JPH0631816Y2 - 高周波信号選択出力回路 - Google Patents

高周波信号選択出力回路

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JPH0631816Y2
JPH0631816Y2 JP1987118379U JP11837987U JPH0631816Y2 JP H0631816 Y2 JPH0631816 Y2 JP H0631816Y2 JP 1987118379 U JP1987118379 U JP 1987118379U JP 11837987 U JP11837987 U JP 11837987U JP H0631816 Y2 JPH0631816 Y2 JP H0631816Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、高周波信号選択出力回路に関する。特にビデ
オテープレコーダ(VTR)のRFモジユレータユニッ
ト(実開昭59−171431、H03K17/74参
照)に使用される高周波信号選択出力回路に関する。
(ロ)従来の技術 チューナ内蔵の一般のVTRは、アンテナからの高周波
信号(第1高周波信号)を入力する。そして、このVT
Rは、この第1高周波信号とRFモジユレータからの高
周波信号(第2高周波信号)を選択的にテレビジヨン受
像機に出力する。
このVTRの概略を第4図に示す。
第4図に於いて、(10)はアンテナ、(12)はVTR、(14)
は2分配器、(16)はVTR内蔵チユーナ、(18)は記録再
生回路(VTR本体)である。(22)はビデオ信号を3チ
ヤンネル又は4チヤンネル(これは米国使用、日本の場
合は1チヤンネル又は2チヤンネルである)の高周波信
号に変換するRFモジユレータである。(24)は2分配器
(14)からの第1高周波信号を遮断する第1スイッチ手
段、(26)はRFモジユレータ(22)からの第2高周波信号
を遮断する第2スイッチ手段である。(100)はテレ
ビジヨン受像機(VT)である。
(A)はアンテナ入力端子、(B)はVTR内蔵チユーナ用の
出力端子、(C)は分配された第1高周波信号の入力端
子、(D)はTV用出力端子、(E)は第1第2スイッチ手段
(24)(26)制御用の制御電圧が印加される制御端子であ
る。尚、通常のVTR(12)では制御端子(E)に制御用電
圧を印加して、第1第2スイッチ手段(24)(26)をオンと
して第2高周波信号をTV(100)に出力する場合の
み、RFモジユレータ(22)を動作せしめている。このた
め、制御端子(E)は、通常RFモジユレータ(22)の電源
電圧供給用端子と兼用されている。(F)はTV(10
0)のアンテナ入力端子である (l1)は第1高周波信号を入力端子(C)よりTV用出
力端子(D)に伝える第1伝送路である。この第1伝送路
(l1)には前記第1スイッチ手段(24)が挿入されてい
る。(l2)は第2高周波信号をRFモジユレータ(22)
よりTV用出力端子(D)に伝える第2伝送路である。こ
の第2伝送路(l2)には前記第2スイッチ手段(26)が
挿入されている。
この第1第2スイッチ手段(24)(26)は相補的に第1第2
高周波信号を遮断する。TV(100)に第1高周波信
号を選択出力する場合、制御端子(E)はローレベルであ
り、第1第2スイッチ手段(24)(26)は共にオフとなり、
第2スイッチ手段(26)は第2伝送路(l2)を遮断し、
第1スイッチ手段(24)は第1伝送路(l1)に第1高周
波信号を伝送する。又RFモジユレータ(22)は不動作と
なる。アンテナ(10)からの第1高周波信号は、アンテナ
入力端子(A)、2分配器(14)、入力端子(C)、第1伝送路
(l1)を介してTV用出力端子(D)に印加されて、T
V(100)に入力端子される。
又、TV(100)に記録再生回路(18)の出力を選択出
力する場合、制御端子(E)はハイレベルであり、第1第
2スイッチ手段(24)(26)は共にオンとなる。依つて、第
2スイッチ手段(26)は第2伝送路(l2)を導通し、第
1スイッチ手段(24)は第1伝送路(l1)を地絡して第
1高周波信号を減衰せしめて実質的にこの第1伝送路
(l1)を遮断している。又、RFモジユ−ータ(22)に
は、電源電圧が印加されて動作状態となる。記録再生回
路(18)から出力された信号(Video.Sound)は,RFモ
ジユレータ(22)で3チヤンネル又は4チヤンネルの高周
波信号(第2高周波信号)に変換されて出力される。こ
の第2高周波信号は、第2伝送路(l1)を介してTV
用出力端子(D)に出力されて、TV(100)に入力さ
れる。
次にRFモジユレータユニットの回路を第5図に示す。
RFモジユレータユニット(30)は、第4図の2分配器(1
4)、第1第2伝送路(l1)(l2)、RFモジユレー
タ(22)等の高周波回路をシールド筐体(33)に収めたもの
である。
尚、第5図に於て、第4図と同一部分には同一符号を付
している。第5図に於いて、(22)はRFモジユレータ用
IC、(E)は電源端子(制御端子)、(22V)は3チヤンネ
ル又は4チヤンネルの高周波信号に変換された映像信号
(第2高周波信号)が出力される映像映像出力端子、
(22S)は3チヤンネル又は4チヤンネルの高周波信
号に変換された音声信号(第2高周波信号)が出力され
る音声出力端子、(22F)はこのRFモジユレータ(2
2)での高周波信号への変換を3チヤンネルとするか4チ
ヤンネルとするかを設定するための端子である。
(R1)(R2)は夫々映像・音声出力端子(22V)
(22S)からの信号のレベルを製品の仕様に合わせて
減衰するための抵抗である。(C1)(C2)は直流カ
ット用のコンデンサ、(R3)は出力インピーダンスを
75Ωにするための抵抗である。(g)は接続点である。
(32)は72MHz以下を通過せしめるローパスフイルタで
ある。このローパスフイルタ(32)はコイル(L1)(L
2)、コンデンサ(C3)(C4)(C5)で構成され
る。このローパスフイルタ(32)は、RFモジユレータ(2
2)より出力される3チヤンネル又は4チヤンネル(60
MHz〜72MHz)の第2高周波信号を通過せしめるべく
使用する。そして、このローパスフイルタ(32)は、この
3又は4チヤンネルの第2高周波信号の高次高調波成分
(例えば2次高調波成分は120〜150MHzである)
を取り除いている。(Q3)は前記第2スイッチ手段(2
6)を構成するNPN型トランジスタである。
(A)はVHF.uHF帯(54MHz〜約900MHz)の
テレビジヨン放送信号(第1高周波信号)が入力される
アンテナ入力端子である。(14)は2分配器である。(34)
はトランジスタ(Q1)(Q2)のオフ時に例えば50
MHz以上(50MHz〜1000MHzを通過せしめるハイ
パスフイルタである。このハイバスフイルタ(34)はコン
デンサ(C6)(C7)(C8)及びコイル(L3)
(L5)より成る。
トランジスタ(Q3)のオン時、つまり電源端子(E)に
電源電圧(+B)が印加されている時、第1スイッチ手
段(24)を構成するトランジスタ(Q1)(Q2)もオン
状態である。この時、接続点(h)はアース電位(基準電
位)に落とされる。つまりトランジスタ(Q1)のオン
により、第1伝送路(l1)は地絡される。しかし、高
周波信号帯域に於いては、トランジスタ(Q1)のオン
特性(導通度)は完全ではなく2分配器(14)からの第1
高周波信号は減衰されて、伝わる惧れがある。又、トラ
ンジスタ(Q2)のオンによりコンデンサ(C7)とコ
イル(L4)が並列に接続されて並列共振回路(36)(実
開昭61−7134号、H03K17/60参照)を形
成する。この並列共振回路(36)の共振周波数は3チヤン
ネル4チヤンネルの帯域(60MHz〜72MHz)になる
ように、予めコンデンサ(C7)とコイル(L4)の値
を設定している。このため、この並列共振回路(36)は3
チヤンネル及び4チヤンネルの帯域の高周波信号の伝送
を阻止する。
つまり、この並列共振回路(36)は、RFモジユレータ(2
2)からの第2高周波信号が第1伝送路(l1)を逆流し
てアンテナ入力端子(A)及びVTR内蔵用チユーナへの
出力端子(B)に漏洩するのを防止する。さらに、この並
列共振回路(36)は、アンテナ入力端子(A)に入力された
第1高周波信号(50〜900MHz)の内の3チヤンネ
ル及び4チヤンネルの信号成分(60〜72MHz)が第
1伝送路(l1)を介してTV用出力端子(D)に漏洩し
て、RFモジユレータ(22)からの第2高周波信号と混信
するのを防止する。
アンテナ入力端子(A)の第1高周波信号をTV用出力端
子(D)に選択出力する場合は、制御端子(E)に電源電圧を
印加されない。この時、RFモジユレータ(22)は動作し
ない。トランジスタ(Q1)(Q2)(Q3)はオフで
ある。この時、コンデンサ(C6)(C7)(C8)と
コイル(L3)(L5)は、50MHz以上の信号を通過
せしめるハイパスフイルタ(34)を構成する。このハイパ
スフイルタ(34)はアンテナ入力端子(A)に入力されるV
HF.UHFの全帯域の第1高周波信号を通過せしめ
る。
依つて、アンテナ入力端子(A)に入力された第1高周波
信号は、ハイパスフイルタ(34)を介してTV用出力端子
(D)に出力される。
尚、VTR内蔵チユーナ用出力端子(B)には、常時、ア
ンテナ入力端子(A)に入力された第1高周波信号が2分
配されて供給されている。
(l3)は制御端子(E)の電源電圧を各部(Q1)(Q
2)(Q3)に供給するための信号線である。(l4)
は電源電圧をRFモジユレータ(22)に供給するための信
号線である。
(R4)(R5)(R6)はトランジスタ(Q3)(Q
2)(Q1)のオンオフを制御するためのバイアス用抵
抗である。(L6)は信号線(l4)の分布インダクタ
ンスにより成る仮想のコイルである。このコイル(L
6)の効果を述べる。RFモジユレータ(22)はヒデオ信
号等を60〜72MHzの高周波信号に変換するために、
高周波のキヤリア信号発振回路を内蔵している。そし
て、当然のことながら、高周波信号は漏洩しやすい。こ
のため、端子(22B)には、このキヤリア周波数成分
及びこのキヤリアの高次高調波成分が非常に大きく洩れ
出ている。このキヤリア周波数成分等がシールド板外に
出ると、不要幅射として他回路に悪影響を与える。この
ため、コイル(L6)はキヤリア周波数成分等の伝送を
防止する。又、コンデンサ(C9)(C10)は、この
高周波のキヤリア周波数成分等を地絡して減衰せしめて
いる。尚、コイル(L6)は信号線(l4)を折曲して
積極的に作成している。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 ところで、RFモジユレータ(22)からの3チヤンネル又
は4チヤンネルの第2高周波信号をTV用出力端子(D)
に出力する場合、トランジスタ(Q3)は当然オンとな
つている。この時、トランジスタ(Q3)のベースには
この第2高周波信号が洩れている。特に映像信号用のキ
ヤリア成分はレベルが大きいので、このキヤリア成分が
特に洩れる。この洩れたキヤリア成分はバイアス抵抗
(R4)(R6)を介してトランジスタ(Q1)に流入
する。そして、このキヤリア成分がトランジスタ(Q
1)コンデンサ(C8)、2分配器(14)を介してアンテ
ナ入力端子(A)及びVTR内蔵チユーナ用出力端子(B)に
漏洩する。
このため、トランジスタ(Q3)のベースとトランジス
タ(Q1)のベース間の信号線(l3)に高周波接地用
コンデンサ(C11)を設けることも考えられる。しか
し、この信号線(l3)は分布インダクタンス(L7)
(L8)(L9)等を備えている。
実際の回路に於いて、この分布インダクタンス(L7)
(L8)(L9)が信号線のどの部分でどの位発生して
いるのか分からない。又、この分布インダクタンス(L
7)(L8)(L9)の値は製品によつて異なり一様で
ない。このため、前記高周波接地用コンデンサ(C1
1)の信号線(l3)への接続個所は、このコンデンサ
(C11)を実際に接続した後、特性を検査して、さが
し出している。しかし、このさがし出した接続個所が他
の製品に於いても通用するか否かは疑問である。
上記の様に、トランジスタ(Q3)から信号線(l3)
を介してトランジスタ(Q1)に漏洩するキヤリア成分
を取除く高周波接地用トランジスタ(C11)を取り付
けることは非常に困難である。
このため、トランジスタ(Q3)の制御電圧を信号線
(l3)より供給せずに、RFモジユレータ(22)の端子
(22B)より供給することが考えられる。この様にす
ると、トランジスタ(Q3)のベースに漏洩したキヤリ
ア成分は、コンデンサ(C9)(C10)、コイル(L
6)に依り、減衰されて、トランジスタ(Q1)には悪
影響を与えない。
しかし、前述した様にRFモジユレータ(22)の端子(2
2B)にはRFモジユレータ内のキヤリア信号発振回路
よりキヤリア周波数の高次高調波成分等が漏洩してい
る。このため、この漏洩した高次高調波成分がトランジ
スタ(Q3)を介してTV用出力端子(D)に漏洩してし
まい良くない。
本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであり、キヤ
リアの高次高調波成分の悪影響無く制御電圧を第2スイ
ッチ手段(26)に供給するための構成を提供するものであ
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、第2スイッチ手段(26)をダイオード(DD)
で構成し、このダイオード(DD)のオンオフ制御のた
めの制御電圧(バイアス電圧)を前記ローパスフイルタ
(32)の前段の第2伝送路(l2)に印加することを特徴
とする。
(ホ)作用 本考案は、上記の様な構成なので、第2スイッチ手段(2
6)に供給される制御電圧(バイアス電圧)はローパスフ
イルタ(32)により高次高調波成分が除去されるのでこの
第2スイッチ手段(26)に於いて、高次高調波成分の混入
は発生しない。
(ヘ)実施例 第1図を参照しつつ、本考案の第1実施例を説明する。
尚、第1図に於いて、第5図と同一部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。
第1図に於いて、(DD)は第2スイッチ手段(26)を構
成するダイオード部品であり、このダイオード部品(ダ
ブルダイオード)(DD)は実質的に2個のダイオード
(D1)(D2)を内蔵している。尚、第2スイッチ手
段(26)としてダイオードを使用することは、実開昭61
−158741号(H03K17/76)に示される様
に周知である。尚、ダイオードを2個使用したのは、第
2スイッチ手段(26)の誤動作を防止するためである。つ
まり、アンテナ入力端子(A)からの第1高周波信号をT
V用出力端子(D)より出力する時、ダイオードはオフで
ある。しかし、第1高周波信号のレベルが100dBμ
V〔これは、1μVを基準(0dBμV)とする表示で
ある〕以上の時に、ダイオードが1個だけであると、カ
ソード側がマイナス電位となつた時にダイオードがオン
して相互変調歪を発生する惧れがあつた。このため、ダ
イオードを2個として、第2スイッチ手段(26)の誤動作
を防止している。
(l5)は本考案の特徴を示す制御信号用信号線(バイ
アス供給手段)である。この信号線(l5)は第2伝送
路(l2)中のダブルダイオード(DD)にスイッチン
グ用バイアス電圧(制御電圧)を印加するためにローパ
スフイルタ(32)の前段(i)に接続されている。
(R3′)は出力インピーダンスを75Ωとする抵抗で
あると共に、この抵抗(R3′)はダブルダイオード
(DD)のバイアス電圧供給用抵抗としても働いてい
る。
上記回路に於いて、制御端子(E)に制御電圧が印加され
ると、信号線(l4)及び信号線(l5)を介してロー
パスフイルタ(32)の前段(i)に制御電圧が印加される。
この制御電圧はローパスフイルタ(32)を介してダブルダ
イオード(DD)のアノード側に供給されこのダブルダ
イオード(DD)を導通せしめる。
尚、端子(22B)より漏洩しているキヤリアの高次高
調波成分は、信号線(l5)にも洩れる。しかし、この
キヤリアの高次高調波成分は、ローパスフイルタ(32)で
減衰されるのでダブルダイオード(DD)には伝達され
ない。依つて、このダブルダイオード(DD)に於い
て、高次高調波信号成分の混入は発生しない。
制御端子(E)に電源電圧が印加されている時、RFモジ
ユレータ(22)は動作して第2高周波信号を出力する。そ
して前述の様にダブルダイオード(DD)がオンする。
依つて、第2高周波信号は、ローパスフイルタ(32)ダブ
ルダイオード(DD)を介してTV用出力端子(D)に出
力される。
また、この時、トランジスタ(Q1)(Q2)はオンと
なり、第1高周波信号を遮断すると共に第2高周波信号
の逆流を防止する。
第1高周波信号をTV用出力端子(D)より選択出力する
場合は、従来と同様に制御端子(E)に電源電圧を印加し
ない。
第2図に本考案の第2実施例を示す。尚、第2図に於い
て、第1図、第5図と同一部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。
第2図に於いて、ダブルダイオード(DD)をオンとす
る制御電圧は、RFモジユレータ(22)の端子(22
V′)(22S′)より出力される。つまり端子(22
V′)(22S′)の出力回路はエミッタフオロアであ
り、この端子(22V′)(22S′)からはダブルダ
イオード(DD)をオンするのに充分な電流が出力され
る。(C12)は直流カットコンデンサである。このコ
ンデンサ(C12)はインピーダンスを75Ωに設定す
るための抵抗(R3)に直流電流が流れ込んで、ダブル
ダイオード(DD)をオンとするため電流が減少するの
を防止している。
上記の回路では、ダブルダイオード(DD)をオンする
ための制御電圧が端子(22V′)(22S′)より抵
抗(R1)(R2)ローパスフイルタ(32)を介して印加
されるため、第1図の信号線(l5)を省略出来、回路
の簡単化が計れる。
上記回路に於いて、制御端子(E)に電源電圧を印加して
第2高周波信号をTV用出力端子(D)より出力する場合
は、RFモジユレータ(22)の端子(22B)に電源電圧
が印加されて、このRFモジユレータ(22)が動作する。
そして、端子(22V′)(22S′)は音声.映像の
高周波信号を出力すると共に、端子(22V′)(22
S′)より直流電圧信号を出力する。この直流電圧信号
は第2伝送路(l2)を介してダブルダイオード(D
D)をオンとする。依つて、第2高周波信号は、TV用
出力端子(D)より選択出力される。
第3図に本考案の第3実施例を示す。第3図に於いて、
第1図第2図第5図と同一部分には同一符号を符した。
第1伝送路(l1)を地絡するトランジスタ(Q1)
(Q2)を2個設けると共にそのベース間に並列共振回
路(37)を形成するコイル(45)を挿入している。
上記回路は第2図の回路と同様に動作する。この回路の
各部品の値等を述べる。尚、上記回路のコイルは空芯コ
イルであり、又、その値(ヘンリー値)は周波数によつ
て変動する。さらに、この空芯コイルはその値が調整治
具により調整される。依つて、コイルの値は参考値を示
した。
(22)…三洋電気(株)製LA7055、 (Q1)(Q2)…(株)日立製作所製2SC2735 (Q4)…(株)東芝製抵抗入りトランジスタRN24
11 (DD)…(株)東芝製1SS226 C10…0.01μF C9…0.01μF R1…4.7KΩ R2…1KΩ C12…1200pF R3…56Ω C3…39pF L1…198nH C4…68pF L2…201nH C5…33pF C13…39pF L18…290nH L13…145nH C14…27pF L14…150nH C15…22pF L15…155nH L16…153nH C16…39pF R14…180Ω C17…4pF C18…100pF L17…276nH R7…390Ω 尚、上記実施例に於いては、端子(22′S)(22′
V)からの制御電圧を共にダブルダイオード(DD)に
印加しているが、これは一方の端子の信号線にコンデン
サを挿入して、他方の端子の制御電圧のみでダブルダイ
オード(DD)をオンとしても良い。
(ト)考案の効果 上記の如く、本考案に依れば、非常に簡単な構成で第2
スイッチ手段(26)をオンするために不要な高調波信号が
混入したり、第2高周波信号成分が漏洩したりすること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す図である。 第2図は本考案の第2実施例を示す図である。 第3図は本考案の第3実施例を示す図である。 第4図は高周波信号の切換を説明するための図である。
第5図は従来例を示す図である。 (1stRF)……第1高周波信号、(A)……アンテナ入力端
子(第1入力端子)、(C)……入力端子(第1入力端
子)、TV用出力端子(D)……TV用出力端子(出力端
子)、(l1)……第1伝送路、(22)……RFモジユレ
ータ、(2ndRF)……第2高周波信号、(l2)……第
2伝送路、(24)……第1スイッチ手段(スイッチ手
段)、(26)……第2スイッチ手段(スイッチ手段)、(3
2)……ローパスフイルタ(フイルタ手段)、(DD)…
…ダブルダイオード(第1スイッチ手段、スイッチ手
段)、(i)……フイルタ手段の前段、(l5)……信号
線(バイアス供給手段)、(22′V)(22′S)…
…端子(バイアス供給手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1高周波信号を入力する第1入力端子
    と、この第1高周波信号を出力端子に伝送する第1伝送
    路と、RFモジュレータから出力された第2高周波信号
    を前記出力端子に伝送する第2伝送路と、前記第1、第
    2高周波信号を選択的に前記出力端子に出力するために
    前記第1、第2伝送路に設けられたスイッチ手段と、前
    記第2伝送路に設けられ前記第2高周波信号の高調波成
    分を取り除くフィルタ手段とを、備える高周波信号選択
    出力回路に於いて、 前記スイッチ手段を前記フィルタ手段と前記出力端子間
    の前記第2伝送路中に設けられたスイッチング用のダイ
    オードで構成すると共に、 RFモジュレータICへ電源を供給する電源供給路の信
    号、或いは、RFモジュレータICの映像出力端子及び
    音声出力端子から出力される信号を、前記フィルタ手段
    の前段より前記第2伝送路に印加して前記ダイオードに
    バイアスを加えることを特徴とする高周波信号選択出力
    回路。
JP1987118379U 1987-07-31 1987-07-31 高周波信号選択出力回路 Expired - Lifetime JPH0631816Y2 (ja)

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