JPH06324529A - 上下2分割可能な画像形成装置 - Google Patents

上下2分割可能な画像形成装置

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JPH06324529A
JPH06324529A JP5114714A JP11471493A JPH06324529A JP H06324529 A JPH06324529 A JP H06324529A JP 5114714 A JP5114714 A JP 5114714A JP 11471493 A JP11471493 A JP 11471493A JP H06324529 A JPH06324529 A JP H06324529A
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JP
Japan
Prior art keywords
gas spring
adf
main body
upper frame
document
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5114714A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ushio
健志 牛尾
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH06324529A publication Critical patent/JPH06324529A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体を上下枠体に2分割し、上下枠体間に流
体ダンパーを介在させることでワニ口状に開口する画像
形成装置において、自動原稿送り装置等の付加によって
重量が増加してもバランス良く流体ダンパーで支持でき
るようにする。 【構成】 流体ダンパーの反発力の作用点5a1とヒン
ジ3との距離を変化させるように、ダンパー41の位置
(実線)を移動させる(2点鎖線)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上下2分割可能な画像形
成装置、詳細には、例えば、ワニの口のように一方端を
支点として上下に開閉できる複写機・プリンタ等の画像
形成装置であって、上下の開閉のダンパーになるガスス
プリング等のダンパーを備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワニ口方式の複写機は、本体にA
DF(自動原稿送り装置)等を装着することにより、上
側枠体の重量及び重心位置が変化し、上側枠体を開くた
めのモーメントが増加したとき、ガススプリングを反力
の強いものに変換していた。
【0003】尚、ガススプリングには限定されず液体ス
プリングでも可能である。これらを総称して単に流体ダ
ンパーと言う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ADFを装
着するときはADF用のガススプリングが必要となり、
ADFなしの場合に使用していたガススプリングは不要
となるため、無駄であった。
【0005】また、従来、ガススプリングは両端部が固
定されていたので、交換作業に手間がかかっていた。
【0006】また、ガススプリングは経時劣化等によ
り、反発力が小さくなってしまい、必要な開口力が得ら
れなくなってしまう恐れがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明によ
れば、ADF装着により生じる重量増加に対して後方側
ガススプリング取付位置を変え、ヒンジとガススプリン
グ力作用線との距離を変えることでガススプリングを無
駄にすることなく、ワニ口開口に必要なモーメントを得
ることができる。ADF装着時に奥側に重心が移るの
で、ガススプリングの取付位置を本体奥側にずらすこと
で開閉動作が安定する。
【0008】さらに、ガススプリングの端部を枠体側取
付部材に回動自在に突き当てることにより、ガススプリ
ング交換作業が簡単になる。
【0009】さらに、取付位置を複数個もち、取付位置
変更により、開口力の微調整ができるので、ガススプリ
ングの経時劣化に対応できるのである。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を示し、複写機の後視
図である。
【0011】本体上側枠体1と本体下側枠体2はヒンジ
3で連結されている。
【0012】ADFが装着されていない場合、上枠体側
は奥側で取付ピン5a1と下枠側支持部材5b1により取
付られている。尚、手前側(操作側)も同様で、ガスス
プリング42で支持される。このとき、ヒンジとガスス
プリング力の作用線との距離Lnは短く、本体上枠重量
にみあった小さな力でワニ口を開こうとする。すなわ
ち、ダンパーの制動力(気体、液体等)によって上側枠
体の重量が相殺されて、上側枠体は開放位置に浮いた状
態になる。従って、開く方向の力を加えれば小さい力で
開くし、閉じる方向の力を加えれば小さい力で閉じる。
【0013】ADFが装着された場合、上枠体側取付ピ
ン6aと下枠側支持部材6bにより取付られることにな
る。このとき、ガススプリングの角度を変えることでヒ
ンジとガススプリング力の作用線との距離Laを長く
し、本体上枠重量とADFの重量増加分にみあった大き
な力でワニ口を開こうとする。
【0014】図2は実施例の本体左側断面図である。A
DF7は本体上枠体に取りつけられたADF台8に脚7
aが嵌合することにより、本体に支持されている。AD
Fは通常モーター等の駆動系(後述)の配置が奥側に集
中しているので、重心が奥側にある。そのため、ADF
の装着により本体は奥側に集中的に荷重を受ける。そこ
で本発明では、後側ガススプリング41の取付角度を変
え、モーメントの変化に対応するだけでなく、ガススプ
リング41を本体奥側にずらすことで、前後方向での重
心位置の移動に対処し、上側枠体を安定して開閉させる
ことができる。
【0015】次に、ガススプリングの両端の支持方法に
ついて説明する。
【0016】従来ガススプリングの取はずしは、図3に
示すように本体側ピンから緊定をはずし、ピンからガス
スプリングを引きぬくため手間がかかり、大きな作業空
間が必要であった。
【0017】これに対し、本発明によれば、ガススプリ
ング両端部の形状が図4のようになっている。上側のガ
ススプリング端部4aは取付ピン6aと回動するように
Rをもったコの字形をしており、本体側とりつけ部材に
つきあてているだけなので、本体上枠体をすこし持ち上
げるか、ガススプリングを少し縮ませることで本体から
はずせるようになっている(図4(a))。ガススプリ
ング下端4bはガススプリングのロッド端部の角を丸め
てあり、凹形をした支持部材6bに入れて(回動自在
に)支持される(図4(b))。取りはずすときは、ガ
ススプリング上枠側をはずし、そのまま引き抜くだけで
簡単に取りはずせるので、工具もいらない上、作業空間
も少なくてすむ。
【0018】〔他の実施例〕図5は第2の実施例を示す
複写機本体後視図である。上枠側取付部材6aは後側板
に対してねじ留めする構成になっている。後側板には複
数個のねじ穴10があけてあり、取付部材の留め位置を
変えることで、ワニ口開口力を微調整できる。これによ
り、ガススプリングの経年劣化等による反力の低下に対
しても、開口力を維持できるのである。
【0019】次に、ADFについて説明する。
【0020】図6は本発明に従うシート材搬送装置の一
実施例としての原稿搬送装置(ADF装置)の概略構成
図(正断面)、図2は該装置の平面図である。
【0021】原稿載置台としての原稿トレイ705上に
積載セットされた原稿Sは給紙ローラ706と分離給送
部707・708により最下位のものから1枚宛分離給
送され、シートパスa→レジストローラ対709→シー
トパスb→シートパスcの経路にてプラテンガラス10
2上に自動的に搬送・セットされ、その原稿の画像情報
の読み取り処理がなされる。
【0022】その読み取り処理が終了すると、原稿搬送
回動ベルト710が時計方向に逆転駆動され、プラテン
ガラス102上の画像読み取り済みの原稿がプラテンガ
ラス102上を左方へ戻し搬送されて帰還シートパスe
に入り、中継ぎ搬送ローラ対721→排紙シートパスg
→排紙ローラ対714→排紙口715の経路を経て原稿
トレイ705上に戻し排出され、原稿トレイ705上の
未処理積載原稿S上に再積載される。
【0023】原稿トレイ705は装置カバー704と協
同して略水平の原稿載置面を形成しており、原稿搬送回
動ベルト710をはさんでプラテンガラス上方部に配置
してある。
【0024】731a・731b(図7)は原稿トレイ
705上に載置の原稿Sのサイド規制を行なう前後一対
のサイドガイド、731cはその前後一対のサイドガイ
ド731a・731bを保持するサイドガイド保持部材
である。
【0025】このサイドガイド保持部材731cは装置
カバー704に保持されている。原稿載置面は前後のサ
イドガイド731a・731bの水平板部、サイドガイ
ド保持部材731cの面、及び装置カバー704の面に
より略水平に形成されている。
【0026】サイドガイド731a・731bを図7の
矢示のように移動させて原稿トレイ705上に載置の原
稿Sのサイド規制を行なう。
【0027】サイドガイド保持部材731cは原稿搬送
時に生じる原稿搬送方向に対して直角方向へのズレ(横
レジストズレ)を補正するため、装置カバー704に対
して図7において上下方向へ移動可能である。サイドガ
イド保持部材731cの固定は該保持部材731cと装
置カバー704をオモテ面より締結するビス731d
と、該保持部材731cと装置カバー704が摺動可能
に保持する段付きビス731eが裏面より締め付けられ
ている。補正時にはオモテ面側よりビス731dをゆる
めて保持部材731cを所定量移動し、再びビス731
dを締め付ける。ここで各ビス731d・731eは通
常外観部に露呈しないように、使用頻度の低いサイズに
サイドガイド731a・731bを移動した際に露呈す
るように配されている。
【0028】図6において、732・733は後サイド
ガイド731b側に配設した、原稿トレイ705上に積
載された原稿Sの給送サイクルエンドを検知するための
サイクルレバーと、給送サイクルエンド前の原稿の有無
を検知するためのプリサイクルレバーである。
【0029】734は、原稿トレイ705上に原稿Sを
その先端部を原稿入口部720に差し入れて積載セット
するとき原稿の先端揃えを行なうためのストッパであ
り、常時は原稿搬送路に突出しており、原稿給送スター
ト信号にもとづいて原稿搬送路から退避移動される可動
部材である。
【0030】735は給紙ローラ706の上方に設けた
上下揺動移動されるウェイト部材であり、常時は実線示
のように給送ローラ706から上方へ逃がし保持されて
いて、原稿給送スタート信号にもとづいて下がり移動し
て自動で積載原稿Sの先端部上面に2点鎖線示のように
乗り状態となり、給紙ローラ706と協同して積載原稿
Sの最下位原稿に搬送力を与える役目をする。
【0031】給紙ローラ706から原稿分離給送部70
7・708→シートパスa→レジストローラ対709→
シートパスb→シートパスcの原稿導入部へ至る原稿搬
送経路の外側に、シートパスcの逆送原稿出口部から帰
還シートパスe→中継ぎ搬送ローラ対721→排紙シー
トパスg→排紙ローラ対714→排紙口715へ至る原
稿搬送経路が構成されている。
【0032】排紙口715は、給紙手段としての給紙ロ
ーラ706よりも、原稿載置面上方で且つ該給紙ローラ
706によるシート材給紙方向上流側に配置してある。
【0033】S1〜S4は第1〜第4の原稿センサーで
あり、第1の原稿センサーS1は原稿トレイ705上の
セット原稿の有無を検知するとともに処理済み原稿か未
処理原稿かを識別するセンサー(エンプティセンサ
ー)、第2の原稿センサーS2は原稿が原稿分離給送部
707・708を出たことを検知する分離センサー、第
3の原稿センサーS3は原稿がレジストローラ対709
のニップ部に到達したことを検知するレジストセンサ
ー、第4の原稿センサーS4は帰還シートパスeに設け
られ、原稿排紙時の速度制御等を実施するための排紙セ
ンサーである。
【0034】図8は駆動系の構成略図である。M1は給
紙ローラ706と、分離給送部707・708の給送ロ
ーラ707を駆動する給送・分離モータ、M2はレジス
トローラ709と原稿搬送回動ベルト710の駆動ロー
ラ711を駆動するベルトモータ、M3は中継ぎ搬送ロ
ーラ721と排紙ローラ714を駆動する排紙モータで
ある。
【0035】ベルトモータM2にはモータを制御するた
めのブレーキ機構を具備させてある。又各モータM1・
M2・M3には回転数を検出するためのエンコーダ74
1・742・743が配されており、各モータM1・M
2・M3は不図示の制御系により統合制御される。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置は上述の通り
であるので、ADF等の装着により、本体上側枠体の重
量増加に対して、ガススプリング取付角度を変え、ガス
スプリングの反力の作用線とヒンジの距離を変えること
で、適正な開口力を得ることができる。
【0037】また、ADF等装着により、本体上側枠体
の重心位置が奥側に移動してしまうことに対してガスス
プリング取付位置を奥側に移動することにより、奥側に
偏った重量を支え、ワニ口開閉動作を安定させることが
できる。
【0038】また、ガススプリングの端部を本体支持部
材に回動自在に突き当てることにより、ガススプリング
を本体から容易に引き抜け、作用スペースも少なくてす
む。
【0039】また、取付位置を複数個所設けることで、
ガススプリングのヘタリ等に対してもワニ口開口力を維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した複写機の後視図。
【図2】同複写機の左側断面図。
【図3】従来のガススプリング取付方法を説明する斜視
図。
【図4】本実施例におけるガススプリング支持方法を説
明する斜視図。
【図5】第2の実施例の斜視図。
【図6】ADFの詳細を示した正断面図。
【図7】図6の平面図。
【図8】ADFの主要部の斜視図。
【符号の説明】
1 本体上側枠体 2 本体下側枠体 3 ヒンジ 4 ガススプリング 5a.6a 上枠体側取付部材 5b.6b 下枠体側取付部材 7 ADF 8 ADF台 9 後側板 10 ねじ穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体を上下枠体に2分割し、上下枠体間
    に流体ダンパーを入れることで、ワニ口状に開口する画
    像形成装置において、 自動原稿送り装置等の装着時に、流体ダンパーの反発力
    の作用点と本体上下枠体を結合するヒンジとの距離を変
    えるように、流体ダンパーの取付位置を変更できること
    を特徴とする、上下2分割可能な画像形成装置。
  2. 【請求項2】 自動原稿送り装置等装着時に自動原稿送
    り装置の開閉ヒンジ側の流体ダンパーの取付位置を移す
    ことを特徴とする請求項1の上下2分割可能な画像形成
    装置。
JP5114714A 1993-05-17 1993-05-17 上下2分割可能な画像形成装置 Withdrawn JPH06324529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114714A JPH06324529A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 上下2分割可能な画像形成装置

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JP5114714A JPH06324529A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 上下2分割可能な画像形成装置

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JPH06324529A true JPH06324529A (ja) 1994-11-25

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JP5114714A Withdrawn JPH06324529A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 上下2分割可能な画像形成装置

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JP (1) JPH06324529A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7421228B2 (en) 2004-10-29 2008-09-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having upper and lower bodies
JP2010075276A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Gc Corp 歯科用照明装置
JP2012032232A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Shimadzu Corp 分析装置のカバー開閉機構
JP2013061367A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Sharp Corp 転写装置及び画像形成装置

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Effective date: 20000801