JPH06324594A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH06324594A
JPH06324594A JP11154893A JP11154893A JPH06324594A JP H06324594 A JPH06324594 A JP H06324594A JP 11154893 A JP11154893 A JP 11154893A JP 11154893 A JP11154893 A JP 11154893A JP H06324594 A JPH06324594 A JP H06324594A
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JP
Japan
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roller
cleaning
cleaning roller
contact
fixing
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Pending
Application number
JP11154893A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kodaira
康弘 小平
Setsuo Soga
節夫 曽我
Hiroshi Yokoyama
博司 横山
Hidenori Kawabuchi
秀徳 川渕
Sotohiro Tsujihara
外博 辻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06324594A publication Critical patent/JPH06324594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニングローラのスクレーパの当接の際
に振動や騒音を生じさせない定着装置を提供する。 【構成】 少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラ1と、
この加熱ローラ1に圧接した加圧ローラ2と、これら2
つのローラ1,2のうちの少なくともどちらか一方のロ
ーラ表面を回転清掃するクリーニングローラ3と、この
クリーニングローラ3に当接しているスクレーパ部材4
とを有し、現像され搬送されてきた用紙6を加熱ローラ
1と加圧ローラ2との間に挾んで定着を行うと共に、そ
の定着後のローラ表面をクリーニングローラ3の回転に
より清掃し、この清掃によりそのクリーニングローラ3
の表面に付着した残トナー等の付着物をスクレーパ部材
4によりかき取る定着装置において、クリーニングロー
ラ3に当接しているスクレーパ部材4の接触部分を低摩
擦部材8により形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、FAX、プリ
ンタ等の電子写真方式の画像形成装置において、クリー
ニングローラを有する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定着装置の全体構成を図1に基づいて説
明する。装置本体内には、熱源を内蔵した加熱ローラ1
(定着ローラ)が設けられ、この加熱ローラ1には加圧
ローラ2が圧接されている。また、加熱ローラ1側の表
面にはクリーニングローラ3が圧接しており、これによ
り加熱ローラ1の表面を回転により清掃している。クリ
ーニングローラ3の表面にはスクレーパ4が当接してお
り、このスクレーパ4は固定部5に固定されている。そ
して、今、図1の右方向aから現像後の用紙6が搬送さ
れてくると、その用紙6は加熱ローラ1と加圧ローラ2
との間に挾まれこれにより定着が行われ、その後、用紙
6は一対の排紙ローラ7を介してb方向に排紙される。
また、定着後の加熱ローラ1のローラ表面はクリーニン
グローラ3により清掃され、これにより再び定着として
用いられる。この清掃によりクリーニングローラ3の表
面に付着した残トナー等の付着物は、スクレーパ4によ
りかき取られる。なお、この種の従来例としては、例え
ば、実開昭62−186170号公報に「複写機の定着
装置」なる名称で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来例
の場合、クリーニングローラ3の表面にはトナー等の付
着物がこびり付いているため、それらを除去するために
はスクレーパ4を強く押し当てる必要がある。しかし、
クリーニングローラ3は回転体であり、スクレーパ4は
静止体であるため、このようなクリーニングローラ方式
を用いた定着装置では、クリーニングローラ3の回転に
伴うスクレーパ4の振動や騒音が多発している。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラと、この加熱
ローラに圧接した加圧ローラと、これら2つのローラの
うちの少なくともどちらか一方のローラ表面を回転清掃
するクリーニングローラと、このクリーニングローラに
当接しているスクレーパ部材とを有し、現像され搬送さ
れてきた用紙を前記加熱ローラと前記加圧ローラとの間
に挾んで定着を行うと共に、その定着後のローラ表面を
クリーニングローラの回転により清掃し、この清掃によ
りそのクリーニングローラの表面に付着した残トナー等
の付着物を前記スクレーパ部材によりかき取る定着装置
において、前記クリーニングローラに当接している前記
スクレーパ部材の接触部分を低摩擦部材により形成し
た。
【0005】請求項2記載の発明では、少なくとも熱源
を内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加
圧ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともど
ちらか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロ
ーラと、このクリーニングローラに当接しているスクレ
ーパ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記
加熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行う
と共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラ
の回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニング
ローラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スク
レーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリ
ーニングローラに当接している前記スクレーパ部材の接
触部分を低摩擦構造体に形成した。
【0006】請求項3記載の発明では、少なくとも熱源
を内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加
圧ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともど
ちらか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロ
ーラと、このクリーニングローラに当接しているスクレ
ーパ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記
加熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行う
と共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラ
の回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニング
ローラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スク
レーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリ
ーニングローラに当接している前記スクレーパ部材の接
触部分を耐熱性樹脂部材で被覆した。
【0007】請求項4記載の発明では、少なくとも熱源
を内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加
圧ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともど
ちらか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロ
ーラと、このクリーニングローラに当接しているスクレ
ーパ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記
加熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行う
と共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラ
の回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニング
ローラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スク
レーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリ
ーニングローラに当接している前記スクレーパ部材を少
なくとも2つ以上の部材で重ね合わせて形成した。
【0008】請求項5記載の発明では、少なくとも熱源
を内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加
圧ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともど
ちらか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロ
ーラと、このクリーニングローラに当接しているスクレ
ーパ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記
加熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行う
と共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラ
の回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニング
ローラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スク
レーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリ
ーニングローラに当接している前記スクレーパ部材を少
なくとも2つ以上の部材で形成し、その先端部となる部
材の肉厚をその支持部となる部材の肉厚よりも薄く形成
した。
【0009】請求項6記載の発明では、少なくとも熱源
を内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加
圧ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともど
ちらか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロ
ーラと、このクリーニングローラに当接しているスクレ
ーパ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記
加熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行う
と共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラ
の回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニング
ローラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スク
レーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリ
ーニングローラに当接している前記スクレーパ部材の固
定部に緩衝部材を設けた。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明においては、クリーニング
ローラとこれに接触するスクレーパとの摩擦を低減し
て、クリーニングローラの長寿命化を図ることが可能と
なる。
【0011】請求項2記載の発明においては、クリーニ
ングローラとこれに接触するスクレーパとの摩擦を低減
して、クリーニングローラの長寿命化を図ることが可能
となる。
【0012】請求項3記載の発明においては、スクレー
パの摩擦の大きい先端部分が直接クリーニングローラに
接触しないため、クリーニングローラの長寿命化を図る
ことが可能となる。
【0013】請求項4記載の発明においては、スクレー
パを2つ以上の部材で構成することにより、クリーニン
グローラに対するスクレーパの十分な押当力を得ること
が可能となる。
【0014】請求項5記載の発明においては、スクレー
パの先端部の肉厚を支持部の肉厚よりも薄くすることに
より、クリーニングローラに対するスクレーパの十分な
押当力を得ることが可能となると共に、2つ以上の材質
で構成されることからスクレーパの振動及び騒音をなく
すことが可能となる。
【0015】請求項6記載の発明においては、スクレー
パの振動を緩和することが可能となる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、従来技術と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0017】まず、第一の具体例として、図1の定着装
置において、クリーニングローラ3に当接しているスク
レーパ4の接触部分を低摩擦部材8により形成した(請
求項1記載の発明に対応する)。この低摩擦部材8とし
ては、周動性に優れたテフロン等の材質を用いることが
でき、このような材質をスクレーパ4の先端の接触部分
に形成する。これにより、クリーニングローラ3とこれ
に接触するスクレーパ4との摩擦を低減することがで
き、クリーニングローラ3の長寿命化が図れると共に、
その当接部で発生する振動及び騒音をなくすことができ
る。
【0018】第二の具体例として、図2に示すように、
クリーニングローラ3に当接しているスクレーパ4の接
触部分を低摩擦構造体9に形成した(請求項2記載の発
明に対応する)。この低摩擦構造体9としては、図3
(a)(b)に示すように、スクレーパ4の先端部にR
を付ける等の構造として構成することができる。これに
より、クリーニングローラ3とこれに接触するスクレー
パ4との摩擦を低減することができ、クリーニングロー
ラ3の長寿命化を図れると共に、その当接部で発生する
振動及び騒音をなくすことができる。
【0019】第三の具体例として、図4に示すように、
クリーニングローラ3に当接しているスクレーパ4の接
触部分を耐熱性樹脂部材10で被覆した(請求項3記載
の発明に対応する)。この耐熱性樹脂部材10として
は、テフロン等を用いることができる。これにより、ス
クレーパ4の摩擦の大きい先端部分が直接クリーニング
ローラ3に接触しないため、クリーニングローラ3の長
寿命化を図れると共に、その当接部で発生する振動及び
騒音をなくすことができる。
【0020】第四の具体例として、図5に示すように、
クリーニングローラ3に当接しているスクレーパ4を少
なくとも2つ以上の部材で重ね合わせて形成した(請求
項4記載の発明に対応する)。これにより、スクレーパ
4を2つ以上の部材で構成することにより、クリーニン
グローラ3に対するスクレーパ4の十分な押当力を得る
ことができ、スクレーパ4の振動及び騒音をなくすこと
ができる。
【0021】第五の具体例として、図6に示すように、
クリーニングローラ3に当接しているスクレーパ4を少
なくとも2つ以上の部材、ここでは、固定部5を構成す
る固定板5aにネジ止めされた支持部11と、この支持
部11の先端に形成された先端部12とからなっている
(請求項5記載の発明に対応する)。この場合、その先
端部12の肉厚Xaは支持部11の肉厚Xbよりも薄く
形成されている(Xa≪Xb)。これにより、スクレー
パ4の先端部12の肉厚を支持部11の肉厚よりも小さ
くすることにより、クリーニングローラ3に対するスク
レーパ4の十分な押当力を得ることができる。しかも、
スクレーパ4は2つ以上の材質で構成されることからス
クレーパ4の振動及び騒音をなくすことができる。
【0022】第六の具体例として、図7(a)(b)に
示すように、クリーニングローラ3に当接しているスク
レーパ4の固定部5に緩衝部材13を設けた。図7
(a)では、緩衝部材13は、ピン14とワッシャ15
とを用いて、板バネ状のスクレーパ4を固定板5aにネ
ジ16により固定した板バネ構造からなっている。図7
(b)では、緩衝部材13は、弾性部材17の一端をネ
ジ18により固定板5aに固定し、その弾性部材17の
他端をネジ19によりスクレーパ4に固定した弾性構造
からなっている。このようにスクレーパ4の固定部5を
緩衝部材13により構成したことにより、スクレーパ4
の振動を緩和することができるため、スクレーパ4の振
動及び騒音を低減させることができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、少なくとも熱源
を内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加
圧ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともど
ちらか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロ
ーラと、このクリーニングローラに当接しているスクレ
ーパ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記
加熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行う
と共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラ
の回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニング
ローラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スク
レーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリ
ーニングローラに当接している前記スクレーパ部材の接
触部分を低摩擦部材により形成したので、クリーニング
ローラとこれに接触するスクレーパとの摩擦を低減させ
ることができ、これにより、クリーニングローラの長寿
命化を図り、当接部で発生する振動及び騒音を防止する
ことができるものである。
【0024】請求項2記載の発明は、少なくとも熱源を
内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加圧
ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともどち
らか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロー
ラと、このクリーニングローラに当接しているスクレー
パ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記加
熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行うと
共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラの
回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニングロ
ーラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スクレ
ーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリー
ニングローラに当接している前記スクレーパ部材の接触
部分を低摩擦構造体に形成したので、クリーニングロー
ラとこれに接触するスクレーパとの摩擦を低減させるこ
とができ、これにより、クリーニングローラの長寿命化
を図り、当接部で発生する振動及び騒音を防止すること
ができるものである。
【0025】請求項3記載の発明は、少なくとも熱源を
内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加圧
ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともどち
らか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロー
ラと、このクリーニングローラに当接しているスクレー
パ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記加
熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行うと
共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラの
回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニングロ
ーラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スクレ
ーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリー
ニングローラに当接している前記スクレーパ部材の接触
部分を耐熱性樹脂部材で被覆したので、スクレーパの摩
擦の大きい先端部分が直接クリーニングローラに接触す
るようなことがなく、これにより、クリーニングローラ
の長寿命化を図ることができると共に、当接部で発生す
る振動及び騒音を防止することができるものである。
【0026】請求項4記載の発明は、少なくとも熱源を
内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加圧
ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともどち
らか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロー
ラと、このクリーニングローラに当接しているスクレー
パ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記加
熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行うと
共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラの
回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニングロ
ーラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スクレ
ーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリー
ニングローラに当接している前記スクレーパ部材を少な
くとも2つ以上の部材で重ね合わせて形成したので、ク
リーニングローラに対するスクレーパの十分な押当力を
得ることができ、これにより、スクレーパの振動及び騒
音をなくすことができるものである。
【0027】請求項5記載の発明は、少なくとも熱源を
内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加圧
ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともどち
らか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロー
ラと、このクリーニングローラに当接しているスクレー
パ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記加
熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行うと
共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラの
回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニングロ
ーラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スクレ
ーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリー
ニングローラに当接している前記スクレーパ部材を少な
くとも2つ以上の部材で形成し、その先端部となる部材
の肉厚をその支持部となる部材の肉厚よりも薄く形成し
たので、先端部の方が支持部よりも肉厚が薄いことから
クリーニングローラに対するスクレーパの十分な押当力
を得ることができ、また、2つ以上の材質で構成される
ことからスクレーパの振動及び騒音をなくすことができ
るものである。
【0028】請求項6記載の発明は、少なくとも熱源を
内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接した加圧
ローラと、これら2つのローラのうちの少なくともどち
らか一方のローラ表面を回転清掃するクリーニングロー
ラと、このクリーニングローラに当接しているスクレー
パ部材とを有し、現像され搬送されてきた用紙を前記加
熱ローラと前記加圧ローラとの間に挾んで定着を行うと
共に、その定着後のローラ表面をクリーニングローラの
回転により清掃し、この清掃によりそのクリーニングロ
ーラの表面に付着した残トナー等の付着物を前記スクレ
ーパ部材によりかき取る定着装置において、前記クリー
ニングローラに当接している前記スクレーパ部材の固定
部に緩衝部材を設けたので、スクレーパの振動を緩和す
ることができ、これにより、スクレーパの振動及び騒音
の対策に役立てることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明である定着装置の全体構成
を示す断面図である。
【図2】請求項2記載の発明を示すクリーニングローラ
部の正面図である。
【図3】図2の低摩擦構造体を拡大して示す正面図であ
る。
【図4】請求項3記載の発明を示すクリーニングローラ
部の正面図である。
【図5】請求項4記載の発明を示すクリーニングローラ
部の正面図である。
【図6】請求項5記載の発明を示すクリーニングローラ
部の正面図である。
【図7】請求項6記載の発明を示すクリーニングローラ
部の正面図である。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 加圧ローラ 3 クリーニングローラ 4 スクレーパ 5 固定部 8 低摩擦部材 9 低摩擦構造体 10 耐熱性樹脂部材 11 支持部 12 先端部 13 緩衝部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川渕 秀徳 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 辻原 外博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラ
    と、この加熱ローラに圧接した加圧ローラと、これら2
    つのローラのうちの少なくともどちらか一方のローラ表
    面を回転清掃するクリーニングローラと、このクリーニ
    ングローラに当接しているスクレーパ部材とを有し、現
    像され搬送されてきた用紙を前記加熱ローラと前記加圧
    ローラとの間に挾んで定着を行うと共に、その定着後の
    ローラ表面をクリーニングローラの回転により清掃し、
    この清掃によりそのクリーニングローラの表面に付着し
    た残トナー等の付着物を前記スクレーパ部材によりかき
    取る定着装置において、前記クリーニングローラに当接
    している前記スクレーパ部材の接触部分を低摩擦部材に
    より形成したことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラ
    と、この加熱ローラに圧接した加圧ローラと、これら2
    つのローラのうちの少なくともどちらか一方のローラ表
    面を回転清掃するクリーニングローラと、このクリーニ
    ングローラに当接しているスクレーパ部材とを有し、現
    像され搬送されてきた用紙を前記加熱ローラと前記加圧
    ローラとの間に挾んで定着を行うと共に、その定着後の
    ローラ表面をクリーニングローラの回転により清掃し、
    この清掃によりそのクリーニングローラの表面に付着し
    た残トナー等の付着物を前記スクレーパ部材によりかき
    取る定着装置において、前記クリーニングローラに当接
    している前記スクレーパ部材の接触部分を低摩擦構造体
    に形成したことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラ
    と、この加熱ローラに圧接した加圧ローラと、これら2
    つのローラのうちの少なくともどちらか一方のローラ表
    面を回転清掃するクリーニングローラと、このクリーニ
    ングローラに当接しているスクレーパ部材とを有し、現
    像され搬送されてきた用紙を前記加熱ローラと前記加圧
    ローラとの間に挾んで定着を行うと共に、その定着後の
    ローラ表面をクリーニングローラの回転により清掃し、
    この清掃によりそのクリーニングローラの表面に付着し
    た残トナー等の付着物を前記スクレーパ部材によりかき
    取る定着装置において、前記クリーニングローラに当接
    している前記スクレーパ部材の接触部分を耐熱性樹脂部
    材で被覆したことを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラ
    と、この加熱ローラに圧接した加圧ローラと、これら2
    つのローラのうちの少なくともどちらか一方のローラ表
    面を回転清掃するクリーニングローラと、このクリーニ
    ングローラに当接しているスクレーパ部材とを有し、現
    像され搬送されてきた用紙を前記加熱ローラと前記加圧
    ローラとの間に挾んで定着を行うと共に、その定着後の
    ローラ表面をクリーニングローラの回転により清掃し、
    この清掃によりそのクリーニングローラの表面に付着し
    た残トナー等の付着物を前記スクレーパ部材によりかき
    取る定着装置において、前記クリーニングローラに当接
    している前記スクレーパ部材を少なくとも2つ以上の部
    材で重ね合わせて形成したことを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラ
    と、この加熱ローラに圧接した加圧ローラと、これら2
    つのローラのうちの少なくともどちらか一方のローラ表
    面を回転清掃するクリーニングローラと、このクリーニ
    ングローラに当接しているスクレーパ部材とを有し、現
    像され搬送されてきた用紙を前記加熱ローラと前記加圧
    ローラとの間に挾んで定着を行うと共に、その定着後の
    ローラ表面をクリーニングローラの回転により清掃し、
    この清掃によりそのクリーニングローラの表面に付着し
    た残トナー等の付着物を前記スクレーパ部材によりかき
    取る定着装置において、前記クリーニングローラに当接
    している前記スクレーパ部材を少なくとも2つ以上の部
    材で形成し、その先端部となる部材の肉厚をその支持部
    となる部材の肉厚よりも薄く形成したことを特徴とする
    定着装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも熱源を内蔵した加熱ローラ
    と、この加熱ローラに圧接した加圧ローラと、これら2
    つのローラのうちの少なくともどちらか一方のローラ表
    面を回転清掃するクリーニングローラと、このクリーニ
    ングローラに当接しているスクレーパ部材とを有し、現
    像され搬送されてきた用紙を前記加熱ローラと前記加圧
    ローラとの間に挾んで定着を行うと共に、その定着後の
    ローラ表面をクリーニングローラの回転により清掃し、
    この清掃によりそのクリーニングローラの表面に付着し
    た残トナー等の付着物を前記スクレーパ部材によりかき
    取る定着装置において、前記クリーニングローラに当接
    している前記スクレーパ部材の固定部に緩衝部材を設け
    たことを特徴とする定着装置。
JP11154893A 1993-05-13 1993-05-13 定着装置 Pending JPH06324594A (ja)

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JP11154893A JPH06324594A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 定着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6928252B2 (en) 2002-03-29 2005-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process unit and image forming apparatus having a structure to remove foreign matter

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