JPH0631847Y2 - 断根した発芽種子 - Google Patents
断根した発芽種子Info
- Publication number
- JPH0631847Y2 JPH0631847Y2 JP1990047780U JP4778090U JPH0631847Y2 JP H0631847 Y2 JPH0631847 Y2 JP H0631847Y2 JP 1990047780 U JP1990047780 U JP 1990047780U JP 4778090 U JP4778090 U JP 4778090U JP H0631847 Y2 JPH0631847 Y2 JP H0631847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rooted
- root
- seed
- seeds
- roots
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、発根種子の集団断根操作による断根種子を直
播することで収益の増大を図る。
播することで収益の増大を図る。
従来、優良品種のごぼうの特徴は長根種である。従って
耕うん、収穫作業に多大の労力と経費を必要としてい
る。又、根長も１ｍ前後の単根が収穫適期とされている
ため６〜７ケ月の栽培期間が常識でおる。
耕うん、収穫作業に多大の労力と経費を必要としてい
る。又、根長も１ｍ前後の単根が収穫適期とされている
ため６〜７ケ月の栽培期間が常識でおる。
１長根性を短根性にかえる。
２栽培期間を短縮する。
３収穫量を減じない。
４品種本来の風味・食味をそこなわない。
上記の目的を達成するために、本考案は発芽のために存
在する発根と発芽の成長の時間差を利用することであ
る。
在する発根と発芽の成長の時間差を利用することであ
る。
設定の温度・湿度・空気を等質化した場所を作り種子を
置くと先ず発根が行なわれる。根長10〜20mmに成長した
茎伸長に未移行の時点で、種子基部より５mm位の部位を
切断する。
置くと先ず発根が行なわれる。根長10〜20mmに成長した
茎伸長に未移行の時点で、種子基部より５mm位の部位を
切断する。
発根部を切断されたものは直根の一部を失いその代替と
して側根が同時に２〜４本発生し成長する。
して側根が同時に２〜４本発生し成長する。
１種子を流水又は溜水（溶存酸素に留意）に浸し発芽促
進したものを短時間で表面乾燥させ布にスプレーのりを
噴霧し前記の種子をまんべんなく付着させる（種子布） ２播き箱の深さ30mmのものを使用、底部に通気孔を開け
床土を入れる。床土の表面を平にし種子布を種子が床土
に接するように置く、更に種子布の上に細礫を置く、こ
れは発根部位が均等に一定の深さを保持するためのもの
である。
進したものを短時間で表面乾燥させ布にスプレーのりを
噴霧し前記の種子をまんべんなく付着させる（種子布） ２播き箱の深さ30mmのものを使用、底部に通気孔を開け
床土を入れる。床土の表面を平にし種子布を種子が床土
に接するように置く、更に種子布の上に細礫を置く、こ
れは発根部位が均等に一定の深さを保持するためのもの
である。
３根長10〜20mm伸びた時点で発根基部から約５mmの部位
を種子布に平行して鋭利な刃物で集団断根を行う。
を種子布に平行して鋭利な刃物で集団断根を行う。
４上記の処置された種子を直播することにより同一個体
から発生した側根は、同一性質を保持し同一速度で伸長
肥大する。
から発生した側根は、同一性質を保持し同一速度で伸長
肥大する。
本考案は、上述の操作により次に記載する効果を奏す
る。
る。
従来の長根種の品質を変えることなく１ｍに近い根長を
その30％近くに短縮することができた。根伸長速度は直
根１本のものに比較して側根２〜４本発生するが同一で
ある。これは複数根による共育の効果と思われる。
その30％近くに短縮することができた。根伸長速度は直
根１本のものに比較して側根２〜４本発生するが同一で
ある。これは複数根による共育の効果と思われる。
従来市販されているものは約30cmにカットされ消費者に
渡る。栽培期間が長期にわたれば空どうや根身硬化等品
質の低下を招きやすい。それに比較して本考案は播種後
冬期90日夏期60日で１株当り約2,7本の揃った側根が得
られる。重量は１株80ｇ（１本当り30ｇ）で根長30cm位
いの香り高い新ごぼうが収穫できる。
渡る。栽培期間が長期にわたれば空どうや根身硬化等品
質の低下を招きやすい。それに比較して本考案は播種後
冬期90日夏期60日で１株当り約2,7本の揃った側根が得
られる。重量は１株80ｇ（１本当り30ｇ）で根長30cm位
いの香り高い新ごぼうが収穫できる。
以上のことから従来の深根性を浅根性に転換し、省力化
と少資本で回転度の高い年間栽培が可能である。
と少資本で回転度の高い年間栽培が可能である。
第１図は断根する発芽種子を表わす図である。 １……種実 ２……直根 ３……カットする部分
Claims (1)
- 【請求項１】ごぼうにおいて、種子から伸びた根を切断
した種子
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990047780U JPH0631847Y2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 断根した発芽種子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990047780U JPH0631847Y2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 断根した発芽種子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539210U JPH0539210U (ja) | 1993-05-28 |
| JPH0631847Y2 true JPH0631847Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=12784889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990047780U Expired - Lifetime JPH0631847Y2 (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 断根した発芽種子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631847Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7201249B2 (ja) * | 2020-05-01 | 2023-01-10 | 株式会社アグリ技術研究所 | 植物の発根力を向上させるための種子処理方法及び発根力を向上させるための処理を施した種子 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6379538A (ja) * | 1986-09-24 | 1988-04-09 | 株式会社ホクエイ | 紙筒苗の育苗及び移植方法 |
-
1990
- 1990-05-07 JP JP1990047780U patent/JPH0631847Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6379538A (ja) * | 1986-09-24 | 1988-04-09 | 株式会社ホクエイ | 紙筒苗の育苗及び移植方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0539210U (ja) | 1993-05-28 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |