JPH0631835Y2 - 咽喉マイクロホンの保持装置 - Google Patents

咽喉マイクロホンの保持装置

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JPH0631835Y2
JPH0631835Y2 JP8495988U JP8495988U JPH0631835Y2 JP H0631835 Y2 JPH0631835 Y2 JP H0631835Y2 JP 8495988 U JP8495988 U JP 8495988U JP 8495988 U JP8495988 U JP 8495988U JP H0631835 Y2 JPH0631835 Y2 JP H0631835Y2
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JP
Japan
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microphone
throat
throat microphone
holder
neckband
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP8495988U
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JPH025996U (ja
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静男 石田
聡 内村
隆志 安達
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Audio Technica KK
Original Assignee
Audio Technica KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、咽喉マイクロホンの保持装置に関し、特に
詳しく言うと、ワンタッチで不快な装着感を与えること
なく咽喉マイクロホンを咽喉部に確実に圧着させて装着
できるようにした咽喉マイクロホンの保持装置に関す
る。
[従来技術] 使用者の咽喉部に振動ピックアップマイクロホンを当て
るようにして装着し、咽喉部の発声による振動を捕ら
え、音声信号として出力する咽喉マイクロホンは、周囲
環境の騒音や雑音をカットして装着者の音声のみを取り
出すことができるため、例えば工事現場における連絡や
オートバイの無線通信機のマイクロホン等に普及されつ
つある。
このような咽喉マイクロホンを使用者の咽喉部に装着す
るには、装着者の首の回りを1巻するのに十分な長さの
ゴムバンドのような弾性バンドの略中央部に咽喉マイク
ロホンを固定し、バンドの両端に面ファスナを取付け
て、首の回りにガタ付かないように止める方法が採用さ
れている。
[考案が解決しようとする課題] このような装着装置は構成的には簡単であるが、装着時
にはマイクロホンがずり下がらないように多少強めにバ
ンドを締める必要があり、首の後でバンドを止めるよう
になっているため、スムーズな固定が行なわれ難く、ま
た首全体を圧迫し、違和感が生じ、長時間の使用には耐
えられない欠点がある。
そこでこの考案の目的は不快な装着感を与えることなく
咽喉マイクロホンを咽喉部に確実に圧着させるように装
着できるようにした咽喉マイクロホンの保持装置を提供
することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案の咽喉マイクロホン
の保持装置は、咽喉部の両側部を弾性的に挟持するよう
に構成され、その面には少なくとも1つの開口が形成さ
れたネックバンドと、開口に離脱可能に圧入される突起
がその前面に形成され、後面には咽喉マイクロホンをそ
の集音部が咽喉部に当接するように保持するマイクロホ
ンホルダとを有し、咽喉マイクロホンにはマイクロホン
ホルダに形成された挿入口に挿入される舌片が形成され
ていることを特徴とするものである。
[作用] このような構成によれば、咽喉マイクロホンはその舌片
をマイクロホンホルダの挿入口に差し込むだけのワンタ
ッチ操作で、マイクロホンホルダに固定され、このマイ
クロホンホルダはその突起をネックバンドの開口に圧入
するワンタッチ操作でネックバンドに固定される。この
ため、咽喉マイクロホンの接続コードに必要以上の力が
加わった場合には、咽喉マイクロホンあるいはマイクロ
ホンホルダは外れ、咽喉マイクロホンの破損を防ぐとと
もに、装着者にも無理な力が加わるのを防止できる。ま
たネックバンドの開口を多数設けることにより最適な装
着位置に咽喉マイクロホンをセットできる。更に、ネッ
クバンドには遊びがあるので、首の太さに関係なく咽喉
マイクロホンを確実に固定することができる。
[実施例] 以下、この考案の咽喉マイクロホンの保持装置の一実施
例を図面について説明すると、使用者の咽喉部の後側を
略半分程取り囲むように略U字状に形成されたネックバ
ンド1は、NT合金のような超弾性合金あるいはステン
レス板のような弾性金属で構成されている。この弾性金
属は所望によりその外周を一体成形合成ゴム等の弾性材
で被覆してもよい。ネックバンド1の両端部2は指の掛
かりを行ないやすくするため、それぞれ外方に曲げられ
ている。ネックバンド1の略中央から適当な間隔を置い
た左右位置には、ネックバンド1の長さ方向に間隔を置
いてそれぞれ3つずつ開口3が形成されている。
各3つの開口3には、マイクロホンホルダ4の裏面に略
水平に突出するように形成された突起5が圧入される。
これら突起5は、マイクロホンホルダ4の裏面から略開
口3の直径に等しい直径を有しその軸方向長さはネック
バンド1の厚みに略等しい円柱部とこの円柱部の先端に
同軸上に形成された略円錐台形の先端部とから構成さ
れ、円柱部に接する先端部下端の直径は開口3の直径よ
り僅かに大きく構成されている。マイクロホンホルダ4
はゴムあるいは弾性合成樹脂等で構成され、その前面に
は咽喉マイクロホンユニット6の後部が嵌合される凹所
7が形成されている。この凹所7の底部には、この凹所
7の深さ方向に対して略直交する方向に延在し、マイク
ロホンホルダ4の長手方向両端部に開口するスリット状
の細孔8が形成されている。また、マイクロホンホルダ
4の前面には、その長手方向一端部から凹所7にそれら
の両端部が開放するように溝9が形成されている。
装着者の咽喉部に当てられて発声による振動を捕らえる
咽喉マイクロホンユニット6は、その内部に振動ピック
アップマイクロホン(図示しない)を収納するケース11
を有し、このケース11は金属あるいは硬質合成樹脂等で
構成されている。ケース11の両側面には、マイクロホン
ホルダ4の凹所7に嵌合された時、その細孔8に挿入さ
れる舌片部12が突出するように一体的にそれぞれ形成さ
れている。咽喉マイクロホンユニット6の接続コード13
はケース11の一側面から振動ピックアップマイクロホン
に接続されており、この接続コード13は溝9に圧入され
て保持される。なお、装着者の咽喉部に当接する咽喉マ
イクロホンユニット9の部分には、図示していないが、
ウレタンフォームのような弾性クッション材で被覆して
もよい。
このように構成された咽喉マイクロホンを使用する場合
には、まずマイクロホンホルダ4の両端を持って、突起
5側が内側になるように折り曲げる。これにより2つの
細孔8間が広がることになるので、この状態で細孔8に
咽喉マイクロホンユニット6のケース11の両側の舌片部
12を差し込む。このようにマイクロホンホルダ4と咽喉
マイクロホンユニット6の取付けはワンタッチで行なう
ことができる。その後、接続コード13を溝9内に圧入す
ることにより、咽喉マイクロホンユニット6と接続コー
ド13とは、マイクロホンホルダ4から突出することな
く、このホルダ4に保持される。このようにして咽喉マ
イクロホンユニット6を保持したマイクロホンホルダ4
は、その3つの突起5をネックバンド1の一方の3つの
開口3に圧入するようにして嵌め込む。これによりネッ
クバンド1には咽喉マイクロホンユニット6がワンタッ
チで保持される。そして装着者の首の前方からネックバ
ンド1を差し込むようにして装着すればよい。ネックバ
ンド1は超弾性を備えた合金で作られているので、首の
太さに合わせてその両端を弾性力に抗して押し広げるよ
うにして装着すればよい。これにより首の両端部には、
咽喉マイクロホンユニット6側のマイクロホンホルダ4
が接するだけであり、首に対する接触面積は小さく、マ
イクロホンホルダ4は弾性体で構成されているので、圧
迫感が弱まり、違和感なく使用することができる。装着
中は、ネックバンド1により常時2つの咽喉マイクロホ
ンユニット6が相接するように弾性的に押圧されてお
り、これにより急激に頭を動かしてもいずれか一方の咽
喉マイクロホンユニット6で音声を拾うことができ、動
きが激しい場所や、信頼性が要求される場所での使用に
効果を奏することができる。
装着中に接続コード13に必要以上の力が加わった場合に
は、接続コード13が溝9から外れ、更に舌片部12が細孔
8から外れて、咽喉マイクロホンユニット6がマイクロ
ホンホルダ4から外れたり、マイクロホンホルダ4の突
起5がネックバンド1の開口3から外れて、マイクロホ
ンホルダ4とともに咽喉マイクロホンユニット6が外れ
るので、咽喉マイクロホンユニット6の破損を防ぐとと
もに、装着者にも無理な力が加わるのを防止できる。
上述実施例では、マイクロホンホルダ4の凹所7の左右
方向長さは、略咽喉マイクロホンユニット6のケース11
の左右方向長さに等しくして、咽喉マイクロホンユニッ
ト6を密に嵌合しているが、マイクロホンホルダ4の凹
所7の左右方向長さをケース11のそれより僅かに長くし
ておき、ケース11が左右いずれか一方に片寄った時に
は、他方側の舌片部12が細孔8から外れるようにしても
よい。
また、上述実施例ではネックバンド1は装着者の咽喉部
の両側にそれぞれ咽喉マイクロホンユニット6を当てが
うようにしているが、装着者の動きが少ない場合は、咽
喉マイクロホンユニット6は1つでもよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案の咽喉マイクロホンの保持装置
は、咽喉マイクロホンがその舌片をマイクロホンホルダ
の挿入口に差し込むだけのワンタッチ操作で、マイクロ
ホンホルダに固定され、このマイクロホンホルダはその
突起をネックバンドの開口に圧入するワンタッチ操作で
ネックバンドに固定できるので、取付け、取外し操作は
極めて簡単に行なうことができる。このワンタッチ装着
は、咽喉マイクロホンの接続コードに必要以上の力が加
わった場合には、咽喉マイクロホンあるいはマイクロホ
ンホルダは外れ、咽喉マイクロホンの破損を防ぐととも
に、装着者にも無理な力が加わるのを防止できる。また
ネックバンドの開口を多数設けることにより最適な装着
位置に咽喉マイクロホンをセットできる。更に、ネック
バンドには遊びがあるので、首の太さに関係なく咽喉マ
イクロホンを確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のマイクロホン支持装置の一実施例を
装着状態とともに示す正面図、第2図は装着状態を示す
平面図、第3図はそのネックバンドとユニットホルダお
よびマイクロホンユニットとを分離して示す斜視図であ
る。 図面において、1はネックバンド、3は開口、4はマイ
クロホンホルダ、5は突起、6は咽喉マイクロホンユニ
ット、7は凹所、8は細孔、9は溝、11はケース、12は
舌片部、13は接続コードである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安達 隆志 東京都千代田区三番町8番地7 (第25興 和ビル) ユアサ産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−121325(JP,U) 実公 昭51−29676(JP,Y2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】咽喉マイクロホンを咽喉部に接触するよう
    に保持する咽喉マイクロホンの保持装置において、前記
    咽喉部の両側部を弾性的に挟持するように構成され、そ
    の面には少なくとも1つの開口が形成されたネックバン
    ドと、前記開口に離脱可能に圧入される突起がその前面
    に形成され、後面には前記咽喉マイクロホンをその集音
    部が前記咽喉部に当接するように保持するマイクロホン
    ホルダとを有し、前記咽喉マイクロホンには前記マイク
    ロホンホルダに形成された挿入口に挿入される舌片が形
    成されていることを特徴とする咽喉マイクロホンの保持
    装置。
  2. 【請求項2】前記マイクロホンホルダには、弾性体で構
    成され、前記咽喉マイクロホンの後面部を嵌合する凹部
    が形成され、この凹所の底部には凹所の深さ方向に対し
    て略直交する方向に延在するように前記挿入口が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の咽喉マイク
    ロホンの保持装置。
JP8495988U 1988-06-27 1988-06-27 咽喉マイクロホンの保持装置 Expired - Lifetime JPH0631835Y2 (ja)

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JP8495988U JPH0631835Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 咽喉マイクロホンの保持装置

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JP8495988U JPH0631835Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 咽喉マイクロホンの保持装置

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Publication Number Publication Date
JPH025996U JPH025996U (ja) 1990-01-16
JPH0631835Y2 true JPH0631835Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=31309640

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JP8495988U Expired - Lifetime JPH0631835Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 咽喉マイクロホンの保持装置

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JP6503559B2 (ja) * 2014-10-20 2019-04-24 ソニー株式会社 音声処理システム

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JPH025996U (ja) 1990-01-16

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