JPS63137632A - 両軸受リ−ル - Google Patents
両軸受リ−ルInfo
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- JPS63137632A JPS63137632A JP28500086A JP28500086A JPS63137632A JP S63137632 A JPS63137632 A JP S63137632A JP 28500086 A JP28500086 A JP 28500086A JP 28500086 A JP28500086 A JP 28500086A JP S63137632 A JPS63137632 A JP S63137632A
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電動・手動兼用又は手動専用の両軸受リールに
関し、詳しくは改良されたクラッチ兼ドラッグ機構を有
した両軸受リールに関する。
関し、詳しくは改良されたクラッチ兼ドラッグ機構を有
した両軸受リールに関する。
(従来の技術)
従来の電動・手動兼用又は手動専用の両軸受リールにお
けるドラッグ機構は、星型摘まみを有したスタードラッ
グ、又はレバーを有したレバードラッグ方式である。そ
して、それら両ドラッグ方式とも摩擦板相互の面圧を締
付は力で調整してドラッグ力(トルク)を強弱調整する
ようになっている。
けるドラッグ機構は、星型摘まみを有したスタードラッ
グ、又はレバーを有したレバードラッグ方式である。そ
して、それら両ドラッグ方式とも摩擦板相互の面圧を締
付は力で調整してドラッグ力(トルク)を強弱調整する
ようになっている。
そのために、上述した如き摩擦板による機械式のドラッ
グ機構は次のような不具合を有する。
グ機構は次のような不具合を有する。
■ 締付は量と設定トルクとは比例しない。
即ち、締付は量が最終近くになってトルクが急激に増大
し、初期の締付は段階ではトルクが得られにくい。
し、初期の締付は段階ではトルクが得られにくい。
■ トルク設定値の強弱によシ設定時の締付は力が変わ
る。
る。
即ち、トルク値を「強」にしようとした時は大きい力を
必要とされる。
必要とされる。
■ 設定トルクが長期使用及び作動中に、摩擦熱によっ
て変化しやすい。
て変化しやすい。
■ 設定トルクに対し初動トルク(起動トルク)として
大きい力が必要とされる。
大きい力が必要とされる。
■ 摩擦部材には摩擦係数の高・低があるため、トルク
にムラが生じやすい。
にムラが生じやすい。
以上の如き不具合によシ、釣シ操作に支障をきたし、魚
と思い違ヤのやシとシをすることが出来にくいといった
不便さを有する。
と思い違ヤのやシとシをすることが出来にくいといった
不便さを有する。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上述した如き従来の事情に鑑み、摩擦板による
機械式ドラッグ機構を備えた両軸受リールの不具合を解
決することにある。
機械式ドラッグ機構を備えた両軸受リールの不具合を解
決することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために本発明が講じた技術的手段
は、スプールを回転可能に軸承した左右側枠の一方の側
枠にノ〜ンドルを回転可能に取付けると共に1その側枠
内に密閉ケースをノーンドルの回転によって連動回転自
在に支持し、且つその密閉ケース内に、スプールと一体
回転する回転板を回転自在に支持し、回転板の径方向外
側には間隔をおいて環状の励磁コイルを密閉ケース内側
面に固着し、回転板と密閉ケースとの間の空隙に磁性粉
粒を装填せしめ、更に密閉ケースの外側には励磁コイル
と電気的に接続したブラシを固着し、そのブラシを側枠
内面に固着した給電リングに接触させた構成とする。
は、スプールを回転可能に軸承した左右側枠の一方の側
枠にノ〜ンドルを回転可能に取付けると共に1その側枠
内に密閉ケースをノーンドルの回転によって連動回転自
在に支持し、且つその密閉ケース内に、スプールと一体
回転する回転板を回転自在に支持し、回転板の径方向外
側には間隔をおいて環状の励磁コイルを密閉ケース内側
面に固着し、回転板と密閉ケースとの間の空隙に磁性粉
粒を装填せしめ、更に密閉ケースの外側には励磁コイル
と電気的に接続したブラシを固着し、そのブラシを側枠
内面に固着した給電リングに接触させた構成とする。
又、上記スプールの駆動形態はモータを装備し、且つハ
ンドルを取付けた電動・手動兼用タイプ、或いはハンド
ルのみを取付けた一般的な手動専用タイプの両方とする
。
ンドルを取付けた電動・手動兼用タイプ、或いはハンド
ルのみを取付けた一般的な手動専用タイプの両方とする
。
(作用)
上記手段によれば、励磁コイルへ電流を流さず無励磁の
状態とすると、スプールと回転板は一体となって遊転し
、且つ空隙内の磁性粉粒は回転板の回転による遠心力に
よって空隙の外周部に押し付けられ、回転板の回転動に
は同等制動力が作用せず、回転板と密閉ケースとの間の
係合力は0となシ、所謂クラッチOFFの略無負荷の状
態でスプールの遊転が行なわれる。即ち、ハンドルの回
転はスプールに伝達されず、スプールの逆転はハンドル
に伝達されない。
状態とすると、スプールと回転板は一体となって遊転し
、且つ空隙内の磁性粉粒は回転板の回転による遠心力に
よって空隙の外周部に押し付けられ、回転板の回転動に
は同等制動力が作用せず、回転板と密閉ケースとの間の
係合力は0となシ、所謂クラッチOFFの略無負荷の状
態でスプールの遊転が行なわれる。即ち、ハンドルの回
転はスプールに伝達されず、スプールの逆転はハンドル
に伝達されない。
励磁コイルに電流を流し、コイルを励磁すると、発生し
た磁束に沿って磁性粉粒が鎖状に連結し、このときの磁
性粉粒間の連結力および磁性粉粒と回転板との摩擦力に
よシ回転板と密閉ケースとが係合一体化して一体回転す
る。そして、その摩擦係合力は励磁コイルに流れる電流
に比例して増減する。そして、回転板と密閉ケースとの
保合によりハンドルの回転によってスプールが回転し、
係合力以上の外力がスプールに作用した時は回転板と密
閉ケースとの間でスリップする。
た磁束に沿って磁性粉粒が鎖状に連結し、このときの磁
性粉粒間の連結力および磁性粉粒と回転板との摩擦力に
よシ回転板と密閉ケースとが係合一体化して一体回転す
る。そして、その摩擦係合力は励磁コイルに流れる電流
に比例して増減する。そして、回転板と密閉ケースとの
保合によりハンドルの回転によってスプールが回転し、
係合力以上の外力がスプールに作用した時は回転板と密
閉ケースとの間でスリップする。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、電
動・手動兼用タイプの両軸受リールAは今日周知の構造
をなし、左右の側枠1,2と、その左右の側枠1,2間
に軸承されたスプール3、及びスプール3の胴部3a内
に収納設置したモータ4、モータ4の回転力をスプール
3に伝達する歯車伝達機構5、更に側枠に増付けたハン
ドル60回転力をスプール3に伝達するクラッチ兼ドラ
ッグ機構7とで構成されておシ、スプール3内に収納す
るモータ4の一側部が側枠2にナツト締めによって定着
固定され、そのモータ4の外側でスプール3が回転する
ようになっている。
動・手動兼用タイプの両軸受リールAは今日周知の構造
をなし、左右の側枠1,2と、その左右の側枠1,2間
に軸承されたスプール3、及びスプール3の胴部3a内
に収納設置したモータ4、モータ4の回転力をスプール
3に伝達する歯車伝達機構5、更に側枠に増付けたハン
ドル60回転力をスプール3に伝達するクラッチ兼ドラ
ッグ機構7とで構成されておシ、スプール3内に収納す
るモータ4の一側部が側枠2にナツト締めによって定着
固定され、そのモータ4の外側でスプール3が回転する
ようになっている。
モータ4の回転をスプール3に伝達する歯車伝達機構5
は、モータ4の回転軸4aに圧入固着されたピニオン歯
車8、そのピニオン歯車8とスプール3の胴部3a内面
に形成した内歯歯車9とに噛合する第1遊星歯車10、
第1遊星歯車lOを軸支した第1腕車11.第1腕車1
1の中心に圧入固着し回転軸4aK遊嵌した太陽ビニオ
ン歯車12、その太陽ビニオン歯車12及びスプール3
の内歯歯車9と噛合する第2遊星歯車13、更に第2遊
星歯車13を軸支した第2腕車14とで構成され、第2
腕車14の円筒部14aは回転軸4aに圧入し九メタル
15の外側に遊嵌されている。上記した歯車伝達機構5
によって回転されるスプール3の、’1rii1部外周
面には蓋板16がネジ止め固定され、その蓋板16の軸
筒部16aが側枠lの内板1aに軸受17を介して回転
可能に支持されている。
は、モータ4の回転軸4aに圧入固着されたピニオン歯
車8、そのピニオン歯車8とスプール3の胴部3a内面
に形成した内歯歯車9とに噛合する第1遊星歯車10、
第1遊星歯車lOを軸支した第1腕車11.第1腕車1
1の中心に圧入固着し回転軸4aK遊嵌した太陽ビニオ
ン歯車12、その太陽ビニオン歯車12及びスプール3
の内歯歯車9と噛合する第2遊星歯車13、更に第2遊
星歯車13を軸支した第2腕車14とで構成され、第2
腕車14の円筒部14aは回転軸4aに圧入し九メタル
15の外側に遊嵌されている。上記した歯車伝達機構5
によって回転されるスプール3の、’1rii1部外周
面には蓋板16がネジ止め固定され、その蓋板16の軸
筒部16aが側枠lの内板1aに軸受17を介して回転
可能に支持されている。
又、スプール3に固着した蓋板16の軸筒部16aには
上記した第2椀車140円筒部14aが嵌合され、この
円筒部14aに、側枠1の中板1bと皿板ICとの間に
取付けたクラッチ兼ドラッグ機構70回転板18の軸1
9が一体回転する如く圧入連結され、クラッチ兼ドラッ
グ機構7の密閉ケース20は中板1bと皿板ICとにベ
アリング21a 、 21bとで回転可能に支持されて
いる。
上記した第2椀車140円筒部14aが嵌合され、この
円筒部14aに、側枠1の中板1bと皿板ICとの間に
取付けたクラッチ兼ドラッグ機構70回転板18の軸1
9が一体回転する如く圧入連結され、クラッチ兼ドラッ
グ機構7の密閉ケース20は中板1bと皿板ICとにベ
アリング21a 、 21bとで回転可能に支持されて
いる。
クラッチ兼ドラッグ機!R7は軸19を有した回転板1
8と、その回転板18の円周上外側に間隔をおいて配置
した励磁コイル22と、回転板18及び励磁コイル22
を収容する密閉ケース20と、更に密閉ケース20内に
おける励磁コイル22と回転板18との間の空隙内に装
填された磁性粉粒23とで構成され、回転板18の軸1
9は密閉ケース20内に装備した軸受24a 、 24
bで回転自在に支持されると共に1その左右の軸受24
a。
8と、その回転板18の円周上外側に間隔をおいて配置
した励磁コイル22と、回転板18及び励磁コイル22
を収容する密閉ケース20と、更に密閉ケース20内に
おける励磁コイル22と回転板18との間の空隙内に装
填された磁性粉粒23とで構成され、回転板18の軸1
9は密閉ケース20内に装備した軸受24a 、 24
bで回転自在に支持されると共に1その左右の軸受24
a。
24bの内側には防塵シール25a 、 25bが装着
されて空隙内の磁性粉粒23が外部に流出しないようK
しである。
されて空隙内の磁性粉粒23が外部に流出しないようK
しである。
又、励磁コイル22を内側面に定着固定した密閉ケース
20の外側面には励磁コイル22と電気的に接続したブ
ラシ状の電気接片26a 、 26bを固着し、その電
気接片26a、26bは側枠lの皿板1c内側面に固着
した環状の電気接片27a。
20の外側面には励磁コイル22と電気的に接続したブ
ラシ状の電気接片26a 、 26bを固着し、その電
気接片26a、26bは側枠lの皿板1c内側面に固着
した環状の電気接片27a。
27bに接触させ、電気接片27a 、 27bにはリ
ード線28a 、 28bが接続されている。上記リー
ド線28a、28bの端部は電流制御を行なうコントロ
ール部に接続されている。
ード線28a 、 28bが接続されている。上記リー
ド線28a、28bの端部は電流制御を行なうコントロ
ール部に接続されている。
上記磁性粉粒23としては鉄粉、その他の磁性粉体が使
用される。又、励磁コイル22へ流れる電流を制御する
コントロール部の形態としては、回転摘まみ、或いはス
ライドレバー等が挙げられ、この電流制御のコントロー
ル部にクラッチ兼ドラッグ機構7の0N10FFスイツ
チを一体的に組込み、或いはコントロール部と0N10
FFスイツチを別々とするなど何れでも良いものである
。
用される。又、励磁コイル22へ流れる電流を制御する
コントロール部の形態としては、回転摘まみ、或いはス
ライドレバー等が挙げられ、この電流制御のコントロー
ル部にクラッチ兼ドラッグ機構7の0N10FFスイツ
チを一体的に組込み、或いはコントロール部と0N10
FFスイツチを別々とするなど何れでも良いものである
。
上記したクラッチ兼ドラッグ機構7の密閉ケース20に
おける皿板ICとの軸支部分には歯車30が一体回転状
に嵌合固着され、その歯車30と噛合する歯車31がハ
ンドル6VC固着されたハンドル軸32に固着されてお
シ、ハンドル6の回転により密閉ケース20が回転する
ようにしである。又、ハンドル軸32には逆止め歯車3
3が固着され、その逆止め歯車33 K逆止め爪が係合
してハンドル6及び密閉ケース20の逆回転が阻止され
ている。
おける皿板ICとの軸支部分には歯車30が一体回転状
に嵌合固着され、その歯車30と噛合する歯車31がハ
ンドル6VC固着されたハンドル軸32に固着されてお
シ、ハンドル6の回転により密閉ケース20が回転する
ようにしである。又、ハンドル軸32には逆止め歯車3
3が固着され、その逆止め歯車33 K逆止め爪が係合
してハンドル6及び密閉ケース20の逆回転が阻止され
ている。
図中、34は釣糸の平行捲機構、35はリール脚、36
はモータ4の回転軸4aの逆回転を防止する一方向クラ
ッチである。
はモータ4の回転軸4aの逆回転を防止する一方向クラ
ッチである。
以上はモータを装備した電動・手動兼用タイプの両軸受
リールであるが、本発明は手動専用の両軸受リールにも
使用できるものである。その構成を第5図に示すと、ス
プール3と一体回転する軸部3aにクラッチ兼ドラッグ
機構7における回転板18の軸19を一体回転する如く
嵌着係合せしめ、前示実施例におけるモータ4及びモー
タの回転力をスプール3に伝達するための歯車伝達機構
5を取シ除いた以外の構成は全て同じである。
リールであるが、本発明は手動専用の両軸受リールにも
使用できるものである。その構成を第5図に示すと、ス
プール3と一体回転する軸部3aにクラッチ兼ドラッグ
機構7における回転板18の軸19を一体回転する如く
嵌着係合せしめ、前示実施例におけるモータ4及びモー
タの回転力をスプール3に伝達するための歯車伝達機構
5を取シ除いた以外の構成は全て同じである。
次に、上述した電動・手動兼用の両軸受リールの作動に
ついて説明すると、先ずモータ4の作動スイッチをOF
Fとし、且つクラッチ兼ドラッグ機構7の0N10FF
スイツチをOFF (所謂クラッチOFF )とすると
、密閉ケース20と回転板18との保合は0であるため
ノ・ンドル6の回転は密閉ケース20までは伝達されて
も回転板18に伝達されないためスプール3には伝達さ
れない。従って、スプール3と回転板18とは一体とな
って遊転し、スプール3に巻回されている釣糸の繰シ出
しが行なわれる。尚、この時、モータ4の回転軸4aは
一方向クラッチ36で逆回転を阻止されている。
ついて説明すると、先ずモータ4の作動スイッチをOF
Fとし、且つクラッチ兼ドラッグ機構7の0N10FF
スイツチをOFF (所謂クラッチOFF )とすると
、密閉ケース20と回転板18との保合は0であるため
ノ・ンドル6の回転は密閉ケース20までは伝達されて
も回転板18に伝達されないためスプール3には伝達さ
れない。従って、スプール3と回転板18とは一体とな
って遊転し、スプール3に巻回されている釣糸の繰シ出
しが行なわれる。尚、この時、モータ4の回転軸4aは
一方向クラッチ36で逆回転を阻止されている。
上記した状態のもとてクラッチ兼ドラッグ機構7のON
10 F FスイッチをONし、且つコントロール部を
所定の電流値にセットすると、その電流値に比例した係
合力が回転板18と密閉ケース20との間に発生し、ハ
ンドル6の回転は歯車31→歯事30→密閉ケ一ス20
→回転板18→第2腕車14と伝達され、スプール3が
回転される。そして、コントロール部で設定したドラッ
グ力(保合力)よりも大きな外力が釣糸を介してスプー
ル3に作用した場合は、回転板18が密閉ケース20と
の係合力が切れて逆回転(スリップ)シ、釣糸は繰シ出
ていくことになる。この手動捲き取シはモータ4駆動時
に兼用でき、それによって捲き取シカの増大を計ること
が出来る。
10 F FスイッチをONし、且つコントロール部を
所定の電流値にセットすると、その電流値に比例した係
合力が回転板18と密閉ケース20との間に発生し、ハ
ンドル6の回転は歯車31→歯事30→密閉ケ一ス20
→回転板18→第2腕車14と伝達され、スプール3が
回転される。そして、コントロール部で設定したドラッ
グ力(保合力)よりも大きな外力が釣糸を介してスプー
ル3に作用した場合は、回転板18が密閉ケース20と
の係合力が切れて逆回転(スリップ)シ、釣糸は繰シ出
ていくことになる。この手動捲き取シはモータ4駆動時
に兼用でき、それによって捲き取シカの増大を計ること
が出来る。
又、上記した状態のもとでモータ4の作動スイッチをO
Nにし、 クラッチ兼ドラッグ機構7の0N10FFス
イツチをONにするとクラッチONの状態となシ、スプ
ール3はモータ4→歯車伝達機構5を介して回転し、繰
シ出された釣糸をスプール3に捲き込むことになる。
Nにし、 クラッチ兼ドラッグ機構7の0N10FFス
イツチをONにするとクラッチONの状態となシ、スプ
ール3はモータ4→歯車伝達機構5を介して回転し、繰
シ出された釣糸をスプール3に捲き込むことになる。
そして、この釣糸をスプール3に捲き取るトルクはクラ
ッチ兼ドラッグ機構7のコントロール部を操作して励磁
コイル22へ流れる電流を制御することによシ所望のド
ラッグ力に設定することができる。
ッチ兼ドラッグ機構7のコントロール部を操作して励磁
コイル22へ流れる電流を制御することによシ所望のド
ラッグ力に設定することができる。
その設定したドラッグ力より大きな力が釣糸を介してス
プールに作用するとスプール3は釣糸捲き取シ方向とは
逆の方向に回転する。このスプール3の逆転は歯車伝達
機構5における第1遊星歯車10及びに2遊星歯車13
がモータ4の正方向回転に対し空転することによシ行な
われる。
プールに作用するとスプール3は釣糸捲き取シ方向とは
逆の方向に回転する。このスプール3の逆転は歯車伝達
機構5における第1遊星歯車10及びに2遊星歯車13
がモータ4の正方向回転に対し空転することによシ行な
われる。
又、スプール3と一体に回転する回転板18に対するブ
レーキ力は励磁コイル22に電流が流れるとコイルが励
磁され、そのコイルの励磁によシ発生した磁束に沿って
磁性粉粒が鎖状に連結される。そして、この磁性粉粒間
の連結力及び磁性粉粒と回転板18との摩擦力の強弱が
ドラッグ力の強・弱を決定し、そのドラッグ力(ブレー
キ力)は励磁コイルへ流れる電流と正比例的関係にあシ
、ドラッグ力の強・弱調整を容易に行なうことが出来る
。
レーキ力は励磁コイル22に電流が流れるとコイルが励
磁され、そのコイルの励磁によシ発生した磁束に沿って
磁性粉粒が鎖状に連結される。そして、この磁性粉粒間
の連結力及び磁性粉粒と回転板18との摩擦力の強弱が
ドラッグ力の強・弱を決定し、そのドラッグ力(ブレー
キ力)は励磁コイルへ流れる電流と正比例的関係にあシ
、ドラッグ力の強・弱調整を容易に行なうことが出来る
。
しかも、励磁電流を一定に保持すると設定ドラッグ力(
トルク力)は一定に保たれ、長期に渉って安定したドラ
ッグ効果を保持できる。このことはブレーキ力を働らか
せるものとして半固体ともいうべき磁性粉粒を使用し、
これを磁束に沿って鎖状に連結するためである。
トルク力)は一定に保たれ、長期に渉って安定したドラ
ッグ効果を保持できる。このことはブレーキ力を働らか
せるものとして半固体ともいうべき磁性粉粒を使用し、
これを磁束に沿って鎖状に連結するためである。
(発明の効果)
本発明に係る両軸受リールは以上詳述した如く、スプー
ルを回転可能に軸承した左右側枠の一方の側枠にハンド
ルを回転可能に堰付けると共に、その側枠内に密閉ケー
スをノ〜ンドルの回転によって連動回転自在に支持し、
且つその密閉ケース内に1スプールと一体回転する回転
板を回転自在に支持し、回転板の径方向外側には間隔を
おいて環状の励磁コイルを密閉ケース内側面に固着し、
回転板と密閉ケースとの間の空隙に磁性粉粒を装填せし
め、更に密閉ケースの外側には励磁コイルと電気的に接
続した電気接片を固着し、その電気接片を側枠内面に固
着した電気接片に接触させたものであるから、摩擦板に
よる機械的ドラッグ機構を備えた両軸受リールと比較し
て次のような効果を発揮する。
ルを回転可能に軸承した左右側枠の一方の側枠にハンド
ルを回転可能に堰付けると共に、その側枠内に密閉ケー
スをノ〜ンドルの回転によって連動回転自在に支持し、
且つその密閉ケース内に1スプールと一体回転する回転
板を回転自在に支持し、回転板の径方向外側には間隔を
おいて環状の励磁コイルを密閉ケース内側面に固着し、
回転板と密閉ケースとの間の空隙に磁性粉粒を装填せし
め、更に密閉ケースの外側には励磁コイルと電気的に接
続した電気接片を固着し、その電気接片を側枠内面に固
着した電気接片に接触させたものであるから、摩擦板に
よる機械的ドラッグ機構を備えた両軸受リールと比較し
て次のような効果を発揮する。
■ 電流制御によってドラッグ力(トルク)を可変する
ため、該ドラッグ力は励磁電流に比例して可変され、ド
ラッグ力の調整を容易に行なうことができる。
ため、該ドラッグ力は励磁電流に比例して可変され、ド
ラッグ力の調整を容易に行なうことができる。
■ 設定するドラッグ力の強弱に関係なく、設定時の調
整力は電流制御を行なう回動摘まみ、或いはスライドレ
バーによって一定であるため調整を非常に楽に行なうこ
とが出来る。
整力は電流制御を行なう回動摘まみ、或いはスライドレ
バーによって一定であるため調整を非常に楽に行なうこ
とが出来る。
■ ドラッグ力(トルク)を発生するものが半固体とも
いうべき磁性粉粒であシ、磁束に沿って鎖状に連結する
力であるため、励磁電流を一定に保てばドラッグ力は設
定状態を維持し、設定トルクが変化することがない。
いうべき磁性粉粒であシ、磁束に沿って鎖状に連結する
力であるため、励磁電流を一定に保てばドラッグ力は設
定状態を維持し、設定トルクが変化することがない。
■ 設定トルクに対し初動トルク(起動トルク)が同じ
であるため、安定した釣シ操作が出来る。
であるため、安定した釣シ操作が出来る。
■ ドラッグ力をコントロールする電流値を0にするこ
とKよりクラッチOF’Fとなるため、クラッチOFF
からクラッチON、そしてドラッグ力の弱から強への調
整を電流制御のみで行なうことが出来るため非常に操作
が簡単である。
とKよりクラッチOF’Fとなるため、クラッチOFF
からクラッチON、そしてドラッグ力の弱から強への調
整を電流制御のみで行なうことが出来るため非常に操作
が簡単である。
依って、実用性、操作性に優れた両軸受リールを提供で
きる。
きる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は縦断正面図、第
2図は第1図の(2) −(2) Hに沿える断面図、
第3図は第1図の(3) −(3)線に沿える断面図、
第4図は励磁コイルに電流を流した状態の断面図、第5
図は手動専用タイプの両軸受リールを示す一部切欠断面
図である。 図中、 A:両+a受!j−ル、 B:クラッチ兼ドラッグ機
構1.2 :側 枠 3ニスプール 4:モータ 6:ハンドル 18二回転板 20:密閉ケース22:励磁コ
イル °23:磁性粉粒26a 、 2fib 、
27a 、 27b :電気接片特許出願人 株式
会社 オリムピック第5図 手続補正書 昭和62年1 月認日 1、 事件の表示 昭和61年 特許願第285000号 2、発明の名称 両軸受リール 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人氏名(名称
) 株式会社オリムビツク4、代理人 住所 東京都文京区白山5丁目14番7号昭和 年
月 日 6、補正の対象 1)明細書の発明の詳細な説明の− 2)図面(第1図、第4図、第5図) 補 正 書 1、 明細書第7頁の第5行目から第7行目の「第2に
車14の・・・遊嵌されている。」を下記の知〈補正す
る。 [第2腕車14の円筒部14&へ圧入したメタル15の
内側に回転軸4&が遊嵌爆れている0」2、明細書第7
頁の第17行目の「圧入」を削除する。 3、明細書第9頁の第1行目と第2行目との11月に下
記の文章を加入補正する。 「尚、励磁コイルへ電流を供給する電気接片261L、
26bと電気接片27L、27b の形態は図示の形態
に限られるものではなく、電気接片26a。 26bt−環状とし、電気接片27a、27b をブ
ラシ状とする逆の形態でも勿論良いものである。」4、
願書に添附する図面中温1因、第4図及び第5図を別紙
の如く補正する。
2図は第1図の(2) −(2) Hに沿える断面図、
第3図は第1図の(3) −(3)線に沿える断面図、
第4図は励磁コイルに電流を流した状態の断面図、第5
図は手動専用タイプの両軸受リールを示す一部切欠断面
図である。 図中、 A:両+a受!j−ル、 B:クラッチ兼ドラッグ機
構1.2 :側 枠 3ニスプール 4:モータ 6:ハンドル 18二回転板 20:密閉ケース22:励磁コ
イル °23:磁性粉粒26a 、 2fib 、
27a 、 27b :電気接片特許出願人 株式
会社 オリムピック第5図 手続補正書 昭和62年1 月認日 1、 事件の表示 昭和61年 特許願第285000号 2、発明の名称 両軸受リール 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人氏名(名称
) 株式会社オリムビツク4、代理人 住所 東京都文京区白山5丁目14番7号昭和 年
月 日 6、補正の対象 1)明細書の発明の詳細な説明の− 2)図面(第1図、第4図、第5図) 補 正 書 1、 明細書第7頁の第5行目から第7行目の「第2に
車14の・・・遊嵌されている。」を下記の知〈補正す
る。 [第2腕車14の円筒部14&へ圧入したメタル15の
内側に回転軸4&が遊嵌爆れている0」2、明細書第7
頁の第17行目の「圧入」を削除する。 3、明細書第9頁の第1行目と第2行目との11月に下
記の文章を加入補正する。 「尚、励磁コイルへ電流を供給する電気接片261L、
26bと電気接片27L、27b の形態は図示の形態
に限られるものではなく、電気接片26a。 26bt−環状とし、電気接片27a、27b をブ
ラシ状とする逆の形態でも勿論良いものである。」4、
願書に添附する図面中温1因、第4図及び第5図を別紙
の如く補正する。
Claims (3)
- (1)スプールを回転可能に軸承した左右側枠の一方の
側枠にハンドルを回転可能に取付けると共に、その側枠
内に密閉ケースをハンドルの回転によって連動回転自在
に支持し、且つその密閉ケース内に、スプールと一体回
転する回転板を回転自在に支持し、回転板の径方向外側
には間隔をおいて環状の励磁コイルを密閉ケース内側面
に固着し、回転板と密閉ケースとの間の空隙に磁性粉粒
を装填せしめ、更に密閉ケースの外側には励磁コイルと
電気的に接続した電気接片を固着し、その電気接片を側
枠内面に固着した電気接片に接触させた両軸受リール。 - (2)上記スプールがモータ及びハンドル手動駆動の電
動・手動兼用タイプである特許請求の範囲第1項に記載
の両軸受リール。 - (3)上記スプールがハンドルの手動操作のみで回転す
る特許請求の範囲第1項に記載の両軸受リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28500086A JPS63137632A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 両軸受リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28500086A JPS63137632A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 両軸受リ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137632A true JPS63137632A (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=17685847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28500086A Pending JPS63137632A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 両軸受リ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63137632A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02207729A (ja) * | 1989-02-06 | 1990-08-17 | Olympic Co Ltd | 魚釣用電動リール |
JPH046666U (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-22 | ||
JP2016214123A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
JP2016214124A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
JP2017175933A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP28500086A patent/JPS63137632A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02207729A (ja) * | 1989-02-06 | 1990-08-17 | Olympic Co Ltd | 魚釣用電動リール |
JPH046666U (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-22 | ||
JP2016214123A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
JP2016214124A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
JP2017175933A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
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