JPH06323840A - 舗装厚測定装置 - Google Patents

舗装厚測定装置

Info

Publication number
JPH06323840A
JPH06323840A JP11333793A JP11333793A JPH06323840A JP H06323840 A JPH06323840 A JP H06323840A JP 11333793 A JP11333793 A JP 11333793A JP 11333793 A JP11333793 A JP 11333793A JP H06323840 A JPH06323840 A JP H06323840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
pavement
existing
layer
ascon layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11333793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2612666B2 (ja
Inventor
Isao Matsumoto
功 松本
Katsumi Sugano
克美 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISEI ROTETSUKU KK
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
TAISEI ROTETSUKU KK
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAISEI ROTETSUKU KK, Japan Radio Co Ltd filed Critical TAISEI ROTETSUKU KK
Priority to JP5113337A priority Critical patent/JP2612666B2/ja
Publication of JPH06323840A publication Critical patent/JPH06323840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2612666B2 publication Critical patent/JP2612666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Repair (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表層舗装のみの厚みをリアルタイムで簡便に
検出可能とする。 【構成】 アスファルトフィニッシャの前部に舗装厚計
アンテナ38を、後部に舗装厚計アンテナ34をそれぞ
れ設ける。舗装厚計アンテナ38によりパルス信号を送
受信し既設アスコン層16のみの厚みを検出する。舗装
厚計アンテナ34により、既設アスコン層16及び敷き
慣らしアスコン層18合計の厚みを検出する。演算処理
装置54は、各アンテナ38又は34に係るデータDA
TA1及びDATA2を、それぞれ既設アスコン層16
のみの厚み又は既設アスコン層16及び敷き均しアスコ
ン層18合計の厚みに変換し、これらの減算により敷き
均しアスコン層18のみの厚みΔDを求める。その際、
舗装厚計アンテナ38と34の距離と速度計56によっ
て得られるアスファルトフィニッシャの速度vを用い、
測定時間の差を補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号の無線送受信によ
り舗装の厚みを測定する装置、すなわち舗装厚測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特願平4−25910号には、道
路面の舗装厚等の厚みを測定する装置が開示されてい
る。この種の装置は、例えば道路面をアスファルトの混
合物(アスコン)で舗装するアスファルトフィニッシャ
等に搭載されるものである。
【0003】図6には一従来例に係るアスファルトフィ
ニッシャ10の構成が示されている。この図に示される
ように、道路面を舗装する場合、路床12上に砕石路盤
14を設ける。更に、この上にアスコンによる舗装を施
す。このようにして形成された既設アスコン層16上
に、アスファルトフィニッシャ10によって敷き均しア
スコン層18を設ける。
【0004】アスファルトフィニッシャ10は、ホッパ
20、スクリューフィーダ22、レベリングアーム2
4、スクリード26等を有する車両である。アスファル
トフィニッシャ10により敷き均しアスコン層18を敷
設する場合、まず、ホッパ20からアスコン28を図示
しないバーフィーダでアスファルトフィニッシャ10の
後方に送り、スクリューフィーダ22によって所定の厚
さに敷き広げる。更に、スクリューフィーダ22によっ
て敷き広げたアスコン28をスクリード26によって平
坦に敷き均しながら転圧する。このようにして形成され
る敷き均しアスコン層18の厚みは、レベリングアーム
24を上下させ、あるいはスクリード26の角度を調整
することにより制御する。アスファルトフィニッシャ1
0を操縦するオペレータ33は、アスファルトフィニッ
シャ10を操縦する一方で、舗装厚表示制御装置32に
表示される舗装厚を見ながら、敷き均しアスコン層18
の厚みが所定の厚みになるよう、アスファルトフィニッ
シャ10の各部装置に指令を与える。
【0005】舗装厚表示制御装置32は、舗装厚計アン
テナ34を用いて既設アスコン層16及び敷き均しアス
コン層18合計の厚みを検出し、検出結果を表示する装
置である。すなわち、舗装厚表示制御装置32は比誘電
率の相違により舗装の厚みを測定するレーダ装置であ
る。アスファルトフィニッシャ10の後部に設けられた
舗装厚計アンテナ34から地中に向けパルス信号が無線
送信されると、この信号は、比誘電率が変化する面で反
射され、再び舗装厚計アンテナ34によって受信され
る。この図の場合、敷き均しアスコン層18と既設アス
コン層16はほぼ同一の材質であり、その比誘電率はほ
ぼ同一の値を有しているから、舗装厚計アンテナ34か
ら送信された信号は、既設アスコン層16と砕石路盤1
4の界面において反射され、舗装厚計アンテナ34に受
信されることとなる。舗装厚表示制御装置32は、舗装
厚計アンテナ34が送信を行ってから反射波を受信する
までの時間(遅延時間)を、アスコン28の比誘電率を
用いて厚みに変換し、これを表示する。従って、舗装厚
表示制御装置32上に表示される厚みは、敷き均しアス
コン層18と既設アスコン層16合計の厚みとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成では、
敷き均しアスコン層18の厚みのみをリアルタイムに知
ることができない。
【0007】例えば図6において敷き均しアスコン層1
8のみの厚さを知るためには、オペレータ33がゲージ
35を敷き均しアスコン層18に差し込み、ゲージ35
の差し込み深さにより敷き均しアスコン層18の厚さを
測定する方法を用いることができる。しかし、この方法
では敷き均しアスコン層18に傷を付けることとなるた
め好ましくない。また、移動しているアスファルトフィ
ニッシャ10に乗りながら、ゲージ35を用いて敷き均
しアスコン層18の厚さを正確に測定・決定するために
は、非常な熟練が必要である。このような技能を備えた
オペレータ33(いわゆるシックネスマン)を養成する
ためには、数年〜10年程度が必要である。
【0008】このような不具合を避けるためには、既設
アスコン層16の厚みを予め測定しておき、表示の際
に、検出されたアスコン層の厚み(アスコン層16及び
18合計の厚み)から、既設アスコン層16の厚みを減
ずるようにすればよい。しかし、路面状態は日によって
変化するため、このような方法では敷き均しアスコン層
18の厚みの表示内容において同時性が損なわれる。ま
た、予め既設アスコン層16の厚みを測定しておく必要
があるため、工数も発生してしまう。さらに、上述した
工事(オーバレイ工事)では、通常、既設アスコン層1
6の表面(既設路面)に“わだち掘れ”が生じている。
従って、既設アスコン層16の厚さを測定する位置がわ
ずかにずれただけでも、当該厚さが大きく異なることが
ある。このため、既設アスコン層16の厚さの測定位置
と敷き均しアスコン層16の厚さの測定位置は厳密に一
致させねばならないが、これには非常な手間がかかる。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、既設舗装上に施す
表層舗装の厚みをより簡単な方法でかつよりリアルタイ
ムに測定可能にすることを目的にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の舗装厚測定装置は、既設舗装の表面
から地中に向け信号を無線送信し、その反射波を受信す
るまでの時間に基づき、既設舗装の厚みを検出する手段
と、既設舗装上に表層舗装を敷いた後に表層舗装の表面
から地中に向け信号を無線送信し、その反射波を受信す
るまでの時間に基づき、既設舗装及び表層舗装合計の厚
みを検出する手段と、検出された合計の厚みから既設舗
装の厚みを減ずることにより表層舗装の厚みを算出する
手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2に係る舗装厚測定
装置は、表層舗装の厚みを算出する際、既設舗装の厚み
を検出する地点と既設舗装及び表層舗装合計の厚みを検
出する地点の距離に応じ、検出された既設舗装の厚みを
予め遅延させることを特徴とする。
【0012】そして、本発明に係るアスファルトフィニ
ッシャは、既設舗装上に表層舗装を敷く手段と、本発明
の舗装厚測定装置と、を備え、厚みを管理しつつアスフ
ァルトの混合物により表層舗装を施すことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明の舗装厚測定装置においては、既設舗装
の表面から地中に向け信号が無線送信される。この信号
は、既設舗装と比誘電率が異なる路盤との界面、例えば
砕石路盤との界面において反射される。信号を無線送信
してからその反射波を受信するまでの時間は、既設舗装
の厚みを表わしている。一方で、本発明においては、既
設舗装上に表層舗装を敷いた後に、表層舗装の表面から
地中に向け信号が無線送信される。表層舗装と既設舗装
の比誘電率はほぼ等しいため、この信号は、既設舗装と
その下にある比誘電率の異なる路盤との界面において反
射される。従って、送信から反射波の受信までの時間
は、既設舗装及び表層舗装合計の厚みを表わしている。
本発明においては、検出された既設舗装及び表層舗装合
計の厚みから、同様にして検出された既設舗装の厚みが
減ぜられ、これにより表層舗装の厚みが算出される。従
って、本発明における表層舗装の算出は、路面を傷付け
ること無く、かつ予め既設舗装の厚みを測定しておくこ
となく実行されることとなり、またその算出もリアルタ
イムに行われることとなる。
【0014】更に、本発明の請求項2においては、表層
舗装の厚みを算出する際、既設舗装の厚みの検出地点と
既設舗装及び表層舗装合計の厚みの検出地点の距離に応
じて、検出された既設舗装の厚みが予め遅延される。す
なわち、検出された既設舗装の厚みは、既設舗装及び表
層舗装合計の厚みを検出する手段が当該地点に至った時
点で表層舗装の厚みの算出に使用される。このような処
理により、アンテナ等の間隔が補償されることとなる。
【0015】そして、本発明のアスファルトフィニッシ
ャにおいては、アスファルトの混合物により表層舗装を
施す際に、本発明の舗装厚測定装置によって表層舗装の
厚みが検出される。従って、アスファルトフィニッシャ
のオペレータは、従来に比べリアルタイムに得られる表
層舗装の厚みをモニタしながら、アスファルトフィニッ
シャを操作することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図6に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0017】図1には、本発明の一実施例に係るアスフ
ァルトフィニッシャ36の外観が示されている。この図
に示されるアスファルトフィニッシャ36においては、
後部に設けられた舗装厚計アンテナ34の他アスファル
トフィニッシャ36の前部に舗装厚計アンテナ38が設
けられている。舗装厚表示制御装置40は、これら2個
の舗装厚計アンテナ34及び38を用いて敷き均しアス
コン層18の厚みを検出し、これを表示する。従って、
この実施例では、従来例のようにもう1人のオペレータ
33がゲージ35によって敷き均しアスコン層18の厚
みを測定する必要がないから、敷き均しアスコン層18
に傷が付くことがなく、熟練したシックネスマンは不要
である。また、後述する原理により敷き均しアスコン層
18の厚みをリアルタイムで検出しているため、予め既
設アスコン層16の厚みを測定しておく必要もない。
【0018】図2には、この実施例における舗装厚表示
制御装置40の概略構成が示されている。
【0019】この図に示されるように、舗装厚表示制御
装置40は、舗装厚計アンテナ34及び38にパルス信
号を供給し無線信号を地中に送信させるパルス送信器4
2を備えている。パルス送信器42は、制御装置44の
下にパルス信号を送信させる。舗装厚計アンテナ38及
び34は、送信したパルス信号の反射波を受信し、受信
した信号をそれぞれ増幅器46又は48に出力する。増
幅器46及び48は、制御装置44の制御の下に、入力
される信号を増幅し、これを後段のA/D変換器50又
は52に供給する。A/D変換器50及び52は、増幅
器46又は48から供給される信号をディジタルデータ
DATA1又はDATA2に変換し、演算処理装置54
に供給する。演算処理装置54は、これらのデータDA
TA1及びDATA2と、速度計56から出力されるア
スファルトフィニッシャ36の速度vに基づき、敷き均
しアスコン層18の厚みΔDを算出し、これを表示器5
8の画面上に表示させる。制御装置44は、A/D変換
器50及び52、演算処理装置54並びに表示器58の
動作も制御する。
【0020】図3には、この実施例における演算処理装
置54の機能が示されている。この図に示される機能
は、ソフトウエア的にもハードウエア的にも実現できる
ものである。演算処理装置54は、舗装厚計アンテナ3
8に係るデータDATA1に基づき既設アスコン層16
の厚みDを算出する機能100と、舗装厚計アンテナ
34に係るデータDATA2から既設アスコン層16及
び敷き均しアスコン層18合計の厚みDを算出する機
能200を有している。
【0021】前者は、データDATA1のピークを検出
し(102)、更に送信波のピークに対し受信波のピー
クがどの程度遅延しているかを検出する(104)。図
4に示されるように、パルス層送信器42の動作により
舗装厚計アンテナ38から送信される送信波300に対
し、既設アスコン層16と砕石路盤14の界面から反射
され舗装厚計アンテナ38によって受信される受信波4
00は、既設アスコン層16の厚み及び当該既設アスコ
ン層16における電波の伝搬速度Vによって定まる時
間tだけ遅延している。従って、送信波300のピー
ク及び受信波400のピークをそれぞれ検出し、このピ
ークの間隔を検出することにより、遅延時間tを検出
することができる。
【0022】また、一般に、伝搬時間は、媒質の比誘電
率に依存している。この実施例においては、予め設定さ
れている既設アスコン層16の比誘電率εに基づき
(106)当該既設アスコン層16における電波の伝搬
速度Vが算出される(108)。
【0023】このようにして電波の伝搬速度V及び遅
延時間tが求められると、これらから、既設アスコン
層16の厚みを公知の式に基づき算出することができる
(110)。算出された既設アスコン層16の厚みD
は、演算処理装置54の内部において一旦記憶される
(112)。
【0024】演算処理装置54は、データDATA2に
ついても同様の処理を実行する。すなわち、送信波30
0及び受信波400のピークを検出し(202)、検出
されたピークに基づき送信波300に対する受信波40
0の遅延時間tを検出し(204)、その一方で予め
設定されている既設アスコン層16及び敷き均しアスコ
ン層18の比誘電率εに基づき(206)、電波の伝
搬速度Vを算出する(208)。算出された伝搬速度
及び遅延時間tに基づき、既設アスコン層16及
び敷き均しアスコン層18合計の厚みDが算出され
(210)、算出された厚みDが演算処理装置54内部
において一旦記憶される(212)。
【0025】演算処理装置54は、このようにして得ら
れた厚みD及びDに基づき、敷き均しアスコン層1
8の厚みΔDを算出する(500)。すなわち、厚みD
からDを減ずることにより、図5に示されるよう
に、敷き慣らしアスコン層18のみの厚みΔDを算出す
る。
【0026】その際、演算処理装置54は、舗装厚計ア
ンテナ38から34までの距離L及びアスファルトフィ
ニッシャ36の速度vを、処理に反映させる。すなわ
ち、アスファルトフィニッシャ36によるアスコン28
の敷き均しが進むと、アスファルトフィニッシャ36の
後部に設けられた舗装厚計アンテナ34は、いずれ、舗
装厚計アンテナ38が以前に位置していた位置に到達す
る。舗装厚計アンテナ38を用いて測定されたDは、
舗装厚計アンテナ34がその位置に至った時点で使用さ
れる。すなわち、同一の位置xに係る厚みD及びD
を用いて敷き均しアスコン層18の厚みが算出される。
【0027】このように、本実施例によれば、ゲージ3
8を用いて敷き均しアスコン層18の厚みを測定する必
要がないため、敷き均しアスコン層18を傷付けること
がなく、熟練したシックネスマンは不要となり、オペレ
ータの省熟練化を実現できる。また、その測定に係る工
数も低減される。更に、既設アスコン層16の厚みを予
め測定する必要がないため、そのために必要な工数も低
減され、敷き均し前後での測定位置合せも不要となる。
このように、本実施例は、敷き均しアスコン層18の厚
みをより簡便な手法でかつよりリアルタイムに測定する
うえで有意である。
【0028】なお、本発明は、以上説明した構成の細部
に限定を要するものではない。
【0029】また、図3においては、比誘電率及び伝搬
速度を各データDATA1及びDATA2ごとに設定又
は算出していた。しかし、既設アスコン層16と敷き均
しアスコン層18の比誘電率はさほど相違しないため、
同一値を設定してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の舗装厚測
定装置によれば、無線送受信により舗装の厚みを検出す
る手段を複数個用い、その内1個により既設舗装の厚み
を、他の1個により既設舗装及び表層舗装合計の厚みを
それぞれ検出して、検出された結果の厚みの減算によっ
て表層舗装の厚みを算出するようにしたため、表層舗装
を傷付けたり、あるいは既設舗装の厚みを予め測定して
おいたりすることなく、表層舗装の厚みのみをリアルタ
イムに知ることができる。
【0031】また、本発明の請求項2によれば、既設舗
装の厚みを検出する地点と既設舗装及び表層舗装合計の
厚みを検出する地点の距離に応じて、既設舗装の厚みの
検出結果を遅延させるようにしたため、当該距離を補償
しつつ表層舗装の厚みを算出することができる。
【0032】そして、本発明のアスファルトフィニッシ
ャによれば、本発明の舗装厚測定層測定装置によって表
層舗装の厚みをリアルタイムに測定しつつ、この測定結
果を用いて表層舗装を施すことができるため、アスファ
ルトの混合物(アスコン)の厚みをよりスピーディに管
理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアスファルトフィニッ
シャの外観を示す図である。
【図2】この実施例における舗装厚表示制御装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図3】この実施例における演算処理処理装置の機能を
示すブロック図である。
【図4】送信波に対する受信波の遅延時間を示す図であ
る。
【図5】この実施例における厚み測定の原理を示す図で
ある。
【図6】一従来例に係るアスファルトフィニッシャの外
観を示す図である。
【符号の説明】
12 路床 14 砕石路盤 16 既設アスコン層 18 敷き均しアスコン層 34,38 舗装厚計アンテナ 36 アスファルトフィニッシャ 40 舗装厚表示制御装置 42 パルス送信器 44 制御装置 54 演算処理装置 56 速度計 t,t 送信波に対する受信波の遅延時間 ε,ε アスコンの比誘電率 V,V アスコン層における電波の伝搬速度 D 既設アスコン層の厚み D 既設アスコン層及び敷き均しアスコン層合計の厚
み v アスファルトフィニッシャの速度 ΔD 敷き均しアスコン層の厚み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設舗装の表面から地中に向け信号を無
    線送信し、その反射波を受信するまでの時間に基づき、
    既設舗装の厚みを検出する手段と、 既設舗装上に表層舗装を敷いた後に表層舗装の表面から
    地中に向け信号を無線送信し、その反射波を受信するま
    での時間に基づき、既設舗装及び表層舗装合計の厚みを
    検出する手段と、 検出された合計の厚みから既設舗装の厚みを減ずること
    により表層舗装の厚みを算出する手段と、 を備えることを特徴とする舗装厚測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の舗装厚測定装置におい
    て、 表層舗装の厚みを算出する際、既設舗装の厚みを検出す
    る地点と既設舗装及び表層舗装合計の厚みを検出する地
    点の距離に応じ、検出された既設舗装の厚みを予め遅延
    させることを特徴とする舗装厚測定装置。
  3. 【請求項3】 既設舗装上に表層舗装を敷く手段と、 請求項1又は2記載の舗装厚測定装置と、 を備え、 厚みを管理しつつアスファルトの混合物により表層舗装
    を施すことを特徴とするアスファルトフィニッシャ。
JP5113337A 1993-05-14 1993-05-14 アスファルトフィニッシャ Expired - Lifetime JP2612666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113337A JP2612666B2 (ja) 1993-05-14 1993-05-14 アスファルトフィニッシャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113337A JP2612666B2 (ja) 1993-05-14 1993-05-14 アスファルトフィニッシャ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06323840A true JPH06323840A (ja) 1994-11-25
JP2612666B2 JP2612666B2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=14609693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113337A Expired - Lifetime JP2612666B2 (ja) 1993-05-14 1993-05-14 アスファルトフィニッシャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2612666B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333316A (ja) * 2001-05-09 2002-11-22 Heisei Polymer Co Ltd 表土厚の測定方法
JP2008089307A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Mitsubishi Electric Corp 計測台車、層厚計測装置、層厚計測システムの層厚計測方法、層厚計測装置の層厚計測方法および層厚計測装置の層厚計測プログラム
KR100917867B1 (ko) * 2007-08-29 2009-09-16 한국건설기술연구원 아스팔트 도로포장의 현장 다짐밀도 측정방법 및측정시스템, 그 측정시스템을 이용한 아스팔트도로포장방법
JP2013185900A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The 路面状態測定装置および路面状態測定方法
CN104404858A (zh) * 2014-11-21 2015-03-11 江苏中路工程技术研究院有限公司 一种沥青路面有效压实状态的测试装置及其使用方法
CN104746414A (zh) * 2015-03-06 2015-07-01 天津大学 沥青路面摊铺厚度和施工温度实时监控方法
CN105780634A (zh) * 2016-03-07 2016-07-20 戴纳派克(中国)压实摊铺设备有限公司 摊铺厚度测量系统、方法及摊铺机
JP2017036660A (ja) * 2015-08-13 2017-02-16 ヨゼフ フェゲーレ アーゲー レーダベースの敷き均し装置を有する道路舗装機械及び制御方法
CN106460350A (zh) * 2014-03-18 2017-02-22 摩巴移动自动化股份公司 具有层厚度检测设备的筑路机和用于检测砌入的材料层的厚度的方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104634224B (zh) * 2014-12-22 2017-05-17 天津大学 公路路面摊铺厚度的插入式自动测量装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189505A (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 Hitachi Ltd 塗膜厚測定装置
JPS6351514A (ja) * 1986-08-19 1988-03-04 Ohbayashigumi Ltd 軟弱地盤表層処理工法における播き出し土砂の厚み測定方法
JPH01268905A (ja) * 1988-04-18 1989-10-26 Tokyo Keiki Co Ltd 舗装厚測定装置
JPH01271504A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Tokyo Keiki Co Ltd 舗装厚測定装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189505A (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 Hitachi Ltd 塗膜厚測定装置
JPS6351514A (ja) * 1986-08-19 1988-03-04 Ohbayashigumi Ltd 軟弱地盤表層処理工法における播き出し土砂の厚み測定方法
JPH01268905A (ja) * 1988-04-18 1989-10-26 Tokyo Keiki Co Ltd 舗装厚測定装置
JPH01271504A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Tokyo Keiki Co Ltd 舗装厚測定装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333316A (ja) * 2001-05-09 2002-11-22 Heisei Polymer Co Ltd 表土厚の測定方法
JP2008089307A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Mitsubishi Electric Corp 計測台車、層厚計測装置、層厚計測システムの層厚計測方法、層厚計測装置の層厚計測方法および層厚計測装置の層厚計測プログラム
KR100917867B1 (ko) * 2007-08-29 2009-09-16 한국건설기술연구원 아스팔트 도로포장의 현장 다짐밀도 측정방법 및측정시스템, 그 측정시스템을 이용한 아스팔트도로포장방법
JP2013185900A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The 路面状態測定装置および路面状態測定方法
CN106460350A (zh) * 2014-03-18 2017-02-22 摩巴移动自动化股份公司 具有层厚度检测设备的筑路机和用于检测砌入的材料层的厚度的方法
JP2017508088A (ja) * 2014-03-18 2017-03-23 エムオーベーアー モビール アウトマチオーン アーゲーMOBA Mobile Automation AG 層厚検出装置を有する道路舗装機械、および、塗布された材料層の厚さを検出する方法
US9988773B2 (en) 2014-03-18 2018-06-05 Moba Mobile Automation Ag Road paver having layer thickness detecting device and method
CN106460350B (zh) * 2014-03-18 2019-10-15 摩巴移动自动化股份公司 具有层厚度检测设备的筑路机和用于检测砌入的材料层的厚度的方法
CN104404858A (zh) * 2014-11-21 2015-03-11 江苏中路工程技术研究院有限公司 一种沥青路面有效压实状态的测试装置及其使用方法
CN104746414A (zh) * 2015-03-06 2015-07-01 天津大学 沥青路面摊铺厚度和施工温度实时监控方法
CN104746414B (zh) * 2015-03-06 2017-01-11 天津大学 沥青路面摊铺厚度和施工温度实时监控方法
JP2017036660A (ja) * 2015-08-13 2017-02-16 ヨゼフ フェゲーレ アーゲー レーダベースの敷き均し装置を有する道路舗装機械及び制御方法
CN105780634A (zh) * 2016-03-07 2016-07-20 戴纳派克(中国)压实摊铺设备有限公司 摊铺厚度测量系统、方法及摊铺机
CN105780634B (zh) * 2016-03-07 2018-04-24 戴纳派克(中国)压实摊铺设备有限公司 摊铺厚度测量系统、方法及摊铺机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2612666B2 (ja) 1997-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7946787B2 (en) Paving system and method
EP0510215B1 (en) Pavement thickness control apparatus
JP2511780B2 (ja) 移動式切削機の超音波制御装置
US5752783A (en) Paver with radar screed control
JPH06323840A (ja) 舗装厚測定装置
US9873990B2 (en) Paving machine having production monitoring system
US20070150147A1 (en) Compactor using compaction value targets
US11060249B2 (en) Adjustment of the leveling cylinder setting in a road finisher
US20220220676A1 (en) Levelling system for a road construction machine
US20210222379A1 (en) Road paver with compaction control
US11243531B2 (en) Navigation system for a machine
US20210324588A1 (en) Method of paving a road surface and asphalting system
US20210181354A1 (en) Measurement system for a construction machine
US6672797B1 (en) Linear transducer arrangement
JP2000508056A (ja) 測定装置
US20220364338A1 (en) Measuring system and controller
US20240133132A1 (en) Pressure sensor for a screed plate apparatus
GR3034209T3 (en) Method for i.a. mesuring the thickness of plate constructions and pipes
Edwards et al. Comparative evaluation of nondestructive devices for measuring pavement thickness in the field
CN104195928B (zh) 摊铺机及其摊铺厚度的识别装置、系统和方法
JPH0743130Y2 (ja) 敷きならし機械
CN105005085A (zh) 地层管线探测雷达及探测方法
US11408134B2 (en) Paving operation control method and system
JP3980322B2 (ja) 複数層同時舗装における敷均厚さ制御方法及びその装置
JP2000144626A (ja) 舗装厚さ制御装置