JPH06319296A - パチスロ用ステップモータの制御方法 - Google Patents
パチスロ用ステップモータの制御方法Info
- Publication number
- JPH06319296A JPH06319296A JP10540293A JP10540293A JPH06319296A JP H06319296 A JPH06319296 A JP H06319296A JP 10540293 A JP10540293 A JP 10540293A JP 10540293 A JP10540293 A JP 10540293A JP H06319296 A JPH06319296 A JP H06319296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- motor
- rotation
- phase excitation
- excitation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はパチスロ用ステップモータの制御方
法に関し、特に、4相励磁によりステップ回転を停止さ
せた場合における回転戻りによる起動不安定状態を除去
することを特徴とする。 【構成】 本発明によるパチスロ用ステップモータの制
御方法は、4相励磁することによりステップ回転を停止
するようにしたパチスロ用ステップモータの制御方法に
おいて、前記4相励磁時の停止相(X)を基準とし、次の
起動相(Y)をステップ回転方向に進んだモータ相(B-C)か
ら駆動する構成である。
法に関し、特に、4相励磁によりステップ回転を停止さ
せた場合における回転戻りによる起動不安定状態を除去
することを特徴とする。 【構成】 本発明によるパチスロ用ステップモータの制
御方法は、4相励磁することによりステップ回転を停止
するようにしたパチスロ用ステップモータの制御方法に
おいて、前記4相励磁時の停止相(X)を基準とし、次の
起動相(Y)をステップ回転方向に進んだモータ相(B-C)か
ら駆動する構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチスロ用ステップモ
ータの制御方法に関し、特に、4相励磁によりステップ
回転を停止させた場合における回転戻りによる起動不安
定状態を除去するための新規な改良に関する。
ータの制御方法に関し、特に、4相励磁によりステップ
回転を停止させた場合における回転戻りによる起動不安
定状態を除去するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のパチスロ
用ステップモータの制御方法においては、一般に4相励
磁を行うことによりロータの回転を停止させ、ステップ
モータに接続されたパチスロ用のリール(例えば、21
の絵柄を有する)を停止させ、次に、1相もしくは2相
励磁によってステップ回転を行い、リールの回転を行う
ようにしていた。
用ステップモータの制御方法においては、一般に4相励
磁を行うことによりロータの回転を停止させ、ステップ
モータに接続されたパチスロ用のリール(例えば、21
の絵柄を有する)を停止させ、次に、1相もしくは2相
励磁によってステップ回転を行い、リールの回転を行う
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパチスロ用ステ
ップモータは、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、4相励磁をかけ
る時の相と次の起動時の相との間に一定な相数の間隔が
存在していなかった為、次のステップモータの起動時
に、回転不安定状態が発生していた。この状態は、図1
及び図2で示すように、A相で4相励磁をかけてB相の
位置に停止した場合、次に、D−A相で起動させると、
一瞬の間、ステップ回転方向と逆の方向にロータ及びリ
ールが回転し、次のA相で回転方向に回転しようとする
ため、ここで両方向の力が作用し合って、ロータ及びリ
ールが戻る方向に回転する回転不安定状態(通称、ビビ
リ現象と言われている)を発生し、脱調を生じることも
あった。
ップモータは、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、4相励磁をかけ
る時の相と次の起動時の相との間に一定な相数の間隔が
存在していなかった為、次のステップモータの起動時
に、回転不安定状態が発生していた。この状態は、図1
及び図2で示すように、A相で4相励磁をかけてB相の
位置に停止した場合、次に、D−A相で起動させると、
一瞬の間、ステップ回転方向と逆の方向にロータ及びリ
ールが回転し、次のA相で回転方向に回転しようとする
ため、ここで両方向の力が作用し合って、ロータ及びリ
ールが戻る方向に回転する回転不安定状態(通称、ビビ
リ現象と言われている)を発生し、脱調を生じることも
あった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、4相励磁によりステップ回
転を停止した場合における回転戻りによる回転不安定状
態を除去するようにしたパチスロ用ステップモータの制
御方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、4相励磁によりステップ回
転を停止した場合における回転戻りによる回転不安定状
態を除去するようにしたパチスロ用ステップモータの制
御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるパチスロ用
ステップモータの制御方法は、4相励磁することにより
ステップ回転を停止するようにしたパチスロ用ステップ
モータの制御方法において、前記4相励磁時の停止相を
基準とし、次の起動相をステップ回転方向に進んだモー
タ相から駆動する方法である。
ステップモータの制御方法は、4相励磁することにより
ステップ回転を停止するようにしたパチスロ用ステップ
モータの制御方法において、前記4相励磁時の停止相を
基準とし、次の起動相をステップ回転方向に進んだモー
タ相から駆動する方法である。
【0006】
【作用】本発明によるパチスロ用ステップモータの制御
方法においては、4相励磁することによりロータの回転
を停止させた時のモータ相と、起動させる時のモータ相
との間に一定の整数(n)の相数を有することにより、
4相励磁後のロータの回転は、ステップ回転方向におい
て少なくとも1ステップ角度進んだ位置から駆動するこ
とにより、ロータ及びリール駆動時の回転不安定状態
(ビビリ)を除去し、常にビビリのない安定したステッ
プ回転を行うことができる。
方法においては、4相励磁することによりロータの回転
を停止させた時のモータ相と、起動させる時のモータ相
との間に一定の整数(n)の相数を有することにより、
4相励磁後のロータの回転は、ステップ回転方向におい
て少なくとも1ステップ角度進んだ位置から駆動するこ
とにより、ロータ及びリール駆動時の回転不安定状態
(ビビリ)を除去し、常にビビリのない安定したステッ
プ回転を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるパチスロ用ス
テップモータの制御方法の好適な実施例について詳細に
説明する。図1はステップモータのモータ相を示す構成
図、図2はステップモータのロータに取り付けたリール
にモータ相を表した構成図である。
テップモータの制御方法の好適な実施例について詳細に
説明する。図1はステップモータのモータ相を示す構成
図、図2はステップモータのロータに取り付けたリール
にモータ相を表した構成図である。
【0008】図1において、ステップモータ1のステー
タ2に設けられたステータ巻線(図示せず)のモータ相
は、A、A−B、B、B−C、C、C−D、D及びD−
Aのように構成されており、この各モータ相A、A−
B、B、B−C、C、C−D、D及びD−Aをリール3
上にて表すと、図2に示す通りである。
タ2に設けられたステータ巻線(図示せず)のモータ相
は、A、A−B、B、B−C、C、C−D、D及びD−
Aのように構成されており、この各モータ相A、A−
B、B、B−C、C、C−D、D及びD−Aをリール3
上にて表すと、図2に示す通りである。
【0009】次に、実際の制御方法について述べる。ま
ず、4相励磁をかける時のモータ相と起動する時のモー
タ相との間に一定の整数(n)の相数をもたせることに
より、リール起動時の余分なビビリ現象を無くすことが
できるもので、この時に用いられるステップモータは、
周知の2相ユニポーラ結線で、1−2相励磁で1回転4
00ステップ、1相あるいは2相励磁で1回転200ス
テップ、1相又は2相励磁で1回転252ステップ又は
420ステップ、1−2相励磁で1回転504ステップ
又は840ステップであり、前記整数nは、4相励磁
後、ロータ及びリールが停止するのに必要とするモータ
の相数である。なお、このステップ数は、リール3に形
成されたパチスロ用の絵柄(図示せず)の倍数となって
いる。
ず、4相励磁をかける時のモータ相と起動する時のモー
タ相との間に一定の整数(n)の相数をもたせることに
より、リール起動時の余分なビビリ現象を無くすことが
できるもので、この時に用いられるステップモータは、
周知の2相ユニポーラ結線で、1−2相励磁で1回転4
00ステップ、1相あるいは2相励磁で1回転200ス
テップ、1相又は2相励磁で1回転252ステップ又は
420ステップ、1−2相励磁で1回転504ステップ
又は840ステップであり、前記整数nは、4相励磁
後、ロータ及びリールが停止するのに必要とするモータ
の相数である。なお、このステップ数は、リール3に形
成されたパチスロ用の絵柄(図示せず)の倍数となって
いる。
【0010】従って、図1において、モータ相Bを停止
相Xとして、この停止相Xを基準とし、モータ相B−C
を起動相Yとすることにより、起動相Yは停止相Xより
も必ず回転方向側にくるため、従来のように、起動時に
ロータが一時的に逆回転する回転不安定状態(通称ビビ
リ現象と言う)を除去して正常な回転方向の回転を続け
ることができる。
相Xとして、この停止相Xを基準とし、モータ相B−C
を起動相Yとすることにより、起動相Yは停止相Xより
も必ず回転方向側にくるため、従来のように、起動時に
ロータが一時的に逆回転する回転不安定状態(通称ビビ
リ現象と言う)を除去して正常な回転方向の回転を続け
ることができる。
【0011】また、前述の4相励磁によるロータ及びリ
ール3の停止と、次の起動時の起動相との関係は、次の
ような種々の場合が考えられる。 1. 4相励磁開始相が1相時で1−2相励磁にてモータ
駆動する場合の4相励磁相〜起動相間の相数(X)は (1) n=偶数の場合 X=n+1 (2) n=奇数の場合 X=n+2 2相励磁にて起動 2. 4相励磁開始相が2相時で1−2相励磁にてモータ
駆動する場合の4相励磁開始相〜起動相間の相数(X)
は (1) n=偶数の場合 X=n+2 (2) n=奇数の場合 X=n+1 2相励磁にて起動 3. 4相励磁開始相が1相時で1相励磁にてモータ駆動
する場合の4相励磁相〜起動相間の相数(X)は (1) n=偶数の場合 X=n+1 (2) n=奇数の場合 X=n+1 4. 4相励磁開始相が2相時で2相励磁にてモータ駆動
する場合の4相励磁〜起動相間の相数(X)は (1) n=偶数の場合 X=n+1 (2) n=奇数の場合 X=n+1 である。
ール3の停止と、次の起動時の起動相との関係は、次の
ような種々の場合が考えられる。 1. 4相励磁開始相が1相時で1−2相励磁にてモータ
駆動する場合の4相励磁相〜起動相間の相数(X)は (1) n=偶数の場合 X=n+1 (2) n=奇数の場合 X=n+2 2相励磁にて起動 2. 4相励磁開始相が2相時で1−2相励磁にてモータ
駆動する場合の4相励磁開始相〜起動相間の相数(X)
は (1) n=偶数の場合 X=n+2 (2) n=奇数の場合 X=n+1 2相励磁にて起動 3. 4相励磁開始相が1相時で1相励磁にてモータ駆動
する場合の4相励磁相〜起動相間の相数(X)は (1) n=偶数の場合 X=n+1 (2) n=奇数の場合 X=n+1 4. 4相励磁開始相が2相時で2相励磁にてモータ駆動
する場合の4相励磁〜起動相間の相数(X)は (1) n=偶数の場合 X=n+1 (2) n=奇数の場合 X=n+1 である。
【0012】
【発明の効果】本発明によるパチスロ用ステップモータ
の制御方法は、以上のように構成されているため、4相
励磁による停止後の起動相は、停止相よりも回転方向に
進んだ相を用いて起動することができ、停止後のロータ
及びリールの回転不安定状態(すなわちビビリ現象)を
除去し、安定した停止及び起動を行うことができ、パチ
スロにおけるリールの見苦しい起動状態を避けることが
できるものである。
の制御方法は、以上のように構成されているため、4相
励磁による停止後の起動相は、停止相よりも回転方向に
進んだ相を用いて起動することができ、停止後のロータ
及びリールの回転不安定状態(すなわちビビリ現象)を
除去し、安定した停止及び起動を行うことができ、パチ
スロにおけるリールの見苦しい起動状態を避けることが
できるものである。
【図1】本発明によるパチスロ用ステップモータの制御
方法に適用したステップモータを示す構成図である。
方法に適用したステップモータを示す構成図である。
【図2】リール上のモータ相の位置を示す構成図であ
る。
る。
X 停止相 Y 起動相 n 4相励磁後停止するまでの相数
Claims (1)
- 【請求項1】 4相励磁することによりステップ回転を
停止するようにしたパチスロ用ステップモータの制御方
法において、前記4相励磁時の停止相(X)を基準とし、
次の起動相(Y)をステップ回転方向に進んだモータ相(B-
C)から駆動することを特徴とするパチスロ用ステップモ
ータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10540293A JPH06319296A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | パチスロ用ステップモータの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10540293A JPH06319296A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | パチスロ用ステップモータの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319296A true JPH06319296A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14406637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10540293A Pending JPH06319296A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | パチスロ用ステップモータの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06319296A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6998805B2 (en) | 2003-05-09 | 2006-02-14 | Aruze Corp. | Motor stop control device |
JP2007014089A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Ngk Insulators Ltd | 電気回路及びパルス電源 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0217897A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-22 | Canon Inc | ステツピングモータの駆動方式 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP10540293A patent/JPH06319296A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0217897A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-22 | Canon Inc | ステツピングモータの駆動方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6998805B2 (en) | 2003-05-09 | 2006-02-14 | Aruze Corp. | Motor stop control device |
JP2007014089A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Ngk Insulators Ltd | 電気回路及びパルス電源 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101542893B (zh) | 用于消除多相步进电机中停转和嵌齿的方法和装置 | |
JP2007336611A (ja) | 同期モータの制御装置 | |
JP2006271127A (ja) | ステッピングモータの停止制御方法 | |
US4928051A (en) | Electric motor | |
JP2002359997A (ja) | ステッパモータの駆動制御方法及びそのステッパモータ装置 | |
JP2704081B2 (ja) | センサレス・スピンドルモータ制御回路 | |
JPH06319296A (ja) | パチスロ用ステップモータの制御方法 | |
JP2928007B2 (ja) | ステップモータの駆動方法 | |
JP4416541B2 (ja) | ステッピングモータ制御方法 | |
JP2004282970A (ja) | モータ制御装置 | |
JPH03145996A (ja) | ステッピングモータの駆動装置 | |
JP3888278B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP2001231298A (ja) | ステッピングモータの制御装置及び制御方法 | |
JP3459530B2 (ja) | ステッピングモータの駆動回路 | |
JP2562874B2 (ja) | ステッピングモーターの脱調防止駆動制御方式 | |
JPH0681552B2 (ja) | ステッピングモータの脱調検出方法 | |
JPS5818880B2 (ja) | ステツピングモ−タの制御方式 | |
JP2549508B2 (ja) | ステツピングモ−タの閉ル−プ駆動制御方法 | |
JPS6019240B2 (ja) | ステツピングモ−タ駆動回路 | |
JP3223610B2 (ja) | センサレス多相直流モータの起動方法 | |
JP2005237043A (ja) | ステッピングモータ駆動制御方法および装置 | |
JPH0471396A (ja) | ステッピングモータの相合わせ制御方法 | |
JPH11252996A (ja) | パルスモータの駆動装置とその駆動方法 | |
JPS6348199A (ja) | ステツピングモ−タ駆動装置 | |
KR20020032811A (ko) | 에스알엠의 초기 기동방법 |