JPS6137034Y2 - - Google Patents
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- JPS6137034Y2 JPS6137034Y2 JP1979005510U JP551079U JPS6137034Y2 JP S6137034 Y2 JPS6137034 Y2 JP S6137034Y2 JP 1979005510 U JP1979005510 U JP 1979005510U JP 551079 U JP551079 U JP 551079U JP S6137034 Y2 JPS6137034 Y2 JP S6137034Y2
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- Japan
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- sound element
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電子楽器の演奏音要素発生装置に関
し、特に、たとえば電子楽器においてメモリに記
憶している音色や音高や音量などの多種類の演奏
音要素の一部を補正して再生できるような電子楽
器の演奏音要素発生装置に関する。
し、特に、たとえば電子楽器においてメモリに記
憶している音色や音高や音量などの多種類の演奏
音要素の一部を補正して再生できるような電子楽
器の演奏音要素発生装置に関する。
一般に、電子楽器においては、演奏音要素発生
回路を電圧制御型の発振器やフイルタなどを用い
て構成し、音色や音高や音量などの演奏音要素を
有する音を発生している。このような電子楽器を
用いて演奏する場合、演奏者が演奏時において音
色や音高や音量などを調整して発出させていたの
では、演奏音要素の設定に時間を要し、音楽演奏
操作がおろそかになる。そのため、演奏音要素を
予めメモリに記憶させておき、演奏中において予
め記憶されている各種の演奏音要素を演奏音楽に
合わせて適宜発生させることが考えられる。
回路を電圧制御型の発振器やフイルタなどを用い
て構成し、音色や音高や音量などの演奏音要素を
有する音を発生している。このような電子楽器を
用いて演奏する場合、演奏者が演奏時において音
色や音高や音量などを調整して発出させていたの
では、演奏音要素の設定に時間を要し、音楽演奏
操作がおろそかになる。そのため、演奏音要素を
予めメモリに記憶させておき、演奏中において予
め記憶されている各種の演奏音要素を演奏音楽に
合わせて適宜発生させることが考えられる。
しかしながら、演奏音要素をメモリに記憶して
おき、後でその演奏音要素で演奏するとき、曲想
やそのときの気分などにより演奏音要素を多少変
更したい場合がある。たとえば音色にしてもいつ
も同じでは飽きるため、或るときは少し固く、ま
た或るときは少し柔かくしたいものである。音の
立上りにしてもテンポの早い曲のときは速く立上
つた音の方が演奏しやすく、テンポの遅い曲のと
きには遅く立上るようにして曲に合わせて個々の
演奏音要素を補正して発生させたい場合がある。
おき、後でその演奏音要素で演奏するとき、曲想
やそのときの気分などにより演奏音要素を多少変
更したい場合がある。たとえば音色にしてもいつ
も同じでは飽きるため、或るときは少し固く、ま
た或るときは少し柔かくしたいものである。音の
立上りにしてもテンポの早い曲のときは速く立上
つた音の方が演奏しやすく、テンポの遅い曲のと
きには遅く立上るようにして曲に合わせて個々の
演奏音要素を補正して発生させたい場合がある。
それゆえに、この考案の主たる目的は、予めメ
モリに記憶されている複数の演奏音要素に含まれ
る所望の演奏音要素を簡単な操作であり、かつ比
較的簡単な構成で補正し得る電子楽器の演奏音要
素発生装置を提供することである。
モリに記憶されている複数の演奏音要素に含まれ
る所望の演奏音要素を簡単な操作であり、かつ比
較的簡単な構成で補正し得る電子楽器の演奏音要
素発生装置を提供することである。
この考案は要約すれば、記憶手段に記憶してい
る複数の演奏音要素のうち、所望の演奏音要素を
補正するために対応する電圧設定手段を操作し、
演奏音要素補正指令手段が操作されたことに応じ
てゲート手段を開き、電圧設定手段によつて設定
した補正電圧を加算手段に与えて記憶手段から読
出される演奏音要素に加算するようにしたもので
ある。
る複数の演奏音要素のうち、所望の演奏音要素を
補正するために対応する電圧設定手段を操作し、
演奏音要素補正指令手段が操作されたことに応じ
てゲート手段を開き、電圧設定手段によつて設定
した補正電圧を加算手段に与えて記憶手段から読
出される演奏音要素に加算するようにしたもので
ある。
図はこの考案の一実施例のブロツク図である。
構成において、ここに示す実施例は演奏者が可変
抵抗器R1ないしRnを調整操作することによつ
て導出される各出力の組合せに基づいて設定した
演奏音要素を、記憶手段としてのランダムアクセ
スメモリ(以下、RAM)4に書込み可能な演奏
音要素発生装置に適用したものである。
構成において、ここに示す実施例は演奏者が可変
抵抗器R1ないしRnを調整操作することによつ
て導出される各出力の組合せに基づいて設定した
演奏音要素を、記憶手段としてのランダムアクセ
スメモリ(以下、RAM)4に書込み可能な演奏
音要素発生装置に適用したものである。
まず、構成について説明する。前記可変抵抗器
R1ないしRnによつて設定された電圧値はマル
チプレクサ1に与えられる。マルチプレクサ1は
アドレスデータに応じて各可変抵抗器R1ないし
Rnを順次時分割的に選択し、各可変抵抗器R1
ないしRnの電圧値を導出してA−D変換回路2
に与える。A−D変換回路2はマルチプレクサ1
から与えられたアナログ値としての電圧値をデイ
ジタル値に変換してデータセレクタ3に与えると
ともに、ゲートG1を通してRAM4に与える。
RAM4は前記可変抵抗器R1ないしRnによつて
設定される演奏音要素の数に対応する記憶領域を
有する。このRAM4から読出される演奏音要素
はデータセレクタ3に与えられる。データセレク
タ3は後述の読出信号Rが与えられることによつ
て、RAM4から読出された演奏音要素をD−A
変換回路5に与えて演奏音要素としてのデイジタ
ル情報をアナログ情報に変換させる。D−A変換
回路5によつてアナログ情報に変換された演奏音
要素は、デイマルチプレクサ6によつてアナログ
信号となり、それぞれの演奏音要素に対応する保
持回路71ないし7nに保持される。なお、デイ
マルチプレクサ6および保持回路7は演奏音要素
発生手段を構成する。保持回路71によつて保持
された演奏音要素は加算回路81に与えられる。
加算回路81は電圧設定手段としての可変抵抗器
R11とゲート811と抵抗812,813,8
15加算器814とによつて構成される。可変抵
抗器R11は演奏音要素を補正するための補正電
圧を設定するものであつて、その一方端に正の電
圧+Vが与えられ、他方端に負の電圧−Vが与え
られ、かつ中点が接続される。この可変抵抗器R
11によつて設定された補正電圧は、抵抗81
5、ゲート811を介して加算器814の一方入
力端に与えられ、この一方入力端に保持回路71
から抵抗812を介して与えられる演奏音要素に
加算される。前記ゲート811は、可変抵抗器R
1〜Rnに対応して設けられる補正指令手段とし
ての補正スイツチS21〜S2nに含まれる補正
スイツチS21が操作されたときゲートが開かれ
る。このような加算回路が保持回路72ないし7
nに対応して複数82ないし8nが設けられる。
そして、各加算回路82ないし8nは操作盤11
の補正スイツチS22ないしS2nが操作された
とき、各補正電圧を演奏音要素に固別的に加算す
る。このようにして、補正電圧が加算された演奏
音要素はシンセサイザ回路9に与えられる。
R1ないしRnによつて設定された電圧値はマル
チプレクサ1に与えられる。マルチプレクサ1は
アドレスデータに応じて各可変抵抗器R1ないし
Rnを順次時分割的に選択し、各可変抵抗器R1
ないしRnの電圧値を導出してA−D変換回路2
に与える。A−D変換回路2はマルチプレクサ1
から与えられたアナログ値としての電圧値をデイ
ジタル値に変換してデータセレクタ3に与えると
ともに、ゲートG1を通してRAM4に与える。
RAM4は前記可変抵抗器R1ないしRnによつて
設定される演奏音要素の数に対応する記憶領域を
有する。このRAM4から読出される演奏音要素
はデータセレクタ3に与えられる。データセレク
タ3は後述の読出信号Rが与えられることによつ
て、RAM4から読出された演奏音要素をD−A
変換回路5に与えて演奏音要素としてのデイジタ
ル情報をアナログ情報に変換させる。D−A変換
回路5によつてアナログ情報に変換された演奏音
要素は、デイマルチプレクサ6によつてアナログ
信号となり、それぞれの演奏音要素に対応する保
持回路71ないし7nに保持される。なお、デイ
マルチプレクサ6および保持回路7は演奏音要素
発生手段を構成する。保持回路71によつて保持
された演奏音要素は加算回路81に与えられる。
加算回路81は電圧設定手段としての可変抵抗器
R11とゲート811と抵抗812,813,8
15加算器814とによつて構成される。可変抵
抗器R11は演奏音要素を補正するための補正電
圧を設定するものであつて、その一方端に正の電
圧+Vが与えられ、他方端に負の電圧−Vが与え
られ、かつ中点が接続される。この可変抵抗器R
11によつて設定された補正電圧は、抵抗81
5、ゲート811を介して加算器814の一方入
力端に与えられ、この一方入力端に保持回路71
から抵抗812を介して与えられる演奏音要素に
加算される。前記ゲート811は、可変抵抗器R
1〜Rnに対応して設けられる補正指令手段とし
ての補正スイツチS21〜S2nに含まれる補正
スイツチS21が操作されたときゲートが開かれ
る。このような加算回路が保持回路72ないし7
nに対応して複数82ないし8nが設けられる。
そして、各加算回路82ないし8nは操作盤11
の補正スイツチS22ないしS2nが操作された
とき、各補正電圧を演奏音要素に固別的に加算す
る。このようにして、補正電圧が加算された演奏
音要素はシンセサイザ回路9に与えられる。
アドレス制御回路10は前記マルチプレクサ
1、デイマルチプレクサ6およびRAM4にアド
レスデータを与えるものである。また、このアド
レス制御回路10は前記加算回路81ないし8n
に含まれるゲート811〜8n1を開くためのゲ
ート信号g1ないしgnを導出する。また、操作
盤11に設けられる書込スイツチS1が操作され
たとき書込信号Wを導出してゲートG1を開き、
操作盤11に設けられる読出スイツチS11ない
しS1nが操作されたとき読出信号Rを導出して
データセレクタに与える。
1、デイマルチプレクサ6およびRAM4にアド
レスデータを与えるものである。また、このアド
レス制御回路10は前記加算回路81ないし8n
に含まれるゲート811〜8n1を開くためのゲ
ート信号g1ないしgnを導出する。また、操作
盤11に設けられる書込スイツチS1が操作され
たとき書込信号Wを導出してゲートG1を開き、
操作盤11に設けられる読出スイツチS11ない
しS1nが操作されたとき読出信号Rを導出して
データセレクタに与える。
動作において、まず、書込スイツチS1および
補正スイツチS21ないしS2nが操作されず
に、読出スイツチS11のみが操作された状態で
は、アドレス制御回路10は読出信号Rをデータ
セレクタ3に与えて、その入力をRAM4側に切
換る。また、アドレス制御回路10はアドレスデ
ータをマルチプレクサ1、デイマルチプレクサ6
およびRAM4に与えて、RAM4の可変抵抗器R
1に対応する記憶領域に記憶されている演奏音要
素のデイジタル情報を読出す。RAM4から読出
された演奏音要素のデイジタル情報は、データセ
レクタ3を介してD−A変換回路5によつてアナ
ログ情報に変換される。D−A変換回路5によつ
てアナログ情報に変換された演奏音要素は、デイ
マルチプレクサ6でアドレスデータに基づいて保
持回路71に保持される。このとき、加算回路8
1のゲート811は開かれていないため、保持回
路71によつて保持された演奏音要素は、抵抗8
12および加算器814を介してシンセサイザ回
路9に与えられる。同様にして、読出スイツチS
12を操作すると、可変抵抗器R2に対応して
RAM4に記憶されている演奏音要素がデータセ
レクタ3、D−A変換回路5、デイマルチプレク
サ6を介して保持回路72に保持され、さらに加
算回路82を介して保持回路72に保持され、さ
らに加算回路82を介してシンセサイザ回路9与
えられる。以下同様にして、読出スイツチS13
ないしS1nを操作したときには、RAM4に記
憶されている演奏音要素がそれぞれシンセサイザ
回路9に与えられる。
補正スイツチS21ないしS2nが操作されず
に、読出スイツチS11のみが操作された状態で
は、アドレス制御回路10は読出信号Rをデータ
セレクタ3に与えて、その入力をRAM4側に切
換る。また、アドレス制御回路10はアドレスデ
ータをマルチプレクサ1、デイマルチプレクサ6
およびRAM4に与えて、RAM4の可変抵抗器R
1に対応する記憶領域に記憶されている演奏音要
素のデイジタル情報を読出す。RAM4から読出
された演奏音要素のデイジタル情報は、データセ
レクタ3を介してD−A変換回路5によつてアナ
ログ情報に変換される。D−A変換回路5によつ
てアナログ情報に変換された演奏音要素は、デイ
マルチプレクサ6でアドレスデータに基づいて保
持回路71に保持される。このとき、加算回路8
1のゲート811は開かれていないため、保持回
路71によつて保持された演奏音要素は、抵抗8
12および加算器814を介してシンセサイザ回
路9に与えられる。同様にして、読出スイツチS
12を操作すると、可変抵抗器R2に対応して
RAM4に記憶されている演奏音要素がデータセ
レクタ3、D−A変換回路5、デイマルチプレク
サ6を介して保持回路72に保持され、さらに加
算回路82を介して保持回路72に保持され、さ
らに加算回路82を介してシンセサイザ回路9与
えられる。以下同様にして、読出スイツチS13
ないしS1nを操作したときには、RAM4に記
憶されている演奏音要素がそれぞれシンセサイザ
回路9に与えられる。
次に、演奏者がRAM4に記憶されている可変
抵抗器R1に対応する演奏音要素を補正したい場
合には、可変抵抗器R11を+V側または−V側
に調整する。そして、補正スイツチS21を操作
すると、加算回路81のゲート811は、アドレ
ス制御回路10からのゲート信号g1によつてゲ
ートが開かれ、可変抵抗器R11によつて設定し
た補正電圧が抵抗815、ゲート811を介して
加算機814に与えられる。このとき、加算器8
14には保持回路71によつて保持されている演
奏音要素が抵抗812を介して与えられているた
め、加算器814は演奏音要素と補正電圧とを加
算してシンセサイザ回路9に与える。演奏者は捕
正された演奏音要素を所望の演奏音要素であるか
否かを耳で聞き、可変抵抗器R11を調整して所
望の演奏音要素となるように補正する。同様にし
て、補正スイツチS22を操作したときには加算
回路82のゲート(図示せず)が開かれ、補正用
可変抵抗器(図示せず)によつて設定されている
補正電圧が保持回路72に保持されている演奏音
要素に加算されてシンセサイザ回路9に与えられ
る。以下、同様にして、補正スイツチS23ない
しS2nを操作したときには、加算回路83ない
し8nによつて所望の補正電圧が保持回路73な
いし7nに保持されている演奏音要素に加算され
てシンセサイザ回路9に与えられらる。
抵抗器R1に対応する演奏音要素を補正したい場
合には、可変抵抗器R11を+V側または−V側
に調整する。そして、補正スイツチS21を操作
すると、加算回路81のゲート811は、アドレ
ス制御回路10からのゲート信号g1によつてゲ
ートが開かれ、可変抵抗器R11によつて設定し
た補正電圧が抵抗815、ゲート811を介して
加算機814に与えられる。このとき、加算器8
14には保持回路71によつて保持されている演
奏音要素が抵抗812を介して与えられているた
め、加算器814は演奏音要素と補正電圧とを加
算してシンセサイザ回路9に与える。演奏者は捕
正された演奏音要素を所望の演奏音要素であるか
否かを耳で聞き、可変抵抗器R11を調整して所
望の演奏音要素となるように補正する。同様にし
て、補正スイツチS22を操作したときには加算
回路82のゲート(図示せず)が開かれ、補正用
可変抵抗器(図示せず)によつて設定されている
補正電圧が保持回路72に保持されている演奏音
要素に加算されてシンセサイザ回路9に与えられ
る。以下、同様にして、補正スイツチS23ない
しS2nを操作したときには、加算回路83ない
し8nによつて所望の補正電圧が保持回路73な
いし7nに保持されている演奏音要素に加算され
てシンセサイザ回路9に与えられらる。
次に、演奏者がRAM4に記憶されている演奏
音要素を変更したい場合には、書込スイツチS1
を操作する。応じて、アドレス制御回路10は書
込信号Wを導出してゲートG1を開く。このと
き、読出信号Rは導出されないため、データセレ
クタ3は、その入力がA−D変換回路2側に切換
えられている。ゲートG1が開かれたことによつ
て、たとえば可変抵抗器R1を操作して設定した
設定電圧がアドレスデータに基づいてマルチプレ
クサ1からA−D変換回路2に与えられる。A−
D変換回路2は演奏音要素としてのアナログ情報
をデイジタル情報に変換し、ゲートG1を介して
RAM4の可変抵抗器R1に対応する記憶領域に
記憶させる。同様にして、可変抵抗器R2ないし
Rnによつて設定した演奏音要素としての電圧値
がマルチプレクサ1、A−D変換回路2、ゲート
G1を介してRAM4に書込まれる。
音要素を変更したい場合には、書込スイツチS1
を操作する。応じて、アドレス制御回路10は書
込信号Wを導出してゲートG1を開く。このと
き、読出信号Rは導出されないため、データセレ
クタ3は、その入力がA−D変換回路2側に切換
えられている。ゲートG1が開かれたことによつ
て、たとえば可変抵抗器R1を操作して設定した
設定電圧がアドレスデータに基づいてマルチプレ
クサ1からA−D変換回路2に与えられる。A−
D変換回路2は演奏音要素としてのアナログ情報
をデイジタル情報に変換し、ゲートG1を介して
RAM4の可変抵抗器R1に対応する記憶領域に
記憶させる。同様にして、可変抵抗器R2ないし
Rnによつて設定した演奏音要素としての電圧値
がマルチプレクサ1、A−D変換回路2、ゲート
G1を介してRAM4に書込まれる。
この間、上述のデータセレクタ3はA−D変換
回路2からのデイジタル情報をD−A変換回路5
に送り込むので、前述の読出状態と同様にして、
各可変抵抗器R1ないしRnで設定された電圧
値、すなわち演奏音要素がシンセサイザ回路9に
与えられ、RAM4に書込まれた演奏音要素を耳
で聞くことができる。
回路2からのデイジタル情報をD−A変換回路5
に送り込むので、前述の読出状態と同様にして、
各可変抵抗器R1ないしRnで設定された電圧
値、すなわち演奏音要素がシンセサイザ回路9に
与えられ、RAM4に書込まれた演奏音要素を耳
で聞くことができる。
また、可変抵抗器R11を負の電源側に設定す
ることによつて、加算器814には負の補正電圧
が与れられるため、RAM4から読出される演奏
音要素の電圧値を減少させる方向に補正すること
も可能である。したがつて、この実施例によれば
RAM4から読出される演奏音要素を増減して補
正することができ、演奏者は自分の好みにあつた
演奏音要素を自由に発生させることができるとい
う利点がある。
ることによつて、加算器814には負の補正電圧
が与れられるため、RAM4から読出される演奏
音要素の電圧値を減少させる方向に補正すること
も可能である。したがつて、この実施例によれば
RAM4から読出される演奏音要素を増減して補
正することができ、演奏者は自分の好みにあつた
演奏音要素を自由に発生させることができるとい
う利点がある。
また、可変抵抗器R11の中点を接地している
ことにより演奏音要素の補正が不要な場合には、
可変抵抗器R11を中点に設定しておくことにつ
よつて、加算器814には補正電圧が与えられな
いため、RAM4からの演奏音要素を補正するこ
となく導出することが可能になる。
ことにより演奏音要素の補正が不要な場合には、
可変抵抗器R11を中点に設定しておくことにつ
よつて、加算器814には補正電圧が与えられな
いため、RAM4からの演奏音要素を補正するこ
となく導出することが可能になる。
なお、上述の実施例では可変抵抗器R11に正
負の電圧を印加するとともに中点を接地して、正
負の補正電圧を加算するようにしたが、正の電圧
のみを加算して補正するようにしてもよい。この
場合は、可変抵抗器の一方端を接地し、他方端に
正の電圧を印加する。
負の電圧を印加するとともに中点を接地して、正
負の補正電圧を加算するようにしたが、正の電圧
のみを加算して補正するようにしてもよい。この
場合は、可変抵抗器の一方端を接地し、他方端に
正の電圧を印加する。
また、上述の実施例では、記憶手段として
RAM4を用いて、RAM4から読出された演奏音
要素に加算回路81ないし8nによつて補正電圧
を加算するとともに、可変抵抗器R1ないしRn
によつて設定した演奏音要素をRAM4に書込み
可能にしたが、単に記憶手段から読出した演奏音
要素を補正するようにしてもよい。すなわち、前
述の可変抵抗器R1ないしRn、マルチプレクサ
1、A−D変換回路2、ゲートG1、データセレ
クタ3を用いることなくリードオンリメモリを設
け、このリードオンリメモリには予め複数の演奏
音要素を記憶しておき、アドレス制御回路10か
らアドレスデータが与えられる毎に演奏音要素を
読出してD−A変換回路5に与えるようにする。
RAM4を用いて、RAM4から読出された演奏音
要素に加算回路81ないし8nによつて補正電圧
を加算するとともに、可変抵抗器R1ないしRn
によつて設定した演奏音要素をRAM4に書込み
可能にしたが、単に記憶手段から読出した演奏音
要素を補正するようにしてもよい。すなわち、前
述の可変抵抗器R1ないしRn、マルチプレクサ
1、A−D変換回路2、ゲートG1、データセレ
クタ3を用いることなくリードオンリメモリを設
け、このリードオンリメモリには予め複数の演奏
音要素を記憶しておき、アドレス制御回路10か
らアドレスデータが与えられる毎に演奏音要素を
読出してD−A変換回路5に与えるようにする。
以上のように、この考案によれば、電圧設定手
段を操作して補正電圧を設定し、かつ補正スイツ
チを操作するだけで記憶手段に記憶している演奏
音要素に、電圧設定手段によつて設定した補正値
を加算するようにしているため、比較的簡単な構
成でありかつ簡単な操作で演奏音要素を補正する
ことができ、演奏中曲想に応じて、予め設定され
た補正状態に演奏音要素を即時変更することがで
きる。
段を操作して補正電圧を設定し、かつ補正スイツ
チを操作するだけで記憶手段に記憶している演奏
音要素に、電圧設定手段によつて設定した補正値
を加算するようにしているため、比較的簡単な構
成でありかつ簡単な操作で演奏音要素を補正する
ことができ、演奏中曲想に応じて、予め設定され
た補正状態に演奏音要素を即時変更することがで
きる。
図面はこの考案の一実施例のブロツク図であ
る。図において、1はマルチプレクサ、2はA−
D変換回路、3はデータセレクタ、4は記憶手段
(RAM)、5はD−A変換回路、6はデイマルチ
プレクサ、7は保持回路、8は加算回路、10は
アドレス制御回路、11は操作盤、S1は書込ス
イツチ、S11ないしS1nは読出スイツチ、S
21ないしS2nは補正スイツチ、R1ないし
Rn,R11は可変抵抗器を示す。
る。図において、1はマルチプレクサ、2はA−
D変換回路、3はデータセレクタ、4は記憶手段
(RAM)、5はD−A変換回路、6はデイマルチ
プレクサ、7は保持回路、8は加算回路、10は
アドレス制御回路、11は操作盤、S1は書込ス
イツチ、S11ないしS1nは読出スイツチ、S
21ないしS2nは補正スイツチ、R1ないし
Rn,R11は可変抵抗器を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の演奏音要素をデイジタル情報で記憶し
ている記憶手段と、 前記記憶手段から読出される演奏音要素のデ
イジタル情報をアナログ情報に変換するデイジ
タル−アナログ変換手段と、 前記複数の演奏音要素に対応して設けられ、
かつ前記デイジタル−アナログ変換手段によつ
てアナログ情報に変換された演奏音要素をアナ
ログ信号として保持する演奏音要素発生手段と
を有する演奏音要素発生装置において、さらに 前記演奏音要素発生手段から導出される演奏
音要素を補正するための指令信号をそれぞれの
演奏音要素毎に対応して導出する複数の演奏音
要素補正指令手段、 前記複数の演奏音要素に対応して設けられ、
かつ該演奏音要素を補正するための補正電圧を
設定する電圧設定手段、 前記演奏音要素に対応して設けられ、かつ前
記電圧設定手段によつて設定された設定電圧が
与えられ、前記演奏音要素補正指令手段からの
指令信号に応じてゲートを開き、当該設定電圧
を導出するゲート手段、および 前記演奏音要素に対応して複数設けられ、か
つ前記ゲート手段から与えられる設定電圧を、
対応する演奏音要素発生手段出力に加算して前
記記憶手段から読出される演奏音要素を補正す
る加算手段を備えた電子楽器の演奏音要素発生
装置。 (2) 前記設定電圧手段は、一方側に調整すること
により正の設定電圧を導出し、他方側に調整す
ることにより負の設定電圧を導出し、さらに中
央部に設定することによつて0電位の設定電圧
を導出するようにしたことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載の電子楽器の演奏
音要素発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979005510U JPS6137034Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979005510U JPS6137034Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55105495U JPS55105495U (ja) | 1980-07-23 |
| JPS6137034Y2 true JPS6137034Y2 (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=28811445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979005510U Expired JPS6137034Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6137034Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6232314Y2 (ja) * | 1981-05-22 | 1987-08-18 | ||
| JPH0782329B2 (ja) * | 1985-07-17 | 1995-09-06 | カシオ計算機株式会社 | 波形読み出し装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS599260U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
-
1979
- 1979-01-18 JP JP1979005510U patent/JPS6137034Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55105495U (ja) | 1980-07-23 |
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