JP2005052935A - 心押装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造でありながら、センタとワークとが衝突した際の衝撃を緩和することが可能な心押装置を提供する。
【解決手段】心押装置は、ベッド、ベッド上に配設され、ワークの一方端側を保持するワーク保持機構を備えた旋盤に設けられ、ワーク他方端面のセンタ穴に当接してこれを支持するように構成されており、センタ14を保持する心押軸11と、心押軸11の軸線方向に移動自在にベッド上に配設されるとともに、心押軸11が嵌挿される嵌挿穴31が形成された心押台本体30とからなる心押台10、心押台本体30を移動させる送り機構、送り機構を制御する制御装置を備える。心押軸11は、その軸線方向に沿った、嵌挿穴31内から突出する方向の第1方向及び嵌挿穴31内に引き込まれる方向の第2方向に移動自在に嵌挿穴31内に嵌挿され、心押台10は、心押軸11にその第2方向側から当接してこれを第1方向に付勢するコイルバネ24を備える。
【選択図】図2(a)

Description

本発明は、主軸台を備えた旋盤に配設され、当該主軸台の主軸によって一方端側が保持されたワークの他方端側を支持する心押装置に関する。
従来、心押装置として、図5に示すような構造を備えたものが知られており、この心押装置100は、同図5に示すように、心押軸102と、心押軸102を支持する心押台本体104と、心押台本体104を支持する心押台ベース(図示せず)とからなる心押台101と、心押台101を心押軸102の軸線方向に移動させる送り機構(図示せず)と、送り機構(図示せず)の作動を制御する制御装置(図示せず)などから構成される(特開平6−320303号公報参照)。
尚、この心押装置100は、図示はしないが、ベッド,主軸台,主軸及び刃物台などを備えた旋盤に、主軸台と対向するように配設され、主軸によって一方端が保持されたワークの他方端を支持するように構成される。
前記心押軸102は、主軸軸線と同軸に配設されており、当該主軸によって保持されたワークの中心軸線上であってその他方端面に適宜形成されるセンタ穴に当接可能となったセンタ103を、前端面から突出させた状態で保持している。また、心押軸102は、その前部102a側が大径に形成され、後部102b側が小径に形成されている。
前記心押台本体104は、主軸台との対向面(前面)に開口し、心押軸102が嵌挿される嵌挿穴105と、心押台本体104の後面及び嵌挿穴105内端面にそれぞれ開口する第1貫通穴106と、心押台本体104の上面及び嵌挿穴105内端面にそれぞれ開口する第2貫通穴107とを備えており、当該嵌挿穴105内に嵌挿される心押軸102を、その大径部102aが前記前面から突出し、且つその小径部102bが第1貫通穴106に挿通されて前記後面から突出した状態で支持している。
また、心押台本体104は、心押軸102をその軸線方向に沿って移動自在に支持しており、即ち、心押軸102が嵌挿穴105内から突出する方向である矢示C方向、及び心押軸102が嵌挿穴105内に引き込まれる方向である矢示D方向に移動自在に当該心押軸102を支持している。
前記嵌挿穴105には、心押軸102の小径部102bに外嵌されてこれと一体的に設けられ、心押軸102とともに移動自在となったピストン108が嵌挿されており、このピストン108と嵌挿穴105との間には、第2貫通穴107と接続する油圧室109が形成されている。
前記第2貫通穴107には、所定圧力の圧油を供給する供給装置110が油圧回路111を介して接続され、当該供給装置110から油圧回路111及び第2貫通穴107を介して油圧室109内に供給される圧油によりピストン108を矢示C方向に押圧することで、心押軸102、即ちセンタ103がワークWの他方端に所定の荷重で押し付けられ、これにより、当該ワークWが心押台101によって支持される。
また、前記心押軸小径部102bの先端には、被検知部材112が取り付けられる一方、心押台本体104の適宜位置には、検知部材(リミットスイッチ)113が取り付けられており、この検知部材113は、被検知部材112と接触したときに検知信号を制御装置(図示せず)に出力するように構成される。
前記制御装置(図示せず)は、送り機構(図示せず)を作動させて心押台101を移動させる一方、当該心押台101の移動中に、検知部材113からの検知信号を受信すると、送り機構(図示せず)の作動を停止させて心押台101の移動を停止させた後、供給装置110を作動させて油圧室109内に圧油を供給する。
前記送り機構は、その詳細は図示をしないが、心押軸102の軸線方向に沿い、且つ軸中心に回転自在となるようにベッド上に配設されるボールねじと、ベッド上を適宜案内面に沿って移動自在となった心押台ベース(図示せず)に固設され、ボールねじと螺合するナットと、ボールねじを軸中心に回転させ、制御装置(図示せず)によってその作動が制御される駆動モータなどから構成される。
以上のように構成された心押装置100によれば、制御装置(図示せず)により、駆動モータ(図示せず)が駆動されてボールねじ(図示せず)が回転せしめられると、ナット(図示せず)がこれに沿って移動し、これにより、心押台ベース(図示せず)、即ち心押台101が、ベッド上を心押軸102の軸線方向に沿ってワークWに近づく方向に移動する。
尚、このとき、図5(a)に示すように、心押軸102,ピストン108及び被検知部材112は、当該被検知部材112が検知部材113に対して矢示C方向側に所定量だけ離れた状態となる位置にあり、また、供給装置110から油圧室109内に圧油は供給されておらず、心押軸102及びピストン108は、嵌挿穴105内を矢示D方向に移動可能な状態となっている。
そして、図5(b)に示すように、心押軸102に保持されたセンタ103がワークW他方端のセンタ穴Waに当接すると、心押軸102,ピストン108及び被検知部材112が、心押台本体104に対し矢示D方向に相対的に移動し、この後、検知部材113によって被検知部材112の接触が検知されると、検知信号が制御装置(図示せず)に出力される。
次に、検知部材113からの検知信号が制御装置(図示せず)によって受信されると、当該制御装置(図示せず)により、駆動モータ(図示せず)の作動が停止されて心押台101の移動が停止せしめられ、ついで、供給装置110が作動せしめられて、当該供給装置110から油圧回路111及び第2貫通穴107を介して油圧室109内に圧油が供給される。これにより、ピストン108が矢示C方向に押圧されて、センタ103がワークW他方端のセンタ穴Waに所定の荷重で押し付けられ、こうして、主軸により一方端側が保持されたワークWの他方端側が心押台101によって支持される。
特開平6−320303号公報
ところで、通常、心押台の動作は、センタがワークに当接する手前位置まで早送り速度で移動した後、この早送り速度に比べて緩やかな速度で移動してワークに当接するようになっているため、前記心押軸が心押台本体に固定された状態で装着されるように構成された心押装置の場合、ワークの長さが許容範囲を超えて長くなっている場合や、センタをワークのセンタ穴に当接させる心押台の位置が誤って必要以上にワーク側に近づいた位置に設定されている場合には、センタをワークに当接させるべく心押台をワーク側に移動させた際、センタがワークに相当な速度で衝突し、この衝突によってワークや心押装置の各部が損傷するといった不都合が生じかねないが、上記心押装置によれば、センタ103がワークWに当接するまで、心押軸102がその軸線方向に移動自在となっているので、上記各場合において、センタ103をワークWに当接させるべく心押台101をワークW側に移動させた際に、センタ103がワークWに衝突するという事態に至ったとしても、心押軸102がその軸線方向に移動することで衝突の衝撃が緩和され、これにより、ワークや心押装置の損傷が回避される。
ところが、従来の心押装置100では、上記のように、心押台101の早送り移動時に、万が一センタ103とワークWとが衝突したとしても、その衝撃を緩和することができるという構造上のメリットがあるものの、その反面、センタ103がワークWに当接したか否かを検出するための被検知部材112や検知部材113を必要とし、更に、供給装置110から油圧回路111,第2貫通穴107を介して油圧室109に圧油を供給し、この圧油の作用によりピストン108を押圧してセンタ103をワークWに押し付けるという構成を採用しているので、装置の構造が複雑になるという問題や製造コストが高くなるといった問題があった。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、簡素な構造でありながら、センタとワークとが衝突した際の衝撃を緩和することが可能な心押装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、ベッドと、前記ベッド上に配設され、ワークの一方端側を保持して該ワークをその中心軸回りに回転させるワーク保持機構とを備えた旋盤に設けられ、前記ワークの中心軸上且つその他方端面に形成されたセンタ穴に当接して該ワークの他方端側を支持する心押装置であって、
前記ワークのセンタ穴に当接可能に設けられたセンタと、該センタを保持し、軸線が、前記ワーク保持機構によって保持されるワークの中心軸線と同軸上に配設された心押軸と、前記ワーク保持機構と対峙し、且つ前記心押軸の軸線方向に沿って移動自在に前記ベッド上に配設されるとともに、前記ワーク保持機構と対向する面に開口した嵌挿穴を備え、該嵌挿穴内に前記心押軸が嵌挿された状態で該心押軸を支持する心押台本体とからなる心押台と、
前記心押軸の軸線方向に沿い、且つ軸中心に回転自在に設けられたボールねじと、前記ボールねじと螺合するナットと、前記ボールねじを軸中心に回転させるサーボモータとからなり、前記ボールねじ又はナットの一方が前記ベッドに配設され、他方が前記心押台本体に配設される送り機構と、
前記サーボモータの作動を制御する制御装置とを備えて構成される心押装置において、
前記心押軸は、その軸線方向に沿って、前記嵌挿穴内から前記ワーク保持機構側に突出する方向の第1方向及び該第1方向と反対側の第2方向に向けて移動自在に該嵌挿穴内に嵌挿されてなり、
前記心押台は、前記嵌挿穴の前記第2方向側の端部と前記心押軸との間に設けられたばね体を備え、該ばね体により前記心押軸を前記第1方向に付勢するように構成された心押装置に係る。
この発明によれば、制御装置により、サーボモータが駆動されると、ボールねじがその軸中心に回転して、これと螺合するナットがこれに沿って相対移動し、これにより、心押台本体、即ち心押台が、ワーク保持機構によって保持されたワークの他方端側に近づくように、或いは遠ざかるようにベッド上を移動する。
そして、心押台がワークの他方端側に近づくように移動せしめられ、センタがワークのセンタ穴に当接すると、当該心押軸の移動が停止し、ばね体の付勢力がサーボモータによる推力よりも大きいときには(後述するように、通常は大きい)、心押台本体の移動も停止して、ワークの他方端面が、サーボモータの推力によって付勢されるセンタによって支持される。
尚、センタをワークに当接させるべく設定される心押台の移動位置(心押位置)は、通常、センタがワークに当接したときの位置から、更に、若干量だけワーク側に近づいた位置に設定され、この心押位置に心押台を移動させるべくフィードバック制御されるサーボモータは、センタがワークに当接した後も前記心押台を心押位置に移動させるべく駆動されて所定の推力を継続して生じており、この推力によって、上記のようにワークが支持されるのである。そして、通常の状態では、このときのサーボモータの推力は、常態におけるばね体の付勢力を下回るものとなっている。
また、上述のように、通常、心押台は、センタがワークに当接する手前位置まで早送り速度で移動した後、この早送り速度に比べて緩やかな速度で移動してワークに当接せしめられるため、このとき、ワークの長さが許容範囲を超えて長くなっている場合や、前記心押位置が誤って必要以上にワーク側に近づいた位置に設定されている場合には、センタをワークに当接させるべく心押台をワーク側に移動させた際、センタが相当な速度でワークに衝突することとなるが、その際には、衝突の際の力によってばね体が収縮して心押軸が心押台の移動方向と反対側に相対移動し、かかる作用によって衝突の際の衝撃が吸収,緩和され、これにより、ワークや心押装置各部の損傷が回避される。
斯くして、本発明に係る心押装置によれば、従来のように、ワークにセンタが当接したか否かを検出したり、心押軸に外嵌されるピストンと嵌挿穴との間に形成された油圧室に外部から圧油を供給するといった複雑な構造によらなくても、上記のごとき簡素な構造によって、ワークを適切に支持することができるとともに、センタとワークとの衝突に伴う衝撃を吸収,緩和することができ、更には、装置の製造コストを低減することができる。
尚、前記嵌挿穴は、その内部に設けられた仕切部によって、前記心押軸の軸線方向に並んだ、該心押軸嵌挿方向手前側の第1空間及び奥側の第2空間の2つの空間に仕切られるとともに、前記心押軸は、前記第1空間内に嵌挿されてなり、
前記心押台は、前記仕切部と心押軸端部との間に形成された第1油圧室と、前記第2空間内に嵌挿され、前記第1及び第2方向に移動自在に設けられるピストンと、前記仕切部とピストンとの間に形成された第2油圧室と、前記仕切部に形成され、前記第1油圧室と第2油圧室とを接続する接続孔と、前記第1油圧室及び第2油圧室に充填された作動油とを更に備え、
前記ばね体は、前記ピストンより前記第2方向側の前記第2空間内に設けられて、該ピストンを前記第1方向に付勢するように構成され、
前記第1油圧室は、前記心押軸が前記第2方向に移動したときにその内圧が高まり、前記作動油が前記接続孔を通って前記第2油圧室内に流入するように構成され、
前記ピストンは、前記第1油圧室から前記第2油圧室内に流入した作動油により前記ばね体の付勢力に抗して前記第2方向に移動するように構成されていても良い。
また、更に、前記嵌挿穴は、その内部に設けられ、前記心押軸の軸線方向に貫通する貫通穴が形成された仕切部によって、前記心押軸の軸線方向に並んだ、該心押軸嵌挿方向手前側の第1空間及び奥側の第2空間の2つの空間に仕切られるとともに、前記心押軸は、大径部と小径部とを有する段付き形状に形成され、前記小径部側から前記嵌挿穴内に嵌挿されて該小径部が前記貫通穴内に挿通されてなり、
前記心押台は、前記仕切部と心押軸大径部との間に形成された第1油圧室と、前記第2空間内に嵌挿されるとともに、前記心押軸小径部に外嵌され、前記嵌挿穴及び心押軸に対し前記第1及び第2方向に移動自在に設けられたピストンと、前記仕切部とピストンとの間に形成された第2油圧室と、前記仕切部に形成され、前記第1油圧室と第2油圧室とを接続する接続孔と、前記第1油圧室及び第2油圧室に充填された作動油とを更に備え、
前記ばね体は、前記第2空間の前記第2方向側の端部と前記ピストンとの間に設けられて、該ピストンを前記第1方向に付勢するように構成され、
前記第1油圧室は、前記心押軸が前記第2方向に移動したときにその内圧が高まり、前記作動油が前記接続孔を通って前記第2油圧室内に流入するように構成され、
前記ピストンは、前記第1油圧室から前記第2油圧室内に流入した作動油により前記ばね体の付勢力に抗して前記第2方向に移動するように構成されていても良い。
このように構成された心押装置によれば、心押台がワークに向けて移動せしめられ、センタがワークのセンタ穴に当接すると、上記心押装置と同様にして、心押軸の移動が停止し、ばね体の付勢力がサーボモータによる推力よりも大きいときには、心押台本体の移動も停止して、ワークの他方端面が、サーボモータの推力によって付勢されるセンタによって支持される。
そして、仮に、ワークとセンタとが衝突する事態に至ったときには、心押軸が心押台本体に対して第2方向に相対移動して第1油圧室内の内圧が高まり、この中に充填された作動油が接続孔を通って第2油圧室内に流入し、流入した作動油によりピストンがばね体の付勢力に抗して第2方向に移動し、かかる作用によって衝突の際の衝撃が吸収,緩和され、これにより、ワークや心押装置各部の損傷が回避される。
また、前記心押装置は、前記サーボモータの負荷を検出する検出手段を更に備え、前記制御装置は、前記検出手段によって検出された負荷が所定の値を超えたときに、前記サーボモータを停止させるように構成されていても良い。
本発明に係る心押装置では、上記の構成により、センタとワークとが衝突した際の衝撃が緩和されるが、心押位置に心押台を移動させるべくフィードバック制御されるサーボモータには継続的に電力が供給されており、場合によっては、サーボモータが過負荷によって破損に至ることも考えられる。
そこで、上記のように、サーボモータに作用する負荷を検出手段により検出して、検出された負荷が所定の値を超えたとき、当該サーボモータを停止させるようにすれば、過負荷によってサーボモータが破損するのを効果的に防止することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本発明の一実施形態に係る心押装置などの概略構成を示した正面図であり、図2は、本実施形態に係る心押台の一部分を示した断面図である。
図1及び図2に示すように、本例の心押装置1は、心押軸11を備えた心押台10と、心押台10を心押軸11の軸線方向に移動させる送り機構40と、送り機構40の作動を制御する制御装置45とから構成されており、ベッド5と、ベッド5上に配設される主軸台6と、主軸台6によって回転自在に支持され、チャック7を保持した主軸8と、工具(図示せず)を保持し、所定の送り方向に移動自在となった刃物台(図示せず)などを備えた旋盤2に配設されている。尚、チャック7は、ワークWの一方端側を把持しており、このワークWには、その中心軸線上であってその他方端面に、センタ穴Waが適宜形成されている。
前記心押台10は、前記主軸台6と対峙して前記ベッド5上に配設されており、センタ14,前記心押軸11及び心押台本体30などから構成される。
前記心押軸11は、一方端側から他方端側に貫通する保持穴12aを備え、当該保持穴12a内に、前記センタ14を前記一方端から突出させた状態で保持する第1部材12と、大径部13aと小径部13bとを有する段付き形状を有し、且つ内部が中空となった筒状に形成されるとともに、大径部13aの一方端側が更に小径に形成された第2部材13とからなり、当該第1部材12及び第2部材13は、これらの各軸線が主軸8の軸線と同軸上に配設される。
前記第1部材12は、その一方端面が主軸8と対向するように設けられ、前記第2部材13は、その大径部13aの小径側が第1部材12の他方端面に形成された係合穴12b内に係合した状態で、当該第1部材12の他方端側に連結されている。
前記心押台本体30は、主軸8との対向面側である一方端面(前面)側から他方端面(後面)側に貫通し、心押軸11が嵌挿される嵌挿穴31と、嵌挿穴31の内部に設けられて当該嵌挿穴31内部を、心押軸11の軸線方向に並んだ、前面開口部側の第1空間及び後面開口部側の第2空間の2つの空間に仕切る仕切部材32と、センタ14が挿通される挿通穴33aを有し、嵌挿穴31の前面側の開口部を閉塞する第1カバー33と、心押軸11の軸線方向に貫通する貫通穴34aを有し、嵌挿穴31の後面側の開口部を閉塞する第2カバー34とを備えている。
前記仕切部材32は、内部が中空に形成され、前記2つの空間に仕切るための仕切部32aを備えており、当該仕切部32aには、心押軸11の軸線方向に貫通する貫通穴32bが形成されている。
そして、前記心押台本体30は、嵌挿穴31内に嵌挿される心押軸11を、その第1部材12及び第2部材13の大径部13aが前記第1空間内に位置するように、その第2部材13の小径部13bが仕切部32aの貫通穴32b内に挿通されて前記第2空間内に突出するように支持している。
尚、前記心押軸11は、その第1部材12がその軸線方向に移動自在に嵌挿穴31内に嵌挿され、その第2部材13の大径部13aがその軸線方向に移動自在に仕切部材32の第1空間側の中空部に嵌挿され、その第2部材13の小径部13bがその軸線方向に移動自在に貫通穴32b内に挿通されるとともに貫通穴34a内に嵌挿されて、当該心押軸11が嵌挿穴31内から突出する方向である矢示A方向、及び当該心押軸11が嵌挿穴31内に引き込まれる方向である矢示B方向に移動自在となっている。
前記仕切部32aと第2部材13の大径部13aとの間には第1油圧室20が形成される一方、前記第2空間には、第2部材13の小径部13bに外嵌され、当該第2部材13及び仕切部材32に対し心押軸11の軸線方向に移動自在に設けられるピストン21が嵌挿され、更に、当該ピストン21と仕切部32aとの間には第2油圧室22が形成されており、これら第1油圧室20及び第2油圧室22内には作動油(図示せず)が充填されている。
また、仕切部材32の仕切部32aには、前記第1油圧室20と第2油圧室22とを接続する接続孔23が形成され、また、前記第2カバー34とピストン21との間には、当該ピストン21を矢示A方向に付勢するコイルバネ24が、第2部材13の小径部13bに外嵌された状態で設けられている。
斯くして、心押軸11の第1部材11及び第2部材13が矢示B方向に移動すると、第1油圧室20内の内圧が高まり、この中に充填された作動油が接続孔23を通って第2油圧室22内に流入し、流入した作動油によりピストン21がコイルバネ24の付勢力に抗して矢示B方向に移動する。
また、前記心押台本体30には、ベッド5上に心押軸11の軸線方向に沿って配設されたガイドレール9と係合し、これに沿って移動自在となったスライダ35が固設され、前記送り機構40は、心押軸11の軸線方向に沿い、且つ軸中心に回転自在にベッド5上に配設されたボールねじ41と、心押台本体30の下面に立設された取付部36に取り付けられ、前記ボールねじ41と螺合するナット42と、ボールねじ41を軸中心に回転させるサーボモータ43などから構成される。
前記制御装置45は、適宜生成されたNCプログラムなどに基づいてサーボモータ43の作動を制御しており、電流供給部46と、供給電流検出部47とを備える。電流供給部46は、サーボモータ43に電流を供給してこれを駆動する一方、供給電流検出部47から送信された後述の信号を受信すると、サーボモータ43に電流を供給するのを停止して当該サーボモータ43を停止させるとともに、アラームを出力するように構成され、前記供給電流検出部47は、電流供給部46からサーボモータ43に供給される電流を検出してこれが所定の値を超えたときに、その旨を示す信号を電流供給部46に送信するように構成される。
前記サーボモータ43に供給される電流は、当該サーボモータ43に作用する負荷に応じて大きくなるため、供給電流を検出して、これが所定値を超えたときにサーボモータ43を停止させるようにすることで、サーボモータ43に一定レベル以上の負荷が作用しないようにすることができる。
斯くして、電流供給部46からサーボモータ43に電流が供給され、当該サーボモータ43が駆動されてボールねじ41がその軸中心に回転せしめられると、これと螺合したナット42がこれに沿って移動し、これにより、心押台本体30、即ち、心押台10は、ガイドレール9及びスライダ35により案内されて、主軸8のチャック7に把持されたワークWの他方端に近づくように、或いは遠ざかるようにベッド5上を移動する。
また、このとき、電流供給部46からサーボモータ43に供給される電流は、供給電流検出部47によって随時検出されており、検出された供給電流が所定の値を超えたことが確認されると、当該供給電流検出部47から電流供給部46に、その旨を示す信号が送信され、これが電流供給部46によって受信されると、サーボモータ43への電流の供給が停止されて当該サーボモータ43が停止せしめられるとともに、アラームが出力されて、サーボモータ43の負荷が異常に高くなったことがオペレータに知らされる。
以上のように構成された本例の心押装置1によれば、制御装置45により、送り機構40が駆動されると、心押台本体30(心押台10)が、ガイドレール9及びスライダ35により案内されて、主軸8のチャック7に一方端側が把持されたワークWの他方端側に近づくように、或いは遠ざかるようにベッド5上を移動する。尚、このとき、制御装置45の電流供給部46から送り機構40のサーボモータ43に供給される電流が、供給電流検出部47によって随時検出されている。
そして、心押台10がワークWの他方端側に近づくように心押位置まで移動せしめられると、心押軸11の第1部材12に保持されたセンタ14がワークW他方端面のセンタ穴Waに当接して、心押台10の移動が停止し、ワークWの他方端面が、サーボモータ43の推力によって付勢されるセンタ14によって支持される。
センタ14をワークWに当接させるべく設定される心押台10の移動位置(前記心押位置)は、センタ14がワークWに当接したときの位置から、更に、若干量だけワークW側に近づいた位置に設定され、この心押位置に心押台10を移動させるべくフィードバック制御されるサーボモータ43は、センタ14がワークWに当接した後も前記心押台10を心押位置に移動させるべく駆動されて所定の推力を継続して生じており、この推力によって、上記のようにワークWが支持されるのである。尚、このときのサーボモータ43の推力は、常態におけるコイルバネ24の付勢力を下回るものとなっており、このため、上記のように、センタ14がワークWに当接した後、心押台10はその移動を停止する。
尚、上述のように、通常、心押台10は、所定の位置までは早送り速度で移動した後、この早送り速度に比べて緩やかな速度でワークWに当接するように移動せしめられるため、このとき、ワークWの長さが許容範囲を超えて長くなっている場合や、前記心押位置が誤って必要以上にワークW側に近づいた位置に設定されている場合には、センタ14をワークWに当接させるべく心押台10をワークW側に移動させた際、センタ14が相当な速度でワークWに衝突することとなるが、その際、衝突力が前記コイルバネ24の付勢力を上回る場合には、この衝突力により心押軸11が図2に示す矢示B方向に押圧されて、第1油圧室20内の内圧が高まり、この中に充填された作動油が接続孔23を通って第2油圧室22内に流入し、流入した作動油によりピストン21がコイルバネ24の付勢力に抗して矢示B方向に移動し、かかる作用によって、センタ14及び心押軸11が、同図2(b)に示すように、それぞれ矢示B方向に心押台本体30に対して相対的に移動し、かかる作用によって、前記衝突に伴いワークWや心押装置1の各部に伝播される衝撃が緩和される。
また、前記衝突により、サーボモータ43に過電流が流れてオーバーロードの状態となることがあるが、この場合には、供給電流検出部47により、サーボモータ43に過剰な電流が供給されたことが検出され、電流供給部46によるサーボモータ43への電流の供給が停止されるとともに、当該供給電流検出部47からアラームが出力される。
斯くして、本例の心押装置1によれば、上述した従来例に係る装置のように複雑な構造をとらなくても、上記のごとき簡素な構造によって、ワークWを適切に支持することができるとともに、センタ14とワーク14との衝突に伴う衝撃を吸収,緩和することができ、更には、装置の製造コストを低減することができる。
また、衝突によってサーボモータ43に過電流が流れた場合に、サーボモータ43への電力の供給を停止するようにしているので、サーボモータ43に過大な負荷が作用して、これが破損するのを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、心押軸11の第2部材13を、大径部13aと小径部13bとを有する段付き形状に形成するとともに、内部が中空となった筒状に形成し、また、仕切部材32の仕切部32aに、心押軸11の軸線方向に貫通する貫通穴32bを形成し、また、ピストン21を、第2部材13の小径部13bに外嵌するように構成したが、これに限られるものではなく、当該第2部材13,仕切部材32及びピストン21を、図3に示すように構成しても良い。
尚、同図3に示した心押台50は、上記心押台10に比べて、その第2部材51,仕切部材52及びピストン53などが異なるものであり、同じ構成部分については、同一の符号を付している。
前記第2部材51は、矢示A方向側が小径に形成され、当該小径部が第1部材12の係合穴12b内に係合した状態で、当該第1部材12の他方端側に連結されている。一方、前記仕切部材52は、内部が中空に形成され、前記2つの空間に仕切るための仕切部52aを備えており、第2部材51が第1空間側に矢示A−B方向に移動自在に嵌挿され、ピストン53が第2空間側に同じく矢示A方向−B方向に移動自在に嵌挿されている。また、前記嵌挿穴31の矢示B方向側の開口部は第2カバー54により閉塞されている。
また、第2部材51と仕切部52aとの間には第1油圧室55が形成され、仕切部52aとピストン53との間には第2油圧室56が形成され、上記と同様に、これら第1油圧室55及び第2油圧室56内には作動油(図示せず)が充填される。また、仕切部材52の仕切部52aには、第1油圧室55と第2油圧室56とを接続する接続孔57が形成され、第2カバー54とピストン53との間には、当該ピストン53を矢示A方向に付勢するコイルバネ58が設けられる。
かかる心押台50を備えた心押装置によれば、上記心押装置1と同様に、センタ14がワークWに衝突した際に、その衝突力が前記コイルバネ58の付勢力を上回る場合には、この衝突力により心押軸11(第1部材12及び第2部材51)が図3に示す矢示B方向に押圧されて、第1油圧室55内の内圧が高まり、この中に充填された作動油が接続孔57を通って第2油圧室56内に流入し、流入した作動油によりピストン53がコイルバネ58の付勢力に抗して矢示B方向に移動し、かかる作用によって、センタ14及び心押軸11(第1部材12及び第2部材51)が、同図3(a)に示す位置から同(b)に示す位置に、それぞれ矢示B方向に心押台本体30に対して相対的に移動し、かかる作用によって、前記衝突に伴いワークWや心押装置の各部に伝播される衝撃が緩和される。
また、上例の心押装置1では、心押台10を、仕切部材32,ピストン21,第1油圧室20,第2油圧室22などから構成したが、これに限られるものではなく、これらを設けずに、図4に示すように構成することもできる。
同図4に示すように、この心押台60は、前記第1部材12及び第2部材13からなる心押軸11と、前記嵌挿穴31,第1カバー33及び第2カバー34を備えた心押台本体30などから構成され、第2部材13の大径部13aが矢示A−B方向に移動自在に嵌挿穴31内に嵌挿され、第2部材13の小径部13bが同じく矢示A−B方向に移動自在に第2カバー34の貫通穴34a内に嵌挿されている。また、第2部材13の小径部13bと第2カバー34との間には、第2部材13の大径部13aを矢示A方向に付勢するコイルバネ61が、第2部材13の小径部13bに外嵌された状態で設けられている。尚、この場合において、上記心押台10と同じ構成部分については、同一の符号を付している。
かかる心押台60を備えた心押装置によれば、仮に、センタ14がワークWと衝突する事態に至った場合には、衝突の際の力によってコイルバネ61が収縮して、心押軸11が図4(a)に示す位置から図4(b)に示す位置に移動し、かかる作用によって衝突の際の衝撃が吸収,緩和され、これにより、ワークWや心押装置各部が損傷するのが防止される。
本発明の一実施形態に係る心押装置などの概略構成を示した正面図である。 本実施形態に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。 本実施形態に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。 従来例に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。 従来例に係る心押台の一部の概略構成を示した断面図である。
符号の説明
1 心押装置
10 心押台
11 心押軸
12 第1部材
13 第2部材
13a 大径部
13b 小径部
14 センタ
20 第1油圧室
21 ピストン
22 第2油圧室
23 接続孔
24 コイルバネ
30 心押台本体
31 嵌挿穴
32 仕切部材
32a 仕切部
40 送り機構
41 ボールねじ
42 ナット
43 サーボモータ
45 制御装置
46 電流供給部
47 供給電流検出部

Claims (4)

  1. ベッドと、前記ベッド上に配設され、ワークの一方端側を保持して該ワークをその中心軸回りに回転させるワーク保持機構とを備えた旋盤に設けられ、前記ワークの中心軸上且つその他方端面に形成されたセンタ穴に当接して該ワークの他方端側を支持する心押装置であって、
    前記ワークのセンタ穴に当接可能に設けられたセンタと、該センタを保持し、軸線が、前記ワーク保持機構によって保持されるワークの中心軸線と同軸上に配設された心押軸と、前記ワーク保持機構と対峙し、且つ前記心押軸の軸線方向に沿って移動自在に前記ベッド上に配設されるとともに、前記ワーク保持機構と対向する面に開口した嵌挿穴を備え、該嵌挿穴内に前記心押軸が嵌挿された状態で該心押軸を支持する心押台本体とからなる心押台と、
    前記心押軸の軸線方向に沿い、且つ軸中心に回転自在に設けられたボールねじと、前記ボールねじと螺合するナットと、前記ボールねじを軸中心に回転させるサーボモータとからなり、前記ボールねじ又はナットの一方が前記ベッドに配設され、他方が前記心押台本体に配設される送り機構と、
    前記サーボモータの作動を制御する制御装置とを備えて構成される心押装置において、
    前記心押軸は、その軸線方向に沿って、前記嵌挿穴内から前記ワーク保持機構側に突出する方向の第1方向及び該第1方向と反対側の第2方向に向けて移動自在に該嵌挿穴内に嵌挿されてなり、
    前記心押台は、前記嵌挿穴の前記第2方向側の端部と前記心押軸との間に設けられたばね体を備え、該ばね体により前記心押軸を前記第1方向に付勢するように構成されてなることを特徴とする心押装置。
  2. 前記嵌挿穴は、その内部に設けられた仕切部によって、前記心押軸の軸線方向に並んだ、該心押軸嵌挿方向手前側の第1空間及び奥側の第2空間の2つの空間に仕切られるとともに、前記心押軸は、前記第1空間内に嵌挿されてなり、
    前記心押台は、前記仕切部と心押軸端部との間に形成された第1油圧室と、前記第2空間内に嵌挿され、前記第1及び第2方向に移動自在に設けられるピストンと、前記仕切部とピストンとの間に形成された第2油圧室と、前記仕切部に形成され、前記第1油圧室と第2油圧室とを接続する接続孔と、前記第1油圧室及び第2油圧室に充填された作動油とを更に備え、
    前記ばね体は、前記ピストンより前記第2方向側の前記第2空間内に設けられて、該ピストンを前記第1方向に付勢するように構成され、
    前記第1油圧室は、前記心押軸が前記第2方向に移動したときにその内圧が高まり、前記作動油が前記接続孔を通って前記第2油圧室内に流入するように構成され、
    前記ピストンは、前記第1油圧室から前記第2油圧室内に流入した作動油により前記ばね体の付勢力に抗して前記第2方向に移動するように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の心押装置。
  3. 前記嵌挿穴は、その内部に設けられ、前記心押軸の軸線方向に貫通する貫通穴が形成された仕切部によって、前記心押軸の軸線方向に並んだ、該心押軸嵌挿方向手前側の第1空間及び奥側の第2空間の2つの空間に仕切られるとともに、前記心押軸は、大径部と小径部とを有する段付き形状に形成され、前記小径部側から前記嵌挿穴内に嵌挿されて該小径部が前記貫通穴内に挿通されてなり、
    前記心押台は、前記仕切部と心押軸大径部との間に形成された第1油圧室と、前記第2空間内に嵌挿されるとともに、前記心押軸小径部に外嵌され、前記嵌挿穴及び心押軸に対し前記第1及び第2方向に移動自在に設けられたピストンと、前記仕切部とピストンとの間に形成された第2油圧室と、前記仕切部に形成され、前記第1油圧室と第2油圧室とを接続する接続孔と、前記第1油圧室及び第2油圧室に充填された作動油とを更に備え、
    前記ばね体は、前記第2空間の前記第2方向側の端部と前記ピストンとの間に設けられて、該ピストンを前記第1方向に付勢するように構成され、
    前記第1油圧室は、前記心押軸が前記第2方向に移動したときにその内圧が高まり、前記作動油が前記接続孔を通って前記第2油圧室内に流入するように構成され、
    前記ピストンは、前記第1油圧室から前記第2油圧室内に流入した作動油により前記ばね体の付勢力に抗して前記第2方向に移動するように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の心押装置。
  4. 前記サーボモータの負荷を検出する検出手段を更に備え、
    前記制御装置は、前記検出手段によって検出された負荷が所定の値を超えたときに、前記サーボモータを停止させるように構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの心押装置。
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