JP2007061959A - 旋盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切粉除去用として供給される加圧流体の前方に向かう圧力の低下を防止し、且つ、製品の後方への飛び出しを防止することが可能な旋盤を提供すること。
【解決手段】 上記主軸に対して対向・配置された背面主軸と、上記背面主軸に設けられ背面主軸内を通して移送される加工済みの製品を後方に排出する製品排出ガイドパイプと、切粉を除去するための加圧流体を上記背面主軸に供給する加圧流体供給手段と、上記背面主軸内であって上記製品排出ガイドパイプの外側に設置されガイドパイプとの間に上記加圧流体供給手段より供給される加圧流体の流路を提供する加圧流体ガイドパイプと、を具備したもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は旋盤に係り、特に、製品排出用ガイドパイプの外側に加圧流体用ガイドパイプを設置し、これら製品排出用ガイドパイプと加圧流体用ガイドパイプとの間に加圧流体用流路を構成して製品排出路と加圧流体用流路を別々に提供するようにし、それによって、加圧流体の後方への流出や製品の飛び出しを防止することができるように工夫したものに関する。
従来の旋盤の背面主軸及びその近傍の構成の一例を図5に示す。まず、ハウジング201があり、このハウジング201内には軸受部材203、203を介してスピンドル205が回転可能な状態で内装されている。上記スピンドル205の内周側には、先端側スリーブ207と後端側スリーブ209が連接された状態で内装されている。又、上記先端側スリーブ207の内側にはチャック部材211が内装されている。このチャック部材211の外周側には保持部材213が外装されている。
上記後端側スリーブ209の図5中右側にはスリーブ駆動手段215が設置されている。このスリープ駆動手段215は、駆動レバ217、爪219、221、スリーブ223等から構成されている。上記駆動レバ217を介して上記スリーブ223を移動させることにより、上記爪219、221を矢印a方向に適宜回動させる。上記爪219、221の回動によって後端側スリーブ209と先端側スリーブ207を移動させる。それによって、チャック部材211を開閉させることにより製品225を選択的に把持するものである。
ところで、上記製品225はチャック部材211に把持された状態でバック加工を施される。バック加工が施行された後はチャック部材211を開放する。そして、次の製品225が背面主軸側に移送されてくることにより加工が施工された製品225は後方に順次移送される。上記後端側スリーブ209の内周側には製品排出用ガイドパイプ227が内装されている。この製品排出用ガイドパイプ227は、ハウジング201の後端を貫通して後方に所定量だけ延長・配置されている。そして、製品225はこの製品排出用ガイドパイプ227内を通って、図中右端より押し出されることにより順次排出されるものである。
ところで、上記背面主軸の後方にはエアーブロー装置229が設けられている。これは、スピンドル205内に内装された先端側スリーブ207の内側のチャック部材211内に侵入した切粉等を加圧空気によって外部に吹き飛ばして除去するためのものである。上記エアーブロー装置229は、噴出ノズル231を備えていて、この噴出ノズル231には、エアー配管233を介して加圧空気が供給される。又、上記噴出ノズル231は、背面主軸の先端側に向かって傾斜した状態で取付けられている。
そして、上記エアーブロー装置229より供給された加圧空気は、製品排出用ガイドパイプ227内に形成された加圧空気導入孔235を介して製品排出用ガイドパイプ227内に導入される。製品排出用ガイドパイプ227内に導入された加圧空気は、後端側スリーブ209、先端側スリーブ207内を通ってチャック部材211内に供給され、それによって、チャック部材211内に侵入した切粉等を加圧空気によって外部に吹き飛ばして除去するものである。
又、既に説明したスピンドル205は、駆動モータ237、プーリ239、ベルト241、プーリ243からなる回転駆動手段によって回転駆動されるように構成されている。
又、既に説明したチャック部材211は三割り状に形成されていて常時は自身のバネ力によって開放状態にある。これに対して、前述したように、スリーブ駆動手段215によって、後端側スリーブ209と先端側スリーブ207をコイルスプリング245のスプリング力に抗して前方に移動させることにより、チャック部材211を閉成させるものであり、それによって、ワーク225を把持するものである。
尚、上記コイルスプリング245は先端側スリーブ207内であってチャック部材211と端栓247との間に介挿されている。
次に、別のタイプの旋盤の背面主軸及びその近傍の構成を図6に示す。このタイプの場合には、製品225を後方ではなく先端側から排出するように構成されている。このタイプでは、クーラント供給装置251が設置されている。このクーラント供給装置251は、クーラント供給配管253と、このクーラント供給配管253に接続されると共に、ハウジング201内であって後端側スリーブ209の内周側に挿入・配置されたノズル255等から構成されている。
その他の構成は図5に示した旋盤の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
そして、上記ノズル255より導入されたクーラント液は、後端側スリーブ209と先端側スリーブ207内を通ってチャック部材211内に供給され、それによって、チャック部材211内に侵入した切粉等を押し流して除去するものである。
尚、同種の構成をなす旋盤を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。この特許文献1は本件特許出願人によるものである。
特許第3288064号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、図6に示したタイプの場合であるが、この場合は、製品225を後方ではなく前方に排出する構成である。その際、製品225が短尺の場合には問題ないが、製品225が長尺の場合には、他の構成部品との干渉等の関係で前方への排出が規制されてしまうことがある。そのため、図5に示したタイプ、すなわち、後方への製品排出のタイプの方が有利であるとされている。この場合には製品225を後方から排出する構成であるので、製品225が長尺であっても他の構成部品との干渉がないからである。
しかしながら、図5に示したタイプの場合には次のような問題があった。すなわち、エアーブロー装置229より供給された加圧空気の多くは前方に向かって供給されるもののその一部は後方にも噴出されることになる。そのため、前方に向かう加圧空気の圧力が低下してしまい、切粉の除去機能が低下してしまうという問題があった。
又、後方に向かって噴出される加圧空気によって製品225が後方に向かって飛び出してしまうという問題もあった。
これに対しては、上記特許文献1に記載されているように、製品飛出防止手段を設けることが考えられるが、それでは、構成が複雑化してしまうことになる。
尚、この問題は加圧空気の場合に限られるものではない。すなわち、図5に示した構成において、加圧空気の代わりにクーラント液を供給する構成が考えられる。これは、クーラント液の方がより高い圧力を得られることによるものである。そして、そのような場合にも、既に述べた問題と同様の問題、すなわち、前方に向かうクーラント液の圧力低下、後方に向かうクーラント液による製品225の後方への飛び出し、さらに後方へクーラント液が噴出してしまうという問題があるものである。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、切粉除去用として供給される加圧流体の前方に向かう圧力の低下を防止し、且つ、製品の後方への飛び出しを防止することが可能な旋盤を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による旋盤は、主軸と、上記主軸に対向・配置された背面主軸と、上記背面主軸に設けられ背面主軸内を通して移送される加工済みの製品を後方に排出する製品排出用ガイドパイプと、切粉を除去するための加圧流体を上記背面主軸に供給する加圧流体供給手段と、上記背面主軸内であって上記製品排出用ガイドパイプの外側に設置され製品排出用ガイドパイプとの間に上記加圧流体供給手段より供給される加圧流体の流路を提供する加圧流体用ガイドパイプと、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による旋盤は、請求項1記載の旋盤において、上記加圧流体はクーラント液であることを特徴とするものである。
以上詳述したように本発明による旋盤によると、主軸と、上記主軸に対向・配置された背面主軸と、上記背面主軸に設けられ背面主軸内を通して移送される加工済みの製品を後方に排出する製品排出用ガイドパイプと、切粉を除去するための加圧流体を上記背面主軸に供給する加圧流体供給手段と、上記背面主軸内であって上記製品排出用ガイドパイプの外側に設置され製品排出用ガイドパイプとの間に上記加圧流体供給手段より供給される加圧流体の流路を提供する加圧流体用ガイドパイプと、を具備した構成になっている。
つまり、製品が排出される排出路と加圧流体が供給・流通する流路を二重管構造によって別々にしているので、製品排出路の後方から流出する加圧流体の量を極力少なくすることができ、加圧流体の後方からの流出に起因した各種問題を解消することができる。
又、製品排出用ガイドパイプ内を通して排出される製品に対して加圧流体の圧力が作用することも極力抑制されるので、製品の飛び出しを防止することができる。その際、製品の飛び出しを防止するための製品飛出防止手段を設ける必要もないので、構成の簡略化と装置のコンパクト化を図ることができる。
又、上記加圧流体をクーラント液とした場合には、切粉除去効果が向上するものである。
以下、図1乃至図4を参照して本発明の一実施の形態を説明する。まず、図1を参照して旋盤の全体の構成を概略説明する。ベース1上には主軸台3が設置されていて、この主軸台3は主軸5を回転可能に保持している。上記主軸台3は図示しないサーボモータとボールネジ・ボールナット機構によって、Z1軸方向に移動可能に構成されている。
上記主軸台3の前方(図1中右側)にはガイドブッシュ7が設置されている。又、このガイドブッシュ7を挟んで上記主軸台3と反対側には背面主軸台9が設置されている。この背面主軸台9は背面主軸11を回転可能に保持している。又、上記背面主軸台9は図示しないサーボモータとボールネジ・ボールナット機構によって、Z2軸方向に移動可能に構成されている。
上記ガイドブッシュ7の近傍にはタレット型刃物台13と櫛型刃物台15が夫々設置されている。タレット型刃物台13は、図示しないサーボモータとボールネジ・ボールナット機構によって、Z3、X3、Y3方向に移動可能に構成されている。又、タレット型刃物台13はタレット17を回転可能に保持していて、このタレット17の各工具取付面19には工具21が取り付けられている。
上記櫛型刃物台15は図示しないサーボモータとボールネジ・ボールナット機構によって、X1、Y1方向に移動可能に構成されている。又、櫛型刃物台15には複数個の工具23が取り付けられている。
次に、図2を参照して背面主軸11とその近傍の構成を説明する。まず、ハウジング101があり、このハウジング101内には軸受部材103、103を介してスピンドル105が回転可能な状態で内装されている。上記スピンドル105の内周側には、先端側スリーブ107と後端側スリーブ109が連接された状態で内装されている。又、上記先端側スリーブ107の内側にはチャック部材111が内装されている。このチャック部材111の外周側には保持部材113が外装されている。
上記後端側スリーブ109の図2中右側にはスリーブ駆動手段115が設置されている。このスリープ駆動手段115は、駆動レバ117、爪119、121、スリーブ123等から構成されている。上記駆動レバ117を介して上記スリーブ123を移動させることにより、上記爪119、121を矢印a方向に適宜回動させる。上記爪119、121の回動によって後端側スリーブ109と先端側スリーブ107を移動させる。それによって、チャック部材111を開閉させることにより製品125を選択的に把持するものである。
ところで、上記製品125はチャック部材111に把持された状態でバック加工を施される。バック加工が施行された後はチャック部材111を開放する。そして、次の製品125が背面主軸側に移送されてくることにより後方に順次移送される。上記後端側スリーブ109の内周側には製品排出用ガイドパイプ127が内装されている。この製品排出用ガイドパイプ127は、ハウジング101の後端を貫通して後方に所定量だけ延長・配置されている。そして、製品125はこの製品排出用ガイドパイプ127内を通って、図中右端より押し出されることにより順次排出されるものである。
又、上記背面主軸の後方にはクーラント液供給装置129が設けられている。これは、スピンドル105内に内装された先端側スリーブ107の内側のチャック部材111内に侵入した切粉等をクーラント液によって外部に押し流して除去するためのものである。上記クーラント液供給装置129は、クーラント供給ノズル131を備えていて、このクーラント供給ノズル131にはクーラント供給配管133を介して加圧されたクーラント液が供給されるように構成されている。
又、既に説明した後端側スリーブ109と先端側スリーブ107の内周側であって上記製品排出用ガイドパイプ127の外周側には間隔を存した状態で加圧流体用ガイドパイプ135が内装されている。この加圧流体用ガイドパイプ135の先端には、図3にも拡大して示すように、前側加圧流体用ガイドパイプ137が回転可能に連結されている。上記加圧流体用ガイドパイプ135を設置することにより、この加圧流体用ガイドパイプ135と製品排出用ガイドパイプ127との間にクーラント液流路143を提供するものである。つまり、製品排出路とクーラント液流路とを別々に提供するものである。
上記加圧流体用ガイドパイプ135の後端はハウジング101を貫通して延長・配置されていて、製品排出用ガイドパイプ127との間には封止部材139が設置されている。又、この封止部材139の図2中左側にはスリーブ141が内装されている。このスリーブ141は製品排出用ガイドパイプ127を固定するためのものである。又、クーラント供給ノズル131から供給されるクーラント液は加圧流体ガイドパイプ135の導入孔135aを介して、加圧流体ガイドパイプ135と製品排出用ガイドパイプ127との間のクーラント液流路143に導入されるものである。
上記加圧流体用ガイドパイプ135の先端は縮径されていて縮径部135bとなっている。この縮径部135bと製品排出用ガイドパイプ127との間には隙間流路145が形成されている。
又、既に説明したスピンドル105は、駆動モータ147、プーリ149、ベルト151、プーリ153からなる回転駆動手段によって回転駆動されるように構成されている。
又、既に説明したチャック部材111は三割り状に形成されていて常時は自身のバネ力によって開放状態にある。これに対して、前述したように、スリーブ駆動手段115によって、後端側スリーブ109と先端側スリーブ107をコイルスプリング155のスプリング力に抗して前方に移動させることにより、チャック部材111を閉成させるものであり、それによって、ワーク125を把持するものである。
尚、上記コイルスプリング155は先端側スリーブ107内であってチャック部材111と前側加圧流体ガイドパイプ137との間に介挿されている。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、チャック部材111による製品125の把持動作について説明する。上記駆動レバ117を介して上記スリーブ123を移動させることにより、上記爪119、121を矢印a方向に適宜回動させる。上記爪119、121の回動によって後端側スリーブ109と先端側スリーブ107をコイルスプリング155のスプリング力に抗して前方に移動させる。それによって、チャック部材111を閉成させることにより製品125を把持するものである。これに対して、スリーブ駆動手段115による駆動を解除すれば、後端側スリーブ109と先端側スリーブ107はコイルスプリング155のスプリング力によって後方に押し戻される。又、チャック部材111は自身のバネ力によって開放状態となる。
次に、製品125の排出動作について説明する。まず、主軸5側において前側加工が完了したワーク125は、主軸5側から背面主軸11側に受け渡される。そして、上記チャック部材111によって把持された状態となる。その状態で背面側の加工が施される。所定の背面側加工が終了すると、上記チャック部材111による把持が解除されると共に、主軸5側より次のワーク125が受け渡される。その結果、背面加工が完了したワーク125は奥に押し込められる。以下同様の作業を繰り返すことにより、製品125は製品排出用ガイドパイプ127内を通して後方から順次外部に排出されることになる。
次に、クーラント液による切粉の除去作用について説明する。クーラント液供給装置129より供給されたクーラント液は、加圧流体ガイドパイプ135のクーラント液導入孔135aを介して、製品排出用ガイドパイプ127と加圧流体ガイドパイプ135との間のクーラント液流路143内に導入される。クーラント液流路143内に導入されたクーラント液は、図2において、右側から左側に向かって流通していき、加圧流体ガイドパイプ135と製品排出用ガイドパイプ127との間の隙間流路145を介して前側加圧流体ガイドパイプ137内に流入し、この前側加圧流体ガイドパイプ137と先端側スリーブ107内を通ってチャック部材111内に流出する。それによって、チャック部材111内に侵入している切粉を押し流して除去するものである。
上記一連の切粉除去作用において、クーラント液が製品排出用ガイドパイプ127内に入り込むようなことは殆どなく、よって、排出される製品125にクーラント液の圧力が作用することもない。この点に関して詳しく説明すると、クーラント液が製品排出用ガイドパイプ127内に入り込まず、又、製品125に対して圧力が作用しないのは、クーラント液を製品排出用ガイドパイプ127内を通さずにチャック部材111近傍まで運んでチャック部材111側に噴出させるようにしているからである。又、製品125と製品排出用ガイドパイプ127との間の隙間が小さく、クーラント液が入り込み難く、チャック部材111の割りの部分の隙間が大きくてチャック部材111側にクーラント液が流れ易いからである。
因みに、製品排出用ガイドパイプ127の後端にはクーラント排出用スリット127aが設けられているので、仮にクーラント液が製品排出用ガイドパイプ127内に入り込んでも、上記クーラント排出用スリット127aを介して機内に回収されるように構成されている。
又、加圧流体ガイドパイプ135と製品排出用ガイドパイプ127との間の後方については封止されているので、クーラント液が後方から流出することもない。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、製品125が排出される排出路とクーラント液が供給・流通するクーラント液流路143を二重管構造によって別々にしているので、製品排出路の後方から流出するクーラント液の量を極力少なくすることができる。よって、クーラント液の後方からの流出に起因した各種問題を解消することができる。
又、製品排出用ガイドパイプ127内を通して排出される製品に対してクーラント液の圧力が作用することも極力抑制されるように構成されているので、製品125の飛び出しを防止することができる。
又、製品125の飛び出しを防止するための製品飛出防止手段を設ける必要もないので、構成の簡略化と装置のコンパクト化を図ることができる。
又、製品排出用ガイドパイプ127による製品排出装置を使用しつつ比較的高圧のクーラント液による切粉除去装置を使用することができるようになった。つまり、製品排出用ガイドパイプ127による製品排出装置を使用することにより製品125の長短に関係なく製品125の排出が可能になると共に、比較的高圧のクーラント液による切粉除去装置を使用することにより高い切粉除去性能を得ることができるものである。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
まず、前記一実施の形態の場合には加圧流体としてクーラント液を例に挙げて説明したが、それ以外にも、例えば、高圧エアーによるエアーブロー装置の適用も可能である。
その他、旋盤の構成についてはこれを特に限定するものではない。
本発明は旋盤に係り、特に、製品排出用ガイドパイプの外側に加圧流体用ガイドパイプを設置し、これら製品排出用ガイドパイプと加圧流体用ガイドパイプとの間に加圧流体用流路を構成することにより製品排出路と加圧流体用流路を別々に提供するようにし、それによって、加圧流体の後方への流出や製品の飛び出しを防止することができるように工夫したものに関し、例えば、自動旋盤に好適である。
本発明の一実施の形態を示す図で、自動旋盤の全体の概略の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、背面主軸及びその近傍の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図2のIII部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のIV−IV矢視図である。 従来例を示す図で、背面主軸及びその近傍の構成を示す断面図である。 従来例を示す図で、背面主軸及びその近傍の構成を示す断面図である。
符号の説明
5 主軸
11 背面主軸
111 チャック部材
125 製品(ワーク)
127 製品排出用ガイドパイプ
129 クーラント供給装置
131 クーラント供給ノズル
133 クーラント供給配管
135 加圧流体用ガイドパイプ
137 前方加圧流体用ガイドパイプ
139 封止部材
141 スリーブ
143 クーラント液流路
145 隙間流路



























Claims (2)

  1. 主軸と、
    上記主軸に対向・配置された背面主軸と、
    上記背面主軸に設けられ背面主軸内を通して移送される加工済みの製品を後方に排出する製品排出用ガイドパイプと、
    切粉を除去するための加圧流体を上記背面主軸に供給する加圧流体供給手段と、
    上記背面主軸内であって上記製品排出用ガイドパイプの外側に設置され製品排出用ガイドパイプとの間に上記加圧流体供給手段より供給される加圧流体の流路を提供する加圧流体用ガイドパイプと、
    を具備したことを特徴とする旋盤。
  2. 請求項1記載の旋盤において、
    上記加圧流体はクーラント液であることを特徴とする旋盤。
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