JPS6144814Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144814Y2 JPS6144814Y2 JP1978073939U JP7393978U JPS6144814Y2 JP S6144814 Y2 JPS6144814 Y2 JP S6144814Y2 JP 1978073939 U JP1978073939 U JP 1978073939U JP 7393978 U JP7393978 U JP 7393978U JP S6144814 Y2 JPS6144814 Y2 JP S6144814Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- substrate
- synthetic resin
- printed
- foamed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 15
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 10
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- 238000005187 foaming Methods 0.000 claims description 9
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 claims description 4
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Bathtub Accessories (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば風呂の洗い場に敷設するバ
スマツト、台所用マツト、たんすの抽斗や押入れ
用の敷材等に用いられる発泡合成樹脂製マツト状
物に関する。
スマツト、台所用マツト、たんすの抽斗や押入れ
用の敷材等に用いられる発泡合成樹脂製マツト状
物に関する。
この種のマツトは多く表面に美しい模様を表わ
した発泡ポリエチレン製のものが用いられてい
る。而してこのようなマツト状物は、表面の模様
等の意匠性が商品価値を大きく左右する要素とな
る。
した発泡ポリエチレン製のものが用いられてい
る。而してこのようなマツト状物は、表面の模様
等の意匠性が商品価値を大きく左右する要素とな
る。
従来品は、本体となる所要厚さの発泡合成樹脂
製基板の表面に、裏面に所望の模様を印刷した透
明合成樹脂フイルムを重合して融着一体化するこ
とにより、上記フイルムを透してその裏面の模様
を表面に顕現せしめたものとなされている。しか
し、この構造のものに於ては、表面のフイルムが
透明のものであるため、表面に光沢をもち、模様
が非常にシヤープに表われて、見た目に安つぽい
テカテカしたイメージを与え、高尚さ、優雅さと
いつたものに欠ける欠点があつた。
製基板の表面に、裏面に所望の模様を印刷した透
明合成樹脂フイルムを重合して融着一体化するこ
とにより、上記フイルムを透してその裏面の模様
を表面に顕現せしめたものとなされている。しか
し、この構造のものに於ては、表面のフイルムが
透明のものであるため、表面に光沢をもち、模様
が非常にシヤープに表われて、見た目に安つぽい
テカテカしたイメージを与え、高尚さ、優雅さと
いつたものに欠ける欠点があつた。
一方、発泡合成樹脂製基板の表面に、その保護
のために２〜３倍発泡の低発泡合成樹脂シートを
重ねて一体化したマツト状物も知られている。し
かし上記表面の低発泡合成樹脂シートは、発泡物
であるが故に本来不透明であり、これに模様等の
バツクプリントを施しても外面に該模様を美しく
現わすことはおよそ不可能なものと考えられ、一
方表面に印刷を施しても容易にとれてしまうた
め、一般には無地のものしか提供されていなかつ
た。
のために２〜３倍発泡の低発泡合成樹脂シートを
重ねて一体化したマツト状物も知られている。し
かし上記表面の低発泡合成樹脂シートは、発泡物
であるが故に本来不透明であり、これに模様等の
バツクプリントを施しても外面に該模様を美しく
現わすことはおよそ不可能なものと考えられ、一
方表面に印刷を施しても容易にとれてしまうた
め、一般には無地のものしか提供されていなかつ
た。
この考案者は、種々実験と研究の結果、ある厚
さ範囲内の低発泡合成樹脂シートであれば、その
裏面に模様等の印刷を施したものを用いた場合、
それ単体では表面に裏面の模様が明確に目視でき
ない状態のものであつても、これを基板に融着す
ることにより独得の風合をもつて裏面の模様をか
なり明確に、しかも恰もすりガラスを透して見る
ような柔和な感じで表面に顕現せしめうることを
見出し、この考案を完成したものである。
さ範囲内の低発泡合成樹脂シートであれば、その
裏面に模様等の印刷を施したものを用いた場合、
それ単体では表面に裏面の模様が明確に目視でき
ない状態のものであつても、これを基板に融着す
ることにより独得の風合をもつて裏面の模様をか
なり明確に、しかも恰もすりガラスを透して見る
ような柔和な感じで表面に顕現せしめうることを
見出し、この考案を完成したものである。
而してこの考案は、図示実施例の如く、下面に
所望の模様２の印刷を施した厚さ100〜200μの、
発泡倍率２〜３倍の低発泡ポリエチレンシートよ
りなる化粧シート３を、20〜30倍発泡の通常の発
泡合成樹脂よりなる所要厚さの基板１の表面に、
上記模様２面を下向きにして重合し、融着一体化
してなるものである。
所望の模様２の印刷を施した厚さ100〜200μの、
発泡倍率２〜３倍の低発泡ポリエチレンシートよ
りなる化粧シート３を、20〜30倍発泡の通常の発
泡合成樹脂よりなる所要厚さの基板１の表面に、
上記模様２面を下向きにして重合し、融着一体化
してなるものである。
化粧シート３を単に接着剤で基板１に接着した
場合に於ては、本考案の場合に較べ模様２の明確
な顕現効果が期待できない。
場合に於ては、本考案の場合に較べ模様２の明確
な顕現効果が期待できない。
又、化粧シート３の発泡倍率は２〜３倍の範囲
内のものを用いるべきであり、これより発泡倍率
が低いと、模様２が比較的明瞭に表面側から透視
可能なものとなつて、本考案の所期する効果を得
難く、また逆に発泡倍率が高すぎると、該化粧シ
ート３による基板１表面の保護機能に劣るのみな
らず、模様２の表面側への顕示性が悪くなる。従
つて好適には２〜2.5倍発泡程度のものを用いる
べきである。また化粧シート３の厚さは、前記の
とおり100〜200μの範囲内において好適であり、
それより薄いと基板１の表面の保護機能に劣るの
みならず、表面にあらわれる模様に所期する優雅
なイメージを与えることができず、反面厚すぎる
と模様の現出効果が充分でない欠点を派生する。
従つて、例えば2.0〜2.5倍発泡の乳白色を呈する
低発泡ポリエチレンシートの場合で150μ程度と
するのが特に好適である。
内のものを用いるべきであり、これより発泡倍率
が低いと、模様２が比較的明瞭に表面側から透視
可能なものとなつて、本考案の所期する効果を得
難く、また逆に発泡倍率が高すぎると、該化粧シ
ート３による基板１表面の保護機能に劣るのみな
らず、模様２の表面側への顕示性が悪くなる。従
つて好適には２〜2.5倍発泡程度のものを用いる
べきである。また化粧シート３の厚さは、前記の
とおり100〜200μの範囲内において好適であり、
それより薄いと基板１の表面の保護機能に劣るの
みならず、表面にあらわれる模様に所期する優雅
なイメージを与えることができず、反面厚すぎる
と模様の現出効果が充分でない欠点を派生する。
従つて、例えば2.0〜2.5倍発泡の乳白色を呈する
低発泡ポリエチレンシートの場合で150μ程度と
するのが特に好適である。
化粧シート３は模様２の印刷面を基板１に熱融
着するものであるから、その印刷層の存在によつ
て基板１との強固な一体化が妨げられることがな
いように、模様２の印刷は基板１の樹脂と相溶性
を有する樹脂分を含むインクを用いて行うのが有
利である。
着するものであるから、その印刷層の存在によつ
て基板１との強固な一体化が妨げられることがな
いように、模様２の印刷は基板１の樹脂と相溶性
を有する樹脂分を含むインクを用いて行うのが有
利である。
尚、化粧シート３の表面には、所望のエンボス
を施すのが普通である。
を施すのが普通である。
この考案に係る上述のような構成のマツト状物
は、これを表面から見た場合、化粧シート３の裏
面の模様２が、該シートの厚さを透して、恰も雲
りガラスを透して見るような若干ぼかした感じで
現われ、柔和で高尚、優雅な非常に意匠性に優れ
たものとなり、従来品に較べ製造に要する工程数
は何ら増大することなく、一層美的興趣に富んだ
商品価値の高いものとなしうる顕著な効果があ
る。
は、これを表面から見た場合、化粧シート３の裏
面の模様２が、該シートの厚さを透して、恰も雲
りガラスを透して見るような若干ぼかした感じで
現われ、柔和で高尚、優雅な非常に意匠性に優れ
たものとなり、従来品に較べ製造に要する工程数
は何ら増大することなく、一層美的興趣に富んだ
商品価値の高いものとなしうる顕著な効果があ
る。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図
は斜視図、第２図は一部拡大断面図である。 １……基板、２……模様、３……化粧シート。
は斜視図、第２図は一部拡大断面図である。 １……基板、２……模様、３……化粧シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下面に所望の模様の印刷を施した厚さ100〜
200μ、発泡倍率２〜３倍の低発泡ポリエチレ
ンシートよりなる化粧シートを基板に重合融着
一体化してなる発泡合成樹脂製マツト状物。 (2) 模様が、基板と相溶性の樹脂を含むインクに
より印刷されてなる実用新案登録請求の範囲第
１項記載の発泡合成樹脂製マツト状物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978073939U JPS6144814Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978073939U JPS6144814Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54174681U JPS54174681U (ja) | 1979-12-10 |
| JPS6144814Y2 true JPS6144814Y2 (ja) | 1986-12-17 |
Family
ID=28987013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978073939U Expired JPS6144814Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6144814Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS531425Y2 (ja) * | 1972-10-19 | 1978-01-14 |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP1978073939U patent/JPS6144814Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54174681U (ja) | 1979-12-10 |
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