JPH06321650A - 軽量コンクリート系材料、それを用いた軽量コンクリート及びそれを用いた軽量コンクリートの製造方法 - Google Patents

軽量コンクリート系材料、それを用いた軽量コンクリート及びそれを用いた軽量コンクリートの製造方法

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JPH06321650A
JPH06321650A JP5108099A JP10809993A JPH06321650A JP H06321650 A JPH06321650 A JP H06321650A JP 5108099 A JP5108099 A JP 5108099A JP 10809993 A JP10809993 A JP 10809993A JP H06321650 A JPH06321650 A JP H06321650A
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lightweight concrete
strength
lightweight
cement
frp
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Akira Kojima
昭 小島
Seitaro Takahashi
清太郎 高橋
Toshihiko Asada
俊彦 浅田
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SANSOU KK
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ASAOKA KK
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 骨材として粒径5〜1000μmに微粉末化
した再生FRP粉末、好ましくは更に無機繊維を含有す
る軽量コンクリート系材料を、硬化前に脱気して、軽量
コンクリートを得る。 【効果】 軽量且つ高強度のコンクリートを得ることが
できる。更に、プラスチックを再利用できる。無機繊維
含有により、更に高強度化できる。更に、硬化後、20
0〜250℃の温度で高温養生すると、より高強度化、
軽量化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量コンクリート系材
料、それを用いた軽量コンクリート及びそれを用いた軽
量コンクリートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート系材料は、高い機械的強
度、堅牢性、長期安定性、不燃性などから建築材料や土
木材料として幅広く使用されている。しかしながら、作
業者の高齢化や建築物の高層化などから軽量で高い強度
をもつことが要求されるようになっている。軽量コンク
リートの1つにALC(軽量気泡コンクリート)があ
る。これはアルミニウムや界面活性剤などをモルタル中
に混合し、多数の気泡を発生させ、空隙を作ることによ
って軽量化させるものである。その比重は0.55、曲
げ強度は15kgf/cm2、圧縮強度は40kgf/
cm2程度であり、一般建築物の外壁材として多量に使
用されている。そのほかに、鉄骨系コンクリート建築物
の外壁材として使用されているPC板やカーテンウォー
ルなども軽量コンクリートとして使用されている。この
場合には、シラスバルーンやパーライトなどの骨材を添
加して軽量化させている。
【0003】しかしながら、一般的に、軽量性と機械的
強度とは矛盾するものである。比重が小さくより軽量に
なれば、強度は低下し、逆に強度が高くなれば比重は大
きく重くなる。それらのことから、現状では、炭素繊維
や耐アルカリ性のガラス繊維、スチール性の金網などを
添加、配置して強度を補強している。またOAルームな
どの床は、フリーアクセスフロアー化し、そのための材
料にも軽量、高強度材料が必要となっている。例えば、
FRP微粉末を含む軽量モルタル材を水中あるいは気中
での養生後、それを150〜250℃の乾燥器中に入れ
て、1〜3時間程度加熱すると、モルタルの曲げ強度及
び圧縮強度は向上することが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術のみでは充分満足すべき軽量性と機械的強度を得るこ
とができない。より軽量且つ高強度のコンクリートの出
現が強く求められている。
【0005】一方、資源のリサイクルは、地球環境の保
全や資源の有効利用の点から強く求められている。本発
明者は、プラスチックのリサイクルに関しての研究を行
ってきた。プラスチックの中でも、特に難破壊性樹脂で
あるFRPに着目し、その有効利用の可能性について検
討した。
【0006】従って、請求項1記載の発明の目的は、軽
量且つ高強度のコンクリートを得ることができる軽量コ
ンクリート系材料を提供し、更にFRPのリサイクルに
よる有効利用を実現することにある。請求項2記載の発
明の目的は、更に高強度の達成されたコンクリート系材
料を提供することにある。請求項3記載の発明の目的
は、更に低廉且つ耐熱性の達成されたコンクリート系材
料を提供することにある。
【0007】請求項4記載の発明の目的は、上記コンク
リート系材料を用いた、より高強度化を達成できる軽量
コンクリートを提供することにある。請求項5記載の発
明の目的は、上記請求項4記載発明よりも更に高強度化
を達成できる軽量コンクリートを提供することにある。
【0008】請求項6記載の発明の目的は、上記コンク
リート系材料を用いた、より高強度化を達成できる軽量
コンクリートの製造方法を提供することにある。請求項
7記載の発明の目的は、上記請求項6記載の発明よりも
更に高強度化を達成できる軽量コンクリートの製造方法
を提供することにある。請求項8記載の発明は、上記請
求項6及び7記載の発明よりも更に軽量化及び高強度化
を達成できる軽量コンクリート系材料の製造方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
請求項1記載のように、骨材として粒径5〜1000μ
mに微粉末化した再生FRP粉末を含有することを特徴
とする軽量コンクリート系材料により達成されることが
見いだされた。即ち、FRP(繊維強化プラスチック)
をリサイクルするには、粒径5〜100μm程度の微粉
末化にすることが有効であることを見いだし、このFR
P微粉末は、モルタルやコンクリートの骨材として、特
に、軽量・高強度コンクリートの骨材として再利用でき
ることが判った。従って、プラスチック廃棄物となるべ
きFRPを微粉末にして利用することによってリサイク
ルに貢献することができたものである。このFRP微粉
末の他の利用方法としては、FRP中のプラスチックの
充填材、塗料の増量材としてもリサイクル可能であるこ
とが判った。
【0010】本発明に使用できるFRPは、公知の種々
のものが含まれ、樹脂としては不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等を、無機繊維とし
てはガラス繊維等を挙げることができる。また、それ以
外に、CaCO3、タルク、石英、雲母、シリカなどの
添加材が含まれていてもよい。
【0011】また、SMC法、ハンドレイアップ法(ハ
ンドレ法)、BMC法、スプレーアップ法等公知の種々
の方法で得られたFRPを用いることができる。特にS
MC法あるいはハンドレイアップ法で成形されたFRP
を用いることが好ましい。この2種類(SMC法、ハン
ドレ法)の成形法から作られたFRP微粉末の組成は若
干異なっている。ハンドレイアップ法で作られたFRP
はガラス繊維が約50%、樹脂分が約50%である。そ
れに対し、SMC法で作られたFRP微粉末は、ガラス
繊維分が約33%、樹脂分が約33%、充填材であるC
aCO3が約33%であった。したがって、本発明にお
いて使用するFRP微粉末は、どちらの場合でも構わな
いが、加熱時に熱分解をうけ、重量を減少することが大
であるハンドレ法のFRPよりも、SMC法によるFR
Pの方がより好ましい結果をひき出している。
【0012】再生FRPは、粒径5〜1000μm程度
の微粉末にすることにより、本発明の骨材として有効に
利用できる。微粉化方法としては、種々の方法を用いる
ことができ、例えば、微粉化装置として特殊ダイアモン
ドカッターを用いて、容易に切削し、微粉化することが
できる。再生FRPは、5〜300μmの範囲、更に5
〜100μmの範囲が好ましく、特に平均粒径が15μ
m程度が好ましい。
【0013】更に、本発明では、請求項2記載のよう
に、無機繊維を加えて複合化することにより、高強度の
軽量コンクリート系材料が実現できた。かかる無機繊維
としては、例えばガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊
維など公知の種々の無機繊維を用いることができ、使用
目的の応じて繊維を適宜選択することができる。
【0014】特に、請求項3記載のように、無機繊維と
して、フライアッシュファイバーを用いることが好まし
い。フライアッシュファイバーは、石炭を燃焼させた際
に副生する石炭灰(フライアッシュ)を原料にし、11
00〜1900℃、特に1400〜1700℃の高温下
で溶融させ、それを遠心力で繊維化し、あるいは圧縮空
気を吹きつけて繊維状あるいは綿状にしたものである。
直径は5〜10μm程度であり、機械的強度は、直径が
6μmの場合には、引張り強度4120MPa、引張り弾
性率200GPaと高強度である。更に1000℃もの高
温にも耐える耐熱性を有し、且つ廉価である。
【0015】更に、本発明では、軽量骨材を加えること
によって、更に軽量化を達成することができる。軽量骨
材としては、シラスバルーン、パーライト、ネオライ
ト、フヨウライト等の本分野で公知のものを適宜用いる
ことができる。その他、コンクリート系材料で用いられ
る種々の減水剤や混和剤などの添加材を含有することが
できる。
【0016】本発明に従う軽量コンクリート系材料を用
いて軽量コンクリートを製造する方法について説明す
る。従来の方法に従い、セメント及び任意にシラスバル
ーン等の添加剤を含有するセメント混合物中にFRP微
粉末を添加し、充分に撹拌後、型枠中に流し込む。その
際に、請求項4〜7に記載のように、真空デシケーター
内に入れ減圧下にして空気を取り除いたり、あるいは振
動を加えること等によって、セメント材料中の空隙を少
なくすることにより、緻密な構造を構築し、高強度を達
成できることが判った。更に硬化後、簡易オートクレー
ブ内に入れ120℃に加熱して硬化させたり、又は水中
で2週間養生することにり、充分に硬化させることによ
り、軽量コンクリートを得ることができる。
【0017】セメント及びFRP微粉末、更に任意に軽
量骨材等を含有するセメント混合物中に水を加え、混練
後、その中の空隙を除き緻密化を図り、高強度化するこ
とが、本発明において有効な操作となっている。このた
めの方法としては、真空脱気する方法、バイブレーター
で振動を与える方法などである。本発明では前者の方が
より好ましい。
【0018】更に、請求項8記載のように、硬化後に2
00〜250℃程度に加熱することにより、FRP中の
樹脂の一部を熱分解することができ、軽量化と共に高強
度化が達成できることが判った。
【0019】これらの処理を行うことによって作られた
モルタルは、比重1.0〜1.1、曲げ強度50〜70
kgf/cm2、圧縮強度250〜300kgf/cm2
を示した。しかし、これらの数字がJISのモルタル規
格と合致していないため、一般的ではなかった。そこ
で、JIS規格の型枠を使用し、曲げ強度や圧縮強度を
高めるために、該コンクリート系材料に無機繊維、特に
耐熱性の無機繊維であるフライアッシュファイバーを添
加して複合化を図り、同様に処理したところ、曲げ強度
は60〜80kgf/cm2、圧縮強度は350〜40
0kgf/cm2となり、極めて有用な、軽量且つ高強
度のモルタル材料を開発することができた。
【0020】本発明に従い得られる、軽量且つ高強度コ
ンクリート材は、カーテンウォール、フリーアクセスフ
ロア、PC板、間仕切り壁、一般住宅用外壁材などとし
て幅広く使用することができる。
【0021】
【実施例】本発明を以下の実施例により例証する。 実施例1 [FRPの種類]普通ポルトランドセメントと骨材(シ
ラスバルーン及びFRP微粉末)の所定量をはかりと
り、三者を充分に混合した。骨材/セメント比はは0.
67、骨材中のFRP量はFRP/(FRP+シラスバ
ルーン)として0.71であった。
【0022】この中に水/セメント(W/C)が0.5
0又は0.71に相当する水を加えた。更に流動性を高
めるために高性能減水剤(花王、マイティーFD)をセ
メント重量の3%添加した。ミキサーで充分に撹拌後、
プラスチック製の型枠(170×76×13mm)中に
流し込んだ。振動を与えて脱気した後、更に真空デシケ
ーター(直径約30cm)中に入れ、真空ポンプ15分
間脱気し、モルタル中の空気を取り除き、室内に放置し
硬化させた。3日後に脱型し、硬化を促進するために簡
易オートクレーブ内に入れ、120℃で1時間加圧養生
した。更に乾燥器内に入れ、1時間に50℃の速度で2
00℃まで温度を上げて加熱し、この温度に3時間保持
した。その後は、自然放冷した。得られたモルタル硬化
物について、嵩密度、曲げ強度(三点曲げ、支点間距離
100mm)、圧縮強度をそれぞれ求めた。その結果を
表−1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】得られたモルタルの嵩密度、曲げ強度、圧
縮強度はSMC法で作られたFRPを微粉砕したFRP
微粉末を使用した方が、ハンドレ法の場合より大であっ
た。この中でW/Cが0.50のSMCで作ったモルタ
ルは、360kgf/cm 2の圧縮強度を示した。しか
し、嵩密度は1.21g/cm3であり軽量とは言い難
かった。それに対し、W/Cが0.71のSMC系FR
P微粉末では35kgf/cm2の曲げ強度と、235
kgf/cm2の圧縮強度を有しており、軽量・高強度
コンクリートへの期待があり、更に検討を繰り返した。
【0025】実施例2 [真空脱気処理の影響]モルタル混練時の真空脱気の有
無による硬化物の機械的特性への影響について検討し
た。所定配合(W/C=0.71、骨材/セメント=
0.67、FRP/骨材=0.71)に普通ポルトラン
ドセメント、シラスバルーン及びFRP微粉末(SMC
法)を混合し、実施例1と同様に処理して軽量モルタル
(153×78×19mm)を作った。その際、真空脱
気処理を行わないで、型枠中に流し込んだまま、成形、
硬化したものも作った。得られたモルタル硬化物の諸特
性を表−2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】真空脱気処理を行うことによってモルタル
の圧縮強度は400kgf/cm2になり、脱気処理を
行うことは効果のあることを示している。また、同一の
配合でありながらも、表−1と表−2の結果が異なるの
は、試料形状(特に厚さ)が違うためである。
【0028】実施例3 [減水剤の影響]セメントと骨材とを混合し、水を加え
て混練する際の減水剤添加の有無について検討した。F
RP微粉末はSMC成形法で作られたものを用いた。F
RP微粉末とセメント及びシラスバルーンを配合し、水
を加えた(W/C=0.50又は0.71、骨材/セメ
ント=0.67、FRP/骨材=0.71)。モルタル
混練の流動性を確保するために、減水剤添加の有無によ
る影響について検討した。減水剤はセメント重量の3%
を添加した。充分混練後、実施例1と同じように型枠
(170×76×13mm)中に流し込み、真空脱気、
加圧養生、200℃で3時間の高温養生を行い、モルタ
ルを作った。その機械的特性を表−3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】減水剤を添加すると嵩密度、曲げ強度、ヤ
ング率はいずれのW/Cでも高くなった。これは、流動
性が高められたことによる結果であると思われる。また
明確な効果は明らかではなかったが、W/Cの低い(W
/C=0.50)方が、W/Cの高い(W/C=0.7
1)場合より大であった。しかし、W/Cが0.51で
は流動性が低く、作業性も低いが、緻密にするには効果
的であった。
【0031】実施例4 [高温養生温度による影響]高温養生時の加熱温度の影
響について検討した。実施例1のようにしてセメントと
骨材と水を混合した。その時の配合はW/C=0.7
1、骨材/セメント=0.67、 FRP/骨材=0.
71であった。これを真空脱気処理し、供試体(9×6
4×34mm)を作った。その際に、加圧養生を行った
場合と水中養生を14日間行った供試体を作った。これ
を型枠内に入れ、50℃/30分の速度で200℃ま
で、更に200℃にて3時間加熱し、軽量モルタルを作
った。それらの諸特性を表−4に示す。
【0032】
【表4】
【0033】高温養生を行うことによって軽量化され、
嵩密度が1.0〜1.1程度になった。しかし機械的強
度は低くなっていた。水中養生と加熱養生を比較する
と、水中養生のほうが機械的強度は大であった。したが
って、高い強度を発現するには、14日間以上の水中養
生か、また生産性を高めるならば加圧養生が必要と判断
できる。
【0034】実施例5 [フライアッシュファイバーとの混合化]更に軽量モル
タルの機械的特性を高めるために、繊維による補強を行
った。この場合には、耐熱性、耐アルカリ性のフライア
ッシュファイバーを使用した。実施例2と同じようにポ
ルトランドセメント、シラスバルーン、SMC法による
FRP微粉末及び水の所定量をはかりとり混合した。そ
の際にフライアッシュファイバーをセメント使用量の5
%、10%又は20%を添加した。混合は少しずつ加え
た。また、各成分の配分はW/C=0.71、骨材/セ
メント=0.67、FRP/骨材=0.71であった。
これを型枠(40×40×16mm)の中に流し込み、
真空脱気、200℃での高温養生を3時間行い、供試体
を作った。得られた各供試体の機械的特性を表−5に示
す。
【0035】
【表5】
【0036】フライアッシュファイバーの添加により、
嵩密度、曲げ強度、及び圧縮強度は増大する傾向を示し
た。特に繊維を20%添加した場合は70kgf/cm
2の曲げ強度と、360kgf/cm2の圧縮強度を示し
た。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、軽量で且つ高強度のコ
ンクリートを簡便に得ることができる。更に、プラスチ
ックの再利用を達成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 18/20 28/18 38/08 B 40/02 //(C04B 28/18 14:16 2102−4G 14:38 Z 2102−4G 18:20 2102−4G 24:00) 2102−4G (72)発明者 高橋 清太郎 東京都中央区東日本橋3−12−12 株式会 社三創内 (72)発明者 浅田 俊彦 東京都狛江市東和泉1−34−19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材として粒径5〜1000μmに微粉
    末化した再生FRP粉末を含有することを特徴とする軽
    量コンクリート系材料。
  2. 【請求項2】 更に無機繊維を含有する請求項1記載の
    軽量コンクリート系材料。
  3. 【請求項3】 該無機繊維がフライアッシュファイバー
    である請求項2記載の軽量コンクリート系材料。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の軽量コンクリート系材料
    を硬化前に脱気して得た軽量コンクリート。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の軽量コンクリート系材料
    を硬化前に脱気して得た軽量コンクリート。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の軽量コンクリート系材料
    を硬化前に脱気することを特徴とする軽量コンクリート
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の軽量コンクリート系材料
    を硬化前に脱気することを特徴とする軽量コンクリート
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 該軽量コンクリート系材料を硬化後、2
    00〜250℃の温度で高温養生することを特徴とする
    請求項6又は7記載の軽量コンクリートの製造方法。
JP5108099A 1993-05-10 1993-05-10 軽量コンクリート系材料、それを用いた軽量コンクリート及びそれを用いた軽量コンクリートの製造方法 Withdrawn JPH06321650A (ja)

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