびシステムのSyncジェネレータの自走周期の一方を基準として使用するかをユーザが選択するようにしても良い。
【0020】
また、グラフィックアクセラレータ36では、コンピュータグラフィックなどからタイトルとして画像と合成される文字データが発生し、その文字データは、文字ビットマップデータとしてVRAM(Y)37、VRAM(U/V)38に格納される。また、文字データの混合比と対応する係数α1がVRAM39に格納されるとともに、画像データの混合比と対応する係数α2がVRAM40に格納される。
【0021】
このグラフィックアクセラレータ36は、PC1とPCIバスを介しても接続されており、VRAM37〜40に対してCPUがランダムアクセス可能とされている。また、このVRAM37、38は、文字を表示する以外にも、内蔵HDD4上に格納されている静止画データを表示したり、グラフィカルユーザインタフェース(以下、GUIと称する)画面を表示するために用いることが可能である。また、後述するフリッカーの除去のためのフィルタリング処理は、CPUのソフトウェア処理あるいはグラフィックアクセラレータ36内のハードウェアによって行われる。
【0022】
VRAM(Y)37およびVRAM(U/V)38から出力される文字データは、変換(422to444)回路41へ供給され、Y:U:V=4:2:2(以下、YUV422と称する)のコンポーネント信号からY:U:V=4:4:4(以下、YUV444と称する)のコンポーネント信号へ変換され、ディジタルミキサー43へ供給される。VRAM39から出力される係数α1は、文字と画像を合成するための混合比を決定する8ビットのデータであり、ディジタルミキサー43およびキー信号コントローラ44へ供給される。
【0023】
VRAM40からの係数α2は、2つの画像を合成するための混合比を決定する8ビットのデータであり、クロマキーコントローラ32へ供給される。クロマキーコントローラ32では、ビデオプロセッサ27から供給されたフォアグランド画像とスイッチ31を介されたバックグランド画像とを合成する。通常、ブルー(またはグリーン)バックを前にした人物などのフォアグランド画像と風景などのバックグランド画像とが合成される。クロマキーコントローラ32の出力がディジタルビデオミキサー42へ供給される。ディジタルビデオミキサー42では、文字データと対応する係数α1を用いて、文字データの部分のレベルがより下げられる。例えば、黒レベルとされる。このディジタルビデオミキサー42の出力がディジタルミキサー43に供給される。
【0024】
ディジタルミキサー43では、VRAM39からの係数α1に応じて、YUV444の文字データとディジタルビデオミキサー42からの画像データが合成される。合成されたディジタル画像データ、すなわちタイトル画像データは、ディジタルミキサー43に含まれるD/A変換器からアナログのMONITOR信号として出力端子49に取り出されるとともに、D/A変換器46を介してPGM(プログラム)信号として出力端子48に取り出される。このPGM信号は、合成されたディジタル画像データ(タイトル画像データ)であり、MONITOR信号は、文字のみ、動画のみ、またはその合成結果の3種類の中から選択した画像である。また、マウスカーソルなどを表示する、オーバーレイの機能も有している。
【0025】
VRAM39からの係数α1は、ディジタルミキサー43のみならず、キー信号コントローラ44にも供給される。係数α1(キー信号)は、文字を画像に合成する際に使用する8ビットのデータである。外部の合成器(スイッチャー10)にこのキー信号とPGM信号を入力し、スイッチャー10において、画像に文字をインポーズする手法もあるため、このキー信号は、D/A変換器45を介して出力端子47に取り出される。キー信号コントローラ44は、外部に出力されるキー信号のゲインなどを調整するために設けられている。
【0026】
すなわち、この一実施例は、係数α1、α2に応じた「静止画+静止画+文字」のディジタル画像データをD/A変換し、ビデオカメラ6および再生用VTR7から入力されたビデオ信号と同じNTSC(もしくはPAL)規格のビデオ信号を出力するものである。
【0027】
上述した一実施例において、タイトル画像の作成のために一例として、下記のような画像データを使用することができる。
【0028】
コンピュータグラッフィク:レタリングなどの計算で得られた画像
GUI:CPUからビデオプロセッサ、グラフィックアクセラレータを経由して、直接メモリに描写した画像
特殊な動画像をキャプチャリングした静止画:細かい文字が多く表示されているような画像、細かい横縞が表示されている画像
【0029】
しかしながら、これらの画像の場合では、インタレース画像としてビデオ用モニター8に表示した場合、フリッカーが目立つ問題がある。このフリッカーを除去するために、この発明では、後述するフィルタリング処理を画像データに対して施す。この実施例では、ビデオプロセッサ27、29およびグラフィックアクセラレータ36は、PCのバスに接続されているので、メモリに対してCPUがランダムアクセス可能であり、フリッカーの除去のための処理をハードウェアまたはソフトウェアの何れでも実現することが可能である。
【0030】
ここで、フリッカーを除去するためのフィルタリング処理の一例を図3を用いて説明する。ビデオ信号のフリッカーは、奇数フィールドと偶数フィールドとの間で輝度信号のレベル差が大きいときに生じる現象である。従って、縦方向(垂直方向)に対してのみフィルタを通過させることでフリッカーは、除去できる。そして、インタレース方式であることを考えると、目的とする偶数フィールドの画素(y)と、その上下の奇数フィールドの画素(y−1、y+1)との間でフィルタをかければ、フリッカーは、除去できる。これらのことから、単純に係数分配したときのフィルタを通過させる際の計算式を下記に示す。
【0031】
フィルタH(フリッカーが多い場合、1:2:1のフィルタを用いる)
Y´(y)=1/4{Y(y−1)+2Y(y)+Y(y+1)} (1)
フィルタL(フリッカーが少ない場合、1:4:1のフィルタを用いる)
Y´(y)=1/6{Y(y−1)+4Y(y)+Y(y+1)} (2)
但し、y:縦方向の座標
Y(y):その位置の輝度値
Y´(y):新しい輝度値
【0032】
この式(1)および式(2)でそれぞれ示される処理の選択は、ユーザによって、切り換えられる。この例のフィルタは、サイズの大きな画像を単純に間引いて縮小したような場合、間引かれた画像の全画素に対して無条件に作用させるものである。
【0033】
次に、この発明で使用されるフィルタの他の例を図4を用いて説明する。ここで、図4Aは、奇数フィールド(odd )と偶数フィールド(even)とを合成した1フレームの画面を示し、図4Bは、その1フレームの画面の縦方向(垂直方向)に連続した各ラインと画素の輝度値とを示したものである。図4Aに示すように、注目している点がeven0のラインのある点とすると、その上下のodd 0とodd 1の2つの点の平均値、すなわち、図4Bにおいて(×)で示す値を算出し、算出された点と実際の輝度値の位置との差分の絶対値(l)に応じて、どの程度の強さのフィルタを通過させるかを判断するものである。
【0034】
even0上の輝度値がodd 0とodd 1の平均となる値(×)を持てば、滑らかに輝度が変化し、フリッカーを生じない。しかしながら、図4Bの例では、even0上の輝度値が(×)の値とかなり相違する値であるので、フリッカーを生じる。そこで、この他の例では、図5に示すように、フィルタによるフリッカー除去の程度を切り換えられる。ユーザによる切り換えは、微弱、弱、中、強の4段階の選択である。各選択された段階において、差分の絶対値(l)に応じてフィルタ処理が切り換えられる。すなわち、(80<l)、(40<l≦80)、(20<l≦40)、(l≦20)の4段階が差分の絶対値(l)としきい値とによって切り換えられる。このときのしきい値は、16進数で表されている。
【0035】
そして、図5において、「そのまま」は、フィルタリング処理を何等行わないことであり、「1:2:1」は、上述の式(1)に従った処理であり、「1:4:1」は、上述の式(2)に従った処理である。この例では、「1:2:1」の処理が選択されると、フリッカー除去の効果が大である。
【0036】
この実施例では、フォアグランド画像とバックグランド画像とを合成した後、タイトル画像(文字データ)の合成を行ったが、フォアグランド画像とバックグランド画像の合成は、この発明にとって必ずしも必要ではない。
【0037】
また、この実施例では、供給された動画がビデオプロセッサ27、29を介して、静止画として、フリッカー除去が行われているが、静止画に限らず、動画としてフリッカー除去を行うことも可能である。
【0038】
【発明の効果】
この発明に依れば、フリッカーを除去することができ、然も正方フィルタを施した画像と比べ、横方向(水平方向)の解像度は、高いまま保つことができ、また、1フィールドの画像のみを使用する方法と比べ、縦方向(垂直方向)の解像度の劣化を防止することができる。
【0040】
さらに、この発明に依れば、CD−ROM、フォトCD、フォトMD等の映像の品質を保持したまま、この映像をPCとテレビモニター方式(NTSC、PAL)で共用することが可能となる。また、フリッカーを低減できるので、PCのGUIを一般のテレビモニターに表示し、オペレーションさせることが可能になる。これらの点から、ホームユースPCに対してこの発明によるタイトル作成機能を搭載することは、有用なことである。
【0041】
そして、この発明を使用すれば、一般家庭にコンピュータを導入する場合、テレビモニター(もしくはハイビジョンモニター)を利用することが可能となるため、より購入しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像信号変換装置の一実施例を示す概略図である。
【図2】この発明に係るパーソナルコンピュータの一例を示すブロック図である。
【図3】この発明に係るフィルタの説明に用いる一例の略線図である。
【図4】この発明に係るフィルタの説明に用いる一例の略線図である。
【図5】この発明に係るフィルタの係数の関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
2 フォロッピーディスクドライブ
3 CD−ROM
4 内蔵ハードディスクドライブ
5 PC用モニター
6 ビデオカメラ
7 再生用VTR
8 ビデオ用モニター
9 録画用VTR
10 スイッチャー
Claims (2)
- インターレース方式の画像データを入力する入力手段と、
上記入力手段より入力された上記画像データにおいて垂直方向に連続する第1、第2および第3の画素データの値に対して、第1、第2および第3の係数をそれぞれ乗じて加算するローパスフィルタを有し、上記第1および第3の画素データの値の平均値と上記第2の画素データの値の差に基づいて、上記第1、第2および第3の係数を可変する垂直方向のローパスフィルタ処理を行うフリッカー低減手段と、
上記フリッカー低減手段から出力された画像をインターレース方式で表示させる表示手段と
からなることを特徴とする画像処理装置。 - インターレース方式の画像データを入力する入力ステップと、
上記入力ステップより入力された上記画像データにおいて垂直方向に連続する第1、第2および第3の画素データの値に対して、第1、第2および第3の係数をそれぞれ乗じて加算するローパスフィルタを有し、上記第1および第3の画素データの値の平均値と上記第2の画素データの値の差に基づいて、上記第1、第2および第3の係数を可変する垂直方向のローパスフィルタ処理を行うフリッカー低減ステップと、
上記フリッカー低減ステップから出力された画像をインターレース方式で表示させる表示ステップと
からなることを特徴とする画像処理方法。
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JP23611695A JP4093599B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 画像処理装置および方法 |
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- 1995-08-22 JP JP23611695A patent/JP4093599B2/ja not_active Expired - Fee Related
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