JP3043950B2 - 循環式原稿送り装置 - Google Patents

循環式原稿送り装置

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JP3043950B2 JP6129092A JP12909294A JP3043950B2 JP 3043950 B2 JP3043950 B2 JP 3043950B2 JP 6129092 A JP6129092 A JP 6129092A JP 12909294 A JP12909294 A JP 12909294A JP 3043950 B2 JP3043950 B2 JP 3043950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿載置部に載置さ
れた複数枚の原稿を最下部に位置する原稿から順に原稿
処理部に搬送し、原稿処理を終了した原稿を原稿処理部
から再度原稿載置部の最上部に放出する循環式原稿送り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿を露光処理する複写機などの画像形
成装置では、複数枚の原稿の取扱いを容易化するため、
循環式原稿送り装置が用いられる。この循環式原稿送り
装置は、例えば、図9に示すように、原稿載置部である
原稿トレイ111からローラ104および搬送ローラ1
05を含む給紙搬送路112を経由して原稿処理部であ
る原稿台106に至り、原稿台106から搬送ローラ1
08およびローラ109を含む排紙搬送路113を経由
して再び原稿トレイ111に至るループ状の原稿搬送経
路を構成している。原稿トレイ111に載置された複数
枚の原稿100は、給紙ローラの回転により最下部に位
置する原稿から順に給紙され、給紙搬送路112にを経
由して原稿台106上に導かれる。原稿の露光処理が終
了すると原稿台106上の原稿は搬送ベルト107、排
紙ローラ108および放出ローラ109の回転により排
紙搬送路113を経由して原稿トレイ111に載置され
ている原稿の最上部に排紙される。
【0003】このような循環式原稿送り装置において
は、原稿の高速搬送の要請に応える必要があるととも
に、原稿トレイ111から一度に複数枚の原稿を給紙し
てしまうなどのミスフィードを確実に防止する必要があ
る。また、排紙搬送路113からローラ109の回転に
より排紙された原稿が、停止すべき原稿トレイ111の
上方を行き過ぎてしまい、給紙搬送路112内に入り込
むことを防止する必要がある。このため、原稿トレイ1
11の給紙搬送路112側にはストッパ102が設けら
れている。このストッパ102は、原稿トレイ111と
給紙搬送路112との間を選択的に開閉し、排紙搬送路
113内のローラ109の近傍に設けられたセンサ11
0が原稿を検出したタイミングで原稿トレイ111と給
紙搬送路112との間を閉鎖することにより、排紙され
た原稿の前端部が給紙搬送路112内に入り込むことを
防止する。
【0004】上記のストッパ102を選択的に開閉動作
させるための機構として、図10(A)に示すように、
ストッパ102を回転軸121に固定し、この回転軸1
12を前後のフレーム116a,116bに形成された
孔部117a,117bにおいて軸支する。更に、回転
軸121の一端をクランク115の一端に係止するとと
もに、クランク115の他端をソレノイド114のアク
チュエータに係止し、ソレノイド114に対する駆動電
圧のオン/オフによるアクチュエータの直線運動をクラ
ンク115により回転動作に変換して回転軸121に供
給する。
【0005】以上の構成により、原稿トレイ111から
原稿を給紙するタイミングで図10(C)に示すように
ソレノイド114に駆動電圧を印加し、アクチュエータ
114aを矢印K方向に移動し、クランク115を介し
て回転軸121をストッパ102とともに矢印L方向に
回転させ、原稿トレイ111と給紙搬送路112との間
を開放する。一方、原稿トレイ111に原稿を排紙する
タイミングでは同図(B)に示すようにソレノイド11
4に対する駆動電圧をオフし、アクチュエータ114a
を矢印J方向に移動させ、クランク115介して回転軸
121をストッパ102とともに矢印M方向に回転させ
ることにより、原稿トレイ111と給紙搬送路112と
の間を閉鎖する。
【0006】また、循環式原稿送り装置において原稿の
ミスフィードを防止するための構成として、原稿トレイ
上に載置された原稿の前端部に対して空気を吹きつける
送風装置を設けたものがあり、図11に示すように、原
稿トレイ131上の原稿100の前端部に当接するスト
ッパ132と原稿100の前端部に対して空気を吹き付
ける送風装置133との両方を備えたものもある。な
お、従来の循環式原稿送り装置では、原稿トレイ131
に排紙された原稿の前端部がストッパに当接し、大きな
衝突音を発生することを防止するため、ストッパの原稿
トレイ131側の面に緩衝材が貼付されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、循環式
原稿送り装置において原稿の搬送を正確に行うことがで
きるようにするためには、原稿トレイの近傍にストッパ
および送風装置の両方を備えることが望ましいが、従来
の循環式原稿送り装置ではストッパおよび送風装置のダ
クトをそれぞれ別個に設けていたため、原稿の前端部に
当接する位置にストッパを配置すると、ダクトの吹き出
し口を原稿の前端部から離れた位置に配置しなければな
らず、原稿トレイ上に載置された複数枚の原稿の前端部
を空気を吹き付けることによって充分に分離するために
は、送風装置の風力を大きくする必要があり、ファンや
モーターが大型化する。
【0008】また、原稿トレイ上の原稿の前端部を空気
によって充分に分離することができない場合には、最下
部に位置する原稿以外の原稿をストッパに当接させるこ
とによって給紙搬送路内に導かれないようにする必要が
あり、このようにストッパを原稿排紙時における排紙さ
れた原稿が給紙搬送路内に入り込むことを防止するだけ
でなく、ミスフィードを防止するためにも用いることと
すると、原稿トレイと給紙搬送路との間を開放する際の
ストッパの下端部の位置を厳格に規定する必要がある。
【0009】このため、図10に示すように、ストッパ
を開閉動作させる動作機構に含まれるソレノイド114
の取付板141に長孔142を形成し、この長孔142
に対する取付ネジ143の嵌入位置を変えることによっ
てソレノイド114の取付位置を調整できるようにする
必要があり、装置の組立作業時のみならず、ソレノイド
の交換作業等のメンテナンス時に作業が煩雑化する問題
がある。
【0010】さらに、原稿を高速搬送すると、給紙ロー
ラおよび原稿搬送路を構成するローラの磨耗および紙粉
の付着による搬送力の劣化が激しく、ローラの交換頻度
が高くなるが、このような交換作業にあたって給紙ロー
ラおよび給紙搬送路の上方に位置するストッパおよびダ
クトの着脱作業が煩雑になるとともに、ストッパの取り
外しに伴ってソレノイドの取付位置を再調整しなければ
ならず、メンテナンス作業がさらに煩雑化する問題があ
った。
【0011】この発明の目的は、ストッパおよびその動
作機構を送風装置のダクト内に収納することにより、ダ
クトの吹き出し口を原稿トレイ上の原稿の前端部に近接
して配置することができるようにし、送風装置からの空
気の送風により原稿トレイ上の原稿を確実に分離できる
ようにし、ミスフィードの防止にストッパを用いないよ
うにして、ストッパの下端位置を厳格に規定する必要が
なく、ストッパの動作機構の取付位置の調整作業を不要
にして組立作業およびメンテナンス作業を簡略化するこ
とができる循環式原稿送り装置を提供することにある。
【0012】また、給紙搬送路の上方においてストッパ
およびダクトを一体的に開閉自在に支持することによ
り、給紙ローラおよび給紙搬送路を構成するローラの交
換作業に伴うストッパおよびダクトの着脱を不要にして
搬送ローラ等のメンテナンス作業を容易化できる循環式
原稿送り装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、原稿載置部および原稿処理部を含む原稿搬送路をル
ープ状に構成し、原稿載置部に載置された原稿を最下部
に位置する原稿から順に給紙搬送路を経由して原稿処理
部に搬送し、原稿処理終了後に原稿処理部の原稿を排紙
搬送路を経由して原稿載置部に載置された原稿の最上部
に放出する循環式原稿送り装置において、給紙搬送路の
上方に位置し、原稿載置部に載置された原稿の前端部に
対向する吹き出し口を備えた中空筐体のダクトと、ダク
トの内部に空気を導入する送風手段と、原稿載置部に載
置された原稿の前端部に対向する位置で給紙搬送路を開
閉するストッパと、原稿が排紙搬送路から原稿載置部に
放出される際に給紙搬送路を閉鎖する方向にストッパを
動作させる動作機構と、を設け、ストッパおよび動作機
構をダクトの内部に収納したことを特徴とする。
【0014】請求項2に記載した発明は、前記ダクト
が、支持部材により前記給紙搬送路の上面を開閉自在に
支持されたことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載した発明においては、原稿載置
部に載置された原稿の前端部に対向する吹き出し口を備
えた中空筐体のダクトが給紙搬送路の上方に位置し、こ
のダクト内にストッパおよびその動作機構が収納され
る。したがって、ストッパの配置場所を考慮することな
くダクトの吹き出し口を配置することができ、送風によ
り原稿載置部に載置された原稿の前端部を確実に分離で
きる最適な位置に吐き出し口を設けることができる。
【0016】請求項2に記載した発明においては、スト
ッパおよび動作機構を収納したダクトが支持部材により
給紙搬送路の上面を開閉自在に支持される。したがっ
て、支持部材を介してダクトを開放することにより給紙
搬送路が外部に露出し、ローラの交換等のメンテナンス
作業が容易化される。
【0017】
【実施例】図1は、この発明の実施例である循環式原稿
送り装置の正面断面図である。循環式原稿送り装置1
は、複写機21の上面に設置される。循環式原稿送り装
置1の上面に位置する原稿載置部2には下面にサクショ
ンベルトからなる給紙ベルト3が備えられている。この
原稿載置部2から複写機21の原稿台22の上面に至る
間に搬送ローラ4aおよびローラ5によって給紙搬送路
6が構成されている。原稿台22の上面には搬送ベルト
7が位置しており、原稿台22から原稿載置部2に至る
間に搬送ローラ4b、ローラ8、排紙ローラ9により排
紙搬送路10が構成されている。このようにして原稿載
置部2から給紙搬送路6を経由して原稿台22の上面に
導かれ、複写機21が有する図外の光学系装置による露
光を受けた後排紙搬送路10を経由して原稿載置部2の
最上部に放出される。
【0018】原稿載置部2には図外の循環検出アームが
露出しており、原稿載置部2に複数枚の原稿がセットさ
れた時に循環検出アームは最上部に位置する原稿の上面
に当接する。この状態から最下部に位置する原稿が原稿
台22を経由して循環検出アームの上側に放出される。
こうして順次最下部に位置する原稿が給紙されるごとに
循環検出アームは最初に最上部に位置していた原稿とと
もに下方に移行していき、最初に最上部に位置していた
原稿が給紙され、循環検出アームの下方に原稿が位置し
なくなると、すべての原稿についての給紙が終了したこ
とを検出する。最初に最上部に位置していた原稿の露光
処理が終わりこの原稿が原稿載置部2に放出されると、
循環検出アームは移動して再度最上部に位置する原稿の
上面に当接する。
【0019】給紙搬送路6の上方には送風装置のダクト
12が支点20において原稿の搬送方向に垂直な軸を中
心に回転自在に支持されている。このダクト12は、図
2に示すように、送風ファン13aを含む送風部13と
ともに送風装置11を構成しており、ダクト12の内部
にはストッパ16、このストッパ16が固定された回転
軸17およびストッパ16を回転軸17とともに回転さ
せるソレノイド18が備えられている。また、ダクト1
2の底面の原稿載置部2側には吹き出し口14およびス
トッパ用開口部15が形成されている。この吹き出し口
14およびストッパ用開口部15は中空筐体のダクト1
2の底面において原稿搬送方向の略同位置に形成されて
いる。ストッパ用開口部15にはアーム16に係合する
ストッパ19が嵌合している。
【0020】図3は、上記送風装置の一部を構成するダ
クトの内部構造を示す図である。中空筐体のダクト12
の内側上面の2か所から支持部17aが下方に延出して
いる。この支持部17aに回転軸17が軸支されてい
る。回転軸17は中間部にアーム16が固定されてお
り、一端においてクランク21が固定されている。アー
ム16は延出した2本の腕部16aの端部においてスト
ッパ19に形成された孔部19aに嵌入している。ま
た、クランク21には長孔21aが形成されており、こ
の長孔21aにソレノイド18のアクチュエータ18a
に固定されたガイド18bが係合している。ソレノイド
18は、取付け部材22を介してダクト12の内側上面
から下方に延出した雌ネジ部23にネジ止めして固定さ
れる。
【0021】ダクト12の底面12aは、原稿載置部2
側において上方に傾斜しており、この傾斜面に2か所の
吹き出し口14および2か所のストッパ用開口部15が
一列に形成されている。ストッパ用開口部15にはスト
ッパ19が嵌合する。また、ダクト12の底面12aの
下側面にはペーパガイド12bが一体に成型されてい
る。このペーパガイド12bは原稿載置部2から連続す
る給紙搬送路6の上面を構成する。更に、ペーパガイド
の側面の下端部近傍には支点軸20が突出形成されてい
る。この支点軸20は循環式原稿送り装置1の前側のフ
レーム31に形成された孔部32に嵌合する。この支点
軸20は底面12aの背面側においても同様に突出形成
されており、図外の背面側フレームに形成された孔部に
嵌合する。図4(A),(B)は、上記循環式原稿送り
装置におけるストッパの動作を示す図である。ダクト1
2の内部に取り付けられたソレノイド18に対して駆動
電圧を印加していない状態では、ソレノイド18のアク
チュエータ18aに固定されたガイド18bは、クラン
ク21の長孔21a内の上端部に位置している。この状
態でアーム16はストッパ19の孔部19aに遊嵌して
おり、ストッパ19は原稿載置部2の底面に当接する下
側位置にあり、原稿載置部2と給紙搬送路20との間は
閉鎖されている。
【0022】ソレノイド18に対して駆動電圧を印加す
ると、アクチュエータ18aはガイド18bとともに矢
印A方向に移動する。この移動によりガイド18bはク
ランク21の長孔21a内を下方に移動しながらクラン
ク21を矢印B方向に回転させる。このクランク21の
矢印B方向の回転が回転軸17を介してアーム16に伝
達され、アーム16の端部はストッパ19を上方に引き
上げる。ストッパ19はその上端部がダクト12の内側
の上面に当接する上側位置にあり、原稿載置部2と給紙
搬送路20との間が開放される。これによって、原稿載
置部2に載置された原稿は給紙ベルト3の回転により給
紙搬送路20内に導かれる。
【0023】なお、ストッパ19が上側位置にある状態
では、ストッパ19の上端がダクト12の内側の上面に
当接するとともに、ストッパ19の下端部はストッパ用
開口部15内に嵌入している。このため、ストッパ19
が上下方向に移動することによってはストッパ19と開
口部15との嵌合状態は損なわれず、ストッパ19がス
トッパ用開口部15から外れて動作不良を生じることが
ない。
【0024】また、ダクト12の底面において吹き出し
口14はストッパ用開口部15と略同位置に形成されて
いるため、ストッパ19が原稿載置部2に載置された原
稿の前端部に当接する位置にストッパ用開口部15を形
成すると、図5に示すように、吹き出し口14を原稿の
前端部に近接して対向させることができる。このため、
送風ファンによってダクト内に導かれた空気を吹き出し
口14から原稿の前端部に吹きつけることができ、原稿
の前端部を確実に分離することができる。
【0025】さらに、ダクト12は支点軸20により前
後のフレームに軸支されているため、図6に示すよう
に、ダクト12を内部に収納したアーム16、回転軸1
7、ソレノイド18およびストッパ19とともに矢印C
方向に回転させ、給紙搬送路6の上面を開放することが
できる。これによって給紙搬送路6を構成する搬送ロー
ラ4やローラ5の交換作業を極めて容易に行うことがで
きる。
【0026】また、図7に示すように、ダクト12の原
稿載置部2側の側面には上下に凹部41が形成されてお
り、この凹部41に緩衝材42が嵌め込まれている。こ
の凹部41はダクト12の前面および背面側において開
放されており、ダクト12の前面側または背面側から凹
部41に緩衝材42をスライドさせて着脱することがで
き、緩衝材の交換作業を極めて容易に行うことができ
る。
【0027】また、ダクト12の送風部13との接合部
分は、図8に示すように、上側を背面側に傾斜して形成
されており、この傾斜した背面においてシール材41を
介して送風部13と接合している。これは、ダクト12
が支点軸20を介して前後のフレーム31,33に軸支
されているのに対し、送風部13が背面側のフレーム3
3に固定されているためであり、上述の構成により支点
軸20を中心にダクト12を回転させることによってダ
クト12が送風部13に対して上側に移動した場合に、
シール材51を破損することがない。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、ダク
トの吹き出し口をストッパに干渉されることなく最適な
位置に設けることができ、吹き出し口からの送風によっ
て原稿載置部に載置された原稿の前端部を確実に分離す
ることができる。また、これによってストッパによる原
稿のミスフィードの防止が不要になり、ストッパの移動
位置を厳格に規定する必要がなく、ストッパの動作機構
の取付位置の調整等を不要にすることができる。
【0029】請求項2に記載した発明によれば、ダクト
を給紙搬送路の上側において開閉自在に支持することに
よってダクトの移動により給紙搬送路の上面を容易に開
放することができ、ローラ等の部材のメンテナンスを容
易に行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である循環式原稿送り装置の
正面断面図である。
【図2】同循環式原稿送り装置の要部の平面断面図であ
る。
【図3】同循環式原稿送り装置の要部の構成を示す図で
ある。
【図4】同循環式原稿送り装置のダクト内におけるスト
ッパの動作状態を示す図である。
【図5】同循環式原稿送り装置のダクトにおける吹き出
し口の形成位置を示す図である。
【図6】同循環式原稿送り装置におけるダクトの動作状
態を示す図である。
【図7】同循環式原稿送り装置の緩衝材の取付状態を示
す図である。
【図8】同循環式原稿送り装置の背面におけるダクトと
送風部との結合状態を示す図である。
【図9】従来の循環式原稿送り装置の構成を示す図であ
る。
【図10】同従来の循環式原稿送り装置におけるストッ
パの動作機構の取付状態およびストッパの動作状態を示
す図である。
【図11】従来のストッパおよび送風装置を備えた循環
式原稿送り装置の要部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1−循環式原稿送り装置 2−原稿載置部 6−給紙搬送路 22−原稿台(原稿処理部) 11−送風装置 12−ダクト 14−吹き出し口 18−ソレノイド 19−ストッパ 20−支点軸(支持部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若本 宏治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 兼崎 正浩 広島県深安郡神辺町川南741−1 株式 会社サンエス内 (72)発明者 松田 光生 広島県深安郡神辺町川南741−1 株式 会社サンエス内 (56)参考文献 特開 昭62−93129(JP,A) 特開 平3−272931(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 107 G03G 15/00 106 G03G 15/00 501 - 534 B65H 1/00 - 3/68 B65H 83/00 - 85/00 G03B 27/62 - 27/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置部および原稿処理部を含む原稿搬
    送路をループ状に構成し、原稿載置部に載置された原稿
    を最下部に位置する原稿から順に給紙搬送路を経由して
    原稿処理部に搬送し、原稿処理終了後に原稿処理部の原
    稿を排紙搬送路を経由して原稿載置部に載置された原稿
    の最上部に放出する循環式原稿送り装置において、 給紙搬送路の上方に位置し、原稿載置部に載置された原
    稿の前端部に対向する吹き出し口を備えた中空筐体のダ
    クトと、ダクトの内部に空気を導入する送風手段と、原
    稿載置部に載置された原稿の前端部に対向する位置で給
    紙搬送路を開閉するストッパと、原稿が排紙搬送路から
    原稿載置部に放出される際に給紙搬送路を閉鎖する方向
    にストッパを動作させる動作機構と、を設け、ストッパ
    および動作機構をダクトの内部に収納したことを特徴と
    する循環式原稿送り装置。
  2. 【請求項2】前記ダクトが、支持部材により前記給紙搬
    送路の上面を開閉自在に支持された請求項1に記載の循
    環式原稿送り装置。
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