JP2007072157A - メモリ内蔵カラーフラットパネルディスプレイ用ドライバのメモリ削減手法、及び回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】
メモリを内蔵したFPD用ドライバシステムにおいて、より少ないメモリ容量で高階調(多色カラー表示)可能なメモリ削減手法、及び回路の提供
【解決手段】
色の3原色であるR、G、B空間から色差情報を用いた表示系に変換し、人間の目は色差よりも輝度の成分に敏感であるという特性に着目し、輝度情報により多くのデータを割り当て、色差情報を間引く手法として、ウエーブレット変換が高周波成分も保持した状態で圧縮可能な特性に着目し、ウエーブレット変換を用いて情報を保持。
【選択図】 図1
メモリを内蔵したFPD用ドライバシステムにおいて、より少ないメモリ容量で高階調(多色カラー表示)可能なメモリ削減手法、及び回路の提供
【解決手段】
色の3原色であるR、G、B空間から色差情報を用いた表示系に変換し、人間の目は色差よりも輝度の成分に敏感であるという特性に着目し、輝度情報により多くのデータを割り当て、色差情報を間引く手法として、ウエーブレット変換が高周波成分も保持した状態で圧縮可能な特性に着目し、ウエーブレット変換を用いて情報を保持。
【選択図】 図1
Description
本発明は、1画素複数ビット分の表示データを記憶できる表示メモリ容量を有したカラー表現可能なFPD用ドライバシステムのメモリ削減に関するものである。
携帯端末向けFPD(液晶パネル、有機EL等)用ドライバとしては、FPDシステムの低消費電力化を図る(表示制御に対するMPUアクセス等の削減)為、一般的には、画面メモリを内蔵したドライバが使用されている。
一方、階調としては、R,G,B各々6bit表示(2**6×2**6×2**6=64×64×64=262,144;約26万色)が一般的であるが、必要なメモリ容量の収納はチップ面積の増大、及び消費電力削減の妨げ、更にコストアップの要因となっている。
また、携帯電話では、チップ面積、及び消費電力の制限もあり、階調を犠牲にせざるを得ないケースもある。
従って、より少ないメモリ容量で高階調(多色カラー表示)を実現することが求められている。
従来は、必要な容量のメモリを内蔵するか、携帯電話等では、チップ面積、及び消費電力の制限もあり、R,G,B各々のビット数を単純に削減、又はメモリに入力する前に、ディザ/誤差拡散等の擬似階調技術を用いて、R,G,B各々のビット数を削減し、メモリ容量削減を図っていた。
ところが、必要な容量のメモリを内蔵すると、チップ面積の増大、及び消費電力削減の妨げ、さらにコストアップの要因となり、ビット数を単純に削減すると階調(カラー表示色)を犠牲にする必要がある。
また、ディザ/誤差拡散等の擬似階調技術は、ドット単位単独で階調を制御しているのではなく画面のそれぞれの部分をある塊としてみてノイズを印加して階調が増加した様に見せている。
従って、従来のディザ/誤差拡散等の擬似階調技術は、パソコン等の一定の距離を置いて見る場合は問題にならないが、携帯電話等近くで見る必要のある装置に適用した時、充分な階調が認識できないという問題が生じていた。
本発明は、チップ占有面積、及び消費電力制限、更にコスト要求に答える為、より少ないメモリ容量で高階調(多色カラー表示)、かつ携帯電話等近くで見た時も、充分な階調が認識できるメモリ削減手法、及び回路を提供する事を目的とする。
目的を達成する為に、本発明のメモリ削減手法は、色の3原色であるRGB空間から色差情報を用いた表示系(例えば輝度信号(Y)、輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度成分と青色成分の差(V)のYUV空間等)に変換し、人間の目は色差よりも輝度の変化に敏感であるという特性に着目し、輝度情報により多くのデータを割り当て、色差情報を間引いた情報をメモリに蓄える事によりメモリを有効利用しメモリの削減を実現。
更に、色差情報を間引いたことにより発生する文字表示等境目を際立たせる必要のあるケースでの色ズレに対しては、ウエーブレット変換が高周波成分も保持した状態で圧縮可能な特性に着目し、ウエーブレット変換を用いて情報を保持することにより対応。
また、本発明に係るメモリ内蔵FPD用ドライバ回路は、ドライバ回路に入力される色の3原色であるRGB空間から色差情報を用いた表示系(例えば輝度信号(Y)、輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度信号と青色成分の差(V)のYUV空間等)に変換する手段と、輝度情報により多くのデータを割り当て、色差情報を間引く手段とを備え、輝度情報により多くのデータを割り当て、色差情報を間引いた情報をメモリに蓄えることによりメモリを有効利用することを特徴としている。
更に、色差情報を間引いた情報をメモリに蓄える手段として、ウエーブレット変換回路を用いて圧縮し、情報を保持することを特徴としている。
また、本発明に係るメモリ内蔵FPD用ドライバ回路は、ウエーブレット変換された色差情報を用いた表示系(例えば輝度信号(Y)、輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度信号と青色成分の差(V)のYUV空間等)信号に対して、ウエーブレット逆変換手段、及び、色差情報を用いた表示系から、色の3原色であるRGB空間に変換する手段とを備えた事を特徴としている。
以上説明した様に、本発明によれば人間の目は色差よりも輝度の変化に敏感であるという特性に着目し、輝度情報により多くのデータを割り当てている為、携帯電話等近くでみる必要がある場合でも、充分な階調が認識でき、更に、色差情報を間引いた情報をメモリに蓄えることによりメモリを有効利用し、より少ないメモリ容量で高階調(多色カラー表示)を実現する事が可能で、チップ面積占有、及び消費電力削減、更にコスト面で効果大。
更に、色差情報を間引いたことにより発生する文字表示等境目を際立たせる必要のあるケースでの色ズレに対しては、ウエーブレット変換を用いて情報を保持している為、表示情報の制限なく対応可能である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるドライバ回路の概略回路ブロック図であって、第1の実施例である。なお、画面サイズはQVGA(240ドット×320ライン)、表示色はR、G、B各々6ビットで(2**6)×(2**6)×(2**6)=262,144色、外部とのインターフェースはMPUインターフェースとする。
図1において、1は外部MPUからメモリアドレス、色の3原色であるR、G、Bデータ等を受信し、関連回路に指示をだすMPUインターフェース回路、2は受信したR、G、Bを輝度信号Y、輝度信号と赤色成分の差U、輝度信号と青色成分の差Vに変換するRGB⇒YUV変換回路、なお、変換は特願2001-104522号に記載されている以下の式を使用することにより簡単に変換することができる。
Y=(R+G)/2
U=R−G
V=−G+B
Y=(R+G)/2
U=R−G
V=−G+B
また、Y信号はそのまま後述する画面メモリに貯えられるが、U、V信号は後述するウエーブレット変換回路でウエーブレット変換が実行されて画面メモリに貯えられる。3はY、U、V信号を、後述のウエーブレット変換を実施する2×2マトリックスのセグメントa、b、c、dに振り分けるデータセレクタ1回路、4は発振回路、5は後述のウエーブレット変換を実施する2×2マトリックスのセグメントaの位置の情報を貯える第一のFIFO1メモリ、6は後述のウエーブレット変換を実施する2×2マトリックスのセグメントbの位置の情報を貯える第二のFIFO2メモリ、7は後述のウエーブレット変換を実施する2×2マトリックスのセグメントcの位置の情報を一旦保持するFF(フリップフロップ)、8は矩形アドレスを設定し、ウエーブレット変換に渡すデータを制御する矩形アドレス設定回路、9は8矩形アドレス設定回路の指示で、2×2マトリックスのセグメントa、b、c、dの位置データを選択し、Y信号は画面メモリに、U信号、V信号ウエーブレット変換回路に出力するデータセレクタ2回路、10はU、V情報に対してウエーブレット変換を実施するウエーブレット変換回路、11は後述のウエーブレット逆変換を実施するウエーブレット逆変換2回路、12は画面メモリを制御するメモリ制御回路、13はウエーブレット変換後のY、U、Vを貯える画面メモリ、14はドット単位のタイミングをコントロールするドットマトリックスタイミングコントローラ回路、
15は2ロウ分単位で読み出されたデータをラッチするラッチ、16は順次2×2のマトリクスデータ1セットを選ぶデータセレクタ3回路、17はウエーブレット逆変換を実施するウエーブレット逆変換1回路、18は順次Yデータを選択するデータセレクタ4回路、19はウエーブレット逆変換からから出力される2×2マトリックスA、B、C、Dの位置にあるデータを選択するデータセレクタ5回路、20はY、U、VをR、G、Bに変換するYUV⇒RGB変換回路、なお、変換は特願2001-104522号に記載されている以下の式を使用することにより簡単に変換することができる。
G=Y−U/2
R=G+U
B=G+V
21はR、G、B各々の階調を制御するグラデーションコントロール回路、22はコラム方向のドライバで外部のFPDを駆動するコラムドライバ、23はロウ方向のスキャンを制御するスキャン制御回路、24はロウ方向のドライバで外部のFPDを駆動するロウドライバである。
G=Y−U/2
R=G+U
B=G+V
21はR、G、B各々の階調を制御するグラデーションコントロール回路、22はコラム方向のドライバで外部のFPDを駆動するコラムドライバ、23はロウ方向のスキャンを制御するスキャン制御回路、24はロウ方向のドライバで外部のFPDを駆動するロウドライバである。
次に、図2を用いて本発明のウエーブレット変換の実施例について詳細に説明する。
本実施例1では、ウエーブレット変換単位として2×2のマトリックスとし、変換前のマトリックスの各成分には図2に示すようにa、b、c、dを割り付け、変換後のマトリックスの各成分には図2に示すようにA、B、C、Dを割り付ける事とする。入力は6ビットの為、a,b,c,dには、U、Vそれぞれ6ビットが貯えられている。変換後は、U、VそれぞれAに7ビット、B、Cに2ビット、Dには1ビットとなる様にウエート付けをし、ウエーブレット変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換。
A=(a+b+c+d+0x02)>>2
B=(a-b+c-d+0x11)>>6
C=(a+b-c-d+0x11)>>6
D=(a-b-c+d+0x21)>>7
なお、>>は、右方向へのシフト(割り算)を表す。
上式で、Aは2ビットシフト(÷4)の為、0x02を足して四捨五入し、結果は符号付きの7ビットとなる。B、Cは6ビットシフト(÷64)の為、0x11を足して四捨五入し、結果は2ビットとなる。Dは7ビットシフト(÷128)の為、0x21を足して四捨五入し、結果は1ビットとなる。
以上より、変換後のU+Vは、Aの位置で7+7=14ビット、Bの位置で2+2=4ビット、Cの位置で1+1=2ビットで、U+Vの4ドット分の合計はA+B+C+D=14+4+4+2=24ビットとなり、一方変換前のU+Vは、a、b、c、d各々の位置で、6+6=12ビットで、U+Vの4ドット分の合計はa+b+c+d=12×4=48ビットの為、U+Vのデータは本変換により24/48=1/2に圧縮される。
本実施例1では、ウエーブレット変換単位として2×2のマトリックスとし、変換前のマトリックスの各成分には図2に示すようにa、b、c、dを割り付け、変換後のマトリックスの各成分には図2に示すようにA、B、C、Dを割り付ける事とする。入力は6ビットの為、a,b,c,dには、U、Vそれぞれ6ビットが貯えられている。変換後は、U、VそれぞれAに7ビット、B、Cに2ビット、Dには1ビットとなる様にウエート付けをし、ウエーブレット変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換。
A=(a+b+c+d+0x02)>>2
B=(a-b+c-d+0x11)>>6
C=(a+b-c-d+0x11)>>6
D=(a-b-c+d+0x21)>>7
なお、>>は、右方向へのシフト(割り算)を表す。
上式で、Aは2ビットシフト(÷4)の為、0x02を足して四捨五入し、結果は符号付きの7ビットとなる。B、Cは6ビットシフト(÷64)の為、0x11を足して四捨五入し、結果は2ビットとなる。Dは7ビットシフト(÷128)の為、0x21を足して四捨五入し、結果は1ビットとなる。
以上より、変換後のU+Vは、Aの位置で7+7=14ビット、Bの位置で2+2=4ビット、Cの位置で1+1=2ビットで、U+Vの4ドット分の合計はA+B+C+D=14+4+4+2=24ビットとなり、一方変換前のU+Vは、a、b、c、d各々の位置で、6+6=12ビットで、U+Vの4ドット分の合計はa+b+c+d=12×4=48ビットの為、U+Vのデータは本変換により24/48=1/2に圧縮される。
次に、本発明のウエーブレット逆変換の実施例について詳細に説明する。
U、VはAには7ビット、B、Cには2ビット、Dには1ビット貯えられているのを、逆変換後のU、Vはa、b、c、dにはそれぞれ6ビットとなる様ウエーブレット逆変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換する事により可能。
a=A+(B+C)<<5+D<<6
b=A+(-B+C)<<5-D<<6
c=A+(B-C)<<5-D<<6
d=A+(-B-C)<<5+D<<6
なお、<<は、左方向へのシフト(掛け算)を表す。
U、VはAには7ビット、B、Cには2ビット、Dには1ビット貯えられているのを、逆変換後のU、Vはa、b、c、dにはそれぞれ6ビットとなる様ウエーブレット逆変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換する事により可能。
a=A+(B+C)<<5+D<<6
b=A+(-B+C)<<5-D<<6
c=A+(B-C)<<5-D<<6
d=A+(-B-C)<<5+D<<6
なお、<<は、左方向へのシフト(掛け算)を表す。
図3に従来手法と本発明の画面メモリに貯えられている一状態を示す。
従来手法では、R、G、B各6bit、1画面分の容量320×240分、合計=6×3×320×240=1,382,400bit占有し、一方本発明では、4ドット分でY=6×4=24、
U=7+2+2+1=12、V=7+2+2+1=12bitの小計=24+12+12=48bitであるから、1画面分の容量320×240分では、合計=(48/4)×320×240=921,600bit占有となり、従来手法に比べて画面メモリ容量が921,600/1,382,400=2/3に圧縮できる。
従来手法では、R、G、B各6bit、1画面分の容量320×240分、合計=6×3×320×240=1,382,400bit占有し、一方本発明では、4ドット分でY=6×4=24、
U=7+2+2+1=12、V=7+2+2+1=12bitの小計=24+12+12=48bitであるから、1画面分の容量320×240分では、合計=(48/4)×320×240=921,600bit占有となり、従来手法に比べて画面メモリ容量が921,600/1,382,400=2/3に圧縮できる。
次に、図1のドライバ回路の概略回路ブロック図を用いて、本発明の動作を説明する。
まず始めに、画面メモリ書き込み動作について説明する。MPUからはスタート及びエンドアドレスが与えられて矩形の描画領域が指定され、その後描画データを受信する事とする。図1に示すように、外部MPUからのスタート及びエンドアドレス(x座標、y座標)は、MPUインターフェース回路1に入力され、MPUインターフェース回路1で、アドレスと判断されると、矩形アドレス設定回路8にx座標、y座標が転送される。
その後描画データであるR、G、Bを受け取り、R、G、B⇒Y、U、V変換回路2に転送する。R、G、B⇒Y、U、V変換回路2でY、U、V信号に変換され、データセレクタ1回路3で2×2のマトリクス成分a、b、c、dの位置に対応してデータが振り分けられ、aの位置の時はFIFO1メモリ5に、bの位置の時は、FIFO2メモリ6に貯え、cの位置の時はFF7に一旦貯え、次のタイミングで、データセレクタ2回路9に転送し、dの位置の時は、データセレクタ2回路9に直接転送する。
その後描画データであるR、G、Bを受け取り、R、G、B⇒Y、U、V変換回路2に転送する。R、G、B⇒Y、U、V変換回路2でY、U、V信号に変換され、データセレクタ1回路3で2×2のマトリクス成分a、b、c、dの位置に対応してデータが振り分けられ、aの位置の時はFIFO1メモリ5に、bの位置の時は、FIFO2メモリ6に貯え、cの位置の時はFF7に一旦貯え、次のタイミングで、データセレクタ2回路9に転送し、dの位置の時は、データセレクタ2回路9に直接転送する。
矩形アドレス設定回路8では、受け取ったx座標、y座標を、2×2のマトリクス毎にまとめ、各々2で割ったX=x/2、Y=y/2をマトリックス単位のアドレスとする。
図4は、矩形アドレス設定回路8、データセレクタ2回路9、及びウエーブレット逆変換2回路10の動作を説明するフローチャートの一部であって、このフローチャートを参照しながら矩形アドレス設定回路8、データセレクタ2回路9、及びウエーブレット逆変換2回路10の動作を説明する。
図4は、矩形アドレス設定回路8、データセレクタ2回路9、及びウエーブレット逆変換2回路10の動作を説明するフローチャートの一部であって、このフローチャートを参照しながら矩形アドレス設定回路8、データセレクタ2回路9、及びウエーブレット逆変換2回路10の動作を説明する。
まず、条件Xstart=Xend、Ystart=Yendが成立するか否かを判断(S1)し、Yesであれば、2×2のマトリックス内でクローズしていると判断できる為、次にx(start)=x(end)、y(start)=y(end)で、点か線かの確認をする(S2)。x(start)=x(end)、y(start)=y(end)がYesであれば、点と判断でき、aの位置か、bの位置か、cの位置か、dの位置か確認し、aの位置(S3)であれば、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でb、c、dの値を求めて、転送されてきたaと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S4)。bの位置(S5)であれば、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でa、c、dの値を求めて、転送されてきたbと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S6)。cの位置(S7)であれば、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でa、b、dの値を求めて、転送されてきたcと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S8)。a、b、cの位置でなければ、dの位置と判断できる為、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でa、b、cの値を求めて、転送されてきたdと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S9)。
次に、x(start)=x(end)、y(start)=y(end)がNoであれば、線と判断でき、(x、y)座標のスタートアドレス、及びエンドアドレスをチェックする(S10)。スタートアドレスがaの位置(S11)の時、エンドアドレスがbの位置かcの位置かを確認し(S12)、bの位置(S13)であれば、横線と判断でき、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でc、dの値を求めて、転送されてきたa、bと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S14)。cの位置(S15)であれば、縦線と判断でき、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でb、dの値を求めて、FIFO1メモリ5に貯えられていたa、及び転送されてきたcと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S16)。エンドアドレスがbの位置でも、cの位置でもなければ、dの位置と判断でき、2×2のマトリックスの塗りつぶしの為、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11からのデータは不要で、FIFO1メモリ5に貯えられていたaの位置の値、FIFO2メモリ6に貯えられていたbの位置の値、及び転送されて一旦FF7に保持されていたcの位置の値、及びdの位置の値をウエーブレット変換回路10に送る(S17)。スタートアドレスがaの位置でなければ、bの位置かどうか確認し(S18)、bの位置であれば、縦線と判断でき、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でa、cの値を求めて、FIFO1メモリに貯えられていたbの位置のデータ、及び転送されてきたdの位置のデータと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S19)。スタートアドレスがaの位置でも、bの位置でもなければ、cの位置と判断でき、2×2のマトリックスの塗りつぶしの為、メメモリより該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でa、bの位置のデータを求めて、転送されてきたc、dの位置のデータと共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S20)。
次に、条件Xstart=Xend、Ystart=YendがNoであれば、スタートアドレスをチェックし(S21)、aの位置(S22)であれば、エンドアドレスがa、b、c、dのどの位置にあるかをチェックし(S23)、エンドアドレスがdの位置(S24)の場合は、図5の(1)に示す様に、マトリックスがきれいに矩形内に収まるので、X=Xend、Y=Yend(S25)の時は、ウエーブレット逆変換2回路11からのデータは不要で、FIFO1メモリ5に貯えられていたaの位置の値、FIFO2メモリ6に貯えられていたbの位置の値、及び転送されて一旦FF7に保持されていたcの位置の値、dの位置の値をウエーブレット変換回路10に送り(S26)、矩形エリアの最終アドレスの為、動作を終了する。X=Xend、Y=Yendの条件が成立しない時は、FIFO1メモリ5に貯えられていたaの位置の値、FIFO2メモリ6に貯えられていたbの位置の値、転送されて一旦FF7に保持されていたcの位置の値、及びdの位置の値をウエーブレット変換回路10に送り、X=Xend、Y=Yendの条件が成立するまで繰り返す。エンドアドレスがcの位置(S28)の場合は、図5の(2)に示す様に、X座標のend位置が縦線となる為、X=Xend、Y=Yend(S29)の時は、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でb、dの位置の値を求めて、FIFO1メモリ5に貯えられていたaの位置の値、及び転送されて一旦FF7に保持されていたcの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送り(S30)、矩形エリアの最終アドレスの為、動作を終了する。X=Xend(S31)の時は、動作はX=Xend、Y=Yendの時と同様の動作(S32)であるが、動作アドレスがYは+1され、Xは矩形内での先頭にもどる。X=Xendでない時は、FIFO1メモリ5に貯えられていたaの位置の値、FIFO2メモリ6に貯えられていたbの位置の値、及び転送されて一旦FF7に保持されていたcの位置の値、dの位置の値をウエーブレット変換回路10に送る(S33)。エンドアドレスがbの位置(S34)の場合は、図5の(3)に示す様に、Y座標のend位置が横線となる為、X=Xend、Y=Yend(S35)の時は、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でc、dの位置の値を求めて、転送されてきたa、bと共に、ウエーブレット変換回路に送り(S36)、矩形エリアの最終アドレスの為、動作を終了する。Y=Yend(S37)の時は、動作はX=Xend、Y=Yendの時と同様の動作(S38)であるが、動作アドレスがXは+1される。Y=Yendでない時は、FIFO1メモリ5に貯えられていたaの位置の値、FIFO2メモリ6に貯えられていたbの位置の値、及び転送されて一旦FF7に保持されていたcの位置の値、dの位置の値をウエーブレット変換回路10に送る(S39)。エンドアドレスがdの位置、cの位置、bの位置のどれでもない時はaの位置と判断でき。詳細は割愛するが、上に述べた動作と同じ様な考えで、図5の(4)に示す条件を満足させる様に制御する。
次に、スタートアドレスをチェックし、bの位置(S40)であれば、aの位置にあった時と、同じ様にエンドアドレスがa、b、c、dのどの位置にあるかをチェックし(S41)、エンドアドレスがaの位置(S42)の場合は、図5の(5)に示す様に、X座標のstart位置とend位置が縦線、Y座標のend位置が横線となる。X=Xend、Y=Yend(S43)の時は、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でb、c、dの位置の値を求めて、転送されてきたaと共に、ウエーブレット変換回路10に送り(S44)、矩形エリアの最終アドレスの為、動作を終了する。X=Xend(S45)の時は縦線となる為、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路でb、dの位置の値を求めて、FIFO1メモリ5に貯えられいたaの位置の値、及び転送されてきたcの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S46)。Y=Yend(S47)で、X=Xstart(S48)の時は、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でa、c、dの位置の値を求めて、転送されてきたbの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S49)。Y=Yendで、X=Xstartでない時は横線となる為、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路11でc、dの位置の値を求めて、転送されてきたa、bの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S50)。Y=Yendでなく、X=Xstart(S51)の時も縦線となる為、画面メモリ13より該当する2×2のマトリックスのA、B、C、Dを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路でa、cの位置の値を求めて、FIFO2メモリに貯えられていたbの位置の値、及び転送されてきたdの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S52)。上記いずれの条件にも当てはまらない時は、ウエーブレット逆変換2回路からのデータは不要で、FIFO1メモリ5に貯えられていたaの位置の値、FIFO2メモリに貯えられていたbの位置の値、及び一旦FF7に保持されていたcの位置の値、転送されてきたdの位置の値をウエーブレット変換回路10に送る(S53)。
次に、エンドアドレスがb,c,dの位置にあった時も、詳細は割愛するが、上に述べた動作と同じ様な考えで、制御できる。
次に、スタートアドレスが、cの位置にあり、エンドアドレスがa、b、c、d各々の位置にあった時、更に、スタートアドレスが、dの位置にあり、エンドアドレスがa、b、c、d各々の位置にあった時も、詳細は割愛するが、上に述べた動作と同じ様な考えで、制御できる。
なお、データセレクタ2回路9で、a、b、c、dの位置のデータが集められ、各々Y、U、Vデータに振り分けられている。
データセレクタよりウエーブレット変換回路10に転送されてきたU、Vデータはウエーブレット変換回路10により、ウエーブレット変換されたデータが、矩形アドレス設定回路8とメモリ制御回路12が連動して、画面メモリ13に記憶される。
次に、表示動作について説明する。まず、表示タイミングにあわせて、画面メモリ13の表示データが2ライン(ロー)分、同時に読み出され、ラッチ回路15にラッチされる。次に、データセレクタ3回路16で、2×2のマトリックスデータ1セット選ばれ、ウエーブレット逆変換1回路17に転送され、ウエーブレット逆変換1回路17で逆変換される。なお、データセレクタ3回路16で、順次2×2のマトリクスデータ1セットが選ばれる。次にデータセレクタ4回路18で、Y信号が順次選ばれ、ウエーブレット逆変換回路17でU、V信号各々2ロー分のデータが出力せるので、データセレクタ5回路19でU、V信号各々1ロー毎に取り出して、Y信号、U信号、V信号がYUV⇒RGB変換回路20に転送される。YUV⇒RGB変換回路20で、Y、U、V信号がR、G、B信号に変換され、グラデーションコントロール回路21に転送される。
グラデーションコントロール回路21では、表示タイミングにあわせて、D/A変換回路でビットに対応したアナログの信号に変換して、コラムドライバ22を経由してFPDに出力される。
ロウ方向に対しては、スキャン制御回路23に同期して、ロウドライバ24を経由してFPDに出力される。
グラデーションコントロール回路21では、表示タイミングにあわせて、D/A変換回路でビットに対応したアナログの信号に変換して、コラムドライバ22を経由してFPDに出力される。
ロウ方向に対しては、スキャン制御回路23に同期して、ロウドライバ24を経由してFPDに出力される。
次に、ウエーブレット変換を1×2のマトリックスとした本発明の第2の実施例を図6から図10を用いて説明する。
なお、表示色はR、G、B各々8ビットで、(2**8)×(2**8)×(2**8)=16、777、216色とし、画面サイズ、外部とのインタフェースは第一の実施と同様の条件とする。
なお、表示色はR、G、B各々8ビットで、(2**8)×(2**8)×(2**8)=16、777、216色とし、画面サイズ、外部とのインタフェースは第一の実施と同様の条件とする。
図6は、本発明の一実施形態におけるドライバ回路の概略ブロック図であって、第2の実施例である。
図6において、31は外部MPUからメモリアドレス、色の3原色であるR、G、Bデータ等を受信し、関連回路に指示をだすMPUインターフェース回路、32は受信したR、G、Bを輝度信号Y、輝度信号と赤色成分の差U、輝度信号と青色成分の差Vに変換するRGB⇒YUV変換回路、なお、変換は特願2001-104522号に記載されている以下の式を使用することにより簡単に変換することができる。
Y=(R+G)/2
U=R−G
V=−G+B
図6において、31は外部MPUからメモリアドレス、色の3原色であるR、G、Bデータ等を受信し、関連回路に指示をだすMPUインターフェース回路、32は受信したR、G、Bを輝度信号Y、輝度信号と赤色成分の差U、輝度信号と青色成分の差Vに変換するRGB⇒YUV変換回路、なお、変換は特願2001-104522号に記載されている以下の式を使用することにより簡単に変換することができる。
Y=(R+G)/2
U=R−G
V=−G+B
また、Y信号はそのまま後述する画面メモリに貯えられるが、U、V信号は後述するウエーブレット変換回路でウエーブレット変換が実行されて画面メモリに貯えられる。33はY、U、V信号を、後述のウエーブレット変換を実施する1×2マトリックスのセグメントa、bに振り分けるデータセレクタ1回路、34は発振回路、35は後述のウエーブレット変換を実施する1×2マトリックスのセグメントaの位置の情報を一旦保持するFF、36は矩形アドレスを設定し、ウエーブレット変換に渡すデータを制御する矩形アドレス設定回路、37は36矩形アドレス設定回路の指示で、1×2マトリックスのセグメントa、bの位置データを選択し、Y信号は画面メモリに、U信号、V信号ウエーブレット変換回路に出力するデータセレクタ2回路、38はU、V情報に対してウエーブレット変換を実施するウエーブレット変換回路、39は後述のウエーブレット逆変換を実施するウエーブレット逆変換2回路、40は画面メモリを制御するメモリ制御回路、41はウエーブレット変換後のY、U、Vを貯える画面メモリ、42はドット単位のタイミングをコントロールするドットマトリックスタイミングコントローラ回路、
43はロウ単位で読み出されたデータをラッチするラッチ、44は順次1×2のマトリクスデータ1セットを選ぶデータセレクタ3回路、45はウエーブレット逆変換を実施するウエーブレット逆変換1回路、46は順次Yデータを選択するデータセレクタ4回路、47はウエーブレット逆変換からから出力される1×2マトリックスA、Bの位置にあるデータを選択するデータセレクタ5回路、48はY、U、VをR、G、Bに変換するYUV⇒RGB変換回路、なお、変換は特願2001-104522号に記載されている以下の式を使用することにより簡単に変換することができる。
G=Y−U/2
R=G+U
B=G+V
49はR、G、B各々の階調を制御するグラデーションコントロール回路、50はコラム方向のドライバで外部のFPDを駆動するコラムドライバ、51はロウ方向のスキャンを制御するスキャン制御回路、52はロウ方向のドライバで外部のFPDを駆動するロウドライバである。
G=Y−U/2
R=G+U
B=G+V
49はR、G、B各々の階調を制御するグラデーションコントロール回路、50はコラム方向のドライバで外部のFPDを駆動するコラムドライバ、51はロウ方向のスキャンを制御するスキャン制御回路、52はロウ方向のドライバで外部のFPDを駆動するロウドライバである。
次に、図7を用いて本発明の第2の実施例のウエーブレット変換の実施例について詳細に説明する。
本実施例2では、ウエーブレット変換単位として1×2のマトリックスとし、変換前のマトリックスの各成分には図7に示すようにa、bを割り付け、変換後のマトリックスの各成分には図7に示すようにA、Bを割り付ける事とする。入力は8ビットの為、a,bには、U、Vそれぞれ8ビットが貯えられている。変換後は、U、VそれぞれAに6ビット、Bに4ビットとなる様にウエート付けをし、ウエーブレット変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換。
A=(a+b+0x04)>>3
B=(a-b+0x10)>>5
なお、>>は、右方向へのシフト(割り算)を表す。
上式で、Aは3ビットシフト(÷8)の為、0x04を足して四捨五入し、結果は符号付きの6ビットとなる。Bは5ビットシフト(÷32)の為、0x10を足して四捨五入し、結果は2ビットとなる。
以上より、変換後のU+Vは、Aの位置で6+6=12ビット、Bの位置で4+4=8ビットで、U+Vの2ドット分の合計はA+B=12+8=20ビットとなり、一方変換前のU+Vは、a、b各々の位置で、8+8=16ビットで、U+Vの2ドット分の合計はa+b=16×2=32ビットの為、U+Vのデータは本変換により20/32=5/8に圧縮される。
本実施例2では、ウエーブレット変換単位として1×2のマトリックスとし、変換前のマトリックスの各成分には図7に示すようにa、bを割り付け、変換後のマトリックスの各成分には図7に示すようにA、Bを割り付ける事とする。入力は8ビットの為、a,bには、U、Vそれぞれ8ビットが貯えられている。変換後は、U、VそれぞれAに6ビット、Bに4ビットとなる様にウエート付けをし、ウエーブレット変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換。
A=(a+b+0x04)>>3
B=(a-b+0x10)>>5
なお、>>は、右方向へのシフト(割り算)を表す。
上式で、Aは3ビットシフト(÷8)の為、0x04を足して四捨五入し、結果は符号付きの6ビットとなる。Bは5ビットシフト(÷32)の為、0x10を足して四捨五入し、結果は2ビットとなる。
以上より、変換後のU+Vは、Aの位置で6+6=12ビット、Bの位置で4+4=8ビットで、U+Vの2ドット分の合計はA+B=12+8=20ビットとなり、一方変換前のU+Vは、a、b各々の位置で、8+8=16ビットで、U+Vの2ドット分の合計はa+b=16×2=32ビットの為、U+Vのデータは本変換により20/32=5/8に圧縮される。
次に、本発明の第2の実施例のウエーブレット逆変換の実施例について詳細に説明する。
U、VはAには6ビット、Bには4ビット貯えられているのを、逆変換後のU、Vはa、bにはそれぞれ8ビットとなる様ウエーブレット逆変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換する事により可能。
a=(A<<2)+(B<<4)
b=(A<<2) - (B<<4)
なお、<<は、左方向へのシフト(掛け算)を表す。
U、VはAには6ビット、Bには4ビット貯えられているのを、逆変換後のU、Vはa、bにはそれぞれ8ビットとなる様ウエーブレット逆変換を実施。具体的には、以下の式に従って変換する事により可能。
a=(A<<2)+(B<<4)
b=(A<<2) - (B<<4)
なお、<<は、左方向へのシフト(掛け算)を表す。
図8に従来手法と本発明の画面メモリに貯えられている一状態を示す。
従来手法では、R、G、B各8bit、1画面分の容量320×240分、合計=8×3×320×240=1,843,200bit占有し、一方本発明では、2ドット分でY=8×2=16、
U=6+4=10、V=6+4=10bitの小計=16+10+10=36bitであるから、1画面分の容量320×240分では、合計=(36/2)×320×240=1,382,400bit占有となり、従来手法に比べて画面メモリ容量が1,382,400/1,843,200=3/4に圧縮できる。
従来手法では、R、G、B各8bit、1画面分の容量320×240分、合計=8×3×320×240=1,843,200bit占有し、一方本発明では、2ドット分でY=8×2=16、
U=6+4=10、V=6+4=10bitの小計=16+10+10=36bitであるから、1画面分の容量320×240分では、合計=(36/2)×320×240=1,382,400bit占有となり、従来手法に比べて画面メモリ容量が1,382,400/1,843,200=3/4に圧縮できる。
次に、図6の第二の実施例のドライバ回路の概略回路ブロック図を用いて、本発明の動作を説明する。
まず始めに、画面メモリ書き込み動作について説明する。MPUからはスタート及びエンドアドレスが与えられて矩形の描画領域が指定され、その後描画データを受信する事とする。図6に示すように、外部MPUからのスタート及びエンドアドレス(x座標、y座標)は、MPUインターフェース回路31に入力され、MPUインターフェース回路31で、アドレスと判断されると、矩形アドレス設定回路36にx座標、y座標が転送される。
その後描画データであるR、G、Bを受け取り、R、G、B⇒Y、U、V変換回路32に転送する。R、G、B⇒Y、U、V変換回路32でY、U、V信号に変換され、データセレクタ1回路33で1×2のマトリクス成分a、bの位置に対応してデータが振り分けられ、aの位置の時はFF35に一旦貯え、次のタイミングで、データセレクタ2回路37に転送し、bの位置の時は、データセレクタ2回路37に直接転送する。
その後描画データであるR、G、Bを受け取り、R、G、B⇒Y、U、V変換回路32に転送する。R、G、B⇒Y、U、V変換回路32でY、U、V信号に変換され、データセレクタ1回路33で1×2のマトリクス成分a、bの位置に対応してデータが振り分けられ、aの位置の時はFF35に一旦貯え、次のタイミングで、データセレクタ2回路37に転送し、bの位置の時は、データセレクタ2回路37に直接転送する。
矩形アドレス設定回路36では、受け取ったx座標、y座標を、1×2のマトリクス毎にまとめ、x座標は2で割ったX=x/2、y座標はそのままのY=yをマトリックス単位のアドレスとする。
図9は、矩形アドレス設定回路36、データセレクタ2回路37、及びウエーブレット逆変換2回路39の動作を説明するフローチャートであって、このフローチャートを参照しながら矩形アドレス設定回路36、データセレクタ2回路37、及びウエーブレット逆変換2回路39の動作を説明する。
図9は、矩形アドレス設定回路36、データセレクタ2回路37、及びウエーブレット逆変換2回路39の動作を説明するフローチャートであって、このフローチャートを参照しながら矩形アドレス設定回路36、データセレクタ2回路37、及びウエーブレット逆変換2回路39の動作を説明する。
まず、条件Xstart=Xend、Ystart=Yendが成立するか否かを判断(S61)し、Yesであれば、1×2のマトリックス内でクローズしていると判断できる為、次にx(start)=x(end)、y(start)=y(end)で、点か線かの確認をする(S62)。x(start)=x(end)、y(start)=y(end)がYesであれば、点と判断でき、aの位置か、bの位置か確認し、aの位置(S63)であれば、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でbの位置の値を求めて、転送されてきたaの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路38に送る(S64)。aの位置でなければ、bの位置と判断できる為、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でaの位置の値を求めて、転送されてきたbの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路38に送る(S65)。
次に、x(start)=x(end)、y(start)=y(end)がNoであれば、線と判断でき、転送されてきたaの位置の値を一旦FF35に保持し、bの位置の値が転送されてきたタイミングでbの値と共に、ウエーブレット変換回路38に送る(S66)。
次に、条件Xstart=Xend、Ystart=YendがNoであれば、スタートアドレスをチェックし(S67)、aの位置(S68)であれば、エンドアドレスがa、bどちらの位置にあるかをチェックし(S69)、エンドアドレスがbの位置(S70)の場合は、図10の(1)に示す様に、マトリックスがきれいに矩形内に収まるので、X=Xend、Y=Yend(S71)の時は、ウエーブレット逆変換2回路39からのデータは不要で、転送されてきたaの位置の値を一旦FF35に保持し、bの位置の値が転送されてきたタイミングでbの値と共に、ウエーブレット変換回路38に送り(S72)、矩形エリアの最終アドレスの為、動作を終了する。X=Xend、Y=Yendの条件が成立しない時は、転送されてきたaの位置の値を一旦FF35に保持し、bの位置の値が転送されてきたタイミングでbの値と共に、ウエーブレット変換回路38に送り(S73)、X=Xend、Y=Yendの条件が成立するまで繰り返す。エンドアドレスがbの位置でない時はaの位置と判断でき、図10の(2)に示す様に、X座標のend位置が縦線となる。X=Xend、Y=Yend(S74)の時は、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でbの位置の値を求めて、転送されてきたaの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路38に送り(S75)、矩形エリアの最終アドレスの為、動作を終了する。X=Xend(S76)の時は縦線となる為、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でbの位置の値を求めて、転送されてきたaの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路38に送る(S77)。X=Xendでない時は、転送されてきたaの位置の値を一旦FF35に保持し、bの位置の値が転送されてきたタイミングでbの値と共に、ウエーブレット変換回路38に送る(S78)。
次に、スタートアドレスをチェックし、aの位置になければ、bの位置にあったと判断でき、aの位置にあった時と、同じ様にエンドアドレスがa、bのどちらの位置にあるかをチェックし(S79)、エンドアドレスがaの位置(S80)の場合は、図10の(3)に示す様に、X座標のstart位置とend位置が縦線となる。X=Xend、Y=Yend(S81)の時は、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でbの位置の値を求めて、転送されてきたaと共に、ウエーブレット変換回路38に送り(S82)、矩形エリアの最終アドレスの為、動作を終了する。X=Xend(S83)の時は縦線となる為、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39bの位置の値を求めて、転送されてきたaの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路38に送る(S84)。X=Xstart(S85)の時は、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でaの位置の値を求めて、転送されてきたbの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S86)。で、X=Xstartでない時は、一旦FF7に保持されていたaの位置の値、転送されてきたbの位置の値をウエーブレット変換回路10に送る(S87)。
次に、エンドアドレスがaの位置に無かったときは、bの位置にあると判断でき、図10の(4)に示す様に、X座標のstart位置が縦線となる。X=Xend、Y=Yend(S88)の時は、転送されてきたaの位置の値を一旦FF35に保持し、bの位置の値が転送されてきたタイミングでbの値と共に、ウエーブレット変換回路38に送る(S89)。
X=Xstart(S90)の時は、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でaの位置の値を求めて、転送されてきたbの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S91)。X=Xstartでない時は、一旦FF7に保持されていたaの位置の値、転送されてきたbの位置の値をウエーブレット変換回路10に送る(S92)。
X=Xstart(S90)の時は、画面メモリ41より該当する1×2のマトリックスのA、Bを読み出して、ウエーブレット逆変換2回路39でaの位置の値を求めて、転送されてきたbの位置の値と共に、ウエーブレット変換回路10に送る(S91)。X=Xstartでない時は、一旦FF7に保持されていたaの位置の値、転送されてきたbの位置の値をウエーブレット変換回路10に送る(S92)。
なお、データセレクタ2回路37で、a、bの位置のデータが集められ、各々Y、U、Vデータに振り分けられている。
データセレクタ2回路37よりウエーブレット変換回路38に転送されてきたU、Vデータはウエーブレット変換回路40により、ウエーブレット変換されたデータが、矩形アドレス設定回路36とメモリ制御回路40が連動して、画面メモリ41に記憶される。
次に、表示動作について説明する。まず、表示タイミングにあわせて、画面メモリ41の表示データが1ライン(ロウ)分、同時に読み出され、ラッチ回路43にラッチされる。次に、データセレクタ3回路44で、1×2のマトリックスデータ1セット選ばれ、ウエーブレット逆変換1回路45に転送され、ウエーブレット逆変換1回路45で逆変換される。なお、データセレクタ3回路44で、順次1×2のマトリクスデータ1セットが選ばれる。次にデータセレクタ4回路46で、Y信号が順次選ばれ、ウエーブレット逆変換回路45でU、V信号各々2コラム分のデータが出力されるので、データセレクタ5回路47でU、V信号各々1コラム毎に取り出して、Y信号、U信号、V信号がYUV⇒RGB変換回路48に転送される。YUV⇒RGB変換回路48で、Y、U、V信号がR、G、B信号に変換され、グラデーションコントロール回路49に転送される。
グラデーションコントロール回路49では、表示タイミングにあわせて、D/A変換回路でビットに対応したアナログの信号に変換して、コラムドライバ50を経由してFPDに出力される。
ロウ方向に対しては、スキャン制御回路51に同期して、ロウドライバ52を経由してFPDに出力される。
グラデーションコントロール回路49では、表示タイミングにあわせて、D/A変換回路でビットに対応したアナログの信号に変換して、コラムドライバ50を経由してFPDに出力される。
ロウ方向に対しては、スキャン制御回路51に同期して、ロウドライバ52を経由してFPDに出力される。
なお、上記実施例では、ウエーブレット変換単位を、2×2マトリックス、及び1×2マトリックスとしたが、ウエーブレット変換単位は、これに限定されるものではなく、例えば、1×4マトリクスにする事も可能である。また、ウエーブレットのかけ方も、実施例1、実施例2に限定されるものではない。例えば、実施例2では、U、VそれぞれAに6ビット、Bに4ビットを割り当てたが、Aに7ビット、Bに3ビットを割り当てても、同様の効果が得られる。さらに、Aに6ビット、Bに2ビット割り当てると、実施例2で得られたより以上のメモリの削減が実現できる。
更に、実施例1、実施例2では、入力としては、R、G、B入力を想定しているが、本発明は入力として、R、G、B入力に限定するものではなく、外部のMPU等で、本発明の方法で、ウエーブレット変換をかけたY、U、V等の色差情報を用いた表示系が入力のシステムも対象となる。
1.MPUインタフェース回路
2.RGB⇒YUV変換回路
3.データセレクタ1回路
4.発振回路
5.FIFO1メモリ
6.FIFO2メモリ
7.FF(フリップフロップ)
8.矩形アドレス設定回路
9.データセレクタ2回路
10.ウエーブレット変換回路
11.ウエーブレット逆変換2回路
12.メモリ制御回路
13.画面メモリ
14.ドットタイミングコントローラ回路
15.ラッチ
16.データセレクタ3回路
17.ウエーブレット逆変換1回路
18.データセレクタ4回路
19.データセレクタ5回路
20.YUV⇒RGB変換回路
21.グラデーションコントロール回路
22.コラムドライバ
23.スキャン制御回路
24.ロウドライバ
2.RGB⇒YUV変換回路
3.データセレクタ1回路
4.発振回路
5.FIFO1メモリ
6.FIFO2メモリ
7.FF(フリップフロップ)
8.矩形アドレス設定回路
9.データセレクタ2回路
10.ウエーブレット変換回路
11.ウエーブレット逆変換2回路
12.メモリ制御回路
13.画面メモリ
14.ドットタイミングコントローラ回路
15.ラッチ
16.データセレクタ3回路
17.ウエーブレット逆変換1回路
18.データセレクタ4回路
19.データセレクタ5回路
20.YUV⇒RGB変換回路
21.グラデーションコントロール回路
22.コラムドライバ
23.スキャン制御回路
24.ロウドライバ
Claims (3)
- 1画素複数ビット分の表示データを記憶できる表示メモリ容量を有したカラー表現可能なフラットパネルディスプレイ(以下FPDと呼ぶ)用ドライバシステムの表示データ記憶方法において、色の3原色であるRGB空間から色差情報を用いた表示系(例えば輝度信号(Y)、輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度信号と青色成分の差(V)のYUV空間等)に変換し、輝度情報により多くのデータを割り当て、色差情報については、ウエーブレット変換を用いて圧縮し、情報を保持することを特徴とするメモリ削減方法。
- 1画素複数ビット分の表示データを記憶できる表示メモリ容量を有したカラー表示可能なFPD用ドライバ回路において、ドライバ回路に入力される色の3原色であるRGB空間から色差情報を用いた表示系(例えば輝度信号(Y)、輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度信号と青色成分の差(V)のYUV空間等)に変換する手段と、輝度情報により多くのデータを割り当てる手段と、色差情報を圧縮する手段として、ウエーブレット変換手段とを備え、輝度情報により多くのデータを割り当て、色差情報を間引いた情報をメモリに蓄えることによりメモリを有効利用することを特徴とするメモリ内蔵FPD用ドライバ回路。
- 1画素複数ビット分の表示データを記憶できる表示メモリ容量を有したカラー表示可能なFPD用ドライバ回路において、請求項1で処理された情報に対応したウエーブレット逆変換手段、及び、色差情報を用いた表示系(例えば輝度信号(Y)、輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度信号と青色成分の差(V)のYUV空間等)から、色の3原色であるRGB空間に変換する手段とを備えた事を特徴とするメモリ内蔵FPD用ドライバ回路。
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JP2007178850A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Seiko Epson Corp | 画像出力ドライバic |
JP2007178851A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Seiko Epson Corp | 画像コントロールic |
CN101866638A (zh) * | 2010-07-09 | 2010-10-20 | 北京理工大学 | 一种led背光源驱动控制信号的确定方法 |
-
2005
- 2005-09-07 JP JP2005258967A patent/JP2007072157A/ja active Pending
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JP2007178851A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Seiko Epson Corp | 画像コントロールic |
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