JPH06319911A - 瀘過装置に於ける目詰り防止方法 - Google Patents

瀘過装置に於ける目詰り防止方法

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JPH06319911A
JPH06319911A JP15099193A JP15099193A JPH06319911A JP H06319911 A JPH06319911 A JP H06319911A JP 15099193 A JP15099193 A JP 15099193A JP 15099193 A JP15099193 A JP 15099193A JP H06319911 A JPH06319911 A JP H06319911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
primary chamber
filter
raw water
primary
Prior art date
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Pending
Application number
JP15099193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Futagami
裕之 二上
Masanori Fujioka
将範 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TERARU KYOKUTO KK
Original Assignee
TERARU KYOKUTO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転状態下で目詰りを防止し、且つフィルタ
ーの耐久性を向上させて長期間の使用を可能ならしめる
瀘過装置に於ける目詰り防止方法を提供する。 【構成】 瀘過装置の立設したタンク内を中央部に透孔
を穿設した仕切板を介して一次室と二次室とに区分し、
二次室の底板上から上記仕切板の透孔を貫通する支柱を
立設すると共に、該支柱を介して一次室内に管状フィル
ターを取付けしめ、一方一次室の上部側方位置には原水
の導入管口を設けると共に、該室の下部側方位置には自
動排水弁を設け、他方二次室には還流用の導出管口を設
けた構成となし、瀘過用原水が導入管口から一次室内へ
流入し、フィルターを通過し仕切板の透孔から二次室内
へ入り、次に該室下部に設けた導出管口から元の場所へ
還流させる際、一次室に設けた自動排水弁を予め設定し
たタイマーの作動で適時一定時間開弁するようになして
一次室内の原水を部分的に外部へ流出させるようにして
行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原水の瀘過装置に於ける
目詰り防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プールや大衆風呂などの水浄化は、瀘過
装置へ循環ポンプで循環させて行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に於て循環装置に
はフィルターが使用されているが、該フィルター交換は
一般的に24時間の連続運転では2〜3ケ月で行う必要
があり、専ら使い捨てとなされ粗大ゴミとして廃棄処分
にされるものとなる。本発明は上記問題点に鑑み、運転
状態下で目詰りを防止し、且つフィルターの耐久性を向
上させて長期間使用を可能なさしめんとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は瀘過装置の立設
したタンク内を中央部に透孔を穿設した仕切板を介して
一次室と二次室とに区分し、二次室の底板上から上記仕
切板の透孔を貫通する支柱を立設すると共に、該支柱を
介して一次室内に管状フィルターを取付けしめ、一方一
次室の上部側方位置には原水の導入管口を設けると共
に、該室の下部側方位置には自動排水弁を設け、他方二
次室には還流用の導出管口を設けた構成となし、瀘過用
原水が導入管口から一次室内へ流入し、フィルターを通
過し仕切板の透孔から二次室内へ入り、次に該室下部に
設けた導出管口から元の場所へ還流させる際、一次室に
設けた自動排水弁を予め設定したタイマーの作動で適時
一定時間開弁するようになして一次室内の原水を部分的
に外部へ流出させるようにして行うことを特徴とする。
【0005】
【作用】瀘過装置の自動排水弁をタイマーで一定時間自
動的に開弁させ、瀘過装置のダスト濃度の高くなった一
次室内の水を適時外部へ排出するようになさしめる。
【0006】
【実施例】図1は本発明方法を実施する瀘過装置の縦断
面図である。図面で瀘過装置本体は縦型のタンク1内を
仕切板2を介して上下の二室、即ち一次室3と二次室4
とに分けてあり、一次室3には二次室4の底板4a位置
から支柱5を仕切板2の中央部に穿設した透孔2aを経
て一次室3の中央部へ立設させてなる。
【0007】6は一次室3の上部側方位置に設けた原水
の導入管口、7は二次室4の側方位置に設けた瀘過水の
導出管口であり、又8は一次室3の下部側方位置に設け
た自動排水弁である。尚、9は一次室の天井面に設けた
覆蓋である。
【0008】一方、10は市販の円管状をなした積層フ
ィルターであって、覆蓋9を取り上方から支柱5を中心
にして積層フィルター10を挿入し、該上部にフィルタ
ー押え11を載置すると共に、支柱5上端へナット12
を螺合して止着固定するようになさしめる。
【0009】上記構成に於て、瀘過されるべき原水は導
入管口6から一次室3内へ入り、フィルター10により
瀘過されてフィルター中心部から透孔5を経て二次室4
に達し、導出管口7から循環パイプ(図示せず)で返送
される。
【0010】上記運転中、導入管口6から流入した原水
はフィルター10の表面積が導入管口径に比べて可成り
大きいためにフィルター10の瀘過流速は遅く、フィル
ター10の瀘材の目より大きなダストはフィルター10
の表面に一旦は付着するが強固な付着とならないため、
一次室3内の乱れた流れにより一部は剥離するものとな
る。
【0011】そして、付着、剥離を繰り返すものとなっ
て重量のあるダストは、時間の経過と共に沈降して行っ
て、一次室のダスト濃度は上昇して行く。ところで、本
発明では一次室3の下方側面部に設けた自動排水弁8が
図示しないタイマーの作動で適当な時間自動的に開弁さ
れるようになすのであり、その時間はタイマーにより任
意に設定するものである。
【0012】上記に於ける自動排水弁8により導入管口
6から一次室、続いて一次室から自動排水弁に向かう原
水の流れを生じ、この流れが一次室3内とフィルター1
0の洗浄作用を行う。上記が予め設定された適当時間
(例えば連続運転であれば24時間に1〜2回、半日運
転であればその運転途中で1回程度)に行われるのであ
り、又その開弁時間は凡そ30秒間程度の範囲で設定さ
れる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば瀘過装置の導入管口6か
ら流入した原水が一次室3内に入った際、該管口径に比
べてフィルター10の表面積が可成り大きいためにフィ
ルター10の瀘過流速は遅く、フィルター10の瀘材の
目より大きいダストはフィルター10の表面に一旦付着
するが強固な付着とならない。このため自動排水弁8が
適時開弁されると導入管口6から一次室、続いて一次室
から自動排水弁8に向かう流れによりフィルター10の
表面に付着しているダストが剥がれて自動排出弁8から
の系外へ流出される。上記の如き本発明の実施ではフィ
ルターの目詰り防止が大幅に減少し、フィルターの耐用
期間を2〜3倍に延長可能となり、交換作業による手間
やフィルター廃棄に伴う処理問題の解決に寄与すること
大ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する瀘過装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 タンク 3 一次室 4 二次室 6 導入管口 7 導出管口 8 自動排水弁 10 フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 24/44 29/94 7112−4D B01D 29/42 C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瀘過装置の立設したタンク内を中央部に
    透孔を穿設した仕切板を介して一次室と二次室とに区分
    し、二次室の底板上から上記仕切板の透孔を貫通する支
    柱を立設すると共に、該支柱を介して一次室内に管状フ
    ィルターを取付けしめ、一方一次室の上部側方位置には
    原水の導入管口を設けると共に、該室の下部側方位置に
    は自動排水弁を設け、他方二次室には還流用の導出管口
    を設けた構成となし、瀘過用原水が導入管口から一次室
    内へ流入し、フィルターを通過し仕切板の透孔から二次
    室内へ入り、次に該室下部に設けた導出管口から元の場
    所へ還流させる際、一次室に設けた自動排水弁を予め設
    定したタイマーの作動で適時一定時間開弁するようにな
    して一次室内の原水を部分的に外部へ流出させるように
    して行うことを特徴とする瀘過装置に於ける目詰り防止
    方法。
JP15099193A 1993-05-17 1993-05-17 瀘過装置に於ける目詰り防止方法 Pending JPH06319911A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990044711A (ko) * 1998-04-01 1999-06-25 유기명 정수용 여과기
JP2008054954A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Mermaid Co Ltd フライヤーの異物除去装置およびその異物除去方法
CN108315069A (zh) * 2016-01-28 2018-07-24 烟台民望机电技术有限公司 一种沼气二级干燥装置

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