JPH0631937Y2 - 歯ブラシ - Google Patents
歯ブラシInfo
- Publication number
- JPH0631937Y2 JPH0631937Y2 JP1988068083U JP6808388U JPH0631937Y2 JP H0631937 Y2 JPH0631937 Y2 JP H0631937Y2 JP 1988068083 U JP1988068083 U JP 1988068083U JP 6808388 U JP6808388 U JP 6808388U JP H0631937 Y2 JPH0631937 Y2 JP H0631937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extension
- width
- neck
- toothbrush
- lower side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Brushes (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は、歯みがき及び歯ぐきのマッサージに使用する
ための歯ブラシに関する。
ための歯ブラシに関する。
最近、歯科専門家によって、バス法、スクラッビング法
と称する方法で、歯の表面や、歯と歯ぐきの間の歯こう
ができ易い部分をみがくことが推奨されている。このよ
うな方法で歯をみがく場合、歯や歯ぐきに対してブラシ
を強く押しつけることは適切ではなく、むしろ軽くあて
て、こまかな振動を与えることにより歯こうを除去する
ことを主眼としている。
と称する方法で、歯の表面や、歯と歯ぐきの間の歯こう
ができ易い部分をみがくことが推奨されている。このよ
うな方法で歯をみがく場合、歯や歯ぐきに対してブラシ
を強く押しつけることは適切ではなく、むしろ軽くあて
て、こまかな振動を与えることにより歯こうを除去する
ことを主眼としている。
バス法、スクラッビング法で歯をみがく場合には、通常
ペングリップ法と称する方法で歯ブラシを把持するが、
また別の把持法も採用されている。
ペングリップ法と称する方法で歯ブラシを把持するが、
また別の把持法も採用されている。
更に、歯の咬合面等をみがく場合には、その使用目的に
応じた種々の把持法を採用するのが好ましい。
応じた種々の把持法を採用するのが好ましい。
本考案は、ペングリップ法による歯ブラシを把持を容易
にすると共に、バス法、スクラッビング法のための別の
把持法も可能とし、更に歯の咬合面等をみがく場合に
も、その使用目的に応じて種々の把持法が可能であり、
従って使用時に効率よく動かすことができる歯ブラシを
提供することを目的とする。
にすると共に、バス法、スクラッビング法のための別の
把持法も可能とし、更に歯の咬合面等をみがく場合に
も、その使用目的に応じて種々の把持法が可能であり、
従って使用時に効率よく動かすことができる歯ブラシを
提供することを目的とする。
考案の構成 本考案の歯ブラシは、ブラシ部と柄部とからなり、柄部
はブラシ部に続く頸部、ブラシ部から遠い延長部及び頸
部と延長部とを連結する中間部からなり、中間部の縦巾
は頸部及び延長部の縦巾よりも実質的に大きく、中間部
の最大縦巾は頸部の最小縦巾の少なくとも2倍でありか
つ延長部の最小縦巾の少なくとも1.5倍であり、延長
部の横巾は頸部の横巾よりも実質的に大きく、延長部の
最大横巾は頸部の最小横巾の少なくとも1.5倍であ
り、中間部の上辺と延長部の上辺とは中間部の上辺から
斜め下方に延びる傾斜面を介して連なっており、中間部
の下辺と延長部の下辺とは中間部の下辺から斜め上方に
延びる傾斜面を介して連なっており、中間部の両側辺は
実質的に平坦である、ことを特徴とする。
はブラシ部に続く頸部、ブラシ部から遠い延長部及び頸
部と延長部とを連結する中間部からなり、中間部の縦巾
は頸部及び延長部の縦巾よりも実質的に大きく、中間部
の最大縦巾は頸部の最小縦巾の少なくとも2倍でありか
つ延長部の最小縦巾の少なくとも1.5倍であり、延長
部の横巾は頸部の横巾よりも実質的に大きく、延長部の
最大横巾は頸部の最小横巾の少なくとも1.5倍であ
り、中間部の上辺と延長部の上辺とは中間部の上辺から
斜め下方に延びる傾斜面を介して連なっており、中間部
の下辺と延長部の下辺とは中間部の下辺から斜め上方に
延びる傾斜面を介して連なっており、中間部の両側辺は
実質的に平坦である、ことを特徴とする。
本明細書において、上辺、下辺、縦巾、横巾とは、いず
れもブラシ部の剛毛の先端を下に向けて置いた場合につ
いて定義されるものである。即ち、剛毛の先端を下に向
けて置いた場合に、上側に見える辺を上辺、下側に見え
る辺を下辺といい、そして上辺と下辺との間の距離を縦
巾という。また、上辺と下辺とによって挟まれている横
の辺を側辺といい、そして両方の側辺間の距離を横巾と
いう。
れもブラシ部の剛毛の先端を下に向けて置いた場合につ
いて定義されるものである。即ち、剛毛の先端を下に向
けて置いた場合に、上側に見える辺を上辺、下側に見え
る辺を下辺といい、そして上辺と下辺との間の距離を縦
巾という。また、上辺と下辺とによって挟まれている横
の辺を側辺といい、そして両方の側辺間の距離を横巾と
いう。
本考案の歯ブラシは、ブラシ部と柄部とからなるが、特
にその柄部に特徴を有するものである。柄部は、ブラシ
部に続く頸部と、頸部に続く中間部と、中間部に続く延
長部を有する。柄部の中間部の縦巾は頸部及び延長部の
縦巾よりも実質的に大きく、その最大縦巾は頸部の最小
縦巾の少なくとも2倍でありかつ延長部の最小縦巾の少
なくとも1.5倍である。また柄の延長部の横巾は頸部
の横巾よりも実質的に大きく、その最大横巾は頸部の最
小横巾の少なくとも1.5倍である。更に、柄の中間部
の上辺と延長部の上辺は中間部の上辺から下方斜めに延
びる傾斜面を介して連なっており、そして中間部の下辺
の延長部の下辺は中間部の下辺から斜め上方に延びる傾
斜面を介して連なっている。更に、中間部の両側辺は実
質的に平坦である。
にその柄部に特徴を有するものである。柄部は、ブラシ
部に続く頸部と、頸部に続く中間部と、中間部に続く延
長部を有する。柄部の中間部の縦巾は頸部及び延長部の
縦巾よりも実質的に大きく、その最大縦巾は頸部の最小
縦巾の少なくとも2倍でありかつ延長部の最小縦巾の少
なくとも1.5倍である。また柄の延長部の横巾は頸部
の横巾よりも実質的に大きく、その最大横巾は頸部の最
小横巾の少なくとも1.5倍である。更に、柄の中間部
の上辺と延長部の上辺は中間部の上辺から下方斜めに延
びる傾斜面を介して連なっており、そして中間部の下辺
の延長部の下辺は中間部の下辺から斜め上方に延びる傾
斜面を介して連なっている。更に、中間部の両側辺は実
質的に平坦である。
本考案の歯ブラシの一つの使用法においては、人差し指
を柄の中間部の一つの側辺上にのせ、親指を中間部の下
辺と延長部の下辺との間にある傾斜面にあてがい、中指
を中間部の上辺と延長部の上辺との間にある傾斜面にあ
てがうことによって歯ブラシを把持する。又逆に、親指
を中間部の上辺と延長部の上辺との間にある傾斜面にあ
てがい、中指を中間部の下辺と延長部の下辺との間にあ
る傾斜面あてがい、人差し指を中間部の一つの側辺上に
のせるという把持法も採用される。かかる2つの把持法
を「ペングリップ法」と称する。前述のように、ペング
リップ把持法は、バス法、スクラッビング法で歯をみが
く際に使用される。
を柄の中間部の一つの側辺上にのせ、親指を中間部の下
辺と延長部の下辺との間にある傾斜面にあてがい、中指
を中間部の上辺と延長部の上辺との間にある傾斜面にあ
てがうことによって歯ブラシを把持する。又逆に、親指
を中間部の上辺と延長部の上辺との間にある傾斜面にあ
てがい、中指を中間部の下辺と延長部の下辺との間にあ
る傾斜面あてがい、人差し指を中間部の一つの側辺上に
のせるという把持法も採用される。かかる2つの把持法
を「ペングリップ法」と称する。前述のように、ペング
リップ把持法は、バス法、スクラッビング法で歯をみが
く際に使用される。
中間部の上辺と延長部の上辺との間にある傾斜面が中間
部の上辺から下辺斜めに傾斜しており、また中間部の下
辺と延長部の下辺との間にある傾斜面が中間部の下辺か
ら斜め上方に傾斜しているので、それらに親指又は中指
をあてがうのに都合がよい。かかるペングリップ法によ
る把持を一層確実にするために、上記二つの傾斜面を凹
の弯曲面とし、かつ弯曲面に摩擦用凹凸を設け、更に中
間部の側辺にも摩擦用凹凸を設けることが好ましい。
部の上辺から下辺斜めに傾斜しており、また中間部の下
辺と延長部の下辺との間にある傾斜面が中間部の下辺か
ら斜め上方に傾斜しているので、それらに親指又は中指
をあてがうのに都合がよい。かかるペングリップ法によ
る把持を一層確実にするために、上記二つの傾斜面を凹
の弯曲面とし、かつ弯曲面に摩擦用凹凸を設け、更に中
間部の側辺にも摩擦用凹凸を設けることが好ましい。
本考案の歯ブラシの今一つの使用法においては、柄の中
間部の一方の側辺に親指をあてがい、他方の側辺に人差
し指をあてがうことによって歯ブラシを把持する。この
場合、中間部の縦巾は、頸部及び延長部の縦巾より十分
に大きく、従って中間部の両側辺は十分大きい面積を有
しており、しかも中間部の両側辺は実質的に平坦である
ので、これら両側辺に親指及び人差し指を軽くあてがう
だけで安定した把持が達成される。また同時に他の指を
延長部にあてがうことによって把持を一層安定確実にす
るこどがてきる。中間部の両側辺に摩擦用凹凸が設けら
れるならば、把持が一層確実になる。
間部の一方の側辺に親指をあてがい、他方の側辺に人差
し指をあてがうことによって歯ブラシを把持する。この
場合、中間部の縦巾は、頸部及び延長部の縦巾より十分
に大きく、従って中間部の両側辺は十分大きい面積を有
しており、しかも中間部の両側辺は実質的に平坦である
ので、これら両側辺に親指及び人差し指を軽くあてがう
だけで安定した把持が達成される。また同時に他の指を
延長部にあてがうことによって把持を一層安定確実にす
るこどがてきる。中間部の両側辺に摩擦用凹凸が設けら
れるならば、把持が一層確実になる。
このような歯ブラシの把持法は、バス法、スクラッビン
グ法で歯の表面、裏面及び歯間の溝をみがく場合に使用
される。
グ法で歯の表面、裏面及び歯間の溝をみがく場合に使用
される。
本考案の歯ブラシの更に一つの使用法においては、柄の
中間部の下辺と延長部の下辺との間にある傾斜面に親指
又は人差し指をあてがい、中間部の上辺と延長部の上辺
との間にある傾斜面に人差し指又は親指をあてがい、か
つその他の指によって大きい横巾の延長部を握るという
把持法が採用される。かかる把持法によって歯ブラシを
強く確実に保持することができる。上述のように、上記
二つの傾斜面を凹の弯曲面とし、かつ弯曲面に摩擦用凹
凸を設けることによって把持を一層確実にすることがで
きる。更に、柄の延長部のほぼ中間位置に横方向にふく
らみを設けるならば、一層確実な把持が達成される。
中間部の下辺と延長部の下辺との間にある傾斜面に親指
又は人差し指をあてがい、中間部の上辺と延長部の上辺
との間にある傾斜面に人差し指又は親指をあてがい、か
つその他の指によって大きい横巾の延長部を握るという
把持法が採用される。かかる把持法によって歯ブラシを
強く確実に保持することができる。上述のように、上記
二つの傾斜面を凹の弯曲面とし、かつ弯曲面に摩擦用凹
凸を設けることによって把持を一層確実にすることがで
きる。更に、柄の延長部のほぼ中間位置に横方向にふく
らみを設けるならば、一層確実な把持が達成される。
このような歯ブラシの把持法は特に歯の咬合面をみがく
ときに使用される。
ときに使用される。
実施例 次に、本考案の好適具体例を図面を参照して説明する。
第1図、第2図において、ブラシ部Aと柄部Bとからな
る本考案の歯ブラシの一例が示されている。ブラシ部A
は従来の歯ブラシと同様に、植毛基板21と、植毛基板
上に束状に植毛された剛毛22とからなっている。柄部
Bは、ブラシ部Aに続く頸部1と、頸部1に続く中間部
3と、中間部3に続く延長部2を有する。
る本考案の歯ブラシの一例が示されている。ブラシ部A
は従来の歯ブラシと同様に、植毛基板21と、植毛基板
上に束状に植毛された剛毛22とからなっている。柄部
Bは、ブラシ部Aに続く頸部1と、頸部1に続く中間部
3と、中間部3に続く延長部2を有する。
中間部3の縦巾は、頸部1の縦巾及び延長部2の縦巾よ
りも大きい。本例では中間部3の最大縦巾L3は、頸部
1の最小縦巾L1の約2.8倍であり、かつ延長部2の
最小縦巾L2の約2.4倍である。頸部1及び延長部2
の縦巾は、中間部3との接続部を除いてはほぼ一様にな
っている。頸部1の下辺と中間部3の大部分の下辺11
とは一直線に連なっており、そして中間部の下辺は下に
凹の弯曲部9を経て延長部2の下辺8に連なっている。
中間部3の上辺7は、頸部1との接続部から上に凸の弯
曲を画いて延びており、次いで上に凹の弯曲部6とな
り、延長部2の上辺5に連なっている。
りも大きい。本例では中間部3の最大縦巾L3は、頸部
1の最小縦巾L1の約2.8倍であり、かつ延長部2の
最小縦巾L2の約2.4倍である。頸部1及び延長部2
の縦巾は、中間部3との接続部を除いてはほぼ一様にな
っている。頸部1の下辺と中間部3の大部分の下辺11
とは一直線に連なっており、そして中間部の下辺は下に
凹の弯曲部9を経て延長部2の下辺8に連なっている。
中間部3の上辺7は、頸部1との接続部から上に凸の弯
曲を画いて延びており、次いで上に凹の弯曲部6とな
り、延長部2の上辺5に連なっている。
頸部1の横巾は、ブラシ部Aに近い端部から中間部3の
方向に次第に増大しており、また中間部3の横巾も頸部
1に近い端部から延長部2に向って次第に増大してい
る。延長部2の両側辺14、15で示される横巾は、中
間部3に近い端部から、延長部の中間稍中間部寄りの地
点まで次第に増大して最大巾W2となり、その地点から
遠端部まで凹の弯曲を画いて延びている。延長部2の最
大横巾W2は頸部1の最小横巾W1の約3倍になってい
る。また、中間部3の両側辺12及び13は、後述のよ
うに複数の凸部を有しているが、概して平坦である。
方向に次第に増大しており、また中間部3の横巾も頸部
1に近い端部から延長部2に向って次第に増大してい
る。延長部2の両側辺14、15で示される横巾は、中
間部3に近い端部から、延長部の中間稍中間部寄りの地
点まで次第に増大して最大巾W2となり、その地点から
遠端部まで凹の弯曲を画いて延びている。延長部2の最
大横巾W2は頸部1の最小横巾W1の約3倍になってい
る。また、中間部3の両側辺12及び13は、後述のよ
うに複数の凸部を有しているが、概して平坦である。
弯曲部6及び9には、把持の際の摩擦を増大するために
複数の突起16が設けられている。また中間部3の両側
辺12及び13にも、同じく摩擦増大のために、縦縞状
の複数の凸部17が設けられている。
複数の突起16が設けられている。また中間部3の両側
辺12及び13にも、同じく摩擦増大のために、縦縞状
の複数の凸部17が設けられている。
第1図、第2図に示す歯ブラシを使用する際には、中間
部3の側辺12上に人差し指をのせ、親指を弯曲面9に
あてがい、中指を弯曲面6にあてがうことによって把持
することができる(ペングリップ法)。弯曲面6及び9
が凹の弯曲面であり、かつ摩擦用凹凸が設けられてお
り、また中間部の側辺が概して平坦で十分に大きく、か
つ摩擦用凹凸が設けられているで、ペングリップ法によ
る把持が確実に行われる。
部3の側辺12上に人差し指をのせ、親指を弯曲面9に
あてがい、中指を弯曲面6にあてがうことによって把持
することができる(ペングリップ法)。弯曲面6及び9
が凹の弯曲面であり、かつ摩擦用凹凸が設けられてお
り、また中間部の側辺が概して平坦で十分に大きく、か
つ摩擦用凹凸が設けられているで、ペングリップ法によ
る把持が確実に行われる。
また、この歯ブラシは中間部3の両側辺12及び13に
夫々親指及び人差し指をあてがうことによってこれを把
持することができる。中間部3の側辺12及び13は概
して平坦で十分に大きく、かつ摩擦用凸部が設けられて
いるので、2本の指を軽くあてがうだけで歯ブラシを確
実に把持することができる。また同時の他の指で延長部
2の部分を握ることによって一層確実な把持が達成され
る。
夫々親指及び人差し指をあてがうことによってこれを把
持することができる。中間部3の側辺12及び13は概
して平坦で十分に大きく、かつ摩擦用凸部が設けられて
いるので、2本の指を軽くあてがうだけで歯ブラシを確
実に把持することができる。また同時の他の指で延長部
2の部分を握ることによって一層確実な把持が達成され
る。
更に、この歯ブラシは、弯曲面9に親指をあてがい、弯
曲面6に人差し指をあてがい、かつその他の指で延長部
2を握ることによって、強く確実に把持することができ
る。延長部2の横巾が十分に大きく、また弯曲面9及び
6は凹に弯曲しかつ突起16を有するために、かかる把
持が容易かつ確実なものになる。
曲面6に人差し指をあてがい、かつその他の指で延長部
2を握ることによって、強く確実に把持することができ
る。延長部2の横巾が十分に大きく、また弯曲面9及び
6は凹に弯曲しかつ突起16を有するために、かかる把
持が容易かつ確実なものになる。
第3図、第4図には、本考案の歯ブラシの今一つの具体
例が示されている。
例が示されている。
第1図、第2図に示す歯ブラシでは、頸部1の下辺と中
間部3の下辺の大部分とが一直線に連なっていたのに対
して、第3図、第4図に示す歯ブラシでは、中間部3の
下辺11は弯曲面を経て頸部1の下辺と連なっており、
そして下辺の弯曲面の形状は上辺の弯曲面の形状と軸線
Xに対してほぼ対称である。第3図、第4図の歯ブラシ
では、中間部3の最大縦巾L3は頸部1の最小縦巾L1
の約2.8倍である。また、第3図、第4図の歯ブラシ
では、延長部2の横巾は、中間部3に近い端部分から、
延長部の中間稍中間部寄りの地点まで次第に増大し、そ
の地点から遠端部までほぼ一様な巾で延びている。
間部3の下辺の大部分とが一直線に連なっていたのに対
して、第3図、第4図に示す歯ブラシでは、中間部3の
下辺11は弯曲面を経て頸部1の下辺と連なっており、
そして下辺の弯曲面の形状は上辺の弯曲面の形状と軸線
Xに対してほぼ対称である。第3図、第4図の歯ブラシ
では、中間部3の最大縦巾L3は頸部1の最小縦巾L1
の約2.8倍である。また、第3図、第4図の歯ブラシ
では、延長部2の横巾は、中間部3に近い端部分から、
延長部の中間稍中間部寄りの地点まで次第に増大し、そ
の地点から遠端部までほぼ一様な巾で延びている。
上記以外の点では、第3図、第4図に示す歯ブラシは、
第1図、第2図に示す歯ブラシと実質的に同じであり、
そしてその使用法も、第1図、第2図の歯ブラシとほぼ
同様である。
第1図、第2図に示す歯ブラシと実質的に同じであり、
そしてその使用法も、第1図、第2図の歯ブラシとほぼ
同様である。
考案の効果 以上述べたように、本考案の歯ブラシは、目的に応じ
て、柄の中間部3の一方の側辺に人差し指をのせ、中間
部3と延長部2の接続部の上辺及び下辺にある傾斜面6
及び9に親指又は中指をあてがうという把持法(ペング
リツプ法、第1の把持法)、柄の中間部3の一方の側辺
に親指をあてがい、他方の側辺に人差し指をあてがうと
いう把持法(第2の把持法)、柄の中間部3と延長部2
の接続部の上辺及び下辺にある傾斜面6及び9に夫々人
差し指及び親指をあてがい、かつその他の指で延長部2
を握るという把持法(第3の把持法)等、種々の方法で
把持することが可能である。中間部3の縦巾が頸部1の
縦巾及び延長部2の縦巾より大きくなっており、かつ中
間部の両側辺が平坦になっていることが、前記第1及び
第2の把持法に都合よく、中間部3の上辺、下辺が夫々
斜めに延びる傾斜面及び上方斜めに延びる傾斜面を介し
て延長部の上辺、下辺に連なっていることが、第1及び
第3の把持法にとって都合がよく、又延長部2の横巾が
頸部1の横巾より大きいことは第3の把持法にとって都
合がよい。
て、柄の中間部3の一方の側辺に人差し指をのせ、中間
部3と延長部2の接続部の上辺及び下辺にある傾斜面6
及び9に親指又は中指をあてがうという把持法(ペング
リツプ法、第1の把持法)、柄の中間部3の一方の側辺
に親指をあてがい、他方の側辺に人差し指をあてがうと
いう把持法(第2の把持法)、柄の中間部3と延長部2
の接続部の上辺及び下辺にある傾斜面6及び9に夫々人
差し指及び親指をあてがい、かつその他の指で延長部2
を握るという把持法(第3の把持法)等、種々の方法で
把持することが可能である。中間部3の縦巾が頸部1の
縦巾及び延長部2の縦巾より大きくなっており、かつ中
間部の両側辺が平坦になっていることが、前記第1及び
第2の把持法に都合よく、中間部3の上辺、下辺が夫々
斜めに延びる傾斜面及び上方斜めに延びる傾斜面を介し
て延長部の上辺、下辺に連なっていることが、第1及び
第3の把持法にとって都合がよく、又延長部2の横巾が
頸部1の横巾より大きいことは第3の把持法にとって都
合がよい。
かくして、本考案の歯ブラシは、使用目的に応じてその
把持法を変え、夫々の目的に従って効率よく動かすこと
ができる。
把持法を変え、夫々の目的に従って効率よく動かすこと
ができる。
第1図は、本考案の一実施例の歯ブラシの、植毛部を下
向きにして見た側面図であり、 第2図は、第1図の歯ブラシの、植毛部を上向きにして
見た平面図であり、 第3図は、本考案の今一つの実施例による歯ブラシの、
植毛部を下向きにして見た側面図であり、 第4図は、第3図の歯ブラシの、植毛部を上向きに見た
平面図である。 A:ブラシ部、B:柄部、 1:頸部、2:延長部、 3:中間部、5:延長部の上辺、 6:傾斜面、7:中間部の上辺、 8:延長部の下辺、9:傾斜面、 11:中間部の下辺
向きにして見た側面図であり、 第2図は、第1図の歯ブラシの、植毛部を上向きにして
見た平面図であり、 第3図は、本考案の今一つの実施例による歯ブラシの、
植毛部を下向きにして見た側面図であり、 第4図は、第3図の歯ブラシの、植毛部を上向きに見た
平面図である。 A:ブラシ部、B:柄部、 1:頸部、2:延長部、 3:中間部、5:延長部の上辺、 6:傾斜面、7:中間部の上辺、 8:延長部の下辺、9:傾斜面、 11:中間部の下辺
Claims (1)
- 【請求項1】ブラシ部Aと柄部Bとからなり、柄部Bは
ブラシ部Aに続く頸部1、ブラシ部から遠い延長部2及
び頸部と延長部とを連結する中間部3からなり、中間部
3の縦巾は頸部1及び延長部2の縦巾よりも実質的に大
きく、中間部3の最大縦巾L3は頸部1の最小縦巾L1
の少なくとも2倍でありかつ延長部2の最小縦巾L2の
少なくとも1.5倍であり、延長部2の横巾は頸部1の
横巾よりも実質的に大きく、延長部2の最大横巾W2は
頸部1の最小横巾W1の少なくとも1.5倍であり、中
間部の上辺7と延長部の上辺5とは中間部の上辺から斜
め下方に延びる傾斜面6を介して連なっており、中間部
の下辺11と延長部の下辺8とは中間部の下辺から斜め
上方に延びる傾斜面9を介して連なっており、中間部3
の両側辺12、13は実質的に平坦である、ことを特徴
とする歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988068083U JPH0631937Y2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988068083U JPH0631937Y2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 歯ブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171221U JPH01171221U (ja) | 1989-12-04 |
JPH0631937Y2 true JPH0631937Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31293410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988068083U Expired - Lifetime JPH0631937Y2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631937Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021078714A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 花王株式会社 | 歯ブラシ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5772934U (ja) * | 1980-10-24 | 1982-05-06 | ||
JPS59178124U (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-28 | 川端 彬彦 | 歯ブラシ |
NZ220681A (en) * | 1986-06-26 | 1989-12-21 | Johnson & Johnson Prod Inc | Toothbrush: handle has barrel-shaped grip portion |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP1988068083U patent/JPH0631937Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01171221U (ja) | 1989-12-04 |
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