JPH06321810A - 鶏の筋胃破砕力を利用した持効性製剤 - Google Patents
鶏の筋胃破砕力を利用した持効性製剤Info
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- JPH06321810A JPH06321810A JP29906492A JP29906492A JPH06321810A JP H06321810 A JPH06321810 A JP H06321810A JP 29906492 A JP29906492 A JP 29906492A JP 29906492 A JP29906492 A JP 29906492A JP H06321810 A JPH06321810 A JP H06321810A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、鶏用の持効性経口投与製剤の
製法と崩壊・吸収の制御方法に関するものである。 【構成】 薬物を賦形剤を用い、鶏の筋胃内に長期間
滞留する硬質粒剤とし、粒剤の滞留と継続的破砕により
有効成分を持続的に放出させ、鶏に薬物を長期間吸収せ
しめることを可能とする。
製法と崩壊・吸収の制御方法に関するものである。 【構成】 薬物を賦形剤を用い、鶏の筋胃内に長期間
滞留する硬質粒剤とし、粒剤の滞留と継続的破砕により
有効成分を持続的に放出させ、鶏に薬物を長期間吸収せ
しめることを可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薬物を賦形剤を用い硬質
の粒剤を作成し、鶏の消化管の独特な構造である筋胃の
機能を利用することにより、硬い剤形のため長時間に渡
って形状を保ち、摩擦力や破砕力の為に筋胃内に滞留し
ながら徐々に崩壊して含有する薬物を持続的に放出する
持効性経口製剤を得、これにより頻繁な薬物投与作業の
省力化と生物学的利用能の向上を図る。
の粒剤を作成し、鶏の消化管の独特な構造である筋胃の
機能を利用することにより、硬い剤形のため長時間に渡
って形状を保ち、摩擦力や破砕力の為に筋胃内に滞留し
ながら徐々に崩壊して含有する薬物を持続的に放出する
持効性経口製剤を得、これにより頻繁な薬物投与作業の
省力化と生物学的利用能の向上を図る。
【0002】
【従来の技術】現在鶏用に、経口的に用いられている薬
剤、飼料添加剤、飼料添加物等の剤形は、液剤、散剤、
顆粒剤等いずれも含有する薬物の効果を発現させる為に
は、継続的に又は頻繁に投与を必要とされている製剤で
あり、養鶏家の作業省力化の障害となっている、また、
これら従来の製剤は薬物の効果発現、効果維持の為、頻
繁にまたは継続的に投与されることより、ゆえに鶏に投
与される薬物の総投与量は比較的多量となる傾向があ
る。
剤、飼料添加剤、飼料添加物等の剤形は、液剤、散剤、
顆粒剤等いずれも含有する薬物の効果を発現させる為に
は、継続的に又は頻繁に投与を必要とされている製剤で
あり、養鶏家の作業省力化の障害となっている、また、
これら従来の製剤は薬物の効果発現、効果維持の為、頻
繁にまたは継続的に投与されることより、ゆえに鶏に投
与される薬物の総投与量は比較的多量となる傾向があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来から
鶏用に経口的に用いられている薬剤、飼料添加剤、飼料
添加物等は、比較的短時間の間隔での繰り返しの投与が
必要とされ、この煩雑な投与作業が養鶏家の作業量省力
化の障害となっており、養鶏経営の作業内容改善の重要
な一課題となっている。また、生物学的利用能を向上さ
せることにより、投与される薬物の総投与量を減じ薬物
投与のムダを省く。
鶏用に経口的に用いられている薬剤、飼料添加剤、飼料
添加物等は、比較的短時間の間隔での繰り返しの投与が
必要とされ、この煩雑な投与作業が養鶏家の作業量省力
化の障害となっており、養鶏経営の作業内容改善の重要
な一課題となっている。また、生物学的利用能を向上さ
せることにより、投与される薬物の総投与量を減じ薬物
投与のムダを省く。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この欠点を除
くため薬物をセルロース系の賦形剤を用い硬質の粒剤に
作成することにより、その含有する薬物を破砕の為の鶏
の独特な消化管の構造である筋胃の機能を利用し、長期
間筋胃内に滞留しながら筋胃の摩擦力や破砕力により徐
々に崩壊して薬物を持続的に放出する持効性製剤を得
る、これにより頻繁な薬物投与作業の省力化を図り、生
物学的利用能を向上させることで、投与される薬物の総
投与量を減じる。
くため薬物をセルロース系の賦形剤を用い硬質の粒剤に
作成することにより、その含有する薬物を破砕の為の鶏
の独特な消化管の構造である筋胃の機能を利用し、長期
間筋胃内に滞留しながら筋胃の摩擦力や破砕力により徐
々に崩壊して薬物を持続的に放出する持効性製剤を得
る、これにより頻繁な薬物投与作業の省力化を図り、生
物学的利用能を向上させることで、投与される薬物の総
投与量を減じる。
【0005】
【作用と実施例】次に、本発明の実施方法とその製品に
ついての実験結果を例にあげて説明する。
ついての実験結果を例にあげて説明する。
【0006】第1例 まず直径3〜5mmの金属顆粒を用い、鶏に経口投与後
X線撮影を行ない、顆粒の消化管内移動状況を観察し
た。その結果、金属顆粒はまず素嚢内に約1時間留ま
り、腺胃を5分以内に通過した後、その後2日間以上ず
っと筋胃内に留まり、直径3〜5mmの硬質顆粒は鶏の
筋胃に留められることをまず確認した(図1として鶏の
消化管の横造を示した)。次に、薬物にスルファメトキ
サゾール、賦形剤にとしてエチルセルロースを1:1及
び1:2の重量比割合で作製した直径3〜5mmの2種
の顆粒を作製した。作製法はエチルセルロースを小量の
エチルアルコールで溶解後、スルファメトキサゾールを
加えよく混合した後成形し、風乾した。その後、60℃
で6時間減圧乾燥を行なった。対照としてスルファメト
キサゾール粉末を用い、17〜18週齢の白色レグホン
鶏に経口投与し1群3羽ずつに分け2週間間隔のクロス
オーバー法で、吸収実験を行なった。投与後翼下静脈よ
り採血を行ない血漿を分離し血漿中薬物濃度について液
体クロマトグラフ法で測定した。二種の顆粒は、薬物が
エチルセルロースに対し等重量のものは200mg/k
g、半分量のものは300mg/kgを用いスルファメ
トキサゾールとして100mg/kgを投与した。その
結果の測定された血中濃度時間曲線(図2)と、薬物動
態パラメーター及びその分散分析結果(表1)より、対
照スルファメトキサゾール紛末の吸収は迅速で約2時間
てTmaxとなり、その後は半減期9時間で代謝消失が
明らかであった。一方、スルファメトキサゾールとエチ
ルセルロースを1:1及び1:2の重量比割合で作製し
た直径3〜5mmの2種の顆粒は、CmaxとTmax
は粉末スルファメトキサゾールに比し少なかったが、M
RTやTmaxは増加し剤形改良による持効化が認めら
れた。特に賦形剤のエチルセルロースの、薬物に対する
比率を上げることにより、CmaxやAUCは多少の減
少が見られたものTmaxやMRTは増加する傾向がみ
られ、エチルセルロースによる持効化の効果はエチルセ
ルロース量の比率の増加により向上することが認められ
た。
X線撮影を行ない、顆粒の消化管内移動状況を観察し
た。その結果、金属顆粒はまず素嚢内に約1時間留ま
り、腺胃を5分以内に通過した後、その後2日間以上ず
っと筋胃内に留まり、直径3〜5mmの硬質顆粒は鶏の
筋胃に留められることをまず確認した(図1として鶏の
消化管の横造を示した)。次に、薬物にスルファメトキ
サゾール、賦形剤にとしてエチルセルロースを1:1及
び1:2の重量比割合で作製した直径3〜5mmの2種
の顆粒を作製した。作製法はエチルセルロースを小量の
エチルアルコールで溶解後、スルファメトキサゾールを
加えよく混合した後成形し、風乾した。その後、60℃
で6時間減圧乾燥を行なった。対照としてスルファメト
キサゾール粉末を用い、17〜18週齢の白色レグホン
鶏に経口投与し1群3羽ずつに分け2週間間隔のクロス
オーバー法で、吸収実験を行なった。投与後翼下静脈よ
り採血を行ない血漿を分離し血漿中薬物濃度について液
体クロマトグラフ法で測定した。二種の顆粒は、薬物が
エチルセルロースに対し等重量のものは200mg/k
g、半分量のものは300mg/kgを用いスルファメ
トキサゾールとして100mg/kgを投与した。その
結果の測定された血中濃度時間曲線(図2)と、薬物動
態パラメーター及びその分散分析結果(表1)より、対
照スルファメトキサゾール紛末の吸収は迅速で約2時間
てTmaxとなり、その後は半減期9時間で代謝消失が
明らかであった。一方、スルファメトキサゾールとエチ
ルセルロースを1:1及び1:2の重量比割合で作製し
た直径3〜5mmの2種の顆粒は、CmaxとTmax
は粉末スルファメトキサゾールに比し少なかったが、M
RTやTmaxは増加し剤形改良による持効化が認めら
れた。特に賦形剤のエチルセルロースの、薬物に対する
比率を上げることにより、CmaxやAUCは多少の減
少が見られたものTmaxやMRTは増加する傾向がみ
られ、エチルセルロースによる持効化の効果はエチルセ
ルロース量の比率の増加により向上することが認められ
た。
【0007】第2例 賦形剤として、エチルセルロースにヒドロキシプロピル
セルロースを5%、10%、20%の重量比割合で混合
したものを、スルファメトキサゾールと1:1の比率で
第1例の作製法と同様の操作で作製した直径3〜5mm
の顆粒を第1例と同様に鶏に経口投与後、4日間採血を
行ない血中薬物濃度を測定した(図3、表2)。エチル
セルロースにヒドロキシプロピルセルロースを加えるこ
とにより、吸収は改善されCmaxで約3倍に、AUC
では2倍となったが、TmaxやMRTは変化が見られ
なかった。しかしヒドロキシプロピルセルロースを添加
してもスルファメトキサゾールとして100mg/kg
の投与ではスルファメトキサゾールの有効血中薬物濃度
持続時間が少なかったので5%ヒドロキシプロピルセル
ロース含有顆粒を3倍量投与した結果、スルファメトキ
サゾールとして100mg/kg投与の場合と比較して
75%の良好な吸収率を示し、また、有効血中薬物濃度
持続時間が約3.5日となり、通常投与の場合の約0.
5日に比べて7倍に延長した。なおヒドロキシブロビル
セルロースの効果を見るため、3羽の鶏にエチルセルロ
ースに20%量のヒドロキシプロピルセルロースを加
え、スルファメトキサゾールと1:1の重量比割合で混
合し作製した顆粒を、スルファメトキサゾールとして1
00mg/kg投与した結果、ヒドロキシプロピルセル
ロースの添加濃度の増加に伴ってCmaxは増加するも
ののTmaxやMRTは減少するので、持効化にはあま
り有効ではないことが示唆され、ヒドロキシプロピルセ
ルロースの添加は20%以下の適当量の添加の必要があ
った。
セルロースを5%、10%、20%の重量比割合で混合
したものを、スルファメトキサゾールと1:1の比率で
第1例の作製法と同様の操作で作製した直径3〜5mm
の顆粒を第1例と同様に鶏に経口投与後、4日間採血を
行ない血中薬物濃度を測定した(図3、表2)。エチル
セルロースにヒドロキシプロピルセルロースを加えるこ
とにより、吸収は改善されCmaxで約3倍に、AUC
では2倍となったが、TmaxやMRTは変化が見られ
なかった。しかしヒドロキシプロピルセルロースを添加
してもスルファメトキサゾールとして100mg/kg
の投与ではスルファメトキサゾールの有効血中薬物濃度
持続時間が少なかったので5%ヒドロキシプロピルセル
ロース含有顆粒を3倍量投与した結果、スルファメトキ
サゾールとして100mg/kg投与の場合と比較して
75%の良好な吸収率を示し、また、有効血中薬物濃度
持続時間が約3.5日となり、通常投与の場合の約0.
5日に比べて7倍に延長した。なおヒドロキシブロビル
セルロースの効果を見るため、3羽の鶏にエチルセルロ
ースに20%量のヒドロキシプロピルセルロースを加
え、スルファメトキサゾールと1:1の重量比割合で混
合し作製した顆粒を、スルファメトキサゾールとして1
00mg/kg投与した結果、ヒドロキシプロピルセル
ロースの添加濃度の増加に伴ってCmaxは増加するも
ののTmaxやMRTは減少するので、持効化にはあま
り有効ではないことが示唆され、ヒドロキシプロピルセ
ルロースの添加は20%以下の適当量の添加の必要があ
った。
【0008】第3例 薬物の顆粒からの放出を見るために5種の顆粒剤につい
て、ビーズ法により溶出試験を行なった。鶏の筋胃の摩
擦及び破砕力により近い状態にするために、ポリエチレ
ン及びガラスビーズを用いた。まず、ポリエチレンビー
ズを100個及び200個を加え、バドル法で37℃、
pH3.6.回転数200回転で実験した。pH3.6
の試験液は500mlを用い、供試顆粒はスルファメト
キサゾールとして25mg相当を入れ、一定時間毎にサ
ンプリングしUV:267nmにおける吸収からスルフ
ァメトキサゾールの溶出を測定した。しかし顆粒が軽く
水面に浮いてビーズによる効果が表れなかったため、次
に回転バスケット法にて溶出試験の検討を行なった。バ
スケットの中にポリエチレンビーズを10個、20個及
び30個入れ、その中に顆粒を加え試験することで摩擦
力の効果を期待した。その他の条件は前実験と同じとし
溶出試験を行なった結果、ビーズ数の増加で溶出率は増
加しビーズの効果が表れた。5種のスルファメトキサゾ
ール硬質顆粒剤について溶出試験を行なった結果、エチ
ルセルロースの比率が増加すると溶出が悪く、ヒドロキ
シプロピルセルロースの添加量の増加に伴って溶出が良
くなる傾向が確認された。エチルセルロースにヒドロキ
シプロピルセルロースを5%加えた賦形剤で硬質顆粒と
したスルファメトキサゾール製剤をスルファメトキサゾ
ールとして300mg/kg投与することにより、有効
濃度持続時間が通常の使用法の約7倍となり、鶏の筋胃
内における直径3〜5mmの硬質顆粒の滞留及び破砕力
を利用した持効性経口製剤の開発を可能とした。
て、ビーズ法により溶出試験を行なった。鶏の筋胃の摩
擦及び破砕力により近い状態にするために、ポリエチレ
ン及びガラスビーズを用いた。まず、ポリエチレンビー
ズを100個及び200個を加え、バドル法で37℃、
pH3.6.回転数200回転で実験した。pH3.6
の試験液は500mlを用い、供試顆粒はスルファメト
キサゾールとして25mg相当を入れ、一定時間毎にサ
ンプリングしUV:267nmにおける吸収からスルフ
ァメトキサゾールの溶出を測定した。しかし顆粒が軽く
水面に浮いてビーズによる効果が表れなかったため、次
に回転バスケット法にて溶出試験の検討を行なった。バ
スケットの中にポリエチレンビーズを10個、20個及
び30個入れ、その中に顆粒を加え試験することで摩擦
力の効果を期待した。その他の条件は前実験と同じとし
溶出試験を行なった結果、ビーズ数の増加で溶出率は増
加しビーズの効果が表れた。5種のスルファメトキサゾ
ール硬質顆粒剤について溶出試験を行なった結果、エチ
ルセルロースの比率が増加すると溶出が悪く、ヒドロキ
シプロピルセルロースの添加量の増加に伴って溶出が良
くなる傾向が確認された。エチルセルロースにヒドロキ
シプロピルセルロースを5%加えた賦形剤で硬質顆粒と
したスルファメトキサゾール製剤をスルファメトキサゾ
ールとして300mg/kg投与することにより、有効
濃度持続時間が通常の使用法の約7倍となり、鶏の筋胃
内における直径3〜5mmの硬質顆粒の滞留及び破砕力
を利用した持効性経口製剤の開発を可能とした。
【表1】
【表2】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】鶏の主要消化器透視図
【図2】投与スルファメトキサゾールの鶏血中濃度時間
曲線
曲線
【図3】スルファメトキサゾール含有顆粒の溶出曲線
【符号の説明】 「図1の符号の説明」 食道: 食道は長いが頸よりも短く 中央部では頸の右
に一する。 素嚢: 食道が胸腔にはいる直前て右寄りに膨らんだ部
分で、食物を貯留する。構造は食道に似ているが粘液腺
を欠く。 筋胃: 肝臓の左後方にあって、内面は硬い膜でおおわ
れている。この部分に送られてきた食物は、ここに貯え
られた小石とともに強い収縮をうけて機械的消化をさ
れ。泥状にまで粉砕された後腸に送られる。本特許願の
発明は。鶏に特有のこの消化器管の機能を製薬上の工夫
にて利用するものてある。 腸: 腸の長さは体長の約5〜6倍で全長160〜2
50cm程、家畜と比べると著しく短くその迂曲も簡
単。 「図2の符号の説明」 △: スルファメトキサゾール原末 (100mg/k
g) □: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:1 (100mg/kg) ▲: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:2 (100mg/kg) ○: スルファメトキナゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 (100mg/kg) ●: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 (300mg/kg) ■: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース10%添加)混合顆粒 重
量比 1:1 (100mg/kg) セルロース20%添加)混合顆粒 重量比 1:1
(100mg/kg) 「図3の符号の説明」 ▲: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:1 ■: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:2 ○: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 ●: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 △: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース10%添加)混合顆粒 重
量比 1:1 ○: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース20%添加)混合顆粒 重
量比 1:1
に一する。 素嚢: 食道が胸腔にはいる直前て右寄りに膨らんだ部
分で、食物を貯留する。構造は食道に似ているが粘液腺
を欠く。 筋胃: 肝臓の左後方にあって、内面は硬い膜でおおわ
れている。この部分に送られてきた食物は、ここに貯え
られた小石とともに強い収縮をうけて機械的消化をさ
れ。泥状にまで粉砕された後腸に送られる。本特許願の
発明は。鶏に特有のこの消化器管の機能を製薬上の工夫
にて利用するものてある。 腸: 腸の長さは体長の約5〜6倍で全長160〜2
50cm程、家畜と比べると著しく短くその迂曲も簡
単。 「図2の符号の説明」 △: スルファメトキサゾール原末 (100mg/k
g) □: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:1 (100mg/kg) ▲: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:2 (100mg/kg) ○: スルファメトキナゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 (100mg/kg) ●: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 (300mg/kg) ■: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース10%添加)混合顆粒 重
量比 1:1 (100mg/kg) セルロース20%添加)混合顆粒 重量比 1:1
(100mg/kg) 「図3の符号の説明」 ▲: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:1 ■: スルファメトキサゾール・エチルセルロース混合
顆粒 重量比 1:2 ○: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 ●: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース5%添加)混合顆粒 重量
比 1:1 △: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース10%添加)混合顆粒 重
量比 1:1 ○: スルファメトキサゾール・エチルセルロース(ヒ
ドロキシプロピルセルロース20%添加)混合顆粒 重
量比 1:1
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (5)
- 【請求項1】 薬物が賦形剤にて、鶏の筋胃内に長期間
滞留するような形態に製剤化されていることを特徴とす
る、鶏用持効性経口製剤。 - 【請求項2】 製剤が硬質粒剤であり、鶏の筋胃内にお
ける粒剤の滞留と継続的破砕により、薬物の有効量の放
出・吸収を持続性にしたことを特徴とする請求項1記載
の鶏用持効性製剤。 - 【請求項3】 前記の賦形剤がエチルセルロース、メチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート、酢酸フタル酸セルロ
ースから成る群から選ばれる、請求項1又は2記載の鶏
用持効姓製剤。 - 【請求項4】 前記の薬物が抗菌薬、抗原虫薬、ビタミ
ン、駆虫薬、を含有するものであることを特徴とする請
求項1又は2記載の鶏用持効性製剤。 - 【請求項5】 筋胃内に長期間滞留するような形態に製
剤化された持効性経口製剤を鶏に投与して有効成分を持
続的に吸収させる方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29906492A JPH06321810A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 鶏の筋胃破砕力を利用した持効性製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29906492A JPH06321810A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 鶏の筋胃破砕力を利用した持効性製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321810A true JPH06321810A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=17867737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29906492A Pending JPH06321810A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 鶏の筋胃破砕力を利用した持効性製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06321810A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014077666A1 (es) * | 2012-11-14 | 2014-05-22 | Universidad Nacional Autónoma de México | Composición de vehículos y formas farmacéuticas de liberación sostenida y aumento de biodisponibilidad de antibacterianos, anticoccidianos y otros fármacos en aves comerciales y cerdos |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP29906492A patent/JPH06321810A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014077666A1 (es) * | 2012-11-14 | 2014-05-22 | Universidad Nacional Autónoma de México | Composición de vehículos y formas farmacéuticas de liberación sostenida y aumento de biodisponibilidad de antibacterianos, anticoccidianos y otros fármacos en aves comerciales y cerdos |
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