JPH021101Y2 - - Google Patents

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JPH021101Y2
JPH021101Y2 JP8810982U JP8810982U JPH021101Y2 JP H021101 Y2 JPH021101 Y2 JP H021101Y2 JP 8810982 U JP8810982 U JP 8810982U JP 8810982 U JP8810982 U JP 8810982U JP H021101 Y2 JPH021101 Y2 JP H021101Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は多孔質構造の表層を有する合成紙に印
刷した後、透明又は半透明のフイルムを積層し、
真空成形法等により皿状に形成したコースター等
の皿状物に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に喫茶店等において飲物を入れたグラスを
客に供する場合、グラスの下にコースター等を敷
くことが多い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
而して、従来用いられているコースターには、
紙製、合成樹脂製、ガラス製のものがあるが、扁
平なグラス等の下敷にすぎないものが多く、グラ
ス等の底面に付着してグラスと一緒に持上がつて
しまう問題があつた。
また、表面に印刷を施しても、鮮明な印刷がで
きず、又、この印刷を長期間保持できなかつた。
更に、皿状物にして、卓上面へ水が零れないよ
うにしたものもあるが、単に一枚の板を加工した
だけのものであり、印刷性を良くするとかの工夫
がなされていなかつた。
本考案は合成紙を用いて、軽量で防水性に富み
且つ鮮明な印刷が可能で宣伝媒体としても使用し
得るコースター等の皿状物を提供することを目的
としてなされたもので、その構成は、熱可塑性合
成樹脂フイルムの両面にバインダー樹脂と無機フ
イラーによる多孔質の表層を設けて成る合成紙の
片面の前記表層に対し、適宜の印刷を施すと共に
印刷面側に適宜のラミネート加工を施して基体と
し、該基体自体を底部に適宜形状の凸部を設けて
皿状に形成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案は、一体的に積層された基体を、該基体
の一層である熱可塑性合成樹脂フイルムにより、
浅皿状、深皿状等の立体的なものを含め希望する
形状に成形することができると共に、表層を多孔
質としてあるため表面の印刷性を良くすることが
でき、又、裏面に吸水性を付与すると共に手触り
を良くする。
また、表面はラミネート加工が施されているた
め印刷したものを保護すると共に、表面に防水性
を付与する。
更に、底部に適宜形状の凸部が設けられている
ためグラス等の底面に該部が付着することもな
く、又、裏面が卓上面を密着するのを防止する。
〔実施例〕
次に本考案の実施の一例を図に拠り説明する。
1は塩化ビニル又はポリエステル等の加熱する
と軟化し加熱を停止するとその形状を保持する性
質を有する合成樹脂フイルム2の両面に、スチレ
ン樹脂等の所謂AS樹脂によりバインダー樹脂と
炭酸カルシウムや酸化チタン等による無機フイラ
ーとの混合物を溶剤中に含有させたものを塗布
し、水中に通して前記溶剤を水中に拡散させると
共に前記樹脂等を凝固させてその表面を多孔質の
表層3に形成した合成紙で、表層3は樹脂フイル
ム2の片面のみに設けるようにしてもよい。
4は前記表層3上に施した印刷層で、使用目的
により店名や広告その他風景画、写真等を適宜の
印刷方法により施すが、前述したように表層3の
表面は多孔質に形成されているから、印刷インク
がよく染み込むので、印刷は極めて鮮明なものと
なる。
5は前記印刷層4上に適宜の手段により設けた
透明又は半透明のラミネート層で、このラミネー
ト層5は印刷層4を保護すると共に防水性を付与
するものであり、以上1乃至5により基板Aを構
成する。
而して、本考案皿状物は前記基板Aを真空成形
法等の適宜成形手段によりコースター等の皿状に
成形することにより得られるが、その際同時に底
部に適宜形状の凸部6が設けられる。尚、その平
面形状は円形、方形その他多角形状等でもよい。
〔考案の効果〕
上記のように構成される本考案皿状物は、合成
紙1に印刷層4及びラミネート層5を設けた基板
Aを成形したものであるから、軽量で容易且つ低
廉に作製提供できるので、使い捨てにしてもよ
い。
また、本考案皿状物の表面の印刷層4は、多孔
質構造の表層3上に施してあるので、前述のよう
に極めて鮮明であり、特に広告を印刷しコースタ
ーとして使用する場合は、客の目にとまることが
多く、該広告を強く印象づけることができるの
で、宣伝媒体として好適なものとなるし、然も該
印刷層4上にはラミネート層5を設けたから、該
ラミネート層5により印刷層4が保護されて鮮明
度を長く保持できると共に水分により冒されるお
それもない。一方、本考案皿状物の裏面にも多孔
質構造の表層3を施してあるためある程度の吸水
性があり、該皿状物から零れた水等を吸水して卓
上面を汚すこともなく、又、手触りも良い。
更に、本考案皿状物は合成紙を基本構造とした
基板そのものを皿状に形成するから真空成型法の
ような簡便な成型法により得ることができてコス
トダウンを図ることができるし複雑な形状や薄手
の製品であつても問題はない。
加えて、底部に設けた適宜形状の凸部6が、極
めて軽量な本考案皿状物がグラス等の底面に付着
して該グラスと一緒に持上げられるのを効果的に
防止する。
尚、上記においては、本考案をコースターに形
成して使用する例について多く述べたが、本考案
はコースターに限られず、深皿状に成形し、菓子
やつまみを入れる小皿や小物入れに用いるように
してもよい。
本考案は上述の通りであるから、喫茶店等でグ
ラスの下に敷くコースターやつまみなどを入れる
小皿などに用いる皿状体として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例の断面図、第2図は第1
図X線内拡大図である。 1……合成紙、2……熱可塑性合成樹脂フイル
ム、3……表層、4……印刷層、5……ラミネー
ト層、6……凸部、A……基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性合成樹脂フイルムの両面にバインダー
    樹脂と無機フイラーによる多孔質の表層を設けて
    成る合成紙の片面の前記表層に対し、適宜の印刷
    を施すと共に印刷面側に適宜のラミネート加工を
    施して基体とし、該基体自体を底部に適宜形状の
    凸部を設けて皿状に形成したことを特徴とするコ
    ースター等の皿状物。
JP8810982U 1982-06-15 1982-06-15 コ−スタ−等の皿状物 Granted JPS58191889U (ja)

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JP8810982U JPS58191889U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 コ−スタ−等の皿状物

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8810982U JPS58191889U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 コ−スタ−等の皿状物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58191889U JPS58191889U (ja) 1983-12-20
JPH021101Y2 true JPH021101Y2 (ja) 1990-01-11

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ID=30096797

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JP8810982U Granted JPS58191889U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 コ−スタ−等の皿状物

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JPS58191889U (ja) 1983-12-20

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