JPH0632041U - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JPH0632041U JPH0632041U JP7355892U JP7355892U JPH0632041U JP H0632041 U JPH0632041 U JP H0632041U JP 7355892 U JP7355892 U JP 7355892U JP 7355892 U JP7355892 U JP 7355892U JP H0632041 U JPH0632041 U JP H0632041U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinch roller
- paper
- roller
- feeder
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続紙をトラクタで搬送するときに印字ヘッ
ド近傍で発生する印字用紙のバタ付きを抑制する。 【構成】 連続紙使用を切換レバ−55で選択した時
に、ピンチロ−ラ19を回転可能に支持するピンチロ−
ラプレ−ト41をギャップ調整手段(偏心キャリヤシャ
フト15)と係合させ、使用する用紙の厚みに応じて印
字ヘッド11とプラテン25のギャップを調整した時
に、これと連動してピンチロ−ラプレ−トが回動し、ピ
ンチロ−ラ19とフィ−ドロ−ラ17との間隔を変化さ
せる退避距離変化手段を有する。
ド近傍で発生する印字用紙のバタ付きを抑制する。 【構成】 連続紙使用を切換レバ−55で選択した時
に、ピンチロ−ラ19を回転可能に支持するピンチロ−
ラプレ−ト41をギャップ調整手段(偏心キャリヤシャ
フト15)と係合させ、使用する用紙の厚みに応じて印
字ヘッド11とプラテン25のギャップを調整した時
に、これと連動してピンチロ−ラプレ−トが回動し、ピ
ンチロ−ラ19とフィ−ドロ−ラ17との間隔を変化さ
せる退避距離変化手段を有する。
Description
【0001】
本考案は、インパクト式の印字装置に関し、特に、トラクタにより連続用紙を 印字ヘッドに供給する印字装置に関する。
【0002】
従来のこの種印字装置を図3に示す。印字ヘッド11を載置したキャリヤ13 は、キャリヤシャフト15に沿って往復運動を行い印字動作を実行する。キャリ ヤ13の移動方向と垂直方向に印字用紙を搬送するためのフィ−ドロ−ラ17お よびピンチロ−ラ19、排紙ロ−ラ(A)21および排紙ロ−ラ(B)23がそ れぞれ印字ヘッドを挟んで両側に配置されている。更に、印字ヘッド11と、一 点鎖線で示す印字用紙の搬送路を挟んで、プラテン25が対抗して配置されてい る。
【0003】 印字用紙がカット紙の場合に、レバ−27の一端に回転可能に支持されたピン チロ−ラ19は、レバ−27の他端を支点としてスプリング29で印字用紙を介 してフィ−ドロ−ラ17に一定圧で押し付けられフィ−ドロ−ラ17の回転量に 応じた送り量で印字用紙を搬送する。また、印字ヘッド11の部分での印字用紙 のたるみを取る為に、スプリング31により、排紙ロ−ラ(B)23が排紙ロ− ラ(A)21に印字用紙を介して、ピンチロ−ラ19の押圧力よりも弱く圧接し ている。
【0004】 他方、連続用紙の紙送りの場合には、図示しないトラクタにより印字用紙の送 り量が定まるので、フィ−ドロ−ラで印字用紙を送る必要が無い。従って、ピン チロ−ラ19は、フィ−ドロ−ラ17から一定距離離れた位置に退避する。尚、 この時に、印字用紙の厚さの設定は使用者が印字する用紙の枚数に応じて任意に 図示しない用紙設定レバ−により設定可能であり、設定した位置によりプラテン 25と印字ヘッド11のすきまが調整される。
【0005】
上記構成の従来の印字装置においては、印字用紙の先端が排紙ロ−ラ(A)2 1および排紙ロ−ラ(B)23により挟持されるまでの間、印字用紙に機械的振 動に起因していわゆるバタつきが生じている。印字用紙がカット紙の場合には、 印字ヘッド11の近傍でフィ−ドロ−ラ17およびピンチロ−ラ19の作用によ り印字用紙のバタつきは、かなり抑制される。しかしながら、連続用紙の場合に は、上述のごとくフィ−ドロ−ラ17に対してピンチロ−ラ19が所定距離離れ て退避するために、バタつきを抑えることが出来ず、印字精度にかなり影響を与 えていた。このピンチロ−ラ19とフィ−ドロ−ラ17の退避距離を小さくする と、使用する用紙が比較的厚い場合、印字用紙がトラクタのピンから外れること がある。
【0006】 本考案の目的は、特に連続用紙を使用した場合の印字用紙のバタつきを抑え、 印字精度の向上を計ることにある。
【0007】
連続紙とカット紙とを選択により搬送可能で、カット紙の搬送時には、ピンチ ロ−ラとフィ−ドロ−ラとでカット紙を挟んで搬送し、連続紙の搬送時にはピン チロ−ラをフィ−ドロ−ラから所定の距離退避させてトラクタにより連続紙を搬 送する形式の印字装置において、前記ピンチロ−ラを回転可能に支持し、印字ヘ ッドとプラテン間のプラテンギャップを調整するギャップ調整手段と連動可能に 関係づけられた退避距離変化手段により、連続紙搬送時、前記ギャップ調整手段 と連動しピンチロ−ラとフィ−ドロ−ラの距離を変化させる。
【0008】
上記構成により、連続紙の厚みに応じて、印字ヘッドとプラテン間のプラテン ギャップを調整すると、これに応じてピンチロ−ラとフィ−ドロ−ラの距離も変 化する。これにより、ピンチロ−ラとフィ−ドロ−ラとの間に印字用紙が最適距 離をもって介在する。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1に示すプリンタにお いて、印字ヘッドを制御駆動する機構ならびに印字用紙などを移送する各ロ−ラ の具体的制御駆動機構などは従来のプリンタに用いられている機構と同様である ので、省略してある。更に、通常の印字動作は、従来と同様であるので、その説 明は省略する。また、従来と同様の構成には、同一の符号を付してその詳細な説 明は省略する。
【0010】 図1において、ピンチロ−ラ19は、ほぼ三角形に近似した形状のピンチロ− ラプレ−ト41に回転自在に支持されている。このピンチロ−ラプレ−ト41に は、ピンチロ−ラ19が取り付けられた頂部と対抗する頂部にピン43が固定さ れている。また、ピンチロ−ラ19が取り付けられた頂部の近傍には、スプリン グ29の一端が取り付けられ、これにより、ピンチロ−ラ19は、ピン43を支 点としてフィ−ドロ−ラ17に圧接している。このピンチロ−ラプレ−ト41の 更に他の頂部には、穴45が設けられている。この穴45には、キャリヤシャフ ト15が遊嵌されている。
【0011】 前記ピン43は、図1に点線にて示すフレ−ムに穿けられたガイド孔47に嵌 挿されてガイドされると共に、スライダプレ−ト49に設けられたカム孔51に 係合している。スライダプレ−ト49は、一対のガイドリブ53a,53bによ りガイドされ、印字用紙の移送方向と平行に移動可能となっている。スライダプ レ−ト49に設けられたカム孔51は、移動方向に平行な一対のカム部とこのカ ム部を連絡する緩やかな斜面からなる移動部とから構成されている。したがって 、ピン43は、カム孔51の移動部を介して一対のカム部にそれぞれ位置可能で ある。このピン43の移動に伴ってピンチロ−ラプレ−ト41に設けられたピン チロ−ラ19はフィ−ドロ−ラ17に対して進退する。前記ピンチロ−ラプレ− ト41およびスライダプレ−ト49により退避距離変化手段が構成される。
【0012】 この印字装置には、更に連続紙とカット紙で用紙の搬送状態を手動にて切換え るための切換レバ−55が設けられている。この切換レバ−55は、中間部を支 点55aとして、図示A方向に回動可能となっている。図1に示す状態は、カッ ト紙使用に切換えた状態である。この状態から時計方向に回動すると、連続紙使 用が選択される。この切換レバ−55の他端は、スライダプレ−ト49に設けら れた透孔57に係合している。したがって、切換レバ−55が、連続紙とカット 紙の切換えのためにA方向に回動すると、この動作に応動して、スライダプレ− ト49が一対のガイドリブ53a,53bにガイドされ、B方向に移動する。
【0013】 このスライダプレ−ト49の移動動作に伴い、前記ピンチロ−ラプレ−ト41 のピン43が、前記ガイド孔47にガイドされると共に、前述のごとくカム孔5 1内を移動し、結果として、図1に示す位置(カット紙使用)と図2に示す位置 (連続紙使用)とに切換えられる。
【0014】 また、印字ヘッド11は、図示しない従来構成のギャップ調整手段により、図 1に示すC方向に移動され、プラテン25とのギャップが調整される。このギャ ップ調整手段として、例えば偏心したキャリヤシャフト15を用いると、これを 回動することにより印字ヘッド11をプラテン25に対して移動してギャップ調 整ができる。この偏心したシャフト15とピンチロ−ラプレ−ト41の穴45を 係合させることにより、印字ヘッド11とプラテン25とのギャップ調整に連動 して、フィ−ドロ−ラ17に対するピンチロ−ラ19の退避距離を変化させるよ うにしている。
【0015】 次に、上記構成の印字装置の動作について以下に説明する。
【0016】 切換レバ−55にてカット紙使用を選択すると、ピンチロ−ラプレ−ト41の ピン43が図1に示すごとく一方のカム部と係合する。この位置では、ピンチロ −ラプレ−ト41の穴45とキャリヤシャフト15とは干渉していないので、ピ ンチロ−ラ19は、スプリング29により付勢され、ピン43を支点としてフィ −ドロ−ラ17に圧接する。この状態で、印字用紙が搬送されて印字ヘッド11 により印字動作が実行されるが、ピンチロ−ラ19とフィ−ドロ−ラ17により 所定の押圧力で挟持されているので、印字用紙のバタつきは抑制され印字精度に 影響を与えない。
【0017】 次に、切換レバ−55を回動させて、連続紙使用を選択すると、図示しない従 来構成のトラクタにより用紙が連続的に搬送されてくる。この切換レバ−55の 回動により、スライダプレ−ト49が一対のガイドリブ53a,53bにガイド され、B方向に移動するので、ピンチロ−ラプレ−ト41のピン43が図2に示 す位置に移動する。このピン43の移動は即ちピンチロ−ラプレ−ト41の支点 が移動したこととなる。この支点の位置変更によりピンチロ−ラプレ−ト41の 穴45とキャリヤシャフト15とが干渉し、ピンチロ−ラ19は、フィ−ドロ− ラ17との間に用紙厚+αのギャップを生ずる。
【0018】 本実施例においては、使用者がギャップ調整をすると、キャリヤシャフト15 が動き、このキャリヤシャフト15と干渉するピンチロ−ラプレ−ト41の穴4 5との作用により、ピンチロ−ラ19がこのキャリヤシャフト15の動きに連動 して移動する。即ち、図2に示すごとくキャリヤシャフト15とピンチロ−ラプ レ−ト41の穴45とがDの部分で干渉し、印字ヘッド11とプラテン25のギ ャップを調整すると、ピンチロ−ラ19とフィ−ドロ−ラ17との間の退避距離 も連動して狭くなったり広くなったりする。この動作は、印字用紙が薄い時には 狭くなり、厚い時には広くなる。従って、印字用紙の厚さに応じた最適なギャッ プ調整が出来ると共に、トラクタを用いた連続紙の搬送の場合にピンチロ−ラ1 9とフィ−ドロ−ラ17との間の退避距離も同時に調整され、用紙の不必要な動 きを抑制してスム−ズに搬送できる。この時に、ピンチロ−ラ19を用紙の送り 方向に回転させるようにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】 以上詳述したように、本考案によれば、印字用紙の厚みに応じて印字ヘッドと プラテンのギャップを調整すると、ピンチロ−ラとフィ−ドロ−ラとの隙間も連 動して調整され、適切な隙間をもって印字用紙を送ることができ、印字用紙のバ タつきを最小に抑えることができる。その結果、印字精度が向上する。また、ピ ンチロ−ラとフィ−ドロ−ラとの隙間が狭すぎることに起因して印字用紙がトラ クタのピンから外れてしまういわゆる用紙はずれが発生することがあるが、ピン チロ−ラとフィ−ドロ−ラとの隙間も印字用紙の厚みに応じて最適に調整される ので、この用紙はずれが解消される。
【図1】本考案の実施例の印字装置でカット紙を送る状
態を示す模式図。
態を示す模式図。
【図2】本考案の実施例の印字装置で連続紙を送る状態
を示す模式図。
を示す模式図。
【図3】従来例を説明するための図。
15 偏心キャリヤシャフト(ギャップ調整手段) 19 ピンチロ−ラ 25 プラテン 41 ピンチロ−ラプレ−ト 43 ピン 49 スライダプレ−ト 51 カム孔 55 切換レバ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 足立 功 静岡県田方郡大仁570番地 東京電気株式 会社大仁工場内 (72)考案者 鳴嶋 次夫 静岡県田方郡大仁570番地 東京電気株式 会社大仁工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 連続紙とカット紙とを選択により搬送可
能で、カット紙の搬送時にはピンチロ−ラとフィ−ドロ
−ラとでカット紙を挟んで搬送し、連続紙の搬送時には
ピンチロ−ラをフィ−ドロ−ラから所定の距離退避させ
てトラクタにより連続紙を搬送する形式の印字装置にお
いて、印字ヘッドとプラテン間のプラテンギャップを調
整するギャップ調整手段と、前記ピンチロ−ラを回転可
能に支持し、かつ連続紙搬送時、前記ギャップ調整手段
と連動しピンチロ−ラとフィ−ドロ−ラの距離を変化さ
せる退避距離変化手段とを有することを特徴とする印字
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7355892U JPH0632041U (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7355892U JPH0632041U (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632041U true JPH0632041U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=13521709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7355892U Pending JPH0632041U (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632041U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100437152B1 (ko) * | 2002-07-10 | 2004-06-25 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터의 헤드갭 조절 장치 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP7355892U patent/JPH0632041U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100437152B1 (ko) * | 2002-07-10 | 2004-06-25 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터의 헤드갭 조절 장치 |
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