JPH0631951A - 感熱プリンタ - Google Patents
感熱プリンタInfo
- Publication number
- JPH0631951A JPH0631951A JP21212492A JP21212492A JPH0631951A JP H0631951 A JPH0631951 A JP H0631951A JP 21212492 A JP21212492 A JP 21212492A JP 21212492 A JP21212492 A JP 21212492A JP H0631951 A JPH0631951 A JP H0631951A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print head
- speed
- carrying
- heat
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不安定な電源を使用している場合でも安定し
た印字品位が得られるようにする。 【構成】 電圧計４は電源６から印字ヘッドに供給され
る電気量を測定し、その測定値を熱量制御機構５に送出
する。熱量制御機構５では制御部７によって電圧計４の
測定値を基に電圧対搬送速度対応表８を検索し、その測
定値における最適な搬送速度を選択し、その搬送速度を
搬送速度制御回路９に送出する。搬送速度制御回路９は
搬送用モータ１０を制御し、感熱紙の搬送速度が制御部
７から与えられた搬送速度となるようにする。
た印字品位が得られるようにする。 【構成】 電圧計４は電源６から印字ヘッドに供給され
る電気量を測定し、その測定値を熱量制御機構５に送出
する。熱量制御機構５では制御部７によって電圧計４の
測定値を基に電圧対搬送速度対応表８を検索し、その測
定値における最適な搬送速度を選択し、その搬送速度を
搬送速度制御回路９に送出する。搬送速度制御回路９は
搬送用モータ１０を制御し、感熱紙の搬送速度が制御部
７から与えられた搬送速度となるようにする。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は感熱プリンタに関する。
【０００２】
【従来技術】従来、感熱プリンタにおいては、一定速度
で印字用紙を送り出す搬送機構と、感熱作用によって発
色または転写する媒体と、印字に必要な熱量を印加する
印字ヘッドとを有している。この感熱プリンタでは印字
ヘッドに電気力による熱発生エネルギを与え、印字ヘッ
ドで熱を発生させることによって感熱作用を起こして印
字用紙に印字を行っている。
で印字用紙を送り出す搬送機構と、感熱作用によって発
色または転写する媒体と、印字に必要な熱量を印加する
印字ヘッドとを有している。この感熱プリンタでは印字
ヘッドに電気力による熱発生エネルギを与え、印字ヘッ
ドで熱を発生させることによって感熱作用を起こして印
字用紙に印字を行っている。
【０００３】このような従来の感熱プリンタでは、一般
に電源の供給能力が不安定な場合、印加する熱量が変化
するにもかかわらず、一定速度で印字用紙を搬送してい
るので、印字濃度が変化するという問題がある。特に、
電池などの不安定な電源を使用している場合、安定した
印字品位が得られないという問題がある。
に電源の供給能力が不安定な場合、印加する熱量が変化
するにもかかわらず、一定速度で印字用紙を搬送してい
るので、印字濃度が変化するという問題がある。特に、
電池などの不安定な電源を使用している場合、安定した
印字品位が得られないという問題がある。
【０００４】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、不安定な電源を使用し
ている場合でも安定した印字品位を得ることができる感
熱プリンタの提供を目的とする。
点を除去すべくなされたもので、不安定な電源を使用し
ている場合でも安定した印字品位を得ることができる感
熱プリンタの提供を目的とする。
【０００５】
【発明の構成】本発明による感熱プリンタは、印字ヘッ
ドに供給される電気量を測定する測定手段と、前記測定
手段の測定結果に応じて前記印字ヘッドと印字用紙との
接触時間を可変制御する制御手段とを有することを特徴
とする。
ドに供給される電気量を測定する測定手段と、前記測定
手段の測定結果に応じて前記印字ヘッドと印字用紙との
接触時間を可変制御する制御手段とを有することを特徴
とする。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、感熱紙３は搬送用ローラ１の回転によ
って印字ヘッド２に接触しながら搬送される。印字ヘッ
ド２は感熱紙３上に１行分の印字を一度に行い、印字ヘ
ッド２と感熱紙３との接触時間は感熱紙３の搬送速度に
応じて変化するようになっている。
る。図において、感熱紙３は搬送用ローラ１の回転によ
って印字ヘッド２に接触しながら搬送される。印字ヘッ
ド２は感熱紙３上に１行分の印字を一度に行い、印字ヘ
ッド２と感熱紙３との接触時間は感熱紙３の搬送速度に
応じて変化するようになっている。
【０００８】この場合、印字ヘッド２に予め計算された
一定時間、一定熱量を与えることによって、感熱紙３が
発色するために必要とする熱を感熱紙３に伝達（印加）
して印字することができる。
一定時間、一定熱量を与えることによって、感熱紙３が
発色するために必要とする熱を感熱紙３に伝達（印加）
して印字することができる。
【０００９】通常、感熱紙３の発色は熱によるため、印
字ヘッド２に供給される電気量が変化すると、印字ヘッ
ド２で発生する熱量も変化する。そのため、一定速度で
感熱紙３を搬送した場合、単位面積当りに加えられる熱
量が変化し、印字濃度が変化してしまう。
字ヘッド２に供給される電気量が変化すると、印字ヘッ
ド２で発生する熱量も変化する。そのため、一定速度で
感熱紙３を搬送した場合、単位面積当りに加えられる熱
量が変化し、印字濃度が変化してしまう。
【００１０】この問題を解決するために、本実施例では
電圧計４を印字ヘッド２と電源６との間に設置し、電圧
計４によって電源６から印字ヘッド２に供給される電気
量を測定し、その測定値を熱量制御機構５に送出してい
る。
電圧計４を印字ヘッド２と電源６との間に設置し、電圧
計４によって電源６から印字ヘッド２に供給される電気
量を測定し、その測定値を熱量制御機構５に送出してい
る。
【００１１】熱量制御機構５では電圧計４によって測定
された印字ヘッド２の印字時の電圧に応じて、必要かつ
十分な熱量が感熱紙３に印加されるように感熱紙３の搬
送速度を制御する。これによって、感熱紙３においては
常に最適な発色による良好な印字品位を保つことができ
る。
された印字ヘッド２の印字時の電圧に応じて、必要かつ
十分な熱量が感熱紙３に印加されるように感熱紙３の搬
送速度を制御する。これによって、感熱紙３においては
常に最適な発色による良好な印字品位を保つことができ
る。
【００１２】図２は本発明の一実施例による熱量制御機
構の構成を示す図である。図において、電圧計４は電源
６から印字ヘッド２に供給される電気量を測定し、その
測定値を熱量制御機構５の制御部７に送出する。制御部
７は電圧計４の測定値を基に電圧対搬送速度対応表（以
下対応表とする）８を検索し、その測定値における最適
な搬送速度を選択する。
構の構成を示す図である。図において、電圧計４は電源
６から印字ヘッド２に供給される電気量を測定し、その
測定値を熱量制御機構５の制御部７に送出する。制御部
７は電圧計４の測定値を基に電圧対搬送速度対応表（以
下対応表とする）８を検索し、その測定値における最適
な搬送速度を選択する。
【００１３】ここで、対応表８には電源６から印字ヘッ
ド２に供給される電気量と、その電気量によって必要か
つ十分な熱量を得るために必要な感熱紙３の搬送速度と
が対応付けられて格納されている。この搬送速度は実験
などによって予め算出されており、電源６から印字ヘッ
ド２に供給される電気量が低下すると遅くなり、電気量
が増加すると速くなるようになっている。
ド２に供給される電気量と、その電気量によって必要か
つ十分な熱量を得るために必要な感熱紙３の搬送速度と
が対応付けられて格納されている。この搬送速度は実験
などによって予め算出されており、電源６から印字ヘッ
ド２に供給される電気量が低下すると遅くなり、電気量
が増加すると速くなるようになっている。
【００１４】制御部７は対応表８から得た搬送速度を搬
送速度制御回路９に送出する。搬送速度制御回路９は搬
送用モータ１０を制御し、感熱紙３の搬送速度が制御部
７から与えられた搬送速度となるようにする。これによ
って、感熱紙３の搬送速度が印字ヘッド２に供給される
電気量における最適な速度となるので、感熱紙３に適正
な熱量を印加することができる。
送速度制御回路９に送出する。搬送速度制御回路９は搬
送用モータ１０を制御し、感熱紙３の搬送速度が制御部
７から与えられた搬送速度となるようにする。これによ
って、感熱紙３の搬送速度が印字ヘッド２に供給される
電気量における最適な速度となるので、感熱紙３に適正
な熱量を印加することができる。
【００１５】このように、電源６から印字ヘッド２に供
給される電気量を電圧計４で測定し、その測定結果に応
じて感熱紙３の搬送速度を制御して印字ヘッド２と感熱
紙３との接触時間を可変制御することによって、印字ヘ
ッド２への供給電気量の変化に対応し、最適な印字濃度
を得ることができる。よって、不安定な電源を使用して
いる場合でも安定した印字品位を得ることができる。
給される電気量を電圧計４で測定し、その測定結果に応
じて感熱紙３の搬送速度を制御して印字ヘッド２と感熱
紙３との接触時間を可変制御することによって、印字ヘ
ッド２への供給電気量の変化に対応し、最適な印字濃度
を得ることができる。よって、不安定な電源を使用して
いる場合でも安定した印字品位を得ることができる。
【００１６】特に、電池を電源とする場合、電池の放電
特性にかかわらず、常に安定した印字品位を得られるだ
けでなく、電池の終止電圧まで使用できるので、効率よ
く印字を行うことができる。
特性にかかわらず、常に安定した印字品位を得られるだ
けでなく、電池の終止電圧まで使用できるので、効率よ
く印字を行うことができる。
【００１７】尚、本発明の一実施例では感熱紙３を用い
た場合について説明したが、印字ヘッド２の発熱によっ
てインクリボンのインクを印字用紙上に転写するような
機構にも適用することができる。
た場合について説明したが、印字ヘッド２の発熱によっ
てインクリボンのインクを印字用紙上に転写するような
機構にも適用することができる。
【００１８】また、本発明の一実施例では印字ヘッド２
によって感熱紙３上に１行分の印字が一度に行われるラ
インプリンタについて説明したが、印字ヘッド２の移動
によって感熱紙３上に印字を行うシリアルプリンタにも
適用できることは明白であり、これらに限定されない。
このシリアルプリンタの場合、印字ヘッド２への供給電
気量の変化に応じて印字ヘッド２の移動速度を可変する
ことで、上記と同様の効果を得ることができる。
によって感熱紙３上に１行分の印字が一度に行われるラ
インプリンタについて説明したが、印字ヘッド２の移動
によって感熱紙３上に印字を行うシリアルプリンタにも
適用できることは明白であり、これらに限定されない。
このシリアルプリンタの場合、印字ヘッド２への供給電
気量の変化に応じて印字ヘッド２の移動速度を可変する
ことで、上記と同様の効果を得ることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
字ヘッドに供給される電気量を測定し、その測定結果に
応じて印字ヘッドと印字用紙との接触時間を可変制御す
ることによって、不安定な電源を使用している場合でも
安定した印字品位を得ることができるという効果があ
る。
字ヘッドに供給される電気量を測定し、その測定結果に
応じて印字ヘッドと印字用紙との接触時間を可変制御す
ることによって、不安定な電源を使用している場合でも
安定した印字品位を得ることができるという効果があ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図２】本発明の一実施例による熱量制御機構の構成を
示す図である。
示す図である。
２ 印字ヘッド ３ 感熱紙 ４ 電圧計 ５ 熱量制御機構 ６ 電源 ８ 電圧対搬送速度対応表 ９ 搬送速度制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 25/304 Ｂ４１Ｊ 3/20 １１５ Ｂ 25/30 Ｕ
Claims (3)
- 【請求項１】 印字ヘッドに供給される電気量を測定す
る測定手段と、前記測定手段の測定結果に応じて前記印
字ヘッドと印字用紙との接触時間を可変制御する制御手
段とを有することを特徴とする感熱プリンタ。 - 【請求項２】 前記測定手段の測定結果に応じて前記印
字用紙の搬送速度を制御して前記印字ヘッドと前記印字
用紙との接触時間を可変するようにしたことを特徴とす
る請求項１記載の感熱プリンタ。 - 【請求項３】 前記測定手段の測定結果に応じて前記印
字ヘッドの移動速度を制御して前記印字ヘッドと前記印
字用紙との接触時間を可変するようにしたことを特徴と
する請求項１記載の感熱プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21212492A JPH0631951A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 感熱プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21212492A JPH0631951A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 感熱プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631951A true JPH0631951A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16617285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21212492A Pending JPH0631951A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 感熱プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631951A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101251644B1 (ko) * | 2005-03-16 | 2013-04-05 | 소니 주식회사 | 서멀 헤드 프린터 및 서멀 헤드 프린터의 인화 방법 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52109945A (en) * | 1975-11-06 | 1977-09-14 | Seiko Epson Corp | Voltage compensation control system for thermal printer |
| JPS57146677A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-10 | Canon Inc | Thermal printer |
| JPH054402A (ja) * | 1991-01-18 | 1993-01-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | プリンタの印字制御方法 |
| JPH0516411A (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | Tokyo Electric Co Ltd | サーマルプリンタ |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP21212492A patent/JPH0631951A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52109945A (en) * | 1975-11-06 | 1977-09-14 | Seiko Epson Corp | Voltage compensation control system for thermal printer |
| JPS57146677A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-10 | Canon Inc | Thermal printer |
| JPH054402A (ja) * | 1991-01-18 | 1993-01-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | プリンタの印字制御方法 |
| JPH0516411A (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | Tokyo Electric Co Ltd | サーマルプリンタ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101251644B1 (ko) * | 2005-03-16 | 2013-04-05 | 소니 주식회사 | 서멀 헤드 프린터 및 서멀 헤드 프린터의 인화 방법 |
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