JPH06320394A - 回転機構およびそれを備えた工作機械のプローブアーム - Google Patents

回転機構およびそれを備えた工作機械のプローブアーム

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JPH06320394A
JPH06320394A JP6085019A JP8501994A JPH06320394A JP H06320394 A JPH06320394 A JP H06320394A JP 6085019 A JP6085019 A JP 6085019A JP 8501994 A JP8501994 A JP 8501994A JP H06320394 A JPH06320394 A JP H06320394A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動位置での精確な位置決めを反復的に可能
とする。 【構成】 工作機械における工具設定プローブを保持す
るアーム12は作動位置および非作動位置間で回動自在
である。作動位置は作動位置を越えるさらなる回転運動
に対するストッパを形成する要素48,52によって定
められる。これら要素48,52はカイネマチック支持
装置として配列されており、その結果、作動位置は精確
に反復可能な方法により定められる。スプリング40は
要素48,52を共に付勢している。アームが作動位置
にあるとき、これらスプリングは反復可能な量だけ伸張
され、その結果、作動位置の精確さを増大するために反
復可能な力を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定められた回転位置
に割り付けるための機構に関する。それは、工作機械に
おいてプローブを保持するアームに対し用いることがで
きる。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる英国特許出願第9308364.0号)の明
細書の記載に基づくものであって、当該英国特許出願の
番号を参照することによって当該英国特許出願の明細書
の記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】工作機械において、工具セット用プロー
ブを取り付けることは知られている。プローブは、切削
工具が移動されプローブに接触できるように、工作機械
のベッドまたはテーブルに取り付けられている。これ
は、工作機械の数値制御によって用いられる工具に関連
するオフセットを設定するために、工具の切削チップの
位置が確立されることを可能にする。
【0004】多くの機械では、工具セット用プローブが
所要の位置に恒久的に取り付けられたなら邪魔となろ
う。従って、機械のベッドに取り付けられている可動ア
ームに、それを取り付けることは知られている。一つの
市販の装置においては、アームはモータ駆動され、作動
位置と非作動位置との間において自動的に割り付けされ
得る。この装置においては、モータは、作動位置を定め
ている固定のストッパにアームを単に駆動している。し
かしながら、固定のストッパは反復的にはその位置を定
めることはできず、それでプローブの使用によって測定
されるオフセットの反復性において、相当する誤差が存
在する。
【0005】その他の市販の装置は、レニショウ社の高
精度アーム(High Precision Arm:
HPA)であり、これはベース上の作動位置にカイネマ
チック(kinematic)支持装置を介して取り付
け可能なアームを備えている。このカイネマチック支持
装置は、アーム(ひいては、プローブ)が反復性の高い
方法によって位置決めされ、その結果、オフセットが反
復的に決定されることを確実にする。アームは、アーム
をベース上にもたらして正しく締結することによって手
動で取り付けられ、また、手動で取り外される。それ
故、アームは作動および非作動位置の間において割り出
しができない。
【0006】レニショウ社の高精度アームに用いられて
いるように、カイネマチック支持装置はアーム上に複数
の要素を備えており、この要素はベース上の複数の要素
と協同すべく配置されて、高反復性の位置決めをもたら
す。特に、ベース上の要素は、3つの離間された位置の
それぞれにおいて、互いに収束する表面の対をもたらす
べく配置されており、結果として、アーム上の要素と接
触する合計6つの点をもたらす。これは、ベースに対す
るアームの6つの可能な自由度を拘束する。6つの接触
点は全て同一面に存在し、収束表面はその面に垂直な方
向に収束している。
【0007】かかるカイネマチック支持装置は、ボーイ
支持装置(Boys support)として時に知ら
れており、例えば、H.J.J.Braddick著、
「Mechanical Design of Lab
oratory Apparatus」、1960年、
Chapman & Hall、ロンドン、発行、の第
11ー30頁に記載されている。Braddic はま
た機能的に均等で、時にケルビン支持装置(Kelvi
n support)として知られているカイネマチッ
ク支持装置を記載している。このケルビン支持装置で
は、6つの接触点、すなわち、拘束が、第1の位置にお
ける3つと第2の離間された位置における2つと第3の
離間された位置における1つとでもたらされる。この明
細書で用いられるとき、「カイネマチック」、「カイネ
マチック的に拘束された」の用語および同様の用語は、
ボーイ支持装置、ケルビン支持装置、およびその他のカ
イネマチック支持装置、および半ないしは準カイネマチ
ック形式の支持装置を包含するものとする。
【0008】米国特許第5,088,337号は、座標
測定装置においてプローブを取り付けるためのヘッドを
記載している。このヘッドは、各々がカイネマチック支
持装置によって定められる多数の割り出し位置のいずれ
かに、プローブを手動で回転させることを可能としてい
る。カイネマチック支持装置を構成している要素は軸線
方向に付勢されて係合し、各回転運動の前後において軸
線方向の力をアンロックおよびロックするための比較的
複雑な機構を必要としている。同様なヘッドが市販され
ており、これは割り出し位置間でプローブを自動的に回
転させるモータを保有している。この例としては、レニ
ショウ社のPH10Mプローブヘッドがあげられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の広い一形態
は、定められた回転位置への割り出しが可能で、その位
置を定める新規なカイネマチック支持装置を有する機構
を提供する。
【0010】本発明の他の形態は、作動および非作動位
置間で動くことができ、および作動位置にあるときにカ
イネマチック的に支持されるアームに関する。
【0011】さらに他の形態では、本発明は位置決めの
反復性を改善するためにアームが反復可能な力でもって
カイネマチック支持装置にクランプされるのを確実とす
る手段を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一形態の回転機
構は、固定部材と、固定部材に相対的に回動自在な回転
部材と、回転部材の回動中の割り出し位置を定め回転部
材のその割り出し位置を越える回転を妨げる、固定部材
および回転部材間のストッパと、回転部材が割り出し位
置にあるとき前記ストッパ位置において回転部材を固定
部材に係合さすべく周方向に偏倚する手段と、を備え、
前記ストッパは、回転部材上の周方向に離間された3つ
の位置における要素と、固定部材上の対応する周方向に
離間された3つの位置における要素とを備え、前記位置
のそれぞれにおいて固定部材および回転部材上の前記要
素は、偏倚手段により周方向に共に付勢され、前記要素
は回転部材の自由度をカイネマチック的に拘束し回転部
材の割り出し位置を精確に定めるよう互いに協働してい
ることを特徴とする。
【0013】前記固定部材および回転部材の一方の前記
位置の1つにおける前記要素は、周方向において互いに
収束する表面を定めてもよい。
【0014】前記互いに収束している表面は軸線方向に
互いに向き合っていることが好ましい。
【0015】また、前記互いに収束する表面を定めてい
る要素は、一対のボール、またはV溝、または一対のシ
リンダを備えていてもよい。
【0016】前記偏倚手段は回転部材が割り出し位置に
あるとき反復可能な偏倚力を与えることが好ましい。
【0017】さらに、前記偏倚手段は回転部材が割り出
し位置にあるとき反復可能な量伸張される少なくとも1
つのスプリングを備えていることが好ましい。
【0018】また、係合されたとき前記少なくとも1つ
の反復可能な伸張量を定めるさらなるストッパを含む。
【0019】さらに、前記偏倚手段は前記回転部材が割
り出し位置に到達した後、反復可能な量回転するさらな
る回転部材に取り付けられており、さらなる回転部材の
前記反復可能な回転は前記反復可能な偏倚力をもたらす
のがこのましい。
【0020】前記回転部材を固定部材に相対的に回転さ
せるモータを含んでいてもよい。
【0021】また、回転部材が割り出し位置に到達した
ときモータを停止するスイッチを含むことが好ましい。
【0022】本発明の一形態の工作機械のプローブアー
ムは、上記回転機構を含み、前記機構の回転部材はプロ
ーブを保持するアーム部材を備えていることを特徴とす
る。本発明の一形態の工作機械のプローブアームは、工
作機械への取り付け用の固定ベース部材と、プローブを
保持する可動アーム部材と、可動部材の運動中の作動位
置を定め可動部材のその作動位置を越える動きを妨げ
る、固定部材および可動部材間のストッパと、可動部材
が作動位置にあるとき前記ストッパ位置において可動部
材を固定部材に係合さすべく偏倚する手段と、を備え、
前記ストッパは、可動部材上および固定部材上に偏倚手
段によって共に付勢される要素とを備え、前記要素は可
動部材の自由度をカイネマチック的に拘束し可動部材の
作動位置を精確に定めるよう互いに協働し、前記偏倚手
段は前記可動部材が作動位置にあるとき反復可能な偏倚
力を与えることを特徴とする。
【0023】前記偏倚手段は可動部材が作動位置にある
とき反復可能な量伸張される少なくとも1つのスプリン
グを備えていてもよい。
【0024】また、係合されたとき前記少なくとも1つ
の反復可能な伸張量を定めるさらなるストッパを含むこ
とが好ましい。
【0025】さらに、前記偏倚手段は前記可動部材が作
動位置に到達した後、反復可能な量回転するさらなる可
動部材に取り付けられており、さらなる可動部材の前記
反復可能な動きは前記反復可能な偏倚力をもたらすこと
が好ましい。
【0026】
【作用】プローブを保持する回転部材としてのアームは
作動位置および非作動位置間で回動自在である。作動位
置は作動位置を越えるさらなる回転運動に対するストッ
パを形成する要素によって定められる。これら要素はカ
イネマチック支持装置として配列されており、その結
果、作動位置は精確に反復可能な方法により定められ
る。偏倚手段はこれら要素を共に付勢している。アーム
が作動位置にあるとき、これら偏倚手段は反復可能な量
だけ伸張され、その結果、作動位置の精確さを増大する
ために反復可能な力を与える。
【0027】
【実施例】図1に示された装置は、半径方向に突出する
アーム12を保持している回転自在なハブ10を備えて
いる。プローブ14はアーム12の自由端に取り付けら
れ、撓み可能なスタイラス16を有している。プローブ
14は、例えば、米国特許第4,153,998号に記
載された形式の接触トリガープローブであってもよい。
そのスタイラス16は、図示のように通常の球状チップ
18を有してもよく、あるいは、チップ18は通常の工
具セットチップ、例えば、立方体状であってもよい。
【0028】ハブ10は、その軸線10A回りに回転自
在とすべく、後述の方法でハウジング20内に取り付け
られている。ハウジング20は、旋盤、研磨機、または
他の工作機械のベッドのような都合のよい固定構造体2
2に取り付けられている。
【0029】図2から分かるように、ハブ10内には、
ウオーム駆動装置28の出力ピニオン上に取り付けられ
た同心ロータ24が設けられている。ウオーム駆動装置
28はまたハブ10内にモータ26を有している。スペ
ースの制限によって必要であれば、モータ26はアーム
12内に配置されてもよい。ハブ10およびロータ24
は、ウオーム駆動装置28を介して作動するモータ26
によって、軸線10Aの回りに互いに相対回転可能であ
る。
【0030】ロータ24は、ロータと共に回転するロー
タディスク30を保持している。ロータ24はまた、ロ
ータに対しブッシング31上を相対回転可能な中間ディ
スク32を保持している。これは中間ディスク32が半
径方向および軸線方向の両方に、ある量の遊びを有する
ことを許容している。中間ディスク32は止め輪33で
もって保持されている。ブッシング31および止め輪3
3は主に組立を手助けするために設けられており、もし
望むなら、省略され得る。そこで中間ディスク32は以
下に説明するように、スプリングによってのみ保持され
るであろう。
【0031】図3をもまた参照するに、ロータディスク
30および中間ディスク32は4つの引張スプリング3
4のシステムによって連係されている。ロータディスク
30は2つの垂下ポスト36を有し、一方、中間ディス
ク32は2つの直立ポスト38を有している。各スプリ
ング34は垂下ポスト36の1つを隣接する直立ポスト
38に連係し、かくて、スプリングが全て等しく引っ張
られているようなディスクの回転位置のときに、スプリ
ングは名目上正方形形態を形成する。
【0032】図2に部分的に見られるように、4つの引
張スプリング40からなる同様のシステムが中間ディス
ク32をハウジング20のフロア20Aに連係してい
る。中間ディスク32は2つの垂下ポスト42を有し、
一方、ハウジングのフロア20Aは2つの直立ポスト4
4を有しており、スプリング40はこれらのポストを連
係している。そして、再度、スプリング40が全て等し
く引っ張られているような中間ディスク32の回転位置
のときに、スプリングは名目上正方形形態を形成する。
簡便化のために、各垂下ポスト42は、中間ディスク3
2を貫通するペグによって直立ポスト38の1つと一体
的に形成されてもよい。
【0033】図2および4を参照するに、ハブ10はハ
ウジング20の直立壁20B内に回動自在に嵌合する垂
下スカート46を含んでいる。このスカート46は、半
径方向の内外方に突出し軸線10Aの回りに120度の
角度で互いに等しく離間されている3つのシリンダ(柱
状体)48を保持している。
【0034】ハブ10およびハウジング20の間の回転
自在な取り付けは、以下に述べる理由により、意図的に
いくらか緩く行われている。回転自在な取り付けが達成
される1つの方法は、外方に突出している各シリンダ4
8の端部を、ハウジングの壁20Bの内側の環状の溝5
0内に入れ込ませることである。
【0035】軸線10Aの回りで等しく離間された3つ
の位置において、溝50は軸線方向に離間されたボール
52の対によって中断されている。各ボールの対は、周
方向に互いに収束し、かつ、軸線方向に互いに向き合っ
ている表面の対を形成している。ハブ10が回転された
とき、3つのシリンダ48の外方突出部は、最終的には
3つのボール対52に係合し、合計で6つの接触点をも
たらす。この6つの接触点は、ハブ10がこの位置に回
転されたとき、ハウジング20に対する、ハブ10、ア
ーム12およびプローブ14の位置をカイネマチック的
に定める。これが作動位置であり、この位置において、
工具のセットあるいは測定の目的のためにプローブ14
が用いられる。この位置においては、ハブ10およびハ
ウジング20の間の回転自在な取り付けは重大な他の拘
束を何等もたらすべきではなく、これが上述したいくら
か緩く取り付ける理由である。
【0036】もちろん、ハブ10がこのカイネマチック
的に定められた位置にないときには、滑らかな動きを与
えるために回転自在な取り付けは緩みを少なくしてもよ
く、例えば、シリンダ48の自由端と溝50との間が密
に嵌まり合うようにしてもよい。これを達成する1つの
方法が、図6との関連において以下に説明される。他の
回転自在取り付け配列も可能であり、もしも、溝50が
ないのであれば、ボール52は壁20Bの内面の3つの
突出部に設けられてもよい。
【0037】中間ディスク32は3つの半径方向突出部
54を有している。これは図4に最もよく表されている
が、簡略化のため図3では省略されている。これらの突
出部は、シリンダ48の内方に突出している端部に係合
することができる。
【0038】突出部54は、中間ディスク32およびハ
ブ10間に完全なカイネマチック位置を与えるべく、ボ
ール52と同様なボール対を保持することもできよう。
しかしながら、これは一般に不必要に複雑である。中間
ディスク32とハブ10との間の定められた関係に対し
てはある要件が存在するが、これはハブ10とハウジン
グ20との間のそれよりも少ない。従って、半あるいは
準カイネマチック支持装置でこの場合は十分である。こ
れを達成するために、各突出部54は簡単な、半径方向
に向けられたV溝56を有しており、この溝の側部は周
方向に互いに収束し、かつ、軸線方向に互いに向かい合
う表面を形成している。これらの表面はシリンダ48の
内方突出端に係合することができる。ロータ24上の中
間ディスク32の半径方向および軸線方向の遊びは、積
極的な係合を促進する。もし望むなら、この係合はより
簡単にすることができ、突出部54にV溝56の代わり
にシリンダ48と係合する平坦な当接部ないしはストッ
パが設けられる。しかしながら、後者の場合、中間ディ
スク32とロータ24との間には実質的に遊びがあって
はならない。
【0039】次に、この装置の作動につき説明する。
【0040】アーム12が非作動位置にあるとき、ハブ
10の回転位置は、シリンダ48が図4に48’におい
て破線で示された位置にある。そこで、モータ26が作
動され、ウオーム駆動装置28を介してロータ24に作
用する。ロータ24は、(ディスク30、32およびス
プリング34、40を介して)ハウジング20に接続さ
れているので、最初は、ロータ24は静止して留まり、
モータ26の作動はハブ10およびアーム12の、図4
における矢印60の方向への回転を生じさせる。これは
シリンダ48をそれぞれのボール対52に向けて動か
す。
【0041】シリンダ48およびボール52が係合した
とき、これはハブ10およびアーム12をカイネマチッ
ク的に作動位置に位置させ、明らかにそれらはさらに回
転することができない。。それ故、モータ26の継続作
動はロータ24およびロータディスク30の逆の意味で
の回転を生じさせる。中間ディスク32もまたロータデ
ィスク30と共に、図4に矢印62で示されるように、
少しではあるが回転する。中間ディスク32が回転する
につれ、スプリング40の対向している対は伸ばされそ
れらの引っ張り力を増大し、一方、残りの2つのスプリ
ング40は弛まされそれらの引っ張り力を減少する。そ
の結果は、中間ディスク32およびハウジング20間に
及ぼされるトルクとなる。同様に、スプリング34の引
っ張り力はそれぞれ増大および減少されディスク30お
よび32間に同様なトルクを与える。
【0042】中間ディスク32がある量回転した後に、
突出部54のV溝56はシリンダ48の内方端部に係合
する。それらはスプリング34によってもたらされてい
るトルクによって係合状態に保持される。このトルクは
増大し続ける。というのも、ロータディスク30は中間
ディスク32(今や、静止状態にある)に相対的に回転
を継続しているからである。最終的に、ディスク30の
継続する回転は、(ディスク30に取り付けられてい
る)ロータアーム64がハウジングに取り付けられてい
る光電スイッチ66の光ビームを遮ることを生じさせ
る。これはモータ26を停止し、ロータ24およびロー
タディスク30を停止に至らしめる。もし望むなら、ス
イッチ66に代えて、電気ー機械式のマイクロスイッチ
を用いることができる。
【0043】アーム12は今や以下のように、カイネマ
チック的に定められた作動位置にクランプ状態に保たれ
ている。スプリング34によってもたらされているトル
クは、スプリング40によってもたらされているトルク
を凌ぎ、これにより中間ディスク32のV溝56のシリ
ンダ48の内方端部との接触を保っている。しかしなが
ら、スプリング34からのトルクは、ロータ24および
ハブ10を含むがシリンダ48とボール52との間のカ
イネマチック配置を含まない閉鎖ループを介して作用す
る。結果的に、スプリング34によってもたらされる
(いくらか予測できない)トルクはカイネマチック配置
に悪影響を与えない。
【0044】シリンダ48をボール52にクランプして
いる力は、中間ディスク32およびハウジング20間に
作用しているスプリング40のトルクによってのみ与え
られている。このトルクはハウジング20に対する中間
ディスク32の定められた回転量によって発生され、V
溝56とシリンダ48の係合の位置によって決定され
る。これは所定の量スプリング40を伸張および弛緩さ
せるが、この量はシステムの幾何学的配列によってのみ
支配される。従って、シリンダ48およびボール52間
のクランプ力は極めて反復性の高いものである。すなわ
ち、同じクランプ力が装置が作動するごとに適用され
る。これは、もしも力が予測できなければ、カイネマチ
ック支持ないしは取り付けによってもたらされる精確な
配置に悪影響を与えるであろうから、重要である。
【0045】かくて、クランプ力の反復性はカイネマチ
ック配置の反復性を確実とする。順に、これはプローブ
14が作動位置のときその反復的位置決めを確実にし、
かくて、プローブ、ないしはそのために用いられる他の
測定法により測定される工具設定のオフセットの反復性
を確実とする。
【0046】上述の説明では、ロータ24およびロータ
ディスク30がユニットとして一緒に回転するものとし
た。通常の場合はそうである。しかしながら、好ましく
は、この2つの間にクラッチが設けられる。図2に示す
ように、これはロータ24およびディスク30の2つの
フランジ間に挟まれている摩擦材の環帯68を備え、ス
プリングワッシャ70でもって互いの向きに付勢されて
いる。これは、光電スイッチ66が何らかの理由でモー
タ26を停止し損なったとき、安全装置として働く。ロ
ータディスク30およびハブ10間にストッパ(不図
示)が設けられてもよく、ストッパが係合するやいな
や、クラッチ68が滑り出す。これはスプリング34の
過剰な伸張およびモータ26のストールを防止する。
【0047】もちろん、この安全配列は変形が可能であ
る。一つの変形例においては、ディスク30およびハブ
10の間にストッパが存在せず、クラッチ68はスプリ
ング34によってもたらされるトルクがある閾値を越え
たとき単に滑る。他の変形例においては、光電スイッチ
66およびロータアーム64が省かれてもよく、モータ
26は電流監視装置によって、スプリング34のトルク
が増大するにつれ、あるいはディスク30とハブ10と
の間のストッパが係合しモータ電流がある値を超えたと
きに停止される。代わりに、モータ26が十分に強靭で
あれば、ストールすることが単に許容されてもよい。
【0048】もし望むなら、上述の装置はスプリング3
4を省いて簡素化されうる。2つのディスク30、32
に代えて、ロータ24と共に回転し突出部54を有する
単一のディスクが、今、設けられている。突出部54が
シリンダ48の内方端部と係合したとき、これらはモー
タ26の継続する回転によって係合状態を保たれ、クラ
ッチ68はこの状態で継続して滑っている。
【0049】代わりに、クラッチ68が省かれることも
でき、モータ26がストールするよう許容されるか、あ
るいは電流監視装置によって停止されることもできる。
突出部54をシリンダ48との係合状態に保つために
は、ディスクのトルクは今やウオーム駆動装置のつっか
かえによって維持される。しかしながら、これらの配列
はいずれも好ましくない。
【0050】図5はいくらか簡単な配列を示し、妥当な
場合、図2で用いられたのと同じ参照番号が用いられて
いる。ディスク30,32は、ウオーム駆動装置28の
出力ピニオンに取り付けられた単一なディスク75によ
って置き換えられている。上述のように、スプリング3
4は省かれており、ディスク75はハウジングのフロア
20Aにポスト42,44および4つの引張スプリング
40を介して接続されている。この現配列では、突出部
54およびV溝56もまた省かれており、かつ、シリン
ダ48もスカート46から内方に突出していない。
【0051】モータ26が作動すると、まず前実施例と
同様にハブ10が、シリンダ48がボールの対52にカ
イネマチック的に係合するまで回転する。次に、ディス
ク75がハブ10に対し逆の意味で回転し、増大するト
ルクがスプリング40によって加えられるようにする。
これはアーム64が光電スイッチ66に遭遇しモータを
停止するまで続く。前例と同様に、スイッチ66は望む
なら電気ー機械式のマイクロスイッチによって置き換え
られ得る。
【0052】シリンダ48は、ディスク75が休止位置
に至ったときのスプリング40のトルクによって設定さ
れた力により、ボール対内にいまやクランプされてい
る。このトルクはスイッチ66、モータ26およびウオ
ーム駆動装置の特性、およびシステムの慣性力に依存す
る。しかしながら、アーム12のカイネマチックな位置
決めが多くの目的のために十分に繰り返し可能であるこ
とを確実にすべく、それは今なお適正に反復され得る。
【0053】図6は図2ないし図4の装置の更なる変形
例を示し、ここにおいて、各シリンダ48は一対のシリ
ンダ48A,48Bによって置き換えられている。これ
らは両者ともハブ10のスカート46に取り付けられて
おり、かつ、両者間にプラスチックのユニット80が保
持されている。
【0054】シリンダ48Aは前と同様にボール52に
係合する。このシリンダおよびボールの両者は、信頼性
の高いカイネマチック配置のためにタングステンカーバ
イドから作られてもよい。シリンダ48Bのみが突出部
54のV溝56に係合すべく内方に突出しており、この
シリンダはその役割が低いのでスチールから作ることが
できる。プラスチックユニット80の外縁は図示のよう
に湾曲しており、かつ、溝50の底50Aとの間に微少
なクリアランスを有し、ハウジング20内でのハブ10
の滑らかな回転をもたらしている。同様に、ユニット8
0の上面および下面は湾曲され溝50の対向する側部と
の間に微少なクリアランスを有してもよい。ユニット8
0は、PTFEのごとき低摩擦材から作られてもよい。
シリンダ48Aとボール52とがカイネマチック的に係
合されるときに不当に拘束されないように、溝50の底
50Aはボール52の領域において破線84で示すよう
に僅かに切除されてもよく、および溝50の側部もこの
領域において同様に削除されてもよい。
【0055】シリンダ48およびボール52によって形
成されるカイネマチック支持装置に対する種々の変形は
当業者にとっては明らかであろう。
【0056】一つの可能な変形例では、3つのシリンダ
48は3つのボールに置き換えられ得、これらボールは
周方向に面するようにスカート46からの半径方向突出
部に取り付けられる。それで、これらはそれぞれ半径方
向に向いている3つのV溝と協働する。このV溝は周方
向に向きV溝56と同様に収束する表面を有している
が、ボール対52の代わりにハウジング20に形成され
ている。これらV溝のそれぞれは、半径方向に延在し軸
線方向に離間されている平行なシリンダの対によって置
き換えられてもよい。
【0057】さらに、3つのこのようなV溝に代えて、
スカート46上のボールの1つがハウジング上の平坦な
表面と、1つが半径方向のV溝またはシリンダの対と、
1つが三面または円錐の穴、あるいはハウジング20上
の3つのボールのネストと協働する。これらの要素の各
面は適正なカイネマチック拘束を確実とすべく適切な方
向に向けられている。この配列はケルビン支持装置の変
形とみなすことができ、一方、シリンダ48およびボー
ル52はボーイ支持装置の変形とみなすことができる。
【0058】シリンダ48およびボール52に対して
は、シリンダ48がハウジング上に、およびボール52
がスカート上に存する、逆の配列をもたらすこともまた
可能である。上述した種々のカイネマチック支持装置の
変形例に対しても、同様な逆配列が可能である。
【0059】上記実施例ではカイネマチック支持装置の
要素を周方向に偏倚し互いに係合させるのに引張スプリ
ングが用いられた。もちろん、捻りスプリング、または
適当な磁石配列のような他の偏倚手段が用いられてもよ
い。
【0060】上述のように、装置は旋盤あるいは研磨機
のベッドのような、工作機械の固定構造体に取り付けら
れるので、プローブ14は工具設定プローブとして作用
する。しかしながら、その他にも、この装置は工作機械
の動構造体、例えば、マシニングセンタのスピンドル、
旋盤のタレット、または研磨機の研磨ホイールを保持す
るキャリッジに取り付けることも可能である。プローブ
はそれから、工作機械に取り付けられているワークピー
スの測定のために作動位置に揺動されてもよい。例え
ば、研磨機においては、これは研磨されるべきワークピ
ースの特徴部を配置することを含んでもよく、この後、
それらの特徴部の正確な研磨を許容すべくアーム12が
非作動位置に揺動される。旋盤においては、アーム12
が作動位置にあるとき、それはタレットへの延長部を効
果的に与えてもよく、タレットが通常とどかないワーク
ピースの裏側のプロービングを可能とする。これは、例
えば、旋盤チャックの中心線とタレットとの間に熱変化
(thermal drift)が生じていないかを決
定するために、旋盤のチャックに静止して保持されてい
るワークピースの直径の測定を可能とする。かかる熱変
化は、加工されるべき直径の過大あるいは過小寸法を生
じさせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プローブ保持アームおよびそれを自動的に回動
する装置の側面図である。
【図2】図1に示された装置の部分の拡大された断面図
である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿う断面図で
ある。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿う断面図であ
る。
【図5】図2と同様であるが、変形された装置の断面図
である。
【図6】図4と同じ線であるが、他の変形された装置の
部分を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ハブ 12 アーム 14 プローブ 20 ハウジング 24 ロータ 26 モータ 28 ウオーム駆動装置 30 ロータディスク 32 中間ディスク 34,40 引張スプリング 36,38,42,44 ポスト 46 スカート 48 シリンダ 50 溝 52 ボール 54 突出部 56 V溝 66 光電スイッチ 68 クラッチ 80 プラスチックユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー ジェイムズ ハーディング イギリス ビーエス12 4ビーピー ブリ ストル アーモンズベリー オーバーレー ン 24 (72)発明者 マーチン ジェイムズ スピベイ イギリス ジーエル8 8ピーキュー グ ロスターシャ州 テットベリー クエール メドウズ 5

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と、 固定部材に相対的に回動自在な回転部材と、 回転部材の回動中の割り出し位置を定め回転部材のその
    割り出し位置を越える回転を妨げる、固定部材および回
    転部材間のストッパと、 回転部材が割り出し位置にあるとき前記ストッパ位置に
    おいて回転部材を固定部材に係合さすべく周方向に偏倚
    する手段と、 を備え、 前記ストッパは、回転部材上の周方向に離間された3つ
    の位置における要素と、固定部材上の対応する周方向に
    離間された3つの位置における要素とを備え、 前記位置のそれぞれにおいて固定部材および回転部材上
    の前記要素は、偏倚手段により周方向に共に付勢され、 前記要素は回転部材の自由度をカイネマチック的に拘束
    し回転部材の割り出し位置を精確に定めるよう互いに協
    働していることを特徴とする回転機構。
  2. 【請求項2】 前記固定部材および回転部材の一方の前
    記位置の1つにおける前記要素は、周方向において互い
    に収束する表面を定めていることを特徴とする請求項1
    に記載の回転機構。
  3. 【請求項3】 前記互いに収束している表面は軸線方向
    に互いに向き合っていることを特徴とする請求項2に記
    載の回転機構。
  4. 【請求項4】 前記互いに収束する表面を定めている要
    素は、一対のボール、またはV溝、または一対のシリン
    ダを備えていることを特徴とする請求項2または3に記
    載の回転機構。
  5. 【請求項5】 前記偏倚手段は回転部材が割り出し位置
    にあるとき反復可能な偏倚力を与えることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の回転機構。
  6. 【請求項6】 前記偏倚手段は回転部材が割り出し位置
    にあるとき反復可能な量伸張される少なくとも1つのス
    プリングを備えていることを特徴とする請求項5に記載
    の回転機構。
  7. 【請求項7】 係合されたとき前記少なくとも1つの反
    復可能な伸張量を定めるさらなるストッパを含むことを
    特徴とする請求項6に記載の回転機構。
  8. 【請求項8】 前記偏倚手段は前記回転部材が割り出し
    位置に到達した後、反復可能な量回転するさらなる回転
    部材に取り付けられており、さらなる回転部材の前記反
    復可能な回転は前記反復可能な偏倚力をもたらすことを
    特徴とする請求項5、または6、または7に記載の回転
    機構。
  9. 【請求項9】 前記回転部材を固定部材に相対的に回転
    させるモータを含んでいることを特徴とする請求項1な
    いし8のいずれかに記載の回転機構。
  10. 【請求項10】 回転部材が割り出し位置に到達したと
    きモータを停止するスイッチを含むことを特徴とする請
    求項9に記載の回転機構。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の回転機構を含み、前記機構の回転部材はプローブを保
    持するアーム部材を備えていることを特徴とする工作機
    械のプローブアーム。
  12. 【請求項12】 工作機械への取り付け用の固定ベース
    部材と、 プローブを保持する可動アーム部材と、 可動部材の運動中の作動位置を定め可動部材のその作動
    位置を越える動きを妨げる、固定部材および可動部材間
    のストッパと、 可動部材が作動位置にあるとき前記ストッパ位置におい
    て可動部材を固定部材に係合さすべく偏倚する手段と、 を備え、 前記ストッパは、可動部材上および固定部材上に偏倚手
    段によって共に付勢される要素を備え、 前記要素は可動部材の自由度をカイネマチック的に拘束
    し可動部材の作動位置を精確に定めるよう互いに協働
    し、 前記偏倚手段は前記可動部材が作動位置にあるとき反復
    可能な偏倚力を与えることを特徴とする工作機械のプロ
    ーブアーム。
  13. 【請求項13】 前記偏倚手段は可動部材が作動位置に
    あるとき反復可能な量伸張される少なくとも1つのスプ
    リングを備えていることを特徴とする請求項12に記載
    の工作機械のプローブアーム。
  14. 【請求項14】 係合されたとき前記少なくとも1つの
    反復可能な伸張量を定めるさらなるストッパを含むこと
    を特徴とする請求項13に記載の工作機械のプローブア
    ーム。
  15. 【請求項15】 前記偏倚手段は前記可動部材が作動位
    置に到達した後、反復可能な量回転するさらなる可動部
    材に取り付けられており、さらなる可動部材の前記反復
    可能な動きは前記反復可能な偏倚力をもたらすことを特
    徴とする請求項12、または13、または14に記載の
    工作機械のプローブアーム。
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