JPH0632044Y2 - 容器の胴 - Google Patents

容器の胴

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Publication number
JPH0632044Y2
JPH0632044Y2 JP1986200123U JP20012386U JPH0632044Y2 JP H0632044 Y2 JPH0632044 Y2 JP H0632044Y2 JP 1986200123 U JP1986200123 U JP 1986200123U JP 20012386 U JP20012386 U JP 20012386U JP H0632044 Y2 JPH0632044 Y2 JP H0632044Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
plate
metal plate
woven fabric
fabric
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986200123U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63107634U (ja
Inventor
俊博 福島
博 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、まほうびん、電気湯沸し器、炊飯器等の容器
の胴に関するものである。
従来の技術 従来まほうびん等の容器の外装体は、筒状の胴の上部に
肩体を取付け、下部には底体を取付けて形成している。
そしてその外装体内に真空二重びん等の内容器を収納し
て容器としている。
而してその胴としては、金属板を容器の形状に応じて、
円筒状乃至円錐台形状に曲げ加工したものが広く使用さ
れている。そしてその胴を形成する金属板としては、通
常鉄板又はステンレス板が使用され、その表面に塗装を
施し、適宜の模様を印刷したものを使用している。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、金属板に印刷により模様を表現したもの
では、視覚的に平凡であり、変化に乏しい。またその容
器に手を触れたときの感触も冷たく、暖かみがない。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、容器
の表面に視覚的に変化があり、また手触りも暖かみのあ
る織物を表わした、まほうびん等の容器の胴に関するも
のである。
問題点を解決する手段 而して本考案の容器の胴は、金属板の表面に模様を表
し、該金属板に前記模様とは異る模様を表した透視可能
な織物を貼り付けて合成模様を表した板を形成し、当該
板を曲げ加工し、両側端を接ぎ合わせて筒状となしたこ
とを特徴とするものである。
実施例 第1図は本考案による胴を形成したまほうびんを示すも
のであって、まほうびんの外装体1は、胴2の上部に肩
体3を、下部には底体4を取付けて構成されており、肩
体3の前上部には注出口5が形成され、上部にはハンド
ル6が取付けられている。また外装体1内には真空二重
びん7が収容されており、またその上部開口部は、蓋8
で閉塞されている。
而してこの胴2は、第2図に示すように、金属板9の表
面に織物10を貼り付けてなる板11で構成されてい
る。而して該板11を長方形状乃至扇形状に裁断し、そ
れを筒状に曲げ加工して両縁を接ぎ合わせて円筒形乃至
円錘台状の筒となし、前記胴2を形成している。
前記板11を形成する金属板9としては、通常まほうび
ん等の胴として使用される鉄板又はステンレス板を使用
することができる。
そしてその金属板9の表面には、第2図及び第3図に示
すように、模様13が表されている。この模様13は適
宜の方法で金属板9の表面に印刷され、比較的大柄のも
のとするのが好ましい。
また織物10としては、金属板9の模様13を透視可能
なものが使用され、布目を通して透視し得る程度に目の
粗い織物を使用するのが良い。その素材としては、通常
の天然繊維及び合成繊維を使用することができる。そし
てその織物10には、適宜の方法で、前記金属板9に表
された模様13とは異る模様14が表されている。
このようにすることにより、板11の表面には織物10
に表された模様14が表現されると共に、その織物10
の布目を通してその裏側の金属板9に表された模様13
を透視することができ、二種類の模様13,14が組合
わされた立体的な独特の外観が表される。
第3図はその一例を示すものであって、金属板9には花
模様13を表されており、その表面に垣根の模様14を
表した織物10が貼り付けられており、これによって垣
根越しに花を見た図柄を表現したものである。
而してこの板11において、金属板9と織物10とを貼
り合わせるには、適当な接着剤を使用して接着すれば良
い。また金属板9の表面を薄いゴム又は合成樹脂で防錆
処理しておき、該ゴム又は合成樹脂により織物10を接
着するのも好ましいことである。
特に板11は表面に織物10が貼り付けられているの
で、水に濡れたときに乾燥しにくく、これを放置してお
くと金属板9が錆び易い。従って金属板9に防錆処理を
施すことによりその錆を防止すると共に、該防錆処理を
接着剤として織物10を接着するのが好ましい。
また第4図に示すように、板11における織物10の表
面に透明なプラスチックフィルム12をラミネートし
て、織物10が汚れたり水が浸入したりするのを防止す
ることもできる。
また他の方法として、板11を曲げ加工して胴2を形成
した後、この胴2に透明な熱収縮性のプラスチックチュ
ーブを嵌合し、これを加熱してプラスチックチューブを
収縮させ、胴2の表面に被覆を形成するのも良い。
また前記織物10には、撥水加工を施すのも好ましいこ
とである。
なお本考案において胴2を肩体3及び底体4に取りつけ
るには、第1図に示すように胴2の両端にカール部15
を形成し、これを肩体3及び底体4に嵌合しても良い
が、この方法ではカール部15において織物10が傷み
易いので、第5図に示すように肩体3と該肩体3に螺合
されたリング16との間に前記胴2の端部に形成した屈
曲部17を挟持するのが好ましい。
考案の効果 本考案によれば、金属板9の表面に織物10が貼り付け
られているので、金属板に単に模様を印刷したものと異
なり、変化に富んだ、暖かみのある外観を示すことがで
きる。
またまほうびん等の容器は日常手に触れて使用するもの
であるが、本考案によれば胴2の表面が織物10である
ので、手触りが柔かく、暖かみがあり、落着いた感触を
与えるものとなるのである。
さらに本考案によれば、金属板9の表面に模様13が表
され、さらにその表面に異る模様を表した織物10が貼
り付けられているので、単に金属板9や織物10に付し
た模様と異り、奥行きのある立体的な模様が表現され、
より変化に富んだものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の胴を使用した容器の一例としてのまほ
うびんの、一部を破断した側面図である。第2図は本考
案における板の断面図であり、第3図はその板の表面図
である。第4図は本考案における板の他の実施例を示す
断面図である。第5図は、本考案の胴を使用したまほう
びんにおける、胴と肩体との結合状態の他の例を示す、
主要部の中央縦断面図である。 2……胴、9……金属板 10……織物、11……板 13,14……模様
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B32B 15/14

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板(9)の表面に模様(13)を表
    し、該金属板(9)に前記模様(13)とは異る模様
    (14)を表した透視可能な織物(10)を貼り付けて
    合成模様を表した板(11)を形成し、当該板(11)
    を曲げ加工し、両側端を接ぎ合わせて筒状となしたこと
    を特徴とする、容器の胴
JP1986200123U 1986-12-29 1986-12-29 容器の胴 Expired - Lifetime JPH0632044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986200123U JPH0632044Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29 容器の胴

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986200123U JPH0632044Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29 容器の胴

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63107634U JPS63107634U (ja) 1988-07-11
JPH0632044Y2 true JPH0632044Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31162343

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986200123U Expired - Lifetime JPH0632044Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29 容器の胴

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JP (1) JPH0632044Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319641A (en) * 1976-08-04 1978-02-23 Kawasaki Heavy Ind Ltd Suspension scaffold for building bridge
JPS5364075U (ja) * 1976-10-31 1978-05-30
JPS59201856A (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 ダイニツク株式会社 保形性を有するシ−ト状物質
JPS6067147A (ja) * 1983-09-21 1985-04-17 第一レ−ス株式会社 積層材

Also Published As

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JPS63107634U (ja) 1988-07-11

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