JPH06318354A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH06318354A
JPH06318354A JP5127741A JP12774193A JPH06318354A JP H06318354 A JPH06318354 A JP H06318354A JP 5127741 A JP5127741 A JP 5127741A JP 12774193 A JP12774193 A JP 12774193A JP H06318354 A JPH06318354 A JP H06318354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
roller
magnetic recording
tape
tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP5127741A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ando
昌弘 安藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06318354A publication Critical patent/JPH06318354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の異なるサイズのテープカセットを装填
可能な装置に対して、小サイズのテープカセットの装填
場所を考慮することなく装填することができるようにす
る。 【構成】 フロントパネルに設けた開口部へ出入可能に
配備されたカセットトレイ13を備え、このカセットト
レイ13に対して大、小2種類のケーシングサイズのカ
セット24,26が装填可能で、かつこれらに対する磁
気記録再生が可能な磁気記録再生装置において、小サイ
ズのカセット24がカセットトレイ13に装填された
際、その装填場所にかかわらずカセット24を規定の位
置へ移動させる位置決め手段を設け、装填時の場所にか
かわらず適正位置へセットできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なるケーシングサイ
ズを有する複数のテープカセットの装填が1つのトレイ
によって可能な磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大きさの異なる少なくとも2種類
以上のカセット装着装置のカセットトレイについては、
夫々の大きさ、つまり小カセット用、大カセット用とい
うように各カセット用の大きさに凹部等があり、トレイ
上で決まった位置に置くような構造になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、フロントパネルより出たトレイに大きさの異
なるカセットを置く場合、夫々の大きさの異なるカセッ
トの指定された場所にカセットを置かねばならず、装着
しづらいという欠点があった。また、決められた位置以
外にカセットを置くと装着できないという欠点もあっ
た。
【0004】本発明の目的は、複数の異なるサイズのテ
ープカセットを装填可能な装置に対して、小サイズのテ
ープカセットの装填場所を考慮することなく装填するこ
とが可能な磁気記録再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、フロントパネルに設けた開口部へ出
入可能に配備されたカセットトレイを備え、このカセッ
トトレイに対して大、小2種類のケーシングサイズのテ
ープカセットが装填可能で、かつ装填されたテープカセ
ットに対する磁気記録再生が可能な磁気記録再生装置に
おいて、前記小サイズのテープカセットが前記カセット
トレイに装填された際、その装填位置にかかわらず前記
テープカセットを規定の位置へ移動させる位置決め手段
を設けるようにしている。
【0006】前記位置決め手段としては、例えば、先端
に回転ローラを備えた開脚自在な一対のレバーを備える
構成が考えられ、前記一対の回転ローラが装填された前
記テープカセットの両側部に向けて接近した後、当接し
た回転ローラの回転に応じて前記テープカセットを規定
位置へ引き寄せるようにすればよい。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、カセットトレイは大サ
イズのテープカセットに適合した形状を有しながら小サ
イズのテープカセットを装填することを可能とし、小サ
イズのテープカセットに対しては装填場所を指定する手
段をもたない。小サイズのテープカセットがカセットト
レイに載置されると、このテープカセットがカセットト
レイ内のどの場所に置かれた場合でも、位置決め手段に
よって回転ドラムやキャプスタンとの関係において最適
な位置(規定のストップ位置)まで移動し、位置決めが
行われる。これにより、小サイズのテープカセットの置
き場所を考えることなくカセットトレイにセットするこ
とが可能になると共に、構成の簡略化を図ることができ
る。
【0008】また、小サイズのテープカセットの適正位
置への移動は、大サイズのテープカセットのときには障
害とならず、小サイズのテープカセットの装填時にトレ
イ内側へレバーを回動させ、その先端のローラをカセッ
トがヘッド方向へ送り出すように回転駆動することで実
行される。これにより、簡単な構成により小サイズのテ
ープカセットを適正位置に位置決めすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明による磁気記録
再生装置の一実施例を示す平面図である。また、図2は
図1の実施例の正面図である。
【0011】図1及び図2において、1はベースとなる
メカニズムシャーシ、2は端部寄りに設けられているキ
ャプスタン、3はキャプスタン2に隣接して設けられる
回転ドラム、4はキャプスタン2に対向する位置及び近
傍に設けられる複数の回転ポスト、5は回転ポスト4の
間に設けられる固定ポスト、6はメカニズムシャーシ1
に設けられてカセットの位置決めを行うための位置決め
ピン、7はSカセット(小カセット)またはLカセット
(大カセット)により軸間が移動するリール台、8はカ
セットトレイを水平方向へ移動させるためのモータ、9
はモータ8の回転軸に設けられているギア、10はギア
9に噛合するように水平配置されたラックである。
【0012】また、11はカセットホルダ25を下降さ
せるための駆動源となるモータ、12はモータ11の回
転軸に設けられているギア、13は載置されたカセット
をヘッド方向へ搬送するためのカセットトレイ、14は
ギア12に噛合するようにカセットトレイ13の側面に
垂直に配設されたラック、15はローラ18を回転させ
るための駆動源となるモータ、16はローラ17に回転
力を伝達するためのゴムベルト、17はテープカセット
をその側面から押圧するためのローラ、18はモータ1
5の回転軸に設けられているローラ、19はローラ18
の反対側のカセットトレイ13の縦方向に設けられるロ
ーラ、20はローラ21に回転力を伝達するためのベル
トである。
【0013】さらに、21はベルト20が懸架されるロ
ーラ、22はローラ19に圧接するローラ、23はメカ
ニズムシャーシ1内のほぼ全幅に張架されるベルト、2
4は小サイズのカセット、25はカセットを搬送してホ
ールドするカセットホルダ、26は台サイズのカセッ
ト、27はローラ31とローラ32を連動させて回転さ
せるためのベルト、28はカセットトレイ13の上面よ
り露出するローラ、29はベルト23を介してローラ2
8の回転力が付与されるローラ、31はローラ28に同
軸に取り付けられるローラ、30はローラ31に一端が
懸架されるベルト、32はベルト30の他端が懸架され
てローラ31の回転力が伝達されるローラである。
【0014】次に、以上の構成による実施例の動作につ
いて説明する。
【0015】引き出された状態にあるカセットトレイ1
3に対し、小サイズのカセット24を任意の位置に載せ
ることにより不図示の手段によってスイッチが入り、モ
ータ15が回転を開始する。モータ15が回転すること
によってローラ18は反時計方向へ回転し、ベルト16
を介して、ローラ17は図1に示すように反時計方向へ
回転しながらカセット24方向へ移動する。ローラ17
は移動の過程で小サイズのカセット24の側面に当接
し、その回転力を用いてカセット24を図1の左側へ移
動させようとする。
【0016】さらに、ローラ18が回転することによっ
てローラ32が回転し、ベルト27を介してローラ31
が回転する。そして、ローラ31とローラ28は軸で連
結されているため、ベルト23を介してローラ29が回
転し、これによりベルト30を介してローラ22が回転
し、ローラ19が回転する。
【0017】ローラ19の内部には不図示のフリクショ
ン機構が入っており、これによりローラ21はベルト2
0を介して回転しながら矢印方向(時計方向)へ回転移
動し、ついにはカセット24の側面に当接し、カセット
24を図1の左方向へ移動させようとする。これによ
り、カセット24はストッパAまで行くと止まり(図で
は上側より下側の隙間の方が大きいが、先に上側のカセ
ット24の端がストッパAで止まり、下側のカセット2
4の端がストッパAで止まる)、ストッパA−Aの2点
間に対して平行になる。
【0018】そして、カセット24の左右の隙間(図示
の上下のトレイとの隙間)もローラ19とローラ18に
内蔵された不図示の回転角ストッパにより、両方共に同
一隙間となり、カセット24はカセットホルダ25の中
央に位置する。この状態が図3及び図4に示す状態であ
る。この状態でモータ8の駆動によりギア9が回転し、
このギア9に噛合するラック10が移動することによ
り、カセットトレイ13は図の左方向へ移動する。
【0019】カセットトレイ13がメカニズムシャーシ
1の上にくると、モータ11が回転し始め、さらにギア
12が回転することによりカセット24の載ったカセッ
トホルダ25が下方向へ移動し、メカニズムシャーシ1
の位置決めピン6のところまで下がって固定される。そ
して、テープをカセット24から引き出し、テープパス
を形成する状態になる。これが、図5及び図6に示す状
態である。
【0020】一方、大サイズのカセット26の場合もカ
セット24と同様の動作となるが、カセットホルダ25
により左右の位置が決まってしまうのでローラ17及び
ローラ21は機能せず、正規のカセットの位置でカセッ
ト装填がなされる。この状態を示したのが、図6,図
7,図8及び図9である。
【0021】(実施例2)上記実施例では、駆動源とし
てモータを3個用いたが、1個のみとする構成も可能で
ある。この場合、カセットトレイ13が移動するのに連
動してカセットホルダ25を下降させる機構をカム及び
レバー等により構成し、かつ、カセットトレイ13の移
動に連動させてローラ17やローラ21を回転する手段
を設けることになる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0023】請求項1の磁気記録再生装置においては、
フロントパネルに設けた開口部へ出入可能に配備された
カセットトレイを備え、このカセットトレイに対して
大、小2種類のケーシングサイズのテープカセットが装
填可能で、かつ装填されたテープカセットに対する磁気
記録再生が可能な磁気記録再生装置において、前記小サ
イズのテープカセットが前記カセットトレイに装填され
た際、その装填位置にかかわらず前記テープカセットを
規定の位置へ移動させる位置決め手段を設けたので、小
サイズのテープカセットの置き場所を考えることなくカ
セットトレイにセットすることが可能になると共に、構
成の簡略化を図ることができる。
【0024】請求項2の磁気記録再生装置においては、
前記位置決め手段は、先端に回転ローラを備えた開脚自
在な一対のレバーを備え、前記一対の回転ローラが装填
された前記テープカセットの両側部に向けて接近し、当
接した回転ローラの回転に応じて前記テープカセットを
規定位置へ引き寄せるようにしたので、簡単な構成によ
り小サイズのテープカセットを適正位置に位置決めする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す平面図である。
【図2】図1の実施例の正面図である。
【図3】本発明により小サイズカセットが適正位置に位
置決めされた状態を示す平面図である。
【図4】図3の状態における平面図である。
【図5】図3の状態からテープがカセットより引き出さ
れ、テープパスが形成された状態を示す平面図である。
【図6】図5の構成の正面図である。
【図7】大サイズのテープカセットが装填され、位置決
めが完了した状態を示す平面図である。
【図8】図7の構成の正面図である。
【図9】図8の状態からテープがカセットより引き出さ
れ、テープパスが形成された状態を示す平面図である。
【図10】図9の構成の正面図である。
【符号の説明】
1 メカニズムシャーシ 2 キャプスタン 3 回転ドラム 4 回転ポスト 5 固定ポスト 6 位置決めピン 7 リール台 8,11,15 モータ 9,12 ギア 10,14 ラック 13 カセットトレイ 16 ゴムベルト 17,18,19,21,22 ローラ 20,23,27,30 ベルト 24 小サイズのカセット 25 カセットホルダ 26 大サイズのカセット 28,29,30,32 ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントパネルに設けた開口部へ出入可
    能に配備されたカセットトレイを備え、このカセットト
    レイに対して大、小2種類のケーシングサイズのテープ
    カセットが装填可能で、かつ装填されたテープカセット
    に対する磁気記録再生が可能な磁気記録再生装置におい
    て、前記小サイズのテープカセットが前記カセットトレ
    イに装填された際、その装填位置にかかわらず前記テー
    プカセットを規定の位置へ移動させる位置決め手段を有
    することを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、先端に回転ローラ
    を備えた開脚自在な一対のレバーを備え、前記一対の回
    転ローラが装填された前記テープカセットの両側部に向
    けて接近し、当接した回転ローラの回転に応じて前記テ
    ープカセットを規定位置へ引き寄せることを特徴とする
    請求項1記載の磁気記録再生措置。
JP5127741A 1993-05-06 1993-05-06 磁気記録再生装置 Pending JPH06318354A (ja)

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JP5127741A JPH06318354A (ja) 1993-05-06 1993-05-06 磁気記録再生装置

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JP5127741A JPH06318354A (ja) 1993-05-06 1993-05-06 磁気記録再生装置

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JPH06318354A true JPH06318354A (ja) 1994-11-15

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ID=14967539

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5127741A Pending JPH06318354A (ja) 1993-05-06 1993-05-06 磁気記録再生装置

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