JPH06323099A - 移動式itvを備えたトンネル換気設備 - Google Patents

移動式itvを備えたトンネル換気設備

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JPH06323099A
JPH06323099A JP5115586A JP11558693A JPH06323099A JP H06323099 A JPH06323099 A JP H06323099A JP 5115586 A JP5115586 A JP 5115586A JP 11558693 A JP11558693 A JP 11558693A JP H06323099 A JPH06323099 A JP H06323099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
itv
rail
tunnel
backward
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5115586A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumito Kondo
弓人 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH06323099A publication Critical patent/JPH06323099A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】トンネル内移動式ITV1,レール2,取付金
具3,リニアモータ式移動ITV20,液晶式ITV画面
付換気制御盤,液晶式ITV画面及びタッチパネル付換
気制御盤,トンネル内移動式赤外線ITV,トンネル内
移動式ITV,集音マイク,スピーカにより構成され
る。 【効果】火災又は事故発生時のトンネル内状況把握を適
確,迅速に行い、排煙運転のための判断をより適切に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】トンネル内の換気設備には、ジェ
ットファン及びブースターファンを用いたものと、立坑
等により軸流ファンで換気するものがあるが、立坑があ
る場合連続したレールが布設できないので、本発明はジ
ェットファンのみ又はジェットファンとブースターファ
ンを用いたトンネル換気設備に関する。
【0002】
【従来の技術】ナショナル テクニカル リポート ボ
リューム38 ナンバー2(NationalTechnical Report
Vol.38 No.2 Apr.1992(UDC621.311.6−
523:681.3 625.712.35)のP.98第7図
及びP.99の第8図にある様にITVカメラをトンネ
ル電気設備に用いた例はあるが、両坑口に固定し渋滞状
況を確認するために用いられており、トンネル内部の状
況まではわからない。
【0003】視程計測にITVを用いた例は、三菱電機
技報・Vol.62・No.12・1988のP.21(103
1)の(2)視程計測装置(P.22(1032)図4
参照)があるが、これは従来からトンネル換気設備に用
いている煙霧透過率計(VI計)と同様の働きをさせるも
のであり、屋外固定式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トンネル換気設備で
は、火災又は事故発生時に手動で排煙運転を行うことが
あるが、この時はトンネル内の状況を確認した上でない
と行えない。ところが火災や事故がトンネル内で発生し
た場合、渋滞や脱出しようとする車や人の流れ、又は、
火炎や煙等によって容易に現場に近付けない場合が有り
得る。このため、定位置首振り式のITVを複数個設け
ても、遠い所は見えにくく死角も多くなる。
【0005】本発明の目的は、トンネル内全域を監視し
排煙運転のための適切な半断を下すことができる様にす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】ITVを常時は坑口付近
に置いておき、必要な時に遠隔操作で移動することので
きる移動式ITV及びレールをトンネル中央上部に設置
する。
【0007】
【作用】トンネル内全域を監視でき、排煙運転のための
適切な判断を下すことができる。
【0008】
【実施例】トンネル内移動式ITV取付状態の縦断面を
図1に、横断面を図2に示す。図1及び図2に示す様
に、トンネル中央上部のジェットファン又はブースター
ファン4の間に通行方向に沿ってレール2を取付金具3
で布設し、そのレール2上を斜め下方に向けた移動式I
TV1を移動させることによって、火災及び事故発生
時、人間が近付けない場合も、現場の状況を把握し、よ
り適切な判断に基づいてジェットファン及びブースター
ファン4の排煙運転を行うことが可能となる。この時の
移動式ITV構造例を図3に示す。ITV本体5を移動
架台6に取付け、レール2上を前後に移動させる。モー
タ7は、交流誘導電動機を用いて相切替により正転又は
逆転させるか、直流電動機を用いて正極,負極の切替に
より正転又は逆転させ、前進又は後進させる。モータ7
の動力は歯車8を介して減速し、動輪9に伝達する。駆
動トルクの反力による回転は車輪10、及び重心のずれ
やレール2の傾斜による左右への傾きは、車輪11によ
り抑える。駆動用,ITV用電源は、レール2に取付け
た電極板12により車輪11に伝える。両電極板12間
は絶縁体13で絶縁する。レール2は、取付金具3によ
り懸架する。図4にトンネル内電源・信号配線配置を示
す。電源は、坑口電気室18内の動力盤14より電極板
12を経て移動式ITV1に送られる。画像信号は、ノ
イズを避けるため、トンネル内壁面に配置した無線局1
5へ移動式ITVより無線で送られ、光ファイバーケー
ブル15により坑口電気室18内のCRT17へ送ら
れ、遠制子局19により遠方のトンネル管理局にも送ら
れる。図4の様に湾曲したトンネル又は長いトンネルの
場合、複数の無線局15を配置し、移動式ITV1の位
置によって受信する局を切替える。図3のITV本体5
内に無線発信機を内蔵する。
【0009】図5は、リニアモータを用いた移動式IT
Vの構造例を示す。移動式ITV20 は、移動架台と一体式
で、レール側に設けたSm−Co永久磁石21と移動体
側に設けたSm−Co永久磁石22の反発力により浮上
する。横方向の案内用にもレール側23,移動体側24
のSm−Co永久磁石を設ける。駆動力はレール2側の
導体28から集電機構29へ単相交流電力を供給しコイ
ル25に電流を流すことでリアクションプレート(アル
ミ27,鉄26によりなる)に渦電流を発生させ、推進
力を得る。
【0010】駆動機構を移動体側に持たないため、小
型,軽量化できるので、レール2はトンネル天井コンク
リートにアンカーボルトを専用に打設することなく、既
設のケーブルラックに取付金具3により吊り下げられる
可能性がある。尚、撮影及び無線送信用電源は、レール
2の導体30より駆動電力とは別に集電機構31から供
給する。
【0011】平面型液晶ITV画面を備えた換気制御盤
の盤面詳細図を図6に、そのFI(故障表示灯),PB
S(LED照光式押しボタンスイッチ)の記入文字を図
7に示す。ITVの移動はPBS30により行い、IT
Vの故障はFI31により表示する。
【0012】同じく平面型液晶ITV画面の他にタッチ
パネルを備えた換気制御盤の盤面詳細図を図8、そのF
I,PBS記入文字を図9,タッチパネル画面を図10
に示す。実施例3と同様、ITVの故障はFI31に表
示するが、ITVの移動はタッチパネル上のスイッチ3
3により行い、ITVのトンネル内位置をタッチパネル
上のシンブル34で表示する。このタッチパネルは、プ
ログラム設定器の設定表示機能を備えるため、画面切替
スイッチ35により画面を切替えて用いる。
【0013】
【発明の効果】本発明により、トンネル内で火災又は事
故が発生し、容易に人間が近付けない場合、即ち、火
炎,煙,渋滞,脱出する車や人の流れなどにより近付け
ない場合にもトンネル内の状況が把握できる様になる
他、近付ける場合でもより迅速に状況を把握し、より適
切でより早く、排煙運転を行う判断を下すための助けと
なる。
【0014】本発明により、トンネル内移動式ITVを
小型・軽量化し、移動速度を上げ、トンネル内設置工事
をより軽減し、トンネル内移動式ITVの振動を軽減す
ることにより、よりブレの少ない鮮明な画像を得ること
ができる。
【0015】本発明により、トンネル内移動式ITVを
設けた場合もCRTを不要にすることにより、電気設備
の小型化ができ、電気室の小型化にも寄与し、工事費の
節減ができる。
【0016】本発明により、トンネル内移動式ITVを
設けた場合、ITVの位置を換気制御盤面で把握でき、
より操作性に優れた設備とすることができる。
【0017】本発明により、トンネル内照度の低い場合
でもより鮮明な画像を得ることができ、特に火炎を際立
たせることができる。
【0018】本発明により、トンネル内で火災や事故が
発生した場合、人や車の避難誘導が、より適切にできる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトンネル内移動式ITV取付状態の一
実施例の縦断面図。
【図2】本発明のトンネル内移動式ITV取付状態の一
実施例の横断面図。
【図3】移動式ITV構造例の第一の説明図。
【図4】トンネル内電源・信号配線配置図。
【図5】移動式ITV構造例の第二の説明図。
【図6】ITV画面を備えた換気制御盤の正面図。
【図7】ITV画面を備えた換気制御盤のFI,PBS
記入文字の説明図。
【図8】ITV画面を備えた換気制御盤の正面図。
【図9】ITV画面を備えた換気制御盤のFI,PBS
記入文字の説明図。
【図10】タッチパネル画面の正面図。
【符号の説明】
1…移動式ITV、2…レール、3…取付金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジェットファン及びブースターファンを用
    いて換気を行うトンネル換気設備において、移動式IT
    Vを備えたことを特徴とするトンネル換気設備。
JP5115586A 1993-05-18 1993-05-18 移動式itvを備えたトンネル換気設備 Pending JPH06323099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115586A JPH06323099A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 移動式itvを備えたトンネル換気設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115586A JPH06323099A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 移動式itvを備えたトンネル換気設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06323099A true JPH06323099A (ja) 1994-11-22

Family

ID=14666264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5115586A Pending JPH06323099A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 移動式itvを備えたトンネル換気設備

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JP (1) JPH06323099A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1398461A1 (de) * 2002-09-03 2004-03-17 TLT-Turbo GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Entlüftung eines Tunnels
CN101915120A (zh) * 2010-08-18 2010-12-15 范梦恒 一种公路隧道事故紧急救援通道及其救援方法
CN106713714A (zh) * 2017-01-06 2017-05-24 国网山东省电力公司冠县供电公司 一种电力生产人员信息监测装置

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