JPH0361190A

JPH0361190A - 自動二輪車

Info

Publication number: JPH0361190A
Application number: JP1198275A
Authority: JP
Inventors: Koji Mizuta; 耕司水田; Koji Yaginuma; 幸二柳沼; Masamichi Uchida; 正道内田; Munekimi Nakamura; 中村　宗仁; Junji Yuki; 結城　淳二; Makoto Kodama; 児玉　眞
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1989-07-31
Filing date: 1989-07-31
Publication date: 1991-03-15
Also published as: IT9021125A1; IT9021125A0; KR910002664A; IT1242510B; KR0184666B1; ES2025457A6

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、車体の側部を覆う車体カバーを有する形式の
自動二輪車に関するものである。

［従来の技術］この種形式の自動二輪車としては、たとえは実公昭５７
−１５１号公報に見られるように、ハンドルの下方から
運転者用ステップを経てシートの下に至るまで車体カバ
ーが設けられたものがある。

［発明が解決しようとする課題］上記公報のような自動二輪車の場合、側面から見ると、
車体カバーと後輪との間に配される部品が露出している
ため、外観性が損なわれるとともに、これらの部品が雨
や泥水等にさらされて汚れてしまうといったことが想定
される。また、車体カバーは、上下方向に揺動するエン
ジンケースの前方にあるから、車体カバーに対するエン
ジンケスの干渉を防ぐために両者の間隔を大きくとらな
ければならないといった制約がある。

［課題を解決するための手段］本発明は上記課題を解決するためになされたものであっ
て、請求項１では、車体７レームの側部に車体側部を覆
う車体カバーを配設し、前記車体フレームに車輪を回転
自在に支持する車輪支持部材を連結し、該車輪支持部材
の長手方向を覆う下部カバーを前記車体カバーに一体に
延出したことを特徴とする請求項２では、前記車体カバ
ーにおけるシートの前部両側下方の側面部を、シートの
前部の幅と略等しぐするとともに、該側面部の下方を車
体の側方に開口させたことを特徴としている。

［作用　］本発明の請求項１の自動二輪車によれば、下部カバーに
よって車輪支持部材との一体感が得られ、外観性が向上
するとともに、内部への泥水の侵入か防止される。

請求項２の自動二輪車によれは、シートにまたがった乗
員は、その足を前記側頭部下方の側方の開口側に位置さ
せることにより、車体カバーをしっかりと保持でき、車
体をより安定させることができる。

［実施例］ ■、以下、第１図および第２図を参照して本発明の第１
実施例を説明する。

第１図は本実施例に係る自動二輪車の全体を示；（しており、符号１はメインフレームｌａ、ンー１−レー
ルｌｂ、補強フレーム１ｃ等から構成される車体フレー
ム、２はメインフレーム１ａの前端部に取り付けられた
フロントフォーク、３はフロントフォーク２に回転自在
に支持された前輪、３ａは前輪３の上方を覆うフロンｌ
−７エンダ、４は駆動輪である後輪（車輪）、４ａは後
輪４の」ニガを覆うリヤフェンダ、５はハンドル、６は
運転者が着座するシート、７は車体カバーである。

車体カバー７は、前輪３の上方からハンドル５の上方を
覆ってシー１−６の前端に至り、その側部が車体の側方
を覆うカバー本体部７ａと、このカバー本体部７ａの側
部の後端から後方に延びてシート６の下部側方を覆うシ
ー１−ノノウル部７１〕と、後輪４の前端部の側方まで
延びる下部カバ一部７Ｃとが、一体化されてなるもので
あり、車体全体を流線形状に形成している。

前記カバー本体部７ａの前部には、カバー本体部７ａの
前端部を中心どして上方に回動して開く（第１図中矢印
穴方向に開く）フロントカバー８が設けられ、このフロ
ントカバー８を開いてハンドル５の前方に配設されたト
レー９に物品を収納することができるようになっている
。さらに、フロントカバー８の後端部には、ハンドル５
の中心に配された図示されぬメータ類が視認でき、かつ
前方上方にスライドして開けることができるようにされ
たメータバイザ８ａが設けられている。

前記車体フレーム１におけるメインフレーム１ａの後端
には、前記後輪４を駆動させるスイング式のパワーユニ
ット１０が上下に揺動可能に取り付けられている。

このパワーユニット１０は、シュラウド１１内に収納さ
れたエンジン１２と、前記シュラウド１１に一体に固定
された伝達ケース１３内に収納されてエンジン１２の動
力を前記後輪４に伝達する動力伝達機構（図では見えな
い）とから構成されている。ちなみにこの動力伝達機構
は、エンジン１２の出力軸と後輪４の車軸にそれぞれ固
定されたブーりと、これらブーり間に巻回される伝達ベ
ルトと、自動遠心クラッチおよび無段階変速機等からな
る。

上記パワーユニット１０は、伝達ケース１３の前端部か
、ピボット１４を介して前記メインフレーム１ａの後端
に連結されることにより上下に揺動可能に支持され、か
つその揺動が、伝達ケース１３の上部と前記補強フレー
ムＩＣ間にわたって設けられたザスペンション１５によ
り吸収・減衰されるようになっている。

前記伝達ケース１３は後輪４の左側に配されており、後
輪４の右側には、第２図に示すように、後輪４を支持す
るリヤ７オーり（図示略）と、エンジン１２に連結され
た排気管１６とを覆うサイドカバー１７が設けられてい
る。

このサイドカバー１７と、前記伝達ケース１３および前
記リヤフェンダ４ａは、一体的に相互に固定されており
、これらが後輪支持部材（車輪支持部材）１８として構
成されている。

前記下部カバ一部７Ｃは、その左側が、第１図に示すよ
うに、伝達ケース１３の側面に沿って後方に延出し、こ
の伝達ケース１３の途中までその側面を覆っている。ま
た、下部カバ一部７ｃの右側は、第２図に示すように、
前記サイドカバー１７の側面に沿って後方に延出し、こ
のサイドカバー１７の途中までその側面を覆っている。

そしてこの左右の下部カバ一部７ｃの後端には、シート
６に着座する運転者が足を載せるための湾曲した板状の
ステンプ１９が設けられている。

また、カバー本体部７ａの、シート６の前部下方に位置
する両側面部７ａ′は、シート６の前部ど略等しい幅で
略鉛直面に形成され、その下方は、側方に開口されてい
る。なお、側面部７ａ′には、複数のニーグリップ用の
溝りが形成されている。

しかして、上記構成による本第１実施例の自動二輪車に
よれは、車体カバー７における下部カバ一部７ｃによっ
て後輪支持部材１８のうちの伝達ケース１３とサイドカ
バー１７の前部側方に沿ってこの部分を覆っているので
、車体カバー７と、伝達ケース１３およびサイドカバー
１７との一体感が得られ、また、後輪４とシート６との
間に配設されるエンジン１２が収納されたシュラウドｌ
゛ｔ１やピボッｌ−１４、およびその他の部品が、下部カバ
ー７ｃによって覆われているので、良好な外観性を得る
ことかできる。また、これらンユラウド１１やピボット
１４、およびその他の部品に対して、飛散する泥水がか
かることがなく清浄な状態が保たれる。

さらに、下部カバ一部７ｃは、伝達ケース１３およびサ
イドカバー１７の側方を覆っているから、車体カバ−７
全体は大型化することかなく、上下に揺動する伝達ケー
ス１３およびサイドカバー１７に対して干渉することが
ない。

また、カバー本体部７ａの、シート６の前部下方に位置
する両側面部７ａ′は、シート６の前部と略等しい幅で
略鉛直面に形成され、これら側面部７ａ’の下方は車体
の側方に開口しているから、第２図に示すように、シー
ト６に着座する運転者Ｍが足Ｍ１を下に伸ばして開口の
内側に位置させることにより、車体カバー７をしっかり
と保持でき、車体をより安定させることができる。

■１次いで、第３図ないし第５図を参照して本発明の第
２実施例を説明する。

第３図は本第２実施例の自動二輪車の全体を示し、符号
２０は図示せぬ車体フレームの前端に取す（ｔ　ケｌ−
，ｈ　ｆこフロントフォーク、２１はフロントフ埼−り
２０に支持された前輪、２１ａは前輪２１の上方を覆う
フロントフェンダ、２２は後輪（車輪）、２２ａは後輪
２２の上方を覆うリヤフェンダ、２３はフロントフォー
ク２０の上端に取り付けられたハンドルステー　２４は
ハンドルステ２３の上端に一体に取り付けられたハンド
ル、２５は運転者用シート、２６は車体の前方から後方
を覆って設けられた車体カバー　２７は図示せぬエンジ
ンおよびこのエンジンの動力を後輪２２に伝達する動力
伝達機構からなるパワーユニットか収納されたパワーユ
ニットケース（車輪支持部材）である。

前記ハンドルステー２３は、前記フロントフオり２０に
対してシャフト２８を介して前後に回動可能に取り付け
られ、これによってハンドル２４は前後に移動するよう
になっており、その位置は、ハンドルステー２３の上端
に設（′）られたネジ２９を締めることにより固定され
る。

前記パワーユニットケース２７は、前記車体フレームに
対して揺動可能に支持されており、図示せぬザスペンシ
ョンによってその揺動が吸収・減衰されるようになって
いる。パワーユニットケース２７のエンジンは、リコイ
ルスタータ３０によって始動される。また、パワーユニ
ットケース２７の両側部には、運転者の足を載せるため
の可倒式ステップ３１が設けられている。なお、第３図
中３２は、エンジンに連結された排気管である。

前記車体ツノパー２６は、７０ンＩ・７オーり２０の前
方からシート２５の前端にまで至るセンタカバー３３と
、このセンターカバー３３の後部下端から後輪２２の両
側方に至るまで延出する左右一対のサイドカバー３４と
から構成されている。

センターカバー３３には、その前端にヘッドライト３５
が設けられ、また、フロントフォーク２０の手前側の」
二部には、メインスイッチ３６か設けられている。

各〃イドカバー３４は、第４図に示すように、前記パワ
ーユニットケース２７の後端部に沿って、車体の後方に
向かい斜め下方に延出しており、パワーユニットケース
２７の側方を覆っているとともに、その後端部には、後
輪２２と同心円をなすホイールカバー３７が一体に形成
されている。

また、左側のサイドカバー３４の側面における前記シー
ト２５後部の下方には、車体の前後方向に沿った略長方
形状の凹所３８が形成され、この凹所３８の上方には、
第２図に示すように、車体を持ち上げるときに利用する
グリップ３９が形成されている。

さらに、サイドカバー３４は、第４図および第５図に示
すように、その後部上端に前記リヤフェンダ２２ａが一
体に取り付けられ、このリヤフェンダ２２ａを介して連
結されるようになっている。

本第２実施例の自動二輪車によれば、上記第１実施例と
同様の効果を備え、特に、パワーユニットケース２７の
後端部の側方がサイドカバー３４に覆われているから、
良好な外観性を得ることが１できるとともに、サイドカッ飄−３４に覆われた各種部
品に泥水かかかることかなく清浄な状態か保たれるよう
になっている。

■１次いで、第６図を参照して本発明の第３実施例を説
明する。

図中符号５０は図示せぬ車体フレームの前部に取り付け
られたフロントフォーク、５１はフロントフォーク５０
に支持された前輪、５１ａは前輪５１の上方を覆うフロ
ントフェンダ、５２は後輪（車輪）、５２ａは後輪５２
の上方を覆うリヤ７エンタ、５３はハンドル、５４は運
転者用シー１−１５５はパワーユニット、５６は車体カ
バーである。

前記パワーユニット５５は、図示せぬエンジンおよびこ
のエンジンの動力伝達機構とからなり、これらはそれぞ
れシュラウド５７および伝達ケース（車輪支持部材）５
８に収納されている。

前記車体カバー５６は、フロント７オーり５０の前方か
ら車体の両側面に沿って後方かつ刺め下方に延出したカ
バー本体５９と、前記伝達ケース５８の側面に沿ってこ
の伝達ケース５８を覆う伝２達ケースカバー６０とから構成されている。

これらカバー本体５９および伝達ケースカバー６０は、
側面から見た場合、後方に向かうにしたかっ−Ｃしだい
に幅が狭くなってその上端および下端のラインが一直線
上になるように、かつ互いの表面が面一に形成されてお
り、あたかも一体内に見えるようになっている。

また、カバー本体５９の、シート５４の前部下方に位置
する両側面部５９ａは、シート５４の前部と略等しい幅
で略鉛直面に形成されている。そして、これら側面部５
９ａの下方は側方に開口している。なお、側面部５９ａ
には、複数のニーグリップ用の溝りが形成されている。

また、カバー本体５９の中央下部には、走行風を導入し
て前記エンジンを冷却するための空気導入口６１か形成
されている。また、その後端側面に（ま、後方かつ下方
に向けて斜めに傾斜し、段状に屈曲するステップブラケ
ット６２が突設されたヅブカバー５９ａが一体に固定さ
れている。

前記ステップブラケット６２の先端には、運転者か足を
載せるための板状のステップ６３が設けられている。こ
のステップ６３は、下向きに若干傾斜している。ステッ
プブラケット６２は、力／＼本体５９と伝達ケースカバ
ー６０間の隙間６４をまたぎ、前記ステップ６３は、伝
達ケースカバー６０の側方に位置している。

また、カバー本体５９の下部には、前記エンジンの損傷
を防ぐエンジンガード６５が設けられ、さらにこのエン
ジンガード６５の後部には、スタンドブラケッ１−６６
を介してスタンド６７か取り付けられている。

本第３実施例の自動二輪車によれば、上記第１および第
２実施例と同様の効果を備えるとともに、特に上述した
ごとく、車体の前方から後方にわたって設けられたカバ
ー本体５９および伝達ケースカバー６０か、あたかも一
体内に見えるように設けられていることにより、良好な
外観性を得ることができる。また、車輪支持部材である
伝達ケス５８は、下部カバー６０に覆われていることに
よって、泥水がかかることがなく清浄な状態が保たれる
。

［発明の効果］以上説明したように、本発明の自動二輪車によれは、車
体フレームの側部に車体側部を覆う車体ツノバーを配設
し、前記車体フレームに車輪を回転自在に支持する車輪
支持部材を連結し、該車輪支持部材の長手方向を覆う下
部カバーを前記車体カバーに一体に延出したことを特徴
とすることにより、下部カバーによって車輪支持部材と
の一体感が得られ、外観性が向上するとともに、内部へ
の泥水の侵入が防止される。

また、前記車体カバーにおけるシートの前部両側下方の
側面部を、シートの前部の幅と略等しくするとともに、
該側面部の下方を車体の側方に開口させたことを特徴と
することにより、シートにまたかった乗員は、その足を
前記側頭部下方の側方の開口側に位置させることにより
、車体カバーをしっかりと保持でき、車体をより安定さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示す図であ
って、第１図は全体側面図、第２図は後部斜視図、第３
図ないし第５図は本発明の第２実施例を示す図であって
、第３図は全体側面図、第４図はサイトカバーとりャフ
エンダが一体に組み付けられた状態の斜視図、第５図は
これらの分解斜視図、第６図は本発明の第３実施例の全
体側面図である。１・・・・・・車体フレーム、４．２２．５２・・・・
・・後輪（車輪）、６．５４・・・・・・シート、７．
２６．５６・・・・・・車体カバー　７ａ’　　５９ａ
・・・・・・側面部、７ｃ・・・・・・下部カバー　１
８・・・・・・後輪支持部祠（車輪支持部材）、２７・
・・・・・パワーユニットケース（車輪支持部材）、５
６・・・・・・車体カバー、５８・・・・・・伝達ケー
ス（車輪支持部材）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）車体フレームの側部に車体側部を覆う車体カバー
を配設し、前記車体フレームに車輪を回転自在に支持す
る車輪支持部材を連結し、該車輪支持部材の長手方向を
覆う下部カバーを前記車体カバーに一体に延出したこと
を特徴とする自動二輪車。
（２）前記車体カバーにおけるシートの前部両側下方の
側面部を、シートの前部の幅と略等しくするとともに、
該側面部の下方を車体の側方に開口させたことを特徴と
する自動二輪車。