JPH0631900Y2 - 両軸受リ−ル - Google Patents

両軸受リ−ル

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JPH0631900Y2
JPH0631900Y2 JP10404987U JP10404987U JPH0631900Y2 JP H0631900 Y2 JPH0631900 Y2 JP H0631900Y2 JP 10404987 U JP10404987 U JP 10404987U JP 10404987 U JP10404987 U JP 10404987U JP H0631900 Y2 JPH0631900 Y2 JP H0631900Y2
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JP
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spool
force
drag
rotary plate
handle
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JP10404987U
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JPS649565U (ja
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錦也 横川
貞男 半田
三郎 野瀬
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Mamiya OP Co Ltd
Original Assignee
Mamiya OP Co Ltd
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動・手動兼用又は手動専用の両軸受リールに
関し、詳しくは改良されたドラッグ機構を有した両軸受
リールに関する。
(従来の技術) 従来の電動・手動兼用又は手動専用の両軸受リールにお
けるドラッグ機構は、星型摘まみを有したスタードラッ
グ、又はレバーを有したバードラッグ方式である。そし
て、それら両ドラッグ方式とも摩擦板相互の面圧を締付
け力で調整してドラッグ力(トルク)を強弱調整するよ
うになっている。
そのために、上述した如き摩擦板による機械式のドラッ
グ機構は次のような不具合を有する。
締付け量と設定トルクとは比例しない。
即ち、締付け量が最終近くになってトルクが急激に増大
し、初期の締付け段階ではトルクが得られにくい。
トルク設定値の強弱により設定時の締付け力が変わ
る。
即ち、トルク値を「強」にしようとした時は大きい力を
必要とされる。
設定トルクが長期使用及び作動中に、摩擦熱によって
変化しやすい。
設定トルクに対し初動トルク(起動トルク)として大
きい力が必要とされる。
摩擦部材には摩擦係数の高・低があるため、トルクに
ムラが生じやすい。
以上の如き不具合により、釣り操作に支障をきたし、魚
と思い通りのやりとりをすることが出来にくいといった
不便さを有する。
そこで、本件出願人は上述した如き不便を解決するもの
として電流制御によってドラッグ力を調整する新規なド
ラッグ機構を開発(特開昭63-137632号公報として提案
済)したが、この機能にも問題が無いわけではない。
何故ならば、上記機構は励磁コイルに電流を流し、それ
によって生じる磁力によって密閉ケース内に充填されて
いる磁性粉粒を連結させるもので、励磁コイルに電流を
流す電源(バッテリー)の容量が0になったり、或いは
電気関係部分にトラブルが生じて通電出来ない状態とな
ったような場合には上記機構は全く作動しなくなり、そ
の結果回転板はフリーの状態となって釣糸がスプールに
巻き取れなくなり、両軸受リールとして機能しなくなる
ものである。
(考案の目的) 本考案は上述した如き事情に鑑み、電源,配線等の電気
系統にトラブルが生じた場合でも、従来の両軸受リール
と同様にクラッチのON,OFF及び手動捲上げが出来る両
軸受リールを提供することにある。
(考案の構成) 上記目的を達成するために本考案が講じた技術的手段
は、スプールを回転可能に軸承した左右側枠の一方の側
枠にハンドルを回転可能に取付けると共に、その側枠内
に磁石を内蔵した密閉ケースをハンドルの回転によって
連動回転自在に支持し、且つその密閉ケース内に回転板
を回転自在に支持し、その回転板の軸とスプールとの間
に両者間を断続するクラッチ機構を設けると共に、その
クラッチ機構は外部より操作自在とし、回転板の径方向
外側には間隔をおいて環状の励磁コイルを密閉ケース内
側面に固着し、回転板と密閉ケースとの間の空隙に磁性
粉粒を充填せしめ、更に密閉ケースの外側には励磁コイ
ルと電気的に接続した電気接片を固着し、その電気接片
を、リード線を介して電流制御を行なうコントロール部
が接続された側枠内面の電気接片に接触させた構成とす
る。
上記スプールの駆動形態はモータ及びハンドル手動駆動
の電動・手動兼用タイプ、或いはハンドルの手動操作の
みで回転する手動専用タイプの何れでも良いものであ
る。
又、密閉ケース内に内蔵する磁石は使用頻度の多いドラ
ッグ力を発生し得る磁力を有したものとする。
(作用) 上記構成によれば、ドラッグ機構作動用電源のスイッチ
をOFFとした状態のもとで密閉ケースに固着した磁石の
N極からS極に向かう磁束に沿って磁性粉粒が鎖状に連
結され、その磁性粉粒間の連結力および磁性粉粒と回転
板との摩擦力により回転板と密閉ケースとが係合一体化
され、所定のドラッグ力が付与される。
そして、上記磁石の磁束によって発揮されるドラッグ力
よりも弱いドラッグ力、例えば無負荷の状態(即ち、密
閉ケースと回転板との係合が切り離された状態)とする
場合は、励磁コイルに、磁石に生じる磁束の方向と逆の
方向の磁束が生じるように電流を流し、磁石の磁束に沿
って鎖状に連結している磁性粉粒相互を切り離し、回転
板と密閉ケースとの係合を解除する。
逆にドラッグ力を磁石の磁束によって生じるドラッグ力
よりも強くする場合は、励磁コイルに、磁石に生じる磁
束の方向と同じ方向の磁束が生じるように電流を流し、
磁石によって生じる磁束にコイルが励磁されることで生
じる磁束が加わって強力な磁束となり、磁性粉粒間の連
結力も増大してドラッグ力が増大される。そして、その
ドラッグ力の増減は励磁コイルに流す電流の方向と流れ
る電流に比例して発生される。又、回転板と密閉ケース
との係合に加え、回転板の軸とスプールとを断続するク
ラッチ機構をONとすれば、ハンドルの回転は密閉ケー
ス、回転板、クラッチ機構を介してスプールに伝達さ
れ、スプールが回転する。そして、密閉ケースと回転板
との係合力(ドラッグ力)以上の外力が釣糸を介してス
プールに作用した時は、ハンドルによって回転される密
閉ケースと、クラッチ機構を介してスプールと連結され
た回転板とはスリップし、スプールは逆回転して釣糸が
繰り出されることになる。
又、励磁コイルへ電流を流す電源,配線等の電気系統に
トラブルが発生し電流を流すことが出来なくなるか、該
ドラッグ機構の電源スイッチをOFFにし、クラッチ機構
をONにすると、ハンドルの回転は密閉ケース→回転板の
軸→クラッチ機構と伝達され、スプールが強制的に駆動
回転されて釣糸をスプールに捲取り、クラッチ機構をOF
Fにするとスプールへの伝達経路が断たれるため、ハン
ドルによる捲取りは不能となり、スプールはフリー状態
となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、電
動・手動兼用タイプの両軸受リールAは今日周知の構造
をなし、左右の側枠1,2と、その左右の側枠1,2間
に軸承されたスプール3、及びスプール3の胴部3a内に
収納設置したモータ4、モータ4の回転力をスプール3
に伝達する歯車伝達機構5、更に側枠に取付けたハンド
ル6の回転力をスプール3に伝達するドラッグ機構7、
クラッチ機構8とで構成されており、スプール3内に収
納するモータ4の一側部が側枠2にナット締めによって
定着固定され、そのモータ4の外側でスプール3が回転
するようになっている。
モータ4の回転をスプール3に伝達する歯車伝達機構5
は、モータ4の回転軸4aに圧入固着されたピニオン歯車
10、そのピニオン歯車10とスプール3の胴部3a内面に形
成した内歯歯車11とに噛合する第1遊星歯車12、第1遊
星歯車12を軸支した第1腕車13、第1腕車13の中心に圧
入固着し回転軸4aに遊嵌した太陽ピニオン歯車14、その
太陽ピニオン歯車14及びスプール3の内歯歯車11と噛合
する第2遊星歯車15、更に第2遊星歯車15を軸支した第
2腕車16とで構成され、第2腕車16の円筒部16aへ圧入
したメタル17の内側に回転軸4aが遊嵌されている。上記
した歯車伝達機構5によって回転されるスプール3の胴
部外周面には蓋板18がネジ止め固定され、その蓋板18の
軸筒部18aが側枠1の内板1aに軸受19を介して回転可能
に支持されている。
又、スプール3に固着した蓋板18の軸筒部18aには上記
した第2腕車16の円筒部16aが嵌合され、この円筒部16a
に、側枠1の中板1bと皿板1cとの間に取付けたドラッグ
機構7の回転板20の軸21との間を断続するクラッチ機構
8が介在され、ドラッグ機構7の密閉ケース22は中板1b
と皿板1cとにベアリング23a,23bとで回転可能に支持さ
れている。
ドラッグ機構7は軸21を有した回転板20と、その回転板
20の円周上外側に間隔をおいて配置した励磁コイル24
と、回転板20及び励磁コイル24を収容する密閉ケース22
と、更に密閉ケース22内における励磁コイル24と回転板
20との間の空隙内に装填された磁性粉粒25とで構成さ
れ、回転板20の軸21は密閉ケース22内に装備した軸受26
a,26bで回転自在に支持されている。
又、励磁コイル24を内側面に定着固定した密閉ケース22
の外側面には励磁コイル24と電気的に接続したリング状
の電気接片27a,27bを固着し、その電気接片27a,27bは
側枠1の皿板1c内側面に固着したブラシ状の電気接片28
a,28bに接触させ、電気接片28a,28bにはリード線29
a,29bが接続されている。上記リード線29a,29bの端部
は電流制御を行なうコントロール部に接続されている。
上記磁性粉粒25としては鉄粉、その他の磁性粉体が使用
される。又、励磁コイル24へ流れる電流を制御するコン
トロール部の形態としては、回転摘まみ、或いはスライ
ドレバー等が挙げられ、この電流制御のコントロール部
にドラッグ機構7のON/OFFスイッチを一体的に組込
み、或いはコントロール部とON/OFFスイッチを別々と
するなど何れでも良いものである。
上記したドラッグ機構7の密閉ケース22における皿板1c
との軸支部分には歯車30が一体回転状に嵌合固着され、
その歯車30と噛合する歯車31がハンドル6に固着された
ハンドル軸32に固着されており、ハンドル6の回転によ
り密閉ケース22が回転するようにしてある。更に、上記
密閉ケース22内には磁石9が収容固着され、その磁石9
の磁力によって磁性粉粒25が鎖状に連結される。尚、上
記磁石9は一番使用頻度の多いドラッグ力を発生し得る
磁力を有したものを選択使用する。
上記ドラッグ機構7における回転板20の軸21と歯車伝達
機構5の第2腕車16の円筒部16aとの間を断続するクラ
ッチ機構8は、軸21の小判形軸部21aに一体回転且つ軸
方向スライド可能に嵌合したクラッチスリーブ33、その
クラッチスリーブ33と嵌脱する第2腕車16の円筒部16
a、クラッチスリーブ33を軸方向に移動操作する切替手
段とで構成され、クラッチスリーブ33の外周形状は小判
形となして円筒部16aの小判孔形に嵌脱することにより
一体回転自在とし、そのクラッチスリーブ33の一側外周
面に形成した環状溝34にクラッチ摺動板35を係着すると
共に、そのクラッチ摺動板35の両側部は中板1bに起設し
た支柱36に嵌合して水平状に支持され、傾斜カムからな
るクラッチカム37の回動によってクラッチ摺動板35が移
動されるようにしてある。又、クラッチスリーブ33は小
判形軸部21aに装着したコイルスプリング38の弾発力で
円筒部16aと嵌合する方向に押圧付勢されている。
上記クラッチ機構8におけるクラッチカム37の操作部39
は側枠1外に突出して外部から切替操作自在としてあ
る。
図中、40は密閉ケース22の外側面に固着した逆止め歯
車、41は逆止め歯車40に係脱する逆止め爪、42はモータ
4の回転軸4aの逆転を防止する一方向クラッチである。
次に上述した電動・手動兼用の両軸受リールの作動につ
いて説明する。
[1]手動捲上の場合(a) モータ4の作動スイッチをOFFとし、ドラッグ機構7のO
N/OFFスイッチをOFFとすると共に、クラッチ機構8をO
Nとすると、ドラッグ機構7は密閉ケース22に内蔵して
ある磁石9の磁力によって所定の係合力が発生し、密閉
ケース22と回転板20とは連結される。
従って、ハンドル6を回転するとその回転力は歯車31→
歯車30→密閉ケース22→回転板20の軸21→クラッチ機構
8のクラッチスリーブ33→第2腕車16と伝達され、スプ
ール3が回転して釣糸が捲き取られる。そして、この時
釣糸を引き出す力が発生しても、密閉ケース22は逆止め
歯車40と逆止め爪41との係合によって逆回転が止めら
れ、それにより磁石9の磁力による係合力以上の外力が
作用した時は密閉ケース22に対して回転板20がスリップ
してドラッグ効果が発揮される。
又、クラッチ機構8をOFFにすると、軸21と第2腕車16
との間が遮断され、スプール3はフリー状態となる。
[2]手動捲上の場合(b) 上記状態においてドラッグ機構7をONにしてハンドル6
を回転すると、その回転伝達経路及び作動状態は「手動
捲上の場合(a)」と同じであるが、ドラッグ機構7に
通電されているため、その電流値を変化させることによ
り、回転伝達力を自由に変化させることが出来る。又、
釣糸に張力が発生した場合は設定したドラッグ効果が発
揮される。
[3]クラッチ機構OFFの場合 クラッチ機構8をOFFにすると回転板の軸21と第2腕車1
6の円筒部16aとの間が遮断され、ハンドル6による捲上
げは不可能となる。
[4]電動捲上の場合 モータ4の作動スイッチをONにし、ドラッグ機構7のON
/OFFスイッチをONにすると共に、クラッチ機構8をON
にすると、スプール3はモータ4→歯車伝達機構5を介
して回転し、繰り返された釣糸をスプール3に捲き込む
ことになる。
そして、この釣糸をスプール3に捲き取るトルクはドラ
ッグ機構7のコントロール部を操作して励磁コイル24へ
流れる電流を制御することにより所望のドラッグ力に設
定することができる。
その設定したドラッグ力より大きな力が釣糸を介してス
プールに作用すると密閉ケース22が逆転止めされている
ため、スプール3は釣糸捲き取り方向とは逆の方向に回
転する。このスプール3の逆転は歯車伝達機構5におけ
る第1遊星歯車12及び第2遊星歯車15がモータ4の正方
向回転に対して空転することにより行なわれる。
又、スプール3と一体に回転する回転板20に対するブレ
ーキ力は励磁コイル24に電流が流れるとコイルが励磁さ
れ、そのコイルの励磁により発生した磁束に沿って磁性
粉粒が鎖状に連結される。そして、この磁性粉粒間の連
結力及び磁性粉粒と回転板20との摩擦力の強弱がドラッ
グ力の強・弱を決定し、そのドラッグ力(ブレーキ力)
は励磁コイルへ流れる電流と正比例的関係にあり、ドラ
ッグ力の強・弱調整を容易に行なうことが出来る。
しかも、励磁電流を一定に保持すると設定ドラッグ力
(トルク力)は一定に保たれ、長期に渉って安定したド
ラッグ効果を保持できる。このことはブレーキ力を働ら
かせるものとして半固体ともいうべき磁性粉粒を使用
し、これを磁束に沿って鎖状に連結するためである。
又、電動捲上時にハンドル6を回動することにより、捲
き取り力の増大を計ることが出来る。
更に、ドラッグ機構7における励磁コイル24へ電流を供
給する電気接片27a,27bと電気接片28a,28bの形態は図
示の形態に限られるものではなく、電気接片27a,27bを
ブラシ状とし、電気接片28a,28bをリング状とする逆の
形態でも勿論良いものである。
(考案の効果) 本考案の両軸受リールは以上の如き構成としたものであ
るから、次のような効果を発揮できる。
密閉ケース内に磁石を内蔵したため、励磁コイルに電
流を流さなければ該磁石が生じる磁束によってドラッグ
力が発生する。従って、その磁石として一番使用頻度の
高いドラッグ力を発生するに必要な磁束を発生する磁石
を使用すれば、限られた容量のバッテリー電源の使用を
節約することができる。そして、磁石で生じるドラッグ
力よりも弱いドラッグ力とする時は、励磁コイルに磁石
の生じる磁束の方向とは逆の磁束の方向が生じる電流を
流し、磁石が生じるドラッグ力よりも強いドラッグ力を
得る場合は、励磁コイルに磁石の生じる磁束の方向と同
方向の磁束が生じる電流を流すことでドラッグ力の増減
を調整することができる。
電気系統のトラブルによりモータによる電動捲上、電
流制御によるドラッグ機構が作動不能になっても磁石内
蔵のため従来リールと同様にクラッチをONにすることに
より手動捲上が出来ると共に、磁石の作用によりドラッ
グ効果も得られるものである。
スプールの駆動源としてモータを装備した時は電動捲
上,電動+手動捲上,手動捲上の3通りの使用が出来
る。
依って、実用性,操作性に優れた両軸受リールを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断正面図、第
2図は(2)−(2)線断面図、である。 図中、 1,2:側枠、3:スプール 4:モータ、6:ハンドル 7:ドラッグ機構、8:クラッチ機構 9:磁石、20:回転板 21:軸、22:密閉ケース 24:励磁コイル、25:磁性粉粒 27a,27b:電気接片、28a,28b:電気接片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプールを回転可能に軸承した左右側枠の
    一方の側枠にハンドルを回転可能に取付けると共に、そ
    の側枠内に磁石を内蔵した密閉ケースをハンドルの回転
    によって連動回転自在に支持し、且つその密閉ケース内
    に、回転板を回転自在に支持し、その回転板の軸とスプ
    ールとの間に両者間を断続するクラッチ機構を設けると
    共に、そのクラッチ機構は外部より操作自在とし、回転
    板の径方向外側には間隔をおいて環状の励磁コイルを密
    閉ケース内側面に固着し、回転板と密閉ケースとの間の
    空隙に磁性粉粒を充填せしめ、更に密閉ケースの外側に
    は励磁コイルと電気的に接続した電気接片を固着し、そ
    の電気接片を、リード線を介して電流制御を行うコント
    ロール部が接続された側枠内面の電気接片に接触させた
    両軸受リール。
  2. 【請求項2】前記スプールの胴部内にモータを嵌合装着
    して該モータを側枠に固定し、そのモータの回転軸とク
    ラッチ機構とを歯車伝達機構で連結した実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の両軸受リール。
  3. 【請求項3】上記スプールがハンドルの手動操作のみで
    回転する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の両軸受
    リール。
JP10404987U 1987-07-06 1987-07-06 両軸受リ−ル Expired - Lifetime JPH0631900Y2 (ja)

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JPS649565U JPS649565U (ja) 1989-01-19
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