JPH06321153A - 自動二輪車のサイドカバー - Google Patents
自動二輪車のサイドカバーInfo
- Publication number
- JPH06321153A JPH06321153A JP10834293A JP10834293A JPH06321153A JP H06321153 A JPH06321153 A JP H06321153A JP 10834293 A JP10834293 A JP 10834293A JP 10834293 A JP10834293 A JP 10834293A JP H06321153 A JPH06321153 A JP H06321153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side cover
- motorcycle
- body frame
- rear side
- rider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ライダの体重移動中にライディングブーツの引
っ掛かりを防止する自動二輪車のサイドカバーを提供す
るにある。 【構成】車体フレーム11の側方にサイドカバー22を
装着した自動二輪車10において、上記サイドカバー2
2の前方下部を、車体フレーム11を構成するリヤサイ
ドチューブ17に沿って下方に延長し、また、上記リヤ
サイドチューブ17を軸に扇状に形成したものである。
っ掛かりを防止する自動二輪車のサイドカバーを提供す
るにある。 【構成】車体フレーム11の側方にサイドカバー22を
装着した自動二輪車10において、上記サイドカバー2
2の前方下部を、車体フレーム11を構成するリヤサイ
ドチューブ17に沿って下方に延長し、また、上記リヤ
サイドチューブ17を軸に扇状に形成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のサイドカバ
ーに関する。
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】オフロード用自動二輪車は、図4に示す
ように、車体1後方にサイドカバー2が設けられてお
り、このサイドカバー2はゼッケン番号を貼付けたり、
ライダの体が排気マフラ3に直接触れないようにガード
する機能を持っている。また、図5にも示すように、ラ
イダ4が走行中にバランスを取るために後方に腰を引い
たときニーグリップしやすいように設けられている。そ
して、最近はデザイン上の要素にもなっている。
ように、車体1後方にサイドカバー2が設けられてお
り、このサイドカバー2はゼッケン番号を貼付けたり、
ライダの体が排気マフラ3に直接触れないようにガード
する機能を持っている。また、図5にも示すように、ラ
イダ4が走行中にバランスを取るために後方に腰を引い
たときニーグリップしやすいように設けられている。そ
して、最近はデザイン上の要素にもなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サイドカバー2の形状では、図5に示すようにライダ4
が後方に腰を引くとライディングブーツ5の上端5aが
サイドカバーの下端2aに引っ掛かりやすく、ライダ4
のスムーズな体重移動を妨害することがあった。
サイドカバー2の形状では、図5に示すようにライダ4
が後方に腰を引くとライディングブーツ5の上端5aが
サイドカバーの下端2aに引っ掛かりやすく、ライダ4
のスムーズな体重移動を妨害することがあった。
【0004】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、ライダの体重移動中にライディングブーツの引
っ掛かりを防止する自動二輪車のサイドカバーを提供す
ることを目的とする。
もので、ライダの体重移動中にライディングブーツの引
っ掛かりを防止する自動二輪車のサイドカバーを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
のサイドカバーは、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、車体フレームの側方にサイド
カバーを装着した自動二輪車において、上記サイドカバ
ーの前方下部を、車体フレームを構成するリヤサイドチ
ューブに沿って下方に延長したものである。
のサイドカバーは、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、車体フレームの側方にサイド
カバーを装着した自動二輪車において、上記サイドカバ
ーの前方下部を、車体フレームを構成するリヤサイドチ
ューブに沿って下方に延長したものである。
【0006】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記サイドカバーは、上記リ
ヤサイドチューブを軸に扇状に形成したものである。
求項2に記載したように、上記サイドカバーは、上記リ
ヤサイドチューブを軸に扇状に形成したものである。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、車体フ
レームの側方にサイドカバーを装着した自動二輪車にお
いて、上記サイドカバーの前方下部を、車体フレームを
構成するリヤサイドチューブに沿って下方に延長し、ま
た、上記リヤサイドチューブを軸に扇状に形成したた
め、ライダの体重移動中にライディングブーツの引っ掛
かりを防止する自動二輪車のサイドカバーを提供でき
る。
レームの側方にサイドカバーを装着した自動二輪車にお
いて、上記サイドカバーの前方下部を、車体フレームを
構成するリヤサイドチューブに沿って下方に延長し、ま
た、上記リヤサイドチューブを軸に扇状に形成したた
め、ライダの体重移動中にライディングブーツの引っ掛
かりを防止する自動二輪車のサイドカバーを提供でき
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。
一例を示す左側面図である。
【0010】図1において、この自動二輪車10は車体
フレーム11を有し、この車体フレーム11の一部を構
成するメインフレーム12の中央下部にエンジン13が
搭載され、また、上方には燃料タンク14が設けられ
る。
フレーム11を有し、この車体フレーム11の一部を構
成するメインフレーム12の中央下部にエンジン13が
搭載され、また、上方には燃料タンク14が設けられ
る。
【0011】メインフレーム12の後部上方には車体フ
レーム11の一部を構成するシートレール15が延設さ
れ、このシートレール15の上方に運転シート16が設
置される。
レーム11の一部を構成するシートレール15が延設さ
れ、このシートレール15の上方に運転シート16が設
置される。
【0012】また、シートレール15の後方下部からは
車体フレーム11の一部を構成する左右一対のリヤサイ
ドチューブ17が前下方に延設されメインフレーム12
中央下部に接続される。
車体フレーム11の一部を構成する左右一対のリヤサイ
ドチューブ17が前下方に延設されメインフレーム12
中央下部に接続される。
【0013】一方、メインフレーム12の中央下部に架
設されたピボット軸18には、後輪19を回動自在に支
持するスイングアーム20がピボット軸18廻りにスイ
ング自在に枢着される。なお、ピボット軸18下方に
は、フットレスト21が設けられる。
設されたピボット軸18には、後輪19を回動自在に支
持するスイングアーム20がピボット軸18廻りにスイ
ング自在に枢着される。なお、ピボット軸18下方に
は、フットレスト21が設けられる。
【0014】前記リヤサイドチューブ17上にはサイド
カバー22が設けられる。このサイドカバー22の前下
方端部はリヤサイドチューブ17に沿って下方に延長さ
れた形状で、この前下方端部がリヤサイドチューブ17
に、そして、例えばサイドカバー22の上部が前記シー
トレール15にビス等の固定手段により固定される。ま
た、このサイドカバー22は、リヤサイドチューブ17
を軸とし、前下方端部の固定部22aを中心に扇状に形
成される。さらに、このサイドカバー22の底辺22b
は略水平に形成される。
カバー22が設けられる。このサイドカバー22の前下
方端部はリヤサイドチューブ17に沿って下方に延長さ
れた形状で、この前下方端部がリヤサイドチューブ17
に、そして、例えばサイドカバー22の上部が前記シー
トレール15にビス等の固定手段により固定される。ま
た、このサイドカバー22は、リヤサイドチューブ17
を軸とし、前下方端部の固定部22aを中心に扇状に形
成される。さらに、このサイドカバー22の底辺22b
は略水平に形成される。
【0015】なお、サイドカバー22の底辺22bは、
図2(a)および(b)に示すように湾曲させてもよ
い。
図2(a)および(b)に示すように湾曲させてもよ
い。
【0016】次に、本実施例の作用について説明する。
【0017】本発明が適用されたサイドカバー22は、
従来のサイドカバー2の前下方端部をリヤサイドチュー
ブ17に沿って下方に延長した形状であり、また、リヤ
サイドチューブ17を軸とし、前下方端部の固定部22
aを中心に扇状に形成されたため、図3に示すように、
走行中にライダ23がバランスを取るために前後に体重
を移動させても、ライディングブーツ24の上端24a
がサイドカバー22に引っ掛かることがないので、スム
ーズな体重移動が可能となる。
従来のサイドカバー2の前下方端部をリヤサイドチュー
ブ17に沿って下方に延長した形状であり、また、リヤ
サイドチューブ17を軸とし、前下方端部の固定部22
aを中心に扇状に形成されたため、図3に示すように、
走行中にライダ23がバランスを取るために前後に体重
を移動させても、ライディングブーツ24の上端24a
がサイドカバー22に引っ掛かることがないので、スム
ーズな体重移動が可能となる。
【0018】また、特にデザイン上の規制を受けること
もない。
もない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のサイドカバーによれば、車体フレームの側方に
サイドカバーを装着した自動二輪車において、上記サイ
ドカバーの前方下部を、車体フレームを構成するリヤサ
イドチューブに沿って下方に延長し、また、上記リヤサ
イドチューブを軸に扇状に形成したため、ライダの体重
移動中にライディングブーツの引っ掛かりを防止する自
動二輪車のサイドカバーを提供できる。
二輪車のサイドカバーによれば、車体フレームの側方に
サイドカバーを装着した自動二輪車において、上記サイ
ドカバーの前方下部を、車体フレームを構成するリヤサ
イドチューブに沿って下方に延長し、また、上記リヤサ
イドチューブを軸に扇状に形成したため、ライダの体重
移動中にライディングブーツの引っ掛かりを防止する自
動二輪車のサイドカバーを提供できる。
【図1】本発明に係る自動二輪車のサイドカバーの一実
施例を示す自動二輪車の左側面図。
施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】(a)および(b)は、サイドカバーの形状の
他の実施例を示す図。
他の実施例を示す図。
【図3】本発明の効果を示す図。
【図4】従来のサイドカバーの形状を示す図。
【図5】従来のサイドカバーの問題点を示す図。
10 自動二輪車 11 車体フレーム 12 メインフレーム 15 シートレール 17 リヤサイドチューブ 22 サイドカバー 22a サイドカバ−前下方端部の固定部 22b サイドカバーの底辺 24 ライディングブーツ 24a ライディングブーツの上端
Claims (2)
- 【請求項1】 車体フレームの側方にサイドカバーを装
着した自動二輪車において、上記サイドカバーの前方下
部を、車体フレームを構成するリヤサイドチューブに沿
って下方に延長したことを特徴とする自動二輪車のサイ
ドカバー。 - 【請求項2】 上記サイドカバーは、上記リヤサイドチ
ューブを軸に扇状に形成した請求項1記載の自動二輪車
のサイドカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10834293A JPH06321153A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 自動二輪車のサイドカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10834293A JPH06321153A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 自動二輪車のサイドカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321153A true JPH06321153A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14482265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10834293A Pending JPH06321153A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 自動二輪車のサイドカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06321153A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7537077B2 (en) | 2005-04-01 | 2009-05-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Shroud of a vehicle |
JP2016007925A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の車体フレーム構造 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10834293A patent/JPH06321153A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7537077B2 (en) | 2005-04-01 | 2009-05-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Shroud of a vehicle |
JP2016007925A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の車体フレーム構造 |
US9511813B2 (en) | 2014-06-24 | 2016-12-06 | Suzuki Motor Corporation | Vehicle body frame structure of motorcycle |
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