JPH0632369U - 食品に接触する包装製品 - Google Patents
食品に接触する包装製品Info
- Publication number
- JPH0632369U JPH0632369U JP10741191U JP10741191U JPH0632369U JP H0632369 U JPH0632369 U JP H0632369U JP 10741191 U JP10741191 U JP 10741191U JP 10741191 U JP10741191 U JP 10741191U JP H0632369 U JPH0632369 U JP H0632369U
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- JP
- Japan
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- contact
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 通気性または通液性を有する外装材1の一部
に、印刷4が施された合成樹脂基材5の上に合成樹脂皮
膜6が被覆された表示体2を接着している。 【効果】 印刷4面が食品に直に接触しないものとなる
ので、食品衛生上、極めて安全なものとなった。また、
表示体2を接着した外装材1の一部以外は、通気性、通
液性がまったく損なわれることがないので、収容した各
種の薬剤の機能を充分に発揮させることができるものと
なった。
に、印刷4が施された合成樹脂基材5の上に合成樹脂皮
膜6が被覆された表示体2を接着している。 【効果】 印刷4面が食品に直に接触しないものとなる
ので、食品衛生上、極めて安全なものとなった。また、
表示体2を接着した外装材1の一部以外は、通気性、通
液性がまったく損なわれることがないので、収容した各
種の薬剤の機能を充分に発揮させることができるものと
なった。
Description
【0001】
この考案は、食品衛生上、極めて安全な状態で印刷を施してなる食品に接触す る包装製品に関するものである。
【0002】
従来、食品に接触する包装製品としては、各種食品のパッケージに使用される ものとして乾燥剤、脱臭剤等を収容した包装製品や、生鮮食品の輸送、保管、食 品用トレー等に使用されるものとして保冷剤、調湿剤、吸液剤等を収容した包装 製品が存在する。前記包装製品は、収容した各種の薬剤の機能を充分に働かせる ために、通気性、通液性の能力を保持した外装材が使用されている。
【0003】 ところで、前記包装製品の使用目的等を製品の外装材の表面部に表示する場合 、食品衛生上、安全な印刷インクは存在しない。そこで、前記包装製品では、通 気性、通液性の能力を保持するために、合成樹脂フィルムに印刷を施し、その上 に熱溶着性合成樹脂フィルムをラミネートした外装材を、その外装材の片面に使 用している。
【0004】
しかしながら、上記従来の包装製品においては、外装材の印刷を施した面は、 通気性、通液性がいちじるしく損なわれるため、収容した各種の薬剤の機能を充 分に発揮させることができないという課題を有していた。 そこで、この考案の食品に接触する包装製品は、上記従来の包装製品が有する 課題を解決することを目的としてなされたものである。
【0005】
そのため、この考案の食品に接触する包装製品は、通気性または通液性を有す る外装材1の一部に、印刷4が施された合成樹脂基材5の上に合成樹脂皮膜6が 被覆された表示体2を接着したものとしている。 そして、前記表示体2は、帯形状や小片形状にすることができる。
【0006】
上記手段を施したため、この考案の食品に接触する包装製品は、印刷4面が食 品に直に接触しないものとなる。また、この考案の食品に接触する包装製品は、 表示体2を接着した外装材1の一部以外は、通気性、通液性がまったく損なわれ ることがない。
【0007】
以下、この考案の食品に接触する包装製品の構成を、実施例として示した図面 に基づいて説明する。 図1〜図3は、この考案の食品に接触する包装製品として、食品用トレーに使 用される吸液剤を収容した吸液袋を示している。この吸液袋は、袋状とした外装 材1の一部に、表示体2を接着したものとしており、外装材1の内部に吸液剤3 を収容している。
【0008】 前記外装材1は、二枚のシート材料を重ねその全周縁をシールして形成された ものであり、熱溶着性樹脂を含有する不織布または編織布、あるいは多数の微細 孔を有する透液性フィルムまたはシートからなり、通液性を有している。 前記表示体2は、包装製品の使用目的等の印刷4が施された合成樹脂基材5の 上に合成樹脂皮膜6がラミネート加工されるなどして被覆されている。この実施 例では、合成樹脂基材5として、ポリエチレンフィルムを使用し、合成樹脂皮膜 6としてポリエステルフィルムを使用した。また、図1に示した実施例は、前記 表示体2を帯形状に形成したものであり、外装材1の表面部の一部を被うと共に 、外装材1の両側端部にこの表示体2の両端をそれぞれ熱溶着している。さらに 、図3に示した実施例は、前記表示体2を円形、四角形、三角形等の小片形状に 形成したものであり、外装材1の表面部の一部に熱溶着している。
【0009】 前記吸液剤3は、高吸液性樹脂を使用しており、そのまま外装材1の内部に収 容してもよいが、実施例に示したように、その粉粒状体をシート片7の間にサン ドイッチ状に挟み込んでもよい。 以上のように構成された吸液袋は、液汁を発生する魚肉等の生鮮食品用のトレ ーに使用され、これら生鮮食品から発生する液汁を、外装材1の表面部の表示体 2で被われていない部分、および外装材1の裏面部から、その内部へ透過させて 吸液剤3に吸収させることできる。
【0010】 なお、上記実施例では、この考案の食品に接触する包装製品として、食品用ト レーに使用される吸液剤を収容した吸液袋について説明したが、各種食品のパッ ケージに使用される乾燥剤、脱臭剤等を収容した包装製品や、生鮮食品の輸送、 保管等に使用される保冷剤、調湿剤等を収容した包装製品にも、好適な状態とし て実施されることは言うまでもない。
【0011】
この考案の食品に接触する包装製品は、以上に述べたように構成されており、 印刷4面が食品に直に接触しないものとなるので、食品衛生上、極めて安全なも のとなった。また、表示体2を接着した外装材1の一部以外は、通気性、通液性 がまったく損なわれることがないので、収容した各種の薬剤の機能を充分に発揮 させることができるものとなった。
【図1】この考案の食品に接触する包装製品の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1中のA−A線による拡大断面図である。
【図3】この考案の食品に接触する包装製品の他実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 外装材 2 表示体 4 印刷 5 合成樹脂基材 6 合成樹脂皮膜
Claims (3)
- 【請求項1】 通気性または通液性を有する外装材1の
一部に、印刷4が施された合成樹脂基材5の上に合成樹
脂皮膜6が被覆された表示体2を接着したことを特徴と
する食品に接触する包装製品。 - 【請求項2】 前記表示体2が、帯形状であることを特
徴とする請求項1記載の食品に接触する包装製品。 - 【請求項3】 前記表示体2が、小片形状であることを
特徴とする請求項1記載の食品に接触する包装製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10741191U JPH0632369U (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 食品に接触する包装製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10741191U JPH0632369U (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 食品に接触する包装製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632369U true JPH0632369U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=14458470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10741191U Pending JPH0632369U (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 食品に接触する包装製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632369U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261613A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Try Company | バーコードが印刷された食品包装用不織布 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512449B2 (ja) * | 1977-05-31 | 1980-04-02 | ||
JPS5821581B2 (ja) * | 1975-10-11 | 1983-05-02 | オオツカ マサヨシ | ツウキセイボウスイフイルム オヨビ ソノセイゾウホウホウ |
JPS6343516B2 (ja) * | 1980-03-24 | 1988-08-31 | Jei Daburyu Ai Ltd |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP10741191U patent/JPH0632369U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821581B2 (ja) * | 1975-10-11 | 1983-05-02 | オオツカ マサヨシ | ツウキセイボウスイフイルム オヨビ ソノセイゾウホウホウ |
JPS5512449B2 (ja) * | 1977-05-31 | 1980-04-02 | ||
JPS6343516B2 (ja) * | 1980-03-24 | 1988-08-31 | Jei Daburyu Ai Ltd |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007261613A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Try Company | バーコードが印刷された食品包装用不織布 |
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