JPH0632462A - 用紙端面規制装置 - Google Patents
用紙端面規制装置Info
- Publication number
- JPH0632462A JPH0632462A JP18921692A JP18921692A JPH0632462A JP H0632462 A JPH0632462 A JP H0632462A JP 18921692 A JP18921692 A JP 18921692A JP 18921692 A JP18921692 A JP 18921692A JP H0632462 A JPH0632462 A JP H0632462A
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- JP
- Japan
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- movable
- sheet
- along
- belt
- pair
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】用紙の両側端面に当接して用紙端を規制する用
紙端面規制装置において、構成部品を極力少なくし、安
価で組み立て易くする。 【構成】手差しトレイTの本体21には、一対のスリッ
ト23a、23bが左右対称に設けられると共に、用紙
積載面21a上をスリット23a、23bに沿って移動
自在な一対の可動規制板24a、24bが配設されてい
る。更に、可動規制板24a、24bを左右対称に移動
させるべく連結する連結移動手段として、本体21の裏
面側には、可動規制板24a、24bの一方に一端26
aが固着され、もう一方に他端26bが固着された可撓
性のベルト26が配設され、裏板22の内面側には、ベ
ルト26を変形保持しつつ所定の経路に沿って摺動案内
する一対のガイドリブ28a、28bが配設されてい
る。
紙端面規制装置において、構成部品を極力少なくし、安
価で組み立て易くする。 【構成】手差しトレイTの本体21には、一対のスリッ
ト23a、23bが左右対称に設けられると共に、用紙
積載面21a上をスリット23a、23bに沿って移動
自在な一対の可動規制板24a、24bが配設されてい
る。更に、可動規制板24a、24bを左右対称に移動
させるべく連結する連結移動手段として、本体21の裏
面側には、可動規制板24a、24bの一方に一端26
aが固着され、もう一方に他端26bが固着された可撓
性のベルト26が配設され、裏板22の内面側には、ベ
ルト26を変形保持しつつ所定の経路に沿って摺動案内
する一対のガイドリブ28a、28bが配設されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置や複写機
等に装填された用紙の側端面を規制する用紙端面規制装
置に係り、特には用紙の両側端面に当接して用紙端を規
制する一対の可動規制板を左右対称に移動させる連結移
動機構の改良に関する。
等に装填された用紙の側端面を規制する用紙端面規制装
置に係り、特には用紙の両側端面に当接して用紙端を規
制する一対の可動規制板を左右対称に移動させる連結移
動機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置や複写機等の画像形成装置
において、給送すべき用紙を積載収納するための手段と
しては、例えば、装置本体内に配設されるエレベータ式
の大容量トレイ、装置本体に対し着脱自在な給紙カセッ
ト、装置本体の外部へ突出して配設され手動作で給紙を
行うための手差しトレイ等、装置の仕様に応じて各種の
タイプのものが用いられている。そして、これらのカセ
ットやトレイは、用紙の側端面を規制する規制部材を備
えており、特に用紙給送時の用紙の位置合わせ基準がい
わゆる中央基準であるもの、すなわち用紙の給送方向に
沿う中心線を基準として位置合わせするものでは、上記
規制部材として、上記中心線に対し左右対称に連動して
移動可能な一対の可動規制板(図1(a)の可動規制板
24a、24bを参照)が採用されている。
において、給送すべき用紙を積載収納するための手段と
しては、例えば、装置本体内に配設されるエレベータ式
の大容量トレイ、装置本体に対し着脱自在な給紙カセッ
ト、装置本体の外部へ突出して配設され手動作で給紙を
行うための手差しトレイ等、装置の仕様に応じて各種の
タイプのものが用いられている。そして、これらのカセ
ットやトレイは、用紙の側端面を規制する規制部材を備
えており、特に用紙給送時の用紙の位置合わせ基準がい
わゆる中央基準であるもの、すなわち用紙の給送方向に
沿う中心線を基準として位置合わせするものでは、上記
規制部材として、上記中心線に対し左右対称に連動して
移動可能な一対の可動規制板(図1(a)の可動規制板
24a、24bを参照)が採用されている。
【0003】上記一対の可動規制板を上記中心線に対し
左右対称に連結移動させる連結移動手段としては、従来
から図3や図4(これらの図は、可動規制板を設けた手
差しトレイを裏面側から見たもの)に示す機構が知られ
ている。図3に示す機構は、左右それぞれの可動規制板
に連結されたスライダ部1a、1bを、用紙幅方向に沿
ったスリット2a、2bに沿ってスライド可能に配設す
ると共に、各スライダ部1a、1bと一体となったラッ
ク3a、3bを中央部のピニオンギア4と噛み合わせ、
一方の可動規制板を移動する際のラック3a(または3
b)の動きに伴うピニオンギア4の回転を他方の可動規
制板のラック3b(または3a)に伝達することで、一
対の可動規制板に左右対称の動きを行わせるようにした
ものである。また、図4に示す機構は、図3とほぼ同様
に左右それぞれの可動規制板に連結されたスライダ部1
1a、11bをスリット12a、12bに沿ってスライ
ド可能に配設すると共に、スリット12a、12bの両
端にそれぞれ配置されたプーリ13a、13bにループ
状にベルト14を掛け、このベルト14の互いに対向す
る部分であって左右対称の位置に上記スライダ部11
a、11bを固定することで、一対の可動規制板に左右
対称の動きを可能にしたものである。
左右対称に連結移動させる連結移動手段としては、従来
から図3や図4(これらの図は、可動規制板を設けた手
差しトレイを裏面側から見たもの)に示す機構が知られ
ている。図3に示す機構は、左右それぞれの可動規制板
に連結されたスライダ部1a、1bを、用紙幅方向に沿
ったスリット2a、2bに沿ってスライド可能に配設す
ると共に、各スライダ部1a、1bと一体となったラッ
ク3a、3bを中央部のピニオンギア4と噛み合わせ、
一方の可動規制板を移動する際のラック3a(または3
b)の動きに伴うピニオンギア4の回転を他方の可動規
制板のラック3b(または3a)に伝達することで、一
対の可動規制板に左右対称の動きを行わせるようにした
ものである。また、図4に示す機構は、図3とほぼ同様
に左右それぞれの可動規制板に連結されたスライダ部1
1a、11bをスリット12a、12bに沿ってスライ
ド可能に配設すると共に、スリット12a、12bの両
端にそれぞれ配置されたプーリ13a、13bにループ
状にベルト14を掛け、このベルト14の互いに対向す
る部分であって左右対称の位置に上記スライダ部11
a、11bを固定することで、一対の可動規制板に左右
対称の動きを可能にしたものである。
【0004】
【従来技術の問題点】図3に示した連結移動機構を採用
したものでは、少なくともラック3a、3bとピニオン
ギア4を使用するため、構成部品が多くなって構成が複
雑化するばかりか、コストが高くなるという問題点があ
った。
したものでは、少なくともラック3a、3bとピニオン
ギア4を使用するため、構成部品が多くなって構成が複
雑化するばかりか、コストが高くなるという問題点があ
った。
【0005】また、図4に示した連結移動機構を採用し
たものでは、ベルト14をループ状に掛ける必要がある
ため、ベルト14の張り具合が難しく、しかも組み付け
が複雑であるという問題があった。
たものでは、ベルト14をループ状に掛ける必要がある
ため、ベルト14の張り具合が難しく、しかも組み付け
が複雑であるという問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、構
成部品を極力少なくし、安価で組立易い用紙端面規制装
置を提供することを目的とする。
成部品を極力少なくし、安価で組立易い用紙端面規制装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の要点】本発明は、上記目的を達成するため、用
紙給送方向と交差する方向にスリットを有し、給送すべ
き用紙を積載する用紙積載手段と、前記スリットに沿っ
て移動自在に前記用紙積載手段上に配設され、積載用紙
の前記用紙給送方向に沿った両端面に各々が当接して用
紙端を規制する、前記用紙給送方向と直交する方向に互
いに近接及び離間可能な一対の可動規制板と、該一対の
可動規制板を前記積載用紙の前記用紙給送方向に沿う中
心線に対し対称的に移動させるべく連結する連結移動手
段とを備えた用紙端面規制装置において、前記連結移動
手段は、前記用紙積載手段の下側に配設され、前記スリ
ットを介し一端が前記可動規制板の一方と、他端が前記
可動規制板の他方と固着された可撓性部材と、前記可動
規制板が互いに対称的に移動するように前記可撓性部材
を変形保持しつつ所定の経路に沿って摺動案内する案内
手段とを備えてなることを特徴とする。
紙給送方向と交差する方向にスリットを有し、給送すべ
き用紙を積載する用紙積載手段と、前記スリットに沿っ
て移動自在に前記用紙積載手段上に配設され、積載用紙
の前記用紙給送方向に沿った両端面に各々が当接して用
紙端を規制する、前記用紙給送方向と直交する方向に互
いに近接及び離間可能な一対の可動規制板と、該一対の
可動規制板を前記積載用紙の前記用紙給送方向に沿う中
心線に対し対称的に移動させるべく連結する連結移動手
段とを備えた用紙端面規制装置において、前記連結移動
手段は、前記用紙積載手段の下側に配設され、前記スリ
ットを介し一端が前記可動規制板の一方と、他端が前記
可動規制板の他方と固着された可撓性部材と、前記可動
規制板が互いに対称的に移動するように前記可撓性部材
を変形保持しつつ所定の経路に沿って摺動案内する案内
手段とを備えてなることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例を適用した
手差しトレイTを示す図であり、同図(a)は手差しト
レイTの外観斜視図、同図(b)は手差しトレイTの本
体21を裏面側から見た図、同図(c)は手差しトレイ
Tの裏板22を内面側から見た図である。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例を適用した
手差しトレイTを示す図であり、同図(a)は手差しト
レイTの外観斜視図、同図(b)は手差しトレイTの本
体21を裏面側から見た図、同図(c)は手差しトレイ
Tの裏板22を内面側から見た図である。
【0009】なお、上記手差しトレイTは、例えば図2
に示すように、中央基準の画像形成装置(プリンタ装置
等)Mに装着可能である。この画像形成装置Mは、通常
は給紙カセット31から給紙ロール32によって一枚ず
つ給送された用紙を反転ガイド33で表裏反転させてか
ら待機ロール34を介して画像形成部35まで搬送する
構成を有すると共に、これとは別個に手差し挿入口36
を有し、この手差し挿入口36を介して上記反転ガイド
33の上端部に手差しトレイTを取り付けることで、手
動作による給紙をも可能にするものである。
に示すように、中央基準の画像形成装置(プリンタ装置
等)Mに装着可能である。この画像形成装置Mは、通常
は給紙カセット31から給紙ロール32によって一枚ず
つ給送された用紙を反転ガイド33で表裏反転させてか
ら待機ロール34を介して画像形成部35まで搬送する
構成を有すると共に、これとは別個に手差し挿入口36
を有し、この手差し挿入口36を介して上記反転ガイド
33の上端部に手差しトレイTを取り付けることで、手
動作による給紙をも可能にするものである。
【0010】手差しトレイTは、詳しくは図1に示すよ
うに、給送すべき用紙を積載する用紙積載面21aを有
する用紙積載手段としての本体21と、この本体21の
裏面を覆う裏板22とから構成されている。本体21に
は、用紙給送方向(矢印A方向)と直交する方向(矢印
B方向)に長い一対のスリット23a、23bが左右対
称に設けられると共に、用紙積載面21a上を上記スリ
ット23a、23bに沿って矢印B方向に移動自在であ
って互いに近接及び離間可能な一対の可動規制板24
a、24bが配設されている。この可動規制板24a、
24bは、互いに対称な略L字形の断面形状を有し、そ
の互いに対向し用紙給送方向に沿って長く延びる立設面
部24c、24dが、用紙積載面21a上の積載用紙の
両側端面にそれぞれ当接して用紙端を規制する規制面と
なる。
うに、給送すべき用紙を積載する用紙積載面21aを有
する用紙積載手段としての本体21と、この本体21の
裏面を覆う裏板22とから構成されている。本体21に
は、用紙給送方向(矢印A方向)と直交する方向(矢印
B方向)に長い一対のスリット23a、23bが左右対
称に設けられると共に、用紙積載面21a上を上記スリ
ット23a、23bに沿って矢印B方向に移動自在であ
って互いに近接及び離間可能な一対の可動規制板24
a、24bが配設されている。この可動規制板24a、
24bは、互いに対称な略L字形の断面形状を有し、そ
の互いに対向し用紙給送方向に沿って長く延びる立設面
部24c、24dが、用紙積載面21a上の積載用紙の
両側端面にそれぞれ当接して用紙端を規制する規制面と
なる。
【0011】更に、本体21の裏面側及び裏板22の内
面側には、上記一対の可動規制板24a、24bを用紙
給送方向に沿う用紙の中心線に対し対称的に移動させる
べく連結する連結移動手段が設けられており、この連結
移動手段は図1(b)、(c)に示す構成からなる。す
なわち、本体21の裏面側には、図1(b)に示すよう
に、可動規制板24a、24bと連結されスリット23
a、23bにスライド可能に取り付けられたスライダ部
25a、25bのうち、一方のスライダ部25aに一端
26aが固着され、かつもう一方のスライダ部25bに
他端26bが固着された、可撓性部材としてのベルト2
6が配設されている。ここで、ベルト26は所定の長さ
を有し、途中が可撓性を持って湾曲した状態となってお
り、その一端26aと他端26bがスライダ部25a、
25bの移動方向(矢印B方向)に沿って同一側(図で
は左側)を向いている。なお、ベルト27は、例えば金
属板、プラスチック板、はがね薄板等のような可撓性を
持つ材料を線状に加工すること等により、容易に得るこ
とができる。一方、裏板22の内面側には、図1(c)
に示すように、本体21側の一対のスリット23a、2
3bの位置と対応する直線状の経路27a、27bと、
これらを曲線を描きながら連結する経路27cとを形成
すべく、案内手段としての一対のガイドリブ28a、2
8bが互いに一定間隔で配設されている。裏板22を本
体21に取り付けた状態で、上記ベルト26がガイドリ
ブ28a、28b間にその形状通りに変形保持され、ガ
イドリブ28a、28b間の上記経路に沿って摺動案内
される。ガイドリブ28a、28bの間隔は、ベルト2
6の厚さよりも若干広い程度、すなわちガイドリブ28
a、28b間をベルト26が摺動するのに支障はないが
余分な遊びはない程度に設定される。
面側には、上記一対の可動規制板24a、24bを用紙
給送方向に沿う用紙の中心線に対し対称的に移動させる
べく連結する連結移動手段が設けられており、この連結
移動手段は図1(b)、(c)に示す構成からなる。す
なわち、本体21の裏面側には、図1(b)に示すよう
に、可動規制板24a、24bと連結されスリット23
a、23bにスライド可能に取り付けられたスライダ部
25a、25bのうち、一方のスライダ部25aに一端
26aが固着され、かつもう一方のスライダ部25bに
他端26bが固着された、可撓性部材としてのベルト2
6が配設されている。ここで、ベルト26は所定の長さ
を有し、途中が可撓性を持って湾曲した状態となってお
り、その一端26aと他端26bがスライダ部25a、
25bの移動方向(矢印B方向)に沿って同一側(図で
は左側)を向いている。なお、ベルト27は、例えば金
属板、プラスチック板、はがね薄板等のような可撓性を
持つ材料を線状に加工すること等により、容易に得るこ
とができる。一方、裏板22の内面側には、図1(c)
に示すように、本体21側の一対のスリット23a、2
3bの位置と対応する直線状の経路27a、27bと、
これらを曲線を描きながら連結する経路27cとを形成
すべく、案内手段としての一対のガイドリブ28a、2
8bが互いに一定間隔で配設されている。裏板22を本
体21に取り付けた状態で、上記ベルト26がガイドリ
ブ28a、28b間にその形状通りに変形保持され、ガ
イドリブ28a、28b間の上記経路に沿って摺動案内
される。ガイドリブ28a、28bの間隔は、ベルト2
6の厚さよりも若干広い程度、すなわちガイドリブ28
a、28b間をベルト26が摺動するのに支障はないが
余分な遊びはない程度に設定される。
【0012】以上の構成からなる手差しトレイTにおい
て、操作者が一方の可動規制板24aをスリット23a
に沿って任意の位置へ移動させた場合、その移動に伴っ
てベルト26が引っ張られるか押されるかすることによ
り、他方の可動規制板24bが上記一方の可動規制板2
4aの移動変移量と同一量だけ逆方向へ移動し、その結
果、一対の可動規制板24a、24bは左右対称に移動
することが可能となる。よって、用紙積載面21a上に
用紙を積載する場合は、操作者が可動規制板24a、2
4bのうちの一方を適宜移動させて、それらの立設面部
24c、24dを用紙側端面に当接させるようにすれ
ば、積載用紙を中央基準に容易に揃えることができる。
て、操作者が一方の可動規制板24aをスリット23a
に沿って任意の位置へ移動させた場合、その移動に伴っ
てベルト26が引っ張られるか押されるかすることによ
り、他方の可動規制板24bが上記一方の可動規制板2
4aの移動変移量と同一量だけ逆方向へ移動し、その結
果、一対の可動規制板24a、24bは左右対称に移動
することが可能となる。よって、用紙積載面21a上に
用紙を積載する場合は、操作者が可動規制板24a、2
4bのうちの一方を適宜移動させて、それらの立設面部
24c、24dを用紙側端面に当接させるようにすれ
ば、積載用紙を中央基準に容易に揃えることができる。
【0013】従って、本実施例によれば、その連結移動
手段が、上述したように、一対のスライド自在の可動規
制板24a、24bを一周することなく連結する可撓性
のベルト26と、このベルト26の変形を規制するガイ
ドリブ28a、28bとから構成されるだけなので、図
3に示したようにラックとピニオンを用いたものと比べ
て構成部品が少なく構成が簡素で、安価に実現すること
ができ、また、図4に示したようなループ状のベルトを
用いるものと比べてベルトの張り具合を気にすることも
なく、組み立ても非常に簡単である。
手段が、上述したように、一対のスライド自在の可動規
制板24a、24bを一周することなく連結する可撓性
のベルト26と、このベルト26の変形を規制するガイ
ドリブ28a、28bとから構成されるだけなので、図
3に示したようにラックとピニオンを用いたものと比べ
て構成部品が少なく構成が簡素で、安価に実現すること
ができ、また、図4に示したようなループ状のベルトを
用いるものと比べてベルトの張り具合を気にすることも
なく、組み立ても非常に簡単である。
【0014】なお、上記実施例では裏板22にガイドリ
ブ28a、28bを設けた例を示したが、本体21側の
スリット23a、23b以外の部分に予めガイドリブを
設けるようにすることでも、同様に実施可能である。こ
の場合、スリット23a、23bと対応する部分にはガ
イドリブが付かないが、この部分は直線部分なので、ベ
ルト26を摺動案内する上で何ら問題がない。なお、ス
リット23a、23bのそれぞれの間隙幅をガイドリブ
28a、28bの間隔よりも極力細くすれば、スリット
23a、23bに沿ってガイドリブを設けることも可能
である。
ブ28a、28bを設けた例を示したが、本体21側の
スリット23a、23b以外の部分に予めガイドリブを
設けるようにすることでも、同様に実施可能である。こ
の場合、スリット23a、23bと対応する部分にはガ
イドリブが付かないが、この部分は直線部分なので、ベ
ルト26を摺動案内する上で何ら問題がない。なお、ス
リット23a、23bのそれぞれの間隙幅をガイドリブ
28a、28bの間隔よりも極力細くすれば、スリット
23a、23bに沿ってガイドリブを設けることも可能
である。
【0015】また、ベルト26とガイドリブ28a、2
8bの組み合わせの他にも、例えばガイドリブ28a、
28bで形成される経路と同様な形状の経路を持つパイ
プ状の部材を案内手段として設け、その中に可撓性部材
としての丸棒状のワイヤを挿通する構成であってもよ
い。
8bの組み合わせの他にも、例えばガイドリブ28a、
28bで形成される経路と同様な形状の経路を持つパイ
プ状の部材を案内手段として設け、その中に可撓性部材
としての丸棒状のワイヤを挿通する構成であってもよ
い。
【0016】更に、上記実施例は手差しトレイに適用し
たものであるが、エレベータ式給紙トレイ、給紙カセッ
ト、マルチトレー等の底部、またはこれに回動自在に設
けられた底板等にも、本発明を適用可能である。
たものであるが、エレベータ式給紙トレイ、給紙カセッ
ト、マルチトレー等の底部、またはこれに回動自在に設
けられた底板等にも、本発明を適用可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、従来のようにラックと
ピニオンを用いたものと比べて構成を極めて簡素にで
き、かつ低価格化が可能であり、また、従来のようにル
ープ状のベルトを用いるものと比べてベルトの張り具合
を気にすることもなく、非常に簡単な組み立てを実現で
きる。
ピニオンを用いたものと比べて構成を極めて簡素にで
き、かつ低価格化が可能であり、また、従来のようにル
ープ状のベルトを用いるものと比べてベルトの張り具合
を気にすることもなく、非常に簡単な組み立てを実現で
きる。
【図1】本発明の一実施例を適用した手差しトレイTを
示す図であり、同図(a)は手差しトレイTの外観斜視
図、同図(b)は手差しトレイTの本体21を裏面側か
ら見た図、同図(c)は手差しトレイTの裏板22を内
面側から見た図である。
示す図であり、同図(a)は手差しトレイTの外観斜視
図、同図(b)は手差しトレイTの本体21を裏面側か
ら見た図、同図(c)は手差しトレイTの裏板22を内
面側から見た図である。
【図2】上記手差しトレイTを装着した画像形成装置M
における給紙部近傍の構成図である。
における給紙部近傍の構成図である。
【図3】従来の手差しトレイを裏面側から見た図であ
る。
る。
【図4】従来の他の手差しトレイを裏面側から見た図で
ある。
ある。
21 本体 22 裏板 23a、23b スリット 24a、24b 可動規制板 26 ベルト 28a、28b ガイドリブ
Claims (1)
- 【請求項1】用紙給送方向と交差する方向にスリットを
有し、給送すべき用紙を積載する用紙積載手段と、 前記スリットに沿って移動自在に前記用紙積載手段上に
配設され、積載用紙の前記用紙給送方向に沿った両端面
に各々が当接して用紙端を規制する、前記用紙給送方向
と直交する方向に互いに近接及び離間可能な一対の可動
規制板と、 該一対の可動規制板を前記積載用紙の前記用紙給送方向
に沿う中心線に対し対称的に移動させるべく連結する連
結移動手段とを備えた用紙端面規制装置において、 前記連結移動手段は、 前記用紙積載手段の下側に配設され、前記スリットを介
し一端が前記可動規制板の一方と、他端が前記可動規制
板の他方と固着された可撓性部材と、 前記可動規制板が互いに対称的に移動するように前記可
撓性部材を変形保持しつつ所定の経路に沿って摺動案内
する案内手段とを備えてなることを特徴とする用紙端面
規制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18921692A JPH0632462A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 用紙端面規制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18921692A JPH0632462A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 用紙端面規制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632462A true JPH0632462A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16237507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18921692A Withdrawn JPH0632462A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 用紙端面規制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632462A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6757104B2 (en) | 2000-04-20 | 2004-06-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Picture taking apparatus having diffractive optical element |
JP2010180048A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Kyocera Mita Corp | 用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
US7793930B2 (en) * | 2005-06-24 | 2010-09-14 | Teco Image Systems Co., Ltd. | Paper feeding mechanism |
JP2016210611A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-15 | キヤノンファインテック株式会社 | シート処理装置、及び画像読取装置 |
JP2022190127A (ja) * | 2020-03-31 | 2022-12-22 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート搬送装置、及び画像読取装置 |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP18921692A patent/JPH0632462A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6757104B2 (en) | 2000-04-20 | 2004-06-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Picture taking apparatus having diffractive optical element |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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