JPH0631954B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH0631954B2
JPH0631954B2 JP57042926A JP4292682A JPH0631954B2 JP H0631954 B2 JPH0631954 B2 JP H0631954B2 JP 57042926 A JP57042926 A JP 57042926A JP 4292682 A JP4292682 A JP 4292682A JP H0631954 B2 JPH0631954 B2 JP H0631954B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動演奏される演奏者の音像定位を制御可
能な電子楽器に関する。
近年、マニユアル演奏者や自動演奏者等、複数の異なる
演奏者を同時に生成放音可能な電子楽器が実用化されて
いる。またステレオ効果を伴つた楽音の生成放音する電
子楽器も従来から実用化されているが、この種の電子楽
器のステレオ効果の発生方式は、スピーカそのものを回
転させる、スピーカの周囲の空気を回転させる、位相制
御された楽音を左右のスピーカから夫々放音させる、音
色ごとに音像定位を設定する等が提案されている。例え
ば特開昭55−121492号公報には、左右のレベル
化を調整するボリュームを設け、楽音信号の音色に応じ
て音像定位を任意に設定する電子楽器が開示されてい
る。しかしながら、この技術は鍵盤による演奏者に対し
て音像定位を設定するものであって、自動演奏による演
奏については何等考慮されていない。従って、自動演奏
用のメモリから楽音情報を読出して自動演奏を行う場合
にこの技術を単に適用したとしても、その都度ボリュー
ムを調整して音像定位を設定するという煩雑な作業が必
要となる欠点を有していた。
また、特開昭56−1700号公報に示す如く、自動演
奏者としての旋律音と和音との定位感を異ならせるよう
設定してステレオ感を持たせる方式が提案されている。
これによれば、自動演奏者に対してもステレオ効果をあ
る程度持たせることが可能になる。この和音を発生する
和声部は複数の演奏者を同時に発生しなければならず、
このためには夫々単一の演奏者を発生する楽音生成系を
複数個有している。しかしながら、この複数の楽音生成
系には同一の音像定位を設定しているため和声部から発
接する演奏者全ては同一の定位感を持たせており、同時
に生成される演奏者個々に音像定位を設定することはで
きなかった。このために極めて音像定位の自由度が少な
く、充分なステレオ効果が得られない欠点があった。
またこの方式も、和音と旋律音との音像定位を設定する
ためには、いちいち外部よりマイクロコンピュータ(3
00)を制御しなければならなかった。
本発明は上述した事情に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは、より簡単な操作でより使用者の意
に沿った自由度を有する音像定位を持ち、充分なステレ
オ効果の付与された自動演奏者を発生することのできる
自動演奏装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、自動演奏におい
て同時に発生する各単一の楽音を発生するための複数の
楽音生成系を有し、そしてこの各楽音生成系毎に発生す
る楽音に対する音像定位情報を夫々記憶する音像定位記
憶手段と、各楽音生成系毎に発生する楽音に対する音像
定位情報を夫々設定する音像定位情報設定手段とを有
し、この両手段のいずれか一方からの音像定位情報を選
択し、この選択された音像定位情報に基づいて各楽音生
成系毎に発生する楽音に対する音像定位を制御するよう
にしたことを特徴とする。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図において、キーボード1は複数の鍵、各種スイツ
チ等を備えており、而して上記鍵やスイツチからの出力
信号はバスランインBを介し4系統(チヤンネルA、
B、C、D)設けられた楽音生成回路系2−1〜2−4
の夫々に供給される。楽音生成回路系2−1〜2−4は
共に同一の構成を有し、各チヤンネル夫々にて独立して
楽音を生成する構成となっている。したがつて第1図に
Aチヤンネルの楽音生成回路系2−1を代表させてその
構成を具体的に示し、他のものは図示省略してある。ま
た以下の説明では楽音生成回路系2−1を中心にして説
明する。
キーボード1の鍵操作によつて出力する音高データは楽
音発生部3に入力する。この楽音発生部3にはまた、キ
ーボード1に設けられている音色指定スイツチ4からの
音色指定データ、RAM(ランダムアクセスメモリ)か
らなる演奏メモリ5から読出された自動演奏用の楽音情
報中の音高データも入力する。そして楽音発生部3は各
入力データに基づいた楽音データを生成し、それをアナ
ログ信号にて電圧制御型増幅器(VCA)6−1、6−
2に印加する。これら電圧制御型増幅器6−1、6−2
には更に後述する音像定位電圧も印加されるが、電圧制
御型増幅器6−1〔VCA(R)〕の出力信号Rはミキ
サ・アンプ7−1の端子「1」に印加され、また電圧制
御型増幅器6−2〔VCA(L)〕の出力信号Lはミキ
サ・アンプ7−2の端子「1」に印加される。而して電
圧制御型増幅器6−1、6−2と同一回路は他のB、
C、Dの各チヤンネルの楽音生成回路系2−2、2−
3、2−4にも設けられており、夫々、出力信号R
、R、L、R、Lが出力し、また信号
、R、Rは夫々、ミキサ・アンプ7−1の端子
「2」、「3」、「4」に入力し、更に信号L
、Lは夫々、ミキサ・アンプ7−2の端子
「2」、「3」、「4」に入力する。そしてミキサ・ア
ンプ7−1、7−2は各端子「1」〜「4」の入力信号
をミキシングしたのち増幅し、その出力を右方側のスピ
ーカ8−1または左方側のスピーカ8−2に与え放音さ
せる。
演奏メモリ5は第5図に示すように、各チヤンネルとも
その先頭アドレスのエリアにはキーボード1に設けられ
ているボリユームスイツチから成る音像定位設定スイツ
チ9の操作によつて書込まれる音像定位データを記憶
し、また以下のアドレスエリアには自動演奏用の所定メ
ロデイの楽音情報を表わす一対の音高データ、音長デー
タが、キーボード1の鍵操作等によつて書込まれ記憶す
る構成となつている。而して演奏メモリ5に対する上記
各データの書込み、読出しの動作は自動演奏制御部10
の制御下に実行される。
演奏メモリ5へ書込まれる音像定位データは第2図に示
すように3ビツトデータにより表現されるが、音像定位
設定スイツチ9の出力電圧をA/D変換器11によりA
/D変換して得られる。而して第3図に示すように、音
像定位設定スイツチ9の出力電圧はその操作子を最右方
(記号R側)に設定したとき最大(+Vボルト)とな
り、また最左方(記号L側)に設定したとき最小(0ボ
ルト)となる。そしてこれに対しA/D変換器11が出
力する音像定位データは「111」〜「000」の8個
の値をもつデータとなり、演奏メモリ5に書込まれる。
演奏メモリ5から自動演奏時に読出される音像定位デー
タはラツチ12に印加されてラツチされたのちD/A変
換器13に印加されアナログ信号に変換される。そして
そのアナログ信号はキーボード1に設けられている切換
えスイツチ14の自動制御側の接点Aに印加される。一
方、切換えスイツチ14のマニユアル制御側の接点Mに
は上記音像定位設定スイツチ9の出力が印加される。そ
して切換えスイツチ14の接点Aまたは接点Mから取り
出された音像定位電圧は直接、電圧制御型増幅器6−1
に制御電圧として印加されると共に、反転増幅器15を
介し電圧制御型増幅器6−2に制御電圧として印加され
る。反転増幅器15は図示の如く、そのプラス入力端子
(+)は接地され、またマイナス入力端子(-)には抵抗
R1を介し上記音像定位電圧が印加される。また上記マ
イナス入力端子(-)と出力端子間には抵抗R2、R3に
より−Vボルトの電圧を分圧した電圧が印加されてい
る。この結果、電圧制御型増幅器6−1、6−2に夫々
印加される音像定位電圧は互いに逆相となり(即ち、相
互に反転制御データが印加された状態となり)、その状
態は第4図に示されている。詰り、切換えスイツチ14
から出力する音像定位電圧が最大のとき(音像定位設定
スイツチ9を最右方に設定してA/D変換器11からデ
ータ「111」を出力させた状態に相当する)の電圧制
御型増幅器6−1〔VCA(R)〕の増幅率は最大とな
り、したがつて電圧制御型増幅器6−2〔VCA(L)〕
の増幅率は最小となり、音像定位はすべて右方側のスピ
ーカー8−1に設定されることになる。他方、切換えス
イソチ14から出力する音像定位電圧が最小のとき(音
像定位設定スイツチ9を最左方に設定してA/D変換器
11からデータ「000」を出力させた状態に相当す
る)の電圧制御型増幅器6−1の増幅率は最小となり、
したがつて電圧制御型増幅器6−2の増幅率は最大とな
り、この結果、音像定位はすべて左方側のスピーカ8−
2に設定されることになる。更に、切換えスイツチ14
を中点に設定したときには上述したことから自明なよう
に、電圧制御型増幅器6−1、6−2の各増幅率は等し
くなり、音像定位は中点、即ち、右側のスピーカ8−1
の左側のスピーカ8−2とに等しく設定されることにな
る。以上のようにして、マニユアル制御のときには音像
定位設定スイツチ9の設定状態に応じて、また自動制御
のときには演奏メモリ5から読出された音像定位データ
の内容に応じて、そのチヤンネルの音像定位が制御され
るものである。
次に上記実施例の動作を説明する。先ず、各チヤンネル
の演奏メモリ5に対し夫々、所望する音像定位データと
所定メロデイの楽音情報を書込んでおく。この場合、最
初にキーボード1上の所定スイツチの操作により、例え
ばAチヤンネルを指定し、また演奏メモリ5に対する書
込みモードを設定する。まれにより以後、自動演奏制御
部10はデータの書込み動作のための制御を行う。そし
ていま演奏メモリ5は先頭アドレスを指定されている。
またAチヤンネルに対しては音像定位設定スイツチ9を
最左方に設定したとするとその出力は0ボルトとなり、
したがつてA/D変換器11から出力する音像定位デー
タは「000」となり、演奏メモリ5の先頭アドレスに
書込まれる。第5図のAチヤンネル(Ach)の演奏メ
モリ5にその状態を示す。
次にキーボード1上の鍵操作等によつて所定メロデイの
楽音情報を順次入力する。この場合、演奏メモリ5の先
頭アドレスの次アドレスのエリアから順次、上記鍵操作
によつて指定される音高、音長の一対のデータが書込ま
れてゆく。第5図の例では、最初に音高C、4分音
符、次に音高D8分音符、次に音高E、4分音符、
……の各データが書込まれる。
上述のようにしてAチヤンネルに対する書込みが終了す
れば、次にBチヤンネル(Bch)を指定して同様に音
像定位データと楽音情報の書込みを行い、更にCチヤン
ネル(Cch)、Dチヤンネル(Dch)に対しても同
様に書込む。この結果、第5図の例では、B〜Dチヤン
ネルの各演奏メモリ5の先頭アドレスには、音像定位デ
ータ「111」、「011」、「100」が夫々書込ま
れることになる。なお、楽音情報の図示は省略する。
以上のようにして各チヤンネルに対する書込み操作が終
了したのちは、各チヤンネルではキーボード1の鍵操作
によるマニユアル演奏または演奏メモリ5内の楽音情報
による自動演奏の演奏動作が可能となる。例えばいま、
各チヤンネルとも自動演奏を行う場合には、各チヤンネ
ルとも切換えスイツチ14を自動制御側の接点A側に切
換え設定する。そして全チヤンネルの自動演奏のスター
トスイツチをオンしたとすると、各チヤンネルの演奏メ
モリ5からのデータの読出し動作が開始される。而して
Aチヤンネルにおいては、先ず、その先頭アドレスから
音像定位データ「000」が読出され、ラツチ12にラ
ツチされ、D/A変換器13に印加される。したがつて
D/A変換器13から0ボルトの電圧信号が出力し、切
換えスイツチ14に印加され、この結果、電圧制御型増
幅器6−1には0ボルトの音像定位電圧が印加され、他
方、電圧制御型増幅器6−2には反転増幅器15により
反転されて+Vボルトとなる音像定位電圧が印加され
る。したがつて以後、電圧制御型増幅器6−1では楽音
発生部からの楽音信号を最大の増幅率で増幅して信号R
として出力し、他方電圧制御型増幅器6−2では最小
の増幅率(即ち、「0」)で増幅し信号Lとして出力
するようになる。即ち、信号RとLの割合は0対7
である。
Bチヤンネルにおいて、演奏メモリ5から音像定位デー
タ「111」が読出されるため、Aチヤンネルの場合と
全く逆の増幅率の状態に電圧制御型増幅器6−1、6−
2が夫々設定される。即ち、信号R、Lの割合は7
対0となる。またCチヤンネルでは、音像定位データ
「011」が読出されるため、電圧制御型増幅器6−
1、6−2に夫々設定される増幅率の割合、即ち、信号
とLの割合は、3対4となる。更にDチヤンネル
では、音像定位データ「100」が読出されるため、電
圧制御型増幅器6−1、6−2に夫々設定される増幅率
の割合、即ち、信号RとLの割合は4対3となる。
第6図には上述した各チヤンネルにおける音像定位の設
定状態を図式的に示すものである。
上述のようにして各チヤンネルの演奏メモリ5から音像
定位データが同時に読出されると、次に各チヤンネルの
演奏メモリ5からは楽音情報の最初のデータが読出され
る。而してAチヤンネルでは先ず、音高Cと4分音符
のデータが読出されて楽音発生部3に与えられる楽音発
生部3では上記データの楽音を音色指定スイツチ4の指
定音色で作成し、アナログ量の楽音信号を電圧制御型増
幅器6−1、6−2に印加する。そして電圧制御型増幅
器6−1、6−2では上述した音像定位電圧の入力状態
に応じて上記楽音信号を増幅し、0対7の割合の信号R
、Lを出力し、ミキサ・アンプ7−1、7−2の各
端子「1」に印加する。
Bチヤンネル、Cチヤンネル、Dチヤンネルにおいても
全く同様であり、夫々楽音情報の最初のデータに対する
楽音を作成し、7対0の信号R、L、3対4の信号
、L、4対3の信号Rを夫々出力して、ミ
キサ・アンプ7−1、7−2の各端子「2」、「3」、
「4」に印加する。したがつてミキサ・アンプ7−1、
7−2では入力した各信号をミキシングしたのち増幅
し、右のスピーカ8−1、左のスピーカ8−2から夫々
放音する。即ち、スピーカ8−1、8−2からは演奏メ
モリ5に夫々設定された音像定位データしたがつた音像
定位の状態で各チヤンネルの楽音を放音する。そして第
2音以下についても全く同様である。
一方、上述のようにして各チヤンネルで自動演奏が実行
されているときに、例えばAチヤンネルの音像定位を変
更したいときには、切換えスイツチ14をマニユアル制
御側の接点Mに切換える。そして音像定位設定スイツチ
9を所望位置に設定すればその出力が上記切換えスイツ
チ13を介してあらたな音像定位電圧として電圧制御型
増幅器6−1、6−2に夫々印加され、Aチヤンネルの
音像定位状態が変更される。
また、キーボード1の鍵操作によるマニユアル演奏と上
述した自動演奏とを同時に行う場合には、例えばAチヤ
ンネルをマニユアル演奏用にし、そのために切換えスイ
ツチ14をマニユアル制御用の接点Mに切換え、また音
像定位設定スイツチ9を所望位置に設定する。そしてB
〜Dチヤンネルに対しては自動演奏のスタートスイツチ
をオンし、またキーボード1によりマニユアル演奏を開
始する。するとマニユアル演奏によりキーボード1から
出力する音高データ等はバスラインBを介しAチヤンネ
ルの楽音発生部3に印加される。勿論、この場合Aチヤ
ンネルでは、演奏メモリ5からのデータ読出しは禁止さ
れている。そしてB、C、Dの各チヤンネルでは演奏メ
モリ5からのデータ読出しが実行される。この結果、A
チヤンネルでは楽音発生部3からマニユアル演奏に応じ
た楽音が作成され、マニユアル設定された音像定位にし
たがつた割合の信号R、Lが出力する。またB、
C、Dの各チヤンネルでは自動演奏による信号R、L
、R、L、R、Lが出力し、スピーカ8−
1、8−2から各チヤンネルの合成音が放音されること
になる。
尚、上記実施例では音像定位データを3ビツトデータで
表わし、8段階としたが勿論これに限定されるものでは
ない。また楽音生成回路系の数を4としたがこの数もこ
れに限らず任意である。また、自動演奏の種類として
は、音高、音長等の楽音情報を順次読出して、次々と演
奏を行うもののほか、和音情報を例えば1/2小節毎読
出して自動演奏を行うもの、またアルペジオ演奏を上記
和音情報に基づいて行うもの、更には、所定キーの操作
毎に音階情報を読出し、上記所定キーの操作時間に基づ
いて音長を決定する、いわゆる「ワンキープレイ」演奏
も含むものであつて、種々の応用・変形が考えられるこ
とは勿論である。
以上説明したよう本発明は、自動演奏において同時に発
生する各単一の楽音を発生するための複数の楽音生成系
を有し、この各楽音生成系毎に発生する楽音に対する音
像定位情報を夫々記憶する音像定位記憶手段と、各楽音
生成系毎に発生する楽音に対する音像定位情報を夫々設
定する音像定位情報設定手段を有し、この両手段からの
いずれか一方の音像定位情報を選択し、この選択された
音像定位情報に基づいて各楽音生成系毎に発生する楽音
に対する音像定位を制御するようにしたので、各系毎に
発生する単一の楽音夫々に独立した定位感を持たせるこ
とができ、より自由度の大きい音像定位を持ち、充分な
ステレオ効果の付与された自動演奏者を発生させること
ができる。
特に本発明では、各系からの楽音に対する音像定位を予
め記憶された音像定位情報に基づいて制御することがで
きるため、各楽音全てに対して音像定位を調整する必要
がなく、使用者の意にそぐわない音像定位を有する楽音
に対してのみ、音像定位情報設定手段にてその音像定位
を設定し直してやればよいため、各楽音の音像定位の調
整が非常に容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回路構成図、第2図は音
像定位データと音像定位電圧との関係を示す図、第3図
は音像定位設定スイツチ9の操作子の設定位置と音像定
位電圧との関係を示す図、第4図は電圧制御型増幅器6
−1〔VCA(R)〕と6−2〔VCA(L)〕に印加される
音像定位電圧と各増幅率との関係を示す図、第5図はA
〜Dチヤンネルの各演奏メモリ5の記憶状態の例を示す
図、第6図は各楽音生成回路系の音像定位設定状態を示
す図である。 1……キーボード、2−1〜2−4……楽音生成回路
系、3……楽音作成部、4……音色指定スイツチ、5…
…演奏メモリ、6−1、6−2……電圧制御型増幅器、
7−1、7−2……ミキサ・アンプ、8−1、8−2…
…スピーカ、9……音像定位設定スイツチ、10……自
動演奏制御部、11……A/D変換器、12……ラツ
チ、13……D/A変換器、14……切換えスイツチ、
15……反転増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の楽音生成系を有し、各楽音生成系
    統毎に一連の楽音情報を記憶する演奏メモリ手段と、 この各楽音生成系統毎に発生する楽音に対する音像定位
    情報を夫々記憶する音像定位情報記憶手段と、 上記各楽音生成系統毎に発生する楽音に対する音像定位
    情報を夫々設定する音像定位情報設定手段と、 各楽音生成系統毎にこの音像定位情報設定手段及び上記
    音像定位情報記憶手段からの音像定位情報のいずれか一
    方を選択する選択手段と、 上記演奏メモリ手段から各楽音生成系統毎に楽音情報を
    順次読み出して楽音信号を発生する楽音信号生成手段
    と、 上記選択手段により選択された上記各楽音生成系統毎の
    音像定位情報に基づいて上記楽音生成手段にて対応する
    楽音生成系統より発生する楽音に対する音像定位を制御
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動演奏装置。
JP57042926A 1982-03-19 1982-03-19 自動演奏装置 Expired - Lifetime JPH0631954B2 (ja)

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