JPH06320303A - 移動形心押台 - Google Patents

移動形心押台

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JPH06320303A
JPH06320303A JP13387793A JP13387793A JPH06320303A JP H06320303 A JPH06320303 A JP H06320303A JP 13387793 A JP13387793 A JP 13387793A JP 13387793 A JP13387793 A JP 13387793A JP H06320303 A JPH06320303 A JP H06320303A
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JP
Japan
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tailstock
shaft
workpiece
movable
cylinder mechanism
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Application number
JP13387793A
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English (en)
Inventor
Akira Koshiyou
明 古正
Hiroshi Yasuda
浩 安田
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Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的]テイルストックのセンタをワークに押し付ける
までの一連の動作を一指令で可能し、また、その動作時
間を短縮すること。 [構成]テイルストック1の前進指令により、テイルス
トック1が前進し、油圧ピストン23である心押軸4の
センタ5がワークWの一端に当り前進中の心押台本体2
に対して相対的に後退する。心押台本体2及び心押台ベ
ース3の慣性はワークWに及ばないので衝撃は少ない。
テイルストック1は、心押台本体2に対して後退する心
押軸押し用ピストン23の位置を検出する第1のリミッ
トスイッチ32の検知信号により停止する。心押台ベー
ス3はベッドにクランプされ停止し、心押軸4は圧力流
体により押され、センタ5がワークWに押し付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動装置で移動させる
ことができる移動形心押台に関する。特に、一指令で心
押台の移動、クランプ・アンクランプ、センタ押圧の各
動作を連動させることができる移動形心押台に関する。
【0002】
【従来の技術】心押台は、心押台本体、この心押台本体
を支持する心押台ベース、心押軸およびセンタ等からな
り、工作機械のベッド上で主軸台の反対側にあり、ワー
クの一端に形成されたセンタ穴をセンタで押圧して支え
るための台である。この心押台の移動を自動化した従来
の移動形心押台では、心押台本体の前進動作(ワークの
押圧動作)、後退動作(ワークの着脱、刃物台との干渉
などを避けるための退避動作)、心押台本体のベッドへ
のクランプ・アンクランプ動作、心押軸の前進後退動作
が別々の指令により行われるのが一般的であった。
【0003】また、一指令で心押台の移動、クランプ・
アンクランプなどを可能にした本出願人が提案した特開
平2−83144号公報の移動形テールストックでは、
センタがワークに当接した後も心押台本体全体がベッド
上を移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動形心押台
は、心押台の前進後退、心押台のクランプ・アンクラン
プ動作、センタ(心押軸)の前進後退動作を各々に設け
られた操作釦などなどによる指令で行っていたため操作
性がよくなかった。
【0005】また、特開平2−83144号に示された
移動形テールストックは心押台本体全体がセンタとワー
クが当接後も移動するため大型になると、慣性によりワ
ークに与える荷重が大きくなるので、心押台がワークに
当たる直前では低速の速度で移動させなければならなく
なる。このため、テールストックの操作時間が長くかか
っていた。
【0006】この発明は上述のような技術的背景のもと
になされたもので、次の目的を達成する。
【0007】この発明の目的は、退避している心押台の
センタをチャックに把持されているワークに押し付ける
までの一連の動作を一指令で可能にする移動形心押台を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、本発明の課題を解
決するための手段を記載するが、1つまたはいくつかの
実施例に対応させて本発明の構成要素に括弧つきで参照
番号をつけたのは、本発明と実施例の構成要素間の対応
関係を分かりやすく参照するためであり、本発明を実施
例に限定するためではない。
【0009】この発明は、被加工物の一端を支持する工
作機械の移動形心押台(1)であって、前記工作機械の
基体に前記被加工物の軸線方向に移動自在に設けられた
心押台本体(2,4)と、前記基体と前記心押台本体と
のあいだに設けられ、前記心押台本体を移動させる駆動
体(7,8,10)と、前記心押台本体に前記被加工物
の軸線方向に移動自在に設けられ、前記被加工物と対向
する前端側にセンタが取付けられる心押軸(4)と、前
記心押台本体と前記心押軸とのあいだに設けられ、前記
心押台本体に対して前記心押軸を前記被加工物の軸線方
向に移動させる心押軸シリンダ機構(23,24)と、
前記心押軸の後端部と前記心押台本体とのあいだに設け
られ、前記心押台本体に対して前記心押軸が所定の位置
まで後退したことを検知する検知手段(31,32)
と、前記心押台本体を前記基体とのあいだに設けられ、
前記基体に対して前記心押台本体をクランプ・アンクラ
ンプするクランプ・アンクランプシリンダ機構(12,
13)と、前記移動形心押台を前進または後退させる指
令を入力する入力部を備え、前記クランプ・アンクラン
プシリンダ機構、前記心押軸シリンダ機構および前記駆
動体を駆動制御する制御手段とを有し、前記移動形心押
台を前記被加工物側に移動させて前記被加工物を前記セ
ンタで押圧・支持させる際、または、前記移動形心押台
を前記被加工物より退避させる際に、前記入力部の前進
または後退の一指令で前記クランプ・アンクランプシリ
ンダ機構、前記駆動体、前記心押軸シリンダ機構とを連
動させて前記移動形心押台の前進後退動作を行えるよう
にしたことを特徴とする移動形心押台である。
【0010】
【作用】この発明の移動形心押台1は、前進指令によ
り、心押台本体2が前進し、センタ5がワークWに当接
し心押軸4が心押台本体2に対して相対的に後退する。
この移動形心押台1は、心押台本体2に対して後退する
心押軸4の位置を検知する検知部材32の検知信号出力
により停止する。心押台ベース3はベッド6クランプさ
れ、心押軸4はワークW側に押圧され、センタ5がワー
クWを押圧・支持する。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。図1、図2、図3及び図4は、本発明の移動形
心押台1の実施例を示し、図1は一部切断した正面図、
図2は図1のII−II線における切断断面図であり、図3
は心押軸部分の断面図である。移動形心押台1は、心押
台本体2と、この心押台本体2を支持する心押台ベース
3と、心押軸4と、この心押軸4の前端に着脱自在に取
り付けられるセンタ5などとからなる。心押台ベース3
はベッド6上をに支持され心押軸4軸線方向に前進後退
することができる。心押台ベース3はベッド6の一部に
形成された山形状の案内面6a及び平面の案内面6bに
案内される。
【0012】ベッド6の一端部にモータ7が取付けられ
ている。モータ7の出力軸にはボールねじ8が連結され
ている。心押台ベース3の下部の突出部9(図4参照)
に、ボールねじ8にねじり込まれた噛み合うボールナッ
ト10が固定されている。従って、モータ7の回転駆動
により、移動形心押台1は、ベット6の案内面6a,6
bに案内されて、案内面6a,6b上を移動する。
【0013】図1、図2に示すように、心押台ベース3
の中にクランプ用ピストン11が組み込まれている。ク
ランプ用ピストン11の両側面に面しクランプ用ピスト
ン11を挟むようにシリンダ室12が心押台ベース3の
中に設けられている。すなわち、クランプ用ピストン1
1とシリンダ室12とで一方のシリンダ室12a、他方
のシリンダ室12bを有するクランプ・アンクランプシ
リンダ機構を構成する。クランプ用ピストン11の中心
にピストン軸13が貫通しており、ピストン軸13の下
端部はネジ部13aが形成されている。
【0014】このネジ部13aに圧接体14がねじ込ま
れ、図示しない止めねじにより回転方向への移動を規制
され、ピストン11に一体に固定されている。ベッド6
上の案内面6a,6b(図2)の近くの2箇所に溝部1
5a,15bが形成され、溝部15a,15bに圧接体
14の1部の2箇所の当接部14a、14bが挿入され
ている。溝部15a,15bの上面と圧接体14の当接
部14a,14bの上面は平面に形成され、両面はそれ
ぞれに密着できる。
【0015】図4は、この実施例の移動形心押台の概要
および油圧回路図を示す図である。図3に示すように、
心押台本体2の中には心押軸4が摺動自在に挿入されて
おり、心押軸4の後端には一体に心押軸用ピストン23
が設けられ、心押台本体2と心押軸4とで形成される心
押軸用シリンダ24内で前進後退自在に摺動する。心押
軸用シリンダ24に圧力流体である圧油が供給される
と、心押軸用ピストン23とこの心押軸用ピストン23
と一体の心押軸4をワークW側に前進移動させる。すな
わち、心押軸用シリンダ室24と心押軸用ピストン23
とで心押軸シリンダ機構を構成する。
【0016】心押軸用ピストン23は心押軸4と一体の
ものである。心押軸4の外周面の一部に心押軸軸線方向
に延びる溝4aが形成されており、この溝4aにはピン
25が挿入されている。このピン25の挿入により、心
押台本体2に対する心押軸4の回転方向の移動が規制さ
れている。なお、このピン25を外して心押軸4をワー
クW側(主軸側)前方へ引き出せば心押軸4および心押
台本体2の保守が容易となる。
【0017】圧力源21は加圧された油圧を供給する油
圧流体源であり、所定の圧力に設定された圧力流体であ
る圧油が供給される。この圧油は、方向切換弁19によ
り供給方向が切り換えられる。この方向切換弁19は、
ノーマル時にはスプリング19bにより油路26aおよ
び他方の油路18b側に圧油を供給する。また、ソレノ
イド19aが励磁された時、一方の油路18aに圧油を
供給する。油路26aに供給された油圧は減圧弁40、
パイロット操作チェック弁27、油路26bを介して、
心押軸用シリンダ室24に供給される。
【0018】この減圧弁40は、ワークWをセンタ5が
押圧する荷重を設定調整するもので、油圧源で設定され
ている圧油の圧力とは別にワークWに対応した荷重に設
定可能にしているものである。また、パイロット操作チ
ェック弁27は、常時油路26aと油路26bとを遮断
しているチェック弁として作用し、他方の油路18b内
の圧油の圧力が所定の圧力以上になったとき、すなわ
ち、ベッド6に対して心押台ベース3がクランプされた
ときにパイロット操作によりチェック弁を開き油路26
a側の圧油を油路26bに供給するものである。
【0019】そのために、パイロット操作チェック弁2
7と他方の油路18bとのあいだにはパイロット操作用
の油路が接続されている。また、一方の油路18aに供
給された圧油は一方のシリンダ室12aに、他方の油路
18bに供給された圧油は他方のシリンダ室12bに供
給されて、心押台ベース3をヘッド6にクランプ、アン
クランプさせる。
【0020】また、パイロット操作チェック弁28,2
9は、停電時の対策のために配置されたものであり、停
電により油圧源の圧力が低下しても心押軸用シリンダ室
24などの圧力を維持するものである。心押軸用ピスト
ン23には軸部30が一体に設けられ、軸部30は心押
台本体2を貫通している。軸部30の後端には第1の被
検知部材31が結合されている。心押台本体の所定の位
置にはリミットスイッチ、近接スイッチ等からなる検知
部材32が取付けられ、この検知部材32に第1の被検
知部材31が当接または近接したときに検知部材32は
検知信号を出力する。
【0021】心押台ベース3の下部には第2の被検知部
材(図示せず)が取り付けられている。ベッド6側に
は、所定位置にリミットスイッチや近接スイッチなどが
ある。前進端検知部材35、後退端検知部材34が設け
られている。第2の被検知部材が前進端検知部材35、
後退端検知部材34に当接すると、前進端検知部材3
5、後退端検知部材34は前進端信号および後退端信号
を出力して、心押台ベース3が所定量以上移動しないよ
うにしている。
【0022】前記モータ7、方向切換弁19、検知部材
32、前進端検知部材35、後退端検知部材34は制御
装置(図示せず)に接続されて制御される。
【0023】(実施例の動作)次に、前記実施例の動作
を図5、図6に示すフローチャートに従って説明する。
まず、センタ5がワークW側に接近する方向である前進
側に移動し、ワークWのセンタ穴を押圧して支持する前
進動作を図5のフローチャートに従って説明する。前進
動作指令前の状態は、方向切換弁19によって他方の油
路18b、油路26aに圧油が供給され、心押台ベース
3はベッド6にクランプされ、心押軸4は前進側に移動
している。
【0024】ステップS1 において、図示しない制御装
置の操作部の前進釦が押圧され前進動作が起動されると
図示しない制御盤の制御によって前進動作が開始する。
ステップS2 において、ソレノイド19aが励磁され
る。一方の油路18a、一方シリンダ室12aの側に圧
油が供給して圧接体14をベッド6から隔離させ、ベッ
ド6に対して心押台ベース3をクランプ状態からアンク
ランプ状態とする。また、心押軸用シリンダ室24への
圧油の供給が停止され、心押軸4は心押台本体2に対し
て軽い荷重で後退移動可能となる。
【0025】ステップS3 において方向切換弁19が切
換わり、心押台ベース3のベッド6に対するアンクラン
プ動作が確実に行われるための設定時間が経過したか否
かを判別し、経過したときにステップS4 に進む。ステ
ップS4 ではモータ7が正転起動され、心押台本体2が
前進移動動作する。ステップS5 において、心押台ベー
ス3に取付けられた被検知部材とベッド6に取付けられ
た前進端検知部材35とが近接または当接して、前進端
信号を出力したか否かを判別する。ワークWにセンタ5
が当接する前に前記端検知部材35が前進端信号を出力
することは異常であるので、ステップS10に進み、モー
タ7の回転を停止させ、図示しない表示装置に警報を表
示する(ステップS11)。
【0026】また、前進端検知部材35が前進端信号を
出力しない場合にはステップS6 に進み、心押台本体2
に取付けた検知部材32と心押軸4に取付けた被検知部
材31とが近接または当接して、検知信号を出力したか
否かを判別する。すなわち、ワークWのセンタ穴にセン
タ5が当接すると、センタ5および心押軸4は移動を停
止し、心押台本体2だけが移動するので、検知部材32
と検知部材31とが近接または当接して検知信号を出力
する。そして、検知部材32が検知信号を出力したとき
にはステップS7 に進む。また、検知部材32が信号を
出力しないときにはステップS4 に戻り、モータ7の正
転起動を続ける。
【0027】ステップS7 において、モータ7を停止さ
せる。そして、モータ7を確実に停止させるための設定
時間が経過したか否かをステップS8 で判別する。設定
時間経過後、ステップS9 において、ソレノイド19a
の励磁を停止する。スプリング19bによって、方向切
換弁19の供給方向が切り換わり、他方の油路18bお
よび油路26aに所定の圧力に設定された圧油が供給さ
れるが、油路26aの圧油はパイロット操作チェック弁
で遮断されて油路26b側に供給されない。
【0028】他方のシリンダ室12bへの圧油の供給で
圧接体14がベッド6を圧接し、ベッド6に対して心押
台ベース3はクランプされる。また、ベッド6に対して
心押台ベース3がクランプされると、他方の油路18b
の圧力が上昇し、所定の圧力以上になるとパイロット操
作チェック弁27をパイロット操作し油路26aの圧油
を油路26b、心押軸用シリンダ室24側に供給させ
る。心押軸4が心押軸用ピストン23により前方に押圧
されセンタ5が所定の荷重でワークWを押圧、支持す
る。
【0029】次に、センタ5および心押台本体2をワー
クWより離反させる方向である後退側に移動する後退動
作を図6のフローチャートに従って説明する。ステップ
21において、図示しない制御装置の操作部の後退釦が
押圧され後退動作が起動されると、図示しない制御盤の
制御によって後退動作が開始する。ステップS22におい
て、ソレノイド19aが励磁される。一方の油路18
a、一方シリンダ室12aの側に圧油が供給されて圧接
体14をベッド6から隔離させ、ベッド6に対して心押
台ベース3をクランプ状態からアンクランプ状態とす
る。
【0030】ステップS23において、心押台ベース3の
ベッド6に対するアンクランプ動作が確実に行われるた
めの設定時間が経過したか否かを判別し、経過したとき
にステップS24に進む。ステップS24ではモータ7が逆
転起動され、心押台本体2が後退移動する。ステップS
25において後退釦の起動押圧が解除された場合、また
は、ステップS26において心押台ベース3に取付けられ
た被検知部材とベッド6に取付けられた後退端検知部材
35とが近接または当接して、後退端検知部材35が後
退端信号を出力した場合にはステップS27に進み、モー
タ7の回転を停止させる。
【0031】また、ステップS26において後退端検知部
材35が後退端信号を出力しない場合にはステップS24
に戻り、モータ7の逆転起動を続ける。ステップS28
おいて、モータ7を確実に停止させるための設定時間が
経過したか否かを判別する。設定時間経過後、ステップ
29において、ソレノイド19aの励磁を停止する。ス
プリング19bによって、方向切換弁19の供給方向が
切り換わり、他方の油路18bおよび油路26aに所定
の圧力に設定された圧油が供給されるが油路26aの圧
油はパイロット操作チェック弁に遮断されて油路26b
側に供給されない。
【0032】他方のシリンダ室12bへの圧油の供給で
圧接体14がベッド6を圧接し、ベッド6の対して心押
台ベース3はクランプされる。また、ベッド6の対して
心押台ベース3がクランプされると他方の油路18bの
圧力が上昇し、所定の圧力以上になるとパイロット操作
チェック弁27をパイロット操作し、油路26aの圧油
が油路26b、心押軸用シリンダ室24側に供給され
る。センタ5および心押軸4が心押軸用ピストン23に
より前方に押圧され、前進端に位置決めされ初期の状態
に戻る。そして、この心押軸4の移動により、検知部材
32と被検知部材31との近接または当接しなくなり検
知信号を出力しなくなる(ステップS30)。
【0033】(その他の実施例)本発明は、上記実施例
に限られることはなく、本発明の趣旨の範囲内で、設計
変更が行われる。例えば、本実施例では、クランプ・ア
ンクランプシリンダ機構と心押軸シリンダ機構を連動さ
せる手段としてパイロット操作チェック弁で説明を行っ
ているが、圧力スイッチやリミットスイッチ等で動作終
了の確認をとりながらシーケンス制御をし、両シリンダ
機構を連動させてもよい。また、方向切換弁は片側ソレ
ノイドタイプの方向切換弁で説明を行っているが、両側
ソレノイドタイプの方向切換弁であっても良い。
【0034】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明の移動形
心押台は、次のような効果を奏する。心押台のセンタを
ワークに押し付けるまでの一連の動作を一指令で行わせ
ることができ操作性が大幅に向上する。また、ワークに
与える荷重を低下させることができるので、移動形心押
台が大型化しても移動速度を低下させる必要がなく動作
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の機動形テイルストックの実施
例を示し、正面断面図である。
【図2】図2は、図1のII−II線における断面図であ
る。
【図3】図3は、心押軸の断面図である。
【図4】図4は、油圧回路図を付けて示す前記実施例の
概念図である。
【図5】図5は、前記実施例で、心押軸の前進動作を示
すフローチャート図である。
【図6】図6は、前記実施例で、心押軸の後退(退避)
動作を示すフローチャート図である
【符号の説明】
1…移動形心押台 2…心押台本体 3…心押台ベース 4…心押軸 5…センタ 6…ベッド 7…モータ 8…ボールねじ 11…クランプ用ピストン 12…シリンダ室 14…圧接体 19…方向切換弁 23…心押軸用ピストン 31…被検知部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物の一端を支持する工作機械の移動
    形心押台(1)であって、 前記工作機械の基体に前記被加工物の軸線方向に移動自
    在に設けられた心押台本体(2,4)と、 前記基体と前記心押台本体とのあいだに設けられ、前記
    心押台本体を移動させる駆動体(7,8,10)と、 前記心押台本体に前記被加工物の軸線方向に移動自在に
    設けられ、前記被加工物と対向する前端側にセンタが取
    付けられる心押軸(4)と、 前記心押台本体と前記心押軸とのあいだに設けられ、前
    記心押台本体に対して前記心押軸を前記被加工物の軸線
    方向に移動させる心押軸シリンダ機構(23,24)
    と、 前記心押軸の後端部と前記心押台本体とのあいだに設け
    られ、前記心押台本体に対して前記心押軸が所定の位置
    まで後退したことを検知する検知手段(31,32)
    と、 前記心押台本体を前記基体とのあいだに設けられ、前記
    基体に対して前記心押台本体をクランプ・アンクランプ
    するクランプ・アンクランプシリンダ機構(12,1
    3)と、 前記移動形心押台を前進または後退させる指令を入力す
    る入力部を備え、前記クランプ・アンクランプシリンダ
    機構、前記心押軸シリンダ機構および前記駆動体を駆動
    制御する制御手段とを有し、 前記移動形心押台を前記被加工物側に移動させて前記被
    加工物を前記センタで押圧・支持させる際、または、前
    記移動形心押台を前記被加工物より退避させる際に、前
    記入力部の前進または後退の一指令で前記クランプ・ア
    ンクランプシリンダ機構、前記駆動体、前記心押軸シリ
    ンダ機構とを連動させて前記移動形心押台の前進後退動
    作を行えるようにしたことを特徴とする移動形心押台。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403137B1 (ko) * 2001-03-24 2003-10-30 위아 주식회사 심압대의 원터치 자동세팅 장치 및 방법
JP2009214276A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nisshin Seisakusho:Kk 円筒研削盤およびその円筒研削方法
JP2014213444A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 中村留精密工業株式会社 旋盤の自動心押台
CN109465748A (zh) * 2018-11-21 2019-03-15 华辰精密装备(昆山)股份有限公司 磨床尾架侧母线调整机构

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